はてなキーワード: BLとは
こないだ美容室に行った。4時間ぐらいかかる施術をお願いした。
時間がかかるのでどの美容室に行ってもある程度話をするのだが、今回の美容室はまるでハズレだった。
何がハズレだったのか書いていこうと思う。
美容室あるあるの自称オタクの話だ。スタイリストの腰にはリゼロのラバストやヒロアカのラバストがついていた。
ここで考えられるのは「自称オタク」「パチンコ/スロット好き」「本当のオタク」普通の美容室からあまり挙げられないだろうが、ハイトーン(奇抜な色)が得意な美容室はオタクの可能性を充分に秘めている。
探りを入れつつ話を振ったりしてみるが、即座に会話を終了される。
異世界転生ものが好きと言われたので唯一見ていた転スラの話を振っても
「スライムが転生って馬鹿らしくないですか?純粋につまらなそうで見てないんですよー」
はたまた腰につけてるリゼロの話を振っても
「それおもしろくないですよー!」
じゃあお前の腰につけてるラバストはなんなんだ。
上記の話の続きになるのだが、今期何見てるかを聞かれたので一番無難であろう「リコリコ」を上げておいた。(その前の会話で女の子が出てくるアニメが好きとあったので関連性の高いものを選んだつもりだ)
見ていなかったのでどんなアニメか説明してほしいと言われたので
「みる人によって見え方は変わりますが、女性のバディものなので百合とか熱い友情があるアニメですね」と答えた。
それを受けたスタイリストは
「私腐女子なので、BLはいけるんですけど、百合?はダメなんですよね!!なんかリアルな人に置き換えちゃって、自分がそんなことされたらと思うと気持ち悪いんですよ〜」
言語化できないほどの悍ましさを感じた。この時点で帰るべきなのだが、すでに薬剤を髪に塗られてる状態で逃げられる状態ではなかった。
極め付けは
「でも私バイセクシャルなんですよね!」
人の話を聞かないのか、雑音で聞こえなくて適当に返事されてるのかわからない。
こちらとしては多少話は面白くなくてもそれより髪の毛を綺麗にしてもらうことの方が大事なのでいいのだ。
と、何度も言い聞かせた。
ここの文書わかりづらかったので補足。
私がリコリコを勧めて、見方によるが百合かもしれないからの百合は無理。
ニュアンスとして自分の友達から好意を向けられたらと考えると気持ち悪くて無理とのことだった。その発言からのバイセクシャルでした。
スマホをのぞかれる、確かに場合によっては見えることをあるだろう。しょうがないとは思う。
スタイリストさんが髪の毛の状態を見るために近くに寄ってきたのがわかったから、咄嗟に見ていたラインをタスクキルして裏返して台の上に置いた。
その後すぐに言われた「彼氏さんにLINEですか?」わざわざそれをいう意味もわからないし、見えるのは仕方がないとしてそれを客に言うの?となってしまった。
スタイリストさんは接客のプロではないと思う。それを差引にしてもあり得ない対応と感じた。初見のお店では静かに過ごしたいを選択し、ちゃんと行きつけの美容室を探そうと心に決めた。
女オタクだけど昔から悪役ばっかり好きだわ イケメンとは限らない
過剰でいびつで個性的、ユニークな背景がある、主人公側とぶつかって葛藤したりする、なんなら作品を通じて一番大きく変化したりもする
カイジとかあの絵で女性人気もめちゃくちゃあるじゃん、バキなんか絵柄濃いけどBL妄想本が秋田書店公認で出版されてるよ
フィクション全体が石投げたらイケメンか美少女に当たる状態になってるからそう見えるだけで、核となるのはやっぱりキャラとストーリーだと思うけどなあ
女がオタクやってると「女はアホなので物事の表層しか見ない」って散々言われるんだよね
増田の意見もその偏見のバリエーションでしかないよね、しかもかなり凡庸
顔しか見ないオタク"も"いるのは否定しないけどそれって男が女がと一口に語れるようなことか?
