はてなキーワード: Rom専とは
流行りは変わっても常に何か投稿・交流する場所を開拓していた。
怖いもの知らずな年頃だったってのもあるかもしれない。
今は「発信」という感覚があるのか、
昔はあれもこれも全部投稿していたのに。
気がついたらいま、インターネットのどこにも「自分」の投稿がない。
Twitter、FB、インスタ、Youtube、TikTokなどアカウントは持っていて毎日チェックしている。
でも全てROM専。
でもなんで?叩かれるのが怖いから。
いや、実際叩かれるなんて滅多に無いよ。一般人だし。
でも違うの、叩かれる・炎上の手前にある
「ふ〜ん」「ププッ」「キモ」「ださ」これら感想を抱く人がごくわずかでもいることが想像できてしまって嫌。
この人、アンチスレあるかな?あるとしたら「〇〇」って書かれてるだろうな・・・
だから自分が何かを投稿しようとしても粗探しポイントに目がいってしまって
すごく楽しかった。
今は「いいな」と思うものがあってもハマるまでいけない。
今は何にもハマっていない、という回答じゃ満足してもらえなかった。
これうまく乗り切れる嘘あったら教えて。
「発信」へのハードルが高いよりは低い方がいいって自分でもわかる。
情報を集めるため、趣味仲間と交流するため、ネットをたくさん使った。
だからこそネットで悪口を見つける方法も叩かれる事案もたくさん知ってしまったのかな?
みたいなやつも一例な気がしてきた。
手料理も、結婚式も、飲み会も、空の写真も、いいと思ったコトも、些細なことも。
いま人生初「ストロングゼロ」を飲んでるから、どうか許してください。
同じような気持ちの人、居る?
自ジャンルで肩身が狭い。
頻繁に荒れるからです。オタクたちが。公式相手に。それが怖い。
とはいってもこれオタク側がヤバイ人たちなのかっていうとそんなことはなくて、ごく普通にコンテンツを楽しみたかったごく普通のオタクなんですよね。
だから怖がってるのはたぶん私と、もしかしたらいるかもしれない私と似たようなタイプの人だけだろうなあ、という話。
先に言っておくとこれは自分語りというか感情整理なので一介のオタクの日記にミリも関心がない人は読んでもおそらく時間の無駄です。
自ジャンル。具体名は伏せますが、読む人が読んだら一瞬でわかってしまう気がします。
数年ほど続いてるジャンルで、原作はCDです。アニメ化もしたし舞台化もしました。人口が今どれくらいいるのかはわかりませんが、まあたぶんそれなりにいるのかなあ……私が思ってるよりは知名度が高いのかも、と時折思います。
で、このコンテンツ。まあやり方が下手くそで……こりゃ怒り買ってもしょうがないぞとちょいちょい思うんですよ。
クリエイター側というか、キャラとか声優さんとかストーリーとか役者さんとかイラストレーターさんとか曲を作る方々とか、そういう人たちは全部素敵なんですけど、如何せん公式のやり方が心配になるくらい下手なんですよ。
大事なことを何故か公式からアナウンスしないことが本当に多い。しても遅い。発売予定とかね……大事だと思うんですけど……遅れるなら諸事情で遅れていますって一言いうだけで落ち着く人、そこそこいると思うんです。それがないから……偉い人から口止めでもされてるんですか……?と思うくらいにはその辺の話をしない……かといって公式ツイッターが動いていないかというとそんなこともなく、企画とかコラボカフェとかの話は意気揚々としてるから……偉い人から口止めでもされてるんですか……?と思う……
あと二次元と2.5次元の混線が多い。これ、私は全然平気なんですけど苦手な人はほんとに絶対無理だと思うので……やめてあげたほうがいいんじゃないかなあ……と常々思います……それでキレてる人定期的にお見かけしますよ……
他にも多分いろいろあるんでしょうね。対応面とか……脚本の解釈問題とか……私はそこまではわかりませんが……ただ公式として些か不誠実だな、と思うことは確かにあります。どうかなあ……と思うことは。
あるんですけど、思うところというほどのものがあるかっていうと、ない。
これはどちらかというと個人的な性格とか、こういったコンテンツとの付き合い方の問題なんだと思います。
私は公式に甘いタイプのオタクです。喜怒哀楽の怒の感情がたぶん比較的希薄で、なんていうか、自分のことなのでやや乱暴な言い方をすると、無責任なファンです。
公式が正直客観的(になったつもり)で見ても問題が多いことを認識した上で、はあそうですか、くらいの感情しかない。
平和に生きていたいんですね。植物のようにと言うべきか。穏やかでありたい。そのほうが楽なので。
だから、感情をはっきり吐露しているオタクを見ていると、胃がキリキリするし、怖い。
これほんとに向こうには非はないんです、正直正当な怒りだと思います。でも怖い。
怒っている人がとにかく苦手です。その対象が自分の知っているもので、自分が許容しているものだとなお胃が痛い。
本当に何も気にしてないオタクなんです。
発売が遅れようと。その間は別のジャンルにいたり、一応文を書いたりしてるのでのんびり書いてみたり、それこそ公式ツイだとか、企画系の新規絵や安定して動き続けてる舞台を楽しんでみたり。のびのびやっています。
