「不景気」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 不景気とは

2020-01-09

禁酒法っぽくなってきたな(苦笑)

医師アルコール依存症を診察すると10人中11人はストロングゼロを飲んでいるってくらいに、みんな飲んでる』

https://togetter.com/li/1451723

医者ストロングゼロ健康被害ちょっとシャレにならなくなってきた」

https://togetter.com/li/1450377

18世紀イギリスジン21世紀日本ストロングゼロ共通点狂気ジン時代の話や今後の流れの予想など

https://togetter.com/li/1452197

薬物をやって服役してた人に「出所後一番楽しかたことは?」と聞いたら「ストロングゼロだな!あれほぼシャブだな!」と返ってきた

https://togetter.com/li/1451530

一人多いと言う突っ込みで草。

自称医者ストロングゼロを決めながら書いたのかな?(白目)

個人的にはこの手の安易結論を導き出して、短絡的に規制を訴える様な話は信用しないようにしている。

そもそもアル中がどうこう言っているけど、値段が安い酒であるコレが悪目立ちしているのも普通にあるでしょ。

酒税関係不景気不景気経済も底に穴が空いた状態から、他の酒に手が出しにくくなる現状は実際にあるだろうよ。

何か村正が呪われた刀であると言うのと同じ論法を用いている気がするなぁ。

これで値段が安いか酒税やらを上げろと言う動きをすれば、それこそ発泡酒と同じで酒造メーカーユーザー普通に喧嘩を売る事になる訳だけどね。

それとエタノール有害から安易規制と言う結論を導き出している連中の方がどうかしていると思う。

DHMOと同じ匂いがして仕方ないんだよね、この話題

そもそも350ml×3=1050mlだし、500ml×3=1500mlなのだから、酔う人は普通に酔うでしょ。

チューハイと言えども9%あるのだし、3%と言う弱い度数でも量を飲めば普通に酔うのは当たり前。

それに日本自体質的お酒に弱い人も元々多いのだから

質的に弱くて、酔う人ならば1本飲まなくても普通に度数の弱いどんなお酒でも酔うでしょうに。

しかしこれ普通にキリスト系やその周辺のカルト匂いがするのは気のせいかね?

あいつら何でも規制するのが大好きだからな。

何せ少し前にも児童ポルノ関係話題でも全く関係ない漫画等の創作物児童ポルノ扱いをして、規制規制と喚き散らしていた事実があるしな。

それに昔の事で言えば、当時禁酒法やらかし元凶と言う歴史的事実であるのだから

2020-01-06

anond:20200106164335

各々の問題に従ってどうか?ならともかく、自称左翼自称右翼の連中が自分たち陣営を増やすかどうかばかりにこだわってるから意味がないし、「政治にはかかわりたくない」という状態を生んでるの。

問題一つ一つに対しての是非であれば右翼から左翼からというのはノイズ以外の何物でもない。

冷戦崩壊と、新自由主義化によるバブル形成崩壊不景気により右翼左翼定義は完全に無意味となった。

2020-01-05

神保町ですが別に不景気ではございませんし成長もしております エコー

2020-01-03

これから世代には可能しかないだろ

いまの世はとんでもない不景気で、まったくひどいもんだよな。

でも長い目でみたらさ、200年くらい前からこの国の経済って

めちゃくちゃな勢いで成長はしてるんだよな。

あれこれ技術革新とかがあって、社会資産が溜まってってっさ。

調べてみたら、いまでもこの国は、毎年3.25%も金持ちになってってるらしいよ。

これがずっと続けば、まちがいなく社会もっともっとかになっていくでしょ。

技術革新によって機械がいろんな人を失業させるだろうけど実際、そこまで心配する必要ないよな。

だって、ぜんぶの労働機械に置き換えられたら誰も働く必要はなくなって、

いま人類が抱えてる経済のあらゆる問題は、まるっと解決されちゃうんだからさ。

で、そうなったとき、暇になった人類はいったい何をするんだろうな?

