はてなキーワード: エマ・ワトソンとは
まあ、何でもいいか。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
ビデオ屋の店長と、ハリーポッターの何作目の役者が一番エモいか議論していたことだ。
私は4作目の炎のゴブレットのときがエモいと思うのだが、店長は5作目の不死鳥の騎士団がエモいといっていた。
ロン役のルパート・グリントのエモさが特にすごいことに関しては意見が一致していたが。
ビデオ屋で働いている友人は、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンがエモいといっていたが、友人のいう「エモい」は何か趣旨が違うんだよなあ。
半分は本当だ。
例えとして、私の両親の話をしよう。
帰省したとき、その日は一段と暑かったのだが、電気代を節約したいといってエアコンをつけたがらないんだ。
仕方がないので飲み物でもと冷蔵庫の中を見ると、大量の食べ物が入っている。
あまり日持ちしないものが多く、家族みんな食が細いので食べきることは難しいであろう量だった。
と思っていたら、中に入っていた食べ物の半分は既に期限を過ぎているじゃあないか。
このことを尋ねると、「あ~そうなんだ」と意外にも反応は薄い。
どうするのかと聞くと、捨てるのだという。
私はその時「無駄になった食べ物をそもそも買わなければ、いまこの部屋は快適だったろうに」と思ったが、結果論をクドクドいっても仕方がない。
テレビや電灯をつけたまま寝る癖も相変わらずだったが、私の口からツマラナイ正論など聞きたくもないだろうしな。
さて、この話を聞いて、辻褄が合わないと思ったかな。
私も最初はそう思ったが、違うのだ。
食べ物を大量にためこんで、仮にそれらを食べないまま捨てることになったとしても、両親にとってそれは「無駄ではない」のだよ。
少なくとも、暑いからといってエアコンをかけて電気代を消費するよりはね。
要は、自分にとって欲しいと思うものは財布の紐は緩いけれど、そうじゃないものは頑なというだけの話さ。
ゲームのためにたくさんお金を払ったり、グッズを「保存用」だとかいって何に使うわけでもないのに買うのだって、その人にとって無駄ではない。
別に皮肉だとかではなくて、大局的に見れば生活に必要なもの以外は余剰なのだよ。
余剰なものは誰かにとって有意義なものかもしれないし、逆に無駄なものかもしれない。
そして、それをどう扱うかということも含めて、ね。
ニュースとかで様々な要因が挙げられているように、現代ではそれがより顕著になったということさ。
いや、仮に後悔しても、それすら糧にすればいいだろう。
私は、この質問に答えるためにかけた時間を無駄だと思っているが、悪くないとも思っているぞ。
というわけで、締めの教訓は「無駄も愛せば無駄じゃない」あたりにしておこうか。
まあ仮に走っている状態だとしても、君が跳んだときに電車が走った距離分、君も移動しているから同じ場所に着地することは可能だが。
ついさっき読んでて思ったけど、
「今や女は専業主婦や強い男を求める時代!フェミニズムの敗北!」とか繰り返し書いてるやつ(おそらく一人)がしてる根本的な誤解って
まあフェミニズムそのものの理解が全くできてないことは大前提として
「仕事をしたくない女=男の奴隷になりたい女」ってナチュラルに思ってるところなんだよな。
仮に今専業主婦を希望する女性が増加しているとしても、それを希望する女性が昭和の母のようなプライバシーゼロで夫の家の奴隷になる生活を望んでいるわけないじゃん。
むしろ社会に出て会社で我慢のしどころを学習していない(もしくはその我慢ができなくて仕事につけない)女性の方が結婚生活における期待値が高いってことに気がついてないんだろうな。
エマ・ワトソンとか男性の目を意識した新しいフェミニズムが出てきたのは、「男の代わりになる」という価値観の修正であって、女性差別を自ら容認してるのとは全然逆方向の思想なんだよね。
個人的にはやっぱ欧米は思想の進化が進んでるなって素直に思ったのに、それをみて「やっぱりみんな昔に戻りたがってるんだ!」とか無邪気にはしゃぐ男は自分の思想が停滞どころか退化してるって気づけよなと思う。
社会のリベラル化が進み、男性がある程度調教されてくると、女性自身が女性ジェンダーに乗ることを苦にしなくなってくるのである。
強制されていた女性らしさの時代が終わり、女性が自発的に伸び伸びと女性らしさを楽しめるような状況になると、女性は女性らしさを放棄するのが惜しくなってくるのである。
昨今の女性の「反男女平等志向」「反ジェンダーフリー志向」はまさにそういうことである。
エマ・ワトソンが「HeForShe」で男性に気を使いフェミニズム界に衝撃を与え、
ロクサーヌ・ゲイが「女性には女性特有の欲望があるし男性みたいな汚れ仕事はしたくない」と言い、長年フェミニズムが必死で保ってきた建前を一瞬でぶっ壊し、
日本では「やれたかも委員会」なる漫画が女性から大人気で、男性の性的な視線にまつわる物語を喜んで消費している。
