「富野由悠季」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 富野由悠季とは

2023-06-05

庵野秀明展どうだった?

今度庵野秀明展に行こうかと思ってるんだけど、富野由悠季世界展ほどの感動はないだろうと思ってる

とはいえ富野由悠季世界展は2回行ったか庵野秀明展が1回で十分でも1回行く価値があるなら行ってみたい

2023-06-04

過去ログ・今は存在しないアカウントの話

なんで鬱展開がオタクに嫌われるかって

90年代から00年代にかけて、

エヴァ富野に影響を受けた奴らとか、

エロゲで「こんな客を無視した展開できる俺らまじクリエイタ~」みたいな

ゴミみたいな、何の目的意識もない、

ただこれが出来る俺ら凄いだけで生み出された数々の無意味鬱展開があったか

例えばアベンジャーズインフィニティ・ウォーはヒーロー負けてガモーラ殺されて人間50億人ぐらい殺されて終わって一年以上続きが見れない超クソ鬱展開だけど、

からこそものすごい気を使ってやって、次回作は超明るいアントマン2だったり超無双映画キャプテンマーベルだったりするのよ

そんでEndgameでは開始20分ぐらいでサノスぶっ殺して復讐完了するスピード展開っぷり、そーいうアフターケア、鬱展開にしたからこその超楽しいお話を後でやるから物語の“谷底”が成立するんだけど、

日本アニメ業界、そういうことを一切せず、ただ急に鬱展開にすりゃシリアスになってすごいみたいな

無責任無意味で、ただクリエイターがこれが出来る俺らまじサブカルチャー作ってるぜ~みたいな、意外性以外感じられないクソみたいな鬱展開をいろんなアニメでずーっとやり続けて、

それがアニメ視聴者層、つまりオタクに知れ渡ってしまった

まりコイツラ何も考えてねぇのに鬱展開しやがるって事

からアニメで鬱展開が始まると、エヴァとか富野とか影響を受けたアニメとか、エロゲアニメみたいな、あっこのアニメ何も考えずに鬱展開初めた、あーあーこの後何も考えずに適当につまんない話が続くなーってわかっちゃうわけよ

から鬱展開は嫌われる

そしてそれはアニメ業界のせい

信用がない

アヴェンジャーインフィニティ・ウォーが成立したのは、10年と20作品という“信用”があったから成立したわけよ

なぜ日本アニメ業界で鬱展開が嫌われるかって“信用”が無いか

それ程に90年代00年代で鬱展開を多用し無責任に放り投げた実績がある

から鬱展開が嫌われるのはアニメ業界自己責任

D4プリンセスとか、明らかにシリアス展開を見たいと思って見てないのに、

急にライバルキャラ事故で死んで鬱展開始まるから

バカかよこれ作ってるアニメとかマジで思ったし

Wind -a breath of heart-はなんか急に鬱展開になってテレビ放送終わったからな

ナメとんのかってマジで思った

富野由悠季に影響を受けたのか

エヴァに影響を受けたのか

エロゲ自由作風がすごい!みたいなのを真に受けたのか

あの頃はマジでアニメでクソ鬱すれば一流クリエイターの仲間入りや!

みたいなゴミみたいなやつがたくさんいた

地獄地獄だった

そういうのを10年ぐらいやってたか

そりゃクソ鬱展開やったら、あ、コイツラ何も考えてねぇバカ

見るのやめよ

ってなるわ

アニメ業界がワリぃんだよ

そういう事散々やってきたのに

今更ちゃんとした鬱展開です!信用してください!とか

信用できるか

ほんとまじで、そういうクソ鬱が見たくてみてるわけじゃねぇのに

急にクソ鬱になるクソみたいなアニメ死ぬほどあったからな

オタクが鬱展開を嫌うみたいな寝言抜かすな

オメェらアニメ業界がクソみたいなクソ鬱展開やりまくった結果、アレルギーになったんだろうが

オメェらがおもしろ~い鬱展開やりまくってたらみんな鬱展開キター!!みたいになってたわ

2023-05-04

富野由悠季コンピュータを神みたいに思ってるバカどもを駆逐しないといけない」

まあまあ、富野由悠季の言うことはわかる。

宇宙開発→「宇宙って遠いのよ」

AIとか、水星魔女かに対して、スマッシュヒットだなあと。

2023-05-03

anond:20230503101850

からオタクは表に出たがるよ

■「趣味こそ僕らの主義」の時代

 81年2月22日、新宿駅東口アルタ前広場アニメファンで膨れあがった。翌月公開の「機動戦士ガンダム劇場版第1作の宣伝イベント「2・22アニメ新世宣言大会」。主催者の予想をはるかに超えて集まった1万5千人を前に、総監督富野由悠季(とみの・よしゆき)さんらがあいさつした後、「私たちは、アニメによって拓(ひら)かれる私たち時代アニメ新世紀の幕開けをここに宣言する」という宣言文が読み上げられた。

