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はてなキーワード: 深淵とは

2020-12-02

田舎に来たとある研修医絶望

僕にしてはくだらない文章を書こう。

僕は医学部ちょっと長めの滞在を経て卒業した。

運が良く医師国家試験も一発でクリアした。

そんな僕が研修医として行くことになったのは、F県のとある病院だ。

ぶっちゃけ地元に帰ってきた。

でも、10年近く都会にいたゆえに、とても「地元」とは言えない。

地元」での記憶なんて、大学生活で塗りつぶされて、ほとんど記憶にないくらいだ。

そんな僕は10月に1週間近く仕事を休んだ。

積もり積もった絶望で、身体が動かなくなってしまったのだ。


僕の抱いた絶望のうち、共有したいものをここに3つ書いていく。

一つ目の絶望は、多様性への不寛容だ。

僕は多分医者っぽくない。

一般的医者医学部病院にこもっている生き物である

でも、僕はつまらない生き方をしたくなくて、そこから飛び出した。

から僕の知り合いは医者は少ない。

どちらかというと、陰キャタイプなんだけどね。

それゆえに僕は色んな視点を知ってる。

色んな視点を持っているからこそ、多様性をすっごく大事にしてる。

最近ダイバーシティとか言うんだっけか。

これを噛み砕くとき、大体こう言ってる。

「Aが正しいとき、Bもまた正しいのだ」

もちろん嘘である深淵が覗いているわけではない。

でも、彼らは「Bの正しさ」を理解できない。

はいつも「B」の選択肢しか選べない。意図的じゃないんだけどね。

僕が「B」の選択肢を示すと、空気が歪む。

いや歪むというより、澱むと言うべきか。

そして、「B」の選択肢に必ず反発を起こしてくる。

呆れるしかない。


二つ目絶望は、「教育熱心」だ。

僕は教育を人に提供してきた。もちろん医療以外だが。

彼らの言う「教育」を見ていて思うのは、じこちゅーである

要は「彼らの考えたさいきょうの武器」とやらを与えるのが教育だと思っているのだ。

まあ、百歩譲ってそれを見逃したとして、次に来るのが厄介だ。

その「さいきょうの武器」以外を認めないことを「教育」だと思っているのだ。

さっき述べたダイバーシティ否定につながるところではあるのだが、

自分たちの思い通りにすることが「教育」だと思っている。

まあ、だから医者の数が全国でも少ないのも、心の底から納得した。

その過ちに彼らは気づかないだろうし、永遠に医師不足だー」って言い続けていれば良いのだろう。

そうやって自分たち価値を高めて働くことを「やりがい」にしているんだろうから


そして、三つ目の絶望は「帰らない」ことだ。

当直のたびに思う。

21:00近くになっても、当直以外の医者がいるのだ。

しか研修医もいる。

これで「働き方改革」なんて言っている病院だ。

半年前くらいに土曜日外来をなくしたが、平日も休日も当直以外の医者時間外に残っている。

それで残業代が出る医師残業代をもらっているらしい。

で、病院経営が良くない、とか医局会で言ってる。

僕が経営者なら、まず「残業代」の廃止を訴えるね。

残業しなくちゃいけない仕事は抱えちゃいけないし、

そういうマンパワーに支えられる経営じゃいけない。

世の中じゃ「医療崩壊」がどうこう言っているが、

そもそも医療崩壊」しているんじゃないか

とも思えてくる。

とりあえず、その残業に僕を巻き込まないで欲しい。

そして、医者仕事を減らすことをちゃんと覚えるべきだと思うし、

残業依存するような経営やってるなら、さっさと医療崩壊してしまえ、としか思わない。

まあ、三つ目については机上の空論って言うやつは出てくるだろうがね。



僕が、これを読む医学生に言えることは一つ。

医師数の少ない田舎には行くな」

医師数が少ない理由は、地域にもあるし、医師のものにも問題がある。

その問題を見つけられなかった、僕が悪い

から、その報いくらいは、甘んじて受けるとしよう。

これだから田舎もんは......と言いたくなるような絶望をたくさん見ることになった。

多分僕ももちょっと見ることになるだろう。

そこに興味はないし、もうてきとーにやって、てきとーに手を引くことしか考えていない。

この絶望が、祈りとして誰かに届けば良いのかな。

2020-11-30

anond:20201128195829

深淵なんじゃないの?

