2023-11-07

誰にも読まれない小説を書いている

ある小説投稿サイト毎日小説を書いている。

その小説は常に下書き状態で、毎日加筆しているが公開するつもりはない。

俺は、誰にも読まれない小説を書いている。

それは半分事実フィクションで、別段珍しいことを書いているわけでもない。

ただ、ちょっとしたifの世界を描いている。

例えば昼ご飯

新しいお店に入り、俺は日替わりの定食を頼む。

A定食

しかしもしそのとき、俺がB定食カキフライを選んでいたらどうなっていたか

別にそれで世界が大幅に変わることはない。

ただカキフライを食べていたら、どんな味だったのかを想像する。

それを書いているだけだ。

日常些細な出来事些末な選択肢

そのifを俺は想像する。会社からの帰り道、暗がりにぼんやり佇む名も知らぬ神社

何気なく入ってみたい気持ちになる。入ろうか?入ってみよう。

何者も居なく、何かがあるわけでもない。

ただなんとなくお賽銭を投げ、願うこともなく手を合わせる。足元に感触。目を開けると猫が居た。にゃあんと鳴く。

頭を撫でてやると気持ちよさそうに目を細め、世界に二人だけのような気持になる。

ハッとして顔を上げると神社の外に佇んでおり、俺は神社に入らない選択を取ったことを思い出す。

そんな事を淡々と綴る。オチはない。あるのは読者のいない小説のみだ。

  • キミがココに来てソレ書くまでは キミのこともワシらにとっては誰にも読まれない小説レベルの存在やったんやで

  • いいな わしも承認欲求から開放されたい

  • もまれない小書に説いているを誰読 をいい読書にもてる説いま誰なれ小

  • 誰にも読まれないと豪語するならメモ帳にでも書いたらどうか

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