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2023-10-06

NHK誤報」と主張したジャニオタエコーチェンバーを覗き見てみる

「氏名」NGリストNHK誤報だと主張してた人たち。

会見の運営会社が認めたことで完全に解釈余地はなくなったので、ちゃん謝罪撤回をしたのだろうかと気になってそのうち1人のジャニオタのTLを見に行ったらリポスト内容が凄まじかった。

以下はその一部。

ジャニーズ事件スポンサー

底辺中高年男性

「売名弁護士

左翼ジャーナリスト

左翼活動家女性

提供でお送りします。

ジャニーズ事務所が行動した事

第三者委員会

社名変更

社長交代

被害者窓口設置

記者会見

法を超えての補償

ジャニーズ事務所廃業

エージェント会社設立

マスメディアがした事

揚げ足取り

底辺中高年男性はどこから出てきたのだろうか…

Twitterではまだ盛り上がってるけど、週刊誌編集が、もうジャニーズ叩きの記事を載せても反応が悪いし、売り上げも伸びないと言ってた。まだ載せる媒体は、自己を総括、またはアリバイ作りのためにやっているんだろうと。そうかもな。

こういう「中の人」系も多い。

紅白の司会が発表になったのにジャニショの方がトレンドを席巻してるのNHKは前途多難だねw

今年の出場が危ぶまれた当初からカウコンジャニーズカウントダウンライブ)の方が大事から紅白なんてどうでもいい」言説が主流。

去年まで紅白出場で一喜一憂していたのに…

ジャニーズ問題韓国同業に追い風 5銘柄市場が関心

会員制だったから要約すると…

ジャニーズが弱っているこの隙に、

韓国芸能事務所数社が、

日本人所属させ、音楽ドラマCM

映画事業などの拡大を狙っている

そうです。

要は、韓国ジャニーズ事務所

日本に作りたいそうです。

ジャニオタの皆さま、拡散希望します。

日経記事を元に「この隙に」「狙っている」と陰謀論の芽が生まれている。

そうですね、恐ろしくて誰も依頼できないですよね。

しろFTI社は自社の名誉のためにこのリークが社内の者なのか調べ上げた方が良いと思いますNGリスト作成自体はよくあることらしいので、信頼回復余地はあるかもしれません

NGリスト一般的」にすがる投稿は多い。

それとリークした裏切り者探し。

そういえば…サントリー新浪さんのパワハラの件を取り上げた局はありましたか情報番組が好きそうなネタなのに取り上げないのってそれこそスポンサー忖度じゃないの?

あっちはどうなんだ論。

テレビに出てる弁護士が、今のところ一人も、司法に訴え出ろと言わないのが不気味ですよね、ほんと。そして推定無罪原則がどっか行っちゃって、ジャニーズを潰すことが最善という結論で一致してる。野村修也先生みたいに、拡大解釈まで容認して。法治国家を壊そうとしてるんでしょうね。

推定無罪」は頻出するワード

事務所が認めたことはどう考えているのだろう。

ジャニーズ名前を残すな!と事務所に迫りながら、いつまでも番組見出しに「ジャニーズ」と付けて視聴率稼ごうとするWS 事務所方針は発表されたのに、まだ「ジャニーズ」をネタに尺を稼ぎたいらしい それなら誰がNGリストを流したのか、飯島滝沢責任は?等もっと取材して新事実教えてよ

こちらも裏切り者探し。

テレビ局の"ジャニーズ叩き"ちょっとしつこくないか?見てて気分悪くなる

コンサル(外資PR会社)側が全面的に非を認めてるのだからもう決着してるだろ。これ以上はまるで集団イジメ

🇰🇷(芸能プロ)からジャニーズの現役タレントと育成組織を徹底的に潰すように指示されてるのかも?と勘ぐってしまうよ

韓国KPOP界による攻撃」論。

あんまり言いたかないけど、

ワイドショースポンサーやってる企業にも問題あると思う。

あんな異常な番組出資してるんだもの。既にジャニオタじゃなくても体調崩す人が出て来てる。

TV番組を見て健康被害出るのはポケモン以来じゃないかな?

健康被害が出ているらしい。

立場ってあるやん。謝る立場って弱いやん。下げてる頭を上から踏みつけるようは真似は品がない。ジャニーズのやることなすこと叩きまくってる昨今の風潮がなんかおかしい気がしてきた。

品格

ジャニーズファンを叩いてご満悦のおぢ達って危機感がなさ過ぎでしょ。これがまかり通ったら、今後は見知ってるというだけで、証拠が一切なくてもあなたから被害を受けたと申し出られたら問答無用資産差し出して補償するってことですよ。もちろん家族も知らなかったはずはないので同罪です。

また「おじさんが叩いてる」 論。

統計を学んでるんですが、最近暇なものジャニーズ偏向報道において、ジャニーズ一方的に、絶対悪コメントしてる人たち(調査数2069人)のうち過去ツイートプロフィールから

40歳以上であろう人達が1641人

それ以下と断定できる人が307人

年齢が特定できない人達が121人

年齢層特定にあたって過去ツイートを見ていると、若い人たちは様々なルート情報を見て、自分で正しい報道を見極めている傾向が高かったが、40以上の方は、引用ツイートに週刊記事が多かったり、特定ジャーナリスト記事ばかりリツイートしていた。つまり年齢が上がる程、情報に偏りがあった

統計を学んでいるらしい。

ここでも「叩いてるのは中高年」論が。

ジャニーズ東山紀之さん、井ノ原快彦さん、俳優キャリアを潰して責任背負うのに、なぜ叩くのか。しかも悪いことは関係ない。気の毒すぎます。新しいことを応援しないで、くだらないこと喚き可能性を潰してきたのが日本の「失われた30年」。水に落ちた犬を叩くのではなく救うのが日本部外者感想

くだらないことって…

ジャニーズ問題での会見について「国民知る権利が」とか言ってるけどよくわからん

ジャニーズ事務所は公でも官でもない私企業にすぎないし、ジャニーズと全く縁のない生活をしている人など山ほどいる。

被害者が居るのであれば適切に対処されれば良いねえとは思うけどそれ以上でも以下でもない。

みなさんには関係ないでしょ論。

ミヤネ屋めざましTVなどテレビ局に関係なく

同じ制作会社請負いで番組制作してる

そりゃ横並びになるよね

#偏向報道

PROGRAM GUIDE | 株式会社メディアバスター

ZIP/めざましテレビ/グッドモーニング/ノンストップ/ミヤネ屋/サンデーモーニング/イット/α/ANNNEWS/スーパーJチャンネル/サタデーステーション/サンデーステーション/おはよう朝日です/SPARK/めざまし8

これ全部同じ制作会社で局に常駐して番組制作してるのかーへー

そりゃ全局同じ報道になるよねー

偏向報道」の原因は制作会社だとする説。

私は細かく尾形と望月YouTubeチャンネルに行って、再生せずに報告してますよ。まずは奴らの資金源をきっちり断たなければなりません。動画を見なくても報告はできます。小さなことからコツコツと。

ちなみに、尾形と望月YouTubeチャンネルを報告するときには「スパム」もしくは「差別的攻撃的内容」を選択するようにしています

繰り返しますよ。大切なのは活動家資金源を断つことです。特に尾形と望月の主たる資金源はYouTube以外見当たりません。ここに集中しましょう。

そのほかマスコミ資金源を断つのも同様で、雑誌買わない、新聞買わない、URL踏まない、サブスク登録しない。

さなことからコツコツと。

あともうひとつ大切なことを。対象電凸メール凸などは絶対禁止です。それはこれまでの極端な圧力団体と同じことになります。また大学などに電話かけたり実際に行くのもNGです。どうやったら資金源を断てるのか、できる生活の中でできる範囲で地味に目立たずコツコツと。

しろ今後は、「ジャニーズファン電凸なんかしないから、それをやってるのはあちらの勢力」って言えるくらいの状況に持っていきたいですよね…

正当な理由のない通報業務妨害な気がするけど…

ほんっと、ファンでも何でもない俺がテレビジャニーズ関連のニュースコメンテーター特に休憩室のミヤネ屋がひどい)見る度に吐き気がするほどアホらしい茶番だと感じるから

ファンの人々はもっとしんどい気持ちなんだろうし、

タレント自身は心を病んでもおかしくないレベルマジでやりすぎ

ファンでない人もこう思ってる」系。

ええええ叔父責任を姪が取れと散々責めてるのだから、その理論からすると実弟責任を姉が被るのは当然では??

