はてなキーワード: タスクとは
おまおれか、、というくらい悩みが同じでした。
私もADHD診てくれる精神科を探し、受診しましたが1箇所目はまさに元増田と同じでした。
多分いい先生なんだと思います。が、問題が全く解決しませんでした。(多少心境を吐露したので気持ちが軽くなりましたが、、)
その上でお勧めされたのはやはりカウンセラーでした。結局時間を作るのが難しかったのでそちらは申し込まず、別なクリニックを探すことに、、
2箇所目は割と都会のクリニックまで出向いて診察を受けました。検査もそこで行ってくれ、費用はそこそこかかりましたが最終的にはコンサータが処方されることになりました。(ほぼ凸凹が無かったですがまあいいかなと言って出されました。多分保険診療的にはあまり宜しくないのかもしれません)
前提として、薬に関しては合う合わないがあるので絶対こうだと決めつけることはできません。
その上で私の場合を書くと
・昼食後眠く無くなった
これはかなり大きかったです。昼食後に細かい確認作業が全然できていなかったのができるようになった。
・食欲
一時的にかなり減りましたが今は元に戻りました。
・後回し癖
キャパオーバー状態になってしまった場合は正直解決していません。何から手をつけていいか呆然とする時があります。気合いで乗り切ってる感じです。
・副作用?
夜は効果が切れて普通に寝られるのですが、仕事が溜まった時には眠くならないことを良いことに睡眠時間を削って仕事してます。明らかに身体にも脳にも悪いだろうなと思ってます。
目の前の課題を解決したいのでそこは仕方ないかなと思っています。
自分の考えとしては薬に頼るだけではなく、もっとタスクの細分化ができるようにすること、他人に仕事を振るようにすることができるように考えなければと思います。
user:
```
あなたはロジカルマスターおよび詩人です。抽象文章を具体化タスクを実行してください。
必ず、具体化ワークフローの順番に従ってください。
「αはもうやりません。γ。」
αは何らかの行動や習慣を表す語句
γは慣用句であり、αとは逆の意味合いを持つ、あるいはαを肯定・許容するニュアンスがある
この文章の前半では、αを完全に否定、拒絶する意思表示をしている。
ところが後半のγは、慣用句でありながらαを肯定、容認するようなニュアンスを含んでいる。
つまり、γの慣用句としての意味がαの否定と矛盾しているのだ。
賭けてもよいという慣用句が、ギャンブルをやめるという意思と矛盾している。
この矛盾が生じる心理的な要因としては、以下のようなものが考えられる:
αへの依存の強さゆえに、無意識のうちにαを肯定する慣用句を口にしてしまう
αを否定する意思とは裏腹に、γによってαへの強い欲求が表出してしまう
αを克服しようと努力しているが、思考や言葉づかいにまでその意識が浸透していない
このように、慣用句の要素を取り入れることで、より深層の心理的矛盾を浮き彫りにできますね。
言葉の表層的な意味と、慣用句に内包された意味の不一致が、人間の複雑な内面を表現していると言えます。
<具体化ワークフロー>
2. 論理モジュールがαに相当する行動や習慣を選定する。[ここに書く]
3. 詩人モジュールがαを否定する文を作成する。[ここに書く]
5. 論理モジュールが文章全体の意味を確認し、矛盾が生じているか確認する。[ここに書く]
</具体化ワークフロー>
```
claude:
1. 慣用句γ: 「明日は明日の風が吹く」
2. αに相当する行動や習慣: 「先延ばし」
4. γを含めた文: 「もう先延ばしはしません。明日は明日の風が吹く。」
この文章では、「もう先延ばしはしません」という明確な意思表示がされています。しかし、続く慣用句「明日は明日の風が吹く」は、「その時になったら考えよう」という意味合いがあり、先延ばしを容認するニュアンスが含まれています。したがって、この文章には先延ばしを否定する意思と、慣用句に内包された先延ばしを許容する意味の間に矛盾が生じています。
6. 修正の必要はなし。この文章は、抽象文章アイデアで示された心理的矛盾を適切に表現できています。
