はてなキーワード: 拡散とは
タイトルで大げさに書いて釣って中身にちゃんと詳細が書いてある感じの記事が嫌いだ。
最近、TwitterでニュースサイトをRTしようとすると「一回読んでみないか?」って注意がでるようになった。
自分の場合、はてブで記事を見て、RTしにいくことが多いのでよくそういう警告を喰らうがそれはもう仕方ない。
ライターとしてもやはり読まれたくて記事を書いているので拡散されるタイトルを共有してたりするのかもしれないので良い機能だと思う。
記事に詳細を書いて「ちゃんと見れば誤解なんてされるはずがない」と保険をかけているつもりだろうがほとんどの人間はタイトルと出だしぐらいしか読まないのだろう。
そんなことより俺の育てたウマ娘を紹介したい。
まずは初めてA+をとれたメジロマックイーンだ。この子は奇跡の子としかいいようがない。
スピードSS1100スタミナS1000パワーA+900に根性と賢さがC400と配分に無駄がない。まともなサポートなんてイベントスペぐらいしかない俺が上振れに次ぐ上振れで育て上げたまさに奇跡の子。
スキルも理事長がニンジンをくれたおかげで食いしん坊と好転一息を持ち、フレンドから借りたキタサンブラックの弧線のプロフェッサー、ヒシアマゾンがくれた先行のコツ◎、そして因子とストーリーライスシャワーから降りてきた大漁のデバフスキル、登山家。なによりも芝S中距離Sという因子の付き方をしたおかげで非常に非常に強いウマ娘に仕上がったなと思っている。
さてタウラス杯だ。育てたマックイーンに適性がある中距離芝のコースで、上り坂・下り坂が激しい東京レース場。登山家も生きて活き活きしている。
しかしあまり勝てなかった。具体的に言うと12勝8敗である。二回戦目をAクラス進出は決めたものの5勝した試合はなかった。
多分だが相手のデバフスキルが強いのだ。そしてこちらの編成はエース兼デバッファーのマックイーン、スピードSパワーSはついたゴルシ、ストーリーブルボンに勝てる程度には仕上がったトウカイテイオーちゃん。すべてがエースという構築。それに対して相手は全方向に不幸をばらまくナイスネイチャやグラスワンダー、シンボリルドルフ…。そう実際勝つことを放棄して自分のエースを勝たせる構築になっているのだ。
奇跡のマックイーンもこのルールだと活かせそうにない。事実、敗け試合は相手の何かが1着でこっち全員5以内入賞のような形が多かった。
俺はついていけるのだろうか、戦略が練り込まれたこのタウラス杯を。
https://note.com/rote/n/n631698f25ca2
先日話題になったこの記事を読んで思うところがあったので文章にしようと思う
シャニマスに【♡まっクろはムウサぎ♡】が実装されたときも何も考えずに、かわいい!って叫んでた。もちろん私服とフェス衣装両方だ。なのでこの記事がTLに流れてきた時、??って感じだった。
確かに自分もにちかかわいい!と同時に左の子もかわいくね??って思った。まあシャニマスのモブはみんなかわいいし、と思い気に留めなかった。
しかし、記事を開いたらにちかダサくね??みたいなことが書かれていて好きなアイドルをバカにされたような気がしてイラっと来た。でも否定するのは全て読んだ後にしようと思い、記事をスクロールしていった。
ある程度省略して説明すると、服の色的にダサく見えるよねって感じの内容でした。自分には色彩学の知識が無かったのでへ~って感じで読んでた。この記事を通して色彩学というものに触れられてよかったと思う。
さて、ここからが本題だ。確かにnoteの筆者のように色の知識を持っている人からしたらにちかの私服はダサく見えてしまうのだろう。ただしTLのお前たちはどうなんだ?今この記事を読んでいるお前だ。【♡まっクろはムウサぎ♡】実装時は
かわいいとTLで囃し立てていたのにnoteが流れてくるとそれ自分も思ってた、にちかの性格を私服にも反映させている運営すごいなど、自分の意見を捨てて俺は服の知識もあるんだ!運営sugeeee!と、俺分かってますよ感を出してる
オタクが大量発生していた。本当に気持ち悪いからやめてほしい。GUとユニクロで全身黒ずくめのお前らに服や色の知識があるわけがないだろ。
にちかのWINGコミュ「on high」の「誰が見てくれるんですか、私のことなんか・・・道で立っているだけじゃ、ただの人ごみなんですよ」という発言からにちかは自分に自信を持てていないと考えられる。このことから、noteに書いてあることは
正しいのかもと思う人はいるかもしれない。だけどそれが正しいかどうかはまだ公式が答えを出していないので考察程度にとどめておくべきだと考えている。でも実際はまるでそれが事実であるかのように拡散している人が多く見られる。その