叔父より近い血縁でしょうに

望月記者の弟がやっている会員制サロン問題についての投稿

違和感があれば報道していきたい、とか我々の姿勢問題があった、とかなんか色々報道陣の人たち言ってるけど、当事者の会の齟齬矛盾や、無罪推定原則が守らてていないこと、被害者可能性もあるタレントに対しての異常な排斥に対する違和感はないのかしら?結局なんも変わってへんやん。

頻出ワード矛盾」「推定無罪

わざと虚偽のニュースを流して、それを訂正されたのも隠しておきながら、翌日のニュース内でちゃんと訂正しなかったというのは、風説の流布犯罪にあたると思いますが?

普段からそういう事が横行してるからコンプライアンス意識が甘いのでしょうか?

NHK批判

NHKさんツッコミまくられてますね。w

報道する前にNHKコンサル会社確認取材しまたか

NHK震災などの緊急時情報を頼りにしている人達も多くいる。その情報の正確さへの疑念が生まれるような事を平時に行っていてよいのですか?

総務省調査必要では?

上に同じ。

偏向報道が異常すぎる。

警察が動くか、または全テレビ局に責任を取らせて解体させ電波オークションをしない限り、人権侵害が続くのかもしれない。

頻出ワード人権侵害

メディアによるジャニーズ叩きがあまりにも異常なのでTVニュース情報番組は見なくなった。

法を超えた補償をする、社名変え廃業も決めた、新会社設立組織改革する。で指摘することなくなったら些細な言葉尻の揚げ足とり大騒ぎ。狂気ですね。ニュースキャスター、MCたちにも拒否反応です。

ジャニーズ叩きは異常」論。

ジャニーズ事務所コンサル会社情報漏洩のせいで多大なる損害が出てるからコンサル会社訴訟起こすべきだし名誉毀損もの記事を書く週刊誌にも対応すべき。

ジャニーズ被害者」論。

このメールが本当にFTIコンサルからのものならこの会社危機対応を任せようと思う会社は今後現れないだろう。クライアントの意に反してNGリスト作成・持ち込んだだけでなく、それをクライアントのせいにするようなリークの仕方をするのだからもう二度と信頼は回復しないのでは?

上に同じ。

謝るどころかHP文言の違いについて事務所質問したが回答は無いと、あくまでも悪いのは事務所と思われる様な言い方。コンサル会社謝罪は切り取った1部だけ表示。偏向報道にも程がある。ファン必死な訂正やお願いや批判のリプは全く届いてないんだね。どうしてこんなに頑ななの?

#NHKニュース7

NHK批判

もっかい言うけど、8月国連から注意されたのはジャニーズだけじゃなくて「もみ消しに加担した」メディアもだから

国連への最終報告は来年6月

ジャニーズ改善したよ

メディアはどうする?

ジャニーズ改善した」…

テレビ局、自暴自棄になってないか

常軌を逸した偏向報道ヘイトスピーチまがいの罵詈雑言オンパレード

ジャニーズファン以外でも、ごく普通の人なら、ゲンナリしてるし、なんなら吐き気もしてる。

今後もう、まともな人はますます見なくなっていくぞ。

#ゴゴスマ

#ミヤネ屋

「もう普通の人は見てないから」論。

ビジネス人権観点から今後問われなければならないのは、今まで見て見ぬふりをしてきたとされるメディア芸能界とスポンサー企業責任です。手の平を返したようにジャニーズ事務所を責めるのは誠に無責任自覚を持って今後行動して頂きたいものです。

世間あんなに国連が〜!って言ってたのにこっちのポスト全然拡散されないの、まじでジャニーズ叩ければ人権なんてどうでもいいんだろうな笑

ビジネス人権〜」の引用国連特別報告者(現代形態奴隷制担当)の小保方智也氏による投稿

なお氏は直前に

ジャニーズ事務所の2回目の会見、最後記者が言われた事は的確だと思います支配力が非常に強く、従うしか無いと被害者が感じた場合、単に性加害では無く国際人権法上最も重大な「奴隷」に当てはまる可能性が高くなります。これを踏まえて個人個人に適切な補償が施される事を期待します。

という投稿をしてこちらはジャニオタに反発されているのだが…

コピペしている最中も怒涛の勢いでリポストが増えていく。

このうち少なくとも1〜2割はジャニオタによる投稿ではない。

NHK誤報と主張した一番いいねが多かった投稿非ジャニオタによるものだった)

XにはNHK嫌い、マスコミ嫌い、嫌韓陰謀論者なども多いのでそれらの投稿を味方に一層ジャニオタエコーチェンバーが強化されてしまっている様子がわかる。

一体どうすればこの状況を止められるのだろうか…

追記

これ本当に探し集めたわけじゃなくTLに延々と並んでてどれも数百数千いいねやリポストされてる。

こういう世界で生きてるのかと戦慄した。

2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

2023-10-04

anond:20231004135345

うーむ。よく分からん

増田の書いてる問題は全て『父親が横暴で独裁的』という点に集約されると思うが、

もしそうであるなら問題旅行一つで済むわけがない。むしろ旅行なんて些細な事に分類されるはず。

なんかちぐはぐな印象。

2023-10-03

楽器練習は本当につまらない。楽しくない。退屈。苦行。

いつだって最初楽しいギターポチって、届くまではYoutube初心者向け動画を漁って、エアギターなんかしちゃって、現物の到着を待ち詫びる。

エフェクターについても調べてみて、少し面倒臭そうな話が出ると飛ばし読みして、なるほどこれがツウ好みなんだななんて思う。ロクに練習もしない機材厨になっちゃうと困るからな、と調べ物を中断する。

やっと届いたギターを一目散に開封する。メルカリで売る事になったらこダンボールも捨てずに……と一瞬よぎった考えを捨て去るように、ダンボールをへし折って束ねる。

アンプに繋いで音を出す。騒音トラブルはゴメンなので一緒に買ったモニターヘッドホンを繋ぐ。おお、エレキギターだ……

ローポジションのCメジャースケールとCコードだけは手が覚えている。ボヘミアン・ラプソディギターソロは全く思い出せない。

2年前にも一連のこれと全く同じ体験をしている。強敵と名高いFコードに息巻いて、割とすぐ抑えられるようになった。ちょっとセンスあんじゃね?と浮かれたけれど、セーハなど数ある難所のほんの一つでしかない事を知って投げた。厳密には徐々に触らなくなって、埃をかぶっていく挫折象徴が目に入るのが不快メルカリ行きになった。

前回の反省を踏まえ、アンプラグだけではなくちゃんと10Wのアンプを買った。のちにマルチを買い、別にアンプは要らなかった事を知る。

そしてどんなに飽きようとも、毎日必ず基礎練だけはやろうと固く誓った。

ようやく楽器が届いて、待ち侘びた基礎練を試してみる。中々上手くいかないけれど、やりたい事が出来ない苛立ちよりメキメキ上達する楽しさがまだ勝っている。指が痛むけれど、この痛みが練習勲章だと思わせてくれる。まだまだ浮かれている。

好きな曲の好きなフレーズを繰り返し再生しながら、自分がその音をかき鳴らす姿を妄想する日々。それは昔からだけれど、今はわずかながらも実現に近づいている事実にニヤつく。

基礎練習の練習を終え、ようやくまともな基礎練が出来るようになった頃、少し調子に乗ってOMOIDE IN MY HEADイントロリードギターに挑戦してみる。出来そうな部分だけを数小節ずつほどつまみ食いしているので、当然少しは弾ける。サマになってるじゃん。

でも数小節弾けた喜びは数小節分でしかなくて、それよりも以前は辿り着くことのなかったミュートの難しさに気付き、道のりの長さに気が滅入る。

カチカチになった指先が脱皮した頃、基礎練にはすっかり飽きた。もはやアンプに繋ぐのも面倒で、生音で弾いてばかりだ。

成長のボーナスステージは終わった。長い目で見れば今も猛成長中かもしれないが、そんな事は今のおれにはどうでもいい。牛歩牛歩だ。

さりとて曲を弾くこともままならない。きらきら星や好きな曲のメロディを単音でなぞるくらいなら、まだ基礎練の方がマシだ。

Youtubeで憧れの曲のTAB譜を調べてみても、基礎練には出てこない技術ばかりで全く歯が立たない。少し挑戦しようとして、すぐ投げる。新宝島を弾こうと息巻いて買ったカポは、届いた翌日以降たまに使うおもちゃしかなっていない。

全く楽しくはないが、基礎錬だけはやる。もはや新しい練習に移ることもなく惰性でしかないが、それでも毎日やる。触らない日がない訳でもないけれど、ほぼ毎日といっていい。

