猫鼻おじさんの目撃例は深夜0時から2時までの間に集中している。北は山梨から南は大分まで広く出没しており、カメラ付き携帯のない時代だった事もあり彼(ら)がすべて同一人物だったという証拠は残っていない。しかし証言された行動や言動の傾向は一貫しており、少なくとも各地の猫鼻おじさんが密接に関連していた事は確かである。
平成に入ると街から野良犬が姿を消し、それに呼応するように猫鼻おじさんの目撃例も極端に減少した。それに不景気も追い討ちになり社会に猫鼻おじさんを許容する余裕が完全になくなった。そして平成7年の北九州市での目撃例を最後に、猫鼻おじさんは日本から姿を消した。
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