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はてなキーワード: プロモーターとは

2016-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20160901171206

で、本文についてですが。

これには複雑な興行の仕組みをある程度把握せねばならないと思いますし、多面的に勘案する必要のあることと思いますから

一口にはとても言い切れないのですが、挙げられる複数の想定された大半の理由は少々穿った見方過ぎてどれも該当しないでしょう。

しいて言えば、6と10は関連性がある・・。

根本的に音楽業界・・とりわけアーティスト側の総じた意向としては、音楽は誰彼身分わず公平広範に広めたいという核がありますので、ライヴも同じとみなしています

今回の件で経済学者等の一部から市場原理」等を基にした理論展開がありますが、元々音楽という文化はその原理とは異なる、同じにならない、

同じにしてしまうと理念の部分とは乖離してしまうので、独特のスタイルで発展して来た産業ともいえます

先述の投稿内容とリンクすることですが、ライヴに特化した場合オークションのようなスタイルにすることは、

仰るように転売等の抑制排除に何らかの作用があるとしても、本来理念とは逸脱してしまう・・ざっくり言えば

「ン万円にもなるチケットを時に若年層にも買わせてしまうことの道義的倫理的問題が立ちはだかる」、ということでしょうか。

“いやいや、現実的に既にそうなっていて、それでも購入する者がいるじゃないか・・”という声もあります

そこで重要になるのは、その客は積極的能動的な意思にあり「高額でも惜しまない、それだけの価値が有るのだ」としているのか、

それとも「本当は定価で買いたいが、手に入らないので仕方なく他所から買うしかない」とする“消極的理由”が背景にあるのか・・。

正確に分類把握することは難しいですが、おそらくは後者が多いだろうと思われます

声明にもあるように、高騰することは次回やその他のアーティストライヴCDやグッズ等といった広範のセールスに影響が及んでしまうという

売り手側とファンの首両方を絞めることになる・・ということでしょうね。単発だけのライヴやその収支、ファンに拠る一つだけの出費や意思だけで観るならまだしも、

長期的・総体的に観れば決して好ましい販売方法はいえなくなる、と。

一方でそのような販売体制は、販売するプロモーターからすると、販売期間が定められ、短期間の中で売り捌かねばならない特性上では、

手間やコスト的な側面に加えて、金銭の計上的にも販売動向の数字上でも、販売管理全般がし難くなる・・。

結局アーティスト側、販売側、ファン・・どれを取っても利点は少ないと考えているわけですね。

勿論転売対策必要であり、ファンサイドや転売屋方面に向けた「啓蒙」だけで解決するとは端から思っておらず、

取っ掛かりとして先ず大々的にこの件を打ち出し、モラルと共に広範で問題認識議論を巻き起こしていく、最初ステップだと捉えているようです。

また、法的側面でデリケートな部分が障壁ともなっており、もはや業界内で何かテクニカル手法をとっただけで解決しない領域に来ている・・

そのため行政方面にも間接的に問題提起させたいという意向は、既に明かしています。他方では、行けなくなった客に対する救済措置

座席価格格差設定等、再考していくとの意向も示しているようです。

http://anond.hatelabo.jp/20160901171206

先ず、上の方の内容は一部誤解を生むと思いますので、訂正をかねて。

販売であるイベント主催者

一般世間から観る「主催者」というのは、コンサート運営している業者アーティスト事務所・・それらひっくるめられ「全般」として解釈されている場合

チケット販売コンサート運営業者・・即ちプロモーターを指して言われる場合と混在していると思われますが、上の方が書かれているように

主催者コンサートプロモーター」とするのが正しいでしょう。厳密に言うならば、アーティスト事務所主催名義ではなく「企画制作」という枠組みに入る場合が多く、

契約内容の如何はあるものの、現場は主にプロモーターが取り仕切り、アーティスト事務所基本的に前面に立たないので、尚更プロモーター主催者と捉えるのが適切と思います

その上で。

コンサートプロモーターと言う会社は、別にチケットが高騰してファンが困ってるかどうかなんて気にする必然性がありません

これは正しくないというか、粗い言い方であり誤解を生んでしまうと思います

確かに完売目標にありますから、一枚でも多くのチケットを売りたいし、売れることに尽力するのがプロモーター仕事です。

プロモーター毎で年間抱えるライヴ興行は異なるものの、多くの催事を擁しており、これも各々異なるものの、全体の中で容易に売り切れるライヴはそんなに多くない・・

多少の程度にかかわらず「残券」が発生するライヴの方が寧ろ大半を占めるだろうと思います

そんな中で、瞬殺完売のように短時間短期間で売り切れるものは楽ですし、逆に言えば人気のあるとされる代物ほど、何かの関係で売り残しが出てしまうことを避けたい・・

からこそ、言葉はよくないですが「さっさと売り切ってしまいたい」という潜在的欲求がある。

その意味では「売り主体」となり、売ってしまった後のチケットの動向など関与していられず、それを込めて「ファンが困るかは気にする必然性がない」、

まり購入者より自分ら優先・・という言い方や解釈になっていると捉えられます

しかし、あくまでもそのライヴ一本のみで捉え、極端な話その一本が終わればおしまいといった、個別だけで観れば“売りっぱなし”でいいかもしれませんが、

総じてアーティストの次回以降の開催にまで影響を及ぼすものですし、そのプロモーターは特段の事由がない限り次も仕事を請け負いたい(開催したい)はずなので、

顧客蔑ろにすることは次回の販売へと影響をもたらすことに繋がり、「ファンが困ることを気にしない」姿勢プロモーターの評判は勿論、

アーティストサイドの評判や評価、即ちタレント活動のものに向いてしまい、悪影響を及ぼすこととなります

なので一本だけ、個別のみに特化して単純に言ってしまえば上の方のような解釈になってしまますが、実際そんなことはない・・

全国津々浦々大小のプロモーターがいますので、そのような資質にあるプロモーター存在していて不思議はありません。

ですが、一本のライヴタレント活動という長いスパンの中の「点」であって、プロモーションという側面で観れば既存ファンを維持しながら

広範の世代新規ファンへと拡大したいという目的がありますから、「繋いでいく」以上、繋げていく以上プロモーターに拠るファンの動向は、

プロモーションとして請け負うことを本分にしているプロモーターであれば決し無視出来ず、ファン蔑ろにしていいとは思っていないはずです。

もしそのような質の悪いプロモーターがいたなら、それはプロモーターではなく「イベント屋(請け負った催事をこなすだけの仕事)」の資質、体質にある企業と思います

よって、多く買ってくれる転売屋は、チケットの売り上げだけ観れば結果的に“助かっている”側面は確かにある。

しか現在の高騰市場の拡大は、タレントプロモーションを担っているという意識プロモーターがあるなら、総体的にはやはり問題だと思っている・・

正しくは、益々無視できなくなって来たと認識しているはずです。

尚、意見広告プロモーター名が入っていないのは、単に協会名に集約しているに過ぎないということで、

名前を載せていない=各プロモーター積極的同意していないから」 とするのはあまりにもミスリードを誘う不適正解釈でしょう。

2016-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20160901182802

まりプロモーター的には「11.実はたいして問題だと思ってなくて重い腰が上がらないから。」ということですね。

アーティスト側の意見も聞いてみたいですね。

システムことなんて分からないし、空席が出ない程度にうまいことやってよ、って感じなんですかね。

2016-05-06

日本会議研究」を読んだのだけど

菅野完著「日本会議研究」を読んだ感想、ではなく、疑問点をつらつら書いていく。ホントはまとめて読者お便りにでもしたかったのだけれど、切手代が惜しくなったので、気になった点を列挙していく。なお、これを読んで本書の内容を知った気になって恥をかいても知りません。