夏休みギターを触る時間20スマホをいじっていた。田舎祖母宅に行った時、せっかくだからアンプを持っていけと言われた。別にマルチヘッドホンでいいけどな……と思ったけれど、一応持っていった。

フルテンで適当コードジャーンと鳴らしてみて、死にかけていた初期衝動がやや蘇る。

つまみ食いで覚えたOMOIDE IN MY HEADや閃光少女フレーズを鳴らしてみる。気持ち良い。生音とは比べようもない。これはどんなに言葉を並べようが、体験しなければ分からないと肌感覚理解した。

田舎でやる事もなく暇なので、スマホポチポチゴロゴロギター練習を交互にやる。徐々にスマホ比率が増えるが、それでも日頃の練習時間とは段違いだ。

祖母宅にいる間の課題曲として、リライトに挑戦した。以前初心者向けの簡単な曲と聞いて挑戦したが、どこが初心者向けだよとキレて一瞬で諦めた。

かまいたち番組観ながら延々と練習していたら、拙いながらもオクターブ奏法が出来るようになっていた。

完成はしないまま帰る事になったが、ギターへの意欲は復活した。

意欲だけは蘇ったものの、やはり好き放題弾ける訳ではない。

音楽映画天才少年とは違って、デタラメに弾いても本当にデタラメな音しか出ない。よほどの天才でもなければ、即興演奏にはそれなりのセオリーを知る必要がある。お勉強は大嫌いだ。音楽がしたいのであって、音学がしたいのではない。

ペントニック」で検索したタブはどのサイトも開かないままもう数ヶ月経つ。

体系的に学ぼうと息巻いていたコード理論は、もはや虫食いの知識でおおよその理解を迎えていた。理屈を知ってあとは抑え方を覚えるのみだが、やはり面倒臭い

目指すものの輝きに目をくらませて、途中の退屈な道のりまでもを楽しめるよう錯覚する事は出来ない。

まらないものはつまらない。でもステージギターをかき鳴らす姿はかっこいい。フジロック出てェ〜

と口にした所で冗談と思われるか苦笑されるだけだが、割と全然マジで思ってる。実現するかなど些細な問題だ。

惰性にまみれて弾き続ける中、リライトを通しで弾いてみた。拙いながら、マルチリズム機能を使ったらなんだかそれらしく思えた。その達成感といったら、快感といったら、映画マンガサウナ美食にかまけるそれの比じゃない。そこまでの過程を考えれば極めてコスパは悪いが、日々の糧、気晴らし程度の趣味からは得られないものがある。

およそ中級者の壁というものを超えた事がほとんどない。初期衝動に任せてえいやと通り一遍技術を身に着けて、あとはそれなりに楽しみながら地道に……というのが出来ない。勢いに乗り切れない。最初だけはちょっと上手く行っても、すぐに飽きてしまダメタイプ器用貧乏だ。

ただ、やっぱりつまらないものはつまらない。

「本当に好きな人は……」なんて言う人もいるが、他の人がどうだろうがつまらないものはつまらない。でもこのつまらなさを耐えた先にあるものがどうしても欲しい。前回投げた時とは違って片鱗を味わえたのは少し進歩だ。

それでもこんな事をグチグチ書いて逃げてしまうくらいにはやっぱり練習は苦行だ。今日の分はもうやったけど。

2023-09-29

やる気のないお局の出来上がり

元気だった頃は人間関係揉め事対処したり悩み相談に深夜まで付き合ったりしてた。

上部から仕事の依頼もおかしい所があれば抗議したり直せるところは許可を貰って修正したりしていた。残業もやった。会社の為にとあれこれやったり提案してもみた。

でもそれらをやっても給料は上がらないし評価も反抗するめんどくせー女みたいな感じばかりだった。同じ仕事男性がやると褒められるのに女がやると貶されるのワケワカンネ。まあ時代ですね。

しゃーねーので上司の言うことハイハイ聞いて給料レベルの働きしかしなくなった。人間関係も悩み相談もメンディから自分らで対処してねにした。

以前よりギスってるけど正直なところ馴れ馴れしい前の雰囲気より仕事やすい。定時で帰れるし業績は変わらないので給料も減ることはない。

若者からはあのBBAぐうたらしてんなクソがって思われてるだろうけどそれでいいやって気持ちをやっと持つことが出来た。前は気にしてたか些細な雑用かってでたりしたけどそれもやめた。給料上がらないし。体力も減ってるし。何より媚び売ってもキモいし。

勤務20年で昭和ドラマで見かけるやる気ねーBBAお局になってんなーと思う。あれはなるべくしてなる存在なのかもしれない。

お陰様でキラキラ輝く主人公にはなれなかったので隅でせんべい食ってるモブキャラ頑張ろうと思います。まあこれも悪くないよ。きっと。

anond:20230928203319

男性目線から語ると、女の子の「好き好きアピールして告白待ち戦略」って本当に分からないんですよ。

ネタなのかマジなのか。

の子俺のこと好きなのかな?って思ってアプローチすると「増田くんは友達だと思ってた」って言われるし、

陰でぬいぐるみペニス扱いされるし、リスクかいんですよ。

で、この手の戦略をしてくる女の子に限って、気のないふりをすると豹変するんです。

いきなり態度が悪くなって、些細なことできつく当たられたりするんです。

「この私が好き好きアピールしてるのに、なびかなかったクソ野郎」扱いに変わるんでしょうね。

職場の同僚とかだと最悪です。2回くらいめっちゃしんどい思いをしました。

で、この先は私の経験則ですが。

この手の「好き好きアピールして告白待ち戦略」をする女の子って、告白リスクを意中の相手押し付けたいんだと思うわけです。

告白して振られたら、誰だって辛いわけですから。そのリスクを背負いたくないから、相手押し付けようとするんです。

これって程度は違うけど、恋愛禁止アイドルに言い寄る男に似ていると思うんですよ。

恋愛禁止アイドルに来る男にいい人はいない」とは小嶋陽菜さんの金言ですが、この手の女性にも当てはまると思うんです。

恋愛において、リスク相手に負わせようとする人にいい人はいない。

恋愛に限らず、あらゆる人付き合いに当てはまると思います

なので私は、それほど親しくない人と人付き合いを始めるとき、そういう視点を大切にしています

以上。駄文、失礼しました。

夫に責任を感じさせたくて長男殺害

この事件、5度の不妊治療の末に生まれた重度障害長男育児押し付けられて追い出された末のやむを得ない犯行と捉えられて同情してたけど

検察の冒頭陳述によると、母親と夫との別居のきっかけは昨年5月20日、「深夜に被告が自宅でスマホゲームに熱中していた」という些細なことでした。口論から、夫に離婚を切り出され、2日後に自宅から追い出されたといいます。』

って、随分とイメージと違うな?

深夜にスマホゲーム?随分と余裕があるね

擁護派は息抜きして何が悪いのって言うだろうし、勿論全く悪くはないが

イメージされるような過酷ワンオペ育児だったにしてはおかしくない?

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/734830?page=2

2023-09-28

些細な違和感

『転校先の清楚可憐美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』

→転校先の清楚可憐美少女が、昔男子"だ"と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件、な?

 

マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる』

マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識"を"使って自由に生きる、な?