ちゃうから見つめ返されちゃうんでしょ

じゃあ見なきゃいいのにやっぱり見ちゃうんでしょ

2020-11-29

村上春樹小説に登場するヒロイン図鑑

 ギャルゲーのオープニングムービーのノリで紹介していきたいと思う。含ネタバレ


ノルウェイの森

ミドリ

「私なんかね、髪の長い下品女の子二百五十人くらい知ってるわよ、本当よ」

 ノルウェイの森はご存知ダブルヒロインシステムで展開する物語であり、正ヒロインの直子に対する反ヒロインミドリであるミドリは深い自己反省を行う直子とは正反対キャラクターとして描かれているものの、要所で当を得た優れた知性の持ち主でもある。物語の途上、直子との恋愛に疲れ果てていく主人公のワタナベに対して次第に親しみを募らせていき、最終的には恋に落ちる。明るくユーモラスだが苦労人でもあり、「人生ビスケットの缶のようなもの」という独自哲学披露する。

・直子

「たぶん私たち、世の中に借りを返さなくちゃならなかったからよ」

 正ヒロインヤンデレの先駆け。高校時代に亡くなった恋人記憶を延々引きずり続けており、その代償行為としてワタナベとの関係を求めた結果、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。曰く「自分自身が二つに分裂して木の周りで追いかけっこしている」。物語の中盤から京都サナトリウムにて療養生活を送ることになるが、最終的にワタナベの魂を深淵へと引きずりこむこととなる。

レイコさん

私たちがまともな点は、自分たちがまともじゃないってわかっていることよね」

 ダブルヒロインと銘打ちつつも、中盤以降登場するサブヒロイン

 若い頃は有能なピアニストであったが、演奏ストレスにより精神に不調をきたしてしまい、それ以来人生に振り回れされ続ける。挙げ句の果てに、教師としてピアノ指導していた美少女レズレイプされそうになるなど、人生が取り返しのつかないほどこじれてしまった。主人公とのラストシーンで読者を激しく混乱させる。


海辺のカフカ

さくら

「なんかさ、うまく言えないけど、本当の弟みたいな気がしてるんだ」

 『海辺のカフカ』はドイツにおける「フランツ・カフカ賞」やイスラエル文学賞であるエルサレム賞」の獲得への原動力となった作品であり、ギリシャ悲劇の色彩とインスピレーションを帯びたポップな文体が特徴である主人公は十五歳の少年で、田村カフカという偽名を名乗っており、作中においてその本名は明かされない。

 作中一番最初主人公が邂逅する他者さくらであり、彼女もまた苦労人。幼少期から両親との折り合いがつかず、一刻も早く自立し一人で生きていくことを人生方針にしていた。職業美容師

 主人公はかつて姉と両親の四人暮らしをしていたが、その途上で母と姉は家を去っている。主人公はその、顔もろくに覚えていない姉の姿を、さくらへと重ねるのであるヒロインというか擬似的な姉とも言うべき存在

佐伯さん

あなたは誰なの? どうしていろんなことをそんなによく知っているの?」

 正ヒロイン。五十代の美しい女性であり一切が知的に洗練されているが、巨大なオブセッション強迫観念)によって人生を摩耗させている。

 彼女人物設定は『ノルウェイの森』をなぞる形となっており、先に紹介した直子の鏡写しのような存在である彼女が勤めている私立図書館は、かつての恋人父親の所有であり、話がややこしくなるのだけれどこの父親物語中には登場しない。問題はその恋人とのことで、彼女は幼少期から恋人と親密な関係を築くのだけれど、最終的に死別する。それから三十年以上もの間、彼女自身空虚人生に苦しみ続けた結果、主人公出会う。

大島さん

「いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ」

 ヒロイン欄にこの人物名前を記すこと自体が既にネタバレなのだけれど、とにかくヒロインの一人。ボーイッシュ枠。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

・美しい太った娘

「お願い、このままじゃ世界が終わっちゃうのよ」

 美しい太った娘。村上春樹1979年デビューして以来、1987年に至るまで十年近くキャラクター名前を付けるのが恥ずかしかったとのことで、一部の例外あだ名を除いてキャラクター無名である。よって1985年出版された本作においても、一切の登場人物名前は明かされない。

