はてなキーワード: 作業内容とは
パウルーッス
本日はロータリー設立記念日、日本においては天皇誕生日、税理士記念日、富士山の日、ふろしきの日、工場夜景の日でございます。
ロータリー設立記念日ってのはロータリークラブっていうのができた日がこの日だったのが由来らしいです。
高尚ですねぇ、私には縁遠い話でございます。
とはいえ人間は不思議なもんで、何故か奉仕じみた行為をしてしまうことがあります。
しかし、それは一時的なものだったりするのであまり気にすることはありません。
それが習慣化することとそれが無意識になって誤解が発生するのが問題です。
その奉仕は当たり前ではない、ということです。
それを忘れないでいきましょう。
ということで本日は【作業内容の把握よいか】でいきたいと思います。
サラリーマンなので、サボってもサボらなくても給料変わらないなら全力でサボるべきだと思ってる。
※勘違いしないでほしいが、まじめに仕事してる人のことは尊敬してます。本当に。
うちの会社は給与テーブルが公開されていて、ベテランエンジニアになっても今より月給3、4万円くらいしか上がらない。
もちろん、課長、部長、マネージャークラスになればもっともらえるが、役職なんかつきたくない。
なので昇給は当てにしてない。
まあ、特に欲しいものもないのでバリバリ働いてお金を稼ぐ理由もない。
同い年の平均年収より少し上の額をもらえてるので満足してる。
1週間以上かかりそうな仕事の見積もりはいつも3倍増しで出してる。
バッファですって言っとけば納得してもらえる。
最初の1週間で全力出して作って残りはダラダラ過ごしてる。
さすがに1時間で終わる修正とか緊急性が高い調査はすぐに報告してるが。
暇な時間はぼーっとしたり自分用便利ツール作ったりぼーっとしたり資格の勉強してる。たまに昼寝してる。
あ、別に勉強大好きって人ではないぞ。むしろ勉強大嫌い。プライベートでは一切勉強しないでひたすらゲームしてる。
タスクの報告が悩みの種。
チケットで管理してるからどんな作業内容でチケット切るかめっちゃ悩む。
そして1週間くらい溜め込むから1週間前の作業を覚えてない。1時間くらい悩む。
我ながら便利なものを作ったと思ってる。
ていうかもう作るものが思いつかない。
無能のワイが教えてやろう
だから、与えられた仕事や指示の欠陥を「ここきめなあかんやろ……」みたいなところを、サッと見つけて、適切な質問ができるわけや。
せやから全部おっけーとするんや。
質問して欲しかったら、それに対する解像度あげてもらうしかないんちゃう?
すると最初優しく質問答えててくれた人も、どんどん無能に対して厳しくなるわけや。
すると無能はどんどん萎縮するわけや。
有能な君が無能ちゃんに対して、厳しくしてるかしてないかは関係ない。
無能ちゃんに質問してもらいたかったら、質問しても怒らへんで〜っていう経験をたくさん積ませたれ。
でもまあ有能様の貴重な時間を無能の介護に使うのは時間の無駄遣いやな
とはいえ、たくさんの人を使って何かを成し遂げようとしたら、必ず無能は混じるもんや。
自分の周りは有能だけにして、それをインタフェースにして無能を使うのがミクロ的な問題解決かもしれんな。
もし有能な君が、周りの無能ちゃんにストレスを抱えてるんやったら、自分が無能ちゃんになるのも良い選択肢やな。
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gkmond これの難所は脳が優しく教えてもらった10に怒られた1でも怒られた記憶の方が強烈に残る仕様になってるとこだよなあ。
ほんまやなぁ。まあ、恐怖は生死に直結するから忌避されてるんやろうね。
翻訳してくれてありがとう。ワイが言いたかったことの一つやな。
ROYGB トラックバックでも書いてあるけど、こちらから説明したあとに、相手に内容の説明をしてもらうと理解度がわかる。具体的な作業内容を聞いてもいい。
これいいやり方に思えるやん。
実際意味を解する有能にとっては、咀嚼してるか判断できるええやり方なんやろな…
また、実装と言ってもサービスの構造設計をしたりどのクラウドを使うか、どの機能を組み合わせて使うのか検討するのも含まれる?
