はてなキーワード: cGとは
これってすっごく今流行りのPC関連な話だけど、2chはもとよりはてブでも宮崎氏の発言を白々しいものとして捉えている人が結構な数でいるので、自分なりに補足してみたい。
パラリンピックなんかで活躍するような、四肢が欠損した人物だろうか?
あるいは、24時間テレビなんかで見かける知的障碍の子供だろうか?
ひと口に障碍者と言っても、その病状、症状は様々だ。
例えば、脳に障害を負ったとする。後天的なもので多いのは、やはり脳梗塞。いわゆる脳の血管が詰まることで起こるそれは、急性期においては命に係わる危険なものだ。また、一命をとりとめたとしても、後遺症として深刻な障害を負うことは避けがたい。左の脳に梗塞ができた場合、右側の身体に後遺症が出る。四肢の麻痺やあるいは半身麻痺、言語障害となる場合も多い。
麻痺とは自分の意志で体が動かせない状態のことだ。それとは逆のパターンで、不随運動と呼ばれるものもある。自分の意志とは関係なく、体が動きコントロールできない状態のことだ。パーキンソン病の主な症状のひとつ安静時振戦などがそう。震えのような症状から手足をくねらすような動きまである。
こういったことを念頭に置いて、川上氏の提出したCGを観たとしよう。その動きはどんぴしゃであの障碍者の動きだ! というものではないが、四肢の奇抜な活用の仕方は、身体のコントロールがきかないそうういった方々を容易くイメージできるものだと言える。
おそらく宮崎氏もそういった連想により障碍者の友人に思い当たったのだろう。故に川上氏の「気持ち悪い動き」を面白がる態度を強く批判した。
要は、かなり平たく状況を述べるなら、駅で見かけた変な動きの人(あえてこう書かせていただく)を見て面白がる無邪気な小学生を怖そうなおっさんがゴラァ! とした、とでも言おうか。
……表題としてはこれで以上ではあるが、ポリティカル・コレクトネスを考えるうえで、個人的に気になることを書く。
今回の件は確かに川上氏の態度に嫌悪感を抱いたし、宮崎氏はそこを鋭く突いたなと感じている。
が、同時に川上氏に対して「他人の痛みが理解できていない」といった批判はできんなーとは感じている。
といのも今回は、自分がたまたまそういった障害を持った方を知っていたからにすぎないからだ。
こういった配慮を想像力だけで補うのは不可能だろうとは感じている。要は知識の問題で、それ故に川上氏を無邪気な小学生と例えたわけだ。
これが企業ならそういった豊富な知識を買うことができるんだろうけど、個人レベルにおいては難しいよなあと、2chやはてブの反応を見て思った次第。
結局のところ、「知らないものは配慮しようがない」といった話になってしまうが、そう考えたときにアイスバケツ・チャレンジのようなムーブメントほ重要なのかもなと思うが……(どんどんと取り留めなくなってきそうなので終わる)
あのトラバは
と書いてるんだから、向き不向きの話をしてると思うんだけどな
毛虫のボロだってCGで作ったのを宮崎が細かく指示して手を入れてさせてたっぽいじゃん
3DCG でできること、得意なことと
得意分野を上手に合わせて使えばいいと思うのだけどなあ
GANTS:O
意外と出てこないもんだな
gdgd がありならてさ部やなりあがーるずもありか
あと、毛虫のボロがフルCG って書いてるけど、
虫がうじゃうじゃ蠢く場面を手描きで書いてたじゃん
一番びっくりしたのは
「2013年に長編アニメからの引退を表明した宮崎さんは、その後、自身初となるCGを使った短編アニメ「毛虫のボロ」の制作に取り組んでいる。」
これだよ。
もう歳いくつだろうかって爺が、ずーっとセルアニメやデジタルアニメで2Dやってきた爺が、
75歳の爺だったよ、それがCGアニメだと?
魔女の宅急便とかナウシカとかラピュタという名作を描いてきたあの駿が、CG。
なんだこの違和感は。
そして何だこの置いてけぼり感は。
もはや75歳の爺にも負けてないですか?
大丈夫なんですかね、本当に。
って本気で思ってませんか?
既に3Dでも従来のアニメ的な表現が可能な手法が生み出されつつある段階なのにいつまで2Dだけで食って行こうとしてるんですか?