 

ごめんなさいね

頭の中は喧騒で一杯だ。電車の中で揺られ、無感情な顔を見つめながら、自分の生死さえ疑問に感じるほど生が薄れていた。終わりのない労働、煙たい人間関係、これに耐える力はもはや何処にもなかった。脱出必須だった。逃げるようにして、仕事から解放された。

ある雨の日、閉ざされた部屋の中で時間が過ぎるのを待っている時、自然の流れで電気屋へ足が向かった。そこで、ポメラという名前の小さな機械出会う。機械と心が繋がった瞬間、購入した。家へ帰り、その小さな機械を開くと、指は自然に動き、文字流れる

日記が始まった。当初は些細なものからしかし、日が経つにつれ、自分の心の中に沈んでいた感情が浮かび上がってきた。心の底に溜まっていた澱が、ポメラスクリーンに静かに流れ出た。インターネットの騒がしい世界から切り離され、心の奥深くに触れることができた。

この小さな機械が開く窓から、光が差し込んでくる。自分感情、考え、痛み、希望。全てがはっきりと見える。ポメラと共に、心の傷が癒されていく。再び社会に立ち向かう力が生まれてきた。今、自分の心は再び温かい光に包まれている。

心が折れたらポメラを買え

仕事プレッシャー人間関係ストレス。これらに日々押し潰され、感じることのできなくなった自分の心は、ひどく冷たく、重かった。毎日通勤電車では、生きているか死んでいるかも分からない、そんな自分存在すら疑問に感じていた。そのうち、全てが耐えきれなくなり、会社を辞めてしまった。

閉ざされた部屋で、雨音を聞きながらただ時間が過ぎるのを待っていたある日、無意識のうちに電気屋へ足を運んだ。そして、その小さな店で、ポメラという小さな機械出会った。何故だかわからないが、この小さな機械自分を引き寄せていた。購入し、部屋に戻った自分は、即座にこの機械で何かを書き始めた。

最初はただの身辺雑記今日の天気、購入したもの食べ物の味など、些細なことを綴っていた。しかし、日々文字を綴るうち、自分の心の底に溜まっていた澱のようなもの存在に気づいた。この小さな機械が、自分との対話の窓を開いてくれたのだ。綴ることで、心の深部にあるものと向き合う勇気が湧いてきた。苦しみ、痛み、それでもなお残る希望。全てが、ポメラの小さなスクリーンに映し出された。

インターネットの賑やかな世界ニュース記事広告の虚しさは、すさんだ心をさらに追い詰めていた。だが、ポメラは違った。オフライン執筆環境は、癒しの一端をもたらしてくれた。静かな環境の中、自分感情と向き合う時間が持てた。

それからの日々は、少しずつではあるが、明るくなっていった。ポメラと共に、自分自身と対話し続けることで、心の傷が癒され、再び社会に立ち向かう力を取り戻していった。そして今、希望の光が再び自分の心を温かく照らしている。

2023-09-27

恋人のいない生活楽しすぎる

先月恋人と別れた。

きっかけはほんの些細な喧嘩で、「別れよっか」と言われたので「いいよ!」と答えた。恋人とはなんかちょっと合わないな、という部分が(かなり)あったので、その合わない部分がこれから先今より大きくなることはあっても、小さくなることはないだろうと思ったからだった。

向こうが全て悪いとは思っていないし、単純に許容できる範囲がお互いかけ離れていたというだけの問題なので、恋人に対して個人的に不満はあれど、別れたことに対しては特に何も不満は無いし、個人的な不満も、今更言ってもどうしようもないので特に問題は無い。

そしたらもう、毎日楽しすぎる。

今までは恋人から連絡が来るかどうか(だいたい毎日LINEしていた)を気にしながら家事を済ませ、電話したりしていた。時間ルーズな人だったので、「〇時からこれを一緒にしよう」と決めていても、寝てたとか別のことしてたとかでダラダラと先延ばしになることも多かった。その分、9時〜5時で働く一般的サラリーマンである私の睡眠時間は削られていっていたのだが。

それが一切無くなった。自分の好きなように時間を使い、自分のペースで生活できる。楽すぎる。

別れる少し前から小動物を飼い始めたので、帰宅すると風呂に入り、夕飯を作って食べ、ペットの世話をし、少しだけ遊んでやり、寝る。仕事のある日は毎日ほぼそれだけの生活をしている。

休みの日は買い物に行ったり、大掛かりな料理を作ったり、ペット遊んだり、寝たり、友達ウォッチパーティ映画を見たり、ゲームしたり。

人の都合に振り回されない生活がこれ程楽しいと思ったことは初めてだった。あんまりやることは変わってないと思うのだが、一体何が違うのか。

から結婚とか、誰かと共同生活を送るのは向いていないだろうと思っていたが、まさかここまで自分が都合のいい孤独を愛しているとは思わなかった。

友達はいるし、誘われれば外に飲みにも行くが、本質的に私は1人で過ごすことが好きらしい。本気でずっと1人にしてくれ!というわけではなくて、ただ自分のペースで生活がしたいだけので、便宜上「都合のいい孤独」と呼んでいる。要するに、ワガママなだけなのだと思う。

ただ、この前SNS上で、「恋人がいない30代がつらすぎる」みたいな投稿を見た。

私はまだ20代なのだが、30代になると恋人のいない生活を途端にうわつらい…と思うものなのだろうか。今の生活ストレスフリー理想的なので、今感じている幸せを感じられなくなってしまうんじゃないかと、そこだけは少し不安になっている。

2023-09-26

anond:20230926221753

結局、悪口って、他人を蹴落とすための手段以外の何者でもないよな。

から自分が蹴落とされてるって思ってる人ほど、余裕なくて、些細な悪口も逃せなくなるわけだけど、そうじゃなくてもスルー出来ない奴って、本当にヤバい

それは、悪口無視した結果、酷いことになったトラウマがあるか、常に、自分以外みんな蹴落とそうとしてるかのどっちか。

前者なら、昔の嫌な記憶フラッシュバックして怒ったり、言われなければ言い返したりしないけど、後者場合、罵ることが常態化してて、特にカッとなったわけでもないのに、言いまくる。

それも、楽しそうに。

それは、そうやって他人を貶めて、自分が得をすることが癖になってるだけ。

そういう奴は本当に危険

同じように、犯罪暴力常態化してる可能性が大。

してなくても、一度血の味を覚えたら、平気でやる奴。

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続きの続き

農業の到来

平等から階層へ、男女平等から著しい男女不平等への転換は、一般農業と関連しており、このことはグレーバーとウェングローにかなりの問題を突きつけている。彼らは選択に関心があるため、唯物論的な議論を避けたり、環境が人々の選択を条件づけ、制限する方法について考察したりすることに固執しているようだ。

農業は、約1万2千年前から世界の多くの場所独自発明された。狩猟採集民は食料を共有し、持てる以上のものを所有することはできなかった。しか農民たちは定住し、畑や作物に投資するようになった。そのため、一部の人々が自分の取り分以上の食料を手にする可能性が生まれた。

やがて、凶悪犯やいじめっ子集団が集まって領主になることもあった。窃盗や略奪、家賃小作料、労働力雇用税金、貢納、什分の一など、さまざまな方法でこれを行った。どのような形であれ、このような階級的不平等は常に組織的暴力依存していた。そしてこれこそが、ごく最近まで階級闘争が対象としてきたものなのだ

農民狩猟民族にはない弱者だった。彼らは自分土地、畑を開墾し灌漑するために費やした労働、そして作物の貯蔵に縛られていた。狩猟採集民は離れることができた。農民はそうではなかった。

しかし、グレイバーとウェングローは、農民が余剰を生産し、蓄えることができたからこそ、階級社会搾取国家、そして偶然にもジェンダーによる不平等可能になったのだという、この物語に立ち向かった。

フラナリーとマーカス

2012年考古学者のケント・フラナリージョイス・マーカスは『不平等創造』という素晴らしい本を出版した。彼らは、世界のさまざまな地域農業がどのように不平等をもたらしたかをたどっている。

しかし彼らは、その関連性は自動的に生じたものではないと主張する。農業階級可能にしたが、多くの農民平等主義の社会暮らしていた。農業発明階級発明の間のギャップは、数世紀単位で測られる場所もあれば、数千年単位で測られる場所もある。

フラナリーとマーカスはまた、地元凶悪犯や領主権力を掌握しても、後に打倒されることが多いことを、注意深い実例を通して示している。多くの町や都市では、エリート考古学的記録に現れ、その後何十年も姿を消し、また現れる。事実上階級闘争は決して止まらないのである[5]。

ジェームズ・C・スコットフラナリーとマーカスの壮大な比較研究は、人類学根本的に変えた1954年エドモンド・リーチの著書『ビルマ高地政治制度』や、アナーキスト政治学者であり人類学者でもあるジェームズ・C・スコットの研究において先取りされていた。[2009年、スコットは『統治されない技術』(An Anarchist History of Upland Southeast Asia)を出版した。同書は数世紀にわたる東南アジア全域を対象としている。

スコットは、平原王国の稲作農民の多くが丘陵地帯に逃亡したことに関心を寄せている。彼らはそこで、「焼畑」移動耕作者の新たな民族集団として再出発した。彼らの中には、より小さな階級社会を作り上げた者もいれば、階級を持たずに生活した者もいた。そのすべてが、下の王国国家からの絶え間ない奴隷化軍事的襲撃に抵抗しなければならなかった。

技術

ある意味では、グレイバーとウェングローはリーチ、スコット、フラナリー、マーカス仕事を土台にしている。ウェングローは結局のところ、フラナリーとマーカスが要約している考古学の変化の一端を担っている。そして『万物黎明』には、スコットの影響が随所に見られる。