ちなみに二次創作では見た目もよく改変されるよ
「世界最強なはずの屈強な受けがかよわい美少女みたいになってて、チンピラに路地裏へ連れ込まれて大ピンチ!そこに颯爽と攻めが登場」なんてのは
二次創作のためにデータベース作る人、作品に出てくる競技を始める人、大学の専攻にしちゃう人もいるし
美少女化白痴化腹黒化なんでもありでそれキャラの断片すら残ってないだろみたいな人もいるし、色々ですよ
その色々さを受け止めもせずに単純な法則を見つけて飛びつくのは、まあ人間のさがだけど、知的な態度だとは思わない
マルフォイとハーマイオニーのカップリングって意外だけど面白そうだね
マルフォイには「親に教育された通りマグルを差別してきたのに、好きになった相手がマグルだった。どうする?」という葛藤が、
ハーマイオニーには「自分を蔑んできた相手が好意的に振る舞いはじめた。許すか許さないか?許したとして恋愛関係を築けるのか?」という葛藤がある
セックス・エデュケーションのエリックとアダム(オープンリーゲイの高校生と同性愛を嫌悪するいじめっ子)みたい
上手な人の作品だったら読んでみたいな
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)のプリンス・ハイネルだの
『闘将ダイモス』(1978年)のリヒテルだの当時の女子にすごく人気があった
よく言えば元気いっぱい言い換えれば子供っぽい
悪役の方が内省的だったり敵組織内で孤立してて複雑な人間関係を抱えてたりする
要するに悪役の方が大人っぽく見える
これ、(一般論として)なぜDQNに惹かれる女が多いか問題と関わってくる
オタク男子は完全に子供扱いだった(だって実際アニメとか本来は子供の見る物だったし)
そういやファーストガンダムのブーム期はシャアとガルマのBLがすごく流行った
そしてシャアもガルマもアムロより歳上で、平パイロットではなく指揮官という責任ある身分だ
主人公サイドは大っぴらに恋愛できなかった(子供には共感しにくいからだろう)
そんで悪役ばかりが色っぽい役回りを背負っていた
自分ら男のオタがまだメカや戦闘シーンの格好良さで盛り上がってた年齢の頃
女のオタは一足先に色気づいてディープな人間関係のドラマとかに注目してたんだから
だが、こういう女オタ心理が想像できるようになったのもやっと30代後半以上だな…
ただまあ、現代は子ども向けの建前がなくなって主人公側でもワルっぽい奴がずいぶん増えた
(ドリフターズの信長とか豊久とかサイコパスの狡噛みたいな戦闘狂の大人は俺も好き)
何故なら作者に自我は存在するし自我のある女が好きだが男に関しては自我が存在しないほうが好きだからだ
男のVの騒動みてて最初女のVだと思ったからキモいなぁで済んでたけど男のVだと知ったときにそりゃそうだろ自我見せんなバーカって思った
そういう人もいるだろうけど、むしろ同性愛なんてどうでもよくて、
私の好きなキャラ(男二人)が私の理解できる男女交際の形で関わっているのがいい、
と言った感じのBL愛好家が主流だと思うよ。
幕間だったり、行間だったり、掘り下げられなかったキャラの背景を考察推察したり。
そういう公式から逸脱しない、可能性がある二次創作は解釈と呼べると思います。
けれど、ノンケのキャラクターを腐女子の妄想でカップリングしているのは解釈ではなく妄想です。
好きな人達が好きなように仲間内で静かに妄想して愛好しているなら好きにすればいいのです。
