はてなキーワード: 転載とは
「故人サイト」という本がある。
慣れ親しんだブログやサイトが突然更新されなくなっても、多くの場合は理由など分からないが、その本に出てくるサイトは、タイトル通り、管理人の死去によって「故人サイト」になったものばかりである。
例えば主が病没した場合も家族などがその旨を報告すれば、読者は悲しいけれどブログ主との別れを受容することになる。
刑事事件や不慮の事故、海外旅行先の病気などで命を落とされても、報道された人物と、ブログに綴られた情報とのシンクロに誰かが気づくことによって、多くの読者がブログ終焉の理由を知るに至るケースもある。
まさか、私が最も長い期間読んでいたブログが、これ以上ない衝撃的な形で、NHKのトップニュースになるような(6/26朝)経緯で、「故人サイト」の仲間入りをしてしまうなんて。
6月25日朝7時、いつものように「Hagex-day.Info」をチェック。更新されていない。予約投稿であろう「本日の一曲」もない。
いつだったか、数日単位で更新がなかったときは、「Hagexを心配する人の声まとめ」みたいなのもできる位マメに、精力的に更新されていたブログなのだが、朝イチでは更新されていないことは時にあるので、この時点ではいつもの朝だった。
25日の朝9時前、Twitterのトレンドに「hagex」を発見し、「へ~、何で?」と見に行ってみたら、とても信じられない、悪夢のような文字が。字は読める、意味は分かるのだが頭が理解しなかった。
確かに、地元の福岡で24日夜に勉強会をする旨を彼は告知していたが、まさか。
Twitterで「この被害者はHagexさんでは」という書き込みを読み進め、「福岡でセミナー講師が刺された」「講師とはHagexさんだったらしい」ということは飲み込めたが、「刺殺」ってなんだ。もう生きてないのか、死んじゃったのか。
どうしても飲み込めなかった。とてもじゃないが咀嚼できる情報じゃなかった。
刺された人がいたとしても、「人違いでした」というオチが絶対にあると思っていた(”ロング・グッドバイ”みたいに、仕組まれた替え玉じゃないか…と。代わりに死ぬ人がいなければ成立しない、酷い願望なのに本気で考えた)。
タブレットに表示されたHagexさんのお顔、お名前、知りたくなかった。知る必要なんてなかった。Hagexさんが自ら開示されるならともかく、いったい誰が、こんな形で彼の素顔を知りたいと考えるだろうか。
25日は他の事が手につかなかった。たまたま仕事を休んでいたのは幸いだった。26日の朝も、目覚めてすぐに「あれは夢だったのでは?」と思った。
夢ではなかった。
私が読み始めたのはいつ頃だっけ?と、記憶に残る最も古い記事を検索してみたら05年のこれ。
http://hagex.hatenadiary.jp/entry/20050813/p1
この少し前から読み始めていると思うので、約14年間の「Hagex-day.Info」の歴史のうち、約13年間、ほぼ毎日読み続けていたことになる。
その頃よく発言小町を読んでいたのだけど、Hagexさんやトピシュさんの言うところの「もやもや」を抱くことが多い。
「いや、これ創作でしょ」「これ、トピ主が変でしょ」等々、突っ込みを入れて楽しみたかった私が見つけたのが「Hagex-day.Info」だったのだ。
その他、発言小町のまとめサイトも複数あったのだけど、小町の運営会社から抗議があったらしく、ある時期に全てなくなってしまった。
Hagexさんも、「小町の運営会社からはてなに削除依頼があったが、削除依頼があってもきちんとユーザーサイドの意見を聞いてくれるのは大変嬉しかった。」と仰っていた。
その後、ブログで批判したサイトの運営会社から「名誉毀損、信用毀損」を理由に削除要請があった際も、即削除することなく、ユーザーの意見を聞いてくれたはてなに対し、「ユーザーに対して誠実な対応をしてくれた、はてなに感謝!」と綴られている。
