はてなキーワード: 秘訣とは
みなさんは「にゃん分間待ってやる」というサイトをご存知ですか?はてなブックマークを利用していれば、誰もが知っている有名サイトです!
このサイトでは、管理人のにゃんぷんさんが日々の出来事や気になるニュース、ブログ更新のノウハウについて語っています。Webマーケターのお手本のようなサイトですね!
そして、はてなブックマークに毎日トレンド入りする人気コンテンツが「今日のGoogleトレンド急上昇ワード」です!
Googleトレンドがどこにあるか分からない!Googleトレンドって何?という人達のために、気になったワードをにゃんぷんさんがざっくりと調べ上げ、解説してくれてます!素晴らしいですね!
そういえばコメントこそ残さないのですが、にゃんぷんさんを支持するお友達もたくさんいます!このお友達からのブックマークこそが、人気の秘訣なんです!
にゃんぷんさんご自身でも以前からはてなブックマークについて熱心に研究されており、新着ブックマークに掲載された際のアルゴリズムなどを徹底検証しています!
スパム認定される前に検証を切り上げるあたり、サービスを提供しているはてな社への気遣いも忘れていません!
でも、にゃんぷんさんも最初は孤独だったんです…。いくらブログを更新しても、ブックマークはいつも1件、多くて2ー3件だけ…
ですが、昨年の台風19号の発生時に、役に立つ情報を書いてくださってからは状況が一変!
すべての記事にほぼ必ず10件以上のブックマークがつくようになりました!にゃんぷんさんはファンの急増でびっくりしたに違いありません!
人気コンテンツ「今日のGoogleトレンド急上昇ワード」が生まれたのもこの時期と合致します!時代の波に上手く乗れましたね!
https://u-ff.com/hot-word-20191020/
だけど、ひどいことに「にゃん分間待ってやる」をスパム認定する輩もたくさんいるんです!いわゆるアンチってやつですね(笑)!
「今日のGoogleトレンド急上昇ワード 3分ニュース にゃんぷん」より遥かにマシだろ
https://b.hatena.ne.jp/entry/4685829548727064898/comment/demakirai
このアカウントは1000件ぐらいしかブックマークした経験がないくせに、にゃんぷんさんのことを悪く言っています!しかもアンチ仲間(はてな互助会ってやつかな?)からの星を集めて大喜びしているに違いありません!
にゃんぷんさんのサイトをブックマークする人は、みんな数千件から数万件をブックマークしていますし、アカウントを作ったばかりの人だっていっぱいブックマークしてくれます!
元々にゃんぷんさんが運営していたはてなブログでは、今でも必ず同じ3つのアカウントがブックマークを続けてくれています!それぐらい信頼が厚いんです!
善良なユーザーであれば、誰をスパム認定すべきか分かりますよね!?「闇」属性のユーザーには天誅を下さないとです!
でも悪いのはこいつだけではありません。Twitterにも罪があります!
なんと、にゃんぷんさんのサイトをスパム扱いしているのか、u-ff.comでツイートした人を全然表示してくれないんです!
しかも、にゃんぷんさんが頑張って色々な情報を解説しているのに、なんとGoogleトレンドもにゃんぷんさんの事を認識してくれません!
いつもはてなブックマークで沢山のブックマークを集めるサイトが、検索結果に出てこないはずがありません!新着ブックマークに入る頻度は、時にはYahooニュースよりも多くなる人気サイトなんですよ!?
恩知らずとはこのこと!恥を知れGoogleって感じです!
大人気で役に立つサイト「にゃん分間待ってやる」を、どうしてみんなスパム扱いするのでしょうか?
はてなブックマークにも「勉強になります」「参考になりました」というタグが付けられているのに、アンチたちはひどいですね(怒)!!
風の噂で、はてな社にスパム報告を毎日続けている悪質なユーザーがいるとも聞きました!許せません!
でも、これに対応しないことこそが、はてな社が正しい方針のもと、はてなブックマークを運営している証左!
今後とも「にゃん分間待ってやる」をよろしく!