それともただコードを書くだけの人?
本当に最後の最後の構造やアルゴリズムが決まった後コードに書き下すだけの仕事なら単純作業かもしれないとは思うが
「プログラマは単純作業」と会社や人によって認識が変わる「人(肩書き)」に対して単純作業と言うのではなく、ちゃんと「(作業名)は単純作業」と言ってくれないと議論のしようがない
まぁ、作業内容ではなく人に対して単純作業と言うあたりがジョブディスクリプションがない、業務を構造的に考えられず役割の境界が曖昧なまま仕事をする日本らしい考え方なんだろうな
これ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/3a1987d18442c5c94ba14e29c6ea166fab1bc42b
まず第一に多分多くの人がイメージする間伐を目的とした事業じゃない。
先行するこの記事によると、これは静岡県の「森の力再生事業」によって実施されている。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1053943.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/mirai-index.html
第5 事業内容には次のようにある。
第7(1)に定める対象森林のうち荒廃した森林について、針葉樹と広葉樹との混交林へ誘導するための森林の整備であって、伊豆地域森林計画、富士地域森林計画、静岡地域森林計画及び天竜地域森林計画(以下「地域森林計画」という。)に定める「特に針広混交林化を推進すべき森林」の整備・保全の方向に即した整備並びに簡易な道及び構造物の設置等を実施する。
とある。((2)は竹藪の話。)
「間伐」という言葉でよくイメージされる、質の悪い木を選んで切っていい木をよく生育させるとか、間引き的に切って林床を明るくするとかそういう話ではない。報道でも触れられたように「森林の公共的な責任が果たせていない」植林地を広葉樹林混じりの山にすることで、山の機能を回復させようという事業だ。
間伐をしないと木の下が裸地化したりして山の水源涵養機能が落ちたり生息する生物が減ったりといいことがないのだが、補助があっても経済的に見合わず間伐できないところが今問題になっている。そういう山をもう植林を減らしてしまって広葉樹混じりの状態にすることで、山の機能を低コストで回復させようという考え方だ。静岡県も他県と同様に間伐補助がある(http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-630/zorin/hojo.html)が、その事業では間伐ができなかったのだろう。私の県でも、少々の補助をもらって間伐しても割に合わないという声は聞こえる。
国の森林総合研究所が研究結果からまとめた「広葉樹林化ハンドブック」を出しているように、この方向性は全国的なものだ。
http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/bl_pro_1/
なので「間伐」じゃないという批判についてはそりゃ間伐事業じゃないよ、という話になる。しかし、報道の感じでは権利者の人は以前やった間伐事業のイメージを今回の事業にも持っている。
報道に写っている書類は「森の力再生事業の実施に関する協定書」だと思われるが、その最初にはこのように書いてある。(R3年版様式)
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/documents/jisshiyoukou_youshiki.pdf
第1条 静岡県 農林事務所長 (以下「甲」という。)、権利者 (以下「乙」という。)及び整備者 (団体の名称及び代表者名)(以下「丙」という。) は、第3条に掲げる森林を針葉樹及び広葉樹の混交林又は多様性のある広葉樹林等へ誘導することにより、土砂災害の防止、水源の涵養など森林が発揮すべき公益的機能を回復させるため、その事業の速やかな実施と事業実施後の適正な管理を三者が協力して確保することを目的に、次の条項により協定を締結する。