しかし、グレイバーとウェングローは、一方では技術環境と、他方では経済的政治的変化との間にある、他の著者たちの結びつきを好まない。

フラナリー、マーカス、スコットの3人は、テクノロジー環境が変化を決定するのではない、と注意深く述べている。それらは変化を可能にする。同様に、穀物農業発明自動的階級格差国家をもたらしたわけではない。しかし、それがそうした変化を可能にしたのである

階級関係階級闘争技術環境の変化は、階級闘争の舞台を設定した。そして、その階級闘争の結果が、平等と不平等のどちらが勝利するかを決定した。グレーバーとウェングローはこの重要な点を無視している。その代わりに、彼らは常に、そのような変化を即座に必然的ものとする段階論の粗雑な形式問題にしている。

この生態学思考に対するアレルギーが、彼らが人類進化に関する新しい文献を扱おうとしない背景の一つであろう。

これらの文献はすべて、人類となった動物たちが、自分たちの住む環境自分たちの身体、競合する捕食者、自分たちが発明できる技術生計を立てる方法に対して、どのように社会適応を築いたか理解しようとするものである。偶然にも、彼らはその生態系と状況に対処するために平等主義的な社会を築いた。それは必然的な結果ではなかった。しかし、それは適応だったのだ。

一方、グレーバーとウェングローは唯物論者ではない。彼らにとって、生態系技術について考えることは、彼らが望む選択革命不可能にする恐れがある。例えば、古代メソポタミアに関するスコットの本が、特に穀物農業が不平等をもたらした物質的な理由を強調しているため、彼らが満足していないのはこのためである

これは些細な問題ではない。私たちが今直面している気候危機は、人類が新しい技術と新しい環境適応するために、社会をどのように変えていくかという問題を浮き彫りにしている。平等人類存続のための政治は、今や深遠なまでに唯物論的でなければならない。

ジェンダーの不在

グレーバーとウェングローが環境人間存在物質的基盤にほとんど関心がないことは、これまで見てきたとおりである

同じように、彼らは階級という概念や、階級関係階級闘争についての議論ほとんど宗教的に避けている。グレーバーは確かに、そしておそらくウェングローも、階級関係階級闘争について理解している。彼らは、階級が何をするのか、そして実際、自分がどの階級人間なのかを知っているが、階級関係社会変革の原動力として扱うことはできないし、また扱おうともしない。

これと同様に目を引くのは、グレーバーとウェングローがジェンダー社会的構築に対して関心を示さないことである。彼らはミノア・クレタ島における母系制のほぼバコフェンを再現する一方で、女性は養育者であり、男性はいじめっ子であるという家父長制的なステレオタイプ散見する。

平等は常に私たちとともにあったというのが彼らの主張であるため、グレーバーとウェングローは、人類性別による不平等起源についてほとんど何も語っていない。

男女関係進化については、基本的に3つの学派がある。まず、進化心理学者たちであるが、彼らの主張は非常に保守的であるジャレド・ダイアモンドナポレオン・シャグノン、スティーブン・ピンカーは、不平等暴力競争人間の本性の基本であると主張する。彼らは、男性進化によって他の男性競争するようにプログラムされているため、強い者が女性支配し、より多くの子どもをもうけることができるからだと言う。これは残念なことであり、幸いにも西洋文明はそのような原始的感情部分的に手なずけてきたとピンカーは言う。

偉大な生物学者であり、トランス活動家であるジョーン・ラフガーデンは、こうした考えを『薄く偽装されたレイプ物語』と正しく表現している。このような議論は実に忌まわしいものであり、そのためだけにグレーバーやウェングローが否定したのは間違いない。

非常に長い間、フェミニスト人類学者の間では、第二の学派の考え方が支配的であった。この学派もまた、女性男性の間の差異本質化し、女性男性の間に何らかの不平等があることをあらゆる社会で当然のこととして受け入れていた。

私たちが支持するのは第3の選択である歴史学人類学考古学の記録に顕著な特徴がある。人々が経済的政治的に平等社会暮らしていたほとんどの場合女性男性平等であった。また、経済的に不平等階級社会存在したところでは、そこでも男性女性支配していた。

私たちにつきまとう疑問はこうだ:なぜなのか?

グレーバーとウェングローはこの問いに取り組んでいない。彼らは性差別について何の説明もしないし、男女関係がどのように、あるいはなぜ変化するのかにも関心がない。しかし、彼らは性差別主義者ではない。彼らは何度も女性抑圧の事例に触れているが、それは一過性のものである。彼らの関心事の中心にはないのだ。だから私たちには印象的な一致に見えるが、彼らにとっては蜃気楼なのだ

複雑な採集

グレイバーとウェングローの説明重要な部分は、農耕と階級的不平等、そして国家の出現との関連を軽視しようとする決意のもと、階級的不平等戦争さらには奴隷制さえも存在した狩猟採集民のグループに焦点を当てている。考古学者は彼らを「複合狩猟採集民」あるいは「複合採集民」と呼んでいる。

レバーとウェングローは、先史時代の人々が無国籍平等主義的であったか暴力的で不平等であったかのどちらかであったという証拠として、これらの人々を取り上げている。それは証拠が示すところとは違う。[7]

典型的な例は、フランツボースによって研究されたクワキウトル族と、カナダ西海岸コロンビア川フレイザー川の近隣の人々である。この川と海岸では、莫大な数のサケ遡上していた。限られた数の隘路や漁場を支配する者は、莫大な余剰を蓄えることができた。コロンビア川のギャレスがその一例だ。少人数で10ポンドサケを獲ることができた日もあった。

それは例外的なことだった。場所によって差はあった。しかし、沿岸部河川全域にわたって、サケ資源豊富であればあるほど、考古学や文献記録には階級間の不平等が表れている。富の不平等はしばしば極端であった。また、これらの人々は複雑な軍事技術を持っており、大勢戦士を乗せ、数人で何カ月もかけて作るような大きなカヌーを使っていた。

事実上農民田畑に囚われていたように、これらの人々は漁場に囚われていた。そして農民と同じように、サケ漁師たちにとって貯蔵は不可欠だった。考古学上の記録を遥かに遡ると、彼らの骨や歯を調べると、年間の食生活の40%から60%がサケからもたらされていたことがわかる。サケは数週間しか獲れないので、その食生活の大半は乾燥サケによるものだったに違いない。

農民と同じように、環境的制約と新技術階級社会可能性を開いていたのだ。こうした過程は、『万物黎明』にはまったく見られない。そのかわりに、50年前の学部生がクワキウトル族について語った、浪費的で貪欲ポトラッチ饗宴の民という、お決まり説明がなされている。この説明は、その後の膨大な研究成果を無視している。

天然痘梅毒人口の6分の5を失い、金鉱探鉱者によって征服され、そして蹂躙され、最終的にはカナダ政府によってポトラッチの宴が禁止された人々の中で、あの無秩序な宴は、権力にしがみつこうと必死だった支配階級によって管理された伝統的な生活の祭典であったことが、今ではわかっている。深い物質的な悲劇が、非合理的茶番劇として語られている[8]。

西海岸漁民けが「複雑な採集者」だったわけではない。世界中には他にも例がある。しかし、それがいかに少ないかは注目に値する。さら考古学者たちは、現在より7,000年前より古いものひとつも見つかっておらず、14,000年前より前に戦争があった証拠もない。

複雑な採集民の数が少なく、その起源が新しいのは、技術問題かもしれない。確かにカリフォルニア沿岸のチュマシュ族が不平等戦争を発展させたのは、紀元600年以前に大型の外洋用板カヌーの建造を習得してからである

彼らは「複合型採集民」の第三の例として、フロリダ南部カルーサ族を選んでいる。ある意味では、これらもまた、支配的な首長戦士階級格差奴隷制度、高価な戦争カヌー、海の哺乳類、ワニ、大型魚の漁業依存する漁民であった。

グレーバーとウェングローは、カルサ人を「非農耕民族」と表現している。しかし、彼らが認めているように、カルサの漁民もっと大きな政治の中で支配的なグループであった。他のすべての集団は農耕民であり、カルサ人の支配者に大量の食料、金、奴隷にされたヨーロッパ人アフリカ人捕虜を貢納していた。その食料によって、カルサ族のエリートたち、そして300人のフルタイム戦士たちは働かずに生活することができた[10]。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143955

2023-09-23

誰とも付き合える気がしない

友達としての期間も長く、この人とは結婚できるかもしれないと思って付き合った男性と別れた。

交際期間は3ヶ月でした。

 

