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はてなキーワード: エレベーターとは

2021-04-30

ウーバーで注文するとき気をつけたい店名

今更ながら副業配達員として気づいたこと。

知ってる人は知ってることなのだろうが、都心では一つの店がウーバー上では複数の店名を使い分けているパターンは思ってる以上に多い。

店名に料理名を入れてるところは怪しい。

ガバライス」とか「タイカレー」とか、「唐揚げ専門店」とか、なかには「シーザーサラダ専門店」とか「鶏むね肉とブロッコリー」なんてのもある。

さらに「至高の」とか「絶品」とか「伝説の」とか「究極の」とか入ってると怪しさは増す。

あとは、地域名。

たとえば、「絶品の博多からあげ専門店」とか「至高の北海道豚丼」とか。

さらに「銀座本店」とか「日本橋店」とか入れとくのもありだ。

この場合、“銀座”や“日本橋”の範囲は当然ながら本当の住居表示より遥かに広い。

馬喰町のハズレだって日本橋

まあ、こういう店が美味いか不味いかはよく知らん。

が、薄汚い居酒屋だったりする場合も多い。

なかには、どうみても居抜きの居酒屋でやってるデリバリー専門店で、5つも6つも名前使い分けてるところもある。

働いてるのは多国籍若者で、どう見ても「至高の薬膳スープ専門店」でもなさそうなのに、店名はそうだったり。

まあ、この非常事態に、あの手この手で客をつかもうという飲食店を責めるつもりはない。

ウーバーの注文アプリには店名と住所が明記されているのだから、気になる人は検索すればわかることだし。

自分性格よろしくないので、この手の怪しい店から配達先が、超高級タワーマンションだったりすると、なんかちょっと嬉しくなる。

金はあるだろうに、なんでこんな怪しいもんわざわざ配達させてんだろ?

ちゃんとした有名店もけっこうウーバーやってるのに、なんで、あの汚い居酒屋中国人がつくったシーザーサラダ食べなくてもいいのに、とか。

ただ、高級タワマンって、あんまりありがたい配達先ではないんだよな。

自転車止める場所もうるさくて、通用口名前書かされて、何箇所もオートロックで部屋番号押さなきゃいけなくて、中も広いか配達時間がかかる。

で、住民用のエレベーターなど使わせてもらえないので、部屋から通用口とおって専用エレベーターで帰らなきゃいけないんだが、通用口が目立たないようになってたりして、「はて、配達は終わったけどオレはどうやって戻ればいいんだ?」と迷子になったりする。

仕組み上、短距離を短時間配達して数をこなしたほうが稼げる仕組みなので、本業でやってる人はさぞやイライラするだろう。

あと、注文者利用者マンション住んでる人はマンション名入れといてほしい。

とくにワンルームマンションが林立する地域に住んでる人は必須だ。

住所はもちろん入力してあるのだが、都内だと同じ住居表示で2軒マンション立ってるところが結構ある。

うちの実家もそうなのだが、同じ番号の土地を二分割とかすると、そういうことになる。

アプリにでてくるピンの位置を頼りに、「こっちのマンションだよね」とあたりをつけていくのだが、この間、隣のマンションのインターホンを押してしまい「ウーバー頼んでません!」と怒られてしまった。

あと、マンション業者さん。マンション名は入り口の見やすいところに分かりやすく書いといてほしい。

英語ならまだしもフランス語(?)ででっかく、カタカナでちっちゃくかいてあって、ウーバーの客の方はマンション名カタカナ登録してあったりすると、確認するのに時間かかるんだよ。

Plaire DEUXQ(プレール・ドゥーク)とか、俺の語学力じゃ読めん。

あと、ドイツ語で見るような、飾り文字のやつとか。

先日、とあるマンションで、オートロックインターフォンの下に「本マンションは、〇〇町1-2-xx 〇〇ハイムです」と貼ってあった。

多分、ウーバー誤配とか多かったんだろうが、あれはいアイデアだと思った。

2021-04-29

ABCクッキング覗いちゃうやつ

からABCクッキング覗いてる人、短時間ならともかく、それなりの時間覗いている人はほとんどが家族を待ってるだけだから

家族か友人かは知らんけど、とにかく中に知ってる子がいるからそこにいる

当たり前

俺も妻が終わるの待って、終盤10分ほど見てたことはある


それはさておき

見せてくるABCクッキング側も問題じゃないか

以前は福岡住んでたけど、博多駅にあるやつとか、大勢の人で混雑する中、エレベーター降りたら正面に全面ガラス張りであるんよ?

ガラス張りの中で作業してる子達が見えるのよ?

女の子見たいとかじゃなくても、あれはもはや見せ物じゃないか

大阪住んでた時も、ロフトの上とかにあったっけ?

ガラスの中で活動する女の子気になったことある

別に見たくなくても見ちゃう

ほら、手打ちうどん屋で、ガラス張りの中でうどん打つおっさん出てきたらそれも見ちゃわないか

高級な寿司屋なら、職人寿司握るとこまじまじと見るでしょ?

あれと同じよ?

作業してたら、なんやろ?ってなるのが普通

中がおっさんでも気になるよ

禁止の日は営業努力として作るのはええけど、中が見えにくい設計にした方が喜ぶお客多いんでない?