いまは勤勉が良いこととされてるからほとんどの人は暇と自由に耐えられなくて地獄なんじゃないか

ごくわずかに残った仕事を細切れにしてみんなで配って、なんとか労働を続けようとするかもしれないな。

でもさ、働く必要がなくなったら世の中の道徳倫理観も変わって、

これまでの「金持ちが偉い、みんな金持ちを目指すべき」って価値観は、間違いなく否定されていく。

そういった考え方は、社会が豊かになるまでの一時的方便しかないんだもん。

そうなると、「本当の生き方を知ってる奴」だけが人生を真に生きることができるだろうな。

社会が十分に豊かになりゃ、みんなから尊敬されるのは「他人価値観に踊らされず、本当に自分人生を生きられる人」になる。

でも、そういう生き方実践できるのは今のところ、才能がある限られた人だけだよな、歌がめっちゃ歌える人とかさ。

まぁこんな話、実現するのは100年以上先だろうけどさ。

でも、世の中がそうなるのはわかりきってるんだから、俺たちはあんまり経済問題でくよくよ悩まず、

歯のことは歯医者さんに任せるみたいに、経済問題経済専門家に任せちゃってさ。

俺たちは、自分人生を最高に楽しむための準備をしたほうが、いいんじゃないかな。

ジョン・メイナード・ケインズ (1883 - 1946)

Economic Possibilities for our Grandchildren (1930)

https://genpaku.org/keynes/misc/keynesfuture.pdf

anond:20200103091336

突き落とすペンギンを求め、さらに成果がでても成果を当人にも渡さないのが日本

まだ成果と給料が連動している、かつ、永久不景気日本脱出できるチャンスがあるのが外資

有望なテーマだったらどんなものでも3分で結果がでてくれるし、周りの人間が奪える、隙を見て邪魔をして自分のしょうもない欲求のために尽くさせることができるなんて

腐った人間が多いってのはよくわかったわ。

それならまだ成果と給料が連動でき、日本を出れる外資を次の選択肢に入れてるな。

2019-12-29

成田空港出国ラッシュらしい

しか過去最多だってよ。

年末ってのに働いているのに世間様はなんでこんなに余裕あるの?

こっちの生活税金やらでカツカツなのに海外旅行なんか夢のまた夢だわ。

不景気どこいったんだよ。

みんなで不幸になろうぜ

2019-12-25

バブル世代の悲哀

安倍政権もそうだけど、あの頃の人達現実に対しての実感が希薄なんだよね。想像力の欠如。ひと世代前の人達戦争人殺ししたり家族の為に身を売ったり、ひと世代後が不景気日本の事しか知らなかったり、そういった現実に対する認識が。希薄。むしろバブル世代が特異な存在だってことが認識できてないんだよね。今はその世代世論ハンドルを握ってるからガラスの向こう側。地に足つかない。

可哀想だよね。

多分この泥臭い実感を想像できない。可哀想人達

2019-12-18

anond:20191218122814

大学は出たけれど」って小津安二郎映画やな

不景気になるとこういうのがたくさん出てくるんだろうな…

2019-12-10

anond:20191209185406

不景気から車が売れないと言うのはまったくの甘え!

努力が足りない!

100万円で売れないなら1万円に値下げすればいいだけの話

1万円で売れなければ100円で

100円ならフリーター相手でも十分勝負できる

極端な話、徒歩より安ければみんな車を使う

そこまで努力して初めて不満を言っても許される

各社の経営者はそれだけの努力をしているの?と僕は聞きたい

今のメーカーの不満はただの言い訳!甘え!

お客さんの前に行って堂々と100万円くださいと言えるだけの努力をしているの?

100万円と言うのはそれはもう大変な額

正社員が1か月かかっても稼げない

それに見合うだけの価値がないから売れない

簡単な話

まり努力不足!