好きなディズニー映画は『ムーラン』、好きな洋楽は Destiny's Child の 『Independent Women 』、好きな漫画は『クレイモア』である私にとって、
昨今の女性たちの反男女平等性・反ジェンダーフリー性は非常に嘆かわしい。
一つ言っておきたいのは、強制された女性らしさと自発的な女性らしさの間に大きな違いがあるとか本気で思ってるのは女性だけであるということだ。
「今から自発的にハイヒールを履くけど男性はこれを利用しないでね?」「今から自発的にブルマを穿くけど男性はこれを利用しないでね?」
なんて言われて、男性がそれに従うだろうか?いいや、従わない。女性たちが自発的に楽しむハイヒールやブルマを思う存分利用させてもらうだけだろう。
そういうところに考えが及ばないところも含めて、やはり女性は下等だなぁと思うわけである。
(文:masudamaster)
http://anond.hatelabo.jp/20170516141639
http://anond.hatelabo.jp/20170517150404
http://anond.hatelabo.jp/20170518235031
http://anond.hatelabo.jp/20170529064047
https://anond.hatelabo.jp/20170625153549
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大学時代もボトムス一着トップスは3から5着を季節感なしにローテーションして着てたぐらい
まーったく興味なかった。
でも、3年前にオシャレさんを好きになってしまい、オシャレせねばー、と思ったわけ。
ちょうどその頃、人生初の全身鏡を譲ってもらったこともあり、ファッションをきちんとチェックするようになった。
そこで気づいた。自分はパンツスタイルが似合わないということに。
てか、自分の体型に気づいた。
腰高で股下が短く、全体に占めるケツの範囲がでかい(要は胴長短足という。腰低で股下短めの人もいるけど)。
そして太ももが太い。
それなりに様になるような服装をするにはスカートを履くしかなかった。
具体的にはスカートを上の方に若干上げて着るか、ワンピース着て短めのジャケットを羽織る。
でもそれでは格好が変になることに気づいてしまった。
ファッション気にしてなかった頃は好きなもの自由に着れたのに。
スーパーモデルと比較されて残念がられたエマ・ワトソンに一方的に共感した。
好きなものが似合わない。それなりに見せるには、嫌いなものを纏っていなければならない。
ファッションなんか嫌いだ。
【ぜんぶ実名】パナマ文書に出てくる「日本の億万長者」大公開! 国税よ、もっとちゃんと調べてくれ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48745
エマ・ワトソン ソフトバンクグループ社長孫正義 楽天会長兼社長三木谷浩史 丸紅 伊藤忠商事 神戸の大富豪島田文六(シマブンコーポレーション前社長) 事務機器リース大手光通信創業者重田康光 生鮮食料品店「アルス」松下孝明 金沢医科大名誉教授・ベンチャー社長友杉直久 医師・久保伸夫 オーバスネイチメディカルジャパン代表大場剛 佐川印刷元役員・SGチャンギ社元会長村橋郁徳 宮本敏幸 日本企業がタックスヘイブンを「合法的」に活用してきた 影響もあって、'89年には19兆円あった法人税収入は、 '14年には11兆円にまで落ち込んだ。 一方で消費税収入は3.3兆円から16兆円へと激増している。 法人や富裕層が節税した分の税収をカバーするために、 海外へ資産を逃がすことなどできない庶民が、 税金を絞り取られているのである。
「パナマ文書」大公開! これが税金を払わない日本人「大金持ち」リストだ セコム創業者,UCC代表の他にもいた
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48640
UCCホールディングス社長・UCC上島珈琲グループCEO上島豪太 セコム創業者・最高顧問飯田亮 アイスランド前首相グンロイグソン キャメロン英国首相の父 プロゴルファーニック・ファルド ウクライナ大統領ポロシェンコ ロシアプーチン大統領の「友人」 中国国家主席習近平の義兄 元サッカー選手ブラティニ パキスタン首相シャリフの子 香港ジャッキー・チェン サッカー選手メッシ 伊藤忠商事 丸紅 スターバックス 米アップル
まだ人名「量」の不足感や単発感は否めない。
基本的には、男性ジェンダーで出来上がった男社会が、その中で女性ジェンダーを抑圧しているという構造なのだが、
しかし男社会の男性ジェンダーも、結局は男性を弱者と強者に分断するだけで、あまり男性自身を救ってはいない、
だったら自分たちフェミニストと共闘して、互いに互いのジェンダーから自由になろうではないか、
というのが、エマ・ワトソンの主旨では?