ですが、勝手にくっつけた男同士のカップリングや歪められた性的指向は妄想です。その自覚を持ってください。その自覚は無くさないでください。
解釈だと言い張る人達には、作品を愛する腐女子ではないファンや全く無関係の人達に見たくないものを見せないようにする配慮が欠ける傾向にあるからです。
とある作品で原作タグつけた腐作品を平気で出したり、実在の学校名で検索すると出てきてしまった腐作品に対してそこの学生の方が配慮を求めたら逆ギレしたりと目も当てられない騒動を起こしたりします。
お願いです。
「解釈」の言葉の意味を調べてください。性的指向を自由に変更することが該当しないとわかるはずです。
広告代理店を早期退職したキョウコは、今にも倒れそうなボロアパート「れんげ荘」に住んでいる。生活費は月10万円と決めて倹しく暮らすキョウコの楽しみは、猫のぶっちゃんに逢う事くらいだったが、ぶっちゃんことアンディは飼い主の家から出して貰えなくなってしまう。
キョウコはあまり変化のない日常を送っているが、れんげ荘の若者達は人生にもまれて忙しそうにしている。コナツさんは事実婚相手の男性の連れ子の育児、チユキさんは田舎に住んでいる彼氏の所とれんげ荘を往復しつつ、他人に貸している分譲マンションのトラブル解決に追われていた。
そんな若者達に深入りし過ぎないよう愚痴の聞き役になっていたキョウコのもとに、実家から母の死が報じられ……。
若い人達のすることに上から目線でアドバイスや批判をしたい欲と内心で静かに闘うキョウコ。その心情が、今にもアウトな方へ傾きそうなギリギリのラインに立っている感じで、ちょっとハラハラした。心の裡だって理想と現実はかなり違うもんなあ。
一時流行った丁寧な暮らし系統だが、そういうのは結局豊かさの産物であり、現実の日本社会ではもはやリアリティーを喪っているように思う。だが、本作では相変わらずキョウコは節約を頑張れば働かなくても生きていけるという設定のままだ。
ところが、彼女が実家に戻れない最大の理由だった母親(他人にとってはいい人だがキョウコにだけは害悪って感じの毒親)が死亡したので、キョウコにはれんげ荘を出て兄夫婦とシェアハウスするように同居するという、新しい道が示される。だが、キョウコは全然乗り気ではない。そりゃ長年一人で暮らしてきた人が、いきなり独居の自由気ままさを手離すことはできないよね。
クマガイさんの生き方や考え方がカッコいいのだが、先のことは知らないなんて、キョウコよりもずっと年長者(敢えて言えば老い先短いともいう)だから言えること。確かに、人生を悩まなくてもいい事に悩んで浪費したら勿体無いとは思うけど。
他人には後ろ指を差されるかもしれないが理想的なキョウコの暮らしは、ずっと手放しで幸せとだけ言えるものではなくて、いつも後悔と不安がついてまわる。
作中の時間の流れがリアルタイムよりもだいぶ遅いのか、本作は2021年に出版されたのにコロナのコの字もない。現実世界はこの数年は酷い事続きだから、現在よりも少し昔を生きているらしいキョウコがいっそ羨ましいくらいだ。もし作中の時間が2022年に追い付いたとしたら、キョウコの心境はどう変わるのだろう。「先のことは知らない」という言葉の受け止め方は、どう変わるだろうか。私は先のことが知れない事に恐怖しかないけど。
ラストでぶっちゃんと再会して急に元気になり小躍りするキョウコ。やっぱあれだ……推しは世界を救う的な……。何があっても推しが元気でいてくれさえすれば生きれるってことか。
前に今読んでるとこって書いたけど、やっと読み終わった。半月以上かかってしまった。(他に色々読んでたのがいけなかっただけだが)