また、協定書の2枚目にはこのように書いてある。
2 前項の丙が実施する整備の内容は、次に掲げる整備であって、要綱等に定める整備計画書に基づくものとする。
(1) 環境伐(広葉樹の自然発生を目的に、対象森林のおおむね40%にあたる本数のスギ、ヒノキの人工林を伐採するものをいう)
(2) 整理伐(適正な立木密度への誘導や樹種の転換を図るために、竹林、広葉樹林等を伐採するものをいう)
(3) 倒木又は倒木の恐れのある立木の処理
(4) 伐採木竹等の林地外への流出を防止するための集積、破砕、搬出等の林内の整理
(5) 広葉樹の植栽
(6) 土砂の流出や土壌の侵食を防止するための簡易な木竹製の構造物の設置
混交林または広葉樹林に誘導するための事業ですよと最初にきっちり書いてあり、作業内容としても間伐ではなく40%伐採して広葉樹の自然発生を目指すことが書いてあるわけだが、書いてあってもご理解いただくのは森林組合の役割だろう。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1073631.html
権利者の人は間伐でないと主張しているので報道もその論調だ。荒らして放置するくらいならいっそ山での針葉樹生産を縮小しませんか、という重要な転換の話なので、丁寧な説明がとても重要だろう。
(なお、今回のような手法を帯状間伐と主張する事例もあるようで、その場合はこんなもの間伐じゃない、という議論になる。)
報道にあるように、県は15m幅の伐採を提案している。帯状の伐採自体は全面の皆伐を避けつつ搬出を容易にするために、次にまた針葉樹を植林する場合でも使われている手法だ。帯状伐採とか帯状皆伐とか言う。形状に注目しなければ小面積皆伐の一種と言えるだろう。また、目的によって誘導伐、複層林化を目指す複層伐とか、言い方はいろいろある。私の行動範囲内でも50m幅で皆伐し50m幅に植林を残した縞々の斜面が見えるところがある(Googleマップの航空写真で見るとよく目立つ。)
(ア)環境伐
広葉樹の自然発生を目的に行う、対象森林のおおむね 40%にあたる本数のスギ、
ヒノキの伐採をいう。(略) 伐採の手法は、全伐採本数の8割以上を列状又は群状に伐採するものとし、それらを補完するために単木的な伐採を施工することができるものとする。 列状伐採の場合の1列当たりの伐採幅(伐採区域の短方向の両端に位置する残 存立木列の樹幹間の最短距離)の基準は、おおむね5m以上かつ残存林分の平均
樹高のおおむね2倍未満を原則とする。(後略)
なお、樹高の2倍未満というのは帯状の伐採に関する資料でよく見られる。広すぎると全面的な皆伐に近くなるが、狭すぎると日当たりが悪く次の木が育ちにくくなる。
今回の件について、50m幅のところは事業の基準を満たしていないと言える。しかし「ゴルフ場のような」帯状の伐採自体は計画通りだ。
今回の伐採手法に対する批判は、混交林化という目的に対して、列状間伐などによる強度間伐などと比較されるべきものだ。県の判断には動物の被害が大きいことを挙げており伐採後をシカ用ネットで囲っていたが、それらの対策しやすさなども考慮に入れる必要があるだろう。
木を多く切ったこと自体に対する批判はあたらないと思う。広葉樹林化を目指すならどこかで切らなければならない。災害発生リスクとしては確かに帯状伐採でも表層水が増え災害リスクが多少なりとも上がることがわかっているが、じゃあいつ切るんだ、間伐もできない山を放置しておくのか、それとも個人の財産を育てるための間伐にさらなる補助をしていくのか、などの論点があろう。
(素人考えだが伐採部分より残った植林の幅の狭さが気にかかる。50m幅の問題といい、区画取りがちゃんとできていたのだろうか。)