当たり前だが、男性でも女性でも、そのジェンダー観から自由になるため最初の一歩は「自覚」しかない。
自分が苦しんでいる原因が、自分のなかにあるということに気づくこと。
エマ・ワトソンはそれを促している。
で、気づいたら次に、社会に対して働きかけよう。それを一緒にやらないか?という誘いかけの主張だと読んだんだが。
それが正しいかどうかは知らん。
http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2015/07/24/183041
上のエマ・ワトソンの演説を今更読んだんだけどさ、まぁフェミってゴミだなって気持ちを新たにしたわけ。
「女性がジェンダーステレオタイプに捕らわれています。男性はもっとこの問題に関与すべきです」
って言ったその口で
「そして、男性もまたジェンダーステレオタイプに捕らわれています。男性はここから自由にならなければなりません」
と言うわけね。
はぁ?女の問題は男が解決して、男の問題も男が解決しなきゃならんのか?
何が男女平等だよ要するに男が全部解決しろつってんじゃねーかよ。
女のジェンダーステレオタイプの解消に男性の関与が必要なら、男のジェンダーステレオタイプの解消には女が不可欠なんじゃないの?
再びお返事どうも。
そうですなぁ。フェミニズムは「男女同権運動」じゃなくて「女権拡張運動」と考えるべき思想だってことが、今回の件でハッキリし
ましたわ。↓の記事の「学問としてのフェミニズム」と「運動としてのフェミニズム」の違いとか、超わかりやすかった。なにこの俺w
http://anond.hatelabo.jp/20150527003222
個人的には、「ジェンダー規範に苦しめられている」という点で、弱者男性とフェミニストは仲間だと思うのだけど、なぜこの観点か
ら両者は分かり合おうとしないのかってことが超絶に謎。
フェミニストは、ジェンダー規範に苦しめられてきた人間なんだから、弱者男性の気持ちや立場が理解できてもおかしくないと思うん
だけどなぜか弱い者が同じように弱い者を叩くし、弱者男性は理由は知らんけどなぜかフェミニストを敵視してるっていうね。両者とも、
異性は敵ってミソジニー/ミサンドリー思考に染まりすぎちゃってんのかなー。
先のエマ・ワトソンなんかは、まさに「ジェンダー規範に苦しめられている」という点では男性もまた同じように苦しめられている
と看破し、共闘していこうっていう主張だから、これにはすげー共感できるんだけど、フェミニズムの主流ではないっていうし、超がっかり。
まぁ、フェミニストの主流派が「フェミニズムは女のもの!男は敵!」って考えているミサンドリー野郎たちだってことは今回わかったから、
「性別を問わないジェンダー規範からの解放」について、フェミニズムに期待するのはもうやめますわ。やっぱりメンズリブかなー。
http://anond.hatelabo.jp/20150526022138
「フェミニズムには、男性のジェンダー不平等も解消する義務がある」を書いた元増田だけど、私が言いたかったことを拾っていただ
けたと感じたのでお返事する。(もうしわけないが、後半の話はよく理解できなかったけど)
フェミの定義をあなたの目線からジェンダー不平等の解消と取るのは仕方のない部分はある(というかだからフェミ的規範を内面化し
た)が、エマ・ワトソンのスピーチはやはり特異である(だから話題になった)。彼女はフェミニズムがすでに行き詰まっているとい
う認識を持っているからああいう台詞を吐いたのであって、あれはあなたの認識する「フェミ」の総意では全くない。
あなたの想定している「フェミニズム」は残念ながら存在しない。彼女/彼らは、ただの政治的椅子取りゲームを行っているだけだ。
それを、不変的な公正だと欺瞞しているだけだ。公正とは何か?民主主義の名の下では対話を重ねて合意されて規定されるもののはず