https://www.asahi.com/showbiz/manga/TKY200910170173.html

2023-04-19

昨日の夢で覚えてるのは二つ

一つ目は機械説明ポスター制作で貰ったデータと探してきた素材集を組み合わせて作って送ったけど、これじゃただのカタログで壁に貼って鑑賞してくれない、もっとアートの感じを出してくれと言いましたよね?と詰められる夢

もう一つはガンダムボックスアートの構図が上手く決まらずに悩んでいたらたまたま隣に富野由悠季がいたのでアドバイスを求めたら、窓から見える東京駅の隣にガンダムがいるとしたら、という見立てデッサンし始めた夢

ないものをあるかのようにデッサンし出す様子に感動した夢だった

2023-03-08

アニメオタクアニメに何も貢献していない。むしろ害悪だ。

自分の中でのアニメオタク特に萌えオタ)に対する嫌悪感が一体何なのかきちんと考えてみた。

すると恐るべき結論に達してしまった。これから書くことは正直私も断言して良いものかどうか躊躇している。しかし、アニメ文化の発展のためにも、心を鬼にして書かなければいけないことだ。

アニメオタクは何もアニメに貢献していない!

今までも、そしておそらくこれからもずっとそうだ。これは岡田斗司夫のような豚野郎の言う「オタクは死んだ」でも、東浩紀のような豚野郎の言う「読者の質が悪い」でも、宇野常寛のような豚野郎が言う「萌えオタはクズ」でもない。もっと根幹に関わる重大なことだ。そして恐ろしい事実だ。

まず、オタクオタク向けに作ったオタクアニメが大きな評価を得てきたことは今まで一度たりともない。

名作を作ったクリエイター側は言うまでもなく、『ガンダム』の富野由悠季は仕方なくアニメ現場に降りてきた人だし、『攻殻機動隊』の押井守は元々映画監督志望でジャン=リュック・ゴダール敬愛していてたまたまタツノコプロ求人が目に入ってアニメ業界入りした人だ。

「でも、今は世界的にアニメブームが起きているじゃないか」と萌えオタがブヒブヒ言ってきそうだが、それは幻想である。まず90年代後半に盛んに言われた「ジャパニメーションブーム」を取り上げると、これは岡田斗司夫オタク地位向上のためにでっち上げものだ。本人も後にそれを認めており、外から圧力に弱い日本オタク市民権を得るにはそれしかなかったと言っている。この岡田斗司夫苦肉の策電通村上隆が乗っかり、ジャパニメーションブームという虚構ができあがったのだ(元々別称だったジャパニメーションという言葉を良い意味として輸入したのが村上隆である)。

それは今まで世界的な評価を得てきた作品を見ていけばわかる。

まずは、宮崎駿アカデミー賞も受賞し、名実ともに日本代表するアニメーション監督といった地位を得ているが、その作風アニメ界ではむしろ異端であるスタジオジブリ的なもの宮崎駿的なアニメは本人にしか作れず、その作風を引き継ぐような後継者は未だ誰一人いない(宮崎駿の後進育成が下手という話ではない。宮崎駿に影響を受けた人間が外で宮崎駿的なアニメを作ったっておかしくないのに、そんな人は日本はいないのだ。海外ではどうか? そう、モンスターズインク制作したピクサーが後継にふさわしいだろう。言うまでもなく彼らはアニメオタクではない)。