isbn:9784594074760

  1. P. 7, L. 2「この点に気づいた私は、保守論壇誌を手当たり次第に読み込むようになった」とあるが、保守を自認するはずの筆者は、これまで「保守論壇誌」と呼ばれるものを読んでいなかったということだろうか。一介のサラリーマン保守論壇誌に興味がなかったというのは別に問題はないのだけど、こと「『右翼であり保守だ』と自認する」筆者が論壇誌や内容の流行り廃りに興味を持っていなかったというのは、いささか不自然に感じた。
  2. P. 9, L. 11サンプルは、路上ヘイトデモであったり、保守論壇誌の記事のものであったり……」とあるが、「顧客アンケート従業員アンケートなどといった定性的情報に頼ることなく」と筆者が謳う「品質管理手法」に適用するサンプルとしては、定性的に過ぎるのではないか。無論、そこから人物相関を引いたり、時系列的に情報伝搬の順を推定したりするのだろうけど、「定性的情報に頼ることなく」と主張をするなら定性的情報と取られかねないものサンプルの例として挙げるのは不適当だ。
  3. P. 19, L. 12「おなじみの顔ぶれ」というが、誰にとっておなじみなのだろう。おそらく「(保守論壇誌で)おなじみの顔ぶれ」ということであろうが、この一語を省くだけで読者には敷居の高い本となってしまう。もっとも、筆者の処女作である保守の本分」は、ほぼ全編にわたって筆者と前提知識や思想を共有していない人には読みづらい不親切な文章であり、それに比べれば幾分改善されたと感じる。よく言えば一般向けでない、悪く言えば説明放棄した文章というのは、読者の読解力を無駄要求すると指摘しておきたい。
  4. P. 21 図表1 「新道議連」は「神道議連」の誤りか。この表だけを見ると、神道議連が9割、靖国議連も8割であり、日本会議国会議員懇談会所属閣僚が8割を占めるという点を「第三次安倍内閣の特徴」とするには、いささか不足を感じる。全国会議員や自民党所属議員に占める比率との比較や、歴代内閣との比較など、筆者の主張を裏付け数字は他になかったのか疑問である。これだけを根拠に「日本会議のお仲間内閣」と評してしまうのはいかにも牽強付会だし、今後の筆者が出す情報が総じてこの程度の根拠という印象を与えてしまう。
  5. P. 32, L. 14 西尾2005では「日本会議つくる会モラロジーキリスト教幕屋や……」と日本会議と並立して書かれているモラロジー研究所キリストの幕屋が、P. 31 の図表5 には日本会議役員として名を連ねている。この包含関係齟齬重要である。なぜなら、両団体日本会議からの働きかけを受け、役員を輩出する団体として西尾氏の活動支援している証左とも取れる一方で、日本会議に対して両団体独立して西尾氏を支援しているという根拠にもなりうるかである後者場合は、役員は「名義貸し」という解釈になるため、これをして「きわめて積極的運動に参画している」根拠とするにはいささか薄弱と言える。
  6. P. 69 L. 10 筆者は「なぜ日本会議とその周辺が靖国神社にこだわるのか」という疑問を述べているが、図表 2 にある通り、安倍内閣閣僚を見ると、日本会議国会議員懇談会所属議員靖国議連所属議員は大部分が重複している。靖国議連議員としてではなく、「日本会議の周辺」として「靖国神社にこだわ」っていると筆者が断じる理由がわからない。無論、思想的に共通する点が多く、日本会議の源流という文脈では筆者が主張するような解釈もできる。しかし、本書を読む限り、この疑問に答えるものはなく、前掲は問題設定として不適切ではなかろうか。
  7. 第三章全体に言えることとして、日本会議活動が、改憲夫婦同姓義務最高裁判決と同じ趣旨であることは論を待たないものの、日本会議の影響がどれほど大きかったか定量的評価がなされていない。日本会議に関心がなくともこれらの問題に関心がある、という分類の人は多数おり、日本会議活動が与えた影響の大きさを推し測れなければ、日本会議が時流を作ったのか時流に日本会議が乗っかったのかという疑問が解消されない。
  8. 四章は非常におもしろい。というのも、地方議会議員へ頻繁に請願アンケートを行うなど、組織バックボーンたる事務方能力が、ようやく採り上げられるからだ。連載の順序を踏襲して単行本を出すことは問題ないが、これまでの章立てでは、日本会議という組織がどれほどの規模を有するのか、なじみのない読者にはここに至るまで、とんと理解ができなかろう。少なくとも、これまでの各章を読み返す限り、日本会議が親睦会以上の実態を持った組織であることを示す根拠は極めて乏しいこれに対し、日本会議日本会議としての実態を伴った活動を例示しているのは、実はこの章が初めてである集会の開催といったものは、特段大きく固定された組織必要とせず、参加団体の持ち回りで運営できる。しかし、筆者が想定する規模の是非はさておき、定期的な請願署名アンケートといった活動継続的に行うには、HQとして一定程度の専従の職員資金的裏付け必要からである。このくだりを読む限り、専従者は数名で済みそうだが、真実や如何。
  9. P. 112, L. 9 「谷口雅春先生学会」は「谷口雅春先生学ぶ会」の誤りか。
  10. P. 113, L. 10 「ぷろでゅーす」は「プロデュース」の変換ミスか。
  11. P. 120 「『『決起』」と鍵かっこがダブっている。このあたり、推敲が不十分と思われる。連載中ならいざ知らず、単行本化に際しては校閲の不徹底を指摘したい。
  12. P. 161, L. 11 「……安倍政権は、このような人に支えられ、改憲路線を突き進んでいるのだ」とあるが、本章の後段はそれ以前の章と同じく、「このような人」の規模感がつかみづらい。証言依拠すればそれほど規模が大きいとも思えず、また知的水準も高いとはいえない若手世代排出が、日本会議にどれほど貢献し、ひいては安倍政権を支えているか認識できない。
  13. P. 185, L. 8「明治憲法復元のために」何十年と運動してきた人物さえ日本政策研究センター改憲優先順位を知らなかったという。一国の首相プロモーターが唱える政策が、一般どころか思想的に近いであろう人々にさえ知られていないというのは、いささか奇異に映る。ましてや、このような人々が同センター日本会議とをつなぐポイントだと主張するのは、説得力を欠く。つまり、同一の目標に向けて連動しているはずであるにもかかわらず、意思疎通が図られていないように読めてしまう。
  14. P. 212, L. 9 これまでも数度筆者はAmazon検索した結果を述べているが、インターネット検索した結果をそのまま典拠として用いるのは、本書の信頼度を大きく減殺する。取材しろとは言わないが、どの文献に載るプロフィールかまでは調べてしかるべきであり、雑な作業と映った。
  15. 第四章の途中から第五章にかけては、筆者の取材メモをそのまま写したかのような文章で、異常に読みづらい。筋立てて説明しているというよりは、手に入った資料と筆者の思考の断片を繋ぎ合せたような文章であり、筆者が明かした全貌が見えない。「一群の人々」の背後関係を調べるのであれば、各人物ごとに切り口を揃えないことには、理解の難しい内容となる。おそらく連載中は締め切りなどの関係もあり十分な推敲を経ずに掲載された回もあったのであろうが、単行本化に際してそれを放置するのは説明放棄といえよう。
  16. 第六章の真偽はさておくとして、単一運動を四十年続けるというのは、特段のカリスマ仮定しなくとも可能ではないかと感じた。例えば、会社員の多くは大卒の二十代から出世レースを始めるが、その中から六十代に勝ち抜けたもの会社経営者となる。終わってみればそういった経営者の多くは旧帝大を始め限られた大学卒業であるが、別に彼らは大学時代出会ったカリスマ的な人物の影響を受けて就職先での40年にもわたる出世レースを勝ち抜く決心をしたわけではあるまい。
  17. ただ一つ言えることは、長年知り合った思想的にも近いとはいえ高々10名ほどの人々が、四十年もの長きとはいえ緊密に連絡を取り合い行動していたとして、それが各々の所属組織に、ひいては現政権にどれほど影響を与えているかという点について本書は明らかにしていないのだ。無論、政治的組織のHQ に属する人々に影響力がないわけがないが、果たして国勢を壟断するに至るほどか、という恐らく本書を読み通した多くの読者が抱くであろう疑問に答えるには至っていない。その点、筆者の「日本会議が大きいわけでも強いわけでも」なく「他が小さく弱くなった」という結論は大いに説得力を感じた。