↑は薄々感づいてはいたけれど、今回の件でやっぱりそうなんだなとハッキリした。
私はフェミニズムの運動に直接関わっているわけではないし、弱者男性というほどには経済的にも情愛的にも困っていない男なんだけど。
普通に人生を送っていてときどき耳に入ってくる、フェミニストが言う「ジェンダー規範からの解放」というお題目は、深く共感でき
る話だとずっと思って生きてきた。なぜなら私も男として、「男らしさ」という規範に生きづらさを感じてきた人間だったから(あな
たの『フェミ的規範を内面化した男』という私の人物像の推測は、当たっている)。
そうしてフェミニズムに興味を持ち、フェミニズムの本を読み、なるほどやっぱりいいこと言うなとフェミニズムに共感してきたんだ
けど、ネットでの非モテや弱者男性に対するフェミニストの冷淡な態度を見るうちに、あれあれこれはおかしいぞ、と思うようになった。
http://anond.hatelabo.jp/20150525015701
↑の増田が指摘する通り、私が見たところ、弱者男性が苦しんでいるのは(少なくともその要因の一部は)マチズモ、つまり「男らしさ」
私が共感したフェミニズムの「ジェンダー規範からの解放」というお題目からすれば、フェミニズムの射程はジェンダー規範に苦しむ
女性だけではなく、ジェンダー規範に苦しむ男性まで及んで当然のハズである。しかし実際には、どう見てもフェミニズムは男性のジ
ェンダー不平等を無視し、女性側のジェンダー不平等ばかりを取り上げている。言ってることとやってることが、まったく違う。
喩えるなら、私は焼き肉が食いたくて焼き肉屋の看板上げてる店に入ったのに、メニューに焼き肉の姿はなく、なぜかうどんを食わ
された、みたいな。
焼き肉屋の看板出すなら、ちゃんと焼き肉出せよ。それは焼き肉屋の義務だろう。それが嫌なら誤解されないように、最初から
だから私は、「フェミニズムには、男性のジェンダー不平等も解消する義務がある」と書いたし、「騙された」と書いた。
先日、上野千鶴子さんのインタビュー(確か、朝日新聞だったと思う。URLは失念。申し訳ない)を読んでいたら、こんなことを言っていた。
最初からこう言ってもらえれば、いいんだよ。そうしたら、私も変に勘違いすることもなかった。いまのフェミニズムは、単純に言
行不一致なんだよ。
あなたは確実にフェミ的規範を内面化した男だと思うんだけど、フェミには男性におけるジェンダー不平等を解消する必要などないのです。
フェミの定義をあなたの目線からジェンダー不平等の解消と取るのは仕方のない部分はある(というかだからフェミ的規範を内面化した)が、エマ・ワトソンのスピーチはやはり特異である(だから話題になった)。彼女はフェミニズムがすでに行き詰まっているという認識を持っているからああいう台詞を吐いたのであって、あれはあなたの認識する「フェミ」の総意では全くない。
あなたの想定している「フェミニズム」は残念ながら存在しない。彼女/彼らは、ただの政治的椅子取りゲームを行っているだけだ。それを、不変的な公正だと欺瞞しているだけだ。公正とは何か?民主主義の名の下では対話を重ねて合意されて規定されるもののはずなのに、彼/彼女らは対話を放棄している。残念ながらあなたの問いに回答は得られない。
合意では満足できないというのが恐らく今の「フェミニズム」の最大の問題なのだと思う。少数であったときの名残なのかもしれないが、フェミニズムは(絶対座標における)公正だと自称する。そう言われるから(そしてそれを正しいと思ってしまうから)あなたのような反応が出てくる。
この間違いは、たぶん合意された公正に対する不信から生まれている。移り変わるからね。でも、歴史をもう少し信じてみたほうがいいんじゃないかと思うんだよね。世界は明らかにマシになっている。合意されたからこうなった、というのはそんなに価値のないことなのか。今「フェミニズム」は合意において規範になり得る。それでいいじゃないの。絶対的な「公正」だと主張して自称弱者男性だとかあなたのような人を生むくらいなら、もう少し人間を信用してもいいんじゃないの。