宮崎駿にはオタク的なるものを避けて避けてやっと今日地位を築いたという歴史がある。オタク的なものを避けて世界評価を得た、これは非常に重要ポイントだ。

押井守もその一人だ。『うる星やつら』を制作し、オタク向け監督の一人で終わるかもしれなかった彼は『機動警察パトレイバー2 the movie』や『攻殻機動隊』においてオタク向けアニメ想像力を捨て去ることで作品の強度を確立した。『ビューティフル・ドリーマー』はどうなんだ、という声があるかもしれない。これには後に押井守がこう語っている。「劇場版第一作『オンリーユー』を作ったとき原作者ファンが喜ぶことを全部詰め込んだ。上映されると当然原作者ファンは満足したようだが、作品的には酷い代物だった」。この諦観によって『ビューティフルドリーマー』は作られた。オタクから距離を取ることで傑作に仕上がったのだ。

他にも大友克洋の『AKIRA』だって一見すればわかるようにオタク的な想像力から離れたものであり、渡辺信一郎の『カウボーイビバップだってそうだ。

オタク監督だと言われるウォシャウスキータランティーノだってウォシャウスキーSFの人で決してオタク想像力に耽溺しているわけではないし、タランティーノ高校中退して一日中映画を見まくっていた怪物だ。

エヴァンゲリオン無視しているじゃないか、と言われるかもしれない。確かにエヴァオタクオタク向けに作ったオタクアニメであり、社会的現象を起こすほど大ヒットしている。だが、これ一本でもってオタク想像力勝利にはなりえない。何故ならオタク外にも評価されたオタク監督庵野ただ一人、例外中の例外なのだ。その庵野ですら、オタク偏狭さに嫌気がなして反オタク改宗した。その事実オタクは裏切った、とこれまた偏狭さを見せて批判している。

このようにオタクオタク向けに作ったオタクアニメで傑作が生まれたことは、一件の例外を除いて存在しない。オタクが喜ぶ想像力や「萌え」なんてもの全然強度を持ち合わせていない(十年前にオタク想像力オタクに受けていたクリエイターの今の地位を思い浮かべて欲しい、それが十年後の山本寛新房昭之の姿だ)。

しろオタクの好みに少しでも外れると烈火のごとく怒り、作画監督が少しでも個性を出すと作画崩壊と騒ぐその類まれなる偏狭さは害悪だと言ってもいい。

オタクオタク的な想像力から外れるような、例えば『スーパーミルクチャン』や『TAMALA2010』のようなアートアプローチからまれた傑作を評価できない。どちらも発売時にはタワーレコード平積みされ、オタク想像力は一瞬で敗れ去った。

それどころか『フリクリ』をオサレだとかラベリングして嘲笑するほど、子供のような舌でもってクレームをつけて回っているのだ(『フリクリ』はガイナックスが作ったオタクアニメじゃないかという屁理屈が聞こえてきそうだ。ガイナックスは今や庵野の反オタクキャンペーンによってオタク的な人間駆逐されており、鶴巻は反オタク急先鋒である)。

そして、それは明らかにアニメ進化を阻害している。その理由を書こう。

まず、オタクが大好きな絵柄、要するに萌え絵はアニメーションに不向きなのである。あの頭と目が大きく、等身が低くて身体か華奢という構造は、見た目通り人間的に動かすというのは困難だ。だから、どのアニメにおいてもよく動くと言われるもの萌えから距離を取っている。萌え絵を選択すると自動的紙芝居的な動きが縛られたものしか作れなくなる。ディズニー萌え絵を選択せず、あのような絵柄なのは動かすことを念頭に考えているからだ。

しかし、アニメオタク萌え絵以外の絵柄のアニメを「絵が変」と言って嘲笑し、批判する。ここがアニメオタクの一番の問題点であり、私が害悪と言い切る理由だ。

例えば近年稀に見る傑作である鉄コン筋クリート』を例に出そう。この作品も「オサレ」「絵が変」といって批判されているが、この作品こそアニメーションの快感、動くことの快感を思い出させてくれるものはない。画面の中を縦横無尽に動き回るキャラクター達が見るものの心を掴んで離さない。そして、それはアニメオタクが「変」といって批判するその絵柄が貢献している。もし、この作品萌え絵だったらここまで動くものになってはいない。現にそんな作品はない。

そして、アニメーションの快感を蘇らせたのがオタク外のマイケル・アリアスだったことは非常に重要だ。アニメオタクアニメーションのことがわかっていない。だからスタジオジブリ的なものピクサーに取られ、アニメーションの快感マイケル・アリアスに取られてしまうのだ。

もう一度言おう。オタク想像力は強度を持っていないし、オタクが好むアニメ絵はアニメーションに向いていない。アニメーションに向いているオタク的じゃない絵を排除するその思考アニメ進化を阻害している。