舞台は古代中国のような世界で、神の住む天界、人の住む下界、そして鬼の住む鬼界がある。
主人公の謝憐(シェ・リェン)はかつて大国だった仙楽国の王太子。彼は類い希なる才能を持ち、17歳の若さで天界に飛昇し神官(現代日本で言うところの神)となった。
だが、彼は自分のやらかしによって天界を二度も追放されてしまい、下界でガラクタ集めなどをして糊口をしのぐ暮らしにみをやつすことになった。
最初の飛昇から約八百年後、謝憐は三度目の飛昇を遂げ神官に返り咲くものの、飛昇した際の衝撃で他の神官達の住居などを壊してしまい、多額の負債を作ってしまった。
そこで謝憐はまた下界に降りて、人助けをしたり自分を奉る廟を作り信者を増やしたりなどして功徳を積むことで弁済をする事にしたが……。
読み終えるまでに半月もかけてしまった私が言うのもなんだが、かなりページターナーな作品。
ただの人間が修行をしたり功績をたてたりする事によって神となり、信者を増やして功徳を稼ぐことによってより強い法力を得るという設定が、ゲームっぽくも俗っぽくもあって面白いけど、中国のWeb小説ではあるあるな設定だったりするのか、それくらい解ってるよね? と言わんばかりにストーリーはサクサク進んでいく。でも文章が平易なので設定に振り回されて訳がわからなくなるなんてことはない。
同作者の『魔道祖師』もそうだったが、個々人の心情や集団心理の描写が巧み。謝憐の、お人好しなんだけどいつの間にか味方が誰もいなくなるのもやむを得ないような性格……簡潔に言えば空気を読めない独善的でアイタタタな性格とか、権力者のワガママに振り回される下々の人々の様子とか。
巨陽将軍(ジューヤン将軍。日本語にすると巨根将軍)の名付けエピソードなんかかなり風刺が利いていて、えぇ……意外と中国、表現の自由あるじゃん……(発禁になりませんように)……と思った。
ストーリーが面白いけどBL作品なので当たり前のようにボーイズがラブする。本作は『魔道祖師』のときみたいに男性同性愛の事を「ホモ」の意の古語で呼んで露骨に差別することもない(1巻時点では)。
メインカプの三郎(サンラン。攻め)と謝憐(受け)は前半くらいでもう出逢い、すぐに打ち解けて仲良く暮らしたり一緒に事件を解決しに行ったりする。三郎はなぜか謝憐に対してとても親切で優しく、謝憐は訳もなく親切にされることに戸惑いながらも、根っからお人好しのため受け入れる。
ところが、謝憐と普通の人間達以外の誰もが三郎のヤバすぎる正体を知っていて、でも三郎を怒らせたら事なので、誰も口を挟まない。謝憐と三郎が人目も憚らずに二人の世界に浸っているのを、第三者がドン引きで見てみぬふりを貫く様が滑稽で面白い。
本作ではまだ謝憐や三郎の来歴に語られていない部分が多く、楽しそうに交流しているだけなので萌え萌えでいいけど、きっとそのうち超弩級の不幸展開ややり過ぎて引くエロ展開が来るんだろうな……。
終盤の鬼市に潜入する話が好き。な、なんか鬼市の風景にデジャ・ビュが……『幽遊白書』と『ハリーポッターシリーズ』と『昭和元禄落語心中』と『千と千尋の神隠し』を足して4で割ったような雰囲気。厨二心に刺さる。
丁半賭博であからさまに謝憐が贔屓されるシーンの糖度が高くてほっこりした。
めちゃくちゃこれ、描写の関係もあるかもしれないけど、PCがKPC大好きじゃん…自陣無理では????
理由づけ〜〜次第〜〜なんだろうけど〜〜〜〜〜私の脳みそ〜〜〜〜〜どんな理由があれば…もはや生命の危機だしておど……???
