はてなキーワード: ランニングとは
みんな注意してね。
そうそう、
日々の鍛錬を鍛えようと思って、
走り込みをしたいってちょっと前に靴買いたいって書いたんだけど
で、買ったのよランニング靴。
やっぱりダメね。
走り出して即足痙って、
いや!まだまだ片足があるわ!
って片足で頑張って走ろうとしたけど、
でまた、その足も痙って、両痙りよ!
そんな走り出して急に痙るなんてって思ったけど、
さすがに、これじゃ走れないので
とほほだわ。
さすがに食べ過ぎたと思うわ。
夜は控えめにしなくっちゃだわ。
寒すぎて寒すぎて、
ホッツ麦茶です。
すいすいすいようび~
今日も頑張ろう!
2ヶ月ぐらい前になるだろうか。土曜日の早朝だった。
その頃はまだ気温も高く、引っ越したばかりの近所をランニングして、色々楽しむことにしていた。
早朝の街は息吹を感じさせる前で、人もいなくただ晴れて、霞が弱冠かかる絶好のランニング日和だった事はよく覚えている。
特にハレのイベント等は人集めもあるだろうし、それが行われることが多いというのは、街を出歩いている中で感覚的に僕の人生の中で記憶していた事だった。
目の前に2人の男女が歩いていた。
一人の男性は頭に帽子を被り、もう一人は女性のようでヒジャブを被っているのは後ろからも姿がよく分かる。
ちなみに彼らは「珍しい」人達ではなかった。僕の街では当たり前にいる構成員である事は知っていた。
彼らの衣装は普段のそれではなく、恐らく結婚式の参列者として出かけるスタイルだったのはすぐに見てとれた。
早朝の街は僕と彼ら以外、誰も歩いていなかった。彼らは後ろから走ってくる僕に気づかなった。
彼らは手を繋いでいた。
会社の組合に参加したら何年かぶりにスポーツをすることになって、あわただしくジャージやらを買いそろえた。
高校の部活とかだと否応なしにチームで買いそろえられてそれしか使ってなかったから自分でジャージやらを買うの楽しい。うきうきしながら色々買って、練習に参加するのをわくわくした。
そうなると、他人の練習着も気になるもんで、あーあのジャージかっこいいとかあのTシャツいいなーと思ったりする。
そいで、街行く人々の服の中にもスポーティーを目で追ってしまう。
そいで、気づいたのだ。
ガチめなランニングしてる健康主義30代おじさん、アディダスのシューズ。
サッカーしにいく男子小学生、アディダスの長袖のサッカーっぽい練習着。
走ることは好きで、運動不足解消のためにもランニングを始めた。
私は、ランニングは好きだが、10キロ以上走るのはバカだと思っている。
コンクリートの上を10キロ以上、ましてやフルマラソンなんか走ったら、
故障に苦しんでいる人も多いだろう。
なぜみんなそんなに長距離を走りたがるのだろうか。
お正月の箱根駅伝を見ていても、マラソンランナーはガリガリの人が多く、魅力的な選手はいない。
苦しそうに走っていて見るのが辛い。
昨今、マラソンを始めたら、やっぱりフルマラソン目指すよね!みたいな風潮が気に入らない。
東京マラソンも、みんなの身体に良くないから止めた方がいいのにと思ってしまう。
3~5キロくらいをゆるく走れる仲間が欲しい。
仲が良い女友達ではなく、同じクラスにそういう子いたよね、くらいの距離の、ディズニー好き女性たち。
私はディズニー好きでなく、こじらせタイプで独身のまま三十路を迎えたし、同類で仲の良い独身の女友達もディズニー好きではない。
ここからはほとんど推測を述べる。ちょっとナチュラルに悪口も入るかもしれないけどごめん。
メジャーでメインストリートなものが素直に好き、ということは、本人にとっても周囲にとっても、とても楽で簡単なことかもしれない。
ディズニー好きは、流行り物を「広告代理店の陰謀」とか言わない。その場で素直に楽しんで消費する。
マイルドヤンキーと近いものがあると思う。CMで「ディズニーでハロウィン!」と言われると、行きたくなるのだ。
わかりやすいものを単純に楽しめることは、人生を比較的イージーにしやすいように思う。