もっと真剣努力すれば必ず売れる!

ネットだとか景気だとか若者のせいにするのは甘え!

大人に成れていない証拠

もっと必死努力するべき!

2019-12-09

人生は順調だけどちょっとつらい

世帯年収は800(俺500、妻300)

子どもは男女一人ずつ

俺の金融資産だけで2700、妻の分は知らん。

貯金は年100ぐらい。

60まで15年以上あるから子供二人の学費と老後の2000万は確保できるはず。

でもあまり明るい未来が見えない

少なから離婚可能性もあるし、親が要介護になれば、仕事は続けられない。

金融資産の半分は株で、この先何回か不景気に見舞われる。

不景気の時に出費が重なるのとどうしようもない。

俺は学費に加え、結婚費用や、最初の車代も親に出してもらったけど、自分の子どもにそこまでしてやれる余裕がない。

順調な生活をしてるはずなのに、なんかつらいんだよな

anond:20191209011201

から、「条件が会わなければ職を変えれる」というのは好景気求人が多い時にしか成り立たんっての。

そして、日本は長年不景気で、そして景気は再び悪化していく。雇われは弱い立場。ただ、逃げることができるということだけが武器

職を変えれるという逃げができない状態ではパワハラでも耐えるしか無いというまあ、今のような状態になるってこと。

2019-12-08

anond:20191208235523

別に今でも会社辞めて転職するのが当たり前なら逃げれるよ。

不景気から、やめた際に再就職ができないか自殺しか道がなくなるんだよ。

不景気状態で、雇用だけ不安定にした結果が派遣刈りな。

ボス絶対的に強い状態逃げられないがこそパワハラも通りまくる。

消費税増税で再び不景気に再突入から自殺増えてくるだろうね。氷河期世代もまた生まれるだろうね。

日本経済的低迷の戦犯道徳的価値観

浪費をさせない、周囲の機嫌を損ねない、貧乏人に迷惑を掛けないという東洋的な価値観日本経済的低迷の原因だと強く考える。

日本エコへのこだわりとかがそうでしょ?これも浪費させないという道徳的価値観に一致する。

浪費を善とする新自由主義時代資本主義価値観日本道徳的価値観は相反する。

日本の長期不況(日本不景気現在進行形であればの話だが)の一番の戦犯は間違いなく道徳的価値観

2019-12-07

anond:20191207203613

小泉が痛みに耐えて成長する!とめちゃくちゃ新自由主義改革をやった。結果はでず、むしろ衰退と不景気けが残った。

自民が少し方向転換し始めたところ、民主党改革不足だ!と言って小泉のやってたことを更に強烈に推し進めた。不景気は強烈になった。

そこで、安倍リフレを携えてやってきた。リフレのもと、通貨量を増やすのはは確かに効果があった。しかし、消費税増税で金の回転が落ち、しかも2回もやり、ダメになってきているのが今。

ただし、民主党本体小泉新自由主義路線から民主党本体には委ねられない。

自民党か、野党側のMMT側がなんとかそれぞれの陣営の主流派になれるか。

2019-12-05

anond:20191205075815

政治とか良く分かってない馬鹿増田だけど

桜を見る会とか本当にどうでも良いわ。

それよりも今の不景気をどうにかしたり、生活向上になるような会議をしたり

そういった方面もっと頑張ってくれよって思うわ。

どうでも良い事に時間を割き続けないで、もっと実用的なもの時間を使って欲しい。

2019-12-02

シュレッダー障害者のせいだし



不景気少子化KKOが悪い(閣議決定

結婚したら共働き?片働き?

