はてなキーワード: お勧めとは
ワクチン接種前は、「ラブホのサウナ」で1人サウナをしていました。
しかし、ワクチン2回接種し、久々にサウナに行きたくなりました。
しかも、職も失い、ちょうど時間もあるので、思い切って他県まで足を伸ばしました。
東京に10年くらい住んでいたこともあり、池袋の『かるまる』や『てるまー湯』や『天空アジト』、『タイムスパ』などの有名東京サウナは一通り体験してますが、日本一と言われる『しきじ』は静岡ということもあり、なかなか行く機会がありませんでした。
あんまり行く前にテンション上げるとガッカリしがちなのでできるだけテンションを抑えますが、とにかくレビューする人が持ち上げまくるので期待値はうなぎ上りでした。
あんまりサウナで「整い(サウナによるディープリラックス)」すぎると、無職ついでに人生の最高を終えてしまって自殺してしまうのではないかと怖くなるほどでした。
無職になり、ワクチン2回接種も終えてますので、我慢していた風俗を解禁しました。
いきなり下ネタかよという話ですが、サウナで整いすぎて自殺する可能性があったので、一応最後に風俗は行っておきたいなと(⇦言い訳)
20歳のマアマアくらいの顔面偏差値の女の子。乃木坂には入れないけどAKBにはいそうって感じでした。
自分は20歳の頃から人生ずーっと苦しく、このような生命に溢れてるお嬢さんが羨ましい限りです。
人生終わりかけの無職に若い未来しかない女性にアナル舐めまでさせて、本当に死にたくなりました。
デリヘルだったのですが、年甲斐もなく本番交渉をしてしまい、「ピル飲んでないし、おじさん無職だから責任取れないじゃん」と断わられました。
放出したら、何とベッドの端っこから端っこまで液体が飛んでいき、嬢もびっくりしていました「絶対孕ませるマンじゃん、、、」と。『シグルイ』で腕を切られた主人公が死を意識してお粥みたいな液体を放出するシーンがありましたが、オッサンでも死を意識するとすごいなあと思いました。
放出後に嬢の顔をもう一度見ましたが、イマイチでした。やはり、死を前にしていろいろ焦ってるみたいです。落ち着かなきゃなーと思いました。中出ししてこんな嬢孕ませて何がしたかったんだと。
よっぴーっと言うWebライターが激推ししていた、『さわやかハンバーグ』も静岡にあるとのことで、こちらでまずは腹ごしらえ。
この『さわやかハンバーグ』と言うのは期待よりも、少し訝しい気持ちでした。
なぜなら、個人的には『平家の郷』と言うハンバーグ屋さんがおそらくハンバーグ最強だと確信を持っていたからです。
『平家の郷』は高級志向で金持ちが楽しむ味ですが、『さわやか ハンバーグ』はあくまでファミレスの最高級という感じ。
『さわやかハンバーグ』は美味しいですけど、深い美味しさではなく、メロンパン的なわかりやすい美味しさでしたね。
風呂場に入った瞬間に思ったのは、「狭いな」ということ。
シャワーも10台くらいしかない。20人も入れば満杯になる浴場の大きさ。
『かるまる』や『マルシンスパ』や『タイムズスパ』の巨大サウナを経験してると、あまりにもシンプルな作り!
普通の銭湯のサウナと水風呂をちょっとだけ大きくしただけに見えます。
がしかし、整い椅子がサウナと水風呂の直線状に10台並んでいます。
100度超えと噂のサウナに入りました。
座った瞬間に、「呼吸がし辛い」程の熱気!
先客4人が抜けるまでは抜けないぞ!と熱気に耐えますが、灼熱ですね。グリルされまくりですね。
絶賛するレビューによると、この水がすごいらしい。
地下水から汲み上げて飲めるぞ!とか、目を開けて目の中を冷水に晒すんだ!とか、水が伸びるんだよ!とか。
とにかくやばいらしい。
実は、サウナ前に体を洗ってる時点で、「なんかすごいな」というのは肌で感じていました。
肌がツルツルになる温泉にびびる体験はあるかと思いますが、水がスルスル体を流れるというか、そういう感じはありました。
水風呂に入ると、確かに寒いのですが、「水風呂のあの刺さるような冷たさ」が無く、サクッとすごく馴染みました。
サクッと馴染みますが、すごく冷えます。ガチガチはがなるような寒さで無く、体が確かに溶けます。
それで、「飲めます」という冷水の噴出口から冷水を飲みました。
、、、、。。。。。。
、、、、。。。。。。
これはビビりました。
新感覚でした。
普通の椅子なのですが、水風呂に降り注ぐ小さな滝がありまして、その滝の音を聴きながら、「整い」ましたね。
サウナと水風呂を繰り返すと、皮膚の表面にマダラに赤い斑点が見えるのですが、それは俗に「あまみ」と言われます。
周りもあまみ完了な人たちがひたすら整い椅子でディープリラックス。
考えてもいいし、考えなくてもいい。ひたすらディープリラックス。
水風呂と整い椅子を終えてから、『しきじ』サウナーの間では噂にも出ないですが薬草風呂というのもあるみたいなのでそちらも体験。
とある『しきじ』レポートでは天丼を食べていたので天丼を探したのですが、なかった。この店ではなかったのかな?