それらを読んでいたので、私も「はてな」には良い印象を持っていた。
Hagexさんのブログ、ごく初期は普通の日記、その後は発言小町からの抜粋、発言小町からの転載が禁じられて以降は2ちゃんねるからのコピペが多くの割合を占める。
事件で初めてHagexさんのブログを訪れた人は、「ただのまとめサイト管理人じゃん。何を騒ぐことがあるのか」と思ったりするのだろうか。
そういう方(はてなにそんな人はいないか…)は、是非右側の「人気記事」に並ぶエントリーをクリックしてほしい。特に「Facebookはバカばかり」とか。
私は、2ちゃんからの転載も別に嫌いじゃないし、読み物として読んでいた。面白いと思ったものはブックマークもした。
しばらくの間は、「Hagexさんは、時折投入する渾身のエントリーをより多くの人に読んでもらうために、せっせとまとめサイト的な投稿をしてるのだろう」と思っていたのだけど、「三度の飯よりインターネットが大好き」な彼は、まとめ的投稿も結構楽しんでいるのだろう、と考えるようになった。
でも、Hagexさんの真骨頂は、やはり時折アップされる舌鋒鋭いネット批評。
Hagexさんのお蔭で、仕事と子育てに追われる私も、「デマは怖い。デマは、面倒でも火消ししなければすぐに広がってしまう」とか、「これ、掘って行ったらココと繋がるのか。やばいよね」等、ネットと、それに連なる世間の怖さを垣間見ることができた気がする。
あるいは、TwitterでRTされてきて、「何これ、こんな安い話によく食いつくよね」と鼻白む思いで見たサイトが、Hagexさんによってコテンパンに貶されているのを読んでスッキリしたり。
「“落としどころ”なんて言葉はオレの辞書にはない」と言わんばかりの、どこまでもしつこく、容赦ない筆致に、「これ、食いつかれたら大変だわ…」と嘆息することもしばしばだった。
一方、Hagexさんの映画や音楽評は実にユーモラスで、「観て(聴いて)みようかな」と思わせるものだった。Hagexさんのエントリーが切っ掛けで観た映画は少なくない。
その中でも最も素晴らしく、紹介してくれたHagexさんに感謝しているのは「ザ・フォール 落下の王国」である。
ハゲ子の社畜ぶりを自嘲するエントリーや最近飼い始めた「猫先生」を含む、Hagexさんの身辺雑記も楽しかった。
そういえば、「古本屋さんで買った本にかなり昔の写真が入っていた。アップしたら持ち主が見つかるかな?」というエントリーを写真とともにアップされていたこともあった。「写真、アップしちゃって大丈夫?」と思う一方、「Hagexさんロマンチストなのかな」と微笑ましく感じたエピソードだった。
Hagexさんは福岡出身で、貶しながらもこよなく故郷と博多弁を愛していること、タバコが大嫌いなこと、小児を性の対象にする行為を断じて許さないこと(当たり前の事ではあるけど、これに関しては殊に強いHagexさんの意思を感じた。)など、ブログを通じてHagexさんの人となりが、断片的にだけど見えてきたような気もしていた。
そんなHagexさんが、故郷で開催する初めての勉強会、その終了直後に問答無用で殺されてしまうなんて。
あれほどネット上の戦いに精通し、危機管理に自信を持っていたように見えた彼が、理不尽な暴力の前にはあまりにも無力だった(というか、誰だって無力だ)。
Hagexさんは、容疑者とされる人物が、自分と同郷だということを知っていたのだろうか。
酷すぎて、酷すぎて。
使い古された言葉だけど、これまでの人生で使う機会もなかった言葉だけど、「神も仏もないものか」という叫びが、私の中で暴れ続けている。
心中で叫ぶだけでは、やりきれなくて辛いので、心の赴くままにだらだらと綴ったのがこのエントリーです。
東京で行われた一回目の勉強会、結構本気で行きたかったのだが、幼い子を持つ身なので諦めていた。「これから勉強会を定例化するのであれば、いつか行く機会もあるだろう」と思っていたが、その機会はもう訪れない。私はHagexさんに会えない。