まず、私より彼の方が遥かに結婚願望が強く、今すぐにでも結婚したい、子供も欲しいと言われることがストレスだった。

 

あと過去恋愛でもそうだったが、相手些細な言動が気になってしまう。

私と彼の女友達比較したり、趣味ゲーム執拗に私と一緒にやろうと誘ったり、私のことを結婚に向いてないと言われたことが、何度も頭をよぎってしまう。

 

でも私のことを大事にしてくれることは伝わってきたし、優しかった。

その優しさもアラフォーの彼が20代の私を繋ぎ止めておくための優しさなのかもしれないと思うと、気分が重くなる。

人間関係がとにかく苦手で全ての事柄マイナスにとらえてしまうため、付き合って3ヶ月程度で別れ話をしてしまう。

この人は私と付き合うべきじゃない。私以外の誰かと幸せになるべき人間だろう、と思う。

 

誰かと付き合って愛を育みたいのにどうして私は普通の人と同じようにうまくできないのだろう。

辛い。本当に辛い。

誰かと付き合うことは苦しいのでこれからは一人で生きていこうと思います

2023-09-22

悪いのは自分なのだけれど。

まったく悪気なくしたことを人にひどく咎められた。

順番待ちをしている人に気づかず割り込みをしようとした形になった、みたいな話。

しかにそれに気づかなかった自分が悪いので謝罪はしたのだけれど、あとから思い返して、あん些細なことであれほどきつく叱られなければならないようなことだったのかと、なんだか腹が立ってきた。

一言ぐらい言い返してもよかったかなとも思ったが、けっきょくこちらが悪いのは動かないので、謝るだけに留めることができたのは、結果的には自分精神衛生上いちばんマシな選択だったはずだ。

悪気があろうとなかろうが自分のしたことが悪いことであれば人に咎められるのは当然のことだ。逆ギレなんてみっともないことしなくてよかったとも思う。

今回のことで二度と同じ失敗をすることはないだろう。一つ学習することができた。

ポジティブに考えてみようとしても、ちょっとしたことに心かきみだされている弱い自分が嫌になる。

気持ちを切り替えたいのに切り替えられない。情けない。

anond:20230918205956

もう既に書かれてるけど容姿レベルが明らかに低過ぎる人間と対等に仲良くしようと思う美人なんか存在しない

男性感覚では分からいから「些細なことすぎる」と言えるんだろうけど美人女性は大抵そういうものだし、「すごーい」とか「勉強になると思ってー」とか思ってもない事抜かせば信用されると思ってる所も含めて私達を馬鹿にしてる事ぐらいすぐ分かる

友達のフリをしながらを顔をネタにして珍獣扱い、マウント取りのダシ、集団の引き立て役に過ぎないので事あるごとに侮蔑、なんて扱いは私達みんな散々経験して分かってる事だから経験則で言ってるんだよ

2023-09-21

レイヤー技術セキュリティ❤️ソフトウェア研究開発という職業

セキュリティソフトウェア研究開発、という仕事自分経験をもとに紹介します。主な想定読者は、情報セキュリティ関連を仕事にしたいと考えている学生や若手、特に、いわゆる「低レイヤー技術」に惹かれている人です。

背景

低レイヤ技術を間接的に仕事で生かしてきた経験の共有。元Linuxカーネル開発技術者の場合 - 覚書を読んで思い出したのですが、セキュリティキャンプなどで、セキュリティに興味のある学生とやり取りをしていて、ソフトウェアエンジニアリングの分野でセキュリティ関連のキャリア議論されることが少ないと感じました。自分セキュリティソフトウェア研究開発に10年以上携わっていることもあり、この職業は低レイヤー技術セキュリティに活かせる面白い選択肢だと思っているので、紹介してみることにしました。

どういう職業

セキュリティソフトウェア研究開発では、アンチウイルスEDRなど、文字通りセキュリティ機能提供するソフトウェア研究、開発します。

研究、開発」と書いたように、この職業には研究と開発の両面があります

研究は、実現可能性や価値が定かでないアイディア調査試験実装する、という仕事がその一部です。例えば、ファイルディスクに書き込まないマルウェアを検知したいが、どのような技術選択肢課題があるかを評価する。実現可能場合は、開発チームと協働して実装、出荷にこぎつける。あるいは、製品として実装された機能バイパスされないか調査したり、バイパスされてしまった場合にはその原因を究明したりして、製品改善するために開発チームと協働する、という場合もあります

開発は、研究との対比という意味においては、できると判っているアイディア保守性の高い状態で実現する作業だといえます保守性の重視は研究との大きな違いで、例えば、研究では、コメントテストものない書き殴りのコードで十分であっても、開発の工程では、5年後でも改修が必要になるため許容できなかったりします。製品という大きなコードの中での開発であるため、別のチームや利害関係者との連携も、研究場合よりずっと重要です。例えば、リードポジションであれば、研究工程で実現可能と分かったアイディアが、既存機能統合する形で実装されるべきか否かアーキテクトと議論したり、テスト計画品質保証のチームと練ったり、プロジェクトスケジュールを調整したりします。

研究は、既定の手法がなく、闇の中を手探りで進める面があり、最終的に製品レベルにこぎつけずに終わる場合も多いです。判りやすい成果が出ない場合があるので、好き嫌いが別れやすいです。自分は、職業としては研究3,開発7くらいのバランスが好きで、趣味では逆に研究8,開発2くらいになってます趣味では成果が出ようが出まいが過程が楽しければ満足、という個人的な考え方がこの違いとして出ているようです。

レイヤー技術価値

この職業のおいて、低レイヤー技術に明るいことは、ほかの多くのエンジニアができないことができるという付加価値、だと自分は考えています。例えば、特定分野の詳細を知っていることでその分野の研究、開発が効率よくできたり、新しいアイディアが生まれたりします。具体例をいくつか挙げると、OS仮想メモリ管理に親しみがあれば、プロセスメモリーを走査してメモリー上のみに存在するマルウェアを検出する機能をより効果的に設計実装できる。プロセッサー機能の詳細を知っていれば、CETという新しいプロセッサーしかないセキュリティ機能を、他のプロセッサー機能を使って疑似的に実現するというアイディアを思いつく。などです。脆弱性知識や探す技術も、とても価値があります脆弱性を知らない人と、知っている人では、どちらが脆弱性の少ない設計実装をできるでしょう。自社の製品脆弱性を、開発中に発見するのと、テスト・出荷後に発見、改修を加えるのではどちらのコストが少なくて済むでしょう。コンパイラーの知識は検出ロジックを書くための独自言語の開発に、エミュレーター実装経験マルウェア解析エンジンの開発に役立ちます

ただ、低レイヤー技術付加価値であることに注意してほしいです。

まず前提として、ほかの平均的なエンジニアができることに加えて低レイヤー技術があるべきです。セキュリティソフトウェア開発者の多くは、実はセキュリティや低レイヤーエキスパートではありません。優秀な開発者であることに加えてこれらを必要条件にしてしまうと、人が雇えなくなってしまうためです。そのため、一般的エンジニアリング能力に加えて低レイヤー技術セキュリティという強みがあると、大多数の開発者ができない(したがらない)ことを任せられる人、と差別化してもらえる可能性が高いです。一方、エンジニアリングに対する素養や意欲なしでは、セキュリティソフトウェア研究開発職は難しいです。その場合研究者のほうがあっています。(ちなみに自分は、脆弱性解析とマルウェア解析を専門とする研究職にも各2年ほど就いていました。)

やりたい仕事を得るためにできること

ここから一般論になりますが、OSに詳しくても、プロセッサーに詳しくても、バグハントが得意でも、それを会社が求める結果を出すために使えなくては意味がありません。会社は、あなたがやりたい仕事をくれません。会社は、会社必要としている仕事をもってくるだけです。

ではどうやって「会社必要とする仕事」と「あなたがやりたい仕事」の重複を最大化するか。

まずは、上司にどういう仕事をしたいかを明示的に、繰り返し話しておきますさらに、能動的に、自分からプロジェクトアイディア提案して意欲を示すことも心がけますあなた仕事を最終的に選ぶのは上司である以上、上司から理解必須です。良い上司(そして良い上司であることを可能する、良い上司上司)は、必ず、あなた能力に対する信頼度に応じて、あなた意向考慮してくれます。言い換えると、まずはやりたい仕事を主張する前に、与えられた仕事をこなして信頼を得る必要があります個人的経験では、これは1年あれば十分で、1年たっても状況に変化がない場合あなた仕事ぶりが上司の信頼を得るのに不十分か、あなたがやりたい仕事をうまく伝えられていないか上司やその上司あるいは会社問題があるか、あるいはこれらの組み合わせの可能性が高いです。

