はてなキーワード: フリーランスとは
増田のフリーランスの仕事は、毎日夜中に2時間毎に起こされたり、10秒通知に気づかないだけで誰か死んだりしたのか?物理報酬ゼロで毎日甲高い泣き声に晒されたか?
今乳幼児じゃなくても、そんなとんでもない1~2年を妻がになってくれたんなら
イクメンパパによる育児語りが雨後の筍のごとくニョキニョキしてる最近の増田。
でもさー、みーんな育児の話はしてるけどさー、男性としては「それであなた、出世はしましたか?」みたいな話も気になるじゃん。気にならない?そのへんどうなのって。
男性としてはって言っちゃったけど、別に男性に限らずだけどね。大黒柱が育児にコミットしたときの、キャリアの継続性はどうなりましたか?って話。
いや別に出世にはこだわらないし、というのは個々人のミクロな話であれば、全然構わないんだけどさ。
社会全体として、育児は妻と祖父母に任せる、自分はバリバリ働く、妻もそれで納得している、という男と、イクメンとで、キャリアに差がついてしまったらとても残念だよね(偉い人たち、裁量権のある人たちが非イクメンで固まる、そのようにならなければ出世できないとなる)。
超絶ホワイト企業やフリーランスのリモートワーカーの話もいいけど、普通のサラリーマンがイクメンやったときのキャリアの話も聞いてみたいよ。
長子が来年18歳だが「育て上げた」という感慨を抱くことはこの先もないだろう。
どのように育つか観察しながら世話をしているというところだ。
それなりに大変だったのは確かだけど辛かったという記憶がまったくない。
自分はずっとフリーランスで在宅ワーク。妻はひとりめを妊娠してから産休に入ってそのまま退職、その後ずっと専業主婦である。
妻は働きたくないわけではないがフルタイムで働くのは疲れるから無理というタイプで、
自分は家族を裕福に養えるほど稼ぐ自信はないが妻が家でのんびりしてるとやる気が出るというタイプなので自然とそうなった。
基本的には自分は仕事、妻は家事育児をすることになっているが、仕事場が生活空間と一緒なので役割分担は曖昧である。
妻は常に自分が仕事してるところを見てるし、自分は妻が家事をしたりのんびりしたりしているところを見ながら仕事をしている。
学生時代付き合ってる頃からずっとそんな感じで、それが気楽に感じるような関係性ということだ。
妻は普段は料理も掃除も子供の世話もそつなくこなしているがたまに
突然1日中パジャマでゴロゴロしたりドラマを全話一気見したり趣味に熱中したりして何もしなくなる。
そうなると自分はにわかにやる気が湧いてきて、部屋を片付けたり料理したり子供を遊びに連れて行ったりする。これで大体うまく回っている。
両親とも家にずっといるというのは特殊なんだと思うが、二人家にいればこれで適当に回せるのである。
役割分担やルールを決めすぎるのはウチには向いていない。利他的動機づけというものが自分と妻にはデフォでインストールされているようだ。
一番大変だったのは、ひとりめが生まれて数年だった。夜泣きがすごく、寝てもすぐ起きる、寝かしつけも大変、毎日深夜におんぶして階段を何往復もした。でも若かったので二人なら体力と根性で乗り切れた。赤ちゃんを抱いている多幸感がすごくて辛いとは思わなかった。ただ同じことの繰り返しで面倒くさいとは思った。今日に至るまで、育児とはほとんどが同じことの繰り返しである。
子供の頃、母親の友人が生まれたばかりの赤ちゃんを連れてきたことがあった。目の前に寝かされた赤ちゃんを見て胸の奥から湧いてくる切ないような愛しさを感じて、手を握って飽きずに1時間ぐらい赤ちゃんの表情を見ていた。赤ちゃんが帰った後、何度も自分に弟や子供が生まれる夢を見て、目覚めてから自分には赤ちゃんがいない現実が寂しくて泣いていた。
一人目の赤ちゃんが生まれた時、あの時と同じ切ない愛しさが胸に満ちて、涙が出るほど嬉しかった。あの多幸感を思い出すだけで大体のことは乗り切れそうだなと思う。自分には赤ちゃんと接する才能があったのかもしれないと思う。赤ちゃんの表情を見ているだけで、勝手に感情移入してしまい、何をしたいのか、何をして欲しいのか読み取ってしまうのだ。こうして赤ちゃんは常に甘えたいのはママ、遊びたいのはパパ、という関係性で楽しくかつ面倒くさい関係を築いてこれた。
