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はてなキーワード: 政治力とは

2012-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20120209112051

別に年寄りの肩を持つわけではないけど

では、年さえ取っていれば、私よりも問答無用営業力or政治力or技術力が高いはずなのでやってください。

なにが「では、」なの?

まったく論理的に繋がってないじゃん。


もう一回繰り返すよ。

年功序列って言葉があるんだから

年さえ取っていれば問答無用で偉いんですよね?というのを納得させてから

では、年さえ取っていれば、私よりも問答無用営業力or政治力or技術力が高いはずなのでやってください。

は、

まったく、

これっぽっちも、

さっぱり、

論理が繋がってない。


そもそもの年功序列”に関する君の解釈

「年さえ取っていれば問答無用で偉い」をまるまる容れるとすれば、

これは能力や業績に関わりなく年齢順に偉いんだっていうための概念だ。

まさに

「年さえ取っていれば(無能でも)問答無用で偉い」

「年さえ取っていれば(勤務態度サイアクでも)問答無用で偉い」

というひとつルールだ。


簡単な国語論理の話をしてるよ。


そもそもさあ、

営業力or政治力or技術力が高いならその人は普通偉いはずであって、

君の言う年功序列概念を持ち出す必要はどこにも無いよね?

君は自分で言ってる”年功序列””問答無用”ってフレーズ自分が理解してない。



繰り返しになるけど俺は態度の悪い無能年寄り社員は大嫌いだ。

でも君がドヤ顔で発表した理屈、これは論理破綻しきってて馬鹿丸出しなので突っ込まざるを得ない。

後年ふとんでゴロゴロするレベルの恥になるからその活動はやめた方がいい。

年功序列って言葉があるんだから

年さえ取っていれば問答無用で偉いんですよね?というのを納得させてから

では、年さえ取っていれば、私よりも問答無用営業力or政治力or技術力が高いはずなのでやってください。(もちろん、同部署で同職種という前提)というと嫌な顔をする人が多い。

でも、それって年功序列の基本的な考え方だから、年を取ったものは若いものよりも優秀でなければならない。という事なんだよね。

2012-02-07

GREEモバゲーGREEの勝ちだったわけだが

やっぱりこれって、理系技術力が文系政治力に負けたってことかね

どっちも嫌いだけど理系社長としては残念

2012-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20120118123451

昔は自民党の支持団体として政治力あったけど、

あったからこそ政官業の癒着やら既得権益けしからんということで

公共事業規制も全部悪と批判され続けて構造改革政権交代につながったわけで

2012-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20120118104917

そりゃきついね

薬剤師会にはそれを止める政治力はなかったの。

いくらなんでも一気に殺されすぎじゃん。

2011-12-17

TPPへのスタンスの背景

文藝春秋 新年特別号『TPP大論争 「日本希望米国陰謀か」』が、なかなか面白かった。中野剛志が反対で、岡本行夫が賛成。保坂正康がちょっと賛成寄りだが行司役みたいな感じ。詳細な事実認識としては皆ずれてないので、議論もある程度噛み合ってる。常々自分TPPが良いのか悪いのか、全く分からなかったし、いまもたぶん分かってないのだが、この文春の鼎談を読んでなんとなく見えてきたことが一つ。

TPPに反対する人と賛成する人の大きな違いは、時代認識にあるのではないかと感じた。世界資本主義の行く末への見方というか。

「反対する人」の見方はこうではないか世界資本主義のなれの果てとして、産業資本主義から金融資本主義へと変容し、最終的にはいまに至って事実上破綻している。あとは政治力の強いものが勝つという腕力時代しかならない。奪い合いでしかない。もうフェアな世界資本主義なんて存在しない。ここでグローバル化と言われても、それは都合を押し付けてくる側の戯言だ。相手にするだけ損だ。

「賛成する人」は、こんなところか。資本主義というものはそもそも時代に経て変容するものだ。いろんな差異を利潤に変えていくので、最終的にその差異はなくなっていく。そうすると次の差異を探し始めるのが資本主義本質だ。既に国家で区切られた市場間の差異はこれまでにも縮小してきている。この流れはどうあがこうが止まらない。いずれ市場が完全に共通化するまで進んでいくだろう。そして資本主義は形を変えて、生き残る。その流れに合わせていくしかない。資本主義経済に属する国ならば、不可避の流れを外で眺め、蚊帳の外状態でルールが自国により不利になるのを黙って見ているわけにはいかない。いずれにしろ不利になるかもしれないが、10の不利より1の不利に留めるべきだ。

この鼎談は、反対している方も賛成している方も、日本にとって不利になるかもというところでは一致している点が面白かった。

2011-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20111118013743

そうかなぁ?

アメリカ戦略目標としては 中国の牽制>>>>日本市場への浸透 だと思う。

日本で開拓できる市場ってそんなない。健康保険、米ぐらい?

それも健康保険に対する攻勢なんかはどうも通りそうにないし。日本抜きでも、大部分の国が健康保険採用してるしね。ベトナムなんか採用してまだ六年ぐらい。それを急に廃止はできないよ。


それよりも安全保障上の重要パートナーである日本が、中国への牽制という意図を理解して参入してくれることはありがたいと思う。

国営企業に対する規制とか、ISD条項とか、知的財産権とか、先進国立場から発言してくれる国が一つでも増えるのは望ましい。

守りの条項は日米違うけど、同じ先進国として攻めの条項においては日米が共闘する余地は多いよね。


米の関税政局のためにもさっさと撤廃したほうが…。農家政治的に力持ちすぎ。

どうせ将来的にASEAN++やるから、さっさと彼らの政治力を壊滅させないと、ASEAN++になんか参入できないでしょ。

野田さんも守る気あんまないみたいだし、関税即時撤廃じゃなくて、10年かけて関税撤廃させるっていう方向に持っていくんじゃない?