 幼い頃に家族を全て交通事故で失って以来、祖父である天才科学者の「博士」の元で純粋培養された少女。十七歳。教育方針によって学校には通わず英才教育を受ける傍ら、適度に脂肪を取らされ、適度に太らされている。性欲一般に関してあまり理解しておらず、主人公に何かと性的質問を向けては困らせる。

 「博士」による教育の結果、語学などの現実生活を送るための技術複数習得している才女。決断力というか胆力があるが、どこかしら世間知らずな面は否めない。

図書館の娘(表)

「それが何かはわからないけれど、どこかで昔感じたことのあるもの空気とか光とか音とか、そういうものよ」

 多重世界の表の側であるハードボイルドワンダーランド』に登場する娘。なお裏の世界である世界の終り』においても、同一存在として主人公の前に現れる実に因縁深い存在でもある。図書館リファレンス係をしており、主人公一角獣に関するテキスト請求したことから親しくなる。大食漢であり給料の大半が食費に消えるが、上記の娘とは違い極めて均整の取れたスタイルの持ち主である

図書館の娘(裏)

「――私の心をみつけて」

 多重世界の裏の側である世界の終り』に登場する娘。リファレンス係の娘の多重存在。「古い夢」と呼ばれる一角獣の頭蓋骨を、図書館管理している。

 『世界の終り』においては心は動き回る影の形で存在しており、影は人が大人に成長する前に特殊器具によって切り離され、埋葬される。その儀式を経た後は全ての人間は「完全」となり、年を取ることもなく何かに怯えることもない。彼女もまたそのようにして心を喪う中、やがて外の世界からやってきた主人公出会う。

・影(主人公

「俺は君をどうしても外につれだしたかったんだ。君の生きるべき世界ちゃんと外にあるんだ」

 おまけ。

 『世界の終り』に登場する主人公の影。頭の回転が速く機転が利くが、主人公と切り離されてしまったため大きく体力を奪われており、ほぼスペランカーと化している。

 『世界の終り』において門番の男に幽閉され、真綿で締め上げられるような虐待を受け続ける。


などなど

 俺は『騎士団長殺し』を除いて全ての長編読破しているんだけれど、まだまだヒロインはたくさんいる。あるいは続編を書くことになるかもしれない。

 村上春樹ネットで言われてるほどひどい作家じゃないので、皆も読もう。チャオ。

2020-11-25

一度でいいから覗いてみたいですよ、深淵

とんとお目にかかったことがない

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵を覗くものもまた深淵に覗かれてるとはよく言ったもんだと思う

2020-11-22

チキチキ、クソデカ述語チキンレース

 なんか「ないものはない」とかい深淵からやって来た命題ホッテントリに上がってたけれど、ブコメ欄で言及されていた「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」はオーストリア哲学者ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの言である。我々が想定する哲学的真理の多くについて、我々は「ある」とか「ない」とかそのほか如何なる述語も設けずに、沈黙を守るべきなのだ――というのがこの発言の主旨だと思われるが、僕は学生時代ヴィトゲンシュタイン代表著作である論理哲学論考を第四章だか第五章の論理式の辺りで投げ出してしまったので、正確な解釈がどうなっているかは分からない。もし貴方が正確な知識を求めるならば、岩波版の『論理哲学論考』を書店に探しに行こう。


 ヴィトゲンシュタインは、ケンブリッジ大学にて当時の哲学大家であるバートランド・ラッセルの元で学んだ後に、ラッセルへとこの『論考』のアイデアを書き送り、激賞を受け出版へと至りました。この『論考』の主旨は、簡単に言えば「世界は言葉でできている」といったものです。極めて凝縮された文体で書かれたこの異形のテキストは、当時の哲学界に激しい影響を与えたと言われています

 さて、「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」の一節はこの『論考』のラストを飾る言葉であり、また彼は「梯子を用いて障害を乗り越えた後は、その梯子を投げ捨てなければならない。即ち、この書物もまた投げ捨てられねばならない」とも同書において語っており、彼によれば同書によって哲学界における諸問題は「完全に解決された」とのことでした(後年、彼はこの意見を覆すことになります)。