ず~~~~~っと業界の先を歩いてきた75歳のアニメーターが次は3Dだなって思ってるんですよ。
爺×3Dですよ。
追記:
そうじゃねーから。
アニメの次はフルCGで宮崎駿はフルCGアニメを造ろうとしてる。
よくあるラノベ原作アニメの中でちゃっちいCGのクルマが走ってるのとはわけが違う。
同じ扱いをするんじゃないよ。
フルCGの定義を言い出したら争いになるが前提としてはキャラクターが最初から最後までフルCG(フル3D)ってことにしておこう。
追記2:
案の定わいてきたけど3DCGを使って二次元的表現をするのにも技術がいるんだよ。
その失敗例を持ち出して「これだから3Dアニメは駄目なんだよ」ってちょっと違うくない?
どっかの学園祭で作られた2Dアニメを持ってきてこれだから2Dアニメは駄目なんだよって言ってるのと同じなんだけど。
完成度の低い3Dアニメを持ってきて3D全体に問題アリっておかしいでしょ。
シドニアの騎士レベルなら批評に耐えられる出来栄えだけどベルセルクとかを持ってきてこれだから!これだから3DCGアニメは!!っておかしいだろ。
たった一人の人間の悪行をみて人間は滅ぼすべきだ!って今どきのラスボスでもそんなこと言わんぞ。
毎回2D信者ってその手法で3Dの批判し始めるけど違うよね、それ3Dへの批判にすらなってないんだけど。
あなたが言ってるのは3Dアニメ批判じゃなくてアニメ・ベルセルク(もしくはアニメ・キングダム)批判です。
追記3:
あと「ここまでしたら手間は2Dと変らんな」くん。君だよ君。
3D製作の一番いいところは大人数での分担作業と分かりやすいスケジューリングだよ。
製作の状態をオンラインで把握しやすいから納期も決めやすいし人員の増加が短縮化に繋がりやすい。
これはセルアニメ・デジタルアニメの抱えてきたブラックの労働環境を是正するのに持って来いの変化ですよ。
ポリゴン・ピクチュアズの素晴らしいことは人件費をケチらずにスタジオの規模を計画的に大きくすることで
作る前段階でどれだけの品質と製作費用と期間が客観的に導き出せるってことは利益率を設定するのが容易になるってこと。
最初に決めた段階の仕事量から変更なければブラック環境になんてならないのは当たり前の話。
おまけにちゃんと収益も出してる。完全にブラック体制に対する管理能力の勝利ですよ。
そういう夢が3DCGにはあるってこと。
造る手間は一緒でも分担できたり流用できたり何かと糧になるのがCG。
2Dアニメなんてよくてバンクシーンくらいしか活用方法ないでしょ。
というかこれを発展させると実写映画にも使うことができるわけで。
商売的にも夢膨らむでしょ。
商業的に夢があるってことは才能が集まりやすいってことだから。
追記4:
「視聴者が求めていないのでは」
パブロフの犬は涎ではなく眉間にしわを寄せている、あるいは未体験を要求することはできない。
追記5:
ここまで書いて無駄な2D信者は2017年公開予定の劇場版映画「BLAME!」を観ろ。
その後BLAME学園をポチってしまおうがアバラ買ってしまおうがバイオメガ買おうがその後はシラン。ノイズ最高。
悪いことは言わんからその金で飯食って家で寝ろ。
お前の視野が狭すぎるだけで、
ずっと前から。
①痛覚について
宮崎駿自身も「痛覚の無い生物」を作中に登場させることはある。
ラピュタのロボットや、ルパンのシグマやラムダもそうかもしれない。
ただし、「痛覚の無い生物」を登場させたからといって、それを「気持ち悪い」と嘲笑する対象であるようには決して描かない。
人間の傲慢さによって生み出された哀しい存在として描かれていると思う。
(本人が本当にそう考えているのかはわからないけど、彼の作品から私が受け取った印象として。)
あのCGは「人間の傲慢さによって生み出された生き物」であり、
頭まで使うくらい必死にもがいている姿に見えた。
あのCGをただ「気持ち悪い」と笑うのは(宮崎駿にとってではなく)一視聴者である私にとって、許しがたい態度だった。
②障害について
http://anond.hatelabo.jp/20161114173923
↑を書いた増田です。
先のエントリの解釈は自分の主観というか妄想が入りすぎていた。冷静さを欠いていたと思う。(その割には肯定的なブコメが多かったのでびっくりしているんだけど)
個人的に書き漏らしもあったしついでに宮崎駿が怒った理由についても考える。
前回のエントリではごちゃごちゃになっていたけれど、宮崎駿が怒った理由は二つに分けられると思う。①②と分けて書く。