お姫様と王子さま。夢、愛、希望。そういったキラキラしたものが、ディズニーと結婚式は酷似している。
このあたりのテイストが苦手な人は、結婚というより結婚式が苦手なんだろうな、とも思う。
好きなことが外向きなので、外出する機会も多いと推測される。
休日は映画を観に行ったり、ショッピングをしたり、女子会をしたり、仲間とBBQをしたり、そういったことが苦にならないタイプ。
引きこもって漫画を読んだりネットをしていたら休日が終わった、ということは無さそう。
外に出ていると出会いも必然的に多くなるだろうし、映画を観るにしても一人では出かけなさそうなので「出かける」=「誰かを誘う」が必須。
誘う相手が彼氏じゃなくても、発展する要素は大いにありそう。あるいは、誘われるように日頃からうまくやってそう。
同じアクティブタイプでも、ハマっているものがジャニーズや宝塚、アニメとか、マイナーなバンドなどの場合だと、同じ趣味ではない男性とは共有しづらい。
ちょっとコンサートに付き合うとしても、世界がディープすぎてついていけなさそうに思う。
ディズニーリゾートへ付き合うなら、ニワカでもちゃんと楽しめそう。
人付き合いにおいて、ちょっとしたお礼の品やお返し、お土産、誕生日プレゼントをあげるというシーンは多々ある。
そういった時、ディズニー好きの女性になら、プレゼント選びがとても簡単だ。ハズレが無い。
おそらく、めっちゃたぶんだけど、ディズニー好きの女性は、そうでない女性と比べると、ちょっとした物でもプレゼントされる機会が多いのではないだろうか。
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以前、男友達が結婚のため引っ越した新居に、お祝いにお邪魔したことがある。
その男友達は、趣味は読書とランニングで、決してディズニー好きなどでは無かったのだけど新居の真新しい雑貨はディズニーだらけだった。
大酒飲みのTHE漢!といったタイプの男友達と、そのファンシーな新居があまりに不釣り合いで笑ってしまった。
婚約者の女性が席を外した際「ねぇ、ディズニーグッズだらけだけど大丈夫?趣味合うの?」
と尋ねると「俺インテリアにはこだわりないし。それに、こういったらアレだけど、あいつ扱いやすいんだよ」
と答えた。
へぇ…。
疑わない、考え過ぎない、素直に楽しむ、人と一緒にアクティブに行動する
→早めの結婚
※補足
この夏、子供と行った水族館で「あのドド、パパに似ているね」という一言に絶望し、秋からランニングを始めました。
まだ太陽の光線が赤さを取り戻す前、身体を包むように流れるひんやりとした早朝の空気に清々しさを感じていました。
そんなわたしを追い抜いていく小気味のよい足音。
身体のラインがそのまま現れているかのようなピタッとしたウェアに身を包んだ、一切の無駄を感じさせないミニマルな肢体を持った女性でした。
それなりに走り込んでいるのでしょうか。
すでに背中からは汗がにじみ出ていたのですが、下着の防水性が高いのか、背中の一部を避けるように汗が広がっていたのです。
木漏れ日に照らされながら遠ざかっていく彼女の軽やかな足取りと相まって、わたしにはそれがまるで天使の羽のように見えました。
「これは朝から素敵な出会いをもたらしてくれた息子の一言に感謝しなくてはいけないな。」
思わずそんな独り言を口にしてしまうような、素敵な一日の始まりを予感させる出会いでした。
一ヶ月で解約する気満々な乞食どもに、そこまで無名ってわけでもないんだけどかといってタイトルだけで一般に通じるほど有名作ってわけでもない微妙な立ち位置のイカれたメンバーを紹介するぜっ!
このリストを制覇すれば君も明日から立派なヴィレバン村民!!!
ちなみに「白黒映画とかだるくてみれない〜」というこらえ性のないミレニアム生まれのボーイズ&ガールズのために、「2000年以降に作られた比較的短い作品」を中心にチョイスしたぞい
・『イニシエーション・ラブ』のラスト三分にガッカリしたハードミステリファンのみんな! 待たせたな!