 ヴィトゲンシュタインは極めてその人生に謎の満ちた人物で、ユダヤ系の影響を大きく受けた裕福な家系に生まれ、本人はカトリック教徒として一生を過ごしました。学業において非常に優秀な成績を収めた彼は、イギリスケンブリッジ大学に進学し、当時の学壇を占めていた哲学ほか様々な学問大家と対面し、議論思索を深めていくことになります

 彼の人物史を巡ってしばしば取り沙汰されるのは、彼が人生殆ど全てに渡り自殺への欲求に苦しんでいたというエピソードです。彼は、兄四人、そして姉三人の八人兄弟の内の末っ子として生を享けるのですが、彼の人生において四人の兄の内、四男のパウルを除く三人は自殺しています。そのため、ヴィトゲンシュタインの心には、常に死への憧憬が巣食っていたというエピソードは有名です。彼は、自分の死に場所を求めて第一次世界大戦従軍したとも言われています。その過酷戦場で、彼はトルストイ福音書解説を紐解きながら、砲声に震える塹壕の中で『論考』の原型を模索し、そして戦場の死に接する中で生への意欲を切り開いた、とも言われています


 さてタイトルの「クソデカ述語」に関してですが、いや、要するに「ない」って何なんですか? って話です。「ない」っていう述語なんなんすか、っていう話です。

 とかくこの世の中には意味のない述語というのが多数存在していて、その内の一つがこの「無」だと思うんですね。つまり、「無」っていうもの言及できないから「無」なのであって、それに対して「ないものはないですね」とか平然と言及しているダ○ソーの店員ほかその他の店員存在は一体なんなんすか? という話なのです。

 要するに、「無」なんてものは「無い」のだから本来であれば我々は「ありません」とか、「無いです」といった述語の使用基本的には控えなければならないのであり、つまり、我々は沈黙しなければならないわけです。それでも、我々が何かについて「無い」だとか、「ありはしない」とか語れるということは、本質的に我々の言語が、その意味対象との関係性に混乱を来しているからなのであって、要はこんな言葉のやりとりなんか単なるゲームのようなものに過ぎないんじゃねえか、みたいなことを考えるわけですね。クソデカ述語。

 世界は「ある」? コップはここに「無い」? もっと正確な記述方法があるはずです。空は青い? 空は青く「ある」? 「無い」について我々が多くのことを語ることができないにも関わらず、何故我々はその対義語とされている「ある」について雄弁に語ることができるのですか? もっと正確な記述方法があるはずです。正確には「コップは移動している。あるいは、コップは現在別の形状を取っている」が正解なのです。クソでけえ述語は投げ捨てろ、梯子を下ろせ。お前らはもっと沈黙しろ

2020-11-16

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

2020-11-15

anond:20201115010351

相手が醜く下卑ていて愚かで有害だと見えて判断できるということは

醜さとはなにか

品性とはなにか

知性とはなにか

益と害とはなにか

を知っていたりそれを担っていたりするわけですよね

あなたおっさんの行動を知りおっさん価値観を知りおっさんに伝えることができる方法を知り行動したということは

ある意味おっさんということですよね

あなた深淵のぞき込む時 深淵もまたあなたを見ているように

おっさんに気付かない

おっさんの行動に気が付かない

おっさんになんの感想も持たない

そうではなくておっさんと対等に対話を会話なしに行ったんですよね

おっさんたらしとしては おっさん理解者としては おっさんとしては 自慢できるレベルだと思う

ただのおっさんにはほかのおっさん干渉する術すらもってない

理解があり行動ができるおっさんありがとう

おっさん以外のみんなはお礼を言うしかない 行動してくれてありがとう

あなたというおっさん存在に ありがとう

2020-11-12

anond:20201112205551

熱暴走したら、意識深淵にある自動プログラムが起動したみたいな感覚

すげーリアルな夢をみたり、意味も無くパニックになったりは経験がある。

2020-11-03

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

2020-10-27

メートルくらい距離感が狂うメガネ比喩

 生まれつき五メートルくらい距離感が狂うメガネ比喩)を掛けて生まれてきたとしたら、そしてそのメガネが仮に誰の目にも見えないとしたら、そのメガネ存在に気付くのはいつになるのだろう。見えないメガネってことだから、その存在には中々誰も気付けない。自分自身さえも。