そもそも、見逃していた言葉があった。
まず、川上の「頭を使って移動しているんですけど、基本は痛覚とかないし」という言葉。
これに対して宮崎駿は友人の身体障害者の話を持ち出してこう答えている。
「ハイタッチするだけでも大変なんです。彼の筋肉がこわばっている手と、僕の手でハイタッチするの。」
「これを作る人たちは痛みとかそういうものについて、何も考えないでやっているでしょう」
ここでは、「痛覚のないCG」と「痛みを持つ障害者」を対比させている。(そういう意味ではわかりやすく説明するために身体障害者の話をしたともとれるかもしれない)
痛みもある、けれど生きている。痛みがあるからこそ生きている。宮崎駿はそういった生命に対するリスペクトの上で、作品に息を吹き込んで生み出そうとしている。
彼にとってはそういった自負があるからこそ、「痛覚の無いCG」を「自分の作品とつなげたくない」と拒否した。
そして、痛覚のないCGを「生命に対する侮辱」と捉え「不愉快」だと言った。
単純な話、このCGは彼の作品の哲学に合わなかった。技術屋とクリエイターの衝突というコメントをどこかで見たが、この点に限ってはそういうことかなと。
彼の哲学を肯定的にとらえるか否定的にとらえるかは、人によるだろうが。
「その彼のことを思い出して、僕はこれを面白いと思って見ることできないですよ。」という宮崎駿の言葉で大体わかると思うけど。
これは川上の「この動きが気持ち悪いんで」「人間が想像できない気持ち悪い動き」という言葉に対応するものと見ることができる。
川上自身は差別的な意図はなかっただろうが、わざわざプレゼンしているのだから面白いものだと思っていたのだろう。「気持ち悪い」と言いながら。
しかしながらCGでなく現実にも川上が「気持ち悪い」というような動きをする人はいる。この世の中は五体満足の人間だけじゃない。
この点が不快だったのもあって、「生命に対する侮辱」「不愉快」という強い言葉を使ったのではないだろうか?
まぁ、①だけでもプンプンしてたかもしれないが、そこまでは推測できない。そもそも①②と無理やり分解しただけで、宮崎駿自身がごちゃごちゃにしてそうな気もするし。
それ以前にNHKによってカットされた場面もあるだろうし。NHKの手のひらの上で転がされているだけなのかもしれない。
怒ってた理由を推測するとしたらこれらの理由くらいかな?というくらいの感じで。あとは単純に川上の態度が気にくわなかったとか作業が捗らなくてイライラしてたとかあるかもしれんけど。うん。
「ドワンゴが駿に怒られたwwwww」
っていう話だけ一人歩きしてるので
・宮崎駿は自分が長編を作ると自分のこだわりが強すぎて有能なクリエイターを潰していることに気付き、長編をやめると宣言した
・若手を潰さないために少人数でクオリティを高めるためにCGを導入することを決めた
・CGのデモ見てみたら毛の動きとかが自然に動いていて「これはいける!」って思って頑張り始めた
・ところが自然法則以外の部分(キャラクターの振り向き方とか)はCGクリエイターに依存する部分が大きくて全然上手くいかない
・結局キャラクターの動きを付けたりするところをこだわりだすとCGクリエイターを潰しかねない事態になった
(恐らく、この辺で「キャラクターの動きを毛の動きのように自動的に描くことができないか?」という要望を宮崎側から出してドワンゴが槍玉に挙がったと思われる)
・ドワンゴは人工知能技術を使ってキャラクターの動きが自然に見えるような動きを描こうとしていた
(恐らく、ドワンゴは人の動きを人工知能で模擬しようとして試行錯誤していたら偶然気持ち悪い動きが生まれたのでゾンビに使える!とゲーム会社に持って行った)
・初期の人工知能はゾンビのような動きをしていてそれをデモとして見せた
・宮崎駿はそれを見て直感的に気持ち悪さを感じて「極めて不快」と発言した
・「これは実験」→「どこを目指してるの?」→「人間と同じように絵を描く機械」の流れは恐らく宮崎や鈴木も期待していた答え
・ところが実際にデモを見て生命に対する侮辱なのではないかと感じてしまい困惑→「人類が自信を無くしている」宣言
(数年前はCGが全然ダメだったのに今は全然使えるのと同じようにAIもいずれは使えるようになることを恐らく宮崎駿は体感している)
・短編に「見たことが無いような生き物を入れよう」→人間にしか思いつかない作品作りを続けよう→次回作に期待!