どっちが理に適っているか

不景気金もいから将来を見据えて共働き

今の生活を確実に進めていくために片働き

個人的には、片方は正社員バリバリ働いて家計を大きく支えて、もう片方はパートで少しずつ稼ぎながら確実に家の中の仕事を進める

そっちの方が、無理な負担をしないで生活できそうでいいよねって思う

共働きだとお互い死んでて家庭が暗くなりそう

家事もたまりそうだし

2019-11-29

企業デフレ推進するようなことをやって平気な理由

経団連もっと消費税上げるべき!と平気で国内消費を冷やす提言をしてて平気な理由を考えた。

結論から言えば日本いくら不景気になっても儲けることが出来る、いや、むしろ不景気になる程儲かる、と個人的結論できたから書いてみることにした。

まず、デフレになれば給料として出て行く数字は小さくなる、つまり少ない金額で人や下請けを働かせることができる。

次に、経団連にいるような企業海外でもガンガン売ってるから自由にできる外貨もわんさかある

そして政府円安誘導することで、デフレによって国内お金価値が上がろうが関係なく人件費が下がる。外貨日本円に変換して払うことで。

デフレなので、生きていくのに必要お金絶対値は小さい。15万円で雇うとする。

円高(仮に$1 ¥75にしようか)だと月に$2000払うことになる

適正レート(仮に$1 ¥100にしようか)だと月に$1500払うことになる

円安(仮に$1 ¥150にしようか)だと月に$1000払うことになる

さらに都合がいいことに海外インフレしてるから、その国の中でのお金価値はさがっていく。例えば去年$20000で売った車を今年は$25000で売ることができる。極端だけど。

と言うことは一台の車から手に入る日本円の総額が増える。だけどそこから払う給料は減っていく。

あいつら本当に頭いい。日本デフレになって海外インフレすることで儲けるには円安にすればいい。

民主党時代にアホみたいに円高になったときは冷や冷やしてたんじゃないかな。

2019-11-24

キメラって…

新しいポケモン化石ポケモン話題になっていて、ずばりギリシャ神話キマイラのことではなくて、普段からよく話題になる想像上の生き物で「複数動物の特徴を掛け合わせているやつがいたなぁ」って思ったりしてたんですよ。

そいつドラゴン」とか「龍」とかい呼び名でよばれているんですけど。

個人的な分類なのでそれが常識ということは全然ないので構えずに聞いていただければ幸いなんですが、ドラゴンって呼ぶ時は西洋伝承の竜、「龍」って呼ぶ時は東洋伝承リュウ意識しています西洋伝承との比較話題ときにはわざわざ東洋龍をドラゴンとかよんだりして自分からルールを破るので、本当にそこは私事ですよね。

ちょっと前にNHK特集ドラゴン伝説に関する番組があったりしたんです。

テロップに「人類学者」「歴史学者」「宗教学者」って表示される人の他には、古生物学者さんとか比較生物学者さん、気象学者さんなんかもコメントしていたのが印象に残ってます。あと世間話ドラゴンって話題に出すときには、地理学勉強している知人と話していることが個人的に多かったりもしますね。結構、色んな分野からドラゴン伝承というもの話題にすることができるってのは面白いなと思います

生物学的な知見から語るドラゴンとはずばり恐竜化石の話でした。僕たちの世代ともなると人間何人ぶんくらいの恐竜化石が見つかったとして、それは人類が成立する前の時代の、大昔の生き物の痕跡であって「こんな生き物がいまも生きて闊歩している」とは咄嗟にも思わない訳ですが、それは今日に至るまでの研究成果とそれを知識として普及できる教育の賜物であって、それがなかった時代の人たちはそうは思えなかったって話です。