 でも多分生きてると何となく自分見方他人見方ちょっとちがくね? っていうことに気付き始めるもんで、「あれ? 私の距離感メートルくらいズレてね?」ということに最終的にはなる気がする。勿論全ての人が正確に物事認知できるわけじゃないから、本当は五メートルズレてるのに「あれ? 私の距離感メートルくらいズレてね?」とか、「二メートルくらい(ry」みたいに、その「ズレ」に対する目算というものも人それぞれちょっとズレてたりするわけなんだけど、ともかく、恐らく長いこと生きてたら大なり小なり自分距離感がズレてるっていうことには気が付き始めると思う。


 いや勿論現実にそういうメガネはないし、そもそも「五メートルのズレ」って何を基準にして五メートルよ? みたいな意見存在しているのも分かる。

 でも、本当に俺たちが警戒しなければならないのは俺たちは皆多かれ少なかれ実際にそういうズレたメガネを掛けて生まれてくるということで、何ならそのメガネ場合よっちゃ百メートルくらい狂ってるってことなんです。そして、俺達はそういうメガネのズレについてずっと、人生を通じて考え続けなきゃいけない。

「いやいや! そんな眼鏡ないし! っつーか五メートルだか百メートルだかって何を基準に決めてんの! 人それぞれの距離感はあるよ」とか言ってる人間を片っ端からゴミ箱に入れて封印していきたい。いや、勿論さっきみたいな「いやいや!」ってな発言にも一理や二理以上に真っ当な部分はあるんだろうし、少なくとも、「『ズレ』っていう観念は何らかの『正しい基準』の存在を基に初めて成り立つものであり、そういう基準実在性の根拠なしに『ズレ』を主張するのはそれこそ『ズレ』てる」、ってな感じでその意見論理的正当性があるのも十全に理解できるんだけどね。そこに確かにズレはない。

 でもね、そんな風に「いやいや!」って大手を振って発言できるあなたと私はズレてるよね。ってなことを思うわけです。あなたのズレと私のズレはあるよね、と。お前のズレと私のズレはそれぞれの文脈しか語ることのできない深淵ですよね、と。どんだけ人が他人からズレてて、そしてどんだけ自分が奇妙なメガネを掛けて生まれてきたかってことを、本当にきちんと測定する基準というもの基本的存在していないし、存在していないものを一々考えて勝手に悩む人間に対して、わざわざ「気にする必要ないって!」と声を掛けてくれるだけその人は善良なのかもしれない。あるいは、そもそもその人だって同じようなズレを許容しようとしているか、そうでなくてもどうにかズレと付き合っていこうと一生懸命努力しているのかもしれない。でもね、お前の言ってることはおかしいんだよ。基準は本当には存在していないかもしれない。どこにも「ズレ」と言える概念なんて実在していないかもしれない。でもね、「なんかズレてんな」って気持ちは確実に存在しているんだね。いや、その気持さえ実はズレてんのかもしれないけれど、まるでデカルト自己反駁みたいに、「『ズレ』てると感じていること事態が、そもそも『ズレ』てる。」のだとすれば、いずれにせよそこにはズレってもの存在しているんだね。存在しないズレを存在しない部分に見出している時点でズレてんだそれは。その存在しないズレみたいな一種宗教的かつ狂信的な観念を中心にしか人は物事を考えることはできないし今なお人はズレ続けていく。


 言いたいことがズレました。僕が言いたいことはね、

 皆多かれ少なかれズレのあるメガネを掛けて生きてるってことです

 皆さんズレについて日々考えながら生きてますか。

 自分がどれくらいズレてるか、そして仮にズレてたら、どうそれを修正すればいいのかについて考えていますか。五メートル離れてるな、と思ったらむしろメートル歩み寄らなきゃいけないということ。五メートル近いな、と思ったら、五メートル離れなければならないということ。あるいはその逆に、五メートル離れてるな、と思ったらむしろメートル離れなけれなきゃいけないということ。五メートル近いな、と思ったら、五メートル近寄らなければならないということ。ゴミ箱に入れるぞ貴様ら。

ポリコレフィッシャーマンのススメ

ここ最近リベラルアカTwitterで開設して遊んでみているが、結構楽しいので紹介しようと思う。

まぁやることは簡単だ。

どう作るの?