うそしたら一生分の仕事やり終えたみたいなもんだし。決定したらどうとでもなるでしょ。

2011-10-30

TPP中野先生お話をまとめてみた

ルール策定政治力で決まる 米韓FTAより酷いTPP】中野剛志

http://www.youtube.com/watch?v=NEf6bzEe1R8

http://www.youtube.com/watch?v=O9ghcF_M2CI

http://www.youtube.com/watch?v=-Qmac-tclMM

の要点を文章でまとめてみた。

どうも反市場主義者偏見みたいな部分もあって、すべての意見に賛成できたわけではないけれども、実際の事例などを元に具体的に問題点を解説されており、概ね説得力はある。

もしも、TPPがよいものであると言うのであれば、ここで掲げられている問題点杞憂であることを示し、同等かそれ以上に説得力のある意見を提示しなければ、単なる妄言しか受け止められないであろう。

TPP推進論者には、個々の間違いや重箱の隅への反論ではなく、これらを問題視することが根本的に間違っており、TPP受け入れにより大変なメリットを享受できることを、実例を交えてご紹介いただきたいものだ。

……にしても、最後の方、先生、投げやりだなぁ。

TPPは、環太平洋の発展を願ったもの

TPP日本が加わったとしても、全体のうち(GDPが?)アメリカが7割、日本が2割と日米で9割である。実質、日米の貿易協定といえる。さらに、アメリカは輸出倍増戦略をとっている。TPP日本ものを売りつけるためのものといえる。

米韓FTAや、アメリカカナダメキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)と似ており、アメリカに都合いいルール押し付けられ、搾取される。

そもそも自由貿易協定とはどういうもの

一般的には、関税の撤廃で物を自由に行き来できるようにし、公平な競争を促す協定であると捉えられている。しかし、かつてはそうであったが、70年代くらいからは意味が変わってきた。

それまでは各国の関税が高かったため、関税の撤廃が主眼に置かれていたが、70年代くらいからは関税が低くなり、農業以外の大抵の製品関税は低くなった。そのため、関税の撤廃による自由競争よりも非関税障壁の撤廃、すなわち各国の制度を変更することが主眼に置かれるようになった。

各国の制度を変更するということは、相手の国の制度を自国企業に有利なように変更させることを意味する。そして、どのように制度を変更できるかは、その国の政治力によって決まる。

また、アメリカ企業70年代以前よりも競争力が低くなり、公平な自由競争では他国企業に負けることも多くなった。そこで、アメリカの強大な政治力を利用して、他国の制度アメリカ企業に有利になるよう変更させることで競争力を高める手段がとられ始めた。自由貿易協定の対象となる領域の範囲が広まったのも、70~80年代のことである

80年代後半からは、日本アメリカに頻繁に制度変更を強いられている。日本企業努力は、勝手制度変更によって台無しになる。オリンピック浅田真央が苦しんだのと同じ構図だ。

現在TPPの議論では、農業vsその他の産業といった形でしか情報が出ていないが、問題はそればかりではない。

米韓FTAとは、どのようなもの

韓国コメ以外の農作物に関して、猶予はあるものの実質関税撤廃とする。また、アメリカ関税も撤廃してもらった。そして、関税撤廃を理由に、いくつもの不利な条件を飲まされることになったが、そもそも関税撤廃は韓国にとってそれほど大きな効果をもたらさない。

例えば韓国が得意とする輸出品である自動車関税は2.5%、テレビは5%と、もともと関税率は低かった。また日本企業もそうだが、韓国企業アメリカでの現地生産を積極的に行っており、当然その場合関税はかからない。このように、グローバル化を行うとそもそも関税はあまり重要でなくなってくる。また、さらに悪いことに自動車関税は、アメリカ自動車メーカーが「脅かされている」と感じたら復活させることができる。

アメリカ韓国自動車市場に参入しやすくするため、韓国に対し排ガス規制アメリカと同じにすること、安全基準や排ガス関係の装置の設置義務をアメリカに一時的に猶予するよう要求した。また、小型車が有利な韓国に対し、アメリカ大型車が有利であるため、税制大型車に有利になるよう変更させる。

農協漁協など協同組合共済保険や、郵便局保険サービス、つまり日本で言うところの簡保FTA発効3年以内に解体させ、アメリカ保険会社が参入しやすいようにする。

また、韓国で薬価が安く設定された場合に、アメリカ医薬品メーカー韓国政府に不服を申し立てできるよう、第三者機関を設置する。

その他、法律会計・税務事務所をアメリカ人が開設できるようになり、放送局外資規制も緩和される。

これらのように、環境安全に関する基準や共済保険のような相互扶助の仕組みなどを、アメリカ企業に有利にするために踏みにじられる。

また、もし韓国が他の国と貿易協定を結び、米韓FTAよりも市場開放した場合は同じ条件を自動的に適用できる制度も導入される。

さらに、ラチェット規定や投資家と国の紛争解決手続き(ISD)といった、問題の大きい制度も受け入れることとなった。

ラチェット規定とは何か

ラチェットとは、爪のついた、決まった方向にしか回せず、逆回転ができない歯車を言う。ラチェット規定とは、一旦、自由化や市場開放を認めると、今後は元に戻せないとする規定である