でも、公式に思うところがある人というのはたぶん、そこそこいる。(観測範囲が狭いのでなんとも言えませんが)
原作が動かないのに派生のものや舞台版は動いてることを複雑に思う人。
派生や舞台も好きだけど、原作が動いてないのに……と思うと素直に喜べないという人。
初期にあった設定がいつの間にかなかったことになっていることを疑問に思う人。
いろんな人がいますし、どれもおかしなものでは無いと思っています。
ほとんど何も気にしてない私のほうが妙なのかもしれない、と思うくらいには。
それでも推しがいるから離れられない、という人もそこそこ見かけました。推しを人質に取られている、と。
言わんとしていることはわかります。でも怖い。
自分と違うものを恐れるという心理があります。それに近いのかもしれない。頭で理解しているつもりでも、反射的になんでそんなに怒るんだろう、って思ってしまう。
物言いが過激というか、些か攻撃的な言葉を使う人が一番苦手です。だめってわけじゃないです!Twitterなんだから好きにつぶやいていいんです、企業でもあるまいし。匿名で何事か言ってる人間のことなんてないものとしてカウントしたほうがいいです。
言い方が不謹慎で非常に申し訳ないのですが、こういうコンテンツのことで体調崩すレベルで怒ったり嘆いたりできる人、すごいな……と思います。あのほんとに揶揄する意図はなくて、感情が豊かだな……と思って……
二次創作をやっているひとは少なからず気が狂っているといいますが、まあそれは確かにそうだろうなと思います。
私も一応は書き手の端くれなので、ツイッターにも二次創作をやっている人は多い。で、たぶんそういう人って、コンテンツについてめちゃくちゃ考えてるんですよ。
(ROM専の人がそうではないということではないですし、書き手が必ずそうというつもりもないです。現に私はそのあたりがとてもゆるい書き手なので……)
コンテンツのことが好きだから、コンテンツの先行きを憂いているから、好きという気持ちが公式への怒りとか、悔しさとか、悲しさに変わってしまうのかな、と思っています。
私はそういうのがない。出てきたものをわーいって言いながら素直に楽しんで、何もないときは何も言わない。それだけ。コンテンツのことはシンプルに好きだなってそれだけだし、公式への感情はそれ以上は特にない。
グッズとか買うのだってただ欲しいからでしかない。応援したいからとか続いてほしいからみたいな殊勝な理由はない。だからお金がどこに流れてるのかなんて気にしたこともない。
設定のブレもそれほど気にならない。これおいしいな、と思うとこだけ適当に拾って食べてる。
要は、私が勝手に肩身が狭いような気がしているっていうだけなんです。被害妄想みたいなもの。
みんないろんな思いを抱えてるのに、脳天気にゆるく楽しんでるのなんか悪いなあ、と思うことがある、それだけ。
別に自分ないし相手のスタンスが嫌なわけじゃなくて、向き合い方はひとりひとりにあるんだからそれはそれでいいんじゃん?と思っていますが、それはそれとして周りが怒ってる中ひとりで普通にしてるのはちょっと心苦しい。
かといって無理に抱いてもない感情に同調するのはどう考えても不毛でしかない。
結果的に、どうでもいいようなことを呟いたり静観したり、という形に落ち着いていく。
とはいえ怒りの感情を眺めていると私は辛くなってくるタイプなので、結果TLからは足が遠のく。
不当なものではないよなあと認識できるからこそ辛いんですよね。同調できないから。同調することが必ずしも是ではないけれども。
モノが出なかろうが何しようが私は別にまあいつか出たらいいなと思うし死んだらその時はその時よね、みたいな感じなんですけど、ただオタクたちがそれで荒れるのを見ているのがただキツい。
そういう意味で、少なくとも公式とファンの間はそこまで荒れないジャンルのこと、たまに羨ましくなります。
でもやめてなんて絶対に言えない。そういうのは自由なので。十中八九ないと思いますがこれ見てやめようとか思ったりしないでください。責任持てないので。
自分のこととはいえこの辺はなかなか変えられないし正直あんまり変える気もないし、まして他の人に関してはもっとそうなので、たぶん公式がちゃんとなるか私の飽きが来るかまでは今の姿勢を取り続けるんだと思います。
おわり。
今までROM専だったんだけど欲が抑え切れなかった。日記の代わりに適当に書いていきたいところ。
今日対人の心理系実験やってたら参加者さんが割とドストライクで連絡先聞きたい!とか思ったけど何も出来ず。
指導教官とか実験に参加してもらった方とよく付き合ってたらしいんだけど、どうやったらそんなアクティブになれるんですかね…。
大学院入ってから研究やらバイトやら修論実験やら学会やらで彼女を探す以前に女友達とも男友達とも遊べず若干悲しみ。
学費も家賃も当たり前だけど全部自費だし他の大学院生どうやって生きていってんのか…。
たまにいる大学院で学生結婚してるやつとか本当何者なんだよ…。
まぁこういうマイナス思考とかぐちぐちいうのやめないと何も始まらないんですけどね!!!!!!