資格勉強ならば、体系的にまとまった書籍や試験範囲があるので、書籍をとっかかりとして勉強しやすいだろう。しかし、「就職」を前提としたプログラミングの勉強だと、たちまちにハードルがあがる。
言うなれば、週末に趣味でやるレベルではなく、「実務レベル」という到達目標があり、なおかつ肝心な「実務」について一切想像ができない。周りにエンジニアはおらず相談ができない。
ほんまこれやね。
「何を作るのか?」によって、同じプログラミングといっても必要になる知識量が全然違う。
Webプログラミングは簡単な部類なので中学生でも習得できる。独学も可能。これに70万円も学費を出すのは情弱でしかない。
(バイオインフォマティクスとかだと、プログラミング以外の専門知識が大量に必要なので一気に難易度が上がる)
素人向けに「プログラミングすごろく」=分野別のゴール(成果物)に至るまでに揃える必要がある技術要素のリストが必要ですね。
こういう地図をWeb、AI、ゲーム、IoTとか分野ごとに用意してあげればOK
本を読んでも理解できない人は、まずは月額1,000円程度の課金+質問サイトを利用してみたら良い。
話が長くなるから、たった1つだけ秘訣を紹介すると、プログラミング上達のコツは「嘘をつかないこと」
人間と違ってコンピューターは、曖昧な指示や間違った指示を出すとエラーを吐いて、こっちが思った通りに動いてくれない。
人間相手なら、適当な指示や騙すことも可能だけど、コンピューター相手だとハッタリは1ミリも通用しない。
これが大きな特徴=壁になっている。
いろんな人を見て思うことは、嘘つきはデバッグ作業(プログラムの中にある間違いを訂正する作業)がうまくできなくて、結果的に達人プログラマーになれない。
これってプログラミングができる人にとっては当たり前の話でしかないので、特に強調されることがないんだけど、だからこそ素人向けには重要な説明のポイント。
プログラミングって所詮は人間が作り出した技術でしかないので、仕組みは調べれば全部分かるようにできている。言うほど難しいものじゃない。
やまもといちろうがまた舐めた詭弁で人を騙そうとしているので解説します。
政策決定のトリアージから漏れた産業が、そういう冬の時代を生き残る秘訣はただ一つ。「現預金を多く積んでおくこと」以外にありません。CASH is KING。アリとキリギリス。現金のない奴は、死ぬんです。調子こいて内装にカネをかけたり、会社のカネで赤いポルシェを乗り回したり、愛人に代官山フラッグス裏のタワマンを買ってやるような日焼けゴリラは死ぬんですよ。
現預金を多く積んでおくというのはそれだけ金を遊ばせておいて投資に回さないということで
みんながこれを始めれば景気が絶対零度へ一直線です。
ていうか共産党岩盤支持層たるはてなの人達みんな二言目には「企業の内部留保ガー」言うてたやないですか。
(逆も真なりではないので注意。利益剰余金沢山あるけど現預金ではない、ということはよくある。)
現預金が少ない企業というのは別に「調子こいてるキリギリス」ではありませんし
そこの中で、わずか一握り、ごく少数の、ちゃんとした飲食に賭ける人たちが出て、その文化を担う人たちに客がついて、どんな立地でも繁盛店が生まれます。ゴミだらけの外食産業の中で、救われるべきなのはこういう「飲食に本当に身を捧げた料理人やオーナーたち」だけです。
やまもといちろうの暴論通りにすると助かるのは「本当の料理人の店」ではなく、単に「財務体力のある店」です。
自分で指摘してる通り、松田公太の企業なんかはまだまだ耐える体力があるので倒れないんですよ。
序盤に松田を「お前はまだ体力あるから潰れないだろ汚い商売人め」と罵っておいて
締めで「潰れない飲食が本当の飲食」というふわふわきれいごとを言い出すのでものの見事に矛盾した構成になっています。
だって「飲食に身を捧げた料理人は現預金多めに溜め込む保守的経営をしてる」
たとえば「納得のいくものしか出したくない!」って素材にこだわった利益率の低い料理を出してた店は
営業できなくなれば沢山の客に惜しまれながらあっと言う間に倒れちゃいますね。
飲食店がどんどん開店しては殆どが潰れるということ自体はその通りなんですが、例えとしては全く間違ってます。