2021-04-28

anond:20210428185007

エレベーター一緒になった人に、何階ですか?って聞かれた時も、冷静に考えないと何階かわからない

anond:20210427231458

エレベーターボタン配置は99%が[開][閉]なので、ボタンを見て判断するのではなく「左のボタンを押せば開く」と覚えてしまえばほぼ大丈夫

2021-04-27

anond:20210427111447

エレベーターとかの閉じるボタンも人によって真逆らしいな

<>

こういうボタンがあった時多くは開くを想像するけど、三角の山側から扉がくるから閉じる、><場合は内側からくるから開く、と感じるらしい

2021-04-24

anond:20210424143609

本当にはてなユーザー自国歴史を知ろうとしないな。

増田の言うとおり、昭和から平成初期の日本は、まんま施設主義だったんだよ(まあ欧米もそうだが)。

府中療育センター闘争」とかご存じない? 入所者は今のウイグル民族ばりに虐待されてたよ? 映像資料もあるけど? ま、十年後には歴史の闇に消えてるかもね。

で、その虐待はどうやって救われたと思う? 利用者自身ハンガーストライキをする事で問題視されたんだよね。つまり障害者自身で立ち上がったわけ。日本って優しいしすぐれてるなあ。

しかも、府中療育センターなんて氷山の一角昭和以前は障害者虐待時代だった。施設だけじゃないよ。精神障害者ってだけで爆弾の振る監視穴?にぶっこまれたり(NHKで見た)。視覚障害ってだけで子供の頃から納屋隔離されて毎日木製バットで殴られたり(知り合いのおじいに聞いた。おじいは成長して東京に出た。工場で務めて何とか生き抜く事ができた)。日本って優しいしすぐれてるなあ。

で、脱施設の流れになったのは、別に日本が優しいからだけじゃない。すぐれてはいるのかもね、身の保身に。

まずは外圧1975年障害者権利宣言があったから、それに乗らないといけなかった。我が代表堂々退場す意味も度胸もないからね。その上、アメリカ様もADA法とか作って、ますます施設の流れになったわけ。乗るしかないでしょこのムーブメントに。

それに、脱施設国民ひいては霞が関にとって悪い事ばかりではない。

なんせ施設コストがかかりすぎる。障害者であれば支援もせずに、施設にぶち込むとなれば。今自立出来ている人もまとめてぶち込まないと行けないわけである。まあ、すごい量の施設必要になるよね。

そしたら、次は殺すにはどうすればいいかって考えるよね。でも、そんな事ナチスぐらいしかやってないからね(T4作戦)。中国が表立ってやらないぐらいなんだから。まあ、優しいすぐれてる日本ならやってもおかしくないけど。

というわけで、障害者サイドの自立運動が盛んにはなっていたものの、カネの問題霞が関が自立を推奨してるって事情もあるわけ。

その割に、障害者嫌いの日本人が伊是名さんを叩いている現状はウケるね。

伊是名さんはバリアフリーの為に店舗異動しろとかアホみたいな事を言ってる過去もあるけど、障害者が自立して生きるためにバリアフリーを充実してほしいと言ってるのが主な主張なわけ。しかも、鉄道全部エレベーターつけろとかじゃなくて、JRは事前に行けない駅の情報提供しろってのがメイン(J-CAST記事)。それを寄ってたかって叩いてるんだから障害者には自立して欲しくないって事だよな。じゃあどうして欲しいんだろうな彼らは。

霞が関も「あほやなあ国民」とゲラゲラ笑ってるよ多分。

でも、一番ヤバいのは伊是名さんみたいな裕福な障害者と、今伊是名さんを叩いてるような奴らがタッグを組んだ時だな。そこで、自立できない障害者死ね、という流れになった時だ。

重度障害者や静かに社会的に殺されかねないな。障害者だけじゃねえ、超無能の俺も殺されるかもしれん。昭和日本のことを考えれば、いや最近でも国連の「障害者権利に関する条約」の批准先進国で最も拒み続けた日本なら、十分ありうる未来や。なんせ優しいすぐれてる日本からなあ。間違いないわあ。

anond:20210424134007

しろエレベーターがあるからこそ、バリアフリーのために駅員を置こうという気持ちにならないのでは?