P.S. ああいうの言っといて何だけど実験参加者に個人的な連絡先聞いたりするのって倫理違反なんじゃとか思ってたりするんですがどうなんですかね。
以前海外絵師からのトレパクが判明して炎上した某絵師Nを、私は高校生の時から個人サイトで知っていて、成人してからもpixivでログまとめは見てたので、彼女が発表していた絵のほとんどは見ていると思うし、記憶に残っている。特徴的な絵だしね。
あまり好きではないジャンルに行ったのでpixivのフォローを外したんだけど、ツイッターでもよくバズっていたので、眺めてはいた。そしたら上記のトレパクで大炎上。彼女は過去の絵を全部下げてしまった。
年単位の月日が流れてつい最近、ツイッターでN氏の絵を見かけた。未だにアンチスレが動いてるし、本人もツイッター鍵かけて(ポイピクには絵あげてる)るのに、このジャンルで公開垢で絵出してんの?とびっくりして、メディアを遡ったら、血の気が引いた。
全部N氏のトレパクだった。
ゆるパクなんてもんじゃない。
小説を例に挙げると、他人のCP小説を丸々コピペして、キャラの名前とか台詞回しだけ変更して、自分の作品として世に出す これの絵バージョンをしていた。
全てがN氏の盗作だった。
本当に笑っちゃうくらいそのままなんだよね。ぞっとした。N氏アンチスレに比較画像あったから興味ある人は見てくるといいよ。
そして界隈が狭いから、フォロワー数も界隈にしてはそこそこだし、ふぁぼ数もそこそこ伸びてる。
N氏アンチスレで晒されてから一回絵を全部下げてたけど、全てSSで残してるし、最近またトレパク絵を上げている。
N氏が作品全部下げてなきゃラレ絵探し出して全部比較画像作って晒し上げてやるのにと心の底から思った。
本人に凸るのも考えたけど、界隈狭いし、私は完全ROM専で力もジャンルの知り合いもいないし、ここで吐き出すしかない。
Twitterで「読みやすい=稚拙な文」と捉える小説書きがいる、という話を見て思い出したことがある。
原作自体もマイナーで、読んでいる人は身近におらず、SNSでないとファンも見つけられなかったくらいの作品の、更にマイナーなカップリング。
ROM専の人を含めてそのカプが好きだと自称している人は20人程度しかおらず、把握している限り全員相互フォロワーだった。
端的に言えばSNS上に村ができあがっていた。
その村の中で絵・文問わず作品を発表している人は私を含めて5人程度だったので、誰かが新作を投稿するたびに全員が読み、感想を伝えるのはもはや当たり前のこととなっていた。
マイナーカプでも交流が密であれば寂しさなど感じない。半年くらいは幸せだった。何か書けば誰かが感想をくれるのだから。
Aさん→Bさん「Bさんの新作読みました!すごく面白かったです、特に○○が××の体調を気遣って自分も大変なのに手当してあげるところがすごくよくて~(以下リプ2~3個にまたがる長文)」
Aさん→私「私さん新作投稿お疲れさまです!読みました!私さんの書く○○とってもよかったです!××も可愛かったし、私さんのお話読みやすくて好きです!次も楽しみにしてます!(140文字に収まる)」
全員相互フォロワーなので、誰かが誰かに送ったリプライも普通に見えてしまう。
人の作品の感想は「自分が読む前に見たらネタバレになっちゃう!読むまで見ないでおこう!」とあまり目を通していなかったのだが、偶然目に入ったある人の感想の量が私宛と私以外の書き手宛で大きく異なることに気づいてしまった。
それに気づいてからは、Aさんだけでなく他の人から私に来る感想もなんとなく薄味というか、淡白というか、頑張って140文字を埋めようとしているように見えるようになってしまった。
もしかして嫌われているのではないだろうか。嫌われているけど狭いコミュニティで表立っては言えないから「よかった」とか「読みやすい」なんて読んでなくても言えるような無難な感想しか来ないのではないだろうか。
そう思った私は、今思うと若かったが、リアルのオタ友に相談した。「身に覚えはないけど、同じカプの人に嫌われているかもしれない」と。
オタ友は気のせいじゃない?と言ったものの、私があまりにも具体例を出して「これだけ対応に差がある」と訴えたからか、こんなことを言い出した。
「Pixivアカウント教えて。あと原作も全部貸して。読むから」
オタ友とは付き合いは長かったけれど、好むものが全然違っていたので私の作品を読んでもらうのは初めてだった。