キャバクラ前にラーメン屋へ行ったのですが、「『しきじ』の地下水を使って作っています!」との触れ込みまでありました笑
キャバクラ案内所では、『しきじ』常連の黒服の人が迎えに来てくれて、お勧めの『しきじ』の楽しみ方を教えてくれました!
朝6時とかから人がいっぱいになる前に15分、8分、8分を整いなしで、水風呂との往復とのこと。やっぱ地元のプロは違いますね〜あの100度超えを3連続はすごいな。
20代中心のキャバクラでは、美人系が何人か着いてくれました。
「美人ってやはり得するの?」と聞いてみましたが、あんまり得もしないみたいです。自分の人生がキツかったのは顔が理由ではないのかなーと少し思いました。
「俺は東大卒だぞ!」とオラついてみましたが、40目前無職では全く響かなかった。。。
40代中心のキャバクラでは、就職氷河期の話や子育ての話を聞けました。
自分は結婚してないのですが、「子供が障害持って生まれたらどうしよう」とか「赤ちゃんって何歳くらいまで大変なの?」とか「反抗期とか子供の進路とかヤクザにならないかとか精神病にならないかとか子育ての不安はどうやって乗り切るの?」とか聞きました。ファミリー系の話題は人生勉強にもなって、面白いですねえ。自分は結婚は一生しないでしょうが、そういう人生なのかと。
2020-09-26:正直わりと自分の人生イージーだと思ってる奴 (anond:20200926032122)
何となくエッセイを読みたい気分なので誰かおすすめ教えてください。本を読む方ではないので有名な作品でもいい。こういうのだと嬉しい。
・厭世的な雰囲気。ただし厨二病というより世間に揉まれて疲れた感じ?みたいなの。
・読んだからといって学びがなくてもいい。むしろ無い方がいい。
・日本人作者のを読んでみたい。なんか頭にすっと入ってくると嬉しい。翻訳もののお勧めも歓迎だけど。
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みなさん面白そうな本お勧めありがとうございます!読み進めていきます。すぐ読む用にどれか近所の本屋に置いてるのあるといいな。村上春樹ならありそうかな。
引き続きお勧めあれば是非教えてください!
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追記2
めっっちゃ分かる。私もどうにかしたくて、とりあえず一番気になっていた肌から手を付けた。
・生理前に肌荒れすることが多いなら、手っ取り早いのはピル。だいたい月2000円(最初は診断とかでもっとかかる)。
実際私は血栓症になってしまって数カ月で飲めなくなった。それでもその間肌がかなり改善されたので、基礎化粧品・化粧品の前にまずおすすめする。
そのへんのサプリ会社が出しているものより、医薬品メーカーの第3類医薬品となっているものが安さ・成分的に良い。
使っているのはナチュリエのスキコンだろうか? ネットで評判の高い商品だが、エタノールとDPGという肌に合わない人が多い成分が入っているので見直したほうがいいかもしれない。
特にエタノール。脂性肌向きのさっぱり化粧水にはたいていエタノール(アルコール)が入っているが、刺激になりやすいので避けた方が無難。
おすすめは①アルコールフリー、②抗炎症成分入り(グリチルリチン酸2K、アラントイン等)、③できればヒト型セラミド入りの商品。
ロート製薬(ただし①、②のみ)とか、値段は高いがフーミーやエトヴォスというブランドの製品だとこの辺に気が使われている。
あとはスキンケアの一環として日焼け止めを塗ろう。朝の化粧水のあとのクリーム代わりに塗ってしまおう。下地兼日焼け止めみたいな商品もズボラには最高である。
が、とりあえず注意しておいてほしいことがある。
日焼け止めは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のどちらを使っているかで大別されるが、肌に優しいのは紫外線散乱剤の方。