本場アメリカから、結末を自分で推理する系の濃厚ミステリ映画様の御登場だ! クソ眠たい演出の群像劇だが、あなたの推理力を試すにはもってこいの本格推理映画やでえ!
・ゾンビ映画が童貞とコミュ障の占有物だった時代は終わったっ!!!
ラスト三分で童貞とコミュ障を全否定する甘々ラブロマンスゾンビ映画のニュージュネション、ここに見参!
・え? ウォン・カーウァイを見たことがない?
それでサブカル名乗るとか恥ずかしくない?
恥ずかしいのは観ているこっちだ! 台湾の岩井俊二、ザ・脳みそ溶けちゃいそうな恋愛映画の王がエントリーだああ!
・ジェームズ・マカヴォイ、いや、プロフェッサーXっっ!! ユーがどうしてスコットランドなんかにっっ!????
原作と違って体内の寄生虫が語り出したりはしないが、どちゃぐそわけわからんキチガイ成分は充分に受け継いでいるっ!!
・きたああああああ!!!! 2014年度アカデミー賞主演男優賞受賞!!! 人類の至宝!!!!
痩せたマリオみたいなおっさんランキング堂々のナンバーワンかつオンリーワン!!
ぼくたちわたしたちの!!!!おれたちの!!!! マ、、シューーーーーーーーーーーーー!!!!!
マーーーーコノヒーーーーーーーーーーだああああ!!!!!!!!!!
内容はピュアな少年が怪しい犯罪者じみたおっさんと出会って一夏の甘酸っぱい成長を遂げる系のヒューマン・ドラマです。
「主演がマーク・ウォルバーグ? あの『トランスフォーマー』の?」
それがどうしたっ!!!!
大味クソ大作のプレイヤー二人が奇跡の出会いを果たし、じわじわと追い詰められてみんな死ぬ系戦争実話映画の逸品を作り出したっっっ!!!
『野火』とは違った意味では「こんな死に方だけはしたくない in USA(現場はアフガン)」のオンパレードだっっ!!おしっこちびれ!!!
・西部劇なんて彫りが深くて汗臭いヤンキーどものフェスティバルでしょ?蘇民祭でしょ?ないわー
とお考えのウィンプでナードなペドフィリアのジャパニーズおたくどもよっっ!!!
お待たせしました!!!主人公は三つ編みのちんちくりんな女の子だよっっ!!!
正直そんなかわいくはないが、彼女がよくわからんおっさん二匹と一緒に卑劣で理不尽な悪党どもに復讐しにいってひどい目に会うぞっ!!観るしかないだろっ!!
・ドリームワークスって『シュレック』以外なんかアニメ作ってるの?とお思いのみなさんっ!!
毎回正義のヒーローにぶちのめされる役回りだった悪の科学者メガマインドが、ひょんな偶然からヒーローを殺してしまう!!
街を手中に収めたはいいもののヒーローの不在で自分の存在意義を見失ったメガマインドは、人生のハリを取り戻すべく自前で新しいヒーローをつくりだそうと決心したっっ!! しかし、それは開けてはならぬパンドラの箱だったのだ!!!
今やディズニーやピクサーがひっしこいて作ってる「悪役にも実は事情が」系映画の先駆であり、名作だぞっっ!!!!!!
・へい、冴えないおっさんども!!!!??? 世を恨んでるぅううううう??????
映画館の迷惑カップル、朝よく近所をランニングしてる健康マニア、クソみたいなオーディション番組やリアリティ番組……
そんなくだらねー世の中のすべてをぶち殺したいかあああああああ!!!!?????
今から一緒に、これから強引系かわいい女子と、殴りに行こうかああああああ!!!!!!!
・殺戮マシンとして育てられた少女暗殺者!!! でもファンタジー!!!!!
アート系映画の美名のもとにはどんな欲望も不問であり、問答無用だっ!!!
「どこでこいつパソコンの操作を習ったんだ?」とか考えるなっ!!
・ミステリ不毛の地、スペインからやってきた最強の刺客!!!!!
まさかのとんでもトリックには宮部みゆきもびっくりだっっ!!!!
でもよく出来てるぞっ!!!!!!普通に面白いミステリ映画だぞ!!!!