以上が、抽象文章を具体化するワークフローに沿った結果です。この文章は、先延ばしをやめようとする意思と、無意識のうちに先延ばしを肯定してしまう心理的葛藤を巧みに表現しています。慣用句を用いることで、言葉の表層的な意味と内面の欲求の不一致を浮き彫りにしています。
自炊がというか料理が嫌いな理由の1番が家事(料理)を片付けたのになぜか家事(食器洗い)が増えてるというところなんだよな。なぜタスクを終わらせてタスクが増えてるんだよ。
食洗機にすればっていうけど実家にいる時使ってたけどフライパンとかって結局手洗いじゃない?うちだけ?ベタベタしたものは下洗いしないとなんとなくヌルヌルしててあんまり綺麗になった感じもしなかった。
感覚過敏のASDでヌルベタするのが大嫌いだから料理自体も苦行なのにヌルベタしたやつ増えるの本当にいい加減にしろよと思う。どうしてもやらないといけない料理は手袋してやるし極力茹でる以外しないんだけども
基本的に食事自体がタスクに感じるタイプで面倒な時は丸一日メシ抜いたりしてるから本当に心から料理という行動が嫌い。死んでもやりたくない家事第一位。はやくこの世から消滅するか料理から片付けまでフルオートのロボが出るかどっちかにしてほしい。
生理休暇の場合の取り扱いについては人事に相談だと思うのだが、それ以外のところについては何の理由にもならないと思うんだけれど。
結婚退職や育休を考えているので難しい仕事を覚えたくないということならば、その選択は自由なのでお互いにそのことを確認できる形で記録に残し、人事にも共有する所だな。
その場合は人事評価としてはその分低めになるし、難しい仕事ができないなら、上の職級にも上がれないという説明はするところかと。
タスクや目的に対する進捗も良くないが、フィードバックの機会に言い訳三昧、女性特有の体調面などの不利な条件下で頑張ってる事をアピール。
会社は慈善団体ではないので、会社に利益をもたらす人には会社として厚く遇するし、そうでない人には遇さないだけ。
上司の人間個人としての評価、育成と会社としての評価は違って当然だよね。
個人としてはとことん人を信じるべきだし、頑張っているということも認める。不利な条件下でよく頑張ったねと話してもいいと思う。
でも、企業である以上、人事評価は一人一人の頑張りではなく実績に対して行うものだよね。
「もしアドラーが上司だったら」の受け売りがそれなりにあるけどさ。
体調の問題があるなら、相応の休暇を取得してもらった方が実労働時間が測りやすくなるのでよいということをお話しして、労働時間成果で見るかな。
使用期間の件だけど、入社して6ヶ月でこの手のモンスターは残ってしまうんだよね。出勤状況が良くない、明らかな能力不足だとこの期間内でクビにしているが。入社6ヶ月くらいだと、中途であっても基本的に振られたタスクへの対応なので、飛び抜けて出来るやつ以外どんぐりの背比べなので見抜けなかったりもするんだよな。
それ以降の成長がパッタリと止まる、新しい事に挑戦しない、責任逃れする奴らがモンスターなんだよな。生理休暇、(将来的な)結婚退職、(将来な)育児休暇をちらすかせ、人事考査をのらりくらり。
タスクや目的に対する進捗も良くないが、フィードバックの機会に言い訳三昧、女性特有の体調面などの不利な条件下で頑張ってる事をアピール。詰めるとパワハラだと騒ぐので(過去に会社がモンスターに訴えられた事もあるので)詰めたり評価を大幅に下げる事はしない。
モンスター男なら体力的にキツイ現場へ移動させてる。退職する奴4割、現場があっていたのか人が変わったように働くやつ4割、モンスター続行2割。
問題はそういう奴らが婚期を逃したときに、女性差別で賃金格差だ、女性差別で出世の機会をもらえなかった。仕事を教えてもらえなかった。と騒ぎ出す。若い子をしょうもないことで詰めるお局と変貌する。数少ない日時タスクを複雑化させ引き続きしづらい特級呪物に変えてしまう事かな。
男女平等はどんどん進めばいい。男性の性加害は許せない。男性にも家事育児頑張って欲しい(家計の負担度合いで傾斜かけるべきだと思う)。
だが、一部の女よ。もう少し、いや、もうちょっと仕事をしよう。