例えば、アメリカに対して牛肉の自由化を認めた場合、仮にアメリカ狂牛病が発生したとしても、輸入を禁止することができない。

投資家と国の紛争解決手続き(ISD)とはどのようなもの

NAFTAで導入された、非常に問題の多い制度である外国投資家が、例えば韓国カナダで、国の政策によって損害を受けたとき世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターに訴えることができる。国際投資紛争解決センターは、その規制が必要であったか考慮せず、単に規制のせいで受けた損害のみを考慮する。また、非公開で、判例に拘束されず、上訴できない。圧倒的に投資家に有利な制度で、国家主権を制限してグローバル化を推し進めるための協定である。以下に、これまでにカナダメキシコ政府が訴えられたとき判例を紹介する。

こういった事例が頻発している。

米韓FTAでは、韓国はこのISD条項を受け入れた。ただし、アメリカ韓国を訴えることはできるが、韓国アメリカを訴えることはできない。

また、仮に、双方に訴えることができるとしても、投資訴訟アメリカが得意とする分野であるアメリカは、自国に有利な分野に戦いを持ち込もうとしている。

このISD条項は、TPPでも導入が議論される。

国際間での条約と、力関係

TPP推進論者は、話し合いの場には参加して、合意できなかったら離脱すればいいと言う。ところが、そういったことをすると国際関係や日米関係を損なう恐れがある。

また、米韓FTAについて、韓国にもメリットがあるから合意したと言う者もいるが、そんなに単純な話ではない。合意たから双方にとってよいものであるならば、不平等条約詐欺など存在しない。

力で押し切られるか、契約当事者がバカだった場合メリットの無い条約を結んでしまう。日本場合、力はないし、当事者はバカだ。

韓国場合は、アメリカに押しきられた。アメリカの要求があまりにひどいので、昨年11月までは抵抗しており、一旦決裂した。ところが12月に突然合意。その間に何があったかというと、北朝鮮砲撃があった。米韓FTAに関して、国民には内容はほとんど知らされていなかった。

日本は、バカなのか

民主党の資料によると、ISD条項は、拒否したいルールではなく、導入したいルールに含まれていた。その理由は、日本企業海外に進出したとき海外の政策によって不利益を被ったら問題を解決できるから日本政府が訴えられる可能性を一切考慮していないし、地下水を汚染されても何も言えなくなる可能性も考慮していない。日本政府TPP推進論者には、日本にとって有利になるルールとは何か、国益とは何か、それが全く分かっていない。

韓国の前大統領秘書官は「主要な争点において我々が得た物は何もない。アメリカの要求はほとんどすべて一つ残らず譲歩した」と述べており、官僚責任をとらないと付け加えている。

TPP推進論者はTPPに対する不安を煽るなと言ってるが、この状況を羨ましいと思うのか。

日本もうだめぽ。99%手遅れ

もう手遅れで、抵抗しても99%無駄だろう。

管前首相が交渉参加の検討を表明し、マスコミはそれに賛成した。その時点で賛成してしまったので、今更反対に回れなくなっている。

マスコミが賛成したことに気をよくした政府は、国民の支持を得るため、開国フォーラムと称した説明会を行ったところ、騒ぎになった。この開国フォーラム震災を機会に中止され、国民への説明は行われなくなった。

国民を説得することができなくなったので、現在は「交渉だけならいいじゃないか」と主張して、説明責任を放棄している。

米韓FTA締結でオバマセレモニーを行うので、それに対し日本も遅れるなと煽る。反対の声は矮小化する。

TPPが結ばれることは、既に決まりきっている。TPP条約なので、締結は国会承認が必要だが、交渉参加表明は政府の専権事項で阻止できない。そしてその後は日米関係、国際関係から抜けられない。阻止する手段がなかった。

私はこれまで反対しつづけていたが、もう無理だ。どうしようもない。

大きな被害が出たら、TPP推進論者はどう言うか

農業が壊滅すれば、農林水産省ダメだ、構造改革しないといけない。俺たちならもっとうまくやっていたと嘯くだろう。

何かがダメになれば、グローバルな流れに乗り遅れて淘汰されたのだから、仕方ないと言うだろう。

TPP推進論者は、自己責任と他人に責任押し付けて、自身は絶対に責任をとらない、新自由主義者である

新自由主義者による政権として、サッチャー政権レーガン政権小泉政権があるが、敵が多いのに長命政権であった。負けたものの面倒を政府が見るのはおかしい、自己責任だ、と責任逃れをして、長期政権になる。

もう手は無い

もうどうにもならん。植民地への道を。

2011-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20110908175223

学生さんか? まるで就職ランキングテンプレだな。

一口医者といっても、離島診療所で働く医者と、大病院の院長では、全然、異なるし、弁護士も、大企業顧問弁護士から仕事のない弁護士、はては、893お抱えの悪徳弁護士もいる。

一流企業でも、経営幹部と、研究開発に携わっている一般社員待遇は全く異なる。(で、研究開発の一般社員給与20倍以上ももらっている経営層と同じ土俵で語れるの?)