「落下の王国、素晴らしくてソフトも買っちゃいました!」と、なぜコメントを入れなかったのか。
明日も明後日も、ずっと続くはずの日常は、いとも簡単に、あっけなく断ち切られるものでもある。その理不尽さに、恥ずかしながらこの歳になって初めて接した気がする。
十数年の間、ブログへのアクセスが毎朝の日課だったので、今朝もついアクセスしてしまった。「注目記事」のトップにある記事のタイトルにまた悲しい気持ちになる。
「お前は一体彼の何だからこんなに湿っぽい記事をアップするのだ」と問われれば、「スミマセン、コメントも1~2度つけただけの一読者です」としか言えないのだけど、「それなのに、どうしてこんなに辛いのかな、悲しいのかな。」と自問自答しながら、べそべそと泣きながら、Hagexさんにこの駄文を捧げます。
日常どころか人生を、あっという間に断ち切られてしまったHagexさんはどれほど無念だろう。「安らかに」なんて白々しく言える心境じゃない…と思いつつも、それでもHagexさんの眠りが安らかであることを祈らずにはいられない。
「長い間、本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください」
秋葉原の加藤も一緒だけど、自己肯定力の低さとかが邪魔して、世間をひねくれた目でみてしまうようになって、他人と普通の話なんてできなかった
俺は悪くない、おまえが悪いおまえが悪い、と罵倒しながら、目的は罵倒ではなくて他人と会話をすることだった
だから、低能先生は、話を振ると罵倒だけど答えてくれていたんだよね
俺はあいつが嫌いじゃなかった
多分クソニートなんだろうな、って思ってたけど
他人を罵倒することでしか世間とかかわっていけないかわいそうな奴なんだろうと思っていたけど
だからこそ罵倒へのリプライであろうとも、自分を相手してくれる人間にはきちんと返事をしてくれる奴だった
低能先生がおかしくなったのは、その唯一の外界との接点である荒らしを奪われたことだったんだろう
端から見ると迷惑きわまりないが、あの罵詈雑言誹謗中傷は彼の唯一の外界と接するためのコミュニケーションだったのだ
でも、哀しいんだよ
俺にとって低能先生は、はてなにいつもいる頭おかしいおっさんだった、ずっとずっといるんだと思ってた
まーたわけのわからん罵倒をしてるよこいつ、って見続けるんだと思ってた
hagexも相変わらず家庭板のゲス内容転載して、ときどきはてぶにコメント書いてたりして、ずっとはてなにいるんだと思ってた
なんなんだよ
これからははてなに来る度に、はてな村殺人事件を思い出さなきゃいけないのかよ
つらすぎんだろ
この勉強会を主催しているHagexとかいうやつが刺されて死んだらしい
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180624-00000062-jij-soci
ざまぁみろ
この勉強会に初めて参加してHagexとかいう奴知ったけど、こいつは死んでいいクズだった
勉強会の始まりは「えー私のことしらない人はいないと思いますがw」みたいなこと言っていきなりキモかった。そして2000円も払って参加した勉強会の内容が酷過ぎた
勉強会ではどうすれば月間100万PVのブログを作るかを語ってたけど、実際は炎上した記事を紹介してるだけ
あとは有名ブロガー(はあちゅうやイケハヤ)をディスりまくってHagex信者がゲラゲラ笑ってるだけ
たとえば、はぁちゅうがプロブロガー育成塾しますみたいな記事をだけのに対して、その解説文に添削入れてこんなん買うやつバカだろwって罵ったり
イケハヤは事実を書かないしアフィリエイトリンクばっかりでクソみたいな
最初から最後まで100万PVを稼ぐ方法なんて無くてただの信者のオフ会状態。本当にクソだった。2000円返しなさいよ!