以上のように、筆者が単行本化に際して加筆修正すべきであった点を放置して世に出したのは、筆者と出版社の怠業である。一方で、本書を「巨大陰組織日本会議の全貌」のような内容という理解評価するのは本書を読んでいないか読解力が不足している。

感想一言で述べるなら「物理的にも内容的にも行間広すぎだろ」

2016-04-23

はてなファイトクラブやるってそういうことじゃない

プロモーターが致命的に無能

ファイト・クラブっていったって戦ってくれる存在がいなければ意味が無い。需要がない所で暴れる奴はただの狂人だ。


プロモーターがそれを致命的に分かってない。



プロモーターはいきなり他人粘着して弱みをほじくり返すどっちかというとはてな村ゲスどもと似たような戦い方をした。


それじゃもう誰も相手にしたがらない。 相手したがるのは増田はてなウォッチスレだけ。 マッチメイクができなくなりました。終了。 


プロモーター無能なら、他の奴らも自分戦場開拓するつもりがなく、自分に都合の良い戦場が与えられるのを待ってるような勘違い野郎ばっかり。



ファイトクラブ参加を宣言するなら、何と戦うのかそして何を勝ち取りたいのかくらい自分で考えろえせジャマイカン。



あのな。ファイトクラブってのは、まず自ら炎上させる能力がある人間必要なんだよ。


燃えるような面白い記事を書く所からスタートすべき。



燃えてないところに対していきなり噛みつくやつはただの狂人であって、ファイトクラブじゃない。

2014-08-28

音楽特に電子音楽ダンスミュージックについて)

音楽未来がみえない。

前ほど真面目に聞いてないけど

逸脱した作品出会えない。

みんな先駆者開拓したものを焼き直して

いかにも自分たちが発掘しましたって売り方が

気に食わない。

それはクリエイションなのか。

ただの伝統芸能の再演じゃないか。

なんであんな堂々と

ストーリーを作って

大々的に宣伝してるんだろう。

何を見ても音そのものに対する情熱を感じられないから

お客さんとして聞きに行ってもいい加減なバイブスを感じ取ってしまって

気分が下がる。

だいたいお客さんで音楽好きな人がいない。

(音楽好きな人ってのは曲名/アーティストを知ってる人じゃないけど)

音楽に対して情熱のあるプロモーターがいいShow Caseを作っていくと思っている。

(当たり前だけど)

新しいことをしたり、新しいものを見つけるのは

相当の感性タイミング努力と運が必要なのに

努力しないのか?努力じゃなくても好きという気持ちがあれば自然

いろんなものを聞いたり作りたくなったりするんじゃないか?

上の世代おこぼれの焼き直しをして何もおもわないのか。

センスが無いことを認めているのか。

焼き直しのパーティーCDを売ることで(拡散することで)

下の世代への影響を考えないのか?

音楽が好きだからこそ常にUpdateして欲しいと私は思っている。

逸脱しようとしている芸術作品(あーと、音楽

を見つけた瞬間のわくわく感が欲しい。

そしてまた自分が逸脱した音楽やShow Case提示して

シーンを引っ張りたい。

しろそれが無いと退屈で人生ゲームオーバーちゃう

音楽特に電子音楽ダンスミュージックについて)


音楽未来がみえない。

前ほど真面目に聞いてないけど

逸脱した作品出会えない。

みんな先駆者開拓したものを焼き直して

いかにも自分たちが発掘しましたって売り方が

気に食わない。

それはクリエイションなのか。

ただの伝統芸能の再演じゃないか。

なんであんな堂々と

ストーリーを作って

大々的に宣伝してるんだろう。

何を見ても音そのものに対する情熱を感じられないから

お客さんとして聞きに行ってもいい加減なバイブスを感じ取ってしまって

気分が下がる。

だいたいお客さんで音楽好きな人がいない。

(音楽好きな人ってのは曲名/アーティストを知ってる人じゃないけど)

音楽に対して情熱のあるプロモーターがいいShow Caseを作っていくと思っている。

(当たり前だけど)

新しいことをしたり、新しいものを見つけるのは

相当の感性タイミング努力と運が必要なのに

努力しないのか?努力じゃなくても好きという気持ちがあれば自然

いろんなものを聞いたり作りたくなったりするんじゃないか?