番組ではルーマニアで有名な翼竜化石が見つかっていると言及されていましたが、ルーマニアドラキュラ伝承の元になったヴラド・ドラクル公の故郷ですよね。「ドラクル」という別名は彼の自称で「悪魔の子」って意味だとよく言われますが、本当は「竜の子」とかそういう自称だそうです。言語には明るくないのでもっと正確な意訳ができず恐縮でありますが、無知身上なので「音が似てますもんね」とか言います。どうしてそれが「悪魔の子」だなんて受け取られ方をしたかと言えば後述したいと思いますが「ドラゴンは当時の人々にとっておそろしい敵役で、悪魔に連なるキャラクター」だったからです。竜の子なんて自称するのはその宗教的事情考慮するならば自ら悪魔敵役を名乗る型破りなことだった訳ですね。かなり話が脱線しましたが、竜の子ヴラドの伝説的な話が根付ルーマニアで、空を飛ぶ恐竜化石が見つかっているという話がなんだか面白いなと僕は思う訳です。「無関係とは言えないだろう」とか僕なら思っちゃうし言いたいですし、当時の文献記録に化石の発掘らしき出来事記述とかあるならそれは想像捗るので素敵な話だと思います

比較生物学的な見地からはいまも生きている生き物、特に蛇が槍玉に挙がっていました。ずばりって感じがします。番組では「何故ドラゴンは火を吐く?」という疑問に対して、蛇がちろちろと舌を出す様子に触れつつ、この蛇の習性が「誤った情報伝達の仕方をして」ドラゴンに火を吐かせるようにしたのではないかという話をしていたのでこれが面白かったですね。

まずドラゴンという想像上の生き物が成立する。次に「ドラゴン想像上の生き物で、実物を人前に持ってきて伝えることができないから」人間想像を絵に描いて伝えようとします。この間に、ドラゴンというのは実在しない生物なので、かわりに実在する他の生き物の特徴を取り込んでイラストとして出力されてしまう訳です。無いものを描くことはできないので、かわりに実際に有るものの特徴を代用して想像を膨らませていく。会話で比喩表現を使うようなもんですよね、「奴は蛇のようにずる賢い性格なんだ」とか「鳩が鉄砲で撃たれたような顔してるぜ」とか。

それで番組に出てきた絵なんですけど、たぶん火を吐いてなかったんですよ。イラストの横に難しいラテン語でびっしり説明文書かれていましたが、「これは火を吐いている絵ではなく、蛇のように舌をちろちろさせているドラゴンイラストです」って言われたら僕はそれで納得してしまます。そんな絵でした。

ところで遠い土地に住んでいる人に自分の描いた絵はこういうものだと事細かく説明できますか? 僕はそういうのが得意ではないので、しばしば伝言ゲームみたいになっちゃうんですよ。これが誰もが当たり前にまだラテン語を読めなかった時代で、聖書記述すら読み書きの技術を持つ教会神父様に読み聞かせていただかなればならなかった時代となると、もっと大変だったと思います。もちろん、そういう誤解が広がらない為にバチカンの偉い司祭様たちは色んな対策を立てたと思いますが、果たして悪魔の姿形まで全員の意見を一致させようと手を回す余裕があったのか」はわかりません。イラストというのは文字言葉より強烈です、写真の無かった時代ならそれは写真の代わりすらつとまったほどに。それでもやはり限界はありますよね。実際にあるものを観察して正確に描いたものなら兎も角、空想風景自分が見たことのある風景に喩えながら暗中模索で描きあげたらしいドラゴンイラストですから尚更。もちろんそれを見せる相手が目の前にいたなら言葉にして説明できたでしょうが、その絵が本に載って遠い土地にいる人たちの手に渡った時、そして彼らが字を読み書きできないとかそもそも違う言葉を喋っている人たちだったりしたら、蛇の舌の絵が火を吐いているように受け取られたりしても即座に訂正したりできないのでそのまま広がってしまますよね。

ここでちょっと本旨に触れていますが、空想上の生き物は実際にはいないのでそれが絵や銅像といった形にされる際、実在する動物の特徴をつぎはぎにして成立する時がある、というのが比較生物学的な知見で言いたかたこであるように思います