あ、もう無理かw
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このネタ(田中理事長とヤクザの関係)は2014年末の海外サイトの報道が発端。
https://news.vice.com/article/this-may-be-the-most-dangerous-and-most-costly-photo-in-japan
(日本の出版社にも同じ画像が同時期に複数送られたとあるが海外サイトがはじめに載せた)
これを現代ビジネスや週刊金曜日、日大と対立する敬天新聞社などが転載し当時すぐ記事にしている。
hagexはネットで既に著名だったネタを数年遅れで転載の転載をしたにすぎない。
【日大理事長と山口組組長の写真が海外メディアで報じられ、下村文科相が調査を約束】
http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/43023
この件についてはそのときの報道を元に国会の場で質問されているのだ。
JOCの副会長である日大の田中理事長はヤクザと関係があるのか?と
文部大臣は調査すると言ったが音沙汰なし、しかし田中はJOC副会長を退任する。
このネタはその後も週刊誌、ネットニュースなどに定期的に出てきていたし、田中理事長とヤクザの関係は広く知られていた。
巷で広く知られ、国会で質問までされたネタでいまさら事件が起きるか?今更こんな有名なネタを再度書かれたことで誰が困るんだよ。
どんだけバカなんだよお前ら。
初めてはてなに書く。
今から書くことの当事者でも関係者でもなんでもないのでこれを書くことで何か起こってほしいという期待はないが、とりあえず書いてみる。
俺の知人がアメリカに本拠地を置くある会社でカスタマーサポート的な仕事をしている。
その知人が(何か知らのきっかけがあったのか、なかったのかはよく知らないが)WEB系やデザイナー系の人たちに有名?なブログPhotoshopVIP(http://photoshopvip.net/)に知人が働いている会社のブログコンテンツが翻訳、転載されているのを知ったらしい。その記事内に「海外サイト⚪︎⚪︎で公開された「⚪︎⚪︎」より許可をもらい、翻訳転載しています。」と書いてあったので、興味本位から、過去に転載の承認をお願いするようなお問い合わせがPhotoshopVIPからあったか調べたらしい。だが全く見つからない。元記事のライターに直接連絡した可能性も考えられるので、担当ライターに聞いてみても「知らない」との事。
これはアウトだな、と確信した知人は会社のWEB周りの戦略を担当している人間に「これってまずくない?」と伝えたらしいのだが、「確かに問題だけど、日本のマーケットにサービスを展開する予定もないし、実害が出てるわけではないので対応するにしても優先度が低い。実際に何かアクションをとるならリーガルチームが動く事になるので、リソースがかかりすぎる。」という理由で「とりあえず放置」という結論になったそうだ。
知人はその考えに納得はしたらしいのだが、やっぱり自社のコンテンツを勝手に転載して金儲けしている人間がいるのがイライラするらしく、最近はPhotoshopという単語を見ただけでムカつくそうだ。(Adobe全く関係ないのにw)
会社のスタンスが「放置」になっている以上、勝手な行動はしたくないということで一人だけ泣き寝入りしている姿をみて、ちょっと同情したのでここに書いてみた。
知人の会社名や元コンテンツの題名等々は伏せたが、「PhotoshopVIPというブログが記事をパクってて、嫌な思いしている人間がいる」事だけしっかり書いておく。
増田文学100選( anond:20180617025544 )を読んでいて、そろそろ本当に増田文学賞とか創設されてもいいんじゃないだろうかと思い、ついつい草案を作ってしまったので晒してみる。
いま思いついたことを書いただけなので、「俺ならこうする」という対案を寄せてもらえると嬉しい。この草案通りじゃなくていいので本格的な、増田らしい「増田文学賞」を誰か実現してくれないかなあ。
はてな匿名ダイアリーの匿名性と日記というフォーマットによって生まれた「名乗るほどではない、あるいは名乗ることはできないが誰かに話したい感情や体験、発想をウェブ上で共有し、称え合う文化」を守り、増田のますますの発展に寄与する。
今日みたらいつの間にかブコメがついていてびっくりした。自分ですら忘れていた。とりあえず言い出しっぺの法則ということで、実験的に今年前期の文学賞を主催してみました。
法律の話をしたいのなら『個人的な認識』ではなくて法律や裁判例を調べるといいですよ。これを基準にして考えないと『世間的』とか『時代』とか意味がないですし危険です。もし自分でも画像を貼るなら『世間的には完全にOK』だからではなくて法的根拠を持ってやるべきだと思います。
その上で当該記事を見てみました。よかったら参考にしてください。
前提:引用の要件で重要なのは主従関係・必要性・区分性・出所の表示。
チェックした記事:https://sakihuwahuwa.hatenablog.com/entry/gotoubun41