上の世代おこぼれの焼き直しをして何もおもわないのか。

センスが無いことを認めているのか。

焼き直しのパーティーCDを売ることで(拡散することで)

下の世代への影響を考えないのか?

音楽が好きだからこそ常にUpdateして欲しいと私は思っている。

逸脱しようとしている芸術作品(あーと、音楽

を見つけた瞬間のわくわく感が欲しい。

そしてまた自分が逸脱した音楽やShow Case提示して

シーンを引っ張りたい。

しろそれが無いと人生ゲームオーバーちゃう

2014-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20140325135643

結果が必ずしも輝かしい者じゃないとしても、それすら望む人がいるなら「その結果を見たいがために」金を出す人がいるんだよ。がなりさんもそうだったわけだろ。

確かに一理ある。「投資したいと思える魅力がどれだけあるのか」マネーの虎でも、失敗した挑戦者は多かったけど、虎たちはプレゼンで「投資したい」と思ったから、出資したわけだし。

がなりは「成功するとは最初から思っていない。失敗から自分の本当の実力を知ってほしい。だから、失敗させるために金を出す」と明言してたからね。それが、がなり本人の生き様でもあるのだけれど。

ワープアプロモーターファンドレイザーになって、ワープアに「普通に生きていける」仕事収入を獲得させる…というビジネスか。

2014-02-13

「何故新垣隆がかわいそう??」佐村河内守の件にて、遂に謎の擁護を受ける彼と、感情の持って行き場の迷走する一般リスナー

主題の結論からいうと、新垣隆擁護して、かわいそう、あの人は良い先生なんだ、きっとこれから彼は見直されるとかいってる連中。

日本の8割強はこんな連中なんですが…ww

彼はまったくサムラーと同罪です。

依頼して、耳不自由きどって、謎にサングラスかけて、被災地語りながら編曲もできないサムラーはもう極刑。だから曲かけないんなら別のもの目指せっつーの。

依頼されてかい新垣隆も超同罪。

後々になって、気の弱いひと擁護してどうするっつーの。社会で、ダメなこと断れなくて、悪いんだけどあいつころしてくんない?ってたのまれて、気が弱くて断れなくて、でも悪い人じゃないんですーってなるか!!気が弱くてやっちゃったらそれはがっつり罪です。

また問題がこと芸術作品に関してだからたち悪い。

あげくに「新垣隆報酬が安すぎる」って!10万でひとごろしたのんだ事件があってそれを「安すぎる」って論点で議論しますか?そういう問題じゃない。

オーケストラは自腹でだしてかわいそう!とかもうおわってる…。充分か不十分かではない。彼は悪いことをして金をもらってるんです。

あげく、罪の意識に耐えられなくなって、暴露して、全リスナー困惑させる。弱いのも自分、救われようとするのも自分だけ。もうおこちゃまなんですよ新垣隆

なんの責任も取れなくて、こんだけやらかしてる彼、どこがかわいそうですか?落ち着いて考えてみてください。

隠れて代筆はだめです。違法行為で代償もらっちゃだめです。墓まで持っていくの諦めたらだめですw。

みんなゴーストライティングを軽く見すぎてる。

制作に関して、こんな甘っちょろい認識しかないから、当然にほんの芸術はこの通り全然だってない。国内マーケットしかまわせない作品しかない現状。

意識として、つくる側も、聞く側も、覚悟が足りない。

もちろん、新垣隆をさばくことが出来ないでしょうね。少なくとも10年は入っててほしいけど、彼を懲役に出来ることはないでしょう。

ただ、彼がゆるされるのは日本くらい。

普通、完全にアート業界から懲戒免職ですよ。

これで、ほとぼりさめて「新垣隆楽曲集」とかリリースされたらもうおれこの國でますw(絶対出ると思うけどwww)

ようは売れれば良いんです。このくに。

正直、みなさんお気づきのように氷山の一角なんですよこれw

ともあれ、最初の一報を聞いた時、友達と「これへたしたら耳きこえてんじゃねー?ははは」と話していたら耳も3年前から治ってきてたとか言ってるしw

というか正直、3年前から聞こえてようが、昨日治ったんだろうが、最初からだろうが何だろうが、そんなことは問題ではないんですよね。

その瞬間にせよ、それを裏付けなくプロモーションとして用いたことが問題なんですよねー。

これって、日本プロモーション特性なんですよね。特に芸術アート系の。

プロモーションには属性が一番きくんです。変わった属性が。

ただ良い曲かく作曲家なんて当然売れない。それにはいろいろと属性がつくと話がつくりやすいし、盛り上げやすい。別のネタに絡めたりもしやすいし、無教養なひとにもからんでもらいやすい。

ゲイ作曲家

性転換作曲家

難聴作曲家

肝っ玉母さん作曲家

双子作曲家

片手の作曲家

ホスト作曲家

イクメンパパ作曲家

巨乳作曲家

小学生作曲家

ね?どれもワイドショーでてきそうでしょ?あとは最低限の腕があれば売れますw

新垣隆も後に

ゴーストライター作曲家ww

かいってでてきますよ。

日本はそれが出来るくに。

警官なぐってもいまだに一線で活躍出来るアイドルがいる国です。

覚せい剤でつかまったあともミリオンセラーカムバックできる国です。

この国は、「悪いことをする」ということをどう捉えるか、しっかりとしたハートがないんです。

その反面、悪いことをしてしまった「弱さ」を理解してあげようとしてしまいがちなんです。

時間が経てばなんでもできます。あの時は大変だったねって。

多分ひところし以外カムバックできない過去は無いと思います。この国w

新垣隆はきっとソロCDデビューするでしょう。

こんな話題になった人をこの国の音楽プロモーターは放っておく分けないです。

悪事それぞれではなくて、その「弱さ」をしばしば誤認する日本人特性が少しでも軌道修正されない限り、しばらくは何も変わらないでしょうね。

「弱さ」を理解するには、相当確固たる戒めも必要です。

ただふわっと理解した感じになっているくらいなら正直共犯ですよ。

戒めきった上で理解してあげられれば、もしかしたら、成長出来るかもしれないですが。

おこちゃま新垣隆ソロデビューCDは何万枚売れるでしょうねーww

2012-03-24

韓流ブームから「ジャパゆきさん」を連想する

ジャパゆきさんとは、1970年代後半から急激に増えた、日本出稼ぎに来る東南アジア女性のことを指して呼んだ語である。この言葉1983年流行語になった。

日本水商売エンターティナーとして女性達を連れて来るプロモータービジネスが、利益の高い商売であったことと合致し、当初はフィリピン、後に東南アジア各国の女性タレントとして来日させるようになった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%95%E3%82%93