http://anond.hatelabo.jp/20150525015701
フェミニズムは、「女性の地位向上」ではなく「ジェンダーの不平等を解消するための運動」(ジェンダーフリー)だと私は理解して
いるんだけど、その観点から考えれば、女性のジェンダー不平等だけではなく、男性のジェンダー不平等も解消する義務がフェミニズ
ムにはあると思う。少なくとも、理念上無視していい話ではない。
半世紀ほど前までの社会では、男性優位が圧倒的だったから、女性の地位向上だけを訴えていればよかったのだろうけれど、現代社会
では女性が男性よりも優位に立っている場面も多くあると思う。それが最も顕著に現れているのが「性愛」の場であり、それゆえ
本質的にフェミニストは、弱者男性とジェンダー的な部分で共闘できると思うし、理念的にも共闘する義務があると思う。少なくとも
建前上は、フェミニズムはそうして民意を獲得してきた歴史があるわけだし。(少し前に炎上したエマ・ワトソンのスピーチでもそう
した趣旨のことが言われている http://logmi.jp/23710)
フェミニストが弱者男性から敵視されるのは、建前上はジェンダーフリーを唱えつつ、その実、男性のジェンダー不平等を無視し、女
もし、フェミニズムが「ジェンダーフリーは動員のための聞こえがいい建前で、女性の地位向上しか頭にねぇよ。男のジェンダー不平
等など知ったことか」という思想なら、男性のジェンダー不平等なんて無視していればいいけれど、もしフェミニズムがそうした態
度をとるというのなら、ジェンダーフリーという建前を真に受け、フェミニズムにシンパシーを感じてきた1人として、私はフェミニ
ストに裏切られた/騙されたと感じるし、フェミニズムを支持/信頼することもできなくなる。
「解放されなよ!」もまたアウトソーシングであり「私はお前のママじゃない」と言ってることは同じなので - masudamasterの日記
id:masudamaster氏の言は正しい。彼が言っているのは、要求ばかりして何も返さないというのでは相手の賛同を得られなくて当然であり、この態度を続けるのであればフェミニズムが政治的イニシアチブを取ることは決してできないということだ。フェミニストは大雑把にいって半数いるかもしれないが、半数しかいない。過去の怨みつらみで論理づけしたところで、政治的な力を持つ今の人間には訴求しない。
じゃあどうすればいい。一つの解決策はid:masudamasterが言う通り、先に与えるから返してくれという政治の基本だ。順序が逆でもいいと思うかもしれないが、すでに与えてくれた実績がなければ恒常的な政治力を持てないのははてなーの皆さんが嫌う政党がのさばっている現状を見れば明らかだ。では「過去にいろいろ与えたでしょ?返せよ。」はどうか。賠償請求だな。しかし、これは天秤を持つ第三者を必要とする。残念ながら中性の裁定者は存在しない。
ただ、id:masudamasuterの言う手法は採用できない。逆に考えてみろ。これまで与えても何も返してくれなかった相手に、また何かを差し出して見返りをくれと契約する阿呆もまたいない。完璧にどん詰まっている。
たぶんどこかで間違ってしまった。女性をジェンダーロールから開放させるという理想に間違いはないはずなのに。
フェミニズムが政治的に勝利するには、得をしている半数を説得する理屈が必要だ。しかも、彼らに損をさせずにである。私には可能と思えない。政治的に戦うなど、能力差のない相手にハンデを与えて戦いを挑むようなものである。このままでは負けるに決まっている。だが、大雑把に言って半数もいるフェミニストが有利に戦える場所で戦えばどうだろうか?