階段から落ちるなんて😰

もうエレベーター階段も怖くて1回にしか住めない。

2021-04-21

anond:20210421231614

その「電車乗るのが辛い」は

頻繁に停電で止まるエレベーターに乗ったり、

はてなの某天才エンジニアみたいに鍵が壊れて閉じ込められるかもしれないトイレで用を足すのと同じようなものだよ。

anond:20210421182730

スマホの困ったことは基本的ネットで調べれば分かる。基本的努力すれば可能な事ばかり。今までメーカー携帯会社に頼るしかないって問題に会った人はかなり少ないはず。

車椅子バリアフリーは、可能不可能か?が明確。10cmの段差があれば車椅子は通れない。諦めるか改善させるかどちらかしかない。

もしもこれが車椅子用にスロープがあるけども「私はしんどいからエレベーターを付けろ」って話になったら有料でお金取るという議論が成り立つかもしれない。

anond:20210421162207

電車乗ってみりゃわかるけど、フツーに混んでるのよ。

で、満員電車じゃ感染しない、ってことになってるのね(本当かどうかはわからないけど)。

そしたら、エスカレーターエレベーターレジ行列だって別にリスクないよね、って発想になるよ。

昨日、用があって梅田に行ってきた。

自宅から目的地までは電車も徒歩もドアツードア時間ではそんなに変わらないので徒歩で行くことにした。

人の多い所へ出かけるのは去年の7月以来だ。

外の様子がずいぶん変わっていて驚く。

コロナが騒がれるようになってから街に出かけたのは初めてだが、想像よりずっと人が多い。

まあ街だしな。気を付けようと気を引き締める。

最初違和感エスカレーターに乗った時だ。

ソーシャルディスタンスが言われだしたころはエスカレーターでも前の人と3段くらいは空けていた気がしたが

普通に1段の間隔で人が乗っている。

あれ、こんなだったか?と思ったが、人の多い梅田ではずっとこうなのかもしれない。

目的ビルに着いてエレベーターに乗る。

エレベーターに乗るのも久しぶりで緊張する。

確か四隅に一人ずつ立つんだったなとエレベーターの隅に立つ。そしたらそのあと7~8人一度に乗ってきて普通に密。

なんなんだ。

人が多い街中だからなのか。私が浦島太郎なのか。

用を済ませて家に向かう。家のそばスーパーで買い物も済ませるのだ。

そのスーパーはいつも「レジにはなるべく少人数でお並びください」とアナウンスが流れている。

家族連れや話しながらの買い物をする客が増えているように思うが、レジには間をあけて立つようにマークがあるので、密を感じることはあまりなかった。

ふと思い立ってスーパーエスカレーターを見に行く。人が立っている間隔は1段おき。

なんだよー、2階に用がないから気が付かなかったよ。

もう間隔をあけて立ちましょうとか誰もやってないじゃないか

ステイホームしているみなさんへ、外はこんな感じでしたというご報告です。

2021-04-20

車椅子権利無人駅問題解決

「全ての駅で車椅子の人が利用できるべきだ。」

「ただでさえ採算が取れてないのだから廃駅廃線危険がある」

上記は両方ともリアル問題である

平等を重視された結果、利用しようと思ってた駅が消滅することを車椅子の人が望むとは思えないし、

無人駅地域住民だって年寄りがおおいのだから車椅子の人が利用できる環境ならば、そのほうがありがたい。

 

しかし金がない。

この問題解決するにはどこから費用をねん出する必要がある。

無論、JRには余力はほとんどない以上、外部から資金が入る必要がある。

 

一つには、国税の投入である。もともと国営だったわけだし、今もJR赤字会社には事実上税金が投入がされてるのだから、やってダメと言うことは無いだろう。

 

もう一つには、全国の鉄道運賃ユニバーサルサービス料を加算し、この費用を充てるという方法である電話料金では既に行われている話であり、これもやってダメということは無いだろう。

 

人員を配置するにしろスロープやエレベーターなどの工事をするにしろ田舎経済活性化するという副次的効果もある。政策としてやってみる価値は十分にあるだろう。

伊是名夏子氏を擁護する人が誤解している点

批判されているのは「障害者」でなく「伊是名夏子氏」である

初期から現在に至るまで、批判されている対象はほぼ伊是名夏子氏およびその行動である。「障害者全般」に対して敵意を持っているとおぼしき言動は少ない。そりゃあゼロではないし、あれば目立つので、印象には残るかもしれないが数としては少ない。健常者からの舌打ちなどを受けてきた個人経験と、今回の伊是名夏子氏への批判とを重ね合わせて車イス障害者批判されている、という合成が行われてしまっているのかもしれない。しか事実として、最初の伊是名夏子氏の「乗車拒否記事」が出た当初に車イス使用者全体を攻撃していた人は皆無と言えるだろう。繰り返すが、そういう人がゼロとは言わない。「障害者」の中に「伊是名夏子氏」のような人が居るようなものだ。ただ今回の件で「障害者」が批判されているというのは事実認識として妥当ではない。

伊是名夏子氏個人批判されているからこそ彼女ブログからディズニーの件やカレーの件、「姫」の件などが掘り起こされ、取り沙汰されている。障害者全般批判されているのであれば、別の類似事件などと結びつけようとする動きがもっと大きいはずだし、「これだから障害者は」といった口調がもっと支配的になるはずだ。「生活保護」「喫煙者」「高齢者」などの属性に対しては実際そのような発言が多いが、今のところ「障害者」に対してはそうなっていない。

タイトルに「乗車拒否」という強い言葉を使っているが実際には乗車はできているため適当ではない。文中ではタクシーによる現実的な迂回を提案されても予約云々と事実でない反論でもって相手にせずゴネにゴネて、結局JRは駅員を4人送り込んでまで特別対応をした様子が書かれている。またその理由が、新型コロナウイルスによる自粛要請されているなかで行われた「旅行」というのも眉をひそめられる要因であるだろう。