ふたりめが生まれた時、勝手に寝て一人で遊ぶ子で、一人目と比べて楽すぎて拍子抜けした。これなら人数増えてもいけそうだね、と新たな赤ちゃん見たさに3人目も作ってしまった。3人目でも赤ちゃんは可愛かった。自分は3人生まれた時にもうやめとこうと決意したが、やっぱりもう一人ぐらい赤ちゃんを見たいと妻が言ったとき、決意を翻して本当に良かった。
4人目の赤ちゃんが生まれた時が多幸感のピークだった。あまりに幸せなお産すぎて「こんないいお産があるんですね」と助産師さんも感動していた。
そしていままさに毎日面倒くさい子育てに直面している。仕事が忙しいのに夏休みで4人もの子供たちが家にいるのである。何度今忙しいからダメと言っても幼児が膝に乗ってくるのである。
膝に乗ってくるのもあと数年、シャットアウトするのは忍びないという思いが仕事を遅らせ、本当に困っている。
赤ちゃんの頃一番楽だった二人目は思春期で今一番苦労している。絵を描いたから見てくれ、本を読んでくれ、自転車に乗れるようになったから見てくれ、カードゲームを一緒にやってくれ、一緒に自転車でスーパーに行こう、夏休みの課題をやってない、朝起きれない、夜寝ない、テスト勉強だ、塾の送り迎えだ、受験だ、進路を決めなきゃいけない、本当に面倒くさい。他人と関わるのが苦手だった自分が、妻を含め、5人もの人間と濃密に関わる人生になるとは思っていなかった。
宮崎駿が言う通り、人生において大事なことは全て面倒くさいのである。
育てているつもりはない。濃密に関わりながら、育っていく様子を観察しているだけである。
30歳になったけど何がしたいのか、これから先どうなるのか分からない
男性 30歳
趣味は特になく仕事終わりにNetflixやYoutubeを垂れ流しor適当なネット記事を漁る
これから先何をして行けばいいのかわからない。やりたいこともないし、身体も弱いからいつ収入がなくなるか分からない
世の中の30歳は何を希望?にしながら生きているのか知りたい
俺フリーランス、専業主婦の妻から「全然家事育児を平等に負担してくれない」とかいう舐め腐ったことを言われる
曰く、「家事育児の負担が 妻5:夫5 なら平等だけど、現状 妻7:夫3 くらいにしかなってない」という認識だそうです
勘弁してくれよと
俺はフリーランスだから仕事無いときは積極的に家事育児も分担できるんであって
会社員夫の妻とか、共働き夫婦とか、もっと厳しい状況に置かれてるんだぞ
そもそも、家事と育児が専業主婦の仕事であって、自分の職責の範囲内の事は最後まで泣き言言わずに単独で完遂するのが基本だと言うことが分かってない
俺が仕事で「モウ無理ー!」ってぴえんして仕事投げ出すことが許されてると思うのか?なぜそれが専業主婦には許されてると思うのか?本当に甘やかされすぎだろ専業主婦
しかも、専業主婦の仕事内容は俺でも手伝えるし、なんなら俺の方が手際良いまであるから、仕事の合間に手伝ってるんだが
妻は俺の仕事を手伝う意思もなければスキルもないわけで、あまりにも状況が非対称的に不公平だと思う。
夫でも担当できる範囲内の家事育児の仕事をしてる専業主婦のほうが圧倒的に有利じゃん。「手伝えるのに手伝わない!」ってわめけるから。
リタイア後に、俺が仕事で本当に辛かったとき、妻は仕事を手伝ってくれなかった!ってわめく夫を想像できるか?できんだろ。それが非対称性よ。
もっと言うと、じゃあお前俺の仕事手伝ってみろよ簡単なexcel作業くらいできるだろってやらせたら役に立たないカスみたいな表作りかけて「わかんない!」で終了〜、お気楽でいいですねハハハ
まあ、俺が何かをお願いしたとしても、それを やる/やらない は相手固有の判断だから、もし断られても相手の意思を尊重したいので、俺は全然不機嫌にならないし
相手がその作業を やれる/やれない も相手固有の問題だから、期待したような成果が上がってこなくても、全然不機嫌にならないし、表面上「ありがとう。助かった。」って言って流したが
専業主婦の妻は「お願いしたのにやってくれない!思ったとおりにやってくれなかった!」ってキレることが当然だと思っている。こどもか。
更に家事育児で寝不足だからもっと家事育児手伝ってほしいと言った同じ口で、フリーランスの夫に子供を預けて最低時給のアルバイトに行きたいとか言ってきて、まじでコイツ〜ってなったりしている。