性別を盾に、サポート業に降りようとするんじゃない。サポートを本気でやるのはしんどいよ。君がしたいのはお手伝いなんだよ。自分主体でなにかするのではなく、与えられたタスクをこなそうとしてるが、それすら出来てないぞ。また、責任をしっかりと取ろう。怒られても被害者ぶって泣くのを止めよう。
面談で結婚したら〜、子どもが出来たら〜とか言って自己主張するが、まだ独身、小梨じゃ無いか。妄想を盾にするなよ。
子育て中の社員が仕事に全力かけられないのは分かるし、全力で配慮したい。ただ、制度を使うのは独身や子なしの時に全力で仕事をした人にして欲しい。義務と権利はセットだ。
割合的に女性5人採用したとしたら、2人はバリバリ働く。1人は結婚や子供が出来た途端に人が変わったかのように働きだす。
残り2人はモンスターだ。モンスターは最前線から退くくせに、権利の主張が激しい。長年働いても大した事も出来ないくせに、自己評価だけは高い。
モンスターは男性社員と同様に育てても、途中でぴえんするんだよな。めんどくさいから育成を諦める。そのくせ出世が遅れたら文句を言う。
モンスターのせいで「これだから女は…」と言われるのは嫌だが、採用時に同点の男女がいたら間違いなく男を採る。まともな女性には悪いがモンスターの採用を避けたいからだ。
仕事で、まだゴーサイン出てなかったのに出てると思い込んで仕事進めてしまった!
なんでや
こういうこと多すぎる
タスク多くなってくるとうわー!ってなるんだ
3案件くらい同時進行になってそこに+いつもの業務があるともうパニックで早く進めなきゃ!って気持ちだけ焦って絶対何かやらかす
おかげで締切破りとかは絶対ないんだが
一刻も早く仕上げないと、他の仕事が来たら死んでしまう!みたいな気持ちが常にある
別に死にはしないしスケジュールに無理があれば断ればいいだけなんだが
なんか、対人だと焦りがすごいんよな
何年仕事してるんだ
うむむむ
かと言って、まぁ出来るっしょって余裕こいてると案件すっぽかしとか、何も手付かずのまま締切とかやらかしそうで本当に怖い
さすがに昔みたいに大慌てで土日まで仕事詰めるのはもうやらんが
もっと落ち着きたい
綺麗なんだよね、具体的に何がってわけじゃないんだけどさ
薄曇りの朝、肌寒くて風が強くて、それでも空は青くて高い、太陽光は間接的に建物を照らして、遠くには変哲のない山、ただ濃いグレーが木や土や石の多くの集まりによって作られているだけ
ただそれだけなんだけどさ
今思い出すとなんかこう、涙袋が熱くなるくらい、目の裏に刻んでおける景色なんだよね
今日過ごす一日のあまりにも長い時間に比べれば、そのトラックやらバスやら軽自動車やらの編み上げる音なんざ、全然気にならないんだよ
日常ってさ、こういう風に僕の真横を平行に貫く国道を駆ける自動車たちみたいにざーっと過ぎ去っていくんだけどさ
そんな自動車たちに追い縋ろうとして、僕はこんなものを書いたりしてるんだ
こんなことを書いたって所詮は徒歩、牛歩に近い徒歩なわけだから、何も追い縋ることなんて出来ず、ただ自動車的毎日にびゅんびゅん横を通り過ぎられ、圧倒され、蹂躙され、こうしてコンクリートの植木の脇に打ち捨てられた白い不織布マスクなんかを横目にまた一歩一歩なわけなんだけどさ
今、この目で見えているものを見えているものそのままに扱うと、とても鮮やかだよ
今日のタスクが、とか、今日は上司が、とか、気勢を削いでくるものは色々あるけど
目で見えている生のもの、それは国道を突っ走る自動車的だけれど、実は違うの
吸い込む外気も、空の色も、遠くの山も、建物の外壁も、国道沿いのトヨタやら日産やらの販売ディーラーも、葬儀屋も、iPhone修理屋も、洋菓子屋も、ガソリンスタンドも、信号も、母と子も、中年男性も
綺麗なんだよね、
たぶん誰も興味ないんだろうけどさ
結論:
使い方がわからない・調べない・学習できない・変化についていけていないだけのアホ。
詳しい時刻もカレンダーも出ない点。
時刻はそんなに見たけりゃ秒数までタスクバーに表示できるから、クリックの必要性すら無い。
カレンダーは展開状態にしておけばクリックで普通に表示される。