大学教員も、社会的ステータスがあるのは、教授以上で、

同じ教授でも、政治力で生きているお抱え学者と、純粋研究を極めている貧乏学者は対局にいる。(で、増田が指しているのは、前者なんだろうが)

で、増田イメージしているエロい偉いとされている人ってだーれだ。

2011-08-29

ねじれこそ民意じゃね?

大連立ねじれ克服を目指す野田氏が次期総理ということで。

ガクシャとかヒョーロンカが左右無関係にねじれは悪だ、ねじれのせいで政治が停滞しているっていうけど、結局のところ最近選挙では(民主党政権をもたらした衆院選を除き)つねにねじれになるような選挙結果になってる。これを虚心坦懐に受け止めれば、民意総体としてねじれを欲している、と考えざるを得ない。

ガクシャやヒョーロンカの言説では、(震災復興をはじめ)日本リーダーシップを必要とする政治課題ばかりだ、なのにねじれでリーダーシップが発揮できない、ねじれを解消しろ、ということが当たり前に論じられているけど、選挙結果だけを見れば、ねじれによるリーダーシップの掣肘をこそ国民は望んでいるわけで、てんで的外れ

ガクシャやヒョーロンカは単なる馬鹿か、まあそういう一面もあるだろうけどw、間違ってもしゃーない面はある。統計的に妥当かどうかは知らんけど、記憶の限り、街頭インタビューやら世論調査やらでは、リーダーシップを求める声は少なくないみたいなので。素直に考えれば、ガクシャやヒョーロンカの方がまっとうで、民意の方が統合失調みたいなもの。ま、もちろん「民意」なるものを体現する統合された有機体はないので、統合失調という語は適当ではないけど。

まあしかし、多くの人は、リーダーシップそのものを求めているんじゃなくて、自分意見を実現する力を求めてるのだと思われる。リーダーシップそのもの重要だと思うなら、自分が反対する意見を協力に実現するリーダーシップも評価してしかるべきなんだけど、実際にそういうことになれば、リーダーシップマンセーじゃなくって、強権的だとか、素人だとか、あれこれ批判するわけだ。

ここに、本件の逆説が成立する基礎があるはず。自分意見の実現より、自分が反対する意見の阻止を重んじるなら、それぞれリーダーシップが必要といいながら、実際には相手のリーダーシップの足を引っ張る方が好ましい。ねじれにしておけば、自分意見は実現しづらいだろうけど、自分が反対する意見だって実現しづらいからね。

本来、こういう価値観の持ち主が多いなら、リーダーシップなんかいらないから、みんなの意見をよく聞いて調整をしっかりしてくれ、ということになってもいい。でも、そうはならないのは、調整こそが官僚と(かつての)自民党の特長だから。それらはダメからカイカクを、ということをこの20年ほどガクシャやヒョーロンカは担いてきた。この20年は間違ってました、実は調整型政治がいいんです、じゃあ認知的不協和だ。

野田氏は大連立を目指すらしいけど、大連立とはまず与野党の調整。たぶん、その調整がうまくいかなくって、大連立は成り立たないから、また短命政権だろうね。すんごい政治力があって何とかなる、と予想が外れてほしいけど、この手の政治力はカイカクすべきものとされているので、どんどん失われている。小泉元総理がすごかったのは、実はリーダーシップじゃなくてこの政治力の部分で、清和会という基礎をがっちり固めた上で、参院自民党公明党最後まで離反させなかったところなんだけど、なぜかリーダーシップばかりが評価されてるのが現状なんだし。

2011-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20110811010113

政治経済が両輪なのは事実だけど、

政治力を強化するために経済の分野にまで足を踏み込む場合よりも、経済力を強化するために政治の分野にまで足を踏み込む人が多いことを考えると

プライオリティ経済に置くべきだと思うよ


少なくとも政治家でない一般人はまずは経済力を維持することを目標にしたほうがいいと個人的には思う。

だって日本経済一流政治三流とかって言われてきたじゃない。

2011-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20110809001736

今の日本では大企業ベンチャーへの転職はできるが逆は無理

その大企業政治力のある人とコネがあればできなくもない。

まあコネあれば最初の時点で大企業に入るけど。

 

基本は「大企業で働く→独立してベンチャー起業」が

ベンチャーでも社長が元リクルートっていうだけで凄いイメージ

イメージって大切だよな。

2011-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20110806212126

VBで作れない要件のシステム受託してる時点で最初から負け戦だな。

そういうもの自分で構想して、箱に詰めて、値札を貼って、店頭に置くものなんだよ。

受託開発で相手に聡明さを求めるのはお門違い。

馬を指差して鹿と言い張り、納得させる話術(or政治力)を身に付けるしかない。

2011-07-14

http://news.livedoor.com/article/detail/5708230/

反対を説得してこその政治力しょうが

思いつきで国政をやられたんじゃ国は滅ぶしかない

 