考えてみてほしいのだが、批判される対象は「障害者」より「伊是名夏子氏」であるほうが他の障害者にとっても助かる話ではないだろうか。「あの人と一緒にされたくない」という障害者の声も目につく。ダメものはどう取り繕ってもダメなのだから、そのダメを「障害者」全体にわざわざ広げる行いは誰のためにもならないだろう。

伊是名夏子氏の騒動がなくともバリアフリー化は進んでいた

https://reiwa-kawaraban.com/society/20210414/

実際にJRなどへ取材をした人が居て、すでに事実確認がされている。なぜ来宮駅での工事が困難なのかも説明されているが、それも伊是名夏子氏が騒いだからといって解決に向けて一気に進むようなものでもない。自民党議員が2年掛けて別の近隣無人駅である網代駅でのエレベーター設置を実現しているのと比べると、どうしてもやり方が幼稚という印象を拭えない。

それでも声を上げることは重要だという指摘もあるだろう。しかし、こと来宮駅について言えば声はすでに届いている(自民党議員によって)。騒げば騒ぐほど優先順位が上がるというのはあるかもしれないが、現場の状況を無視して一方的発破をかける上司などが嫌われるのは、実際に手を動かす人間であれば誰もが同意するだろう。他人への敬意がかけらもなく、ただ自分の都合で喚いているのが透けて見えるからだ。本当にそれを実現したいのであれば、何が原因で進まないのかを把握した上で、その原因を取り除くべく行動すべきだろう。くだんの自民党議員はそうしている。伊是名夏子氏は騒いでいるだけだ。

往時のステップバス云々という話についても、あれは車イス利用者無視されていたからこそ声を上げる意味があった。駅のバリアフリー化では無視されていない。地域によるかもしれないが、多くの人は自身が利用する駅の工事に遭遇した記憶があるだろうし、エレベーターが新設されたのを見たこともあるだろう。駅に限らず、建物の中であるとか、様々な場所でそのような努力を見てきていると思う。バリアフリーはただの掛け声ではなく、実際の工事を伴って進んでいる。それでも遅いというのであれば、やるべきことはただ騒ぐことではないだろう。理由というか事情というか、なぜ急いでほしいのか、急ぐべきなのかを説明しなければ伝わらない。ただ騒ぐというのは相手や周囲に問題認識させるためであり、問題認識されて対応が進められているところでさらに騒ぐだけの人間は、上に書いたようにただ疎まれるだけだし、場合によっては進行の妨げにすらなりうる。

ついでに言うなら、ここでいう「バリアフリー」は主に車イス利用者だけを想定したものだ。視覚障害者聴覚障害者考慮されているようには見えない。実際、社民党公式に上げた動画では、聴覚障害者配慮するための字幕などがないままバリアフリーについて激論が交わされていたらしい。このような自己矛盾もまた不信を生む要因であるだろう。

まとめ

今回の騒動によって、数多くの無関係な「障害者」が責められることのないよう願っている。

2021-04-19

anond:20210419121531

寄付金エレベーターを設置の流れは危険から

健常者向けの電光掲示板は全く必要が無くてもJR自主的に設置してるんだから障碍者向け設備JR負担でやれ

anond:20210419000801

エレベーターに貼りされてる紙をドアに直接貼り直しておこう

2021-04-17

JR乗車拒否問題、「スロープがあっても階段を使いたい」は正義

まだまだ話題が続く伊是名夏子さんの「JR乗車拒否問題

色々考えていて、やっぱりこの件は

階段スロープが併設されているところで「階段を登りたいから手を貸せ」と言った

という案件だと思うのです。

若干今更感はありますが、思うところを書きました。

1.今回の件は「普通日常生活で遭遇した不便」ではない

私もバリアフリーのものに反対しているわけではありません。

例えばスーパーの出入り口から段差をなくすとか、日々の生活に密着した施策はどんどん推進していった方がいいと思います

ただ、「一応お客さんの出入りもできるようになっている」程度の裏口にまでそれを要求するのは正当なのか?とは思ってしまうわけです。

翻って今回の件ですが、SNSメディア等で色々議論はあるものの、個人的に腑に落ちないのは「なぜ熱海駅ではだめだったのか」ということです。

駅員に「熱海駅まででもいいですか?」と聞かれて断ったということは分かっていますが、その前段階、旅行計画を立てている時に、伊是名さんは「熱海駅ではなく来宮駅を選んだ」はずなのです。

旅行計画する時、特に目的地がある場合は、普通そこのホームページを見たり周辺の観光案内を調べたりしますよね。

目的地までのルートを調べない人はいないと思います

伊是名さんも当然調べたと思います

調べるのはとても簡単で、来宮神社ホームページにもありますし、来宮神社を紹介する観光サイト個人ブログを見てもいいと思います

そしてそのほとんどに来宮駅熱海駅からアクセスが書いてあるので、調べていて熱海駅からルートに触れなかったとは考えられないのです。

まり伊是名さんは「熱海駅ではなく来宮駅を選んだ」ということです。

もし熱海駅からルートを知らなかったのであれば、来宮神社から来宮駅だと思ったということなんでしょうか。

それは幕張メッセに行くのに調べないで幕張駅を使うような愚行なので、初めて行く場所でそんなことはしないと思います

(初めだったのかは分かりませんが、そうでなかったら余計問題なのでおいておきます。)