実働は朝晩の2時間で(近所のローソンまで1時間かかる僻地で仕事に行ったら部屋に引きこもるしかやることがないため実質12時間拘束)毎月の給料6万くらい(最初は何ヶ月か一年くらい気が向いた時に多めに振り込まれたりしたが後半はなんなら日払いになった。なお俺の事情によるシフト変更はめちゃくちゃ嫌がられる。バイトにいくと行っても嫌がられる)でシフトなる概念は雇用主の両親が一方的に決める(その日の気分や都合でコロコロ変わる。前日の夜ならまだマシ。ひどい場合は半日待機して5分前に一方的に変わってやる宣言がされ仕事がなくなり日当がで無かったりした)世界なので「交通費含めたら最低賃金は切ってる」以上のことはわからない(給与明細どころか雇用条件すら不明)仕事だったが、引きこもりニートのすねかじりの俺はやるしかなかった
この度両親の一方的な廃業決定により(事前に相談どころか通告すらされてないため「仕事やメルからお前は。、あ?知らなかった?」くらいのノリで言われた)無事日雇い労働者にジョブチェンジしたが、どうやら俺はここ5年間仕事をしてなかったらしいということが判明した。
雇用されてない。週5以上でて月6万は明らかにおかしいがまぁ多分年金やら諸々払ってのことだろうと思っていた。
給与明細など発行されないのだ。
しかし実際は親が「善意で」払ってる形であり、俺は実家で毎日4時間だけ手伝って(両親の労働は他人に雇われて働くことであり、フリーランスや自分たちが働かせるのは含めないらしい)小遣いをもらう穀潰し扱いだったらしいらしい
同じ口で「日雇いばかりいかず長期のバイトを探せ」など言われるが、職歴真っ白の35歳の履歴書見て誰が雇うねん現実みろや。お前らがやらせてた仕事らしきに何かとと違ってタイミーは最低賃金は払われるし実働分払われるし給与明細も労働者契約書も発行される神サイトなんや
毎月、3〜5人以上の人が読んでくれて、銀行口座に振り込まれた額は総額9千円近くになった。
(ちなみに、Kindleの自己出版は費用は無料。売上から手数料を引かれた額が振り込まれる)
AmazonKindleの自己出版(KDP)は、闘病記というジャンルについて、革命を起こしたと思う。
有名人とかすでに出版業界の中にいる人が、病気になったりしたら、すぐに闘病記本が出版されたりするが、
自分も昔、出版社に持ち込みしようとしたことがあるが、まったくダメだった。
で、有名人とか出版業界人による闘病記は、特殊な世界で生きている人たちの話なので、普通の患者にはあまり参考にならないことが多い。
普通の人は、病気になっても、仕事をして生活費を稼がないといけないし、家でできるフリーランスな仕事をコネで回してもらったりも基本ない。
病気当事者によるブログは、同じ病気の人たちを励ますとともに、サバイバルするための重要な情報源だった。
どこで仕事を見つければいいのか、どんな福祉制度が使えるのか、実際使ってみての感想、生活を送る上でのTIPS。
そんな中、KDPは、(日本語をある程度書ける人であれば)誰でも他の人に届く本を売る機会を用意してくれた。
別に芸能人でなくても、出版業界にコネがなくても、誰でも面白いもの・有益なものを書けば、読んでくれる人がいる。
そして書き手も、普通に世の中にまぎれている一般人だから、普通の患者が読んでも参考になる。
これはすごいことだと思う。
だから、闘病記も当事者向けというより、マジョリティに向けた内容になる。
ネットでバズったりしないと一般人の書き手には声は掛からない。
しかし電子書籍の場合、病気当事者向けの本という「確実にニーズはあるが、紙の書籍で出してもペイしないもの」を出すことが出来て、書き手にお小遣いが入ってくる。
インターネットがある世の中で本当に善かったと思う。
2024年11月から施行される「フリーランス・事業者間取引適正化等法 」
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/download/freelance/law_03.pdf
よく聞く業界慣例の口約束・事後契約が明確に否定されてるやん。
フリーランスでゲームエンジン担当したり調整したりの仕事を今でもやってます。