アニメオタクが本当に現実逃避ではなくアニメのことを愛しているのなら、今すぐアニメを見るのをやめて即刻退場することだ。それが一番の貢献だ。

2023-03-07

YouTubeサンライズチャンネルで無敵超人ザンボット3やってるけどさ、

人間の醜さとか愚かさとか描くのは富野由悠季は本当に上手いよね。

最高峰イデオンなんだけどさ。

2023-03-01

有名な日本アニメ監督

〇言うまでもないレベル

宮崎駿代表作多数)

 

一般人名前を聞いて「あぁ」ってなるレベル

細田守サマーウォーズ等)

新海誠君の名は。等)

高畑勲火垂るの墓

庵野秀明キューティーハニー等)

富野由悠季ガンダム

 

一般人作品名を聞いたら「あの人ね」ってなるレベル

押井守イノセンス等)

大友克洋AKIRA

原恵一クレしん映画

 

アニメ好きだったら監督名単体で出てくるレベル

湯浅政明夜は短し歩けよ乙女

新房昭之まどマギ

水島努代表作多数)

今 敏(パプリカ) ※追記。初期段階では入ってたのに抜けてました。スイマセン。

 

アニメ好きだったら作品名で「あの人の作品いいよね」ってなるレベル

山田尚子けいおん等)

佐藤順一ARIA等)

河森正治サテライトの人) ※修正しました。完全に勘違いしてました。スイマセン。 

 

〇けっこういろんな人が知ってる感じはするレベル

出崎統明日ジョー) ※修正しました。完全に勘違いしてました。スイマセン。

幾原邦彦ウテナ

鶴巻和哉(シン・エヴァ

 

知名度はある

山本寛フラクタル

宮崎吾郎ゲド戦記) ※追記しました。

 

〇ワイは好き

大沼心バカテス

 

異論追記求。

 

追記

アニオタは好き枠はアニオタはみんなスタッフ語り好きなので入れ切れません……

 

追記2:

4回謝罪したのでワイの負けです。

対戦ありがとうございました。

なんか別でエントリされていたのでこっちに統合しました。スイマセン。

2023-01-30

パンツを履いた宮崎駿←まぁ好き

パンツを脱いだ宮崎駿←好き

パンツを履いた押井守←好き

パンツを脱いだ押井守←嫌い

パンツを履いた庵野秀明←好き

パンツを脱いだ庵野秀明←好き

パンツを履いた新海誠←好きではない

パンツを脱いだ新海誠トラウマ

パンツを履いた細田守←好きだけどチンポコはみ出てる

パンツを脱いだ細田守←嫌い

パンツを脱いだ富野由悠季←けっこういつもフルチンに思える

2023-01-02

色々な業界立川談志ポジションの人いる説

特徴としては

・その業界ナンバーワンではないが高いスペックを持っている(落語だったら談志の上に古今亭志ん生三遊亭圓生がいるような感じで)

毒舌とか辛口と言われている

ファンアンチも拗らせている人が多くて両方とも面倒臭い

落語以外だったら落合博満富野由悠季あたりがそんなイメージがあるけど他にもこんな人っているのかね?

2022-12-12

水星魔女感想書くのやめるらしくてめちゃくちゃ嬉しい

ブログの筆者もtwitterで揉めてる相手もよく知らんけどいろんな人の感想読みたくて新着を検索するたびに目に入ってうざかったんだよね。

追ってる作品批判的な意見を読むのも楽しいんだけど件のブログはろくに作品を見ずに駄々をこねているだけで本当にノイズしかなかった。

ちょっと理解し難いんだけど、水星魔女が傑作だろうが駄作だろうが富野由悠季とその作品に対する評価上下するわけじゃないのに何であんなにヒステリックなんだろう……

現行のガンダムを上げて従来のガンダム富野由悠季作品を貶めようとするアホもゼロじゃないんだろうけどやったところでその人がアホ扱いされるだけでは?