上記がうまくいかない場合、チームや会社を変えることを検討しましょう。チーム異動はリスクの少ない選択肢です。これも、実現するか否かは、上司からの信頼の程度に大きく依存します。会社を変えるのはリスクが大きいですが、上司やその上司を変えるよりも現実的です。新しい会社でもうまくいかなかったら、また新しい会社を探せばOKです。最終的にあった会社に行きつくか、自分能力コミュニケーション問題があることに気づくと思います

最後に、「会社必要とする仕事」と「あなたがやりたい仕事」の重複を追求しないことも視野にいれておきましょう。仕事あくまお金のためであって、やりたい仕事のほうが楽しい必要要件ではない。……という視点を持っておくと、些細なミスマッチで不満をためて、そこそこ良い環境から性急に転職してしまう、という状況を防ぎやすいです。隣の芝生は青い、ということを忘れないように。

まとめ

セキュリティソフトウェア研究開発は、セキュリティに深く関わりつつ低レイヤー技術付加価値として自分差別化できる面白い職業です。

ところで自分は7年務めた研究開発職を退職しました。おめでとう、ありがとう。これからは、また違う低レイヤー技術セキュリティ研究開発をしていきます

2023-09-20

anond:20230920192849

コミュニケーションは伝わることが1番大事から些細な事ばかり指摘して話を進められなくする方がコミュニケーションの中では「間違い」では?

2023-09-19

気になる。些細なことが。

①7時頃、ミスタードーナツ会計

 バーコード決済ができる機械が設置されているものの、何Payに対応しているか表記がなく不明

 普段から現金を持ち歩くタイプではないので、一瞬固まるが、その隙に「楽天ドコモポイントカードありますか?」と店員がきいてくる。

 ああ、楽天を持っているがそういうことではない。

 私が知りたいのは楽天PAYが使えるのかということだ。

 なぜなら楽天ポイントを貯められるからといって楽天PAYが使えるとは限らないからだ。このケースに先週3回は遭遇した。

②9時頃、吉野家入口

 この店舗には始めてくるってことで自転車駐輪場場所がわからない。先行する同じ吉野家にINしていった青年チャリダーについていった。

 ておまえバイトかい。裏口まで連れてくるんじゃないよ。

③9時頃、吉野家入店

 入店時、客おじいさん1体の配置。なんとこの店舗ドリンクバーがある。牛丼大盛りを席に運んだ後だったため、次回に期待。

 おじいさん3体が10分置きに入店。なぜかわからないが、全員とんでもないクチャラーである

 クチャオーケストラを聞かされながら飯を完食。

 食後、休憩がてら読書。おじい3体はドアの外に出て行き、店内は私1人。

 次はどこに行こうかなーなんて考えていたら、背の高い青年が私の隣の席に座ってきた。

 なぜ?このクソ広い店内でなぜ?

 他に隣の席のようなテーブルとイスが10台以上あるのに?なぜ私のとなりに?

 パズルゲームだとでも思ってんのか?次に入店したおじい1体と合わせて、私もろともテトリスのごとく消えようとでも。。?

 いいかげんにし。。おいおいおいなんだその犬食いは。音もすげえぞ。口で音ゲーでもしてんのか。

11時頃、道路

 私の顔は中の上くらいなのだが、道行く女二人組のコメント

 「イケメ、、バッグださ」

 バッグで負けた。

⑤13時頃、家

 先週、ポケモン図鑑番号を投げると、そのポケモン名前画像を返してくれるAPIトリガーで呼び出すGASを書いた。

 ポケモンといえばポケモンフュージョンというのがあった。ポケモンAPIと組み合わせることは可能だろうか。

 https://pokemon.alexonsager.net/ja/56/68

 これがポケモンフュージョンURL最後の「56」と「68」が合体させるポケモン図鑑Noなわけだが、任意図鑑No、つまり任意の2つの数字ポケモンフュージョンさせられることになる。

 ちなみにここではマンキーが表示されているはずだ。(マンキーカイリキー

 では任意の2つの数字で、身の回りにあるものは何だろうか?

 2つの数字

 XとY。。

 そう座標だ。

 GoogleMapを見てみよう。

 https://maps.google.com/maps?ll=【緯度】,【経度】

 でその座標の地図が表示できるらしい。座標なのでケツに0をいっぱい付けないと検索できない。

 ではマンキーのケツに0をいっぱいぶち込むとどこを指すのか、

 https://maps.google.com/maps?ll=58.00000000000000,68.0000000000000

 ロシアだ、、、、ロシアのきいたこともねぇ意味わからん川にぶちこまれている。

 今日は以上だ。

主張がめちゃくちゃ過ぎるので反論しておく

anond:20230919114447

まず批判対象所詮個人ブログで、このブログ主については特にコメントがないので批判擁護もしない。ただし男性蔑視かつ決めつけだらけの増田無茶苦茶な中身に対してはきちんと反論する。

1. 無職の妻は路頭に迷い?

無職の妻は路頭に迷い、子供も育てなければいけないが夫は気軽に再出発できるんですよ

ダウト。働けば路頭に迷うことはないのに働かない理由は何?

子供を育てなければいけないのは親権女性に優先的に与えられていることの裏返し。子供育てるのが嫌なら夫に親権渡して養育費負担したら?

https://choutei.net/toukei/shinkensha-tsuma-otto/

2. 家計

あとね、なぜ妻が財布を握る結果になっているか考えたことないの?

男はね、ギャンブル癖があるからなんだよ

ギャンブル依存症の割合

 男性の8.7%  438万人

 女性の1.8%  98万人

ダウト。疑われる人を含めても男女合計で約70万人(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/201904_00010.html)です。どこから持ってきたのか出典を示してくれますかね?

いずれにせよ、大多数はギャンブル依存症ではないのだからこれだけで女性が財布を握ることは正当化できない。

養育費生活費、貯蓄とまともな家計シミュレーションすると夫の小遣いが無くなるだけ

夫が管理すると夫の小遣いが増える=養育費や貯蓄をしていないだけの可能性が高いってこと

そりゃそうだよね?妻と夫、どちらが管理しても収入は変わらないんだから

ダウト夫が管理すると夫の小遣いが増えるは、妻が常に正しいという身勝手な前提に立っている。妻が管理した場合に妻の可処分所得が増えると言わなければアンフェア

昭和じゃないんだから、嫁が働いて互いに応分負担家計にいれればよいだけの話。

3. 離婚

そんなに結婚が不幸だというなら離婚すればいいじゃんって話なんですよ

夫には常にその権利があります

対して妻にその権利はありません…とは言いませんが育休などでキャリアを失う分、夫より積極的離婚できる状況にはなりません

ダウト。「離婚すればいいじゃん」は両方に言えること。女性積極的離婚しないのは本人の意思です。育休で失うキャリアは食えなくなるレベルではない。働く気がなくて離婚できないなら世の中舐めてるだろ。

4. 津島教授調査妥当性について
調査方法について

調査員が調査対象者の自宅へ訪問し、タブレットPCを用いて設問を読み上げ、調査員が回答をPCに直接入力する方法で行われた

ここで誰しもが疑問を覚えますよね?

