はてなキーワード: TIKTOKとは
お笑いをメタ的に見るのは前からあったけど、お茶の間でも受けいられるようになったのは最近ですね。
YouTubeやTikTokで誰もがクリエイターになれる時代。
四千頭身の「前半に畳みかけんな」ぐらいから、お茶の間でも受け入れられるようになった兆候ですね。ぺこぱもそう。あとは大晦日のガキの使いがマンネリ化というか、風物詩として定着してきたことも。水曜日のダウンタウンも出てきてだんだん先鋭的になっていったことも。
そんな中、千鳥含め、よくロケを止めて突っ込むというシステムを開発したなぁと思う。
ロケはこれまでいちいち止めなかったわけで、あるまとまった情報をワンパッケージとして送られてきた。その構造をひっくり返し、千鳥のツッコミ(ボケ)力で成立させる。ツッコミはツッコミだが、ちゃんと振ってるし、何に突っ込むか?というボケも成立させてる。写真で一言の大喜利をずっとやってる。
千鳥はM-1やキングオブコントなど元々上位で出れる実力はありながらも、テレビでは若手や身体を張る枠の扱いだった。
そんな中、Abema TVやらロケやらも含めて地道に実績を重ねて東京進出と成り上がりをを完了した。
良かったのう。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 71 | 7953 | 112.0 | 39 |
01 | 47 | 8420 | 179.1 | 86 |
02 | 26 | 3305 | 127.1 | 58 |
03 | 20 | 4003 | 200.2 | 43.5 |
04 | 17 | 1869 | 109.9 | 71 |
05 | 12 | 505 | 42.1 | 31 |
06 | 16 | 1508 | 94.3 | 46.5 |
07 | 55 | 7082 | 128.8 | 37 |
08 | 76 | 6170 | 81.2 | 43 |
09 | 128 | 9548 | 74.6 | 40 |
10 | 212 | 16666 | 78.6 | 40 |
11 | 167 | 21997 | 131.7 | 37 |
12 | 162 | 12794 | 79.0 | 36.5 |
13 | 133 | 13154 | 98.9 | 41 |
14 | 145 | 13478 | 93.0 | 37 |
15 | 131 | 14615 | 111.6 | 29 |
16 | 141 | 10018 | 71.0 | 33 |
17 | 100 | 10511 | 105.1 | 46 |
18 | 136 | 14199 | 104.4 | 32.5 |
19 | 123 | 11775 | 95.7 | 33 |
20 | 72 | 23158 | 321.6 | 36 |
21 | 107 | 9461 | 88.4 | 31 |
22 | 75 | 6761 | 90.1 | 44 |
23 | 78 | 34274 | 439.4 | 34 |
1日 | 2250 | 263224 | 117.0 | 38 |
バーボンハウス(3), ずり落ちる(3), ブーン(3), グーニーズ(4), ソニータイマー(3), 平井卓也(3), 平井(9), 牛脂(8), モンエナ(4), モネ(3), セイウンスカイ(4), 脅し(9), 接種(31), 幹部(8), 2回目(7), 改革(7), 因果関係(6), 五輪(26), もやもや(7), ゲロ(5), ちやほや(6), デジタル(10), ワクチン(68), バンド(9), 椅子(12), 大臣(9), 副作用(8), 打っ(18), こなし(7), 選手(19), オリンピック(34), 20代(15), 大企業(10), 恥ずかしい(15), うるさい(10)