藤田嗣治絵画複製事件:http://kida.biz/law/court601017ne2293.html
<参考>
・増田の『絵が無いなら見ない』というのは『絵がなければ理解しにくい』という意味なら、それこそ引用の必要性があるとなる。絵を見せるのが専らの目的となっている場合は引用にならないが、その判断はあくまで要件に合致しているかどうかが基準。
・漫画は文章と絵が一体なものであるので、セリフとともに絵を引用するのは合理的である。
脱ゴーマニズム宣言事件(地裁判決) http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/663/013663_hanrei.pdf
<参考>
・引用画像の分量に明確な基準を示した判例はない。主従関係などの要件を満たしているなら『引用が必要最小限度のものであることまで要求されるものではない。』としている。(脱ゴー裁判)
・ただし id:nyaaat さんのコメントのように20〜30行という弁護士の見解は目安として合理的だと思う。しかしいくら本文が多くても『あらすじ』など創作性が無い文章では『自己の著作物が主』とは言えないのでダメ。
・増田は4000字に一枚というが、主従関係や必要性は文字数よりも意味を重視する判断が多い。脱ゴー判決文(第三 当裁判所の判断/4 原告カットの採録が被告書籍の読者に対して与える効果)などでも、分量より意味(必要性)を重視しているのは明らか。
・各画像、文末などには表示が無い。
・タイトルに『作品名』がある。作品名でも表示とすることができるが、タイトルに記載があることが『明示』と見なせるのかの問題がある。
・タイトルに記載があるから明らかという考えは、認められる可能性もゼロでは無い。しかし脱ゴー裁判では『カットの欄外に出典が表示 』されていることを明瞭区分性の根拠の一つとしており文中での表示が望ましいと思う。
<参考>ちなみに初期のヒドデ氏なんかがやってた、漫画コマの切り抜きは、引用の要件に全く当たらないので単なる無断転載。今回の記事とは問題が別。
以上
余談:ちなみに自分も『ぺたぺた画像貼り感想ブログ』を書いてます。画像引用の詳しい記事を書いているのでよかったら参考にしてください。でも、自分も『初期のヒドデ氏』みたいな転載や『あらすじコピペブログ』を無くしたいと思って書いています。そういう意味で考え方は近いと思うのですが。
http://kato19.blogspot.com/2015/05/cyosakukenanime.html
脱ゴー判決文の『4 原告カットの採録が被告書籍の読者に対して与える効果/(四) その他の採録箇所/(1) カット1』には 『原告漫画の特徴に関する記述の理解を助けるものである 』と記載があります。
感想(批評)を読むにあたり、言及する登場人物を文字だけで記載するより、参考資料として画像を合わせて提示したほうが明確になります。意味は少し違いますが、そういう点で判決文の『理解の助けになる』と同じ文脈で理解できると解釈しました。(もちろん否定する判例があれば別ですが私には見つかりませんでした)
また同『8 原告の主張について』にある『一般に著作物の引用は、右1で示した引用の要件を充たす限りにおいて、引用著作物の著者が必要と考える範囲で行うことができるものであり』との記載があります。これは地裁判決ですが参考になると思います。(これを明確に否定する判例を知っていれば教えていただけると幸いです)
漫画の特定のコマの内容を語るにしても、商業作品であるなら、作品名とページ数を指定して、文章でその内容を説明するだけで十分です。印象に残った場面があるならセリフだけ引用すれば事足りますし、コマの絵を転載する必要はありません。
その理屈ですと、
「書籍の特定の箇所の内容を語るにしても、商業作品であるなら、作品名とページ数を指定して、文章でその内容を説明するだけで十分です。印象に残った記述があるならその箇所だけ引用すれば事足りますし、段落全体を転載する必要はありません」となるように思ってしまいますが…
その「関連性がある画像を掲載」は「引用」ではないのだと言っているのです。だから許可なく掲載すれば「無断転載」になります。
すみません。「4000字~」を使わせてもらいましたが元増田さんの主旨に噛み付いているわけではなく、「それくらい『引用』だろ」と元増田さんに反論している方たちに認識を改めてもらいたく書いています。
ドラゴンボールのフリーザを4000字語っても、フリーザの絵を漫画からホイッと転載していいわけではないのです。漫画の特定のコマの内容を語るにしても、商業作品であるなら、作品名とページ数を指定して、文章でその内容を説明するだけで十分です。印象に残った場面があるならセリフだけ引用すれば事足りますし、コマの絵を転載する必要はありません。
「それだけ情熱持って書いたんだから関連性のある漫画のコマ画像を転載してもいいよね」という気持ちになるのは一応理解はできますが、それを「引用」と言い張る勢が全く理解できないのです。
元増田に噛み付くわけじゃないけど
という感覚が理解できない。「引用」だぞ? どうして「○○文字書いたら画像1枚転載して良い」みたいな感覚になるんだ?