結果、ツイッター検索のサジェストに「七草にちか ダサい」などと表示される。ある程度シャニマスをやっていてnoteも読んでいる人からしたら大丈夫なのだが。シャニマスに詳しくない人からしたらにちかって子はダサいの?となる。そこからシ
ャニマスに触れてそれが事実と異なるということを理解してもらえるのならいいのだが、実際はにちかはダサいという知識だけつけてシャニマスに触れない人がほとんどだろう。そうすると七草にちかというアイドルが記号化され、樹里のヤンキ
ー、冬優子のツンデレのように間違った認識が広まってしまう。そうなると「あんたはここでふゆと死ぬのよ」のようにネットのおもちゃにされてしまう。自分はそれに耐えられない。
色々書いたけど結局はオタク、自分の意見を持ってくれ!ということだ。オタクは影響されやすい生き物だけどイエスマンにはなってほしくない。でも逆張りオタクにもなってほしくない。自分はどっちかというと逆張り側だ。難しいかもしれないが、周りの意見に流されすぎないようにしてほしい。
書きたいこと書いたのでここで終わりにする。
最後に、フルの先行配信始まったので全人類「PRISISM」を聞け。この曲の真乃が最強にかわいい。
ありがとうございました
数年前、MMDのモーションやモデルがUnity界隈へ流用されたときにMMD界隈がブチ切れてたことがあった。
ところが現在のMMD界隈を見てみると、Fantiaなど支援サイトでMMD界隈の資産を借りた動画コンテンツで、あろうことか月額課金による収益を得ている人間が多数いる。
ニコニコに投稿された動画で馴染み深い誰が見ても流用が明らかなモデル・モーション・音源が使われた動画が、閲覧者が月額課金しなければ閲覧できないプランでのみ発表されているのである。
数年前の主張は一体なんだったのだろう。
A:〇〇は××だと思う
B:なんで××だと思うのか?
A:△△だから
B:△△だからといって××とは限らない
A:そうかもしれないが、〇〇は△△を考えれば××って言ってる
B:話を逸らすな、△△だからといって××とは限らない、YESかNOで答えろ
A:〇〇は××だと思う
B:>>A なんで△△のお前が××だと思うとか言ってるの?
(△△には、間違い情報への賛同や、ネトウヨ、陰謀論的発言などが入る)
C:>>A 俺も××だと思うけど、お前が言うなよww
D:◆◆も××だよな
A:>>D わかる、◆◆は××
B:>>A だからなんでお前が言うんだよww
C:>>A お前はまず△△を総括しろよww
③ 権威的になる
A:〇〇は××だと思う
B:〇〇が××とかうそを言うな、〇〇は△△
A:△△とか誰が言ってるの、〇〇は××
B:素人は黙れ、△△であることはこの資料からも明らか つ 資料URL
B:査読されてないとかデマを流すな、そもそも私は査読する側なんだが
A:査読する側とか意味が分からない、査読されてなければ無価値
B:嘘を捏造するのやめてもらえませんか
あと一つは?
自分も今の社会は一夫多妻的な方向に転んでいくような気がしている。変な話、お金さえくれればOKって女性は多いだろうし、男はたくさん拡散することが目的だとも言うし。資本主義社会においては安定した構造のような気がする。てか、高福祉社会は、そういう傾向になっているって誰か記事書いていたような。高福祉社会では不倫が多いって話。一部の男性が生殖の機会に恵まれて、そのぶん他の男性は生殖の機会が減っているっていう話。少子化が進み、かつ、格差が広がっていく社会では、一夫多妻的な在り方を合理的な選択として受け入れ人が出てくると思う、正直。そういう方向に舵を切る人、これから普通に出てくるんじゃないかな。モラルとかこれまでの常識に引っ張られる人は多いけど。てか、人間の本能が、こういう構造を再帰的に作ってしまうのではないかって気がするけど。かなり原始的な気もするよ。人間社会ってこういう再帰的な構造を毎回取ってるんじゃないかってそんな気がしてしまうけど。今話題の弱者男性はますます肩身が狭くなるだろうが・・・。まあ、かくいう私は弱者男性の一人ですがね。
きちんとした取材をしようとすると費用がかかるが、フェイクニュースはそれに比べれば費用はかからない。
有料ニュースサイトの記事は読めないが、フェイクニュースは無料で読めるので拡散する。
オープンソースも持続しなくなってきた。
管理をしなくなればすぐに使われなくなったり、マルウェアの餌食になる。
有名なオープンソースでも開発費を維持できず、寄付を募ったりでなんとかしのいでいるが、金策をなんとかするのに労力がかかる。
それでいてAmazonが実装すると、Amazonにはお金が流れるがオープンソース開発元には直接お金は流れない。
広告もひどくなってきた。