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中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で2日、日本の路上で撮影された映像が投稿され、反響が寄せられた。
動画はショート動画アプリTikTokに投稿されたもので、ランドセルを背負った3人の小学生が信号のない横断歩道を渡ろうとするが、左右から走ってくる車はいずれも止まらない。3人はしばらく待った後、車の流れが途切れたのを見て手を挙げて渡った。
動画の投稿者は「これが日本の民度の低さ!子どもがいても止まらないクルマ」とコメントしている。
この動画はツイッターにも投稿されており、この動画を中国のSNS微博に転載したアカウントは、「不思議だ。私がTikTokで見る日本の動画と中国国内で見る日本の動画の雰囲気が一致しないのはなぜ?」と投稿。
中国のネット上では日本の優れた社会秩序を称賛する文章や記事が投稿されることがあり、その中では「自動車は歩行者に必ず道を譲る」「道を譲ってもらった小学生はドライバーにお辞儀をして感謝する」などの例が紹介されることが多い。微博の投稿者はそうした「日本礼賛」を皮肉っているようだ。
他のネットユーザーからも日本を無条件で称賛する人への皮肉が書き込まれている。
子供の通学路。信号がない横断歩道なのに線もほぼない。小学生が待ってるのに誰も止まらないし凄いスピード。
子供が判断を間違えば大きな事故になる…警察に相談の電話したら現場調査に行くけど案件が多いからどうしても遅くなると
@gogoichiro さんどうにかならないでしょうか… pic.twitter.com/F1pCnBmbix
— m (@mi_aiay) May 26, 2021
米津玄師やYOASOBIのAyaseといったボカロ発のアーティストが注目され、ボカロ音ゲーのプロセカがヒット、Vtuberはこぞってボカロ曲をカバー、tiktokでもボカロ曲が普通に使われている(らしい)というこの2021年。
有名ボカロPを10人ぐらい紹介します。チョイスも順番も適当です。
代表曲は最近のヒットとそれ以外で一番人気な曲の2曲にしていると思います。
再生数ごとの曲数とイメージはかなりざっくりですが以下のような感じなのですごさの参考にしてください。
例えば100万再生以上の曲は20万曲中600曲という読み方をしてください。
再生数 | 曲数 | イメージ |
---|---|---|
1000万 | 6曲 | 神話入り・みくみく千本桜メルトマトリョシカWEDHモザイクロール |
500万 | 60曲 | 超有名 |
100万 | 600曲 | 伝説入り・文句なしに有名 |
50万 | 1000曲 | ボカロ好きなら少なくともPか曲名は知ってる |
10万 | 5000曲 | 殿堂入り・中堅ライン |
5万 | 8000曲 | この辺まではわりと何でも聴く |
1万 | 2万曲 | マイナー |
5000 | 3万曲 | クオリティー保証ライン |
1000 | 9万曲 | ドマイナー |
全体 | 20万曲 |
(プロセカがヒット?と思う人もいるかもしれないが、プロセカはユーザー男女比4:6で約半分が10代というセルランが主戦場ではないソシャゲなのでメインユーザー層と近い人でないとヒットが把握しづらい。ソース:『プロセカ』がボカロファンやミクたちに与えた影響 ― ニコニコ動画が果たしていたような役割を担うかもしれない【開発者座談会】)
最初の数曲は再生数5万程度とそこそこの伸びだったが、オートファジーがヒットして一気に有名Pになった。
歌詞は文字で見るとよく分からないが最近は音として聴いたときの感じを重視するのが流行りらしい。多分。
この人が使っているv flowerというボカロは中性的な声が特徴で、最近多いおしゃれな感じのボカロ曲によく使われている。