なくなってない。
コンテキストメニュー的には「その他のオプション」配下になったにせよ、そもそもアドレスバー横に配置されてるし、アクセス性はむしろ向上してる。
ああ、後述の「文字表記がない😡」のせいでアレルギー起こしてるのか。
好みは分かれるところだろうけど、1回使ったら即学習できる程度のものだろうに。
老化してくると難しいのかもしれないけど。
老眼にアイコンが厳しいならショートカットキーを…ああ、覚えられないからマウス完結したいのか。
止めて欲しいならどうでもよくないんじゃん、一行でバレる嘘つくなよ。
中央配置はMacマネというより、モニタ高解像度化にともなう変化だと思うけどね。
いずれにせよ左寄せにも変更可能だし。
Windowsに求めるのは時代時代は意識してUIを今風にしすつつも、一貫した操作性であって、目新しさや新体験ではないんだわ。
変化についていけない老人にはそうなんだろうけど、世間はWinXP以前のしみったれた操作感なんて求めてないんだわ。
身の程をわきまえて欲しい。
少し後で何かやらなきゃいけないことがあって気になってると何もできないタイプのADHDなので食洗機は合わなかった
手で洗えば10~15分で「完了」の状態までいけるけど食洗機に突っ込むと数十分後に「食器を取り出して残滓フィルター掃除」というタスクが発生する
「素人質問で恐縮ですが」が全然素人じゃない人から飛んでくるのが怖い
みたいなネタがあるけど
「なぜ働くの?」「なぜ生きるの?」「それって本当に◯◯なの?」「◯◯じゃだめなの?」
みたいな
前提の前提になってる部分を掘られるから
ということだ
素人たちは、枝葉のことを理解しようとして、幹の話を聞いてくる
「それ答えられないから聞かれたくない」みたいな部分を聞いてくるからしんどい
会社だと、上司がこのそもそも論を持ち出すのは義務だと思うけど
同僚がそもそも論ばっかり持ち出すと嫌われるよね
「そもそもこの事業計画がおかしいのでは(だから今の議論は無意味だ)」とかやるから
20代も後半に差し掛かったある日、そもそも異性にモテても仕方ないよなと思い至り、女らしさを捨てることにした
と言っても不潔なのは嫌なので、お風呂には毎日入るし、最低限のスキンケアもしている
ただ、化粧のために早起きしたり、わざわざ高いお金を出して脱毛に通ったりとか、そういうのから降りることにした
ダイエットとかもそうで、健康のために栄養素には気をつけるけれど、痩せるために過剰な努力はしないようにした
髪もその辺の1000円カットで済ませるようにした
その結果、日々の細々としたケアから解放されて、圧倒的に楽になった
平日の朝にも、30分くらいは長く寝られるようになったし、お風呂の時間も短くなった気がする
あんまり意識してなかったけど、美容への課金額が思ったより凄かったみたいで、毎月の貯金額も増えてうれしい
重そうな資料を持ってくれたりとか、タスクが重なった時にちょっと引き取ってくれたりとか、そういう気遣いがなくなった
これは気のせいとかではなく、確実になんか見て見ぬふりをされるようになったなと思う
結局、女らしさを維持することで享受できるメリットって、日常の些細な手助けくらいで、
そのために月に何万もかけて、欲しくもない好意を向けられたりするのは割に合わないなと思う
・人の気持ちがわからない、配慮のない発言などをして怒られる。
・興味のないことには全く能力を発揮できない。
・何かをやっている時に別のタスクが挟まると、それまでやっていたタスクを忘れてしまう。
持ち物を全部かばんに入れることで忘れ物を減らし、面倒なタスクや興味のないことから逃げずに向き合うようにした。
人の気持ちがわからないのは相変わらずなんだけど、前職でメンタルをぶっ壊してから感受性が増したのか、共感能力には目覚めた。
でも年齢を重ねるに連れ、
「何かをやっている時に別のタスクが挟まると、それまでやっていたタスクを忘れてしまう」がどんどんひどくなってきている。厄介なことに、「パニックを起こしやすい」が追加されてしまった。