てかNPC距離近いよPCから離れてよ〜〜〜〜お前怪異じゃん幸せにしないからやだ〜〜〜〜〜ただでさえじぇらってたのに〜〜〜BL好きの業だよ…そうだよ……
心がめためたになってしまった…KPがNPCに嫉妬するシナリオね…そうね…あたらしい修羅場じゃん…どっちも操作は私ですが??? ショモショモになった…
あまりなろう系を馬鹿にしてばかりも良くないので、小説投稿サイトでランキング上位にくるものをいろいろと読んでみた。
全体のランキングと日時のランキングも確認したので、傾向と対策はバッチリだと思う。
流行った話の後追いが多い。多すぎる。
特に女性向けの短編は登場人物の名前、設定、話の展開と似たようなものが多すぎる。
男性向けも後追いばっかだが、こちらは読んでるとやけに熱が入った描写が出てきたりして、作者の性癖なのかコンプレックスなのかと邪推してしまう。
また、男性向けは似たような設定とは言え独自用語で世界観を作るのに対して女性向けはある程度世界観が共有化されている。
とはいえ男性向けでも魔術回路やら真祖と死徒やらTYPE-MOON用語は平気で飛び出すので必須教育なのだろう。
全体としての傾向は似たようなものだったが、それでもサイト毎に傾向は違うと思ったので書いてみる。
有名どころ。書籍化もされているような作品はレベルも高く、有名どころも多いので暇つぶしには良い。
とはいえなろう系の悪印象のパブリックイメージは大体通用する。
最近の傾向としては1話完結の短編で作品のアブストラクションを書いて、それが評価されたら連載版にするのが多い。まあ長々話書いて評価されなかったら悲しいというのは分かるが、保険をかけてる感じであまり好きではない。
「ネタはあるがひとまず話は終わり、要望があれば連載版とでいろいろ書きます」とか言うの見ると「最初から書けや!!!」と思う。
こちらもなろう系のパブリックイメージに従うが、ガッツリオリジナルの中身で勝負するぜという気概を感じる作品が比較的多い。気概があるのと面白いのが連動しないのは作品作りの辛いところやね。
最近の傾向としては短発でのギャグ話が流行りがちというか……尺八様が評価されるようなサイトだもんな……と感じる。
インターネットのノリには一番適している。
なんというか若者の主張というか……なんかメッセージ性込めたかったんだろうがよく分からない作品を読むたびに背筋がぞわぞわする。
最ヤバ。文章力最下層。
角が立つ言い方だが腐女子のおふざけサイト。オメガバースとBLのR18比率が高すぎる。それらのジャンルが悪いというわけではないが、作品のクオリティや作者の振る舞いが最も低く感じるサイトだった。
まず「完結済み」と書いてある話が完結していない率が高い。投げ出すなー!
作品の文字数もめちゃくちゃ少ない。多ければ良いというものではないが2000文字以下が多すぎる。それで何が書き表せる。他の話と似たような話だから問題ないですねそうですね。
今まで見た日次ランキング入りの最低話数は92文字。散文かよ。
日次ランキング一位のタグに「真剣に読んだら負けw」って書かれてたのをみたときにそういうサイトなんだなと思った。なんだかなあ……
ずっと体育会系の部活動やってていわゆる男社会的なものに属していたし、父もまあまあ古くさい人間だったけど、それでも「男なんだから〜」みたいなことを誰かに言われた記憶がない。
ちなみに自分は全然男らしくは無いと思う。ちょっと頭が回るからすぐああ言えばこう言うの言い訳野郎だったし、前述の部活動のときもどこか身体に痛いところがあったらすぐ安静にしてた。
だから、「男なんだから〜」を言われるタイミングはまあまああったと思うし、なんなら実際は言われてたんだとも思う。
だからタイトルをちゃんと言い換えると、「男らしさ」を強制されて抑圧を感じた記憶がない、になるんだろう。(細かいけど大事な違い)
特に、だから何、ってことを言いたい訳ではない。自分と同じ世代でそういった抑圧を感じた人を矮小化したい訳ではない。それこそ、ゲイの人が今の社会から何を感じているのかは、自分には想像しかできない。
ただ単純に、少なくとも自分視点だと、「そんなに男らしさって求められるか?求められたところで抑圧に感じてるのか?」という感覚である、と言いたくなっただけです。