v flowerにも初音ミクなどのようにキャラクターイラストがちゃんとあるのだが、おしゃれな感じのボカロ曲はPVにオリキャラを出したりキャラのいないイラストだったりすることが多いので認知度が低そう。
2008年から投稿している、全曲10万再生以上の安定した超有名古参P。
2011年頃に柴咲コウなどの人間に曲提供をしていて、アルバムにも人間曲を普通に入れていたので、当時はボカロPをやめて人間の曲を作っていきたいのかと思った。
実際2008年から今までで2011年だけボカロ曲を一切投稿しておらず、2012年も企業案件系の曲のみであった。多分。
その答えは2013年のインタビューで明らかになる。(DECO*27「DECO*27 VOCALOID COLLECTION 2008~2012」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー)
2020年に突然Youtubeのみに投稿するようになったりした(ヴァンパイアで戻ってきた)ので、そういう感じのふらっとした人なんだと思う。
この人が立ち上げた曲を作るための会社「OTOIRO」が2019年に炎上したが曲人気には全く影響しなかった。
P名の由来は「みきとP」という曲名。SF-A2 開発コード mikiというボカロをテーマにした曲である。
P名は古参でもついていない人は普通にいるし、最近の人でもついている人はいる。
ただ最近は動画タイトルに自分の名前を入れる人もいるので、そういう人はP名をつける空気にならない。
作風の幅が結構広いが、どの曲も聴くとちゃんとみきとPの曲だと分かる。
「ロキ」はPとボカロ(鏡音リン)のデュエットで、こういう人間とボカロが一緒に歌っている曲はニコニコ動画では「VOCALOIDと歌ってみた」というタグで括られる。
ロキ以前には歌い手によるカバー曲以外では大きなヒットがないタグだったので、人間がいるから駄目ということではないという証明になった曲だと思う。
DECO*27も「デコーラス」と言われるぐらいには主張強めに入れる。(最近の曲は控えめかも)
あのカゲロウプロジェクトを作った人である。
カゲロウプロジェクトとはボカロ曲を軸にボカロキャラとは関係のないオリジナルのストーリーを展開していくというプロジェクトで、アニメ化もされた。
2011年の初投稿「人造エネミー」から2018年の「アディショナルメモリー」までカゲプロが展開されていた。最近10周年でリブート企画が始動した。
ということで最初から企業の仕込みだったということはないと思う。
企業の仕込みだと初投稿から半年でファーストアルバムが商業流通で出る。
カゲプロは本当にボカロの流れを変えた存在で、(以前からそれなりにいたが)ここで一気に女子小中学生がリスナー層に増えたと思う。
最盛期はアルバムクロスフェードが100万再生を達成するほど勢いがあった。
「日本橋高架下R計画」や「Sky of Beginning」はカゲプロとは関係のない曲だが再生数はしっかり伸びているので、別にカゲプロじゃないと伸びないPではない。
直近ではアニメ「魔法科高校の優等生」のOPを担当することが発表されている。
ヴィランや(ボカロじゃないけど)うっせぇわのAdoに書き下ろしたギラギラが話題になったP。
急に最近人気になったわけではなく、2010年の「アンファンテリブル・イン・ハロウィン」ですでにランキングに顔を出していた。
その後2012年に「怪異物ノ怪音楽箱」がヒット、同じく2012年の「古書屋敷殺人事件」は女学生探偵シリーズとして楽曲・小説が展開された。
女学生探偵シリーズは当時流行っていたカゲプロ的なストーリーの繋がりがある楽曲シリーズで、カゲプロ・終焉ノ栞・ミカグラ学園組曲など色々あった。
それらが厨二系だったのに対し女学生探偵シリーズは昭和レトロな雰囲気が唯一無二だったので、いい感じに地位が確立されていたと思う。
もともとリズム感重視で韻を踏みまくった歌詞をよく書く人なので、今は前述した「音として聴いたときの感じを重視する」という波に作風がしっかり嵌っている。