有名メーカーとかプチプラのはたいてい吸収剤だから気をつけろ。
無印良品の日焼け止め「ミルク」(590円/日焼け止めの種類がたくさんあるから気をつけてくれ)が入手しやすくてお勧めだ。
他の増田も書いていたが、洗顔はかなり大事。成分、楽さの点でキュレルの泡洗顔(1300円ぐらい)を勧める。
コスパわっるいなあ〜と思ったら、半プッシュぐらいにして洗顔ネットで泡立ててくれ。普通に3プッシュした分よりもモコモコの泡ができる。
「泡で出てくる意味ないじゃん」と突っ込みたくなるだろうが、楽さと金のどちらを選ぶかは自由だ。
クレンジングはキュレルのクレンジングジェルがお勧め。(キュレルの回し者みたいだが、キュレルの化粧水やクリームはそんなにコスパが良くないので勧めない。)
「ダブル洗顔不要!」を謳うクレンジングオイルやミルクは脂性肌の民には無理だ、諦めろ。
あと、日焼け止めで「クレンジング不要」と書かれていても落ちないことがままある。
きちんと落とせていないと日焼け止め使ったら肌がむしろ悪化したなんてこともありうるので、できるだけクレンジングしたほうが良い気がしている。
・まとめ
どこにでもあるニワカの懺悔話。
私はウマ娘にハマりだしてから、いろいろウマ娘の解説動画見て学ばせていただくようになりました。
いっちょ前に知識が身につきだしてきた頃、
私はニワカの宿命である「ダニング・クルーガー」効果を発症してしまいます。
自分でちまちまと競馬マンガを読み漁り、気に入った馬について何冊か書籍などを読んでいくうちに
だんだんと「この動画はわかりやすいけれどここが物足りなんだよなー」とか、
なぜか自分が他の人よりちょっと詳しいようなつもりになってきていました。
特に、トウカイテイオーについては実際の馬の見た目がものすごく凄く好みだったため、
興味を持って何冊か本を読みました。
そして、さらにこの馬のことが好きになり、ますます「語りたい欲」がムクムクっと湧いてきてしまいます。
「アニメやアプリで語られてない部分を語ることで、自分より詳しくない人を相手にドヤを決めたい」という気持ちが強くなってきていたわけですね。
もうこれは馬のことが好きというより完全に自己顕示欲やないか・・・。
んで、しこしこと動画制作の方法なんかを調べながら、研究のために他の動画とかを見てたんですが……。
出会っちまったよ……。
自分が作りたかった動画を自分より何倍もわかりやすく丁寧に、そして明確なコンセプトのもとに作ってる動画に。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm33239717
この動画本当に素晴らしすぎるので見て……
この動画がアニメ二期が始まる前に作られたとは思えないともいえるし、アニメ二期が作られる前だったからこそできた動画だともいえます。
申し訳ないけれど、今までみた他の解説動画が霞むような掘り下げが行われています。
ただ実際のレースを淡々と解説してくれる入門動画やWikipediaの情報ももちろんそれはそれでとてもありがたかったし
ニコニコ大百科のように編者の主観に沿って枝葉をそぎ落としながらすっきりとした読み物にまとめてくれている読み物も面白かったんですが
この動画はそれ以上です。
それぞれの馬の性格から、レースでの走りっぷりまできちんと分析を行っており、
かつスピカに所属しているメンバーの元となった馬一頭一頭を「主人公」として、アニメとは別の形でストーリーを構成しています。
もうこの動画を見ると、
「メジロマックイーンが主人公だったウマ娘二期」のストーリーが自分の中に浮かんできます。
そして、この動画を見たあとでいよいよトウカイテイオーの動画を見るじゃないですか。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm33345191
本人は「今回の動画はうまくまとめられなかった」って言ってるけどそんなことは全然なくて、ちゃんと母方の血統からきっちりと語られていて満足度は高いです。