残念な女性向け商品が作られてしまう「ダサピンク現象」について - yuhka-unoの日記
ダサピンク現象そのものに関しては、結局数の話としての回答が得られた記憶はないのだが、もし本当にこの現象の存在に賛同する人間が半数もいるのであれば、その資本主義における力は絶大である。支配者側から見た場合、政治は過半数で勝てるが、資本主義でロスが半分でることは許容できない。ダサピンク現象を主張するあなた方は、生産工程の上流にいるゲスパー上のおっさんを叩いてガールズトークに花を咲かせている場合ではない。そんな暇があったら、消費者として確実に存在するあなた達が行動するべきである。
ダサピンク現象が現れた(とあなた達が感じる)商品の非売というだけではない。女性の労働環境が悪い企業に対しても同様の行為を行う。他にも、既婚者であれば正しく再生産労働の値付けを行うなどでもいいだろう。セックスをさせるときは金を貰え。男性側から見て、めんどくさい女になるのである。そして、めんどくさい女達として突き抜けるのである。間違ってもエマ・ワトソンのように男性に縋ってはならない。男性は所詮ペニスの奴隷だと蔑むのである。男性に、あっこいつらを味方につけないとどうにもならないんだな、と縋らせるのである。
性を武器にしているように見えるかもしれない。だがそうではない。このジェンダーロールは男性が押し付けたものだ。望むものだ。あなたたちはジェンダーロールを放棄しただけである。
フェミニズムは政治的には敗北するだろう。だが、資本主義では勝利する。そして、現代の政治は資本主義とは無縁ではいられないのである。
オーネットってのはこれね。要は結婚相手を探す出会い系ですよ。入会金11万、月々2万 (※) だからまあ、かなりお高いサービスといえる。
※ トラバからのフィードバックによれば、正確には「入会金106000円(+消費税)、月会費13900円(+消費税)とのこと
これを始めてみて、実際何人かと話してたり会ったりしてみて、その上での感想と思ってくれ。個人的な価値観に基いているのでかなり偏ってはいるし、オレが重要じゃないと思っていることは言及していない。例えばオーネットのプロフィールには「趣味」の覧があるんだが、自由入力欄じゃないのでほとんど参考にはならないと思って言及していない。
オレのスペックはどれほど重要かわからないがとりあえず書いておこう。オーネットを利用するくらいだから非コミュ・非モテなのは当然として、周りからは「性格に難あり」とよく言れるからそうなんだろう。
(ブコメでスペックもっと詳しく書けやと言われたのでアップデートした / 2014/10/13 10:00)
一つは「紹介書」といって、年収や年齢・学歴・地域などの条件を定時したうえで、男女「お互い」の条件が一致した人が毎月オーネット側のアドバイザーから数名紹介される。また、紹介書が届いた時点で対象者の価値観などの質問項目をみることができる。成婚したカップルの1/3が紹介書によるものらしい。
二つ目は「イントロG」といって、自分で探すパターン。これ自ら条件を絞って検索できるが、実質的に「年齢」「地域」「オーネット入会時期」でしか絞れない。検索したあとは「職業」や「年収」もみることができるが、写真や価値観などの質問項目は「話し合い」が開始されないかぎり見ることはできない。検索時に写真を見ることもできないからもうこれは「地域」「年齢」「年収」くらいしか情報がないわけだ。ただ、成婚したカップルの1/3がイントロGによるものらしい。
三つ目は「オーネットパス」で、「イントロG」に似ているが写真付きという点が違う。一年に3回までという制限つきだし、オーネットのオフィスにいかなければならず、1回の時間も50分まで。これは利用したことがないので実際どんなものかは分からない。成婚したカップルの1/6がオーネットパスによるものらしい。
四つ目は「女性からの指名」つまり女性が上の三つのどれかによってこちらを発見して申し込みをするパターン。これは平均すると1~2週間に1件くらいある。成婚したカップルの出会い方の比率には数えられていない。まあ一方が申し込めば一方が申し込まれるわけだけど、「男性が申し込まれて成婚したカップルの比率」を知りたい気もする。
残り1/6はその他オーネットが開催するイベントなどの有料オプションなので、入会金+月会費の範囲内だと上の四つだけということになるかな。
さて、入会してなんどか紹介書が発行されたわけだけど、絞り込める条件が少なすぎる気がしている。具体的には、「価値観」で絞り込むことができないのが不満だ。価値観はたとえば「たとえ家族の反対があっても、自分の選んだ相手と結婚したい。」とか「買い物はクレジットカードで分割払いをよく利用する。」とか「初めてお相手と会う時の支払いは、割り勘のほうがいい。」といったものだ。