という流れだった。
ちゃんと見たい人は再放送を見て欲しい。
Nスペにしては久々に深い内容だった。
ドワンゴ川上「そうか、このCGはゾンビゲームよりも障碍者モデルに使えるな。次は東京パラリンピックのイベントで使えないかプレゼンしよう」とか考えてそう
宮﨑駿の発言ですでに色々意見は出ているけど、もうひと押ししたいと思った。
あのCGを見て、ほぼ全ての人がアレを「気持ち悪い動きをする人形」として観ていたのに対し、宮﨑駿だけは「最適な動きを模索する生命体」として観ていたのではないかと、私は考えた。だからこそ自身の感想として一生懸命努力するアレ自体を「気持ち悪い」と評さなかったし、同じように最適な動きを模索する身障者にイメージを重ねたのではないだろうか。
AIを研究し制作する専門家たちがアレをただのデータとして嘲笑う一方で、ITに疎くCGにあまりいい印象を持たない宮﨑駿だけがCGで作られた体をAIで一生懸命に操るアレを生命体として認識していたのだとしたら、なんと皮肉な話であろうか。
ここを勘違いしている人が多い気がする。
川上が「この動きが気持ち悪いんで」「人間が想像できない気持ち悪い動き」とプレゼンしているからか、気持ち悪いという言葉が印象的な動画だった。しかし、宮崎駿がこういった「気持ち悪い」という感覚を川上と共有しているとは思えない。
「そんなに気持ち悪いものをやりたいなら勝手にやってればいい」という宮崎駿の発言があったが、これは川上の度重なる「気持ち悪い」発言を踏まえたもので、「気持ち悪い(と川上が思っている)ものを~」ということになるだろう。
「不愉快だ」と評したのは、川上がこのCGについて「気持ち悪い」を連発しながらプレゼンしたからであって、CGそのものだけに不愉快だと思っているわけではないはずだ。
おそらくあの下手糞なプレゼンがなかったら宮崎駿もあそこまで怒らなかったのではないかと思う。
それは単純に、障害者の友人と毎朝触れ合ってきた経験があったからだ。
「気持ち悪い」と川上が言いながら紹介したものに対して、宮崎駿は純粋に毎朝触れ合ってきた友人を思い出した。
これは宮崎駿がCGを「気持ち悪い」と思っていないからだ。普段から身体障碍者の友人と心を通わせてきたから「気持ち悪い」と思わずに単純に彼のことを思い出した。
川上のような人間に「気持ち悪い」といわれるような動きでも、彼らは生命で必死に体を動かしながら生きている。生命は誰だってみんなそうして必死に生きている。
宮崎駿はそうしたことをずっと意識しながら映画を作っていたはずだ。そんな彼にとって、今回の件は許せなかったのだろう。
もちろん、川上に障害者を差別する意図はなかっただろう。彼は知らなかった。それだけだ。
誰にでもそういうことはあり得る。だから、今回宮崎駿に真剣に怒られたのは彼にとってよかったのだと思う。
むしろ、宮崎駿が何故障害者の話を出すのだ!と言っている人の方が無意識的に障害者を差別しているのではないか?
じゃあ手書きを補助するソフト開発をしなければいけなかったはずなのに何で誰も危惧しなかったの?