まず新規Twitterアカウントを作る。

次にメンタルをやってそうなアカウントをランダムに探す。

キーワードは今なら「ジェンダー/フェミ/性的役割/LGBT/反ネトウヨ/在日/日本解放/∃/プロテスト」あたりだ。

これをまとめてリスト登録する。このリストは適宜修正すると良いだろう。

リストなら登録された側からは見えないし、よしんば見えてもリスト名を「信頼できる人」とか「フェミニスト」とか「人権関係」とかにしておけば問題ない。

ここら辺の連中はメンタルが知覚過敏なので「どこから見つけてくるんだよ…」と戦慄する程のコンテンツ収集力を見せてくれる、重要アンテナだ。

後はそいつらの紹介文をコピーして人権とか倫理的に当たり障りのない内容に直して代入、適当なヘッダーとアイコンを作る。

後はポリコレタームを並べて適当に書くだけだ。

どういうものなの?

この人権社会において、基本的ポリコレには常に分がある。

誰にでもある「尊重されたい」という思いがポリコレを支えているからだ。

だが、皆が「尊重されたい」と考えるだけでは集団は回らないし、何よりも「運動で消費した時間」は帰ってこない。

尊重されたい」という思いに問題はなく、その為の運動は悪ではない。

しか人権を盾に誰もが甘えているのでは運動は形にならず、出来上がるのは無駄運動に興じてただ年を重ねた無力な自分だけだ。

まりポリコレには根本的に認知現実の不協和をおこしやすいという欠陥がある。

正しいことをやっても過程が間違っていれば結論おかしくなって当然だ。

だが、Twitterで呟きを連打するポリコレ狂人どもは既に手の打ちようがないレベルで詰んでいるので今さら引き返せない。

ポリコレフィッシャーマンはこの認知の歪みを利用し、破滅に向かう他人を見て楽しむ趣味だ。

どう遊ぶの?

ポリコレ理論基本的にはこの人権社会では成り立たないと思って良い。

何故なら「個人人権尊重する」ために賢い人が考えて政治的に調整した結果がポリコレからだ。

ポリコレは正しい、何故ならポリティカルでコレクトだからだ。このトートロジーある限り、ポリコレに従えば道徳マウントを必ず取れる。

この優位性を活かして、「別になんの解決にもならないけれど、苦しんでるやつの気持ちの受け止めだけ行う肯定文」ツイート社会学・フェミニズム用語と絡めて連打する。

するとその内ツイートバズる

そこでいいねリツイートした奴がカモ候補だ。十人に一人はポリコレ狂人病みアカである

また、病みアカは大体イカレポンチ同士で横の繋がりがあるので、そこを釣り堀に定める。

後はそいつらの承認欲求をひたすら満足させるツイートを投げるだけである

ここで大事なのはあなたはそのまんまでいいんだよ」という主張を一切崩してはいけない、という点だ。

そもそも詰んでるからポリコレ狂人とか病みアカに成り下がっているのであって、そのまんまではダメに決まっている。

彼ら彼女らには現実と向き合い、人生損切りして、地べたに這いつくばって生きるべき時がもう来ているのだ。

しかしそんな正論は決して投げてはいけない。

こうして見つけたカモ候補承認という餌をやることで、コイツらは「正しいことを言って承認されている」にも拘らず「クソとしか言えない現実にしばかれる」という認知現実との不協和で頭がバグる

後は七転八倒する面白コンテンツと化したポリコレ狂人を飽きるまで楽しく観察するだけである

上記で作ったリストはここで活きる。

最初釣り餌が思い付かなかったらリストから適当発言コピペして語尾を変えるだけで良いからだ。

注意点は?