自分もそうだが人によっては「これは譲れない」っていう価値観はあると思うわけだよ。たとえばオレだったら「初めてお相手と会う時の支払いは、割り勘のほうがいい。」が「そう思う」じゃない人は遠慮ねがいたい。精神的・経済的に自立した人をパートナーにしたいからね。ところが「紹介書」で紹介される人の実に9割が「始めてお相手と会うときの支払いは、割り勘の方がいい」とは思わない人なんだよな。結果、紹介書のほとんどはスルーすることになる。
オーネットは高額なサービスだが、正直この条件では結婚相手を探すのは難しいと感じる。それともオレがわがままなんだろうか。
とりあえず20万円までは使ってみようと思う。100万つかって成果なしだとワロエナイんだが、20万だったら成果なしでもギリギリ笑い話にできるから。ただこのまま紹介書の9割をスルーするようだとちょっとサービスの価値を感じられないなあ。
さてここまで読んでくれてありがとう。何か質問があれば答える。ただ、オーネットの営業妨害をするつもりはないし、オレであれ他の会員であれ個人情報に関わることや個人の名誉を毀損するような質問はスルーするよ。
思いの他反響があるな。ところでこのエントリはもともとこの婚活をカミングアウトしている友人たちに見せる前提で書いたので、敢えて書いてないこともあるよ。ただまあ、意味のない建前とかは書いてないつもり。
で、その友人からのフィードバックは「君が実際どう考えたか・どう思ったかよく分からなくて面白くない」とのことだったのでちょっと捕捉しておくと、正直いって精神的負荷がとても高いと感じてる。それはたぶん、他人を短時間のうちに評価して、そしてほとんどの場合相手にはっきり分かる形で「不採用」を伝えないと行けないからだと思う。たとえ婚活サービスを使って出会った人であったとしても、人を拒否するのは苦しい。
さてそれではトラバ・ブコメに適当に答えるけど面倒なので適当に類型化した。
おまえらこういう話が好きだなあw
割り勘に言及してるコメント全部よんだけど、これでフィルタリングするのは正解だと思ったw たとえば
frostyroses 経済的に自立してますが、最初のデートくらいは男性に払ってもらいたいなあ。二度目のデートや二軒目は「じゃあここは私が」ってするし。ちまちま割り勘する男はイヤだわ
こういう人とはどのみち気は合わなそうだ。この人はきっと魅力的なんだろうし、デートでおごってくれる人は沢山いるんだろうが、オレとは合わないだろう。価値観は人それぞれ、それでいいじゃないか。ただオレの不満は、オーネットというシステムがそういうフィルタリング機能を持ってないってことなんだ。
ちなみにオレのこの価値観はフェミニズムと言われているようだ。この場合のフェミニズムはエマ・ワトソンが挑戦する“新しいフェミニズム”の取り組み via: UN Women 2014 で取り上げられているような「男性と女性は等しい権利と機会を有するべきであるという主張。性別に関する政治的・経済的・社会的な平等を目指す立場」という意味ね。繰り返しになるけど、パートナーはこの価値観を共有できる人がいい。
「価値観なんて会わないとわからん」って意見は完全に同意。いくらネットでやりとりしたってたいしてお互いの理解は進まないだろうよ。基本的には簡単な質問をしたりデートの約束したりするくらいしかできないし、それ以外のことは無駄だと思ってる。ただ「男性が食事代を出すのが当然」という人とは合わないだろうなって思ってるだけ。
オレも不満は沢山あるよ。検索が弱いのもそうだし、あとはウェブの画面のひどいこと!2014年にいながら90年代の気分が味わえます、って感じ。たとえばbackで戻ると不正セッション扱いとかね。
オーネットの広告は全然気づかなかったなあ。最近は検索したり使ってたりしてるからよくネットワーク広告に出てくるけど、知人の紹介でこれを始めるまで名前すら知らなかったわw
と思うじゃん?毎月発行される会誌があって女性会員のリストを見れるんだが、年収0円の家事手伝いもけっこういるし、「あ、この年収だと東京で一人暮らしできてないな」ってのもゴロゴロいる。親が金だしてるんだろうな。
まあ返事はこんなところか。進捗あったらまたなんか書くわ。あと価値観についても気が向いたら話に付き合うかもw
caq 月々料金のかかる結婚紹介サービスって言うのは、「できるだけ成約の可能性が低く、しかし出会いは提供するのでたまに成功する」ぐらいの方が、お金が稼げる。つまり、即決させる事へのインセンティブが低いよ。
それな。実際、会誌に載るのが3ヶ月目からってシステムを聞いた時はその小賢しい仕組みに笑いそうになったわ。あと退会を紙でしか受け付けないとかね。FAQから引用するけど退会のハードルをこれでもかっていうくらい上げててすごいw
A. 退会の申請には、「退会届」の提出が必要です。
メンバーサポートセンターへ電話にて「退会届」(用紙)をご請求ください。ご退会の理由に沿った「正会員退会の届」を郵送いたします。
無駄に金払ってる会員もいるんだろうなあ。