今回の報道で多く見かけた批判はこのように的外れだが、もう1つ重要な論点がある。それはこれで本当に広葉樹への更新ができるのかという技術的な疑問だ。(そもそも広葉樹林化で本来の目的を達成するのかというさらに難しい論点もある。)
ここまでは資料を読めばわかる話だが、この先は議論がある部分に分け入るので、2つのことをご了承いただきたい。まず私は林業に関して門前の小僧どころか出入りの三河屋程度の知識しかない。もう1つは、このように強引にでも広葉樹林化を目指している背景には既存の補助で間伐できず、ただでさえ貧弱な下層植生が今度は鹿に食われて裸地化するような山がたくさんあって、とにかくなんとかしないといけない状況があるということだ。
帯状に伐採して跡地に再び木を植える場合は、幅に応じて明るさの問題はあるものの、皆伐跡地に植えるのと同じように考えることができる。これまでの林業のサイクルに近い。全面的に皆伐してしまうよりは山としての機能もましだろう。広葉樹林化を目指す場合でも、適切な種類の木を植えるとその木が育ってくる。問題は何も栽植せず自然に任せる場合だ。今回の写真を見ても、これで事業完了後とすれば新たな栽植はせず鹿ネットで覆うことで終了のようだ。
スギやヒノキに覆われている期間が長くなるほど埋没していたタネの発芽は期待できなくなる。風で飛んだり鳥に運ばれたりするタネの供給源との距離の問題もある。ササなどが地表を覆って高木が育たなくなってしまうこともある。また、これは栽植する場合も同じなのだが、まだ弱い木を鹿がかじってだめにしてしまうことはとてもよくある。先ほどの広葉樹林化ハンドブックでも、条件の見極めについて記述されているし、他の混交林化、広葉樹林化の資料でも、人工的な植栽前提、あるいは十分な量のタネ供給源となる木や稚樹の存在を前提にしたものが多い。
しかし静岡県による皆伐後の天然更新についての調査結果では、かなり楽観的だ。再造林放棄地(植林を収穫して全て伐採した後に何も植えていないところ)を調査した結果、県内の多くの場所で天然更新が順調に進むと結論づけている。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-850/ar613.pdf
静岡県のR4年度の森林計画書では「天然力を活用した」混交林への誘導が整備保全の方向性として挙げられている。難しそうなところは別途「植栽によらなければ適確な更新が困難な森林」として指定するようだ。
天然更新のできるできないについて、素人が今回ざっと資料を読んだ限りでは可能な条件はかなり限られるように思えたが、しかしこの静岡の調査に基づくと、鹿ネットだけで天然更新を目指すなんて無謀だとも言い切れない。歯切れの悪い終わり方で申し訳ないが、この文章の目的は、説明不足の報道に対してより詳しく状況を説明することだ。正直今回導入された手法の良し悪しは現地を見た専門家でないとわからないだろうと思う。
自分は6/8の記事でこの件を知ったが、県が獣害状況などから15m幅の伐採を手法として提案し、それ自体は間違いではないような対応であることからこれは「間伐」事業ではないのでは、と疑問を持った。一次産業に関しては誤解や考え方の違いによる非難が発生しがちなので、素人の自分にも誤解とわかる部分は書いた。そして検索して分かったのだが、プロが解説しても考え方の違いが発生するだろうなとも感じた。混交林化の是非そのものにも様々な考え方の違いがある。
また、感情面では、植林はあくまで経営主の持ち物なので、本来きちんと管理する責任は持ち主にあるんだという気持ちと、そんな不利益があるから山なんか絶対に相続したくないんだという相反する気持ちも、田舎者なので持っている。
とっと答えみてパターンを覚えて行くのが王道です。が、「暇潰しがしたい」ので解く方法を考えてた。
これがいい。
詰将棋は検討しにくいところを狙い撃ちにして行くので闇雲にやると失敗する。ひっかからないためには全部読めばいい。
飛車、角、金、銀、桂、香、歩。
右にいくに連れて価値が下がって行く。
これ、将棋の初期配置と被ってるのわかる?