コピペのやりすぎで論理矛盾を突っ込まれたら「申し訳ないです、勉強中なので…」と述べてから相手の主張をおうむ返しにしていれば大抵満足して黙る。

ポリコレ政治的折衷の結果の産物、なぜそのように折衷されたかは誰も論理的に説明できないので、説明する側も決定打は打てない。

まり論理矛盾を突っ込む側のやりたいことは実のところ単なるマウンティングなのだ

サクッと諦めることも必要である

最後

深淵を覗き込むもの深淵に覗き返される、という。

ポリコレフィッシャーマン節度を持ち、まともな人生地盤を固めてから趣味でやるようにしよう。

人生失敗した暇なアカウントどもに付き合っていては時間いくらあっても足りないのだ。

2020-10-26

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

2020-10-21

ねほりんぱほりんで「同人誌」がアングラ深淵みたいに言われててモヤった

あのよぉ。

ビックサイト貸し切れるようなジャンル、それアングラは流石に無理ある。

アングラリアルマジで俺だけの孤独がいつも側にある。

毎年2回も仲間に会える、それをアングラと言える、お前の姿にショック受けてる。

NHKなんて結局はメジャー物差しデカすぎ現実測れないじゃん。

マイナーのなんたるかなんて知らないじゃ、番組の根幹たるを見失った亡者

これで満足なのか昔から信者

2020-10-18

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

深淵のぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

2020-10-14

深淵性的な目で見る時、深淵もまたこちらを性的な目で見ているのだ

2020-10-08

情弱寄生する3大キャリアは滅べ異論は許されない

まず高すぎな

弁解の余地なし

MVNOに乗り換えて違約金なしかつ5000円/月以上の減額になるとか正気の沙汰じゃねーよ、回線品質?見合うと思ってんのか?????キャリア会社に勤めてるからって適当ブコメしてんじゃねーぞ????????

もちろんこの価格新規スマホ代込だからな?

情弱ノートPCより高いスマホ売りつけて何させようとしたんだよ、窓口にきたババアが使いこなせるような顔に見えるか???おれの母ちゃんだよお前らキャリアババアにはわかんねーだろうなって機種押し付けた顔はよ、ころすぞ

解約しようとしてプラン見たら泡吹いたね、オプションまみれだしなんかタブレットまで押し付けてきてsim刺して2回線契約してやがった

おまけでついてきた程度に考えてたぞうちのババアは、ころすぞ

それぞれ違約金がついてくるが千切れそうになる血管おさえながら解約することにした

MNPしようとして電話かけたらよ、20分待ったぞばかじゃねーのか?

ここで代理の俺ではなくご本人様のご確認をと100回言われたのでスピーカーにして会話聞いてたらまあひどくてさ

お客様プランは5Gが使える契約になっておりまして、解約はもったいないかなと思ったのですが・・・

そっちで住所調べて5Gきてるかどうか1000000000000000000000000000000000000回確認しろ

でやっとMNP発行になった段で、それでは専門の部署にお繋ぎします、ときたのだが

あれは絶対ご本人様がババアだった場合部署だと思うんだがよ

相手の反応関係なく言いたいことをまくし立てるやべー池沼みたいなやつで、明細送るため+お得な情報を送るためのアドレス新規で設定しろ、その後MNPする

みたいなことを一気にぶちまけてきたので

ついにここで俺が怒号を張り上げることになった

ご本人様でしょうか、ご本人様でしょうか、と壊れたbotになってんじゃねーよ横にいるんだよ返事してんだろがころすぞ

結局謝罪ごまかされてMNP発行

ここまできてやっとMVNO手続きスタート地点だよ

何がむかつくってババア相手であった場合丸めこむ部署が出来上がってるとしか思えないフローだよ、詐欺だろ?

俺のときは全く経験なかった対応で世の中の深淵を見たわ

分かってる兄さん相手にはなにもせずババアからはひたすらむしり取るその神経が腸煮えくり返るんだよ

合法詐欺集団しか見えねえよ

しねやマジで、安くするんじゃなくて解体しろ

anond:20201008191735

手遅れのやつらと関わるのをやめよう。

朱に交われば赤だ。

深淵を覗き込む〜ではないところがミソで、俺たちはこんな手遅れのやつらとわざわざ増田で交わりをかわしている。

キッズ「闇が深いw」キャッキャ ワイ「深淵…見せてやろうか…?」

ワイ「職場と家庭以外で人間関係ない、職場と家庭以外で話す人いない、仕事以外の活動してない、職場と家の往復の毎日

キッズ「うわぁぁぁぁぁ!!!やめてくれぇぇぇぇぇ、!!!

ワイ「これが「闇」なんだぜ?」

2020-09-26

そういえば、いつの間にか怪物になってる話でよく引き合いに出される深淵

深淵よりプリオンの方が表現としては適切な気がしてきたんよ

プリオン知ってるべ?

正常なタンパク質接触するとミスフォールド状態相手コピーして増えちゃう

2020-09-24

お前らこれだけは忘れるなよ

深淵を覗くとき深淵を覗いているのだということを

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