(ベクトルは逆だけど自分観測範囲だとこのブログの人しかからさまに優劣をつけて比較をしてる人は見つからなかった)

まあどんな感想を書くのも自由なので今後は水星魔女キーワード検索した時にブログ名や記事名を目にしなくて済むの嬉しい!っていう感想自由に記しておく。

2022-11-07

anond:20221107150453

おじさん側が狭量になったから騒いでるだけだよ

富野由悠季みたいに「若者は老人を叩き潰すくらいで来い」みたいなおじさんがいなくなった

2022-10-22

anond:20221022020536

日本映像業界シナリオを作る力が弱いんだよね。

そこが特にマンガ業界が優れてるとこ。体系的な知識もある。アニメにはそれはない。

結局日本で一番優秀なオリジナルアニメ作家が80過ぎの富野由悠季のまま変わっていないって時点で終わってるんだよ

2022-10-06

anond:20221002214201

やっぱ富野由悠季世界展行きたかった…  んだなということがよくわかる(他はまじめにみてないかわからんけど周りもそんな感じだからたぶんそうなんだろうなと思う)

2022-10-03

anond:20221002214201

富野由悠季世界展はよかった(貴重な作品映像展示とかもあったり)けど、図録がほぼ展示内容をカバーしてあってとても良い本なので後追いでもそれ単体で満足できると思う(今見たら微プレミアついてるけど)

2022-10-02

ガンダムが!!おもしろい!!

もっと早くハマりたかった!!今年に入って初めて偶然にTHE ORIGIN見たらめっちゃ面白くてシャアってこんなサイコパスみたいな面白イカ野郎なのかよと興奮して

ファースト劇場版やZのTVアニメ版と劇場版ZZと立て続けに見た。逆シャアやハサウェイも見てアナザーガンダムも追い始めた。

面白い。

富野由悠季世界展なんてあったのかよ絶対行きたかった…

.

ガンダム初見ではなく、俺がリアタイでも見始めたのはSEED以降だけ

Zガンダムを見たことでもしかして酷評されてるSEED DESTINYってZを少しオマージュしてた?っていうのにも気づけて感動した。

シンは最初こそカミーユっぽいけど結局ジェリドだったなと感じている。これは当時も言われてたんだろうか?

.

個人的にはZガンダムが一番好きで、ZZ対象年齢を少し下げたのか子供っぽいというか、コメディタッチな要素が多いなと思った。

カミーユアムロが割と鬱屈しているのに対してジュドーがあっけらかんとしているというか。

ただ、アムロカミーユは家庭こそ機能不全でネグレクトに近い状態ではあるが教育は施されているし食べるものには困っていない。フラウ・ボゥやファが面倒見てくれてるし。

対してジュドーって貧困層の子どもで親は出稼ぎ行ってて明日を生きるのにも精一杯、閃光のハサウェイで現地の運転手がマフティーが1000年先の話してたってこっちは今日明日で精一杯、みたいなこと言ってたけど、

ジュドーはまさしくそ運転手側の立場の子どもで、それが戦闘に巻き込まれていく中で最終的にちゃん自分や周囲の未来を考えられるように成長していて嬉しくなった。

アムロに関しても親と決別した後に自分の居場所を見つけて生きがいや目的逆シャアまでにきちんと確立していくところが描かれていて良いなあと思うので、カミーユのそういう姿も見たかった。

Z劇場版ある意味そういう成長したカミーユを見せてもらえたのかもしれないということで思うところは色々あるが受け入れている。

でもやっぱシャアって人として色々面白すぎる。

.

あと今日水星魔女面白かった。

この作品を見て、改めて富野由悠季監督の描くガンダムでの女性の描き方について考えるところもあったんだけど、

ファやフラウ・ボゥ男の子ケアする側として描かれているものの(30年以上前作品にそんなことでケチ付けるつもりはない)、Zでは女性パイロットもたくさんいる。

最初見た時にほんとレコアさんの考えが理解できなかったんだが、

戦争家族を亡くして行き当たりばったりな生き方をしてきて、ジャブロー降下作戦でもひどい目(おそらく性的被害)にあって、女性性というものにとらわれざるを得なかったのか、

男性社会で求められる女性のあり方を内面化して生き抜こうとしたものの、やっぱり女をモノとしてしか扱わないシロッコや他の男達に傷ついてしまったんだろうなと考えるに至った。

エマ中尉男性社会での現行ルールに則ったまま自力ガラス天井を爆破する的なあの時代に求められる”強い女性"を描いてる部分があるのかなあとも思った。

富野監督インタビューもいくつか読んだけど作品をつくる上でその社会がどんな歴史文化形成してきたかというのがちゃんと練られていて、その上でこの社会の中のこの時代に生まれた人がこういう経験をしたらどう人格形成されるかも考えているんだなぁと感じたから俺ももっと早くガンダムを好きになって富野由悠季世界展に行きたかった。