そもそも退陣表明してる馬鹿に将来を語る資格は無いのだが

2011-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20110429203313

責任」が発生する根拠は、

(1)受益者であること

(2)決定権があること

の2つの視点で考えてみればよいと思う。

この視点で、「末端の従業員」について考えてみると、

(1)について

かにステークホルダーといえる。

事業の一部とはい原発を運営して儲けた金の一部を確かに給料としてもらっているわけであるから

ところが、金は天下のまわりものであるし、あれだけ大きな会社である

東電ビジネスで取引関係にある企業は五万とあり、それらの企業ステークホルダーであることには変わりない。

そこでは社員給料よりケタ違いの大きな金が動くこともある。数字の上で考えると、最大のステークホルダー社員はないのだ。

さまざまなステークホルダーを受益額順に並べてみて、その中での末端従業員が占めるポジションから評価するのが客観的評価というものではなかろうか。

(2)について

決定権があったかというと、ほとんどなかったと思われる。

会社というのは株主に対しては民主主義であるが、従業員に対しては民主主義はない。

会社の代表は従業員投票で選ばれるわけではない。

しかも、原発事故が起きる前、原発推進は国策でもあったし、国民の大多数の認識も不十分であったことは間違いない。震災前に今回のような事故を防げたとしたら、とてつもない政治力が必要だったはずである

末端従業員にも、責任はあるにはある。

ただしそれは一般の国民自然界で生活する中でされされる責任の総量と比べやや高めというレベルでことさら言い立てるには値しない。

2011-04-23

議員歳費を削減せよと言う人が多いけど

鳩山「歳費を減らします。僕は家が金持ちから歳費くらい返上しても何ともないけどね」

小沢「歳費を減らします。不動産売買収入? それが問題であるかどうかは、裁判所が判断することです

歳費返上とかさせたら、そういう人たちに有利になって、

地盤も何もないところから法律の枠内でやってきた人に不利になります

政治に金がかかるのは当たり前というか、無いとあるとではある方が絶対に有利です

アメリカなどはその辺すっきりしていて、『政治献金を多く集められる候補者が、政治力がある』

という考え方に近いです。

政党助成金を廃止し、企業・団体献金も禁止し…それを推し進めたら、鳩山家が一番有利です

そういうことになったら、金持ちばかりが議員になり、金持ちのための政治が行われかねません。

から私は地方選でも、議員報酬削減を言う人には投票しないことにしています。

パフォーマンスの中でも最悪の類です

2011-04-14

韓国パチ廃止の理由

http://anond.hatelabo.jp/20110413052526

その「段階踏んで」ってのは具体的にどういうビジョンなんだよ、っていうのを元で書いたつもりだったんだけど…。まあ読み取れないならしょうがない。

まあせっかくだから若宮健とかいう似非が信じる「韓国でパチ廃止できて日本で何でできないんだ」っていうのを解説しておくか。

1 韓国では大きな政治力学が働いたか

http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/4075194.html

これはソース読んでもらった方が早い。

2 韓国のパチはアホみたいギャンブル性が高かった

http://surokin46.at.webry.info/200609/article_5.html

ちょっとわかりづらいか日本で例えると、今のパチスロって一番出る台で概ね一日10万勝ちくらいになるように定められてるのね。

で、紛れが起こると20から30万くらいの勝ちが起こりうる。

法定上限の200倍って、10万×200倍だから2000万。

韓国パチの法定上限がいくらだったかソースは見つからないんだけど、これじゃあ社会現象にもなるわ。

3 韓国パチは反社会的勢力が好き放題やってたのに対し、日本パチはなんだかんだで警察監督の下法令をわりと守ってる

日本のパチ業界はなんだかんだでメーカーホール問わず「業界が潰れないギリギリのライン」を攻めて営業してるわけ。

モーニング辞めろっていえばやめるし設定公開禁止っていえばほぼ従うし遠隔で廃業させるぞって言われれば従う。

逆に韓国は上記の法定上限200倍の件を見ればわかるように、大きく社会問題化するくらいまでに目だってしまった。

あほぼ1の理由で完結してるんだけどな。

頼むからもうちょっと勉強してくれ。若宮を信じるなんていい笑いものだわ。

http://anond.hatelabo.jp/20110414005700

利権ってのは大体よく似てるもんだ

オレの業種にも当てはまるわ 政治力が強いところにも弱いところにも天下りダニどもは食らいついてる

一掃せんといかんよ

2011-04-07

http://anond.hatelabo.jp/20110406164343

宇宙太陽光発電なんて、これっポッチも実現性はないんだけど、

ここまでしぶとく話題に挙げられるってのは、旗振り役がよっぽど金集めがうまいんだな。

ちなみに旗振り役は、aicezuki 事件(みんな覚えているかい(笑))でちょっと有名になった、京大総長松本氏。

二代前の総長が、同じ電気工学出身の長尾氏だったのに、

総長は学部持ち回り」の慣例を思いっきり突き破って、

同じ工学部しかも同じ電気工学から、異例中の異例の選任。

このオッサンの政治力は並じゃない。

政治力の強い理系教授は、往々にして科学忠実じゃないんだな、これが。

2011-04-01

原発廃止派に知って欲しいエネルギーの話

原発廃止派に、原発を全部いきなり止めてそれで必要だった電力はどうするの?と聞いても、「再生可能エネルギーがー」といった具合に、"新エネルギーがいきなり原子力を置き換える"と思ってる人がいます。

エネルギーを役立てるには必要な前提がいくつかあります。なぜ必要なのかを理解するためには、知らなければいけないことがいくつかあるので、それをまとめてみました

曖昧表現や間違っている部分がある可能性や、将来の展開について個人的な想像が含まれていることをお断りしておきます

(それは違うだろ、という点があればトラックバックで補足してもらえればと思います)