YouTubeプレミアムのようにお金を払わなければいくらでも広告を表示してもいい、というふうになったし、
その広告すら詐欺まがいのものでも表示されるし、お金を払ってなければいくらでも酷い広告を表示してもいいとなっている。
ターゲッティング広告だと個人情報をトレースするのを禁止したのだから、酷い広告を表示してもいいという論理になっている。
ネットはどんどん酷い場になっていく。
酷い場になればなるほど、GoogleやFacebookの一部のサイトの中に閉じこもらないと安全ではないとなる。
検索エンジンとしてのGoogleは、いかにGoogleという検索サイトから他のサイトに移動させるかが使命だった。
いつの間にかGoogleは色んなジャンルを買収し、Googleの中で閉じるようになった。
ネットが酷い場になればなるほど、人々はGoogleの中に閉じこもることになる。
広告で無料で使えるというのが増え、無料で利用できるのが当たり前になり、適正価格というのがわかりにくくなった。
自分がお金を払わなくても、誰かがお金を払っているから維持出来ているとか、裏でデータを売って稼いでいるとか、そういう認識になっていく。
実際そういうことをしないと食っていけないのもどうかと思うし、倫理観からやっていなければ馬鹿を見る。
クリエイターに優しいようでいて優しくもなくなっている。
ミュージシャンはYouTubeくらいしかMVを上げて効果のある場所はなくなっているが、YouTubeに上げると無料でMVから音楽部分だけを抜き取ってYouTube Musicで聴かれる。
サブスクリプションを解禁していないアーティストも、どこかの誰かがYouTubeに上げた楽曲が聴ける状態だった。
結局、曲を売るだけでは食って行けず、ライブでグッズを売って食いつなぐしかなくなった。
プラットフォーマーが積極的にクリエイターを宣伝してくれない。広告で食っているのだから。
広告を出した側に利益が生まれ、その一部が広告費として回るのならわかるが、そうはなっておらずアクセス数のみで決まる。
広告を出す側はもっと効果のあるシステムを求め、広告配信システム側はより個人情報を求めるようになった。
広告で稼いでいる媒体はアクセスのみで稼げるので、いかに広告を踏ませるかに工夫を凝らす。
まだ市場が拡大しているときは良かっただろうが、もうフロンティアはない。
とあるSNSに、私の推しが黒人のミックスの子(以下、分かりやすく黒人ミックスではなく黒人ハーフとしておくが)を思いっきり揶揄している動画が出た。「(黒人ハーフは)異国の血が入ってるから俺たち日本人とは違う。髪の毛がチリチリ〜」くらいまで言っていた。思い切り言っていた。動画は秒速で拡散され、推しのセリフは英訳されて海外ファンダムにも「差別主義者!」「なんだこのクソ野郎は!」とギャンギャンに罵られていた。
私は推しの努力家なところ、くるくる変わる表情、明るい笑顔が好きで、ずっと応援していた。推しの言葉の端端から勝ち気な子だな、とは思っていたけど、頭のいい子だし責任感も強いし有言実行タイプだから、強気な発言をして叩かれていても、「叩いている人たちは推しの本当の姿を知らないんだ。推しは少し不器用だけど、それ以上に魅力的なんだ」くらいにしか思っていなかった。
しかしながら、ここにきて推しは10:0で自分の過失で叩かれている。あの発言は失言どころの騒ぎではなく、マジモンの差別発言である。より悪いことにその黒人ハーフの子は日本生まれの日本育ちを公言しているので(なので日本で教育を受けた日本国籍保持者だ)、推しは本当に黒人ハーフの子の外見だけを見て「俺たち日本人とは違う」と言い切ったのである。推しは、その人がどこで生まれ育ってどんな文化を持っているかではなく、見た目だけで「俺たち日本人とは違う」と言い切った。
私だって日本育ちの日本人だ。街中で黒人をみると、その体つきや髪型におお、と思うことがある。でも、私のそう豊かではない人生経験の中でも、ハーフの子に出会ったこともあるし、海外に暮らす日本人や反対に日本にやってきた外国人に出会うこともあった。その人たちと私の間には、文化や考え方の差異はあっても、それでもその違いは「私」と「誰か」の違いであって、「日本人」と「外国人」の差異ではなかった。私自身が海外旅行した時も、「私」の話を聞いてくれる人に会えれば嬉しかったし、私がアジア人だからと言って、街中で「中国人!」なんて揶揄されれば悲しかった。そんな浅い経験しかない私だって、「黒人ハーフは俺たち日本人とは違う」という発言が相当にやばいことが分かる。しかもこのご時世出た。BLMどころかアジアンヘイトクライムの今、地球のどこがではアジア人というだけで攻撃される可能性のある日本人の推しが、黒人ハーフの日本人を揶揄?推しが時流に乗れてなさすぎて、または頭が悪すぎてクラクラする。