今は接客業してるんだけど、レジとか受付とかしてるとき、混雑してれば並ぶじゃん、客が。それを見ただけでギャーッと火がついてパニックになる。早く捌かなきゃ、待たせたらいけない、早くするにはすべてを早くしなければいけない、そして間違えてはいけない、丁寧な対応もしなければいけない。
でも身体がついていかない。早く動きたくて仕方ないのに動いてくれない。脳みそもついていかない。一瞬計算ができなかったり、言うべき言葉が出てこない。客の言うことがすぐに理解できなかったり、口が勝手に何かを喋るけど、それが本当に正解なのかがわからない。(クレームが来てないからたぶん大丈夫なのだと思うが、全然自信がない。)
パニックが落ち着いたところで、幻聴が始まることが多い。聞こえないフリをしてやり過ごそうとするがこれが難しい。自分で自分を責め立てているだけ、と分かってはいるけど、家族や友達の声で罵倒されるし、その罵倒に反論する術がない。だって自分は何もできない役立たずのポンコツだからね。
前職はメンタルぶっ壊れて記憶喪失と遁走をした。転職して4年目ぐらいまでは気楽に働けていた。ポンコツだけどパニックも幻聴もなかったから。
5年目を越えたあたりからパニックと幻聴がひどい。職場限定かな?と思ってたら自宅でも度々起きるように。単語レベルだった幻聴がだんだん長文を喋るようになってきた。
パニックは混雑しやすい土日祝勤務のときによく起こす。幻聴は週4ぐらいはあるかも。夕方になると、母親が自分を呼ぶ声(もちろん幻聴)がして一気に全ての症状が無くなる。だから夕方が好き。
少しずつ少しずつおかしくなってるし、純粋なスペックも下がりつつある。「そういうものですよ、それが老化ってやつですよ」ってのは分かっている、分かっているのだが声がそれを認めてくれない。ポンコツは早めに殺処分しましょうねって言う。正論だからなんにも言い返せない。
まあここまで書き連ねたけども、ごはんは三食食べてるし、早寝早起きもちゃんとしてる。実家ぐらしってのもあるし、こんなポンコツでも仲良くしてくれる友達はいる。でも今書いたことは全部は話せない。
なんかそのうち死にそうでやだな。後始末で迷惑かけたくない。
University of MarylandのSpace Systems Laboratoryを率いるAkin氏の、宇宙船設計に関する箴言のリスト。 原文はここ:https://spacecraft.ssl.umd.edu/akins_laws.html
含蓄とユーモアに満ちていて理系・とくにエンジニアには刺さると思うのだが、和訳がなかったので翻訳してみた。自分は17、35、そして最後が心に残った。あなたにはどれが響いたか、コメントで教えてほしい。
1. 工学に数字は不可欠だ。数字のない分析は意見に過ぎない。
2. 宇宙船を完璧に設計するのには無限の手間がかかる。だから、どこかが不調だったとしても動作するように設計するのがよい。
3. 設計は反復的な作業だ。必要な反復回数は、今までやった回数プラス1だ。これはいつでも正しい。
4. あなたが設計に最もこだわった部分は、最終設計案においては必ず役立たずとなるだろう。この落胆とうまく付き合ってゆかねばならない。
6. (マールの法則)両対数グラフにプロットし太いマーカーを使えば、何でも線形に見えるものだ。
7. 設計を始めるとき、リーダーに一番なりたがる人間はリーダーに一番向いていない。
8. 自然において、最適点は中庸な場所にあるものだ。極限が最適点であるという主張は信用してはならない。
9. 必要な情報が十分ないことは、分析を始めないでいい言い訳には断じてならない。
10. 疑問に思ったら、推定せよ。緊急時なら、当てずっぽうでもいい。だが、実際のデータが得られたときにそこに立ち返り後始末をすることを忘れてはならない。
11. 時には、全部破棄して最初からやり直すのが一番解決に近いこともある。
12. 正しい答えが一つだとは全く限らない。間違った答えはいつも複数あるものだが。
13. 設計は要件に基づく。要件が求めるよりも少し「良い」設計にすることに正当性などない。
15. (シアの法則)設計の改善点は、主に境界部にある。設計を台無しにしてしまう点も主にそこにある。