今のままだと、新型コロナが来なければ潰れたりしなかった店が大量に潰れるんです。
たとえば入試当日に大地震が起きて受験生の9割がたどり着けなかったのに救済せずに終わりにして、
「地震が来ようが来るまいが、受験生の9割は落ちるんだから結果は同じです」と嘯くに等しい。
本来求められる成績優秀者ではなく単に会場までたどり着く体力のあった人達が合格してるでしょう。
今回のやまもとの暴論みたいな理論は経済学に大昔から存在します。
キツい環境下で何の手助けもせず放っておけば古い非効率なものが倒れ、優れたものだけが生き延びてイノベーションが起きる、
だから不況は下手に手を出さずに放っておけばそのうちすべてがいい方向へ進む、構造改革が成る、という理論。
日本でシュンペーターが大好きな有名人がいます。はてなの皆さんならみんなが知ってるあいつだよ。
竹中平蔵。
小泉改革のころしきりに「創造的破壊!」ってバカなこと言ってたでしょう。
カバレロ=ハマーの実証研究によれば、1972-1993年のアメリカの製造業のデータを用いて分析した結果、不況によって社会的に有用な企業の倒産がむしろ増加しているとしている[1]。また、不況によって新規参入は困難となり、老朽化した企業の存続を助けているとしている[1]。
経済学者の竹森俊平は「日本の開業率は1990年代を通して低下を続け、1996-1999年は戦後最低の水準に落ち込んでいる一方で、廃業率は上昇し続けている」と指摘している[2]。
経済学者の田中秀臣は「日本の失われた20年の間、日本の開業率と廃業率を比べると、廃業率が多いが開業率は少ない。起こったのは、大企業ばかりが残り、ベンチャー企業は資金力が無かったために真っ先に潰れてしまうことだった。さらに不況下では、若者の失業率が高くなり、イノベーションを生み出す若者が働けなくなっている。不況下ではイノベーションが生まれないというのが現実である」と指摘している[3]。
経済学とか知らんわって人でも現実として実感のある指摘ばかりでしょう?
今回やまもとが言ってるのはこの方向性です。
シュンペーター自身は真面目な経済学者だったかもしれないですが、
後世に彼の理論を使うのは自分の利益のために社会を壊れるままにさせたい悪人ばかりです。
詭弁を見破るコツは
今回の「ちゃんとした飲食に賭ける人たち」「飲食に本当に身を捧げた料理人やオーナーたち」のような
何を指してるのか曖昧なフレーズが出てきたときにン?と立ち止まることです。
全体の論理をチェック出来ない人でもこういう内容不明なフレーズ出てきたとき「くせえぞ?」と思うようになれたら成長します。
言ってる方も意図的なので、キレイっぽいコーティングして誤魔化そうとしてることが多いというのも覚えておくと手掛かりになります。
やまもといちろうは不動産所有者なので「徳政令とかふざけんな!」というポジション感情が高まってこの乱暴な詭弁をアップしたのでしょうが
彼が詭弁を弄するときの手つきというのは非常に癖があるので一度見たことがあるともう見え見えです。
冒頭に事実や正論を提示しておいて、その後は延々ポジショントークを書き連ねるだけだけど
最初の正論の好感度や文章のドライブ感に紛れて「おおむね正しいこと言ってるのかな」という印象を読み手に与える
というもの。
今回の文で言えば、初っ端の「松田公太は死ね」という正論のあとは最後まで「不動産所有者に迷惑かけるな」ということを壊れた論理で叫んでいるだけ。
その間に「トリアージ」とか「国民を救え」とか、わざと論点をあっちこっちスキップして本当に言いたいことが露骨にならないように誤魔化してるわけです。
本論の部分は竹中平蔵憑依のシュンペーターイズムで不況を放置せよというガバガバ経済学。
この詭弁の手つきは、これは大昔のあめぞうや2ちゃんねるの時代に培われてると思います。
手もなく騙されてます。
言ってることはあれだけ滅茶苦茶なのに。
こういう手口への免疫力が全くないんですよね。やまもとのやりたい放題。
「吊るせってなんだよおっかねえな?」
「再びって一回目はいつだよ」
タイトルでググれ。
A
”一発で分かる” という事は無いですが おおよその傾向は分かります。但しそれが全く正しいとは断言はしません。
”その人の本性が一発で分かる質問はなんですか?”