(Twitterも雑談アカウントは教えているけど、ジャンルのアカウントは教えていない状態)
だから少し緊張しながら原作を貸し、Pixivアカウントを教えた。数日後、LINEでこう送られてきた。
「あなたの作品に当たり障りのない感想しか来ないのはあなたが嫌われているからじゃなく純粋に作品が面白くないから」
そこから更に、私の作品と村の人の作品の何が違うのかがつらつらと送られてきた。だけど、内容はあまり覚えていない。
信頼していたオタ友にまでそこまではっきり言われるとは思っていなくて、ショックで、もういいもうやめてとオタ友をブロックし、そのまま寝込んでしまったからだ。
Twitterも暫くは見ることができず、ネットと推しカプから離れてぼうっと日々を過ごしていた。
それを読み、再び原作と推しカプへの熱が上がった。おそるおそる、数ヶ月見ていなかったアカウントに顔を出した。
お久しぶりですとツイートすると、村のほぼ全員からおかえりとリプが飛んできた。心配もされた。リアルが忙しくて~と適当に誤魔化した。
そして「これからも忙しくなるので、推しカプのことはこれからも大好きだけど作品を投稿できるかはわからない」とツイートした。
「残念です」とコメントしてくれた人はいた。だけど「また私さんの作品を読みたいです」と言ってくれた人はいなかった。
私はそのまま、ROM専になった。
今はもう、その村は存在しない。
原作が終わり、村の人間は新たなジャンルに旅立っていった。跡地のように残されたアカウントもいくつかあるが、ほとんどの人はアカウントごと消して去っていった。
私も新たな沼を見つけて移住した。やはりマイナーである。そこでは最初からROM専として振る舞っている。
今も昔も、村の人は私に優しい。ただやはりつまらないものに無理に感想を言わせてしまうのは心苦しく、思いついたアイディアがあっても作品にはしていない。
妄想をツイートして、「それ本にしないんですか?」という画像リプをもらうたびに「私は絵も文も書けないから」と誤魔化している。
ただ、今になって振り返ると、面白くない話にも良いところを見出して褒めようとしてくれた村の人は悪い人ではなかったと思うし、
オタ友も、村の人が言うと角が立つような話を敢えて言ってくれたのだとは思う。
私はタイトルは伏せるがとあるソシャゲをやっている。それも配信された日に始めたゲームでかれこれ数年以上は経つ。今も私の中の旬ジャンルだ。
私は所謂腐女子なので、そのゲーム内で推しカプを見つけた。かれこれ10年程腐女子をやっているが、1番ハマったカプがこのカプだった。(以後ABと表記)もともとジャンルに長くいるタイプで前のジャンルにも3年程いたのだが、ABにハマる頃には完全に今のジャンルにどハマりしていた。完全にABの存在のおかげである。
ABにハマった私はまずABを描いている作家がいないか支部とツイッターを駆使して探した。早く2次創作が読みたくて仕方がなかった。やはり始まったばかりのジャンルだからか、ポツポツと作家を見つけた。その作家を全てフォローして、作品を読み漁った。最高だった。
もともとABの関係性の掘り下げは配信開始当時の後半のストーリーで明かされているため、所謂顔カプで書かれる事もなかった。
配信が開始されて半年くらいが経ち、だんだんと界隈に人が集まってきた。あの時は全てのAB作家をフォローしようと毎日ABを検索したり、すでにフォローしている作家さんのフォローを見たりして探していた。我ながら執着ぶりが凄まじい。だからか、AB作家が少しずつ相互になっていくのを蚊帳の外でいつも見ていた。当時はBAの方が人気であまり作家がいなかった事もあり、AB作家さんは大きなグループになっていたように思う。私はあくまでROM専だから推測でしかないが。
そして1周年が来るのを待ち遠しくしていた時に、ABの中でもフォロワーの多い方がアンソロジーを作ると発表した。参加メンバーはABの作家さんが大集合していた。私はその告知を見ながら大歓喜した。それまで即売会に行った事が無かったが、そのアンソロジーだけを買いに行くために即売会に行くことにした。マナーも全く分からないため、ネットを読み漁って周りに迷惑をかけないように、ただ当日にアンソロジーが買えるように祈りながら即売会当日を迎えた。