「ITがつまらなくなった」「ゲーム制作がつまらなくなった」のは違う角度の話も入りますが同意です。
おそらく現在40歳あたり以降の人たちは「めちゃくちゃコード書けた時代」の人たちだったと思います。
私もめちゃくちゃコード書いてましたし、他人のコードも修正してたし(それでキレられたり1日中討論したりも)、何より車輪の再発明がすごく楽しかった。
Game Programming Gemsが唯一の経験者のナレッジの詰め合わせで、貪るように読んでましたね。懐かしい。
というよりそうでないと生き残れなかった。
何よりもコードを書くのが楽しい、起きてる間は全てコーディング、アーキテクト、新技術の調査に時間を充てるような生き方しか出来ない人たち。
生産性?それよりもテンプレートプログラミング面白くね?意味あるか分からんけど。そういやこのコンパイラいいよね、メモリの使い方上手くてさあ。
プログラミング全般の技術力は、正しい知識を身に着けているかも重要なんですが、それよりも重要なのはライブラリの仕様を覚えるくらい何度も何度もアウトプットすることなんですよね。
DirectXやOpenGLの仕様を追えばだいたい効率的な計算方法や描画手法は身についちゃうので。
技術体系に紐づくものだったり、デザパタとかある程度知っておくものもあるにはありますが、何なら自分で見つけたくらいの方が遥かに理解度が高い。
頭で創るより、実際に書いてコンパイラ通して目で確認するほうが何倍も重要。
3Dゲームの知見がまだまだ日本に足りていない時代、ドラマチックな演出を行おうとしたら別の技術が必要になった。
今の時代では、ただFPS/TPSにすりゃええって回答になっていますが、模範解答として映画しかモデルが無かったんですよね。
しかも日本の画作りは時間を使った画作りより、止め画、見栄を軸とした画が多くて、海外のセンスとはジャンルが違う。
最先端の技術を生業にしていた大手ゲームパブリッシャー、デベロッパーは頭を抱えていました。
なにせ、個人の技術で戦ってきてしまっていた日本では太刀打ちできないことがわかったからです。
すでに海外では映画や映像の最先端の技術者やクリエイターをかき集め、サイエンスとしてナレッジ化を進めていました。
物理学者を集めまくってたのもそのときだったのを覚えています。
結果的に、大手は各社最高のグラフィックエンジンやクロスコンパイルエンジンを自社開発しようとして、(ほぼ)全て断念していますね。
……ただフォローのつもりで言いたいのですが、失敗ではあったと思いますが、そこで得た技術は非常に重要なものでして
日本は失敗を許容しない組織が多く、初めるのが遅く、辞めるのも遅い、それでいて二度と挑戦させない文化なので育つ土壌が無いんだと思います。
だいたい誰かが俺仕様で作ったクソみたいなコードを修正して、高速化したりメモリリーク改善したりがメインです。
「またコレか…」のパターン多すぎる。これがつまらなくなった所以です。
GCの仕様くらい考えたらなんでスパイクが起こるかわかるやろ……なんで調べんのなんて思うこともあります。
ただ出来ない人が多い、才能の無い人がビジネスだけでゲーム作ってる時代でもあるので、そのおかげでおまんま食べられてるんだよなって考えてます。
プロジェクトが破綻してることも多くて、その大部分はエンジニアがクソすぎるってのが多いですね。
体制の問題もあるにはあるんですが、ゲームにこだわることもなく、ただ稼げるで来ちゃった人たち。
だからそんな人達に何か伝えても響くことも無いし、生き方も違うので何も言わない。
ゲーム自体もどこかで見た何か。なので正解が存在するのでアーキテクトや制作に頭をひねる必要も無い。
感謝されるのでやりがいはあるんですが、当時激論を交わしていたような人たちはゲーム業界から離れ超ホワイトな外資系や大手でぬくぬくやってます。
幸いなことにソーシャルゲームバブルが起こり、その波に乗れた人たちです。
たまたま私の周りはコミュニケーション能力や問題解決能力、分解能力が高かったのでちゃんと地位を築き、ちゃんと生活しています。
会社ではそこそこのベテランとして頼られてて、現場と営業をつなぐ代えがたい人材みたいな扱いを受けていたはずだった。
でもある日、治らない病気持ちになった。
普通に通勤してたらガチれるのは1日4時間ぐらいで、あとの時間は体のケアに費やされていると言っていい。