調査員に面と向かって性被害を報告できるのかと。

ダウト論文ちゃんと読め。内閣府法務省訪問留置調査ではデータ妥当性・信頼性が確保できないので、欧州調査結果と比較するためにEU調査方法踏襲して同様の調査を行ったとあり、面接に先立って行っている研修欧州方法を用いている。一方、増田批判100%増田主観である第一その後でその数字引用してるだろ。信用できるのかできないのかどっちなんだ。引用しているNHKサイトでも結果が整合しているとしており欧州比較するために行った調査としてはむしろ妥当であることを示唆している。

調査への被験者の態度について

まり男女平等が進んでいる国の女性ほど,性的事件の中でも,とりわけ些細な事件も含めて,調査担当者に詳細に回答する傾向があることを示唆している。

痴漢大国なんて言われる日本ですが、痴漢程度だと尚更調査担当者に回答しない可能性が高いわけです。

ダウト。多変量解析は因果関係証明しない。係数を比較してその関係から示唆される関係が浮かびあがるもの

「男女の平等を示す係数が高いほど性的事件被害率が高い」は相関関係を示すが、「女性性的事件被害について率直に回答することができるため,被害率が高めに現れることを示している。」「些細な事件も含めて,調査担当者に詳細に回答する傾向がある」は解析結果を筆者が考察したものに過ぎない。従って、これをもって「痴漢程度だと尚更調査担当者に回答しない可能性が高いわけです。」は言えない。完全に決めつけである。多変量解析の基本からやり直せ。

津島教授調査は国際比較可能もの

したがって,発展途上国で,男女の平等が進んでいない場合には,国レベル性的事件被害率がかなり実際よりも低めに現れ得ることを示唆しており,それは,国際的比較における正確性を損なうおそれがあることを意味している。

津島昌弘教授調査はまんまこれってことです。

もちろん津島昌弘教授がそんなことを知らなかったわけではないでしょう。

調査員の質が問われる調査だということも、日本にはちゃんとした面接調査員がいないことも示唆されています

まり前提条件をちゃん提示したデータなのに、自分に都合よく解釈して使う輩が出てているだけです。

ダウト一般的バイアスの傾向として示唆したもの津島教授調査にも当てはまるが全てに当てはまる。

意図的に抜いたと思うが、津島教授研究バイアスを最小限にするために以下のように様々な工夫をしていて、そうすることによって比較ができるようにしている。面接調査員にはEUに準じた研修を行い面接を行うことでバイアスを最小限にしている。

そもそも津島教授研究目的理解しておらず論文を読んだかすら怪しい。繰り返しになるが、引用しているNHKサイトでも結果が整合しているとしており欧州比較するために行った調査としてはむしろ妥当であることを示唆している。むしろ津島教授調査結果から都合のよい部分だけを引用しているのは増田自身である

調査員は全て女性で、面接調査の前に研修への参加を義務付けた。研修内容は、調査の背景と意義…、注意事項(倫理安全上の注意、回答者被害者への対処特別配慮調査自身へのストレスマネジメントなど)以下略

(出典:https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-15H01922/15H01922seika.pdf p2)

5. 津島教授調査結果から言えること

調査結果の解釈NHKが適切に行っている。すなわち調査結果から読み取れることは記載し、読み取れない決めつけは入れていない。

この調査から言える大きなことは、女性パートナーから被害にあったとき警察通報する人がほぼいないということである警察統計から実態が見えないので今回のような暗数調査必要という話であって、さら暗数があるというのは増田内閣府のH27のコメント拡大解釈をしたに過ぎない。

6. 痴漢調査方法について

ちなみに津島昌弘教授調査は「近畿圏在住の18歳以上から75歳未満の女性2448人が対象」とのことで

痴漢が多そう…というか学生満員電車で通学している率が高そうな東京などが含まれていくとまた違う結果が出るでしょうね。

増田思い込みの域を出ていないのと、サンプリングする際に高いところを取るようなバイアスのかかった調査が国際比較に好ましいと思うのであれば都合のいいデータを求めていると言わざるを得ない。

7. その他(自殺率について)

独身無職の男女でも男性の方が自殺率が高い以上、安易に「男は妻の代わりに外で働いているかストレス自殺が多いんだ」とは言えないんですよね。

は正しい。ただし、増田が書いたエントリがこのレベルの決めつけだらけからこそこの文章を書いた。

嘘で読者を誘導して認識操作するのは分断を煽るだけだからやめよう。

まず大前提としてあなたの息子さんはまともな人間ではありません

息子と些細なことで喧嘩が絶えないこと、息子が喧嘩の度に「価値観が合わない」「離婚する」「もう一緒にいない方がいいと思う」というような脅し文句を言う

相手の言い分をとりあえず信じるとの前提で、この時点で成人した大人としてはまともな人間ではありません。

些細なこと」の内容不明ですし、どういう経緯で喧嘩になるのかも不明ですが、本当に「些細なこと」なのであれば、まともな人間なら「離婚する」だなんてことは絶対に言いません。

自分の夫も軽々しく「離婚離婚」なんてことを言うことが度々あったので、それを聞いて育った息子も軽口で言ってしまっているのかもしれない

あなた様ご夫婦の間では「軽口」として成立していたことなのでしょう。しかし、10代のガキの頃とかならともかく、離婚するだなんて脅し文句をおいそれと使っていいわけがないと認識できていない大人はまともな人間ではありません。

息子だってうちの自慢の息子だ。

人様に言って恥ずかしくな大学大学院を出て、誰から一流企業だねと褒めてもらえる会社就職した息子

自慢の息子として出てくるエピソード学歴職歴しかないのですが、人間性として自慢できる部分は無いのですか。いや、学歴職歴はもちろん大事な要素ではあるのですが、お互いの実家経済格差による価値観の違いが問題なのではないか、と推測しているところから学歴職歴自慢になるのはおかしくありませんか。

心優しく穏やかな子だと思っていた息子

あなたの書いた文章の中で息子さんの人間評価として出ているのがこれだけなのですが、そして人様に言って恥ずかしくない大学・院を出るだけの頭脳がある方だそうなのですが、心優しく穏やかな人柄で人並み以上の頭脳を持つ大人が「些細なこと」で「離婚する」だなんて言うはずがありません。

よって、心優しくないか、穏やかではないか、実は大した頭脳でもないかのどれか一つ以上が該当すると思われます

まずは息子嫁さんに録音を回してもらって「些細なこと」からの「喧嘩」および「息子さんの実際の言葉や態度」を確認しましょう。

そうすれば色々わかることもあるのではないでしょうか。

anond:20230919121753

息子と息子の嫁について

息子の嫁から連絡が来た。

息子には内緒で二人で会って話したい、息子のことで相談があると。

ルージュの伝言みたいだな、と思いながら日程を決めた。

内容としては、息子と些細なことで喧嘩が絶えないこと、息子が喧嘩の度に「価値観が合わない」「離婚する」「もう一緒にいない方がいいと思う」というような脅し文句を言うということ。

時々、息子に電話して新婚生活はどう?なんて聞いた時も「うまくやっているよ」というばかりで、しょっちゅう喧嘩しているなんて初耳だった。

心優しく穏やかな子だと思っていた息子が、奥さんにそんなことをいう男になってしまっていたのかと心底驚いた。

正直、自分の夫も軽々しく「離婚離婚」なんてことを言うことが度々あったので、それを聞いて育った息子も軽口で言ってしまっているのかもしれないと思った。お嫁さんには大変申し訳ないことをしたと思う。

今のところ、お嫁さんの言い分しか聞いていないので、息子の考えや言い分は分からないが、軽々しく口にしてはいけないことを言ってしまった息子のことは叱らなければいけないと思う。

ただ、息子の言い分の中にあった「価値観があわない」というのは心当たりがある。

正直、両家の経済力には多少隔たりがある。

我が家だって決して貧乏な方ではないと思う。息子を二人とも奨学金なしで大学に進学させ、一人暮らしさせてやるのに不自由はさせていなかった。

ただ、向こうの家は代々の土地持ちで、かなり羽振りのいい生活をしているようだった。

お嫁さんはブランドに詳しくない私でも分かるような、シャネルヴィトンの鞄やアクセサリーをいつも身に付けていたし、冬場に向こうのご家族と軽く食事をしに行った時、親兄弟含めて全員モンクレールのダウンを着ていてちょっと面食らった。

息子には「逆玉だね」と冗談めかして言っていた。

正直、価値観が違うのは当たり前だ。

とはいえ、息子だってうちの自慢の息子だ。

人様に言って恥ずかしくな大学大学院を出て、誰から一流企業だねと褒めてもらえる会社就職した息子に比べて、

お嫁さんは偏差値だけで言えば何枚も劣る女子大の出だし、就職だっていたこともないような会社だ。

はじめにお嫁さんのプロフィールだけ聞いたとき、私も夫も心の中で眉を顰めたのはしょうがないと思う。

それでも、実際に会ってみればとても気さくで心配りができて育ちの良さがにじみ出る彼女の人柄にはとても好感が持てたし、息子から聞く彼女実家の太さはとても心強く思えた。

彼女との縁談を成就させるべく、彼女がどうしても欲しいと言った婚約指輪を買うために息子に少々援助までしてやった。

両家共に打算と妥協がなかったといえば嘘になると思う。

うまく二人で価値観を擦り合わせて暮らしていって欲しいと思っていたが、入籍から半年足らずでこんなことになってしまうとは、と頭を抱えている。

日常些細な変化や気づき

実は病気前触れだったりして

人間身体ってやだね、老いから

2023-09-18

anond:20230918202102

勉強に置き換えたらわかるかな。別に自分と頭の良さが違っても友達になれるじゃん。頭も顔面些細なことすぎるよ。

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