別名義で小説を書いている。
代表曲:「アイ情劣等生」「ベノム」
この人も自分の作風はしっかりあるが流行に合わせるのが上手い。
かなり意識的にヒットを狙いに行っていると思う。
「アイ情劣等生」と「アルカリレットウセイ」は「#コンパス 戦闘摂理解析システム」というソシャゲのキャラのテーマソング(公式)。
コンパスには1キャラ1曲テーマソングが存在し、さまざまなボカロPが曲を提供している。
コンパス曲はヒット確定という風潮もあり、実際多くの曲が100万再生を達成している。
なぜそういうスタイルがウケたのかというと、腐女子とかが「この曲はあのキャラっぽい」「このキャラはあの曲っぽい」と勝手に好きなキャラと関係ない曲を結びつけるイメソン文化を公式でやっているからである。
プロセカも腐女子とかが男キャラのMMDを作ってボカロ曲を踊らせたりボイスを切り出して無理矢理歌わせたりしているのを公式でやっているようなものなのでウケた。
(もちろんどちらもあくまでも人気になった要因の1つに過ぎないし、やっているのは必ずしも腐女子ではない)
代表曲:「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」「テレキャスタービーボーイ」
「テレキャスタービーボーイ」は2019年のショート版と2020年のフル版が両方100万再生を達成している。すごい。
ショート版の曲長は1分で、他にも「空中分解」「エゴロック」などの1分曲を作っている。
ぐらい。他にあったらすみません。
Adoに曲提供するようなおしゃれ系の人にしては珍しいかもしれない。
カバー曲は2009年から投稿していて、カバーだとPONPONPONのレンカバーやえれくとりっく・えんじぇぅの鏡音アレンジカバーが有名。
どちらかと言うとボカロキャラのための曲を作るタイプの人で、「レン廃留置所」というレンくん大好きユニットにも参加していた。鏡音レンはそういうPを飼っているボカロである。
でも2016年前後は歌い手のれをると組んでれをる用の曲ばかり作っていたのでボカロ曲は全然投稿していなかった。そういうこともある。
代表曲に「ギガンティックO.T.N」を挙げたが、こういう曲があってこそのボカロ文化である。多分。
歌い手出身のボカロPの中にはボカロ打ち込みや編曲を他の人に任せている人もいるが、まふまふはそのあたりも自分で担当している。
歌い手としても自分で自分用に作った曲をよく歌っており、この前東京ドームで無観客無料配信ライブをしていた。
それが朝の情報番組で「まふまふさんが東京ドームでライブしました!」と普通に取り上げられていてびっくりした。そんな有名なのか。
以前ゴーストライターに曲を作らせていたスズムというとんでもないボカロPがいたのだが、そのゴーストライターをさせられていたと言われている。(未確定情報)
この時点ですでにハイクオリティで、3DSの音ゲー「Project mirai」にも収録された。
BEMANIに曲提供をしているP*Lightと同一人物で、「エレクトリック・ラブ」がボカロ処女作というわけではない。
今ほどはボカロがメジャーな存在でなかった2012年頃からボカロ界の貴公子という謎の異名を背負って何度かテレビに出演していた。
テクノポップがメインでいかにも電子音な曲を作るので、そのボカロ感がテレビウケという点で良かったのかもしれない。
(他に有名でテレビに出てくれるようなコミュ強Pがいなかったというのもあるかもしれない)
NHKのニュース番組「フカヨミ」では2012年に番組内企画で番組のイメージソングを制作し、それがEDとして使用されていた。
NHKはその頃ラジオでボカロ曲専門番組をやっていたりと、結構前からボカロと仲良しである。
代表曲:「SNOBBISM」「ロストワンの号哭」
強めの高速ロックのイメージがあるが特に最近は高速じゃない曲もある。
「脱法ロック」と「い~やい~やい~や」のPVは他アーティストのPVのパクリではないかと話題になった。