・フルCG→ノウハウと環境が蓄積されて楽になりつつもより魅力的な表現の進化を
・手書き→10年前と苦労もノウハウも変わらず何も短縮化されていない
輪郭にしてもスッと線を引くだけでキャラに合わせた輪郭線に自動的に補正してくれるソフト開発とか
そういうのの需要って日本だけだろうから日本人が言わないと育たないに決まってるじゃん
2Dの優位性を誇示するのはいいけど生産ラインのクオリティを保てないんじゃ意味ないでしょ
所詮人間の持つ技術なんて死ねば亡くなるんだからソフト開発を焦るべきだった
スーパーでさえレジの自動化を取り入れる時代なのになんでアニメ業界だけ浦島太郎でいられると思ってたんだろうか
敗因はそこでしょ
ディズニーピクサードリームワークスやイルミネーションエンターテイメントに比べたら赤ちゃんみたいなもんです
表情、芝居、アクション、生々しさ、そしてエフェクト(ビームや爆発や波の表現)や絵としての魅力などでは全然質が高くないのが現状です
コストも高いので本数をこなすのはむずかしいという問題もあります
一方、手描きでは日本のアニメーションは、ディズニーとは違ったオルタナティブな進化を遂げており
その作画の個性が日本のアニメを視覚的に印象的なものにしているわけです
宇宙やロボットが出て来るSFモノだとかなり効果的に使えるようになってはきています
ただ人間や自然になると・・・現場は今そこのブラッシュアップに力を入れているはずです
もう一つの問題として日本においてはCGアニメは人気がないという現実があります
日本でもトゥーンレンダリングのアニメがたくさん作られるようになってきましたが、大ヒットとは言い難いのが現状です
芝居が作り込めないのもあってかキャラクター人気も持続しておらず、ビジネス展開の期待は(現状)あまり出来ません
さとうけいいち監督はアニメでも活躍されている方で、才能豊かな監督が加わるだけでここまで面白くなるのかと感心しました。
そういうわけでCGはまだ厳しい状況です
3DのフルCGにしたらいいのに
リアルなCG作品だった。違和感がまったくなかった。あまりにもリアルなCG映画を観た後現実に戻ると、無意識にCGと現実の違いを目が探すのだろうか。現実世界で眼に映るものが、映画を観る前よりも新鮮に映る。不思議な気分だ。映画の中の世界も、現実と同じ、見慣れた渋谷、地下鉄のホームだったからかもしれない。CGに没頭すると現実世界がより現実に感じられる。いかに普段、自分が無意識に現実を過ごしているかということを思わされた。それにしても今日の感動は忘れたくないと思った。最初に泣きそうになったのは加藤が弟の誕生日ケーキを買って帰るところ。駅のホームで弟に電話をかける。弟と電話してる時に、誕生日を忘れたふりをして、弟に電話をガチャ切りされる。その後でサプライズの誕生日ケーキの紙袋を見つめる加藤の優しい目。開始五分で涙腺が崩壊しそうになる。次は加藤が自分の家族のことを話す時。加藤が語る。父親は消防士だった。両親は中学のときに事故で死んだ。中学生の弟がいて、学校に通いながらアルバイトで稼いで養っている。少しもそれを苦に思って無さそうに話す加藤。何と健気な。その後、加藤が正義感を発揮して、初めての戦いなのに、勇気を出してラスボスに挑むところも良かった。話し方はぶっきらぼうなのに、それが逆に誠実な感じがする。自分の考えで、自分の意志で主体的に行動しているからか、恐怖を乗り越えて人を助ける姿に嫌味は一切感じられなかった。人の目を気にせず、自分の意志に従って直向きに努力する加藤。そんな加藤に最初は臆病で自分が生き残ることだけを考えて行動する、と言っていたあんずが次第に感化される。最後は加藤を守るために、七回クリアの化け物プレーヤーを倒したぬらりひょんに単独で向かっていく。人は変わるもんだ。その直後、敵の攻撃で胴体から真っ二つにされるが、空中で上半身が逆さまになったときに後ろにいた加藤をしっかりと見つめるあんずの姿はとても印象的だ。ドシャリと地面に落ちるあんず。それを見た加藤は雄叫びを上げて泣きながら、膝から下を切断された両足を引きずり、離れたところに落ちている武器に向かう。何とかギリギリでその武器を取り、ラスボスに引き金を絞る。泣き叫びながら何度も引き金を絞り、ぬらりひょんに攻撃を浴びせ続ける。もうこれで倒せなかったら、終わりだろう。そんな思いが脳裏に浮かぶ。重力波で崩れ目の前の高速道路が跡形もなくなり、加藤はぬらりひょんを倒せたことを確信した。そして加藤はあんずの死体のところまで這い寄り、手を重ね、力つきる。社会通念とか、自意識とかではなく、ただ自分の強い意志と自主性、それが加藤の姿に感動した理由だと思う。この感動は忘れたくない。