恐竜化石にしたって、伝説に語られるファブニールヒドラのものしか見えない代物が発掘されている訳じゃありませんからそもそも恐竜化石から想定した想像図が最近すこしずつ変わっているらしくて、僕が映画で見たティラノサウルスコモドドラゴンじみた堅そうなウロコに覆われた姿でしたが、いまは鳥のように羽毛が生えていたのではないかと言われているそうです。ここはもう少し言及すると、恐竜末裔はいまも空を飛んでいる鳥、特に渡り鳥である、なんて話にも波及していきそうですが、僕はそのへん浅学なので触るだけで容赦していただきたく思います

最後歴史学人類学宗教学、あとすごく恐縮なんですが地理学から見たドラゴンの話をしたいな、と思います。ここがすごく自分が興味ある分野になるので話が長くなりそうなんですが、そのほとんどが他の人から受け売り知識・聞きかじりの知識であることを先に明言してから話したいと思います。この話を僕にしてくださった皆様に限りない御礼と尊敬を。

まず、先程までドラゴンが火を吐くのは、蛇の舌の特徴を取り込んで描いた想像図を見た別の人が、その絵の様子を「火を吐いている」と誤解して広がったからではないのか、と話題にしていました。さらにここを掘り下げて「何故火を吐いている姿に見えた(誤解した)んだろう?」という話をしようかと思います

ラクル公の話にも戻りますが、西洋ドラゴン悪魔に連なる存在であり、人々にとっておそろしい敵役だったと言います。これは特に難しい理由がある訳ではなくて、人間より大きく、翼を持っていたり、人間の頭を咥え込める大きな口にずらりと牙が並んでいたり、ずばり「人間に噛みついて攻撃してくる蛇という生き物が人間よりでかかったら食べられそうで怖い」という恐怖心が、当時の宗教的道徳観で形成されている独特の恐怖心とつよく結びついた結果だと思います恐竜人間を食べそうだから怖い、ドラゴン人間を食べるから怖い、悪魔地獄にいて人間に悪いことをするから怖い、というのが全部同じ話になってしまった時、「ドラゴン悪魔の手先である」という話になるんですね。そこにバチカン神父様まで話を合わせはじめるともう誰も待ったをかける人間がいなくなる。恐怖とは使い方があるのです。「食べ物を粗末にすると目が潰れるからしてはいけない」なんて言い回し日本にはありますが、本当にそうなのか?といえば絶対にそんなことないですよね。それが本当の話になってしまうと、目が見えない障がいと向き合って生きている人たちはみんな「食べ物を粗末にした」罰でそうなったという理屈が通じてしまうので大変失礼な話になりますぶっちゃけこの言い回し、嘘か本当かで言えば嘘の話ですよね。でもいま食卓に並んでいる食べ物を、少なくないお金を支払い、少なくない労力を駆使して調理し、なんとか苦労して食卓提供し続けている親からすれば、それを子供台無しにされるのはひどくつらいことであるしその悪癖を矯正しないまま大人になっても子供のためにはならないからなんとかやめさせたいと思うのは当然なわけです。しかし、突然の家不景気に陥れば金銭交換ままならず明日にでもご飯が食べられなくなるという話を、お金単位すら知らない無知の子供に納得してもらうまで言い聞かせるのは大変な交渉スキル言語センス必要とされます。これが「何故人が人を殺してはいけないのか?」「何故人が人から物を強奪してはいけないのか?」というレベルから説明しなければならないとなれば途方もない気分になってきますよね。なのでそれを説明する側は、悪いことをしてはならないという理由として「悪いことをすれば怖い目に遭う」と方便…つまり一種の嘘を用いるという苦肉の策を導入することにしました。これが日本で言えば「目が潰れる」とか「人攫いにあう」とかで、キリスト教国教である場所では「悪いことをすれば悪魔のいる地獄に落ちるぞ」とか言われるようになる訳です。ドラゴンに食べられるのは誰だって嫌ですよね、僕はジュラシックパークティラノサウルスに食べられるレベルから嫌ですしサメだって怖いですから、悪行に対する応報としての悪魔地獄で罪人を責め苛む悪魔ドラゴンを操るなら当時の人たちにとって2倍の怖さになる訳で、時の宗教家たちはおそろしいドラゴン悪魔に与えることでみんなが神の御言葉もっと信じて慎ましく穏やかに生活する世界(=悪人悪魔ドラゴンをおそれて悪行を思いとどまったり、間違えてからでもそれを悪いことだったと反省して償いをする世界)が形成されることを期待したわけです。なので実は違う種類の複数の恐怖が、宗教道徳という枠組みの中で融合するのは全然難しい話ではないってことですね。ドラゴン英雄に退治される話が多いのも似たような理由です。人間勇者が悪いドラゴンを退治して財宝と美しい伴侶を獲得して幸せに暮らす…というのは敵が強いぶん本当にそれを乗り越えられるならば素晴らしい成功であるように思える訳ですね。実際に、ドラゴン退治の伝説宗教に組み込まれた結果、聖ジョージドラゴン退治など、有名な宗教説話としてたくさんの人々に親しまれています。強いドラゴンが悪であったほうが都合がよかった時代場所があったということです。