テレワークさせて貰えるようにはなったけど、会社の業態がテレワークと噛み合ってないせいで昔みたいには出来ない。
一番痛いのはなんとなく皆の話が耳に入っていたのが全く聞こえなくなったこと。
噂好きのサボり魔が社内チャットで色々うわさ話をしてくるけど、あくまでそういうタイプの人間が面白おかしく話してるレベルでしかないので信用すると痛い目を見る。
でも今はもう無理だ。
当然のように待遇は大きく変わった。
俺用の特別な給与体系を作るわけにもいかず、俺は独立させられてフリーランスとして雇われている。
ただでさえ色々と振りになっているのに、給料も大幅に下げられた。
でも文句は言えない。
闘病にかかる費用を考えると貯金がギリギリ減らないラインを維持するので精一杯だ。
何が一番辛いって、俺抜きでも職場は回っているということだ。
俺が抜けたことで仕事のやり方は結構変わったらしく、「今まで通り仕事を続けていくにあたって代えがたい人材」だったのは間違いないらしい。
だけどそれは職場のやり方を変えるという一手間を惜しむことが出来るぐらいの意味しかなかったわけだ。
虚しい。
給料はそこらのリーマンなんかよりずっと貰っていて、公務員になった知り合いと飲みに行ったりした時は「アホだなー俺なんてこんな貰ってるぜwww」とマウントも取れていた。
でも今は逆にマウントを取られる側。
それも男女ひっくるめた日本人の中央年収っていうパートタイムや派遣がウジャウジャ入ってくるような物からマウントを取られている。
これから就職活動をするなら病気の人間としてなんだろうけど、障害者雇用をさせて貰えるってわけじゃない。
つうか、もし出来たとしても障害者レベルの給料しか貰えないなんてこっちから願い下げだ。
ちょっと同じ会社で長く務めてただけで大して能力があるわけでもない人間なんだってことが今ならよく分かる。
会社が上手く行ってただけで俺が凄かったわけじゃないんだ。
虚しいわ。
社会的に成功するのってこんなにも簡単に崩れるようなものなんだな。
貯金はある。
でも今後増えることはないだろうな。
投資で上手く増やそうなんて夢みたいな話を考える余裕なんてない。
何が一番辛いって、俺の職業人としての能力が、全然替えがきくってことが証明されたことだ。
とにかくこれが辛い。
俺は、何も掴んじゃいなかったんだなあ。
業界全体が人余りになった状態で会社から弾き出されるとマジで居場所ないぞ。
アラフォー以上は本当にどこも雇ってくれない。
同じ業界の中で仕事がないからと他業種に行くとそこでも厳しい現実が待っている。
その業界において新人も同然の中高年を雇ってくれる会社がまったくないのだ。
新人と同じ給与水準でいいとこっちが主張しても、その給与で中年を雇うことそのものに難色を示す。
日本社会が年功序列を推し進めていて、部活とかでも「無能であっても先輩は先輩だから偉い」と語ってきた経験から、どこの会社も「オッサンを新人扱い出来ない」という社内風土の問題を抱えている。
そもそも日本社会は未だに子供を作って家族を養う価値観を根強く内包しているので、いい年こいたオッサンが家族を食わせていけないような給料で雇われる事自体が不道徳とさえされる。
アルバイトレベルの給料でいいからと応募してきた中高年なんて、そもそもが人間として信用できないということである。
当然、それ以上の給与水準の場合は経験年数のない人間は弾かれる。
そして同業他社で就活をすれば「業界全体で人間がダブついてるから貴方もクビになったの分かってますよね?」という感じで実にそっけない。
今はまだ少子高齢化で人間が足りなくなっているが、これから機械技術とAIが発達することでドンドン人間がいらなくなる。
技術・事務・営業の仕事はAIに奪われていくし、運送・接客・サポートの仕事は自動化されていく。
人余りの時代が再び訪れるのは明白なんだ。
その時、きっと多くの人が口にするだろう。
「公務員になればよかった」
「公務員はズルイ」
と。
今、目の前にある売り手就活市場に流されて公務員を選ばなかった奴らが無責任にそれを言うわけだ。
全く見ものだな。
俺のようにちゃんと手に職をつけてフリーランスになるならともかく、ダラダラサラリーマンをやるつもりの癖に公務員バッシングする連中の気が知れないぜ