2020-01-24

猫に戦いを挑む vol.4

準備

・飼い猫

・チャオちゅーる(飼い猫が好きなもの代用可)

・猫に負けない気持ち

 

ルール

服従したら負け

 

イメージは出来ている。

策を弄してはならない。

私がどうも計画にそって行動できていない、もしくは計画あまいようにおもう。策士策に溺れる、とはまさにこのことだ。

でもイメトレは大事

普段でも猫が甘えてくることはある。それをじっと待てばいい。こちから仕掛ける必要はない。焦ってはならない。

甘えてきたときに策を練ってはならない。ただただ「ちゅーるだぞ(冷淡に、まるで命令するかのように、しかしその言葉には愛が含まれていなければならない)」接すればいいだけ。

完璧を超えた「真」こそが猫に敗けない秘訣である

 

実戦

猫は相変わらずお気に入りエアコンの風が当たる場所に鎮座していた。

私は「ミワコ、ただいま」と声をかけるとこちらを一回見て、首を戻しまた壁を見ている。

カリカリを猫の皿にいれる。カリカリをいれる音を聞くやいなや飛び起きてよって、私の足を顔でチョンと突いて来る。

こういうときがチャンスなのだご飯なのでちゅーるはあげられない。

私もご飯を食べ、リビングテレビを見ていると猫が膝の上にのってくる。

こういうときがチャンスなのだお腹いっぱいになった私は動くことができない。

そろそろ風呂入ろうかなというタイミングで猫もちょうど私の上から降りてお気に入り場所へ。

風呂上がってビールを飲んでいるとつまみを狙った猫がこちらにくる。

「ミワコはだめだよ」とあたりめを私の影になり猫から見えない位置におく。

「ちゅーる食べる?」そういうと急に行儀がよくなる。私があたりめの袋を持ちちゅーるのしまってある棚からちゅーるを取り出す。

猫にひとなめひとなめさせていると「あ、別に勝つとか負けるとか何を考えていたんだろうな」と自分に嫌気がさす。

猫は猫なりに必死に生きている。私は必死に生きているのだろうか。必死に生きていないから猫に戦いを挑んでいたのだろう。

私は勝手自分ルール自分を縛っていただけだった。

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