来宮神社まで、来宮駅からは400m、熱海駅からは1.6kmです。

ではなぜ、伊是名さんは熱海駅ではなく来宮駅を選んだのでしょうか。

単純に近いから。

かにそれはメリットです。

ただ、伊是名さんにとっては単純な距離よりも重要な要素がありますよね。

そう、電動車椅子での移動のしやすさです。

この点で来宮駅熱海駅の差は調べるまでもありません。

熱海駅は市の名前が付いているくらいですから利用客も多く、バリアフリー設備も充実しています

駅の利用は問題ないでしょうし、車椅子でも利用可能バスタクシーの手配もしやすいはずです。

一方で来宮駅は、少なくとも伊是名さんにとっては「調べても分からなかった」レベルです。

普通に考えて、この時点で熱海駅を選びませんか?

そして、熱海駅から来宮神社に行くことを考えたら、熱海駅から交通手段を調べますよね?

そうすれば今回のトラブルは起こらなかったんです。

(万一熱海駅が大きな駅だと知らなかったとしても、来宮駅を調べて熱海駅を調べないのは理屈に合いません。)

そのため、今回の件は「避けられたトラブル」と言うよりも、「ドラブルの起こりそうな方を選んだ」という印象が拭えないわけです。

意図的トラブルを起こすのは、誰がやっても問題行動です。

2.健常者でも熱海駅からの方が便利なのでは?

ところで、来宮駅来宮神社は徒歩5分程度と言われていますが、実は難所があります

来宮駅の駅舎は線路南側にあり、来宮神社北側にあるんですね。

そのため最短ルートを通るには来宮暗渠という短いトンネルを通るのですが、そこの歩道が細く、ガードレールもあるため車椅子では通れないのではないかというほど狭いのです。

伊是名さんはブログ特に触れていませんでしたが、果たして歩道を通れたのでしょうか、それとも車に待ってもらって車道を通ったのでしょうか…。

最短ルートを通らない場合は、1.5kmほどアップダウンが激しく歩道が狭い道を歩くことになります

時速2kmで45分かかるわけですから結構負担になるはずです。

伊是名さんは旅行先の条件として「移動距離が少ない」をあげていましたが、これは少ない範囲なのでしょうか。

来宮駅来宮神社間のルートは知っていれば迷う道理がないのですが、トンネルにある小さい看板を見逃して通り過ぎてしまうと熱海駅に行ってしまます(途中でおかしいと気付くかもしれませんが)。

一方、熱海駅からだとバスタクシー神社の目の前まで連れて行ってくれます

数百円でも節約したいとか、迷うのも旅の醍醐味だという人であればともかく、そうでなければ健常者でも熱海駅から行った方が間違いがありません。

安全ルートがあるのなら、そっちの方がよくないですか?

健常者であればスマホ地図を見ながら行けばいい、というのもあるんですが、車椅子利用者は「道はあるけど通れない」という事態に出くわした経験が少なからずあると思うんですよね。

電車なら駅員に相談すればいいですが、旅先の道路でそうなった場合リスク考慮するものではないのかなと思います

障がい者が気にせず外出できるのが理想だ」というのはその通りですが、現実リスク無視するのは違うと思うのです。

また真偽不明ですが、伊是名さんは来宮駅で降りた後、西にある熱海梅園に行ってから来宮神社に行ったと説明している人を見ました。

こちらの説であれば来宮暗渠を通っていないのは理解できるんですが、するとなおのこと、熱海駅から行かなかったのが不思議なんですよね。

来宮駅から熱海梅園は約600m。

しか来宮神社までの迂回ルートと同じ悪路です。

対して熱海駅からバスタクシーを使うと、熱海梅園の目の前まで連れて行ってくれます

車椅子での移動を減らしたいのであればバスタクシーを使うのが合理的です。

そもそも、最短ルートで直接来宮神社に行かないのであれば最寄り駅というメリットがなくなるため、来宮駅で降りる必要がないんですよね。

そこまでして熱海梅園まで歩きたかったのでしょうか?

3.「何を言ったのか」と「誰が言ったのか」の問題

紛糾しているのは、結局これだと思います

伊是名さんの言いたいことは「バリアフリーもっと浸透させてほしい」で、それ自体は正当だと思います

ただ、どう考えてもやり方はまずかった。

旅の計画段階で「合理的」な判断をしていれば起こらなかった問題なんですから、そこをフックにしてしまうと主張そのもの疑問視されてしまます

から、今起こっている事は「誰が言おうが正しいことは正しいのだ」と「言ってることは正しいがお前が言うな」の戦いなんですよね。

熱海市市議会では駅のエレベーター設置の議論が何年も続いており、その結果4つある無人駅のうち2つにエレベーターが設置されたそうですが、今回の論争、本当に必要でしたか