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女性の描き方だと、カミーユ母親とかF91シーブック母親とかも仕事バリバリなす女性だけどどちらも家庭を顧みてない状態で、

仕事で成果をあげるには男性と同様に家庭を放り出して仕事をこなさないといけないまだまだ自力でのガラス天井爆破型女性が求められる、という作品外での社会問題を感じたし、

逆シャアではチェーンが技術者としてバリバリ仕事していたけど彼女独身からやれてるだけで仮にアムロ結婚とかなってたらどうなっていたのか、とも思うし、

そう思うとアストナージとケーラの関係はあの時代にあってすごく先進的というか、男性であるアストナージからサラダを作って食べよう」みたいな提案してるのはかなり新鮮で結構驚いた。

ジェンダー的な部分だと∀でもさらに踏み込もうとしている感はあったし、Gレコではノレドが乱暴な喋り方なのが新鮮だった。

けっこう「~だわ」みたいな「女言葉」っていわれるような言葉遣いがZとか昔は多かったのがノレドは「~だろ!」みたいな荒っぽい言葉遣いしていて、思えば中高生とき同級生女子結構そんな感じだったなと思うし、

そうした描写の変化を追っていくのも楽しい(まだ∀もGレコも途中までしか見れてない)

やっぱ富野由悠季世界展行きたかった…

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こうした点も踏まえて富野監督作品じゃないけど「水星魔女」ってすごく踏み込んだ作品だと感じた。

まず女性キャラクター主人公にした上でさらに家父長制的なあり方を初っ端から批判的に描いている。

鉄血のオルフェンズ同性愛キャラクターがいたり、最終話でアトラとクーデリアがおそらくパートナー関係?(恋愛ではなさそう)になっていたりとアナザーガンダムでもじわじわ踏み込んできていたのが

水星魔女」でさらにがっつり取り込んできたなあと思った。

いつだったか韓国エンタメ映画パラサイト」のポン・ジュノ監督特集だったか忘れたけど、

韓国では人口が少ないし少子化でもあるから映画音楽最初から海外利益を上げることを視野に入れていて、そのために世界通用するやり方が必須と言ってて、

働き方はもちろん、作品制作でもいろんな人(国籍人種などなど)が見ることを前提にしているとかで、BTSも曲の歌詞自分たちの表現差別的でないか専門家のチェックを仰ぐとやっていた。

ガンダムはすでに世界で人気だけどより本気で世界で儲けるために社会問題とかフェミニズム積極的に取り入れ始めたのかなぁとちょっと思ったし、

さらにはもとからいるファンガノタと呼ばれる人たち?と美少女好きそうなオタクとか?)も突き放さないために美少女キャラを入れてウテナっぽくして百合アニメと受け取れるような演出してて”うまい”なぁと思った。

まだプロローグと1話だけだしどうなるかなんて分かんないけどさ、とりあえずまだ見れていないガンダム作品があって水星魔女もあって楽しみがたくさんで幸せだ。

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あとビックカメラガンダムの年表、新しい作品見るとき時系列把握しやすくて助かる。

2022-10-01

逆襲のシャア絵コンテがまもなく

逆襲のシャアとか好きな層が少なからずいると思うんで一応書いておく。

 

もうすぐ発売される逆襲のシャア公式記録全集というムックには、

富野由悠季監督絵コンテが完全収録されている。

 

と聞いて大興奮する人たちに向けて書いているのだが、

この商品は予約商品になっていて、

今後入手困難になる可能性がある。

 

現在公式サイトでは予約締切、Amazonでは完売転売屋転売価格での出品をしている状態

しかし、他のECサイトではまだ予約可能状態なところもある。

もしも逆シャア絵コンテどんぶりめし千百杯食える自信があるという人で

この情報を知らない人が、あとから地団駄を踏むことがないように念のため書いておく。

 