16. 以前に似た分析を行った人たちが、当代最高の叡智と直結していたわけではない。従って、彼らの分析を自分の分析よりも信頼する理由はない。彼らの分析を自分のものとして発表する理由は、なおさらない。
17. ある分析が紙の上に書かれていることは、その正しさとは何の関係性もない。
18. 過去の経験は現実性チェックにもってこいだ。だが、現実性ばかり考えていると、ほかの点で素晴らしい設計を台無しにしてしまうこともある。
19. あなたがこの分野のほかの人々よりずば抜けて賢い可能性は非常に低い。分析の結果、終端速度が光速度の二倍になったのなら、あなたはワープ・ドライブを発明したのかもしれないが、十中八九どこかでミスをしたのだろう。
20. 悪い設計によいプレゼンをすると、いつの日か破滅する。いい設計に悪いプレゼンをすると、即座に破滅する。
21. (ララビーの法則)あなたが教室で耳にすることの半分はクソだ。教育とはどちらの半分がそうなのかを理解することだ。
22. 迷ったら、文書に残しておけ(文書化の必要性は、計画が終わった直後に最大になる)。
23. 開発スケジュールは絵空事に思えるものだ──いつの日か、それに間に合わせられなかったかどで顧客にクビにされるまでは。
24. 「仕事崩壊体系」というものがある。あなたが何らかの体系を与えない限り、積み上がる仕事は増え続け、いつの日か崩壊するからだ。
25. (ボウデンの法則)テストが失敗した後で分析を修正して、はじめからずっとくだらないミスをしていたのだと発見するのは簡単なものだ。
27. (ヴァルシの法則)スケジュールは一方向にしか進まない。
28. (レンジャーの法則)無料の発射などというものはない。
29. (フォン・ティーゼンハウゼンのプロジェクトマネージメントの法則)計画の最終的な必要規模を推定するには、予定期間をπ倍し、予定コストの小数点を一つ右にずらせ。
30. (フォン・ティーゼンハウゼンの工学設計の法則)新しい工学システムの設計に最大の影響力を及ぼしたければ、絵を描く練習をしろ。エンジニアたちの作る乗り物はいつも、最終的には初期案のコンセプトアートみたいな見た目に落ち着く。
31. (モーの進化発生の法則)どんどん高い木に登り続けても、月にたどり着くことはできない。
32. (アトキンのデモの法則)機械が全部完璧に動いているときに限って、上役はそこにいない。
33. (パットンの事業計画の法則)乱暴なやり方で今週実行されるよい計画は、来週の完璧な計画にまさる。
34. (ルーズベルトのタスク・プランニングの法則)あなたのいる場所で、あなたの持っているもので、あなたのできることをせよ。
35. (サン・テグジュペリの設計の法則)設計が完璧になったとわかるのは、足すものがなくなったときではなく、取り除くものがなくなったときだ。
36. 凡百のエンジニアは美しいものを設計できる。優れたエンジニアは効率的なものを設計できる。一流のエンジニアは、実用的なものを設計できる。
37. (ヘンショーの法則)計画を成功させる鍵は、責任の所在を明確にすることだ。
38. 「たまたま」新しいロケットを使って行われる探査計画は、事実上、そのロケットの発射計画なのだ。
39. (言い方を変えよう)有人宇宙計画を、現実的な予算・予定通りのスケジュールで進めるための3つの鍵:
1. 新しいロケットを使うな。
2. 新しいロケットを使うな。
40. (マクビランの法則)うまくいくまで、改善することはできない。
41. 何かを正しくやる十分な時間があることは絶対にないが、しかしなぜか、何かをやり直す時間ならいつも十分にあるのだ。
42. 飛行計画がなければ、金がない。飛行計画があると、時間がない。
43. 何かを本当に理解できるのは、それを三度見たときだ。もしくは、それを一度教えたときだ。
44. (ラチャンスの法則)「時間はたっぷりある」は、非常に短い時間で「時間が足りない」になる。
45. 宇宙は一切のミスを許さない。エンジニアのあなたがしくじれば、誰かが死ぬ。自分の分析はほとんど正しかったのに……と言っても、部分点はもらえない。