・今イギリスで一番注目されている(マジで)(いやマジで)新鋭バイオレンス映画監督、ベン・ウィートリーのデビュー作だっ!!
殺し屋二人組の話だが、いきなり彼らの家庭問題からはじまったりそもそもなんでターゲットを殺してるかよくわかんないぞっ!不条理だぞっ!!!
しかしその雰囲気は唯一無二っ!!!ベン・ウィートリー、ベン・ウィートリーはこれからビッグになる監督なんで今のうちにちぇっけらうっっ!!
・ウルトラホワイト企業で働いている増田の皆様におかれましてはご縁の無い話かもしれませんが、
世の中にはブラック企業、ブラック上司というものが存在しておりまして、
そのブラック企業の名は、LAPD――ロサンゼルス市警察の麻薬取締課っっっ!!!!!
・おい、おまえ、ボンクラ映画ばかり選んでるんじゃねえ!!もっとヴィレバンでモテそうなサブカル映画を寄越せっ!
とお嘆きの皆様にオススメ!!! 2014年度ハートフルシャレオツフランスアートムービーナンバーワンもnetflixに入ってるぜっ!!!
蕩けそうなくらいにオシャレだっっ!!でもそれが様になるのがフランス人なんですねえ〜〜〜〜
夢を持ってるつもりの君、自分は努力してるつもりの君をある日、トム・クルーズが訪ねてきてこう言う!!!
「ほんとはそんな夢、叶えるつもりなんてないんだろっ!!!」
飛び交う弾丸、決まりまくりのショットっ!!! ほんとうにカッコイイ銃撃アクションを見たければマイケル・マンを、『コラテラル』を観ろっっ!!!
お前ら、よく聞け!Yシャツは元は下着だ!両側の腰の部分が切れ上がっていて、手前が垂れ下がっている部分でチンコを包んでいたなごりの跡だ
ここまで書けば分かるな?下着の下に下着を着るバカはどいつだ!?よほどの寒がりか?
そして半袖のYシャツ??何じゃそりゃ?半袖のパンツか?半袖のYシャツは有り得ない。半袖Yシャツの下にシャツ着たら、本当のマヌケだ
だからビジネス戦士は夏でもジャケットを着ろ!ただし熱中症で死ぬな!気を付けろ!
前開けて歩いているお前ら!ズボンのチャック開けて歩いているのと同じだぞ!そのボタンいつ使うの?いつもだ!
ボタンを外していいのは座った時だけ
まだ続くぞ!前に書いた通り、両サイドが切れ上がった裾のシャツは下着だ!だから裾を外に出すな!パンツで外を歩いて恥ずかしくないのか?
だからTシャツ、ポロシャツなど裾が水平なシャツはパンツ・アウトが鉄則だ!Tシャツをズボンに入れて丁寧にベルトまでするのはマヌケだ
でもたまに役立つことがある、、それは中国人かどうか見分けることができる
やつらはTシャツをズボンに入れれば正装だと思ってるから、平気でホテルに入ってくる。気を付けろ!