の質問で、貴方の、おおよその性格は私は分かりますね。”その人の本性が”、”一発で分かる”、”質問はなんですか”
これらの文章は皆、書く人の性格が現れます。使用する単語や文の順序特に"なんですか"という言葉などは年長者は余り使いません。私の文章にしたって、良く読むと、必ずなにかの癖が出ています。一番は自覚していますが、くどいということですね。まー、それが個性と言って文の面白みかもしれませんが。
これ、上記は質問者(貴方)の性格をなんとなく推し量ろうと私が今考えたのですが、本題は ”どの様な質問が相手の本性を引き出せるのか” ということですよね。
万能の一発でという質問はないと思います。文面だけでなく対面した相手の態度、物腰、風体で判断して、一番適当な質問を自分でその場で考案するしか方法は無いような気がします。人事の専門家なら、なにか秘訣が在るかもしれませんが。
私がこの貧弱な頭脳で、今考えたのは、対面時、 ”貴方が私をどの様に見えるか本当の所を言ったください" ですかね。 勿論この場合、尋ねるご本人が自分のことを正確?に知っていないと判断はできませんけどね。もし知っていればその事実と相手の発言の相違から相手の性格的なものはある程度分かります。
あの声は、たぶんキンタだろう。
耳には自信があるが、キンタにしては鳴き方が少し違うようにも聞こえたし。
まあ気のせいであれ何であれ、一度でも気にすれば何度でも気になるもんだ。
俺は開けられた窓めがけて、勢いよく跳びだす。
空中で体勢を崩してヒヤりとしたが、地面につくころには俺の四つ足は下を向いていた。
久々にやってみたが、体は覚えているもんだ。
だけど次回からは、いつも通り1階の専用口を使おう。
さて、声が聴こえたのはこっちだったかな。
そちらの方角めがけて、鼻に神経を集中してみる。
すると、先ほどまでこの辺りにいたと分かるほどの確かな匂いを感じた。
どうやら気のせいじゃなかったらしい。
匂いをたどりながら進んでいくが、途中から覚えのある道順だと分かり、自ずと目的地も察しがついた。
既にその場所には、見慣れた仲間達が一通り集まっていた。
「おお、来たな……ええと」
「キトゥンだ」
「おお、そうか。今はキトゥンだったな」
みんな大なり小なり、彼に有形無形の恩義がある。
もちろん、俺もその中の一匹だ。
「まだまだ元気そうだな、モーロック。片耳がないのに、俺の声もちゃんと聞こえてる」
「え……」
「今ここで、きかせてや~ろうか~? お望みとあ~ら~ば、きかせてやろうか、きかせてやろうか、きかせてやろ~か~」
ただ、こんな感じに、隙あらば歌おうとしてくるのが玉に瑕だ。
すんでのところで歌を止めてくれたのがダージン。
老いたモーロックの補佐的な役割を担い、この集会所を潤滑にまとめてくれる存在だ。
「やっほ~キトゥン」
そして今回、俺をここに呼びつけたキンタ。
メスにモテやすい如何にもな猫って感じで、あいつ自身もよくそれを鼻にかけている。
「よお、キンタ。久しぶりだな」
以前の振る舞いも気になってはいたが、今の状態もかなり独特だ。
本当にあのキンタか?