 

途上国から物品を輸入すると、物価の差によって大きな利益が得られる。

「ジャパゆきさん」はそれと同じことを人間でやっているだけのことだけど、人間でやっているか不快感がある。

国産の服は高いけど、中国産ベトナム産の服は安い」と同じノリで、

国産美人は高いけど、フィリピン産の美人は安い」と喜んで消費してきた日本人男性たち。

「ジャパゆきさん」の貧しさや、先進国への憧れ、つたない日本語、あらゆる"哀れさ"や"けなげさ"が萌えポイントになった。

美人にもかかわらず、生まれた国のせいで買い叩かれているジャパゆきさんの姿を見ていると、自分が優位に立ったような気持ちになれたのだろう。

 

同じことを日本人女性韓流イケメンに対して感じているのだと思う。

日本よりも平均年収が少なく、ウォン安に苦しむ国、韓国

日本人より過酷格差社会に晒されている韓国人

北朝鮮とは緊張状態で、兵役を課されている韓国人

市場規模が小さく、国内だけではビジネスが成立しない韓国音楽業界

韓国芸能人に対しては、自分が優位に立ったような気持ちになれるのだろう。

 

日本に生まれたという既得権益を最大限に生かせる楽しみ方、

それが日本より貧しい国の美人イケメン上から目線で消費するということなのだと思う。

「まるで日本人男性のような精神性を持つ日本人女性」が居る限り、韓流イケメン需要は絶えないだろう。

 

そして今の日本人男性はというと…

最近アニメなどを見ていると、ヒロインたちが遠いアジアの寒村から身売りされてきたような錯覚に囚われるんだ。

二次元少女たちは性の商品として扱われ過ぎているよ。

オワコン」という言葉が呟かれる度に、二次元からやってきた少女が消費物として忘れ去られる。そうするとおれたちは「フィクション二次元は次々と使い捨てていくもの」という思考回路無意識のうちに埋め込まれてしまう。

フィクションを愛しているように振る舞いながら、やっていることは奴隷貿易みたいなものではないのか。二次元少女は辱められ、豚の餌にされ、忘れられ、始めから存在しなかったかのように消え失せて行く。

これが俺の望んだコンテンツ産業なのか。

http://d.hatena.ne.jp/si-no/20111127/1322382556

 

この通りだ。

2009-09-27

日本国債デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびてきている。

 

日本の日は沈むか?」 ジョナサンラング

 

一部識者によると日本国債デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびている。日本を救うことはできるのか?

 

多くの投資家にとってそのような悲観的なシナリオはばかげていると感じられるかもしれない。しかし日本経済は1990年以降、ずっと低迷している。(中略)それ以降、日本政府は巨額の景気刺激策を実施した。そしてそれが巨大な構造財政赤字をつくり上げた。日本国家負債GDPの217%であり(上の表参照)、アメリカの81.2%、G20の72.5%より大きい。今後40年の間に日本人口は20%減少し、就業年齢の人口は41%も減少すると予想されている。

もちろん、日本が深刻な問題に直面するだろうという議論には反論もたくさんある。日本負債比率は高いが、その95%は円建てであり、国内での借金である。日本の貯蓄水準は高いので、アメリカのように中国日本人のお世話になることはない。また日本債券の多くは日本政府の機関や政府関連の投資主体によって保有されているので債務は二重に勘定(double count)されている。

日本の10年債の金利は1.3%に過ぎない(アメリカは3.4%)ので利払い負担は比較的小さい。リチャード・カッツによれば日本の利払い負担額は現在過去20年で最低となっている。

 

カッツによると「弱気筋はアルマゲドンシナリオを唱えているが、日本が急激に危機に陥る可能性は低い。日本は1兆ドル外貨準備があるし、貿易収支も黒字を保っている。」

 

しかし日本が改革できる可能性に関しては疑問の声を挟む向きもある。ハーバード大学ケネディー・スクールウイリアムオーバーホルトは日本デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびつつあるとしている。彼によると「日本負債は今後も増加することが運命づけられている。なぜなら年金の積み立て不足や市町村財政破綻の面倒を国がみなくてはならないことは確実だからだ。」

日本投資家センチメントがこれまでの落ち着いたものから急激に悲観へと転ずる転換点にどんどん接近している。日本国債は世界経済歴史で最大級のバブルだったということが判明する羽目になりかねない。」

ゴールドマン・サックスの山川氏は最近レポートの中で日本国債金利が名目GDP成長率に比べて恒常的に高くなるリスク警鐘を鳴らしている。これは雪だるま式政府の利払い負担が増える結果になりかねない。民主党景気刺激策の影響もあって日本財政赤字はGDPの10%を超える状態が向こう3年くらい続く可能性もある。「これが財政破綻につながるリスクもある」とゴールドマンレポートは書いている。

 

20年近い景気の低迷とデフレの中で日本人口は今後かなり激しい減少を見ると予想される。(上のグラフで赤を参照)

また、就業年齢の人口の減少は全体の人口の減少より早いペースになる。

日本伝統的に移民政策に対して抵抗感をもっているので、人口減と相まってGDP成長をねん出するのはどんどん難しくなる。

 

日本政府競争力のある産業プロモーターという役割から負け組産業保護者という立場にかわりつつある。」

http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/09/blog-post_27.html

2009-07-31

ワッハ上方の闇2

ワッハ上方の闇1

http://anond.hatelabo.jp/20090731030837

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成11年9月定例会文化労働常任委員会-10月13日-01号 】

◆(漆原周義君)

続きまして、先日我が会派の代表質問におきましても質問させていただきましたワッハ上方について若干お尋ねさせていただきたいと思います。

 府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方についての抜本的な改善策について代表質問でお伺いいたしましたけれども、その際運営面では種々工夫を凝らして頑張っているようではございますけれども、私はまた少し切り口を変えて、経営面についても質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、代表質問にもありましたけれども、平成十年度における年間約二億円の持ち出しについて、その内容をお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 平成十年度におきますワッハ上方の収支状況についてでございますが、まず支出についてでございますが、ワッハ上方を運営するための管理経費につきましては、資料館の冷暖房などに費やす光熱費、また演芸ホールやレッスンルームの舞台技術関係でございますとか、展示室の受け付け、案内業務を行う業務の委託費などを中心にいたしまして約一億四千六百万円を支出しているところでございます。その他同資料館の管理運営及び貸し館や自主事業に従事する職員の人件費に約一億一千三百万円を要しておりまして、合計二億六千万円の支出となっております。

 収入の方でございますが、一方演芸ホールやレッスンルームの貸し館に伴う使用料や展示室の入場料の収入がございまして、これが六千八百万円となっておりまして、その収支差額、すなわち持ち出し分といいますか、これは一億九千二百万円というようになっております。