作品の中で、男性側が女性へ心惹かれている描写を描きたいのだけれど、
「このキャラクターはガワが男性なだけで、こいつの恋心は女性の考える恋心の域を出ないのではないか?」と筆が止まってしまうことがしばしばある。リアリティが感じられないのだ。
似たような理由で、女性の描いたBLも、攻めも受けも女性に見えてしまう。私にとってはガワが男性なだけで、実質百合だ。
実在する男性を見ていても、性的魅力に惹かれて性欲のほうが先に来ているのだろうなと思う。
高校生から付き合っていた元彼に好きになったきっかけを聞いたとき「仕草が女の子らしいなと思って」と言われた。今の彼氏は会社の同期で研修期間中に付き合い始めた。付き合うまでに相手を知るのに十分な時間があったとは思えない。(*1)
少年漫画や青年漫画を読んでも、「性欲」が1番上のレイヤーにあるように見える。全年齢対象の漫画でもだ。そもそもの恋愛漫画がほとんどないのだが…ほとんどない分、恋愛描写が唐突すぎる。(*2)
最近読んでいる漫画は、「おやすみプンプン」「僕の心のヤバイやつ」。
「プンプン」は小学生まではともかく中学以降はもう性の性だし、「僕ヤバ」は…プラトニックと言えるのか疑問だ。山田のグッズ展開を見ている感じ、「性」がわりと前面に出ているんじゃないかしら。
私が唯一、これがプラトニックな恋心の描写か?と感じるのは名探偵コナン。新一と蘭とか、平次と和葉とか、京極と園子とか。あれは男性から見て恋心描写で合っているのかな?私だけでは検証できないから、男性の意見を聞きたい。
男性に恋心はあるの?
性の目覚めより先に抱く、プラトニックな恋心は成人しても残ることってあるの?
男性のリアルな恋心について学べる映画や漫画があったら後学のために教えてほしい。
(*1)向こうから告白されたが、「どうせすぐに別れるだろう」と思い、付き合い始めた。すぐ別れるだろうから、相手のことなんて知らないでいいやと思っていた。が、しかし付き合ってからどんどん仲良くなって、今はもう婚約者。来年結婚する。
(*2) コロコロコミックで『コロッケ!』を読んでいて、リゾットがテトのことを好きという話がぽっと出すぎてびっくりした。女児向けなら、相手のことを好きになる過程の描写がある。そこがすぽっと抜けているのだ。バトルメインだから書かないという主張もわかるが、過程を描くほど恋愛メインではないというなら、なんで「実は好き」という情報を出した…?
Twitterで、推し作家さんが主に海外のファンが描いたファンアートをRTして嬉しいありがたいと喜んでおられた。なお、なんで海外のファンの作品ばかりRTされていたのかというと、シンプルに国内のファンにファンアートを描いて堂々とTwitterに投稿する人はほぼいないというだけのことだ。
推し作家さんは人気がない訳では決していないのだが、商業BL漫画家なのでファンアートを描いてくれるファンを得にくいのだと思う。何故だか知らないが、商業BL作家でファンアートを(日本人から)描かれる人というのは、ファンアートウェルカムです! と自分から言ってる人ばかりだったりする。
推し作家さんはデビューから今まで、ずっと原稿の進捗とか気ままに描いたイラストとか稀にポロっと日常の呟きとかくらいの事しかツイートしない人だったので、ファンアートを描かれて喜ぶとか、そもそもエゴサする人だったのか……っていう、そういう人だとは思われていなかったが故に、ファンは誰もファンアートを描かなかったのだと思う。
そんな推し作家さんの作品の二次創作を私は書いているのだが、ファンアートと二次創作って似てるけど違うよなあと思って、鉄壁の検索避けのかかった場所で密か~に二次小説を公開している。
ただのイラストだったらよほど好きなんだねっていう気持ちが伝わる。が、小説だとなんか作者の作った作品世界に無断で立ち入り過ぎのような気がする。
二次創作の数を人気のバロメーターにしている作家さんとか出版社もあるというけど、私は推し作家さんを怒らせたりもやもやさせたりはしたくないので、見えないとこでひっそり好きー! と言いつつ二次ってるだけにする。