市販されているポロシャツはポロ競技用ではない。またの名をテニスシャツだが、マヌケなネーミングなので誰も言わない
ポロ競技用シャツは競技なのでイン・パンツだ、テニス競技は人と接触しないからイン・パンツ、アウト・パンツどちらでも良い
1,980円の携帯安定シャツなんぞ買うからティクビが透けるのだ!5,000円出せ!金を惜しむな
最期に言っておく!スーツの下にボタンダウンを着るな!ボタンダウンのカジュアルさはポロシャツレベルだ!覚えておけ
これで最後だ!夏でも上着を着ろ!スーツはビジネスマンの戦闘服だ!ただし熱中症で死ぬな、死んだら負けだ
次回予告!「靴下」
[ト・タル][文][形動タリ]
1 虫などがうごめくさま。
「―として御玉杓子 (おたまじゃくし) の如く動いて居たものは」〈漱石・趣味の遺伝〉
2 おろかで無知なさま。また、そうした人が秩序なく動きまわるさま。
「―たる凡俗の徒輩」〈谷崎・神童〉
【閲覧は自己責任で】
サラリーマンは小遣いが貴重だ。
子供が夏休みに入ると同時に弁当をこさえることをやめてしまう嫁から、その代わりにと500円ばかりの昼食代を援助してもらっている。
学生時代から昼食代を切り詰めては遊興費に回すことは得意だった。
最近では家にある冷凍ご飯を持ち出し、コンビニのレトルト惣菜とインスタント味噌汁や粉末スープで300円前後に抑えるのがマイブームだ。
会社のレンジとポットを使えば、温かいスープと主菜、さらにサラダまで楽しむことができる。
個別の皿に盛られて出てくるだけで3倍はかかると思うと、最近のコンビニはランチ産業までをも脅かしているに違いないとよく知りもしない畑の心配をしていた。
以前からもコーヒーはインスタントで楽しんでいた。缶やペットボトルなんぞは外で飲む以外に買う理由はない。
これらすべてを100円ショップで買ったどんぶりとマグカップで楽しんでいる。
ずぼらな私ではあるが、ここで使い捨てを選んでは元も子もない。
ランニングで考えれば洗剤のほうがはるかに安価なのは考えるまでもないことだ。
コーヒーの水面を揺蕩う湯気は、自分の経済観念を讃えているかのようだった。
そんな私だが、コーヒーと砂糖をすくい取るスプーンを入れるカップだけは使い捨てを使っていた。
濡れたスプーンはカビの原因になる。
そのためにすくい取る専用の乾いたスプーンを用意しておいたのだ。
そのスプーンを瓶に刺しておくのも棚に直接おいておくのも憚られたため、汚れたら捨てれば良いとプラスチックのカップを用意したのだ。
もともとがずぼらな私だけに、我ながらいいアイデアであると感心していた。
コーヒーやスープなどが置かれた棚に並ぶように、一枚のタオルを半分に折りたたんで敷いた上にそれら食器一式は置かれている。
洗ったのちの乾燥もそこで行っていた。
四六時中パソコンのモニターとにらめっこしては、そこに現れる問題点を潰していく仕事だ。
正義感も罪悪感もなく、ただただ単調に害虫を発見しては潰していくのだ。
そんなちまちました作業には、自律神経を緊張から開放させてくれる温かいコーヒーが不可欠だった。
さて、午前のノルマを終え優れた経済観念を楽しもうといつものように逆さに向けられたどんぶりを手にした時だった。
何の気なしに、安物と言えども丈夫な作りをしてくれているなぁとどんぶりを覗きこんで見たのだ。
そこで私は、クリーム色の陶器に反射する蛍光灯の光を遮る何かを見つけてしまった。
目を凝らして見ないとわからないほど小さな、それも一つではなく、数個の、どんぶりの色によく似た白い個体が、陶器に足を滑らすでもなく、自由自在に動きまわっていた。
蟲だ。
急いで流しに駆け寄ると勢い良く水で洗い流し、半ばパニック状態になりながらも洗剤も使って念入りに洗い直した。
動くたび鳥肌が衣服に触れ、まるで小さな蟲が体中を蠢くようなかゆみに耐えながらふと疑問が頭をよぎった。
「いつからか?」
普段ならどんぶりの中など気にもせず、レトルト食材を袋からどんぶりに移してレンジにかけていた。
ラップに包まれていた温め終えたご飯をどんぶりに加え、さらにサラダまで盛りつけて食べていたのだ。
加熱処理をしているから問題ないという言葉が一瞬浮かんでは見たが、それがなんの慰めにもならないことに気づいてかえって苛立ちは増して行った。
そんなことを考えながら食器の置かれていた場所に戻ると、コーヒースプーンの入ったプラスチックカップが目に飛び込んできた。
そこには、カップの底にわずかながらの、しかし暫くの間放置されたであろうコーヒー豆と砂糖のカスを見ることができた。
やつらはどこからかこの匂いを嗅ぎつけ、時間をかけてここに仲間を呼び寄せたのだ。
コーヒーはかれこれ半年ほどこうして飲んでいる。食器を買い込んで惣菜で弁当を食べ始めたのはここ1ヶ月くらいの話だ。
よもや期せずして昆虫からのタンパク源摂取の臨床実験を成功させていたとはなんという皮肉。