4.まとめ

要するに、熱海駅からバスを使えば来宮神社前ないし熱海梅園前まで行けるという「スロープ」があり、それは見えていたんです。

しかバリアフリー対応状況が分からない来宮駅という「階段」を伊是名さんは望んだ。

それがバリアフリー推進のためにあえてやったことなら、私は「言ってることは正しいがお前が言うな」と言います

もし素で準備不足の旅行だったのなら、社会常識を身に付けて下さいと言います

社会課題を世に問う目的であれは問題行動も有りだという考え方の先にあるのは、アメリカのBLM運動で起こった商店打ちこわしと略奪ですよ。

さすがにそんなものを認めるわけにはいきません。

スロープを作るために階段が狭くなるとか、遠回りになるとか、サービス料金が高くなるとか、そういったことは我慢しますよ。

からスロープがある時はスロープを使ってほしいな、と思うわけです。

平等ってなんだろう

力が強い奴が弱い奴を食べる世界平等じゃないのだろうかと思ったりする。痴漢されるのは弱いから、行きたい場所自由に行けないのは足が不自由から、でもそれって自然界では当然のことで、考えると力が弱い奴のために専用車両を作ったり小さな駅にまでエレベーターを作るのはむしろ平等なのではと考えたりする。ある意味弱者も銃で武装して力関係を無くせるという点においてアメリカはやはり平等なのかもしれない。

車椅子エレベーター問題が起こったときの正しい反応

ワガママ車椅子の人がいるんだな で終わり。以上。

何も考えなくて良い。

俺たちの大半は車椅子に乗ってないはずだし、JR関係者でもないはず。

今はとにかくみんな「お前は差別者だ!」と言いたがってる。

炎上させたがってる。

火をつけたのは別の誰かだけど煽って火力を大きくした責任もあるのではないか

2021-04-16

anond:20210416181513

階段が鉄骨だとアパートって感じする

あとエレベーターなしでせいぜい3階建てかね

エレベーターの設置義務って6階以上?5階?

アパートマンションの違い(イメージ)

アパート:白とか柄の無いコンクリで、少しボロボロ

マンション:レンガみたいな感じで綺麗、エレベーター付き

anond:20210416181313

ポストがショボくて、横一列にしか部屋がなくて、エレベーターが無いとアパートって感じある

anond:20210416173701

5階建てアパートってなんかすごいな

5階までエレベーターもないんだろうか

それか英語堪能増田で、日本でいうマンションアパートメントですみたいな意味なんだろうか

伊是名夏子さんの件でもやもやしている

もやもやしている

私は本当にもやもやしている。発端は例の伊是名夏子さんのこの投稿

http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html

バリアフリーは推進されるべきだ。その方向性異論はない。そしてバリアフリーを訴える目的はよいと思うし、その目的批判している人はほとんどいない。

でもこの記事最初に読んだ時、「これは炎上するな」と思った。

そして案の定炎上した。

私のこと

片目の視覚障碍

私は、きちんとした教育を受けそれなりの大学を出て、結婚もして家族もあるし、収入はそこそこあり持ち家にも住んでいる。

いわゆる「強者男性」に分類されるのだろうと思う。

私は自分社会的弱者というつもりは全くない。

ただ片目があまり見えない。病気というか、発達障碍というか、弱視という視覚障碍がある。ちなみに弱視というのは、眼鏡などで矯正しても視力がでないことをいう。

だが片目だけの視覚障碍なので、私は身体障碍者ではない。健常者だ。もっとも正常な方の目も、近視、乱視はいって矯正しないと0.5ぐらいなので、そんなに見えるわけではないけれど、視力矯正できるかできないか全然違う。

普段生活には全く支障はない。

もっとも、もしかすると両目がきちんと見える人よりも、遠近感の把握ができなかったり、視野が狭いのかもしれないが、両目見えていた経験がないので、違うのかは全くわからない。

視覚障碍があってよかったこ

不自由はないといいつつも、ほんの少し、両目が見えたらいいのにと思うことがある。例えばVRゴーグルをかけてみた時などにそう思うことがある。でもそれは総じて大したことではない。

逆に見えなくてよかったと思うこともほとんどないのだけど、ひとつだけ、心からよかったと思うことがある。

私は、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目を持っている。社会を、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目で見ることができる。それは本当によかったと思う。

視覚障碍の目で街を歩く

私は、時々、自分の健常者の目をつぶり、視覚障碍の目だけで街を歩くことがある。特に、今回は、もやもやし続けているので、いろんな場所で何度もそうしている。

通しでやったことはまだないが、眼帯などで健常者の目を隠し、視覚障碍の目だけで自宅から会社まで通勤するのは可能と思う。

記憶と音や他の感覚で補いながら歩く

なぜ可能と思うかというと、私は、自宅のドアを開けたところから会社入り口まで、健常者の目で何度も通勤しているので、途中の、道路通路の硬さ、すべりやすさ、段差、②曲がるときの角度、直線で歩くべき距離、③階段のおおよその段数やエスカレーターなどの位置、こういうものを覚えている。

見えないものは、記憶で補いながら歩く。ゆっくり歩けば、弱視の目でも歩くことができる。

そして音は重要だ。自動車が近づいてくる。こういうものは音で判断する。

自転車は、音が小さいから、怖い。電気自動車も、音が小さいから、怖い。

大変なのは情報を得ること

電車時間も、発着ホームも、だいたい覚えているので、目的電車に乗ることはできる。ただし、遅延などが発生し、行き先が違う電車普段とは違う時間にやってきたりすると、困る。