◆(漆原周義君) ただいまの答弁では、全体の運営費に占める人件費が大変多いように思います。代表質問の際、生活文化部長答弁の中で、民間人材の活用を図りながら経営改善を図るとありましたけれども、その具体策についてお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 現在ワッハ上方の人員につきましては、まず館長が上におりまして、その下に副館長と、それからその下に演芸課長という名前の者がそれぞれ管理職でおりまして、その下に管理それから事業を担当する者がそれぞれ五名、三名という形でおるところでございます。それとあと側面的なサポートということで、資料館という特殊性がございますので、資料の収集だとか、その収集した資料の分類とか整理とか行う上方演芸専門の非常勤スタッフがおります。これが民間放送局のプロデューサー出身の方々などで合計五名--参与という名前の方でございますが、そういう方々がおられます。このうち、先ほど言いました館長が非常勤職員でございます。それから、先ほど言いました上方演芸専門の非常勤のスタッフが、これも民間から来ていただいているという方でございまして、開館時より民間人材をこのようにして登用してまいったところでございます。

 また、本年四月から主に展示室への集客のための営業を目的といたしまして、民間からセールスプロモーターという方を一名いただきまして、各方面へのワッハ上方のPRや団体客のあっせん活動を行っているところでございます。

 今後は、これらの民間からの人材登用に加えまして、事業の企画や実施にかかわる専門性を要する分野などにつきましても、広く外部からの人材を受け入れることにして、業務内容とあわせまして経営面からも効率の高い運営に努めてまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) もとよりワッハ上方は、古くから庶民に親しまれてきた上方演芸の保存と振興を図る拠点として設立されたものであり、その意味からも経営面だけをとらえてその運営の改善を図れるものではないということはわかります。言いかえれば、行政だけの力では及ばない部分を広く府民の力をおかりして支えていくような施設づくりが大切ではないかというふうに考えます。

 ワッハ上方では、先月から展示室にボランティアガイドを導入したようでありますけれども、こうした事業面だけではなく、館の運営面でも民間の活用を図るべきではないかというふうに考えております。先ほどNPOとの協働見解をお伺いさせていただきました。昨年施行されました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法で認定された団体などを活用することもその一策ではないかというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方では、展示室の来場者に対しまして、楽しく、わかりやすく鑑賞していただくということで、府民を中心にボランティアガイド募集いたしましたところ、五十五名の方が応募いただきました。先月から現在そのうちの四十一名の方々に活動をしていただいているところでございます。今後とも、こうした市民レベルの活動と連携を図りながら、府民に親しんでいただける施設の運営に努めますとともに、お示しのNPO法で認定された団体の活用につきましても、その方策等について研究、検討してまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) 文化は、伝統やその性質上、財政問題と切り離して考えなければいけない分野であるというふうに言われることもありますけれども、今日の府財政財政再建に取り組んでいる現状を見てみますと、やはりその経営改善につきましても真剣に取り組んでいただきたいなと。その中から多くの府民の皆さん方に親しまれる大阪の文化の拠点がワッハ上方であるというふうな形で思われますように、これからの尽力を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます

【 平成12年9月定例会教育文化常任委員会-10月12日-01号 】

◆(西原みゆき君) 次に、ワッハ上方についてお尋ねをしたいと思います。

 府立上方演芸資料館ワッハ上方が開館してやがて丸四年を迎えますけれども、ことし入場料を半額にいたしました。その効果はどうだったのか、効果はあったのか、こんな点でまずお尋ねしたいと思います。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハ上方の入場料の引き下げについての効果についてでございますが、具体的な効果と申しましても、入場者数の増加を図るという意味での入場料の引き下げですので、四月以降の入場者数の動向についてお話をさしていただきたいと思います。

 ことし四月以降の入場者数でございますが、八月末までの状況を申し上げますと、総入場者数が二万四千三百十一人となっておりまして、これは前年の同期の入場者数一万九千四百九十八人と比較いたしますと四千八百十三人、二四・七%の増加となっております。このうち有料の入場者数で見ますと、二万二千九百三人となっておりまして、前年度の入場者数一万八千四百六十八人に対して四千四百三十五人、二四%の増となっております。

◆(西原みゆき君) 展示室の入場者は、開館後の九七年丸一年間で十万三千人おられたのに対して、九九年、昨年四万三千人、四割に減りました。入場料の値下げによりまして、昨年同期との比較で今二四%ふえたということでしたけれども、ピーク時の半数なんですね。抜本的な打開策が今必要なのではないか、このように考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) 入場料金について申し上げますと、従来の入場料金は入場者から、また府議会の御意見としても高いのではないかとの指摘がございまして、この辺を踏まえて今年度当初に改定をしたものでございます。

 集客のアップにつきましては、従来から実施しております在阪百貨店友の会等とタイアップを始めまして、昨年からは上方亭を活用した演芸ライブ公演、あるいは上方演芸にまつわる演芸ミニ講座などを実施しておりますほか、来場者に展示資料内容を楽しく、わかりやすく説明するボランティアガイドを導入しまして、今年度も引き続き集客に努めておるところでございます。

 今後とも、上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供する、こういう設置の趣旨にのっとりまして、収蔵資料を活用した特別展示の開催など、展示内容の魅力向上に一層努めますとともに、旅行会社などとの連携を強化しまして集客を図るなど、さらに入場者の確保に努めてまいりたいと、このように考えております。

◆(西原みゆき君) 私どももこ上方演芸資料館の設立にも、そして昨年の料金値下げにも賛成をしてまいりました。でも、その立場から、展示場である以上、上方文化の埋もれた資料を掘り起こし、展示し、府民にその時代に立ち戻って上方文化の歴史を親しんでもらえる、そういう施設として一層発展してほしいと思っています。

 その立場から、三つの点を提案をしたいと思うんですけれども、まず一つは、この演芸資料館、お笑いの分野にとどめず、例えば文楽とか、それから上方文化とか人形浄瑠璃、こんなのはほんの一例ですけれども、ほかにももっといろいろあるかと思いますけれども、大阪の文化、芸術歴史を取り上げる方向で資料の収集の対象を広げてはどうか、こういうことが一つ。