即売会ではアンソロジーをABのコスプレをした売り子が売っていてかなり緊張をした事と予算を大幅に超えて本を買った事を覚えている。ちなみにアンソロジーを含め買った本は最高だった。
そんな即売会の余韻が忘れられず、また別の機会でも行ってみたいと思っていた頃、ABの人口は益々増えていった。所謂古参と言われる作家さんは神として崇められていたように思う。でも界隈の雰囲気は和やかなものだった。新規を拒んだりする事は全くなく、なんならAB作家さんが新たなAB作家を発掘してリツイートをよくしていた。
その間にも1周年のソシャゲのイベントや新章でABの供給が投げ込まれたりして界隈が焼け野原になったりしたが、それは置いておく。ついにABのプチオンリーが決定したのだ。私はまた歓喜した。何が何でも行かなくては。個人的に忙しい時期ではあったが、無理やり予定を空けて行ったのを覚えている。
プチオンリーも最高以外の何者でも無かった。プチオンリーには初めてサークル参加する作家さんも多くいて、作家さんの初めての同人誌を買えた事に歓喜した。その時に初めてサークルに差し入れしたのも覚えている。とにかく最高潮に楽しかった。
その後事件は起こる。界隈内で少し揉め事が起きて古参の大手さんが1人辞めてしまったのだ。ABを知っていたら必ずは通る作家さんだから界隈でも少し騒ぎになった。その際に他の大手さんも4人程やめてしまったように記憶している。あの時がターニングポイントだった。
もうこの頃になると所謂旬ジャンルの仲間入りをしていたのでAB界隈にもどんどん作家さんが入ってきた。あの時に謎の年功序列制は無くなったように思うし、ジャンル纏めての大きいグループが無くなった。
私はそれからなんとなく即売会に行ってないのでわからないが、それでもAB界隈にはいる。最近になって少し話も書くようになった。でも前までの熱量はないのかもしれない。
そういえば最近見かけてない作家さんがいるなと思ってアカウントを調べたことがある。そのほとんどが無くなっていた。あのアンソロジーを書いた作家さんのほとんどはもうAB界隈にはいない。私の1番好きな作家さんもいつのまにかツイッターの更新をやめていた。
別に今のAB作家さんが嫌いなわけでもないし、最高な作品を作ってくれている事に感謝している。公式もABの供給をよくくれるため私は大歓喜だ。だけど、あのまるで1からAB界隈を作り上げてきたかのようなメンバーがいない事が時代を感じるのだ。というか私どれだけこの界隈にいるんだって感じではあるけれど。
ただ消えて欲しくはないから、下手くそながらもABの作品はこれからも書いていきたいし、最高なABを見つけたらちゃんといいねをつけて感想を送っていきたい。ABよ永遠なれ
どの二次創作界隈にも『大手』だとか呼ばれる人がいると思う。絵師だったり文字書きだったり、そのジャンル及びカップリング内で人気のある作家が。大体そういう人って無意識にも囲いの方々が存在していて、発言力が強い。馬鹿強い。なんなんだって思うアレ。
色々あって整理したくなったのもあったので、ちょっと細々話させてもらう。
あれは今から約二年前? 三年前? なんかそれくらい。当時わたしは推しカプ(便宜上ABとする)というか受けちゃん、Bくんを主に創作していた。一部界隈で嫌われている総受け思考ってやつ。そんなBくん総受け界隈に身を置いて四年くらいが経っていた頃。ジャンルがジャンルだったので皆こっそりひっそり、ツイ垢には鍵必須だったり意味のわからん学級会とか横目に生きていた。この辺でどんなジャンルかわかる人は分かるかもしれないが明言はしないでおく。
界隈としては気持ちの悪いものだった。いやこれは主観なんだけど。狭い界隈だったせいか、大体みんな知り合い。フォロワーのフォロワーも監視目的でフォローして仲良くなろうとする人がいたりしてた。気持ち悪地獄かよって思いながらもBくんが好きでそこに座していた。そんな界隈で、四年もやってりゃそこそこ名は売れて。タイトルである大手さんとも仲良くはなくとも偶にネタツイに反応したりされたりで萌え語りはするくらいの仲だった。
話は本当に突然だった。ある日わたしは深く考えず女体化作品をあげた。弁明させて頂くと、わたしはそれより以前から女体化をよく好んで創作していたし、注意書きも載せたし、掲載はプライベッターだった。見ようと思わなきゃ見れないように配慮した。
次の日、スカイプとかよくする仲良しのフォロワーから、神妙そうに話がきた。
……????
何事?