そういう時は駅員さんしか頼りにできなくなるだろう。

本当の視覚障碍者の人は、情報を得るのにとても困るだろうなと思っている。ホームに駅員さんがいれば聞くことができるのだろうけど、いつもいるわけではない。視覚障害者はそうたやすホームを歩けないので、同じホームに駅員さんがいても、距離が離れていたら聞くのは難しくなる。

少なくとも私は、視覚障碍者の目で歩くとき普段と違う状況になると状況を把握できず、いらいらする

声をかけて

私が、視覚障碍者の目で歩くときは、記憶と、耳と、手と、足の裏の感覚と、それ以外の感覚も総動員しながら、歩く。

から情報が少ないのを、全身の他の感覚で補おうとする。

集中しているので、いきなり肩や腕をつかまれたりすると、とてもびっくりするだろうと思う。怖いと思うかもしれない。

もし皆さんが視覚障碍者に何か情報を伝えたい、手助けしようと思ったら、白杖身体をいきなり触るのではなく、まずは声をかけてほしい。もし声をかけて手助けを断られたり、声をかけるのを躊躇するなら、見守ってほしい。

ホームの端が見えにくい

私の弱視は、光線の具合で、見えたり見えなかったりすることがある。

広い平坦な場所で、突起に気づかずつまづくぐらいなら笑い話かもしれないが、ホームの端がみえにくくて転落することがあれば、それは生命問題に直結する。((ホーム線路の彩色、彩度が似ていると、ホームの端がわかりにくい。))

その対策だが、蛍光色で10cmぐらいの幅のラインを描くことで、ホームの端の視認性はかなり上がる。これをCPラインというらしい。

一部、導入されつつあるが、まだまだ普及がすすんでいない。

https://ameblo.jp/milkyht2/entry-12244392124.html

ホームドアがあれば死なずにすんだ命も多い

CPラインよりももっと効果的な方策がある。ホームドアだ。

ホームドアは、視覚障碍者のためだけではなく、酔っ払いなど一般の人の転落事故も防止する。ホームドアがあれば死なずにすんだ命は多い。できる限りペースを速めて、設置してほしいと思う。

ネックは、ご存じの通り、多額の費用がかかることだ。

でも、生命にかかわることだから優先順位は一番高くていいのではないかと思う。

日本視覚障害団体連合ホームドアの設置を求め続けている。2020年7月の阿佐ヶ谷駅での視覚障碍者の転落死亡事故をうけて、同年9月にも国土交通大臣要望書を提出している。こういう働きかけは大切だ。政治企業への働きかけは、絶え間なく行わないといけない。

働きかけを行うべき先は、政治企業しかるべき権限もつ者=責任者であるべきだろう。「なんでホームドアがないんだ!」と現場で駅員さんに怒鳴っても、何も改善しない。

http://nichimou.org/notice/200923-jimu/

ホーム上の点字ブロック

歩道施設などの通路ホーム上にある点字ブロック日本発祥のものだ。これはよい発明だと思う。かなり普及しているのも評価したい。

また、2016年に近鉄大阪線河内国分駅ホームから視覚障害者が転落死した事件をうけ、対策として「内方線付き点状ブロック」設置を推進していたが、これはかなり進んだと思う。評価したい。

https://www.sankei.com/affairs/news/161017/afr1610170045-n1.html

でも、「なんでこうなった?」というような謎な点字ブロックも多々ある。そんな役に立たない点字ブロックや、かえって危険を作っている点字ブロックがある。

ホームなどの点字ブロックの配置についてはガイドラインがあるが、まだそれが守られていないことがある。2019年の京成立石駅視覚障碍者が転落死した事件は、規格外ブロック問題と指摘された。

https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=14s53i742ax788in6

ガイドラインに沿っていても、転落事故(死)が起こることがある。視覚障碍者は、目から情報が少ないため、点字ブロック認識しつつも、現在地と歩く方向を間違い転落することがある。

点字ブロックはとても有効設備だが、点字ブロックだけでは転落事故はなくせない。

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/437710.html

次に、弱視から視点追記したい。

点字ブロックは、黄色のものが多い。(私も健常者の目で見た時はそう思うが)黄色ブロックは、色がガシャガシャして、うるさく感じないだろうか?

そこで、街並みをおしゃれにするため、点字ブロック歩道の色と合わせて設置することがある。最近増えた感じがする。

でも弱視者には、これがわかりづらい。

視覚障碍者全盲の人ばかりではないという認知もっと広まってほしい。

視覚障碍者は見えないのだから点字ブロックは何色でもいいのでは?」と思わないでほしい。

少ない視力を使って点字ブロックの上を歩きながら、足の裏の感覚などで点字ブロックの助けを得て歩く視覚障碍者もいる。

私には、色がガシャガシャしていても、黄色の方がありがたい。

白杖について

視覚障碍者は、道路交通法によって、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることが義務づけられている。(第14条第1項)

また、視覚障碍者でなければ、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることを禁止されている。(第14条第2項)