でも、推しが差別主義者だとしても、時代の流れから取り残されたアホンダラだとしても、私の推しは魅力的だ。推しのが見たいし声も聞きたい。推しが努力家で責任感があって向上心が強いことに、そしてそれに私が惹かれたことには変わりがない。でも、許されないことをしたとも思う。
推しは別に犯罪を犯したわけではない。恋愛スキャンダルもないし、暴力を振るったわけでもない。でも、人としてやってはいけないことをしていると思うと、とても庇う気になれない。
好きだから辛い。推しにはこれからも活躍して欲しいし、好きだからこそ今回の件で謹慎するなり何なりしてもいいくらいだとも思う。お咎めなしというわけにはいかないし、そんな贔屓みたいなことはしてほしくない。だけど、推しが見れなくなるのは嫌だ。矛盾しているけど、どうしようもない。悲しい。
ここ10日ほどの増減では、バングラデシュの感染減少が鈍化しているのがわかる。
増減率グラフから脳内近似曲線で単純に外挿すると来週には増加に転じてしまう。
不吉な予感しかない。
*なお、この記事はバングラデシュの感染状況をウォッチする記事の3回目です
前回https://anond.hatelabo.jp/20210504165055
おりしも昨日、インド株関連が懸念される2つのニュースがあったばかり。
ひとつは、バングラデシュでついにインド株が確認されたというニュース。
https://time.com/6047019/india-coronavirus-bangladesh/
5月8日(土)、バングラデシュ保健当局は、インドで確認されたコロナウイルスの変異株が初めてバングラデシュで検出されたと発表した。詳細は明らかにされていない。この数週間、バングラデシュで解析されたサンプルでは、南アフリカの亜種が主流だったが、これらの変異株は、より容易に拡散し、第一世代のワクチンは変異株に対してあまり効果がないのではないかと懸念されている。
一刻も早いワクチン接種が急がれるが、当のワクチン供給国のインドが供給を停止する事態に陥ったままだ。
日本帰国者のなかにバングラデシュで行動歴のある陽性者が見つかった、というニュース
https://this.kiji.is/764055688978251776
バングラデシュから日本にたどり着く経路は相当限られてきているので、どの経路で入国してきたかは定かではない。
陸路でインドかな。。いずれにしても、出国前にPCR検査を受けることが義務付けられていることから、
PCR検査から漏れた感染者だった可能性もあるが、現地空港や機内、トランジット先、成田ゲートの
上記のインド株確認のニュースと合わせると、3行しかない短いニュースのなかに、恐ろしい未来が見えてくる。
蟻の一決というアレだ。
バングラデシュでは、ラマダン(断食)の終わりを祝うイード(ラマダン明けのお祝い)を迎え、帰省する人々でごった返している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3345815
この写真は、ガンジス川で沐浴するインドの光景と同様、おぞましいものだ。
町中の様子は写真はないか?と思ってツイッターを検索すると、こんな感じ。
https://twitter.com/taslimanasreen/status/1391048425060257792
ちなみにバングラデシュは、ロックダウンを16日まで延長、依然、警戒を続けている。
4月初めには7千人を超えた新規感染者数もここ数日は2千人をきっている。当局もイードを警戒しているからこそロックダウンの延長を決定しているのだろう。
いずれにしても、ラマダンとロックダウンへの疲れ、イードへの期待、
これらが人々の緩みにつながっているのは間違いない。
日本政府は、インドに加え、隣国のパキスタン、ネパールの3か国からの水際対策を強化。
見出しをみた瞬間、ユルい!緩すぎる!と叫んだ人も多いに違いない。
水際対策の問題点はここ(APPLE文体の増田)がわかりやすい
私の結論からいうと、水際対策対象リストも問題。確認できた感染者の情報をもとに実施するのでは遅すぎる。
情報が不確かであっても、地域全体の状況から、ありうる未来を予測して予防的に行うべきだ。
今の水際対策のままだと、インドばかりみていて、両サイドがら空き状態。
特に見落とされていると思うのが、まさに私が注目しているバングラデシュ。
感染爆発が収束しているようにみえるがゆえに上記3か国のリストから漏れているが、社会経済のつながりは
ネパールと同様、相当高い。
それはスリランカだ。
https://ourworldindata.org/covid-cases