本当に何事かと思った。ツイッターを確認するもそんな事は言っていない。聞けば、大手さんの裏垢(愚痴垢?)的なものが存在していて、フォロワーはその垢にフォローされていたそう。更によくよく話を聞けば、大手さんは自分の推し作家だけのTLを作る裏垢を作った、最近はそれが界隈の気に食わない人への愚痴垢になっている、と。まぁ好きにすりゃいい話だ。わたしの作品が気に食わなくて文句を言う。好きにしてくれ。だがしかし、問題はそこじゃない。それじゃない。
『晒す』、これが大問題。前述した通りひっそりこっそり鍵垢で、のジャンルである。晒しなんぞ言語道断で、ジャンルに身を置いているなら息をするよりわかっていなければならない事だった。冗談でも言っちゃいけない事がある、これは界隈としてはそういう言葉だった。
っっっっつーーーーかあの女キレ散らかしてた内容、Bくん(ちゃん?)の一人称が「俺」だったことだった。何? 曰く、俺とかいう女はこの世に存在しないと。まじで何?????? これに関しては未だに理解が出来ていない。
大手さんのキレ内容からどうしてわたしがキレられているのかという疑問は秒で解決した。だって前日女体化あげた女はわたしだけだったから。ついでに話を聞いてたフォロワーBも保身の為女体化作品を下げていた。
閑話休題。わたしはビビり散らした。そりゃもう。めっちゃ怖いから女体化作品は全て非公開にしたし、よく界隈が晒されている板とか見に行った。まだされてなかった。安心して、ツイッターに「諸事情あって一部作品を非公開にしました」と呟いた。ことを荒立てることもしたくなかったし、フォロワーの好意とはいえ裏垢の内容を間接的にも聞いてしまった罪悪感もあったから。これで済む話だと思ったんだわたしは。
まぁ済まんかったよな。草。
大手さんはその日の夜中、わたしが寝ている間に騒ぎ倒したらしい。「わたしの裏垢を晒しているやつがいる!」と。思い当たりがあるのめっちゃおもろいし後ろめたいこと、見られて都合が悪いことは鍵だろうが裏だろうがネットに流すなやと思った。つーかこれは晒しなんか?とも。だが、教えてくれたフォロワーがこれを気に病んだ。それはもう病みまくった。なんなら泣いてた。なんでそんなと思うくらい。
そう嘆くフォロワーに何を言えばいいんだ。知らん。お前のせいかもしれんが元凶は明らかわたしだったし。というかフォロワーBがわたしのせいでもあるから……とか言ってたのも意味わからん。お前のせいは欠片もないだろ。
この時点ではまだ界隈から消える気はなかった。でも荒れる界隈は居心地悪いしどうしようかな暫く休もうかなってくらい。
大手さん、言いはしないかったけど、内容横流ししたのがフォロワーのことだってわかってたと思う。(仲良いフォロワーが少なかったから、自ずと絞られる)だから大手さんは犯人探しがしたかったんじゃなかったんじゃないだろうかと。
今思うと、わたしのことが気に食わない大手さんは、これを機にフォロワーごと追放したかったんじゃないだろうか。界隈追放して楽しいわたしのための界隈! 的な……まぁ推測の域は出ないしあの女の考えることなんぞ欠片も理解したくないから分からなくていい。これだから古参厨は。
ザワつく界隈。犯人探しの始まるTL。溢れる大手さんへの擁護。件の内容も何も知らないくせに、大手さんが気に食わなかったと文句を言っただけでわらわらわらわら囲い出すフォロワー達。昨日○○(わたし)さんと○○(フォロワーB)さん、作品下げてなかった?もしかして……等々。砂糖に群がるアリかよきっつ。ゲロゲロ。
そんな周りの反応とかが追加され、わましは突然全部が嫌になった。大手さんがそんな訳分からんし晒されたと断言するソースも流さないのに、それを信じる囲いのフォロワー共も気に食わなかった。気持ち悪かったのだ、要するに。生理的に。
だからわたしは取りたくもねぇ責任を取るべく垢消しを断言した。作品はプライベッターもピクブラ(BL専門ピクシブ的なやつ)にあげたやつも全部下げると。こんなきっしょくわるい界隈なくなってしまえと言い捨てて消した。
今思えば、キレていたからといってこれはよくなかった。もっといい対応はあったかもしれないが、多分今でも同じことをする。多分わたしのこういう性格も、大手さんの勘に触ったんだろうなぁ。クソワロタ。
まぁこんなことがあった。これに関して、まぁ裏垢の内容を横流しされたりとこちら側にも非があったためにわたしは引退という形での責任しか取れなかった。これでわたしのせいじゃなかったら大手さんに殴りかかってた。ガチ。
ここまで読んだ方いるかしらんが、出来れば心に留めて置いて欲しい。発言力のあるオタクの言葉を鵜呑みにしないでくれ。この人好きだからこの人につく! はただの馬鹿な思考停止でしかないし、このプチ騒ぎに巻き込まれたフォロワーBは一年くらい病んでた。わたし性癖もド性癖だった女体化が二年くらいまともに書けなかった。