 もう一つは、そういう資料をきちんと分類し、そして魅力ある展示をするためには、やはり専門的な視点が必要ではないか。学芸員を配置することも必要なのではないか。

 第三は、今までも集客についていろいろ御苦労されているとお聞きいたしましたけれども、さらに知恵を出していただかなければなりませんけれども、年に何回かお笑い以外の分野の特別展示などを広く上方の文化に携わってこられた方々にも足を運んでもらって参加層を拡大をしていく、こういう方向もあるのではないか、こんなふうに考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ただいま御提案のありましたお話ですが、まず一点目の展示内容、収集資料等についての対象範囲を広げて歌舞伎文楽といったお話でございますが、これまでワッハ上方が各方面から寄贈を受けまして収集してまいりました資料は、漫才落語にまつわるものが中心となっております。お示しいただきましたような歌舞伎文楽等の資料につきましては、一部の文献などに限られておりますけれども、これらの資料は展示室のライブラリー活用して入場者の方々にごらんいただけるようにしております。

 二点目の学芸員の配置についてでございますが、ワッハ上方には設立時から上方演芸に造詣の深いマスコミ出身の非常勤の参与でありますとか造詣の深い専門員を配置して運営をしてまいったところでございますが、昨年からさらに非常勤の学芸員を配置いたしまして、その体制を強化したところでございます。

 三点目の内容の拡大等でございますが、先ほどの対象範囲を広げるというお話もございましたが、先生の御提案の趣旨をも踏まえまして、展示室の魅力向上のために創意工夫を重ねてまいりたいと、このように考えております。

【 平成13年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(山本幸男君)

では、最後に、四点目のお尋ねを申し上げます。四点目は、ワッハ上方経営改善についてでございます。

 多くの方々も新聞でごらんになったかもわかりませんが、実は本年の一月十九日付の読売新聞に「ワッハ上方笑えまへん、客入らず赤字五億円」と、このような大きな活字が躍った記事が出ておりました。私の周りの方々も、たまさかこの記事を読まれまして、山本さん、これは一体どうなってまんねんというふうなお尋ねが幾つかございました。

 考えてみますと、今日の中で、これはやはり一般紙さんの記者の方の思いを込めた記事でございますから、その扱う記事のレイアウト、活字の内容、いろんな部分は、当然各紙各様違うかもわかりませんが、この一月十九日の読売さんの記事では、今申し上げたように、客入らず赤字五億円、これだけが大きく躍っておったわけでございます。当然当局の方々は、今日まで足かけ五年を迎えようとしているこのワッハ上方、さまざまな意味経営の御努力に汗をかいてこられたと思います。まず、その点をお伺いいたします。

◎文化課長(冨岡久生君) 平成八年にワッハ上方オープン以来、平成九年、平成十年と展示室への入場者が前年の半減という状況が続き、御指摘のような収支状況にございます。これまでの間、全般的な経費の節減を初め、展示室の魅力づくり、あるいは集客のための工夫とか、考え得るさまざまな取り組みを行ってまいりました。

 具体的にその幾つかを申し上げますと、まず魅力ある展示室づくりといたしまして、展示室内でのライブ公演の実施や、入場者に展示内容を楽しくわかりやすく説明するボランティアガイドの導入などを平成一年度からやっております。

 また、集客対策といたしましては、平成十年度から大阪市交通局の共通一日乗車券利用者への割引対象施設への位置づけ、それから一年度にはなんばグランド花月との入場セット券の販売、十二年度には大阪府内の小中学校約千五百校に利用案内を送付するなど、団体客誘致の方策を講じてきたところでございます。また、同じく平成十二年度からは、展示室の入場料が高いという利用者の声が多かったことを踏まえまして、入場料を半額に改定をいたしております。

 また、経費の削減につきましては、平成一年一月から、開館時間や休館日を効率的に設定することによりまして光熱水費の節減、あるいは十一年の九月からは、先ほど申し上げましたボランティアガイドの導入によりまして、展示室内の案内業務委託費を縮小しております。また、人件費につきましても、平成一年度には職員一名を非常勤化し、平成十二年度には三名を外部委託化するなど、経費の節減に努めてきたところでございます。これらの結果、平成十二年度、今年度は、平成九年度と比較しまして約三千万円の経費節減を見ております。

◆(山本幸男君) 今、ある面では御努力の一端を御報告いただきました。本当に現場の方々は、さまざまなお声を正面から受けられながら、全力で頑張ってこられた。その意味では、敬意を表する次第でございますが、一方ではやはりそのような問題が色濃くいまだに残っているわけでございます。入るをはかり出るを制すという御努力は、今後も大いにしていただけると思いますが、私は次の三点から提言風に申し上げたいと思います。

 まず、一つは、経営能力にたけた民間人の登用というのが一つでございます。

 二つ目は、府の出向職員、現在七名の方が出向いておられますけれども、この府の出向職員を含めた人件費の一層の削減、府の出向職員は現在七名でございますが、私は、勘どころを押さえる方々だけでもいいんじゃないのか、こんな思いもしております。そういうことで、二番目は人件費の一層の削減でございます。

 三つ目は、ある面ではその地域相場ということもございましょうが、やはり家賃を安くするための御努力、いわゆる賃借料改定協議を一層進めていただく、この三点を強く提言風に申し上げますが、この点いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハの経営改善について三点の御提言でございます。

 まず、一点目の経営能力にたけた民間人の登用ということでございますが、一般的に申しまして、公共施設経営運営に当たりましては、施設の公共性にかんがみまして、府民が利用しやすい料金設定を行うと、こういう必要性がございます。しかしながら、そのような公共施設の運営におきましても、営利企業における経営感覚の導入は必要であるというふうに強く感じておるところでございます。先生お示しのような、経営感覚にたけた民間人の登用を直ちに行うことは困難な面もございますが、例えば民間経営コンサルタントの御助言をいただくなど、御提言趣旨を生かせるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。

 二つ目人件費の一層の削減についてでございます。先ほどお答え申し上げましたように、職員につきましては、十一年度に一名を非常勤化し、また平成十二年度には三名を外部委託化することなどによって、人件費の削減を図ってきたところでございます。平成十三年度には、さらに一名を外部委託化することとしております。今後も、引き続き常に業務内容に見合った効率的な人員体制になっているか、職員の人数、外部委託化、非常勤化といったことに目を配りながら、人件費の削減に向けて努力してまいりたいと考えております。

 三点目の賃借料の問題でございますが、ワッハ上方は、演芸ホールなどを有する特別な仕様構造といいますか、そういった施設でありまして、賃借料についてはほかの通常の民間テナントビルと単純に比較することはできないというふうに考えております。しかしながら、少しでも支出を抑えるという観点から、貸し主であります吉本興業株式会社に対して、平成十年度から賃料減額の申し入れを行ってきておりまして、その結果、十一年度には約千三百万円、十二年度には約千二百万円の賃借料の減額を見たところでございます。

 今後も、引き続き賃借料の縮減のため、現在も値下げに向けまして協議継続いたしておるところでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 平成14年  5月 定例会本会議-05月27日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党府民ネットワーク府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営についてお尋ねいたします。