電気はそのままでは貯められない

現在、実用レベル電気を貯められるのは水力だけ。

水力は電気が余って捨てられている夜間に水をくみ上げて位置エネルギーに変換し、昼間のピークに放出している。水力が他の発電と比べて優れているのがこの"位置エネルギーに変換し、必要な時に即座に生産できる"ところ。

しかし、水力発電に伴うダム建設には環境破壊など大きな問題がある。貯められる電力という水力と同じポジションを担う発電、送電、蓄電技術が今後重要になる。これについては後述する。

調整できる発電と調整できない発電

原子力発電は大きな発電力があるが、ほとんど調整がきかない。火力発電は原子力発電に比べればずっと調整がきくが、それでも出力を変化させるとロスが大きくなる。これら二つは、変化が少ないかわりに大きく安定したベース電力を得られる発電方法といえる。

逆に水力発電は、さほど大きな発電量は見込めないが、位置エネルギーに電力を変換し必要な時に放出するピーク電力対策に優れた発電方法といえる。

現代の発電は、このベース電力とピーク電力対策を組み合わせて需要対応している。

何故ベース電力とピーク電力対策が必要なのか

夜間は電力が捨てられて、昼間は電力が足りない。

電力の需要量は、時間に応じて夜間は低く昼間は高くやまなりの曲線を描いている。仮にベース電力だけで全てを供給すると、ベース電力の必要量は需要のピークに合わせなければならない。需要の谷にあるときには、必要量を発電量が上回った分がそのまま無駄になることになる。

そこで、水力発電のような"夜間のあまった電力を一度保存し、ピークのタイミング生産できる"補助があれば、ベース発電の出力をピークにあわせる必要がなくなる。結果的に無駄にする電力が減り、必要な総発電量も減る。水力発電は少ない発電量しかないが、その特性上見かけよりも必要総発電量の削減に役立っている。

先にも言った通り、ダムを作る事は大きな環境破壊を伴う。いくら水力の貯めができる点や追従性が優れていても、ほいほい増設できるものではない。しかも、火力発電を(ロスを出しながら)調整し、水力発電がフルで頑張っても、夜間と昼間の必要電力のギャップには追いつけない。夜間に大量の電力が捨てられているわけだ。

冬と夏の問題

冬と夏の電力需要にも同じ問題がある。発電所の新設は夏の電力需要のピークを見越して行われる。電力会社が「電力が足りない!新設しなければ!」と言う時、それは「夏の昼間のピークに足りない」ことを示している。

じゃあどうすればいいの?

水力発電の担っている仕事を、企業や個人レベルで行っていく必要がある。しかし、水力なんて大規模なものは普通できない。別の蓄エネルギー方法が必要になる。

現実的なものには氷蓄熱があるだろう。エコアイスと言えば聞いた事があるのではないだろうか。電力会社は数年も前からこの氷蓄熱を普及させるために夜間の蓄熱用の電力を非常に安くしている。

冬と夏の時間スケールでなら、冬の間にためた除雪の山をそのまま夏まで持ち込んで冷房に利用するという手段が北海道では実用化されている。

海外では巨大な電池を設置する例も出てきている。

EUでは時差のある国家間で電力の融通が行われている。そのため、夜間に捨てられる電力は日本に比べて少ない。また、工場の廃熱等で発電する熱→電気の再利用が進んでいる。

日本東西はな南北に長いのでEU間のような時差もピークの差もない。しかも島国なので送電技術進歩しないかぎり隣国と電力を融通しあう事はできない。北海道の電力は余っているが十分に生かされていない。同じく西日本からの変電の問題もある。これらの改善には膨大な金が必要だそうだ。

(送電技術進歩しまくった未来には、電力輸出国がありうるかもしれない。)

個人規模では電気自動車があげられる。夜間のうちに充電できるからだ。ただ電気自動車は高価で、走行条件によっては航続距離が非常に少なくなるなどまだまだ普及するものには思えない。古いクーラー省エネのものに変えていくのは効果があるらしい

もし火力や原発の新設が必要無くなったとしても、原発なくならないじゃないか

その通り。しかし、新エネルギー原発を無くそうといっている人は本気でいきなり代替になると思っているのだろうか?新エネルギーや風力や太陽光などの再生可能エネルギーすぐにはベース電力の代替にはならない。今の技術では、設置コスト生産にかかるコストはもとより、発電量でもベース電力を担うものにはならない。

だけども、新エネルギーが全くの無駄なのではない。新エネルギーは火力や原子力が担うベース電力をいきなり代替するようなものではないが、今の水力が担っているピーク電力を強化することで、結果的にベース電力の必要量を下げ、火力発電所原子力発電所の新設を少なくする可能性がある。