金から香がそう。飛車が大事、次が角を覚えて初期配置のまんま香まで。最後に歩。
王の周りの空間に駒を置く。この順番を決めてしまうわけだ。ぐるっと時計回り。
あとはこの2つを高速でやって行く。全パターンを愚直に読むローラー作戦。7手詰めまではいける。9手詰めまていくとさすがに詰まなそうな手を排除して、深くよまないとないとダメだわ。それこそ答え見てパターンを覚えちゃうのがいい。
俺らの派遣契約の作業内容はテスト仕様書作成とテスト実施だから。テスト仕様書レビューは正社員がやるし。
新人テスターは「テスト実施だけやりたいです」と言ったけど、テスト実施って自分で作ったテスト仕様書でやるんだし、テスト仕様書なしでテスト実施なんて認められるわけない。
「人月工数の水増し作業」が究極のゴールなのだからそのとおり。
最も手間で時間がかかる仕事を、下請けにやらせるのはビジネスとして当然。
A地点とB地点をどうやって両手両足を使って運んだか、記録が取れればいいのだ。
もし賢い下請けがいて、軍手やスニーカーや工具でスピードアップするような作業員がいれば、それは必ず脱いでもらう。
テスターって仕事を勘違いしている人が多そうだけど、テスト方法を指示されて手を動かす仕事じゃない。
メインの仕事はテスト仕様書の作成。仕様書からテスト仕様を作るのに一番時間を使う。
俺たちは喜んだ。これで自分の担当のテスト仕様書作成が減ると。
で、俺が仕様書の場所とかテスト仕様書の作り方のルールとか細かいことを教える事になった。
自分のテスト仕様書作成は遅れていたけど、新しいテスターに仕事を教えれば結局、仕事は楽になると自分に言い聞かせて頑張った。
丸一日、懇切丁寧に仕事を教えて「とりあえず10項目位のテスト仕様を書いて見てください」と言ったら、新人テスターが返した言葉は「テスト仕様書を作るのが私の仕事なんですか?」だった。
コイツ、もしかしてヤバい奴なんじゃね?と思っけどとりあえず初日なので聞かなかったことにした。
2日目。
新人テスターから「テスト仕様書作成以外に仕事はないですか?」と聞かれた。あるわけない。俺らの派遣契約の作業内容はテスト仕様書作成とテスト実施だから。テスト仕様書レビューは正社員がやるし。
新人テスターは「テスト実施だけやりたいです」と言ったけど、テスト実施って自分で作ったテスト仕様書でやるんだし、テスト仕様書なしでテスト実施なんて認められるわけない。
挙句の果てに新人テスターは「私はテスト仕様書は作れません!」と言い切った。
はあああああ〜?じゃあ何のためにここに派遣されて来たの?
俺は匙を投げた。こんな奴、俺の手におえないので正社員に事情を話した。
ここまでで2日目が終了。
3日目。
自称テスターは会社に来てたけど、正社員からもう関わらなくていいと指示があった。
自称テスターが帰り支度をして出ていくのを見たが、俺は見ないふりをした。
その日は正社員と話をしなかった。
4日目。
正社員に「もうあの新人に教えなくていいんですか」と聞いたら「いろいろ事情があって必要なくなった」と言われた。
おいおい、忙しいのに丸2日も無駄にしたんだよ、どうしてくれるんだよ!と言いたい気持ちを堪え、「代わりのテスターは来るんですよね?」と聞いたら「あの派遣会社はアレなので」とか言葉を濁された。
どうもあんな奴を派遣した会社にも見切りをつけたらしく結局、代わりのテスターが来ることもなかった。
それにしても世の中にはここまで滅茶苦茶な奴がいることを生まれて始めて知った。
一緒に仕事をしているテスターから別の派遣先にも同じような奴が来たことあるって聞かされたから世の中には一定数、あんな奴が生息しているんだろう。
一体、何を考えてどういう人生を送っているんだろう?