 ワッハ上方は、大阪文化の一つである落語漫才浪曲講談などの上方演芸を時代の変遷につれて風化することのないよう保存し、後世に引き継ぐとともに、時代にふさわしい新しい上方演芸創造を促して大阪文化の発展に寄与するため、平成八年十一月に設置された施設ですが、全国的に見ても特色ある施設であります。オープン以来ことしで六年目を迎えていますが、これまで毎年運営費を含め年間約五億円の一般財源ワッハ上方の運営に投入されてきました。ワッハ上方は、賃貸借物件という施設の性格から、平成二十二年度までの賃貸借期間中、この施設を維持するには毎年これまでと同額程度の一般財源支出していかなければならないことは明らかです。大阪府の危機的な財政状況と時代が求める行財政改革を推進していく中で、今後のワッハ上方の運営をどのように考えておられるのか、知事御所見をお伺いします。

 また、知事は、行財政計画案の中で、文化の振興なくして大阪再生はあり得ないと明言されています。文化の振興には一定の財政負担は必要ですが、文化施設を効率的に運営するための不断努力を怠ってはなりません。ワッハ上方の現状を見ますと、ホール稼働率が伸び悩んでおり、これを打破する対策が急務となっています。そのために、例えば演芸に利用する場合とその他の用途で利用する場合で使用料に二倍の差が設定されている現在の料金体系を一本化して広く利用者の増加を図るなど、ホールのあり方について条例改正も含めてさまざまな角度から検討する必要があると考えますが、生活文化部長の御所見をお伺いします。

【 平成14年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-02号 】

◎文化課長(合川正弘君) 文化課の予算でございます。額的に申し上げますと、平成十四年度の予算では二十一億七百九十八万七千円となってございます。その内訳で、主なものでございますけれども、大阪センチュリー交響楽団の運営補助といたしまして五億二千二百八万二千円、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営といたしまして四億九千五百九十七万六千円、財団法人大阪21世紀協会への負担金四億二千三百一万三千円、社団法人大阪フィルハーモニー協会への貸し付け及び補助金で一億六千九百三十万円になりまして、残りが五億円ほどですが、それも文化情報センターでございますとか現代美術センターの施設の管理運営費、その他文化事業に関する助成制度でございますとか顕彰事業、あるいはことしから始めました元気・クラシック事業など、厳しい財政事情の中で、ことし初めてやったような事業も生み出しておりますけれども、ぎりぎりの施策選択をしたものとなってございます。

◆(東武君) 言うなれば、がんじがらめになってしまって、センチュリー交響楽団、これは固定費ですね。最初、文化振興基金が百億あったと。それがずうっとこれを使ってきて、今現在四十億円ぐらいじゃないですか。これはこれで要るわけでしょう。ワッハ上方資料館ですね、これも約五億円ほど要ると。吉本さんに払う家賃ですね。これは必ず払わないかんわけでしょう。これは幾らですか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方賃貸料でございますが、三億円を少し切る額で、二億九千万強でございます。

【 平成15年  9月 定例会本会議-10月02日-03号 】

◆(松田英世君) 民主党無所属ネット議員団を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。民主党松田でございます。

(略)

 続いて、ワッハ上方のあり方について申し上げたいと思います。

 ワッハ上方は、上方演芸の保存、振興の拠点施設として平成八年十一月にオープンしました。入場者数については、一時的に低迷をいたしましたものの、利用料金の改定などにより改善が図られております。しかし、当初から三億円を超える年間家賃を十五年間支払う契約ビルの所有者である吉本興業株式会社と交わしており、年間収支で見ると、収入五千五百万円に対して支出が五億二千万円というふうな状況であります。

(略)

◎生活文化部長(山登敏男君) まず、ワッハ上方につきましてお答え申し上げます。

 府立上方演芸資料館--ワッハ上方は、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に、大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継いでいく施設として設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図りますために、特に賃貸借料についてビルの貸し主と精力的に交渉を行い、開設当初と比較し四千万円余りの縮減を図っております。

 また、今年度、上方演芸はもとより、それ以外の幅広い利用を促進することなどを目的に、府立上方演芸資料館条例の改正を行いまして、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上にも取り組んでいるところでございます。

 こうしたことから、公の施設改革プログラムにおいて目標としております運営経費の圧縮や入場者数の増加につきましては、着実に成果を上げつつあり、府民に親しまれる施設となるよう今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めてまいります。

 ただいま抜本的な見直しを決断すべきとの御提言をいただきましたが、ワッハ上方の運営方策につきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

2007-02-10

Re: 昨今の日本の女性シンガー(シンガーソングライター)におもふ

実力の伴わない連中が評価されてプッシュを受け、あっという間に見捨てられて消費されるシーンが、

実力とは何か?誰が持っているのか?ですね。

売れるには売れるなりの力があるんです。ただ、それが歌唱力ではないだけで。

彼女達が提供しているのはエンターテイメント=芸であって、お客が喜んで、そして、お金を落としてくれればそれで良いのです。そのための「売り」が歌う事であり曲であるだけで、それが(優れているにこしたことはありませんが)特に優れている必要は無く、それ以外に、たとえばファッションやしゃべり等が出来ればそれで良いのです。重要なのはそれらを如何に魅せるかという能力、つまりプロモーション=演出なんです。つまり、その演出の手段として彼・彼女たちがたまたま曲や歌唱を選んだだけで、たとえばスタイルを選んだ人はグラビアアイドルになったり、しゃべりを選んだ人はお笑い芸人になったりするわけです。

そして、それらプロモーションを行っているのは何も本人だけではなく、プロモータープロダクションプロデューサーといったプロがいるわけです。彼ら視点・立場にとっては、お客に次々とお金を出してもらった方が良いわけで、そのためには次々と消費してもらうほうが良いのです。いわゆる消費社会というやつの構造ですね。製造業では資源環境問題で脱却をはかっていますが、発生する物理的ゴミが少ないとか、物理的資源の消費が少ないので問題にならず、そのために残っているサービス業の、その現状の一つでしょう。

次へ次へ新しいカモを求めるうちに本当に実力あるアーティストが分相応の評価を受けにくくなってるのかね。

芸能界・娯楽産業が大衆をカモにしているかどうかは意見が分かれるところかもしれませんが、それは置いといて。

「実力あるアーティスト」とはいったいなんでしょうね?

先の通り、人を喜ばせてお金を頂く芸能人においては、スタイルや歌唱力が如何に優れていようとも、多くの人を喜ばせることが出来なければ「能力がある」とは呼べないのではないでしょうか。いや、確かに何か一つ秀でた芸があれば人々を楽しませることが出来るでしょうが、それにしたって魅せ方があるわけで、プロとしては、やはり演出の力の無さ、その道の人との出会いが無かったという運としか言い様がないですね。古今東西、能力があるから売れるとは限らないわけで。

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