てきとうな思考停止で騒ぎ立てることで、画面向こうの誰かが傷つくことがある。キレた相手が大手に喧嘩売って大手を傷つける可能性がある。そういう当たり前の良識や考えを身につけてほしい。最近結構多い気がするんだ大手囲い。あれまじでキショいから。
今度わたしは別ジャンルで女体化本を出そうといま原稿に向き合っている。一ヶ月切った今原稿の恐怖に震えながら、あの女の呪縛に怒り狂いながら、書いている。思い出しては腹が立つが、最近は笑い話にしている。嘘。いや笑ってんじゃねぇぞこっちはまだ忘れてねぇからな。
これは完全に余談だが、突発的に垢消したせいでプライベッターの作品とかもろもろ手入れするため、後日人が少なそうな平日昼間に垢復活させたら、仲良かったフォロワーが「○○(わたし)さん、Bくんの話じゃない日常ツイートとか空リプとかいっぱいしてて嫌だったんだよね〜」とか呟いてた。今でも覚えている。あの、三分前の文字。
めっちゃ笑った。五分いっぱいは笑った。お前わたしと空リプしてたしわたしにクソリプ送ってきたしお前の方が日常ツイばっかやんけ。
なんか日常ツイか嫌とか言う女最近よく見るが図々しいにも程があることをきちんと理解してくれ。お前らも日常ツイとかソシャゲガチャ結果とか載せるだろ。なんでそれが生産者ってだけで制限されなきゃなんねぇんだROM専が自分の欲求の為だけに生産者に文句を言うんじゃねぇぞと。どうしてもそれが嫌なら黙って支部の更新待ちな。それくらいしてくれマジで。あと生産者の方は何でもかんでも鵜呑みにして病むな。
以上。
世の中には、絵を描くことは好きで幼い時より描いてはいたが、特にその道に進むほど情熱をかけているでもなく、かと言って、趣味の範囲で同人誌を出すアクティブ・タイプなオタクでもなく、ただ気の向いた時や萌えの気持ちを発散するためだけに描くことで満足するタイプのオタクも存在する事をご存知だろうか。そう、私のようなタイプのオタクだ。
描くことは幼い日々より続けていたものの、どうも絵がうまくない。うまくないのだ。高校生になる頃には自分の限界に気付き、同人誌を出すのは絵の上手な人の特権!私みたいな絵の下手なオタクは一生見る側なんだ!と即売会や中古同人誌ショップを巡り、描き手様たちの作品をいそいそ収集する日々だった。
一つ目の転機は、大学に入学してからだったと思う。友人が腐趣味に目覚めたのだ。今までこの友人はオタクでありながらも腐女子ではない、夢女子に近い立ち位置のオタクだった。当時、じわじわ人気が出ていた少年漫画に彼女は「腐女子」としてハマったのだ。わたしはひとまず、近くで同人誌を買うことができるショップを教えたり、それとなくネットマナーを教えたような気がする。一緒に即売会に一般参加などもした。そう楽しんでる中、ある日彼女から「pixivで小説を書いている。今度本を出してみたい。」と言う話を聞かされた。
私は、驚くと同時に、1年も経たないうちに生産者側に回ろうとする行動力に驚嘆した。もちろん応援することにしたし、最初の彼女の小説の表紙デザインを作ったり、売り子として即売会に同席するなどした。あっという間に生み出す側となり、その後も一人でサークル参加を続けていた。「絵を描くのに○○ちゃんは出ないの?もったいない。」などと言われたこともあったが、「私は絵が上手くないから」と言葉を濁した。
私はこの時は、「彼女は特に行動力があったただけ」と思いつつ彼女がやりたいことに真っ向から挑戦できる彼女が眩しく見えた。
二つ目の転機は、私がデジタルイラストを描くことができるようになったことだった。大学半ばから社会人になるまで、およそ4年近く忙しさで絵を描くことができなくなっていた。私は当時「もう社会人になるし、いつまでもオタクでいるわけにはいかないと思っていたしちょうどいいのかな」と思いながら過ごしていた。幼少の折より続いていた唯一の趣味が無くなりつつあるのには常に一抹の物悲しさが付き纏ってはいたが、それを上回る日々の忙しさがそれをも掻き消して行った。社会人になると、日々消耗し、毎日泣いて泣いて過ごしていた。そんな中、友人がとある2.5次元の作品の観劇に誘ってくれた。昔から好きな作品で、是非にと観劇しに行くと、それは素晴らしく楽しく、素敵だった。同時に今すぐ絵を描きたくなった。久々の感覚だった。スケッチブックを引っ張り出して、演者さんが演じていたキャラクターを描き殴った。その日から、毎日毎日スケッチブックに絵を描き、ふと思い立ちそれ専用のツイッターのアカウントを作り、イラストをアップした。その作品を好きな人とも繋がることができ、とても楽しかった。
ある日、彼氏が「お前、デジタルでは描かないの?」と言ってきた。私はどうもデジタル向きではなく苦手意識もあったが、ペンタブを貸してくれて、一からイラストソフトの使い方を教えてくれた。彼氏もオタクで、小説も絵も描けるハイブリッド型のデジタル人間だった。暫く私が絵から離れていたから、今までは提案しなかったそうだ。そしてそこから私はデジタルイラストを導入するに至ったのだ。