で分析された実効再生産数はここ数日およそ1.6。1.25あたりを推移するインドよりも高い。
新規感染者の増加率もインドより急こう配。百万人当たりの新規感染者平均値は日本の倍以上、先日水際対策を強化したペルー並の値。
こうした周辺国とインドの感染の連鎖を考えるうえで重要な視点は、出稼ぎ経済だ。
労働力の国際移動をもうちょっと分析する必要があるのではないか。
スリランカは西は中東湾岸諸国、東は韓国に至るまで、出稼ぎ労働者の送り出し国。
日本との関連でいえば、攘夷派で名高い入管当局が収容していたスリランカ女性を死亡させた事件。
海外に出稼ぎ労働者を送り出す一方で、スリランカは外国人労働者を受け入れてもいる。
特に南インドとの歴史的なつながりも深く、多くのヒンドゥーが出稼ぎにスリランカに来ているという実態がある。
ところで前回の記事で、バングラデシュの感染がそれほど爆発的になっていない背景を、社会階層の分断が少ないことも一因なのでは、と分析というか想像してみた。分断というのは階層や人種によって死亡率に大きな差があるアメリカが典型的な事例。つまり黒人やラティーノは医療へすぐにアクセスできないことが多く、また感染リスクの高い職種に就くことが多いなどのことを指している。バングラデシュでは、ことに感染症対策については、例えば結核にしてもNGOが機能していて、地域住民へのリーチアウトがしっかりとできている国なのだ。ドヤ顔するとすぐ感染が急上昇、という法則があるのであまり言いたくないが。
結論からいって、社会階層の分断政策をウルトラ強力に推進している、政治的に危うい状況がみえてくる。
ラージャパクサ大統領の選挙勝利(2019年)がひとつの大きな転換点だった。ラージャパクサ兄弟という視点でいえば返り咲きだ。
同大統領就任後、中国との関係強化を露骨に進めているスリランカ。
中国はやったぜとばかりにオセロをひっくり返すかのように、他ドナーを蹴散らし、次々に融資を強化、権益を強めている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2707Y0X20C21A4000000/
日本の援助をはじめ、各国ドナーは後退を余儀なくされているのは知っていたが、
内政的にもイスラム抑圧を進めるなど危うい面が表面化してきた模様だ。
社会階層の分断によって、ある種のエスニックコミュニティや社会階層へのリーチアウトができず、実質アンタッチャブルになることで感染がコントロールできない、という分析はブラジルのスラムでの感染爆発で経験したことだ。
これは想像だが、スリランカの感染爆発が、もし仮に南インドからの出稼ぎ労働者(ヒンドゥー)で、今なお、社会的少数者として不利益を被っているヒンドゥーの感染症対策が放置されている、あるいは見過ごされている、とするならば、スリランカの今後の状況はとても厳しいものになるのではないかと思う。
新規感染者の増加率はここ数日、若干低下してきた様子なのが安心材料ではあるが。。
2週間くらい経った5月下旬、スリランカ、バングラデシュも水際対策を強化、というニュースをみないように、先手先手の対応を祈っている。
バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、ネパールからの入国を12日より制限する措置を発表。
湾岸諸国で主要空路ではカタールがまだ残っているが時間の問題だろう。
タイ、マレーシア、シンガポールも先週、すでに上記国からの入国制限済み。
なお、インド株については、すでに韓国(4/19)、日本(4/22)、香港(4/30)、マレーシア(5/2)、シンガポール(5/3)で確認されている。
さらに今週10日から12日にかけ、アジア各国から続々とインド株の報告が上がった。
タイ、スリランカ、インドネシア、フィリピン、カンボジアの5か国をネット記事で確認することができた。
おなじ貧困問題だとしても、当人が声を上げにくく注目されづらく多くの人から認識されづらいため、これまで存在が知られていなかった貧困弱者が実はいるという話。彼らは今のケア体制では見過ごされてしまうため、すでに知られている貧困弱者と区別して「弱者男性」と名前をつけた。
少し前に動画が拡散して男性にも存在がしられた、街中でわざと女性にぶつかってくる男の問題と少し似てる。
あの動画が撮られる前に、「ぶつかってくるおじさん」と女性が命名して存在を訴えても、男性は「男性もヤンキーとかにぶつかられるから性別関係ないよね」とか「定義がわからん、普通にあぶない奴のこと?」とか「見たことない、本当にいるの?」とか言っただろう。1本の動画が広まったことでようやく実在するものと認識され、定義も理解された。