VDI(仮想デスクトップ)代替ソリューションの分類や、それぞれの仕組み、検討ポイントなどを解説する本連
載「テレワーク時代のWeb 分離入門」。 第1 回、第2 回でテレワークと Web 分離の方式の特徴を解説しました。
今回のゴール
用途の観点で各方式を分類すると下図のようになりますが、どんな組織にも共通する「おススメの方式」はあ
りません。
(出典:ネットワンシステムズ)
今回は、読者の皆さんが自組織にマッチする方式を選定できる状態をゴールとして、「結局、 どれを選べばいい
のか」という疑問に回答します。
フローチャートで分かる、
VDI 代替ソリューションの分類や、それぞれの仕組み、検討ポイントなどを解説する連載。最
終回は、VDI 代替ソリューションの方式選定における 4 つのポイントを解説して、各方式を比
較します。
(2021 年03 月04 日)
26 →目次に戻る
これまで多くのユーザーと会話してきた経験から、おおよそのケースで次の4 つのポイントに論点が集約されます。
2. データを処理するマシンがローカルマシンで大丈夫かどうか
これらを基に、方式選定に使えるフローチャートを作ってみました。
(出典:ネットワンシステムズ)
「 ブラウジングだけを安全に実行できればよいのか、それともブラウザ以外のアプリも安全に利用させたいのか」
テレワーク用途では、前者でよければセキュアブラウザ方式に、後者でよければそれ以外の方式にふるい分け
できます。Web 分離用途では、前者が仮想ブラウザ方式、後者がそれ以外の方式となります。
27 →目次に戻る
【ポイント 2】データを処理するマシンがローカルマシンで大丈夫かどうか
次に、「 情報漏えい対策をどこまで強固なものにしたいか」という観点での要件です。
プログラムの実行環境が手元のPC となる場合、データも手元のPC に保存されます。つまり、手元のPC を
「 ディスクを暗号化している、生体認証を有効にしている、だから大丈夫」と言い切れるならいいかもしれません
が、「技術の進歩によって将来的に突破されるかもしれない」といった懸念を払拭(ふっしょく)できない場合、仮
想デスクトップ方式やリモートデスクトップ方式のように、遠隔にあるマシン上で作業できる仕組みを導入する必
要があります。
その一方、将来の懸念よりも、例えばコストなど別の部分を重視したい場合は、会社PC 持ち帰り方式(VPN
なお一般的に、リモートデスクトップ方式とVPN 方式はテレワーク用途のみで導入されますが、仮想 デスクトッ
プ方式とアプリラッピング方式は、テレワークと Web 分離、どちらの用途にも利用できます。
【ポイント 3】データを処理するマシンが物理PC で大丈夫かどうか
【 ポイント 2】で「遠隔にあるマシン上で作業させたい」となった場合は、3 番目の検討事項として、業務継続
性を考えるとよいでしょう。
リモートデスクトップ方式の場合、社内の自席にPC が物理的に存在することが前提です。そのため、自席 PC
一方、仮想デスクトップ方式の場合、マシンが仮想化されており、多くの環境において仮想マシンが動作してい
るサーバ群はn +1 などの方式で冗長化されています。そのため、非常に強い障害耐性があります。
障害耐性を高めたい場合は、仮想デスクトップ方式がベストです。業務が停止するなどのリスクを運用でカバー
できる場合は、リモートデスクトップ方式を選ぶことになるでしょう。
28 →目次に戻る
【 ポイント 2】で「手元のマシン上で作業させてもOK」となった場合、3 番目の検討事項として、再度情報漏
えい対策について考えます。【 ポイント 2】では、PC ごとデータが盗まれてしまった場合を想定しましたが、ここ
手元のPC でプログラムを実行するということは、つまり「端末の脆弱(ぜいじゃく)性を突いたゼロデイ攻撃
を受けるリスクが存在する」ことです。脆弱性を突いた攻撃を受けると、多くの場合、情報を抜き取られてしまい
ます。
従って、例えば VPN 方式を導入する場合、「EDR(Endpoint Detection and Response)で脆弱性攻撃対
策を実装する」「端末のロックダウン化によってデータを保存させない」「実行できるプログラムを制限する」「屋
外の公衆Wi-Fi を利用できないように制限する」「多要素認証を導入する」などの対策を併せて導入する必要が
あります。
このような徹底した対策を継続して運用できる組織に限っては VPN 方式も有効な選択肢ですが、筆者としては
VPN 方式は安価かつ容易に導入できるので、昨今のテレワーク需要が高まる状況では、多くの組織で上記のよ