(PV製作はそれぞれりゅうせー、寺田てらなのでNeruが直接作ったわけではない)
後者はパクられた側が直接Neru側に問い合わせているが、パクリではないと返答されている。(ソース:Cluster A騒動によせて - in the blue shirt)
このはてな匿名ダイアリーにいい感じの記事があったので全体像はこちらを参照。→Neru(ボカロP)と寺田てら(動画制作者)の「Cluster A」パクリ疑惑騒動まとめ
PVパクリ疑惑とは別に曲パクリ疑惑もあるがPVパクリよりも曖昧な話になってしまうので割愛。
代表曲:「アンノウン・マザーグース」「ワールズエンド・ダンスホール」
2009年に処女作「グレーゾーンにて。」を投稿し、その後の数曲はそこそこしっかり伸びて同年6曲目の「裏表ラバーズ」が大ヒット。
ハイテンポな高音ロックサウンドが特徴で、「ボカロっぽい曲」という概念を確立したPのうちの1人だと思う。
2011年まで毎年投稿していたが人間のバンド「ヒトリエ」を結成したためボカロは一旦休止。
ちなみにボカロPが人間のバンドを組むのはよくあることである。ボカロP活動とのバランスは人それぞれ。
そして2017年に初音ミク10周年記念CD用書き下ろし曲「アンノウン・マザーグース」を投稿。ライブで最高に楽しい曲。
2019年死去。
ボカロPが亡くなるというのはさすがによくあることではないが、「ルカルカ★ナイトフィーバー」などのSAMナイトシリーズで有名なsamfree、「Q」「ストロボラスト」の椎名もた(ぽわぽわP)、「オマーン湖」の乙Pなどもすでに亡くなっている。
samfreeはあいみょんのデビューシングルの編曲やアニソン制作もしている超有名P、ぽわぽわPは「ストロボラスト」投稿時16歳ということもあり非常に注目されているPだった。乙Pは曲タイトルでお察しください。
この人たちはレーベルに所属していたり、活動仲間がいたため亡くなったことを知ることができたが、ボカロPには消息不明のPも多い。
突然帰ってくることもあるが、本当に亡くなっているPもいると思う。
ボカロをしっかり聴き始めたのは2010年なので2009年以前の話は詳しくないです。すみません。
道を歩けば全員振り返ったり、TikTokで可愛い友達枠として出演しおすすめにのるような顔ではない。しかし、別に『ブサイクの写真貼ってけ』みたいなスレで貼るほどブスではないし、おっぱいも盛れば視線をゲット出来るくらいはあるし痩せ型だし、むしろ狙えば大抵の人と付き合えるくらいの容姿はある。しかも声も喋り方も可愛いので、外見とかイメージみたいな部分でさほど苦労はしない部類ではある。
でもお笑いキャラっていうのはよほどな才能がない限り、顔が良くないとか、声が低くてしゃがれてるとか、そういう特徴がないとなかなか難しい。私の顔とこの女の子らしい声では、みんな『面白いこととか言わないしツッコミとかしたら壊れちゃいそう』みたいなイメージを勝手にもたれて"おもしろの振り"を全く貰えないし、自分からボケても『え…どしたの汗』みたいな反応をされてかなり辛いのである。
私はどんどんボケたいしツッコミされたいし…イジリも歓迎だし。
でも世間は、私のような女の子には、常に微笑んで男性からのボケにはあはは…と口に手を添えて笑い、動きのあるボケにはちょっとびっくりし、下ネタ寄りの話には恥じらい、流れ的にツッコまざるを得ない時には『なんでぇ〜』と特に内容のない言葉を発し、ちびちびとカシオレを啜り…ということを無限に求めてくる。
だから私は、大好きなカシオレを封印し、永遠にビールを飲み続け、声を出来るだけ低くし、うんちちんちんという下ネタには爆音で笑うようにした。私は、あなたたちが思っているような人ではありませんよ、ということを示すために。
でも、それにもなんだか疲れてしまった。
どうすれば、私のことをお笑いキャラと認めてイジったりボケを振ってくれるの?
