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2024-01-18

スタイロフォームで一軒家の全ての窓を断熱した

欄間付き掃き出し窓5、普通の窓8、小窓3、の築25年の家の窓をスタイロフォーム2.5cm厚で全て塞いだ。

スタイロフォームカッターカットし、直射日光対策のために屋外用水性塗料で塗装した。

毎日取り外しできるように、とりあえずマジックテープで固定した。トイレの窓は磁石にした。

マジックテープ両面テープスタイロはくっつきにくいのでスチノリで接着した。

スタイロのスペースを確保するためカーテンレールを手前につけ直した。

スタイロフォームとは別に玄関の床をザ・スリム玄関用シートで断熱した。

使い回しと貰い物があるので合計3万円以下でできた。

100万円かけて内窓つけるより性能のいい断熱ハウスが完成した。

デメリットは、スタイロレースカーテンと窓の間なので取り外しが面倒なことと、昼間取りさないと真っ暗なことだ。

2014-12-19

人力ヘリコプターGameraについて

人力ヘリコプター界隈の話。

昔書きためていたメモ放出ブログ記事にもならないので、メモママ

University of TorontoのチームがSikorsky Human Powered Helicopter Competition(シコルスキー賞)を取ってしまったので

対抗馬だった、Univeristy of MarylandのチームのGameraという機体についてまとめたもの

Torontoチームのシコルスキー賞受賞の記事

http://www.macleans.ca/politics/toronto-team-wins-human-powered-helicopter-competition/

http://vtol.org/awards-and-contests/human-powered-helicopter

Torontoチームの対抗馬

University of Marylandの概要技術

人力ヘリコプターGameraについて
Sikorsky賞を取るため

1980年に作れた。最低60秒の浮上と一瞬でもいいので高度3m以上に上がること。その間10m四方を出ないこと。

Cal Poly Da Vinci Ⅲが1989年に6.8秒。日大Yuri-Ⅰが19.5秒の記録を持っている。

機体

Gamera Ⅰは空虚重量48.6kg。2011年11.4秒の飛行。Gamera Ⅱは33%の軽量化成功した。メリーランド大学

アームは片腕9.5m、高さ2.3m、ローター半径6.5m、ローター弦長1mの矩形。

ヘリコプターは重量の1.5乗に比例して必要出力が大きくなる。

ローターで重量の55%、コクピットトランスミッションで15%、ローターのうち、スパーが半分、前縁と後縁で1/4づつ。

地面効果:ローター半径と同じ高度で80%程度、半分の高度で70%、1/4で50%になる。必要パワーが。

ブレード設計

Gamera ⅠはEppler E387を使っている。矩形で捻り下げもなし。局所荷重の伝達を考えると人力飛行機などに使われいる2次構造になった。

ちょっと密度低めのビーズポリスチレフォームEPS)。(スタイロXPSで押出法ポリスチレフォーム)のリブCNC切り出し。後縁はバルササンドイッチ

前縁はXPSスタイロの仲間)でこれもCNCカットしている。スキンはミレファンを使っている。

スパー設計

トラスにしたのは同じ小さなスパーの組み合わせによって構造最適化ができるようにするため。カーボンファイバーとビニルエステル樹脂(リポキシ)の複合材料の市販のパイプが長いパイプ(member)。トラスの網網部はカーボンエポキシの複合材。配向角は全て±45度(当たり前)。三角形の断面にしているのは安定性のため。うまい作り方のためにミニトラスは1時間もあれば作れる。座屈しそうなトラスの網網部分にはXPSをコアにしてサンドイッチしている。

Gamera 2

Gamera Ⅰを受けて、Gamera Ⅱでは最大翼厚を厚いものにした。Seling S8037。スパーの剛性を上げてローター端が上がらないようにした。スパーをローターの中央と端で太さを変えた。towの束の数を変えた。前縁をXPSから軽量なEPSにした。

エアーフレーム設計

運びやすくするために中央、中、外のフレームにしてある。長さや高さや傾斜はブレードのサイジングによって決まっているから、他の部分の自由度については遺伝的アルゴリズムによって決めた。パラメタはトラスの高さとテーパーとノードの数と分布。剛性を束縛条件にして重量を最小化させるように遺伝的アルゴリズムにした。

GameraⅡはキンクをなくしたのと、パイプの径を色々変えたので軽量化した。

翼素運動量理論FEMで解析。YURI-1を参考にした。テーパーとか捻り下げは作る時間技術必要な割に効果薄いと判断してやめた。

 
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