エネルギーが実用化されるとしたら、まずはベース電力の代替ではなくピーク電力の補助ではないだろうか。今後のプロセスは次のようになるのが理想的だと僕は考える。

  1. 蓄熱や雪利用、廃熱利用、送電網の強化などで、夜間や冬季に捨てられる電力を出来るだけ少なくする。
  2. 局地的な電力の融通を行えるようにスマートグリッドの導入と電力自由化を進める。それがあって初めて小規模な新エネルギーが生かせる。
  3. 太陽光発電は昼間に発電するため必然的に電力のピークを補うが、コスト発電効率はまだまだ。しかし開発投資は必要だろう。
  4. 風力発電は充電か蓄エネルギーできる手段とそれをコントロールできるスマートグリッドとセットで導入しなければ十分に生かせない。
  5. これらがピーク電力をカバーすることで捨てられる電力が少なくなり、ベース電力の必要な総発電量を下げる事が出来る。まずは、火力と原子力の新設を止めるのが第一段階だろう。
  6. しばらくはこの段階が続く。
  7. 熱電素子の効率が上がり、廃熱の再利用が低コスト化するかもしれない。
  8. さらに未来に、太陽光や風力発電の発電量と生産コストが今の火力や原子力に匹敵する状態になった時に、徐々にベース電力の置換が行われていく。

参考資料

4/2 追記分

今更ですタイトルはちょっと良くなかった。原発廃止派が余計でした漠然と訴えてる人は廃止派に多いという偏見が確かに僕にあった。ご指摘の通り、極端な推進派廃止派は声が大きいだけで、数で言えば「原発いきなり全部は止められないか現実的に頑張ろう派」「しょうがないと思ってるけど原発はこれ以上増やさない派」「東電政府の問題は追及するけど今安全な原発運用は認める派」のような人達サイレントマジョリティ可能性はあります原発の話題をする時にまず「推進派なのか廃止派なのか」を前提にする今の空気自体が議論を横道に逸れさせるめんどくせー状況を生み出してるともいえそうです。今回タイトル自分がそれを僅かでもやってしまったというのはちょー後悔してます

代替エネルギーについて網羅しきっていない→素人の僕が説明するより資料見てもらったほうがいいと思う。このまとめは"前書き"部分にあたる話だから代替エネルギーやその進歩展望について網羅することはしていない。バイオマスエネルギーの開発状況とそれが発展途上国農業に及ぼす影響、メタンハイドレートは掘れたらすごいけど掘るの難しい国境問題も絡む話、ゼーベック素子の話、超伝導蓄電(これ正直僕は詳しくない)等は調べれば色々出てくるよ。

何れにしても、新エネルギー利用も化石燃料原子力の利用を少なくするのも、エネルギー無駄にしない仕組み→スマートグリッド地域国家間での融通、蓄電技術、熱の再利用などがセットなのは間違いないわけで、その必要性を理解してもらうのに書いたのがこのエントリです

最後

地元から反対されてるのに暴力的な政治力建設してしまうケース、トラブルがあったときの縦割り体勢による不透明さ、フットワークの重さ、補償問題、風評被害への対策…これら社会的な問題は原発技術を認めていても無視してはいけません。

逆に、原発に反対であっても社会的な問題を理由に原発技術面を全く評価しないのは話をややこしくします。技術存在自体が社会的な問題だと捉える人が出てくるからです。そうなると技術不信で一層正確な判断ができなくなり、パニック陰謀論に陥ってしまいます。

原発技術を正しく認める事で、「最新式ならこうできるはずだった」「もっと最善の方法があったのではないか」という人為的なミス運用上の問題が見えてきます

漠然と「原発は安全だ、何故反対するのだ」「原発危険だ、全部信用できない」とならずに、原発社会的な問題と技術的な問題は分けて考えるとパニックにならずに少し落ち着けるのではないでしょうか。

2011-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20110224120713

というか、実は保育関係でロビー活動してる人が凄いのか?

頭おかしいじゃないかってレベル保育園子供一人当たり予算額がまかり通ってたりするわけで、

どう考えても利権団体の政治力が凄いんだろ。

2011-01-20

レイプされた女が悪い

っていうのは煽りタイトルなんですが(一部界隈でホットなので、自らセカンドレイプしかけてみる)

こういう事例というか、「自助努力が欠けているからそうなったんだ」という俗流自己責任を持ち上げる輩はわりといますね。

で、ちょっとトポロジーな類例をふたつばかり考えてみたので、ひとまず被害程度の問題を無視して、読んでみてください。


いじめられた奴が悪い、あるいは、いじめられる奴にも原因がある

要するにこれは、レイプの話題で言えば「胸を露出させる服を着ているのが悪い」とか、「ひとりで夜出歩いているのが悪い」的な言説ですね。いじめられる側の隙を探して、いじめる理由に足るものを指摘して、「お前がデブハゲでバカでフケ散らかしてるのが悪い」って話です

レイプ含め、性犯罪を根絶することは不可能でしょう。同様に、いじめを根絶することも無理だと思います。起こってしまったときに、適切な対応と、理解を促すぐらいしか、方策はないように思います。

ニートになる奴が悪い、無い内定になるのには原因がある。クビになるのはお前が悪い

別方面でもそれなりに話題になりがちなテーマですね。よく「コミュ障だから内定がない」となかば自虐的に書き込まれるケースが多いですが、それ以外にも「社会人としての自覚が足りないからだ」とか「甘えてるからだ」とか、飛躍して「○○大学なら当然だな」とか、無い内定になるのにはさも当人に落ち度があるのだから当然という主張がまかり通っています。

学歴に依る差別は合理的なものだから、区別であって正しい、という主張をする人がまだまだ多いです。それを盾にして「だから低学歴無い内定になって当然。今までの努力が足りないツケだ」と主張すること自体も正統的な目線で見られがちです

