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2012-12-13

JASRACもそれに批判する人も微妙認識

おおもとの発端はこれ

https://twitter.com/sokohjo1/status/278806015833694210

JASRAC雅楽の公演に突っかかるのはおかしい!がおかしいたった一つの理由。

http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996


@sophizmの日記というまとめを読んで、わかりやすい部分とちょっとピントずれしている

指摘について個人的な説明と補足

1,JASRAC著作権使用料を請求したのか

2,JASRAC雅楽管理していないのか

http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996

についてはおおむね同意。なおJASRAC管理信託されている曲を公演上利用したかの申請をしろという話

ちなみにコンサートホールでやる場合や500~1000人規模のライブをやる場合JASRACの確認とか現状の

査察みたいなものが入っているみたい。自分も500人向けのコンサートを有料で行った場合申請した。

ただしJASRAC信託曲に関しては使用料を規定通り払い、信託曲でないものは払わないというような選択は

できない。ステレオタイプの申請書に、「入場料」「どの曲をカバーたか」を記入をして、人数とチケット

から割るという前時代的な作業。


クラシック音楽は6世紀頃からあるらしいが、だからといってクラシック楽曲が全て著作権

切れなわけがない。http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996


この書き方は誤解を呼ぶ。

クラシック音楽というジャンルを示しているならば悪くない言い方だが、クラシック音楽著作権切れてい

る。いわゆる純音楽であっても近現代作曲家であれば著作権が切れていないだけ。

たとえば「スティーブ・ライヒ」(存命)や「カール・オルフ」(死後50年たってない)などはまだ50年

たってないので著作権は生きている。

http://music-bells.com/?mode=f12

雅楽も同じでジャンルとしての雅楽ならば著作権が生きているものもある。例としては吉松隆氏の現代雅楽

作曲者も存命だ。また著作権とは別に隣接権や原盤権というのもある(JASRACはこの点に関して無関係

雅楽「鳥夢の舞」CD化に関する国立劇場問題

http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/~data/Article/bunka2006.html

吉松隆

http://matome.naver.jp/odai/2134793976655349501

例えば武満徹氏の作曲した「秋庭歌」という楽曲JASRAC信託されている

そりゃそうだ武満徹氏は没後50年たっていない。


3,JASRACは何がしたかったのか

http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996

ちゃんと事務的に仕事をしているとは思うけど・・・ただ音楽利権で食っている人としては、こんなお役所

仕事じゃだめだと思う。




■まとめ■

戦時加算とかあって、ややこしいとこもあるけど。作曲者の死後50年たっている曲はパブリックドメイン

なるよ。

でも、ジャンルとしてクラシック音楽でも雅楽でも作曲者が存命だったり若しくは死後50年以内のものには

著作権発生するよ。

でもJASRACが請求するのはJASRAC信託されている曲についてだよ

 
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