お笑い芸人も結局は同じで、よほどの才能がない限り女芸人は太ってるとか突き抜けたブサイクとかがないと難しい。言わずもがな、声も可愛いだけじゃ全くダメで、可愛い系なら嫌悪感を催すような行き過ぎた声じゃないと難しい。
お笑いライブをして渾身のネタをしても、アンケートの半分くらいは、私が可愛かったとか、声が可愛くて好きとか、いつもそんなのばっかり。一応褒める言葉ではあるので、周りは良かったね!と言ってくれるけど、別に嬉しくない。
しかもお笑いの世界というのはゴリゴリのホモソーシャルなため、他のコミュニティより、私にお花のように居ることを求めてくる。多少はお笑いに寄った話ができても、芸人同士だとみんな面白い奴ポジションを勝ち取ろうとするので、相対的に女であり可愛い私はお花のようなポジションに無理やり追いやられるのだ。
また、ここでもか…と、悲しくなった。
私はこの可愛いというディスアドバンテージを埋められるほど才能がなかったので、芸人を諦めた。
可愛いなら、それを武器にやればいいじゃんと言う人もいると思うが、だいたい女芸人というのは、
顔が可愛い→声が汚い
声が可愛い→顔が汚い
のどっちかではないだろうか?
どっちも可愛い私には無理だった。
何度も言うが突き抜けた才能があるなら別だ。
しかし、男社会であるお笑い界でやっていくには、上記のどちらかのイメージを勝ち取って『女捨ててます』アピールをしないと、芸人のくせに色付きやがって…と間違いなく言われるし、なによりもあと単純に客が笑ってくれない。
だって可愛いんだもん、お花みたいにニコニコしてて欲しいよね。
激しい例えツッコミとかして欲しくないよね。
わかるよ、その気持ち。
でも、自分としてはこれが辛い。
しかも、可愛いから成功できない…なんて言うのは口が裂けても周りに相談できない。
その後、アイドルは全員つまらないのでアイドル界でお笑いポジを目指すべくアイドルデビューすることになるのだが…これはまた別のお話。
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皆様コメントありがとうございます!思うところを書きます
A: その通りです。それは何度も書いてますが、その方には容姿云々が霞むほどの才能があったはずです。
芸人とかアイドルとか色々芸能の道を目指したことが経験があり思うのは、ある程度成功する人って才能があるんですよ。
滑り芸も才能の一つですし下ネタで笑いをとれるのも才能の一つです。
よければ下北とかでやってる小劇場の駆け出しのお笑い芸人のライブ見に行ってみてください!
めちゃくちゃ面白い人たくさんいて、何で売れない??と思う人もたくさんいます。
思うんですが、例えばお笑い芸人は面白いだけではスターになれません。運とか、カリスマ性とか、時にはお金とか学歴とか…そういう面白い以外の部分もある程度重要になってくるんです、そういうのを全部ひっくるめて才能と呼ぶのが良いのではと考えています。
そういう"才能"がある人は可愛くても売れます。
でも、才能も無くて、何もなかった私は売れませんでした。
これまでの経験とか、言われた言葉とか、全部ひっくるめると、中途半端に可愛かったのが足枷になったと思わざるを得ないのです。
A:その通りです。つまらなかったんですよ、端的に言うと。
でも、同じネタをもっと"可愛さ"から離れた女芸人がやればもう少しは上手く行ったのではと思ってしまうんです。それで、この自分のことを好きになれなくて、許せなくて、でも、可愛いから悩んでるって相談なんかできないんです。
Q: 何故ブスに整形しないのか
あれ、時間もお金もかかるし、痛い思いはするし、ブサイクにしてくださいって言ってそれを叶えてくれる医者っていますかね?
あと、整形は多少の変化はできても、一般の人が思ってるように全くの別人になれることは少ないんです。
とにかく、整形ってすごく大変なことです。
あと、何より言いたいのが、私は自分のアイデンティティを無理やり無くした状態でも売れたいとは思いません。
自分は自分のままで、人に笑って欲しかったんです。整形で無理やり自分を変えても、意味ないんです。
"お笑い"というものに蔓延る強烈なジェンダーバイアス、ルッキズムへの反感
ということをうまく伝えられていませんでした。