そもそもの話として、自助努力というのは存在しうるのでしょうか。こういう場で使われる努力というのは「最適解」を前提にしています。つまり、努力しようがしなかろうが、当人にとっての最善の努力だろうが、実現しなければ「甘え」であり「努力が足りない」ということです

性犯罪で例えれば「深夜にバイトをしないで生活できるように、最善の努力をしてこなかったお前が悪い」とか「努力せずに低学歴になったんだから性風俗のような相応の産業で働いてあたりまえだし、その帰り道でレイプされてもどうせ売春婦なんだから一回ただ働きしたようなもんでしょ、適切な努力した人はそんな事されない」とか臆面もなく主張してくるわけですね。

社内いじめが功を奏してクビになってしまったとしても、それは政治力のないあなたが悪い、とも言われてしまうわけです

能力がなくてクビになったとしても、勉強する時間を創ってこなかったお前が悪いと、誰も取り合わないわけですサビ残ばかりで終電帰宅毎日でもね。

根本に見える「因果応報」「火のないところに煙は立たぬ」「スーパーマン」の思想

されたのが悪い、されたのはお前に原因がある。

これらに共通するのは因果応報の思想です

努力すれば報いがあるのだから、報いがないのはお前の努力が足りない、というわけです

ベクトルとしても、主張は成立します。

負の努力をすれば負の報いがくるのだから、正の報いがないのはお前が負の努力をしているからだ、ということです

先天的にせよ後天的にせよ、それを改善しようと努めないなら相応の報いを受けるのだ、というのは一見聞こえはいい(自分に火の粉は降りかからいから)ですが、弱肉強食に塗れたキケンな思想だと言わざるをえないでしょう。他責的言説が支持されないのはこういう背景があると睨んでいます(他人の因果がなぜ自分と関係があるのか!と思う人は多いんじゃないかな)

で、そういう弱肉強食的言説はスーパーマンを期待します。

そして自分が喰われる側となれば「もっと努力すれば」とスーパーマンを期待し、

喰う側となれば「もっと努力しろ」とスーパーマンを期待し、

相互で相互のハードルを上げあって、互いに息苦しくなる(もちろん、この息苦しささえ「それはお前が弱いからだ」と言い切る人もいるでしょう)

他者理解と歯車認識

よく、「社会歯車」という表現ネガティブに用いられます

自律意志を持たず、ひたすらルーティンワークをして錆止めの油(給与)を与えられるだけのサラリーマン皮肉ったものとして。

しかし、すべての成員は歯車だ、と私は思うのです。どちらかというとポジティブに。

運命共同体、と言えばいいでしょうか。

つまり自分歯車として機能しているということは、他の歯車も機能しており、自分馬力が他人に作用している何よりの証拠なのです

すべての事象は、社会に参与するすべての人間に関係があるのです

からこそ、他者理解が必要なのです

なぜ、熊森生態系撹乱を無視してまでどんぐりを森に撒くのでしょう。

なぜ、我が国の文化ガラパゴスとして他国からCrazyと思われるのでしょう。

なぜ、いまホメオパシー信仰は絶えないのでしょう。

なぜ、起業しろと、起業ノウハウも金銭もない人間に主張するのでしょう。

なぜ、学生起業しない、できないのでしょう。

すべての因果は、わずかなりにも自身に影響があります

すべてを理解しろと言っているのではありません。超人はないのだから、私とて理解できないモノだってあります

ただ、出来る限り理解すべきです。他者を寛容にすべきです

自己を律するのは勝手ですが、同じだけの律を他人に求めるのは不寛容です

そして、できるだけ、すべてを包摂していくことこそが求められるべきです

2010-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20101217010122

業界が反発した時、石原は「お前らは利害関係者だろうが!俺は都民の事を考えてる!」と発言した

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/101130/tky1011302135012-n1.htm

自分のみならず都職員に利害関係者がいないと思っているから言えるんだね。

いると思ったら言葉を選ぶよ。土壇場で裏切られたら敵わない。

 

天下りを作る事はそんな石原の懐に利害関係者を忍ばせることと等しい

もちろん、あからさまにポストを貰った奴は直ぐに炙り出せるが、

そいつの官舎内での交友関係をさらって、潜在的な裏切り者がいない事を確認するのは大変な仕事

からどこの業界天下りを作って、知事や総理の椅子の下に地雷を仕込んでおくのだ。

民主的に選ばれて、誰が座るか解らない椅子から、座る当人を狙っても当たらない。

椅子ごとフッ飛ばすのが正解。

 

そうやって政治力と行動力のある奴が皆でやってるから、誰も効果的に咎められないのさ。天下り

2010-12-15

条例の件

俺らが何もしなかった、無力だったとか言われてるけど、普通仕事してる俺ら一般市民が、政治家政治力で勝てるわけがないじゃないか。実際俺は仕事が文字通り寝る間もないほど忙しすぎて、行動どころか情報収集もまともにできなかったよ。毎日議会で寝たりヤジ飛ばしてるだけの、時間たっぷりある政治家連中に勝てるわけがない。自分政治家になるか、せめてまともな政治家が育つように行動すべきだが現在多数決システムでは過半数を占めるバカに勝てない。世の中詰んでる。

2010-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20101213170434

あ、俺横なんで。

ちなみに宗教系は政治力持っちゃってるから規制不可能でしょ。

しいか正しくないかじゃなくて、偉い人の利益になるかどうかで決まるよね。物事って。

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