黄色いビールが赤いテーブルにこぼれたってことが分かるのもすごいけど
湿ったふきんで拭くから、一度で拭ききれず
地の力で頑張ってほしい
終盤の、恋に落ちる瞬間の演出もよかった
声優陣の演技もいい
全部は無いよ、観てる分だけ
良い意味でいつもの京アニ。主要素であるもつれた人間関係の描写と映画的な演出のとりあわせが高い効果を生み出してる。続編であるがゆえに3話切りを恐れる事なく溜め回が続くが、静かな画面に隠された緊張感はなかなかのもの。そしてデカリボン先輩は本当にいい子。リボン取ったらもっと可愛いかったのでリボンは本体じゃなかった。◎→◎→◎
あからさま過ぎるほどに腐要素を入れ込んでくることを除けば、驚異的なスケート作画とテンポの良いシナリオが素晴らしい今期の注目株NO.1。素人目で見ても作画スタッフの健康が心配になる。なぜこれをアニメでやろうとしたのか(賞賛)そしてなぜ幼馴染みヒロインを人妻にしたのか(私怨)
そうこう言ってるうちにロシアンDQNユリオ君が可愛く見えてきたので腐菌の感染力侮れない怖い。 △→◎→◎
前期と変わらずコメディと可愛さに極振りしていて素晴らしい。テンポの良い演出がバッチリ決まっていて安定の面白さがある。欲張ってたくさんキャラ出しちゃってるけど使い切れるのか?それだけちょっと心配ですw ◎→○→◎
間違いなく人を選ぶ作品、スペース☆ダンディと同じ匂い。アートっぽい色彩センスや世界観、一風変わったキャラデザは村上隆的な文脈なのか?作画アニメであり、ぐりぐりと動くカメラワークとアクションを観ているだけで楽しい映像ドラッグ。ストーリーとか設定とかにたぶんあんまり意味は無い。 Don't think, Feel. 僕は好きです。 ×→△→◎
これだけ2話まで。原作は未読だがストーリーを急ぐことなく丁寧に展開している印象。なぜこの題材をアニメでやるのかという気はするが、文字が浮かび上がる表現などは下手な実写CGだと安っぽくなりそうで、案外合っているのかもしれない。ここからどう料理するつもりなのか、とても気になる。 ○→○→○
WW2実在兵器アニメとしてはかなり秀逸。3号4号!メッサー!スツーカ!いち兵士視点での塹壕戦、戦車の恐怖、空爆の絶望などなかなかアニメでは見れない内容。また、姫のキャラクターは声優の熱演もありとても魅力的。反面、演出面では不満が残る。シーンのつなぎ、構成など上手いとは言えない。脚本・吉野に前科が多いため、最後まで不安が消える事は無いだろう。 △→△→○
「尻ガトリング」「真空烈尻」バカバカしい絵面と単語が飛び出すのに、内容は至って真面目なスポ根なので普通に観れ…観れ…るかあ! リビングで観るのは家族から拒否られ、スマホ持ち出しにしても電車で観るのが恥ずかしい。どうすりゃいいんだ。実際ほとんどエロスは感じないんだけど。 △→△→○
シリーズの売りだった空戦が低クオリティのCGになってしまったのはやっぱり痛い。主人公が脳筋根性キャラなのでジメジメしないのはいいけど、ストーリー展開はちょっと雑というか安直に感じる部分もある。前作の股間どアップは下品で嫌いだったので、減ったのは好印象です。 △→○→△
題材やプロットは面白いのだけど、露悪的な内輪ネタで終わるのか、真っ当にエンタメとして成立させていくのか、今の時点では方向性がまだ見えない。演出・演技にも物足りなさを感じる。1話がピークだった、とならない事を祈りたい。 ×→○→△
3話テンポ悪 漫画のセリフそのまんまアニメにしてもダメなんだっつーの京アニの爪の垢飲め 作画だけはすっごく良いので悔しいけど継続 ○→△→△
以上