「そういうお前は、しばらく見ない間に変わったな。何というか、全体的にしなやかになったような」
「あ~、キトゥンには分かっちゃう? さすがキトゥン、さすキト~」
いや、俺じゃなくても分かるくらい滲み出てるぞ。
「実はあたくし~去勢されちゃいました~!」
「はあー……なるほど?」
去勢されたネコは何匹か会ったことあるが、キンタみたいになった奴は初めて見た。
「なあ、ダージン。去勢されたら、“あんな感じ”になるもんなのか?」
「うーん、落ち着いた気性になりやすいのは知っているけど……モーロックはどう思う?」
「猫によるとしか言えん」
・飼い猫
・猫に負けない気持ち
服従したら負け
策を弄してはならない。
私がどうも計画にそって行動できていない、もしくは計画があまいようにおもう。策士策に溺れる、とはまさにこのことだ。
でもイメトレは大事。
普段でも猫が甘えてくることはある。それをじっと待てばいい。こちらから仕掛ける必要はない。焦ってはならない。
甘えてきたときに策を練ってはならない。ただただ「ちゅーるだぞ(冷淡に、まるで命令するかのように、しかしその言葉には愛が含まれていなければならない)」接すればいいだけ。
猫は相変わらずお気に入りのエアコンの風が当たる場所に鎮座していた。
私は「ミワコ、ただいま」と声をかけるとこちらを一回見て、首を戻しまた壁を見ている。
カリカリを猫の皿にいれる。カリカリをいれる音を聞くやいなや飛び起きてよって、私の足を顔でチョンと突いて来る。
こういうときがチャンスなのだがご飯なのでちゅーるはあげられない。
私もご飯を食べ、リビングでテレビを見ていると猫が膝の上にのってくる。
こういうときがチャンスなのだがお腹いっぱいになった私は動くことができない。
そろそろ風呂入ろうかなというタイミングで猫もちょうど私の上から降りてお気に入りの場所へ。
風呂上がってビールを飲んでいるとつまみを狙った猫がこちらにくる。
「ミワコはだめだよ」とあたりめを私の影になり猫から見えない位置におく。
「ちゅーる食べる?」そういうと急に行儀がよくなる。私があたりめの袋を持ちちゅーるのしまってある棚からちゅーるを取り出す。
猫にひとなめひとなめさせていると「あ、別に勝つとか負けるとか何を考えていたんだろうな」と自分に嫌気がさす。
俺は、よう叩かん。だいたい、他人の行いを裁けるほど、立派に生きてないけん。
よう、クソとか、クゾとか言えるよね。インターネットの匿名の岩に隠れて。
己は何様なのよ。
きれいに、人生、汚点もなく、無垢で何十年もいられてるよね。秘訣を教えてほしいわ。
俺は、不倫だの何だの、責める気にはなれない。自分の負に蓋をして、他人を攻撃することなんか、バチ当たるわ。
批判がたくさんってことは、よっぽど真っ新な人がたくさんいるってことか。
面と向かう時と、身を伏したインターネットでの書き込みは同じ。罪悪感はないのかね。
そりゃないわ、と思うよ。でも、自分が面と向かって責める資格って、ある?
俺は、そんなのないわ。
「同窓会、行ってくれば?」と妻が言った。
こんなことを言われるのは初めてだったので少し驚いた。我々夫婦はお互いにあまり干渉しない。妻はいつも「友達と会ってくる」「仕事の付き合いに行ってくる」「爬虫類カフェに行ってくる」などと言って勝手に出かけていく。大抵は日の落ちる前に帰ってくるし、夜遅くなるときには必ず連絡をくれる。私は私で、同じ様に妻に一言告げてから出かけるし、そもそもが出不精なので、自室でゲームをしたり、居間で本を読んだりしている。
「奥さんと仲いいですよね、秘訣とかあるんですか?」とよく聞かれる。秘訣なんて考えたこともないけれど、「お互いを尊重することじゃないの」などと言っておけば、相手は「うちは束縛が厳しくて」なんて自分の話をし始める。
だから妻に「行ってくれば?」なんて言われるのは初めてだ。同窓会の通知を何かの拍子に見たのだろう。秘密主義ではないので別に構わない。
「ああ」と返事をする。「でもさー、今更会って何話すんだろうな。懐かしいねーって言って、近況報告。で?って感じじゃない」
「いいじゃない、懐かしむのも。得るものはなくったっていい時間になるんじゃないかしら」
私は結局、同窓会に行くことにした。高校卒業から17年が経っている。
15人が集まった。これが多いのか少ないのかはわからない。クラスでも当たり障りのない人物だった私は、同窓会でも当たり障りなく振る舞った。お調子者の奴はお調子者であり、寡黙な奴は寡黙だった。何も変わらない。ずっと高校生でいれたらと当時思っていたことを思い出す。違いは酒があるかないかくらいのものだ。
近況報告などをするうち、14人が結婚していることがわかった。未婚であったのは、私が当時付き合っていた彼女だった。理恵。気まずさ故に同窓会では彼女と話すのを避けていたが、酔いが回るにつれ、彼女は隣りにいた。
「つーか、お前まじ結婚するんだもんなー」お調子者の一人が私に言った。「笑ったよなー、な?」
周りの人間は気まずそうにしている。笑った?俺の結婚を?それはなんだ。
「えっと、それはどういう?」