この長い前提があって、ドラゴンが火を吐く話が続きます。まず多くの宗教において死者の国・地獄とは地下世界に想定されます。そして程度の差はあれど、地獄とは炎の世界で、罪をおかして死んだ者はその炎に焼かれてずっと苦しむと説かれます。これはキリスト教例外ではないというか、悪魔が住む地獄とはその典型であるように思いますね。何故地獄燃えいるかと言えば、人間が火に焼かれる痛みを強烈に忌避する話の他に、古い時代の街並みが火災に弱いというのが挙げられます日本でも江戸時代の平屋づくりなんか想像してくだされば分かりますが、木材を含む家屋が道の両脇にずらりと並んでいるのは火災脆弱なんですよ。火災の真の恐ろしさとは「燃え移る」「燃え広がる」ことです。デマゴーグが人々の間であっという間に拡散して個人名誉毀損の度合いがもう取り返しがつかなくなってしまう様子を「燎原の火」などと喩えますが、あれは草原に火を放つと一瞬で更地になるほどの規模の火災になることのようだと言っています。この草が家に置き換わったようなことが頻発しやす都市計画というのが密集した家屋群にあたります。隣の家同士の距離が近ければ近いほど深刻だという認識で間違いないと言えます対岸の火事なんて言い回しもあるんですが、実は一つの川を挟んだ対岸で火事が起こっているとしても、風向きと風速次第では火の粉が飛び火してきて火事になることも珍しくないらしいです。キリスト教地獄の話をしているのでその圏内にある国の歴史話題にするなら、ロンドンテムズ川を挟んだ両岸の街々が飛び火が原因の大火事被害に見舞われたことがあるそうです(これはNHKドラゴン特集受け売りです)。時代が昔に遡れば遡るほど消火技術というのが未熟なので、燃え盛る地獄イメージが成立したほどの大昔となると一度家に火がつけば街一つ灰になるのも特に珍しくなくて、それが冬越し前ともなれば家の壁と屋根なしで厳しいヨーロッパの冬を耐えなければなりません。みじめなんてものではなくて、死にます火事から助かったとしても家も財産食べ物燃えしまっていて、最悪の場合助けてくれる隣人の家まで飛び火で火事になってて誰も助ける余裕なんかないとなれば、そういうのを「地獄のような風景だ」と言うのでしょう。これを避ける為に毎晩高台に見張りを立てるなどの習慣が根づいたそうです。ファンタジーでやぐらに立つ見張りといえば敵国の侵略者瀬戸際発見するだとか怪物が村や街に侵入しないようにする為だとかいイメージで、もちろんそういう意味での見張りもありますが、一番怖かったのは火事だそうです。というか、敵国の兵士に火付けされることだってあります火攻めとか言われる戦法で、この場合侵略者火事が同時にやってきます侵略者は火で街の財産がすべて灰になる前に大急ぎで火事場泥棒をはたらくので容赦する時間的余裕はありませんし、火をつけられた街の住人だって火に焼かれるか人に殺されるかの極限状態ですから狂乱しています。ただの火事より、もっと大勢死ぬでしょう。侵略者はまさに地獄からやってきた悪魔や化け物に見えたでしょうね。そうやって実際にあった大火災惨事記憶が、架空風景である地獄イメージを補強して、いまの地獄絵図というものがあるそうです。だから悪魔の手先であるドラゴンが火を吐く(操る)のは当然だ。地獄からやってきたのだから」と言われれば、なんだかすごく話の筋が通っているように思いませんかね?