アニメで飛ばされたレース、負けたレースについてもしっかりと原因がわかるようになっている。
「自分が感動したポイント」をしっかり押さえつつ、それをただ列挙するのではなくストーリー仕立てにしてすっきりとまとめてるこの動画ほんとすげえ……ってため息しか出ない。
なんか憑き物が落ちたようですわ……。
手のひらでもビタミンDは合成されます。手のひらだけでも日に当ててください。
確かに紫外線はシミの原因になりますが、それは夏の日ざしのような強いもので、冬場の日ざしではさほど問題になりません。ビタミンDが不足するのは日ざしの弱い冬場なので、冬は手だけでも日焼け止めを使わずにビタミンDをしっかり作ることをお勧めします。
ほえー知らんかった。
じゃあさ、手のひら限定の紫外線照射器とかあったら良いんじゃないの。
紫外線照射器って言うと怖いけど、日焼けマシンの簡易版だよね。
健康に引きこもれて良いと思うなあ。
誰か作って売ってくれよな。
紆余曲折あったおかげでゲーム環境もだいぶ快適になり、最近は普通に面白いゲームになっていると個人的には思う。
人によっては本編より面白いまであるかもしれない。俺個人的にはそう。
マルチがクソとか低レアにボードが実装されてないとかほとんどのタマゴポケが弱すぎる上に主人公としか組めないとか
そういう不満点はまだまだあるけどね。
ポケモンを扱ったスマホゲーはかのPokémonGOをはじめとして複数あるけれど、
ポケマスはポケモン系スマホゲーの中で初めてポケモントレーナーをメインに据えたゲームだ。
コンテンツとしてのポケモンのメインはやっぱりポケモンなのだけれど、
ポケモングッズを主に扱うポケモンセンターでもトレーナーのグッズを扱うことも増えている。
そういう層を狙ったゲームがポケマスだ。
トレーナーとポケモンのペアである「バディーズ」がユニット単位だ。
基本的にはバディーズを3体並べてバトルを行う。
以下、ポケマスの主ないいところを挙げてみる。
通常配布でもメイ&ジャローダやフウロ&スワンナはかなり強いサポーターとして活躍してくれるし、
イベント配布の中には下手なガチャ産バディーズよりもずっと強い奴が実装されることもある。
チャンピオンバトルのエリートモードというこのゲームのエンドコンテンツでも配布と低レアのみでクリアするような人が普通にいる。
もちろんガチャ産バディーズの方が低レアよりも基本的には強いのでガチャを引く価値が無いわけでもない、
というか基本的にはガチャを引かないとエリートモードはかなりしんどい。
通常7%、フェス(限定ガチャ)10%、マスターフェス(今年新設された特別な限定ガチャ)12%と
一般的なソシャゲと比べてやや高い上に天井も40000石なので
無課金・微課金でもそこそこ☆5が揃うところが良い。石も割とくれる方だと思う。
ウマ娘(最高レアの星3が3%)みたいなえげつないガチャがしんどい人にはおすすめできるかな。
もう対戦とかやってられないんすよ!
厳選環境は昔と比べたら超楽になっているとはいえ色々考えるのもう疲れちゃった!
めまぐるしく変わる環境に対する対応やその時々のメタゲームや立ち回りを覚えるのに疲れ果てちゃったんだ、俺は!
俺は好きなポケモンやトレーナーを使ってほどほどに俺TUEEEしたいよ!
そんな感じなので最近は本編を触ってません。
1度だけあったランキングイベントは見なかったことにしたいし二度とやらないで欲しい。
今始めると明日にはいきなり6000石がプレゼントされるはずだからおすすめ。
環境を変えるレベルに強いマツブサ&グラードンやアオギリ&カイオーガもマスターフェスで出てくるので
それでリセマラするといいのかも。
https://aruwana.com/office-chair-seat-height-small-5
このサイトによると
タイトルやってみたかっただけ。あと他人の話題にかこつけて自分の好きなものの話がしたいだけ。
あとトラバ、演劇関係が自意識過剰? 新感線が30年前? バーカ! 一生そこで半可知識でしたり顔しながらネチネチやってろ!