三つ目の転機。オタクとしての楽しさを思い出させてくれた前ジャンルで人間関係がゴタつき、私はジャンル移動するに至った。ちょうど熱も少し引いたタイミングに、原作を読んだことのあるアニメが放送となり見事にのめり込んだのだ。ポツポツイラストを上げているとアニメ化中の作品だからか、たくさん反応を貰えてとても楽しくなった。フォロワーもすごく増えて、毎日楽しく過ごしていた。所謂ROM専と呼ばれる人たちにもフォローされたり、何か少し絵師っぽいかもしれないと内心喜んでいた。
そんな中、好きなCPで萌え語りをしていると、よく反応をくれるROM専の方からリプライが飛んできたのだ。内心、ROM専の人も話しかけたりするんだな、と驚いた。内容は「最高です。ぜひ本を出してください。後、小説も書いてください」と。とても驚いた。私は絵を描いてはいるが、同人誌を描く側には一生行けない。本を出せるのは、だって、絵が上手い人だけの特権なのだから、と。私は絵を描くくらいはしていいが、出す側には行くことができない側の人間なのだから。嬉しいが期待に添うことはできない。その気持ちに感謝をしつつ、当たり障りのない文章を返した。「出せる機会があれば出したいですね」などと返したと思う。私はデジタルイラストを描くことは出来るようにはなっていたが、漫画は描くことができなかった。落書き程度ならまだしも、きちんと製本できるような規定を守ったやり方での描き方は知らなかったのだ。しかし時々、その言葉を思い出して、元気を貰っていた。フォロワー同士の付き合いではなくて、ROM専の方からのお言葉だからきっと本当に私に目をかけてくれたんだろうな、と自意識過剰になりながら。
四つ目の転機。仲良くなったフォロワーが、漫画ソフトを一から教えてくれる、という、何とも親切きわまりないフォロワーだった。私は悪いし、すごく迷惑かけるし、と言ったが、私と一緒にイベントに出て本を出してくれるなら一から教えるから!と息を巻いていた。私は、ROM専の方から声をかけていただいた言葉から、いつか機会があれば出したい、と思い続けていたこともあり、とりあえず彼女の使っているのと同じソフトを買い、通話で三日三晩迷惑をかけ時には叱られながら使い方をレクチャーされた。結果として、拙いながらも原稿が作れるようになった。マスターしていないので、基本動作しかできないが、デジタルオンチの私にしては上々だ。まさか、アラサーになってから同人誌を作るよう動くことになるとは思っていなかった。年甲斐がないとか、今から始めるのか?とか、たくさん悩んだが、家族や友人周りが肯定してくれた。
そして先日、はじめてのサークル参加をした。大学時代の字書きの友人も、○○ちゃんが出るなら、と同じ即売会に出てくれた。初めてのサークル参加に浮き足立ち、前日は寝れなかった。まさか、一生描き手には回らないと思ってた自分がサークル参加をするという事実に夜中に感極まり、号泣した。本を出してと声をかけていただいたROM専の方には迷惑を承知の上で、長文のDMで感謝の気持ちを綴った。「あなたの言葉があったから本を出せました。あなたが私を同人作家にしました」と打ちながら泣いた。気持ち悪いDMにその方から丁寧にまた返信をいただいて、また泣いた。
即売会当日、売り子はフォロワーさんに頼んだ。徹夜でむしろハイになっていたので、意外に現場に立つと緊張しなかった。道中の電車では、感極まって二、三回程半泣きになったが。
始まるとお隣さんの同CPのフォロワーさんが初参加で年も近いこともありたくさん話してくださり楽しかった。
早めに撤収し、売り上げは、30弱程。いいのか悪いのかわからなかったが、友人に「そんなもん」と言われたので多分そんなもんなのだろう。何より、「貴方が出るから来るのを決めました!」と言って貰えたり、「pixivでサンプル見てほしくて…」と言って貰えたり、差し入れを貰ったり、とにかく、嬉しかった。こんなに幸せなことが世界にあっていいのかとも思った。
そして帰り道、気付いた。「あぁ、私も同人誌出す側になったんだ…」と。
同人誌の在庫は自宅郵送したが、一冊だけ手元に持って帰ってきた。何度も何度も読み返した。自分が描いたものが本になるのは不思議で、奇妙だった。その夜は、枕元に自分の同人誌を置いて寝た。なんだか自分の本がとても可愛かったのだ。
友人にイベント終わりに、「初めてのサークル参加はどうだった?」と聞かれた。私は、「今まで、同人誌って絵の上手い人だけが出していいと思ってたけど、違うんだね」と言った。友達は「そんなの、やる気の問題だよ」と言っていた。そして全く、その通りだな、と思った。
同人は、何歳から始めてもいいし、誰がやっても良かったのだ。それに気付くのに、何年もかかったが。そして私は、人生二回目のサークル参加をするべく、今もせっせと二冊目の同人誌の原稿をしているのだった。