さきほども書いたが、視覚障碍者全盲の人だけではない。ロービジョンといわれるのだが、若干の視力はあるのだが日常生活に支障がある人がいる。白杖の使い方は、人それぞれだ。

ところで、視覚障碍者白杖を持つ理由は次の3つとされている。

https://nippokai.jp/wp/formembers/canes/

  1. 視覚障害を持つことを周囲に知らせる
  2. 触覚を通じて路面の情報収集する
  3. 路面上にある障害物を検知する

障害物もなく、路面が確かな場合ロービジョン視覚障碍者は、白杖を「視覚障害を持つことを周囲に知らせる」だけに使うことがある。つまり周囲の人に自分存在を知らせるために、白杖を動かさず抱えることがある。

それを白杖を使っていないと思わないでほしい。白杖で地面を叩いていないからといって、「こいつは視覚障害ではないのでは?」なんて思わないでほしい。

白杖を持つ人が近づいてきたら

点字ブロックの上や近くで立っていたり、荷物を置いていたりしていないだろうか?

いわゆる歩きスマホはしていないだろうか?

視覚障碍者は、器用にぶつからないようにしたり、避けたりするのが苦手だ。

視覚障碍者安全に歩くためには、健常者の人の協力が必要だ。

もやもやしているのはなぜか

伊是名夏子さんの投稿とその後の議論、動きなどみて、私がもやもやした理由は主に次の3つになる。

バリアフリーとは?

私が、ここに書いた話題は、全部が「視覚障碍者にとってのバリアフリー問題だ。

伊是名夏子さんの投稿は、さまざまな議論を呼んだが、その議論は、エレベーターとかスロープとか、「車いす利用者にとってのバリアフリー」だけしか議論されていないでは?と感じた。

かに伊是名夏子さんは自分自身の障碍のため、「車いす利用者にとってのバリアフリー」を問題にしている。それは当然だと思う。

でも、「バリアフリー」を必要としている人は、車いす利用者だけではない。視覚障碍者も、聴覚障碍者も、妊婦精神障碍者なども、「バリアフリー」を必要としている。

それぞれの障碍やハンディキャップが違えば、「バリアフリー」として求めるものは違う。でもそこまで広く捉えた「バリアフリー議論ほとんどなかった。

いつでもどこにでも自由に行ける自由はとても大切なことだと思うけど、毎日、命の危険を感じながら鉄道を使う人のことも思い出してほしい。

からもやもやした。

伊是名夏子さんの手法をもてはやすことは何を呼ぶか?

案の定、伊是名夏子さんの投稿炎上した。あの投稿批判的に見る人は、来宮駅を巡るトラブル作為性を問題にしている。作為性とは、バリアフリーを訴えるために、わざとトラブルを起こしたのではという見方だ。ご本人は否定している。しかし私も実は、作為性はあっただろうと思っている。

現場でのトラブルを、乗車拒否などの強い言葉を使った非難を行い、耳目を集める手法というのは、そのトラブル作為性を巡って反感を買いやすい。

伊是名夏子さんご本人が、それが戦いだとお考えになることは、批判できない。こうしなければ、耳目を集められないという気持ち理解できる。

しかし、何かバリアフリー課題改善したいと考えた時、この手法が一番効果的となってしまえば、他の障碍者も(少々作為性があろうと)トラブルを起こし、それを声高に訴えないといけなくなってしまうのではないか? 私は、そういう状況が本当のバリアフリー社会とは思えない。

そして、あの手法に反感をもつ人と、支援する人との分断は、更に広がったように思う。

分断されたバリアフリー社会とか、笑えないブラックジョークだ。

からもやもやが続いている。

個人攻撃している人にも協力を願う矛盾(心の中のバリアフリー

伊是名夏子さんの投稿に対しては、私も批判的だし、批判する人の気持ちはわかる。

一方、こういったネット炎上が生じると、その人の過去の行動を洗い出し、それらも併せて執拗非難するような行動がよく見られる。晒しと呼ばれる行為だと思う。

かに、伊是名夏子さんの過去の行動で、「それはよくないな」と思う事例はいくつか見つかった。

しかし、既に法的には時効を迎えたと思われる古い過去を、声高に非難する合理性はないように思う。

話は変わるが、視覚障碍者投稿を読むと、白杖を持って歩いている時に誰かとぶつかった後、その人から心無い言葉を浴びせられたという投稿がいくつも見つかる。

他の障碍者ハンディキャップを持つ人も、そういう経験をしているのだろうと思う。

そんな心無い言葉を浴びせる人は、たぶんその人の心の中に、障碍者への「偏見」というバリア障壁)を持っていると思う。

心の中のバリア障壁)は、目に見えるものではないので、取り除く=バリアフリーを作るのはとても難しいと思う。

インフラは整っているが、人の心の中はバリア障壁)だらけのバリアフリー社会って、何かのアイロニーだろうか?

今回、伊是名夏子さんの過去の行動を非難した人の心の中に、障碍者に対するバリア障壁)ができないことを願う。そして本当のバリアフリー社会を作るには、あなたの協力が必要だと訴えたい。

インフラけが整っても、バリアフリー社会にはならない。

たくさんの人の理解と協力が必要だ。

私はまだもやもやしている。

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