うな徹底した対策を取らずに導入してしまったと思います。取 り急ぎの暫定処置としてVPN 方式を導入してしまっ
た場合は、これを機に腰を据えて見直してみてはいかがでしょうか。
• 参考リンク:日本経済新聞「在宅時代の落とし穴 国内38 社がVPN で不正接続被害」
また、国内に限った話ではありませんが、Verizon Communications のレポートによると、やはりVPN トラ
フィックが増加傾向にあるようです。VPN 方式の普及に伴って、悪意ある攻撃者による被害数も増加すると思い
ます。
• 参考リンク:Verizon Communications「Verizon Network Report」
29 →目次に戻る
ここまで、要件をベースとした考え方を記載しました。選定すべき方式が大まかに見えてきたところで、ここか
らはそれぞれの方式を横に並べて、共通の項目に沿って比較します。
この比較によって、方式選定の次のステップとなる製品選定において「見落としがちな落とし穴を見つけて対策
を考える」といった検討を具体的に進めることができると思います。
以降の表の見方を説明しておきます。緑塗りのセルがポジティブな内容、赤塗りのセルがネガティブな内容、黄
塗りのセルはどちらともいえない内容です。また、それぞれの表の下部には、主に赤塗りのセルに関する特記事項
なお単純に、緑塗りセルの多い方式が優れているわけではありません。対象業務の内容やコスト、運用体制、セ
キュリティ、業務継続性など、いろいろな観点からトレードオフで方式を選定することになります。
できる作業
(出典:ネットワンシステムズ)
仮想ブラウザ方式とセキュアブラウザ方式では、例えばファイルサーバの操作といった、ブラウザ以外のアプリ
は使えません。多くの場合、Windows の統合認証など Windows に依存する機能も利用でません。
また、印刷に関しても確認が必要です。製品ごとにサポート内容に差が出るポイントなので、方式選定の次の
30 →目次に戻る
(出典:ネットワンシステムズ)
会社PC 持ち帰り方式(VPN 方式)とリモートデスクトップ方式は、端末のアップデート、故障時の交換など、
端末台数が増えるに従って、それに対応できる人員数を確保する必要があるので、運用コストが増大する傾向に
あります。
その半面、仮想デスクトップ方式は初期コストが高額ですが、メンテナンス対象はマスター OS のみであり、仮
VDI の運用ナレッジが豊富なSIer に依頼することで、作業内容の質を落とさずにコストを圧縮できる効果が期
待されます。
(出典:ネットワンシステムズ)
仮想ブラウザ方式やアプリラッピング方式、セキュアブラウザ方式は、「 Web ページが正常に表示されるかどう
か」などの動作確認を、あらかじめ実環境で実施しておく必要があります。この動作確認は、運用フェーズにおい
また、特に仮想ブラウザ方式は、「 ブラウザタブを開き過ぎるとサーバ基盤の負荷が高騰して Web ページの閲
覧速度が急激に低下する」といったサイジング関連のトラブルが発生しやすくなります。
31 →目次に戻る
(出典:ネットワンシステムズ)
マルウェア対策については、会社 PC 持ち帰り方式(VPN 方式)やリモートデスクトップ方式、仮想デスクトッ
プ方式は、EDR やアンチウイルスソフトの導入などが別途必要です。一方、仮想ブラウザ方式やアプリラッピン
グ方式、セキュアブラウザ方式は、「 利用終了後に環境ごとデータを削除する」「 exe 形式のファイルの実行を禁
重要情報の盗聴については、リモートデスクトップ方式や仮想デスクトップ方式、仮想ブラウザ方式(画面転送
型)は、画面転送型なので、暗号化通信が仮に復号されたとしても、実データが盗聴されることはないという強
みがあります。
最後に、不正アクセスについては、多要素認証システムと組み合わせるなどの対策がどの方式でも必要です。
ログインに関わる操作が増えることで利便性は低下しますが、昨今の状況を鑑みると、多要素認証の導入は必須
といえます。
おわりに
これで 3 回にわたる連載は終了です。いかがだったでしょうか。
セキュリティと利便性はトレードオフの関係にありますが、筆者は「仮想デスクトップ方式」と「仮想ブラウザ
仮想デスクトップ方式と仮想ブラウザ方式は、「 導入によってセキュリティレベルを大きく低下させることはな
い」という点が最大のポイントです。その上で、仮想デスクトップ方式には「従来のクライアント OS と同じよう
に利用できる」という汎用(はんよう)性の高さがあり、これが他の方式より優位な点となっています。一方、仮