もう一度言う。「引用」だぞ?
じゃあ何か? 元増田の基準で言うなら4000文字書けば、書いた内容と関係なくてもそこらの適当な写真を無断転載していいのか? ダメだろ?
権利者の許可を取らずに画像を「引用」するというなら、書いた文章に、その画像を引用しなければいけない必然性が含まれていなければならない。
例えば漫画ならコマ割りのテクニックを解説するとか、絵の表現テクニックを解説するみたいな文章に限ってしか、漫画の画像を「引用」する必然性は全くない。
よくブログであるのが、ストーリー分析と自分の感想を絡めた文章に、ところどころキャッチーなコマ画像を貼り付けていく記事だが、はっきり言ってストーリー分析とか感想に漫画画像を「引用」する必然性はない。そういう分析ブログや感想ブログは単に無断転載して、権利者に見逃してもらってる状態なだけだ。
「このコマに感動しました」と言って、そのコマの画像を貼り付ける。これって「引用」じゃないからね。単なる転載だからね。感動したコマを貼り付ける必然性なんて全くないからね。感動したコマを説明したければ、「何巻の何ページ目の何コマ目で主人公がこうこう、こうしてるシーンに感動しました」って文章で表現すればいいだけなんだからね。且つ、引用するならセリフだけで足りる。
これを全く理解せずに「引用」「引用」って言ってる人の多いこと多いこと…。
LINEのスタンプ感覚でアクセス集めに、漫画のコマやアニメのキャプを画像で無意味に転載するのは意識高いはてな民ならさっさと辞めるべき。
「TVアニメ「二度目の人生を異世界で」の出演予定声優が次々と降板を発表→アニメ化中止・原作出荷停止に」というTogetterまとめに対するブコメ
いまだに何がヘイトで何がそうじゃないのかわかってない人がたくさんいるんだな。今まで何年も何度も説明されているのにこれというのは、理解力がないのではなく単にわかりたくないのだと思う。
これを読んで、なんJに転載されていた書き込みを思い出したのでここに再転載。
714 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ fa14-hwdm) 2018/06/02(土) 15:43:16.32 ID:d41+ywQA0
てか
すげぇ徒労と疲労になんだよね
ネトウヨに何十回何百回、「人権」や「表現の自由」に関して説明しても無駄
ネトウヨは「無知でい続けること」「知らないでい続けること」「理解をしようとしないこと」
を圧倒的な盾と武器にして、こっちをヘトヘトにさせる。ネトウヨを説得することは不可能。
ところがね。今回はそれが逆に働いた。
動画を狩りまくってるけど、あいつらマジで馬鹿で無知で「差別とは何か」「人権とは何か」理解してないから
「差別動画がどれか」「どれを消せばいいか」「どれが許されるのか」「どれが許されないのか」
をま~~~~たくわからないんだよ
もう凹り放題、一方的に殴れる。
ネトウヨは三塁に向かって走り出してアウトになって審判につめよるアホ
毎回、ハンJ民のコールド勝ち
だから「ルールを理解してください」「ルールを知ってください」とあれほど言ったのにね……
今回の漫画家さんもそうですわ。
まぁ今回もいつものようにしないだろうけどなw
【お知らせ】弊社書籍内のイラストの転載について | 株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ)
https://www.choubunsha.com/news/2018/news017826.php
「はだしのゲンコラ村」を公式に問い合わせて燃やしたら僕が凍結されたという氷と炎の歌 - Funny-Creative BLOG
https://funny-creative.hatenablog.com/entry/20180605/1528201880
はてなブックマーク - 「はだしのゲン」コラの影響か 汐文社がイラストの転載に関する声明を発表 - ねとらぼ
http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/05/news157.html