なお定価は1万4千円ほど。

なお、発売後に富野絵コンテがよりリーズナブルに入手する方法が発生する可能性は充分あることにも留意して欲しい。

anond:20221001014546

ちゃんと見たことないな

半端に知ってるから富野由悠季とがっぷり組んでやり合う覚悟ができない

2022-09-27

追記:リコリス最後まで見たけどアニメ業界作家性の劣化を感じた

https://anond.hatelabo.jp/20220926044355

この記事追記です。たくさんコメントいただいたので追記していくなかで返していきます

コメントへの返信

テーマをほっぽりだすような作家性のなさ」あれのテーマってかわいい女の子制服着せてガンアクションさせたろ!でそれ以外の設定は全部フレーバーだと思ってたわ

似たようなコメントはどちゃくそいただきました、リコリコを擁護する側の方達も大多数の方はこの作品作家性がない・乏しいことは同意していただけてますね。

作家性を忌避することが現代社会の歪さの現れと図らずも書いたんですが、わりと共感していただける方がいてうれしいです。

テーマ性を追求する作品や完成度が高い作品がウケなくなってるのかなとは感じています、まるでTiktokのように中毒性のある快楽原則しかないようなエンタメを凄まじいスピードで貪るように消費していくのが現代社会なのかもしれません。

ただ一つだけ言っておきたいのはアニメ界で代表的作家たち、例えば富野由悠季宮崎駿押井守庵野秀明、彼らは作家性だけで名をはせたのではなく商業的にも成功を得ているのです。

作家性と商業性、エンタメは両立しうるのです、相反するものではないのです。そういったことをリコリコには期待したのです。

確かテレビアニメ1話制作時間は通常3ヶ月ぐらいかかるので、1クールの途中で人気出たから話の方向性変えるみたいな事は基本物理的に不可能だと思われます

こちらの話は真偽は不明ですが、だとしたら放送前にも関わらず欲をかきすぎた、終盤の脚本ストーリークオリティの練り上げがたらなかった、それにつきます

言いたいことはわかるけど、「悪しき組織がぶっ壊れてめでたしめでたし」なんていかにもアニメの中だけの話じゃん?「悪しき政府組織が罰せられないまま世界は続いていく」のほうが現実を描いてると言えない?

それが作品として明確にやりたいことでしたらいいですが、そうではなくDAの加害性が示されないのは単純に脚本稚拙だっただけです。テロリストの真島が語っているといったコメントもありましたが浅いのです、例えばガンダム逆襲のシャアで劇中の登場人物の「人類すべてを抹殺する」といったセリフがありますが、製作者が明らかに本気で人類全て殺すとセリフとして表現しています。他の人がやったら馬鹿馬鹿しくて気恥ずかしさすら感じますが、逆襲のシャアにはそれない、何故なら監督がこれしかないと本気で全人類を粛正したいと思いセリフ指定たからです。リコリコの真島が語っていることは軽薄で浅はかさしか感じずその思想バックグラウンドも作中では語られないため、監督の本気さが感じない、それは明らかに脚本の練り上げ不足なのです。

何こんなアニメにマジになっちゃってんの?

うるせえ、こっちはお前が精子の頃からオタクなんだよ、アニメにも本気になれないやつは去れ

思ったより多くの人が記事を読んでくれたみたいなのでオタクらしく推し普及活動

A KITE インターナショナルヴァージョンhttps://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00IIJKQ9K/ref=atv_dp_share_cu_r

索敵範囲だとリコリス・リコイルの先行作品GUNSLINGER GIRLを上げている人が多かったですが、私はリコリコを最初見た時セーラー服を着た少女殺し屋のガンアクションアニメとして梅津泰臣監督の"A KITE"が頭に浮かびました。

1998年作品しかも18歳未満禁止エロアニメ若い子が知っているか不安ですが、大変よくできたエログロガンアクションものアメリカでも実写映画化したほどです。リンクAmazonレンタルインターナショナルヴァージョンといって海外普及向けにエッチなシーンは削られた作品となります、つーてもそれなりに残ってますが。リコリから砂糖を抜いてちょっと内容をエログロに入れ替えたくらいの作品といった気持ちで見て頂ければ。オリジナル配信で見たい場合FANZAとか大人向けのサイト大人になってから見てください。

2022-09-21

anond:20220920210541

最初バイファムも見てほしい

当時のリアルSFの流れをより取り入れた表現と主役の子供たちとほとんど同じ年齢の声優を起用した点、英語だけのオープニング、戦闘シーンのないOVAなど、画期的だったと思う

オープニングにドラマの一部を入れる手法もそれまでなかったような

あとはロボットアニメの流れを変えた富野由悠季はその人の評価としてガンダムなりイデオンを入れた方がいいと思った

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