さて、劇団☆新感線のことを初めて聞いた人が「2.5次元みたいなことですか?」というのは、当たらずとも遠からずではないかなと思う。
というか2.5次元舞台の多くは新感線の影響下にあるのではないか(数が多すぎるのですべてを把握してはいないが)。
あと、新感線は2.5ブームが来るはるか前に犬夜叉を舞台化していたりするし、距離としてはそこそこ近いと思う。
共通点としては、宮村氏の言う通り、漫画やアニメの世界観を舞台の上でやろうとしてること。
これは話の筋立てや演出もそうだが、往年の漫画の熱気みたいなものを再現する美学みたいなものが共通していると思う。
新感線の舞台は往々にしてかなり過剰にSEを使うのだが、漫画の描き文字の再現と思うと納得がいく。
漫画やアニメの世界観、いいところ、を舞台でやろうとしていることは共通しているが、
舞台のために漫画の良いところを抽出して作り上げるのではやはり出来上がるものが違う。
あとはまあ2.5次元は企画ありきで役者を集める形式が多いのに対し、
劇団☆新感線は「所属劇団員」がいる。ほとんどの主役級は客演の有名役者がやるが、脇を固める劇団員の安心感というのはある。
大きく分けて以下の3つ。
いのうえひでのり演出で上演される時代物。戦国時代モチーフや神話モチーフが多い。
ストーリーは人間の業的なものを中心に据えたものが多く、人がバンバン死にがち。
「髑髏城の七人」、「アテルイ」、「阿修羅城の瞳」、「蛮幽鬼」、「蒼の乱」、「偽義経冥界歌」など。
「Rシリーズ」が正式名称っぽい、ロックミュージカル色の強いもの。
ストーリー内容は割と多岐にわたる。
「五右衛門ロック」シリーズ、「SIROH」、「メタルマクベス」、「Vamp Bamboo Burn」など。
パロディネタが多い。3系統の中では劇団員の占める割合が多い(他シリーズは客演が多い)。
「轟天」シリーズ、「花の紅天狗」、「レッツゴー!忍法帖」、「月影花之丞大逆転」など。
ただどれもギャグシーンは多いし、歌の多い「いのうえ歌舞伎」もあるし時代物の「音もの」「ネタもの」もある。
演劇は高いだとか都市部でなければ見れないだとかと当たり前のように言う人もトラバに散見されるが、
劇団☆新感線に関して言えばゲキ×シネという全国映画館での上映を2004年から続けている。
実際の舞台の撮影ではあるが、何台も仕掛けたカメラによるカット割りがされており映画として見やすくなっている。
(知ってて当然という話ではないが、彼らの不断の努力を、「演劇」全般へのルサンチマン発露のために勝手に無に帰すのはあまりに勝手だなと思う)
なお、今は動画配信でかなり安価で観られるので下記に一部紹介しておく。
戦国時代の終わりかけ、死んだはずの信長の異名「第六天魔王」を名乗る男が現れたことによるあれこれ。
人情噺もつらい過去も凄惨な戦いも少年漫画的な展開もしょうもね~ギャグも、全部乗っけ盛りの濃厚さ。
脚本は座付き作家の中島かずきで、「グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」なんかの脚本の人と思えばなんとなく近い。
1990年の初演以来7年ごとに再演し、役者や演出を大きく変えている。
初期は主人公の「捨之介」と悪役の「天魔王」の一人二役の演じ分けがみどころだったが、2011年の上演版以降はその二人を別人が演じることも増えた。
その代わり、「無界屋蘭兵衛」というキャラクターの注目度が高まっていて、
そのきっかけを作ったのはおそらく11年に蘭兵衛を演じた早乙女太一のあまりにも華麗な剣捌きだと思う。
配信で観れるのは2011年「ワカドクロ」と17~18年に連続上演した「花」「鳥」「風」「月」「極」。
個人的に好きなのは「鳥」で、森山未來と早乙女太一の身体能力オバケ二人による殺陣は鬼気迫るものがあるが、全体の流れから言うとキワモノなので2本目にお勧め。
いのうえ歌舞伎。「モンテ・クリスト伯」を翻案し、架空のアジア風世界を舞台にした復讐譚。
上川隆也演じる主人公が自分を落とし入れ親友を殺した相手に復讐する話で、ずっと怒りに目を見開いており怖い。
堺雅人は「ニコニコ顔の最強の暗殺者」という完全に漫画のキャラ立てなのだが、息をつかせぬストーリーの展開によりいつの間にか受け入れてしまう。
このころの中島かずきはこういうどうしようもない人の業により悲劇が加速するような話をやたらめったら書いているのだが、
その、己の業によりずたぼろになっていく人の描き方に容赦がない。
個人的に新感線にはまるきっかけとなった作品なので思い入れが深い。
あと、この作品により稲森いずみが大好きになった。舞台初出演とのことで慣れてはいなかったのだろうがあの細い体で舞台を圧する瞬間に目を奪われた。
音モノ。「五右衛門ロック」「薔薇とサムライ~五右衛門ロックⅡ」「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」の三部作。
古田新太演じる石川五右衛門が、どっかの島の危機を救ったり、スペインぽい国の危機を救ったり、帰ってきて宝探しをしたりする。
いのうえ歌舞伎的な陰惨さはある程度影を潜めているが、話は冷静に考えると割とヘビー。
ただ、どんなに悲惨な展開で善玉がひどい目に遭って悪者が高笑いしていても、最後に五右衛門かっこよく登場して何もかも解決するので最後はスカっとして終る。
「新感線の看板役者・古田新太」というイメージの具現化みたいな作品だと思っている。決して二枚目ではなく飄々としていて最後に決める。