その上で更に別の解釈を交えます地獄は地下世界にあると先述しましたが、地下にあると言えば何を想像するでしょうか。道具や芸術品の材料や貴重品そのものとして今でも生活の身近にある鉱石宝石も地面の下から採掘される資源です。しばしばドラゴンは財宝と関連づけられることを思い出させられますね。化石も地下から現れることが多いです。ドラゴン地獄に住まう悪魔ペットであることと、ドラゴンイメージ形成するのにひと役買ったらしい恐竜化石とがつよく関連づけられるような気がしますね。それで、マグマも地下には流れていますね? マグマによる火災被害、つまり火山噴火というのはそれほど頻繁に起こる訳ではありません。少なくとも、毎日地球のどこでも火山噴火しているともなれば人間生存圏はもっと狭くて、地球人間には住みづらい星だったでしょう。将来的にそうなるかもしれませんけどね。それはそれとして、噴火は頻繁に起こらないので毎日人間マグマに殺されているというほどではないと思いますが、それ故に今でも予測して対策が立てづらく一度起こってしまえばおそろしい被害規模となる天災でもある。邦画にもなった漫画テルマエロマエ舞台くらい昔のローマにおいては、伝説的な火山噴火によって当時の大国が大打撃を受けたらしい…そしてそれはただの伝説という訳ではなく、地質学考古学的な研究からも実際に大災害が起こっているという史実的な話だそうです。ところでテルマエロマエという作品に触れましたが、これはお風呂テーマにした漫画です。日本でも観光地各地が抱える温泉施設というのは間欠泉という自然現象を利用したお風呂であることは周知ですね。この間欠泉温泉というのが、地下の水源がマグマによってあたためられて地表に噴き出す現象で、多くの温泉はそのまま人間が入浴するには適さないほど高熱だったりします、死ぬような大火傷を負うほど熱いこともあります(程度の差はあり、中には最適な Permalink | 記事への反応(1) | 14:56

2019-11-18

anond:20191118122939

まるで不景気というのが悪のような言いざまだけど、

不景気本質必要最小限の消費ということ。

グレタ・トゥーンベリさんのいうところの、もっと二酸化炭素排出量が減らせている状態なんだ。

から日本人もっと不景気を歓迎すべきと思うんだな。

2019-11-16

不景気震災にと散々な時代だった平成が残したただ一つの偉業それは

若者の車離れだ。

冷静になってみれば車離れは良い事しかない。

平成時代を、将来の歴史家はたぶんこう評価すると思う

2019-11-05

猫鼻おじさんの目撃例は深夜0時から2時までの間に集中している。北は山梨から南は大分まで広く出没しており、カメラ付き携帯のない時代だった事もあり彼(ら)がすべて同一人物だったという証拠は残っていない。しか証言された行動や言動の傾向は一貫しており、少なくとも各地の猫鼻おじさんが密接に関連していた事は確かである

平成に入ると街から野良犬が姿を消し、それに呼応するように猫鼻おじさんの目撃例も極端に減少した。それに不景気も追い討ちになり社会に猫鼻おじさんを許容する余裕が完全になくなった。そして平成7年の北九州市での目撃例を最後に、猫鼻おじさんは日本から姿を消した。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん