はてなキーワード: モニタとは
ルミネ炎上で語られる女性論については、もう語るべきことが無いのだが、広告代理店やテレビ局が作る「日本の職場のリアル」が、現実と余りにも食い違いすぎて、そこに苛立ちを覚える私のような人間も多いかも知れない。
今回もTwitterで印象を語る前に「いやセクハラなんだけど・・」と「需要」発言に違和感を感じる人が多いように見受けられた。
なぜ広告代理店やテレビ局は、こうしたドラマにおいて、わざわざ昭和の零細企業の職場のような非現実な平行世界を再現するのか?
2015年の現代の職場では、人事部がセクハラ禁止についてしつこい位に啓蒙をしているため、社員は異性に寧ろ腫れ物に触る位の対応が求められており、同僚や部下にあのようなもの言いをする日本人男性など見たことがない。
「よくある風景」なんかじゃない、あのレベルのセクハラなんて社会生活でかなり致命的な行為だ。
あり得ないレベルの言動が、あるある風に自然に劇中に発生すると、虚構と知るドラマであっても、違和感が半端ないし、無理やりなイベントにしか見えず一気に現実感が損なわれる。
例えば、広瀬すずや神木隆之介が出演する2015年のドラマで、ブラウン管モニタでMixiメールする演出が突然でてきたら、誰だって困惑するだろう。その位、違和感を覚える。
日本では、男女雇用均等法第11条でセクハラ行為が具体的に定義されており、職場におけるセクハラ内容・方針を明確化し労働者に周知・啓発することを会社に義務付けている。
俺はいまインターネットカフェにいる。腹がへった。途中外出ができるみたいなのでコンビニに行ってくる。アンパンとチョコレート菓子。それだけあればいい。茶は好きなだけ飲める。
仕事がはかどらない。さっきまで天井を見上げて呆然としていた。深海の底にいるみたいだなんて思いながら。何にもしない。どうして何にもできないんだろうと考えてみて、なんと今日はまだろくに飯も食っていないことに気づいた。ファミリーマートでバウムクーヘンをコーヒーで流しただけ。そりゃ力も出ないだろうよ。
フロントまで行ってみると、受付係が一人しかおらず、入店待ちと退店待ちのガキどもが列を成してやがる。ばかばかしい。コンビニまで行きたいだけなのに誰が並ぶものか。ちょっと時間を置くことにした。甘いカフェオレでごまかす。
さっきは「ネカフェで仕事がはかどらないのは空腹のせいだ」と断じていたけれど、それだけじゃないな。そもそもインターネットカフェという空間が仕事向きじゃない。静かなのはいい。だけど落ち着きすぎて怠惰になる。そうなるようにデザインされているのだから、あたりまえだ。つまり仕事がしたいやつはインターネットカフェに来るなって話だ。休憩したい奴が利用する施設なんだ。知ってるよ、うるさいな。
でもな、家じゃ落ちつかねーんだよ。俺は小説家志望のゴミワナビである。さっきから仕事仕事言ってるのも、ゴミみてーな箸にも棒にも引っ掛からない小説のことを指している。フリーターだし。文句あるか。
自習室を試したこともある。悪くはないんだけどな。あれって月極めでしょう。同じところに通ってると飽きるんだ。できれば場所は変えたい。そういうわけで高くついてもネットカフェはうってつけなんだよ。ゴミみてーな文章打ってるモニタを誰にも覗かれないしな。ありがたい。
以前は煮詰まってくるとネット将棋だのネタ動画だのに逃げたものだが、最近それはなくなった。退屈と向き合うことを覚えたから。たとえば「やる気おきねーなー」と感じたら「やる気おきねーなー」という気分のなかに浸る。もちろん嫌なものだ。でも嫌でもいいから黙って浸る。そうすると少なくとも疲れない。
コツはあらゆる義務感を捨て去ること。「もっとしっかり生きなきゃなー」とか「このままじゃ駄目だよなー」とか思わない。思っても、その感情にエサをやらない。「駄目でいいんだよー駄目でー」とか「どうにかなるよー」って思う。そのほうが自分にとって何が大切なのか見失わずに済む。
ぶっちゃけ義務感に流されていたら小説なんか書いていられない。やってみたことのある人なら知っているように、ゼロから創造的世界を立ち上げるのはメチャクチャ疲れる。エネルギーを消尽する。二時間もまともに向き合っていたらヘトヘトになる。この上、「マトモに生きよう」だとか「ちゃんとしよう」だなんて考えたら、頭がおかしくなって死ぬ。
だから常識的な義務感は捨てたほうがいい。いや、捨てなければならない。代わりに、「駄目でいい」。駄目のなかに浸ることによって、かえって気をそらすものへの逃避を断念することができる。俺の場合、クソみたいな将棋を指したり、アホみたいに動画を観たりするのは、疲れてしまって混乱した結果なのだ。
三時間パックで入ったのにもう一時間半が経った。小説は一行も書いていない。でもいいんだ。これで。駄目でいいんだよ、駄目で。
イームズチェアだのちんこちぇあだの、長時間座りにくい椅子や、またがって作業する机にかんするエントリが主にエンジニアを中心に人気を集めているようだが、日本人なら万能椅子を買うべきだ。安っぽいおまるなどを並べてドヤ顔している場合ではない。
私自身は、以前は室内に電気あんまを置いて、和式の便器でずっと開発していたが、去年の暮れから80年代の万能椅子の前にThinkPadを置き、机の上に23インチモニタを置いて開発している。
万能椅子を使うことのメリットは,うまく言葉で言い表すことができないが、あえていえば、不思議な不安定感だろう。
万能椅子で作業するには、冷たいプラスチックに裸の尻を直接つけて座ることになる。このポジションが、えもいわれぬ不安定感をもたらす。心のざわめきと言おうか、高価な椅子では決して得られなかった新鮮な感覚だ。視線が中腰に近い位置に固定されるため、部屋が散らかっていると、必然的に、床に置いていないものも視界に入る。集中して作業するには、部屋の定期的な引越が必須だ。こうして、毎日引越を繰り返す部屋で作業することとなり、生産性がさらに下がった。
机を中心に、部屋に置いてある家具を高い物に取り替えていくと、広い部屋でも狭く感じることに気づくだろう。
万能椅子本体はAmazonでも取り扱っているが、おすすめなのは、ソープの倒産品を買うことだ。地元のリサイクルショップ、神社などで定期的に開かれる骨董市、ヤフオクなどを覗けば、比較的コンディションの悪い物が法外な値段で手に入る。
アンティークの万能椅子を買うことの最大の意義は、その質感だ。一時代前の日本のプラスチック製品は造りが粗雑な物が多く、粘液がしみこんだプラスチックを毎日視界に入れて開発にいそしむだけで心がざわめき、非常に精神衛生に悪い。これは量産品の家具ではけっして味わうことのできない、言葉にしにくいがたしかな感覚だ。
万能椅子は日本人の体型に合わせて作ってあるため、xvideosでむらついたときに股間に手をやっても手首に負担がかかりにくい。
また、万能椅子の上はそんなに広くはないので、快適に作業するには、外出する習慣が否応なしにつく。
アーロンチェアだのうんこちぇあだの、長時間座りやすい椅子や、立って作業する机にかんするエントリが主にエンジニアを中心に人気を集めているようだが、日本人なら文机を買うべきだ。安っぽいIKEAの机などを並べてドヤ顔している場合ではない。
私自身は、以前は室内にアーロンチェアを置いて、洋式の机でずっと開発していたが、去年の暮れから80年ほど前の文机の下にMac Proを置き、机の上に23インチモニタを置いて開発している。
文机を使うことのメリットは,うまく言葉で言い表すことができないが、あえていえば、不思議な安定感だろう。
文机で作業するには、床の上に座ることになる。このポジションが、えもいわれぬ安定感をもたらす。心の静けさと言おうか、高価な椅子では決して得られなかった新鮮な感覚だ。視線が床に近い位置に固定されるため、部屋が散らかっていると、必然的に、床に置いてあるものが視界に入る。集中して作業するには、部屋の定期的な片付けが必須だ。こうして、毎日片付けを繰り返す部屋で作業することとなり、生産性がさらに上がった。
机を中心に、部屋に置いてある家具を低い物に取り替えていくと、狭い部屋でも広く感じることに気づくだろう。
文机本体は家具の量販店でも取り扱っているが、おすすめなのは、アンティーク物を買うことだ。地元のリサイクルショップ、神社などで定期的に開かれる骨董市、ヤフオクなどを覗けば、比較的コンディションの良い物が手軽な値段で手に入る。
アンティークの文机を買うことの最大の意義は、その質感だ。昔の日本の家具は造りが丁寧な物が多く、年月を経た木のテクスチャを毎日視界に入れて開発にいそしむだけで落ち着き、非常に精神衛生に良い。これは量産品の家具ではけっして味わうことのできない、言葉にしにくいがたしかな感覚だ。
文机は日本人の体型に合わせて作ってあるため、床に座ってキーボードに指を置いたときに、肘に負担がかかりにくい。
また、文机の上はそんなに広くはないので、快適に作業するには、机の上を毎日片付ける習慣が否応なしにつく。
・朝勃ちしてんじゃねー!!!
・開始五分でノルマ達成
・ほっちゃん「朝の交尾中でしたか~☆ さっ、どうぞお続けになって☆」
・先週は「ビビアンがお母さんと再会できてよかった」とか言ってたくせに「本当に母親だか怪しいもんだわ」とか言い出す姫様
・先週と言ってること違くない?と思ったけどいつものことだった
・サラマンディーネ様が優秀な頭脳でラウンドワンを復活させたことを延々と語り、重要情報もポロリしてしまうしもべ@レズの方
・失われし古代遺跡、その名はROUND1
・「自由は自分の手でつかみとれ!」というアメリカ人のようなメンタリティをしているサラマンディーネ様
・エースをねらえ!→巨人の星→サイバーフォーミュラという豪華なラインナップinクロスアンジュ
・ほっちゃん「今までわたくしと互角に戦える者などいませんでしたから…」
・※ツイスターゲームです
・サラとアンジュのラブストーリーは突然に展開に死んだ目をして微笑むタスク
・かと思いきやノーブル・オブリゲーションの話だった。
・自分はもう皇女じゃないからやらねーけど「オメーは皇族なんだろ」とノーブル・オブリゲーションを押し付ける姫様
・まではいいがタスクお前も乗り込むのか! 大きさ10分の1ぐらいだけど大丈夫か!
・まあタスクさんは有能だからどうにかしてくれるやろという謎の信頼感
・どんどん視聴者に馴染んでくる「おかあさんさん」という呼び名
ビビアン「おかーさんさん…」
ヒルダ「」
・いや確かにどうにかしてくれるやろという信頼は投げたけどタスクさん有能すぎない?
・急に歌うよ~♪
・「三割引でアレ撃ちなさいよ!ほら!月光蝶!」と無茶ぶりかます姫様
・姫様「割り引けないなら私が打ち消せばいいのね!」サラ「何言ってんだお前」
・乗機に向かって「気合でなんとかしなさいよ!!!」と叱咤する天才ライダー
・これは…スパロボですねえ~としか言いようのない精神コマンドである
・ていうか永遠語り砲、普通に強そうだからスパロボ参戦して欲しい。Z再世のガウェインぐらい強そう。
・楽しそうなので姫様とアンジュはもうずっとこっちの世界にいていいよ
・永遠がたり、「その歌はエンブリヲがこの世界を滅ぼしたときに歌ったもの…」ってことは関俊彦が「ルララリラ~♪」って歌うの?
解像度も横長は1920×1080で、四角は1280×1024で縦も横も横長のほうが画面が大きいじゃん。
って、開発のお下がりのパソコンをまわされてムカついたって話なんだけど。
↓↓↓追加
いっぱいブクマついてびっくりだわ
個人的には、開発の人たちは今だにメモ帳の背景を黒、文字を緑にして昔風の見た目にして仕事してるし、今風のやつは受け付けないんじゃないかって推測してる。
その1。
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以前お伝えした通り、写真については、当てはめるデザインに応じた光源(左上から)での撮影をお願いします。
とりあえず切り抜いて当ててみましたが、光源も色味も違うため、全く馴染んでいません。
そして残り2つのデザインですが、送っていただいたデザイン見本はもっと高解像度のものはないのでしょうか。
こちらでも探してみましたが、そもそもフリー素材ではないようです。
「同じようなものを」ということであれば、結局ゼロベースで作り直すことになるので、以前言っていた料金ではとても不可能になってしまいます。
指定されたデザインを印刷するだけの仕事と、ゼロから作ることは全く別次元の手間がかかります。
そもそも頼まれていたのは1種類、指定されたデザインの中に顔をはめ込むだけということだったはずです。
私の提示した金額はそれに掛かる時間と労力を計算した上でのものです。
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その2。
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私が提案して納入した画面サイズ10.1インチのWindowsタブレットが高齢者には使いづらかったであろうことは認めます。
デスクトップPC・ノートPC・Windowsタブレット・Androidタブレット。
どれを購入した場合にどんなメリットとデメリットがあるのかを示した比較表を私側で作成して、
じっくり考えていただいたわけですが、最終的に私に判断を任せられた以上は確かにある程度の責任はあるでしょう。
だからこそ無償サポート限度の3回ギリギリまで徹底的に使い方をレクチャーしたり、予定になかったBluetoothマウスをサービスしたり、
外付けの中古モニタを用意して繋がるようにしたり、それでも難しいと思ったからこそ中古の15インチノートPCまで今回持って行って、1からセッティングしたわけです。
技術と時間をお金に変える仕事をしている私としては、この段階ですでに赤字と言っても言い過ぎではありません。
それでも、責任を感じたから、別の引き取り手を探した上で、その人の購入金額をそのまま渡すという提案をしたわけです。
今回の訪問で無償サポートの限度回数を超えたために、私は散々悩んだ末に、サポート代を請求しました。
今教えたことは年賀状ソフトの使い方の問題であり、ソフトそのものは以前使っていたものとバージョン含め何も変わっていないわけで、
操作の変化はありません。はっきり言えば「あなたが1年の間に忘れてしまっていた」というだけのことです。
あの時「もう少し値段を下げられませんか」と言われて、私は怒るというより、絶望しました。
言いづらいからこそ、あの時私は(手間から考えたら大赤字なのに)サポート代を半額で請求したわけです。
ここまで胃がキリキリ痛むまで頑張って、私がやれることをすべてやって、これですか。
境遇を言うのもなんですが、あなたは都会の企業の重役を引退して田舎で悠々自適に暮らしている立場なのではないのですか。
私みたいな年収250万のワーキングプアよりよっぽど余裕はあるでしょう。
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最近、いくらのんきな自分でも、いい加減「いいように使われている」ことに嫌気がさしてます。
報われない仕事ほど悲しいものはない。こうして私は貧乏になっていく。
それでも、貧乏な事自体はいいんです。お金が重要なんじゃない。
せめて仕事への誇りは持たせて欲しい。
もう一度言う。
お前らはすぐにお盆を買うべき。
「一人でカッコを付けて何になる?」
そう、確かに俺もそう思っていた。
だが、ある日、無印良品のキッチンのコーナーを徘徊して、木目のお盆を見たとき思ったんだ。
お盆は良い。
まず、配膳と洗い場に食器を戻すのが楽だ。
そして、食べ終わっても、お盆を持って数歩 歩けば、もう洗い場だ。
食器の分、いちいち往復する事は無い。
四角い木の板が、配膳の悩みと、食器戻しの面倒臭さからお前を解放する。
つぎに、テーブルが汚れない。
今から飯を食わんとす、そのテーブルで、直前にお前は何をしていた?
そして食い終わったら何をする?
日頃、社会問題や若者のオイタ、誰が作ったかわからないダサいデザインや汚いコードを野次るのに余念がない、まあまあ意識の高いお前らのことだ。
家に持ち帰った仕事の一つもあるだろう。
腹ごしらえがおわったら、ノーパソ広げてさあ仕事だってときに、13インチのモニタの向こうに、さっき食ったパスタのパセリと粉チーズがテーブルにちらばってるってのは興味をそそらない光景だぜ。
しかし、お盆があれば、すべては縦26cm、横35cmの中だけでおこる事だ。
よほど高いところから豪快にパセリをふりかけない限り、テーブルが汚れる事は無い。
お盆を片付ければ、すぐに現状復帰だ。
現状復帰、お前ら好きだろ?
そして、最も大切なこと。
気持ちが豊かになる。
別に高くなくていいんだ、そこらの100均やIKEAで買った食器に盛った料理も、お盆に載れば少しはマシに見える。
塗りの汁碗と白い飯椀が木目の上に載って、小皿に緑鮮やかなおひたしがあれば、そこはもう調和が現出する小さな宇宙だ。
一人でそんな演出は虚しいって?
じゃあ訊くんだが、たとい、お前が苦しいとき、頭の一つも撫でてくれる優しい人がそばにいない孤独の中にあったとて、ひとり豊かな気持ちを感じることを禁ずるのって誰だ?
お前が苦しい事は、お前が豊かになる事を別に禁じない。
誰かがお前を豊かにしないなら、お前が勝手に豊かになるんだ。
食は毎日、お前が豊かになるチャンスをくれる。
お盆がそれを助けてくれる。
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076261360
これなら2,000円
送料税込でもわずか2,756円。
MacBook pro 2011モデル(late/early)にはGPUまわりでクリティカルな不具合がある。
不具合内容はモニタにノイズが走り、多くの場合カーネルパニックでOS起動もままならなくなるというものだ。
apple社はこのバグに対して公式見解を出していないがハードウェア設計上(熱管理設計に起因しているか基盤接着素材の設計)の不具合説が濃厚である。
自分もMacBook proが壊れ1度ロジックボード交換しているがまた再発している。リコール以外に解決の糸口は見えないが、appleはだんまりである。
「MacBook Pro (Early 2011)」のGPU関連の不具合、集団訴訟に発展 | 気になる、記になる…
いままさに苦しむあなたも以下から、署名することでリコール要求活動に参加することができる。
https://www.change.org/p/timothy-d-cook-replace-or-fix-all-2011-macbook-pro-with-graphics-failure
ようやく無償修理(この問題の対策されたロジックボードと交換とかだと思われる)+有償修理した人の払い戻しプログラムが始まった。一件落着。
たとえば君が上司に怒鳴られ営業になじられ同期にさげすまれ残業して組んだコードすら思い通りに動かず打ちひしがれて家路につくとする。この時間の東横線は相変わらず酒臭い。やっとの思いで最寄の駅につき重い足を引きずってエスカレーターを上る。駅ナカの東急ストアは24時まで営業していて、カゴを手にした君はいつものルートをたどる。野菜売り場、海鮮類、乳製品売り場をやりすごし足をとめる。惣菜売り場。割引ラベルが何枚も重ねられそれでも売れ残っているふにゃふにゃの餃子やどぎつい色のエビチリが目につく。適当に選んだ惣菜を2個、ポテチ、麦とホップをカゴに入れた君はレジに向かいスマホから顔をあげてビックリする。
まるで天使だった。化粧っけもなく、素朴な感じにも関わらず明らかに美少女の部類。どう見ても女子高生。でもこんな時間にレジ打ちしているなんて家庭の事情か何かだろうか?名札の下の丸いバッジには『研修中』の文字。値段を読み上げる声は花のように可憐で、おつりを受け取るときちょっとだけ指が触れた。温かい。彼女はすぐに手を引っ込めてお腹のあたりで手を組み、ふかぶかと君にお辞儀をする。「ありがとうございました」
それは間違いなく恋だった。君は毎日同じ時間にスーパーに寄るようになる。見栄をはっていいビールを買ってみたり、健康そうなサラダをカゴに入れては彼女の反応をうかがったりする。家に帰って彼女を思い浮かべながらビールを飲み、いい気分のまま床に就く。夢にまで彼女を見る。東急ストアの制服の彼女。君に手を振る。君に微笑む。ふむ。間違いなく恋だ。
だが変化は訪れる。彼女の後ろのレジにチャラチャラした男子高校生が入るようになった。昨日はそいつが商品をいい加減に並べているのを見た。彼女と楽しそうに話しているのも見た。様子を見てやろうとそいつのレジに並んでみる。愛想笑いもできないのか、クソやろうが。こっちの気持ちを読んだのか小銭の渡し方がひどくぞんざいでバラバラと小銭がちらばる。クソやろうは、あーすんませんと言っただけでレジから出てこようともしない。
カチンと来たおれがそいつをにらもうとするとあの彼女が小銭を拾って俺に渡してくれる。すこし困った顔をしてでも笑顔で「大変もうしわけございません」
いた。天使はいた。東京に天使がいる。東横線沿線に天使がいる。
そしてまた君は通い続ける。そして気がつく。彼女が化粧をするようになった。かわいさが一段と増した。ピアスをあけた。似合ってる。ネイルもしている。まだ早いな、でもかわいいから許す。やわらかそうな色のリップで君に微笑む。うわっ、とろける。と、彼女の視線が君を通り越していることに気づく。その視線の先にいるのはあのクソやろうだ。あのクソやろういつの間に! 君のほうが先に彼女と出会っていたのに!
土曜日。冷蔵庫のビールが空になった君は昼から東急ストアに向かう。道すがら、高校の制服姿の彼女がラフなブレザー姿のクソやろうと自転車を二人乗りしているところとすれ違う。完全に終わった。恋の終わり。始まってもいないけれども、君の恋は終わる。レジ打ち女子高生のEOL。エンド・オブ・ライフ。
休みがあけまたクソみたいな月曜日が始まる。クソみたいな依頼が来て、クソみたいな上司に頭を下げ、クソみたいなスペックのPCにクソみたいなコードを打ち込む。クソみたいな動作しかしないクソみたいなシステムがうんともすんともいわなくなりモニタがブラックアウトする。真っ黒なモニタにはクソみたいな顔をした男の顔が映っている。
クソみたいな君の顔が映っている。
君は奇声を発して同僚をビックリさせる。上司が憐れみの顔で君を見て今日はもう帰れと言う。素直に荷物をまとめた君は家路につき、駅ナカの東急ストアを避けて駅から遠く離れたダイエーに向かう。イライラしたまま店内をうろつく。慣れない並びの商品棚をめぐり大量のつまみとビールを6缶カゴにいれ乱暴にレジに置く。きゃっ。
そして彼女を見て君は目を疑う。
女神がいる。
駅で池沼がタウンワークのスタンドを倒して中身をばらまいていた。そしてそのあと、母親であろう老婆が片付けていた。もう彼女にとっては何年も、何十年も繰り返されてきた事態なのだろうと想像がついた。
片付けるという行為は非常に高度な知性が必要な作業名だと判った。そして、人が人である立脚点は知性なのだとも。そりゃ見た目にインパクトのある障碍者は多い。満足にしゃべれない障碍者だっている。でもネット上での言葉のやり取りならそれは判らない。ただ知性があるだけで、対等な人物がモニタ越しに鎮座ましましてると想像はできる。そうやってデバイスの進化、ネットワークの普及でそれまでとは違う経験を得ている障碍者は大勢いるのだろう。それはとても平等だ。
しかし、彼ら知的障碍者はどうやっても救われない。たとえ微力でも社会に参加もできない。わたしは着床前診断を強く強く推奨する。母体への影響と天秤にかけてもだ。彼らの誕生で得るものはない。
DK2でも十分かもしれないけど Oculus Rift の解像度がもう一、ニ段階あがったら、デスクトップ用途の既存の平面ディスプレイとかもういらねえんじゃねえかなって思った。
仮想モニターみたいのとか仮想ターミナルを何枚も空間に浮かべて作業したり立体関連の作業もVR上でおこなったりとかできるようになるのだろうから
立体位置関係が掴みづらかったり増設する度に場所と金と設置の手間を要する平面ディスプレイとか凄く非合理な物体な感じがしてる。平面モニタは視界の一部分でしかないので狭いし。
一昔前に、出てたBumpTop 3D みたいなアプローチもいいとも思う。ていうかダイレクトに立体空間がデスクトップになるのならマウスやタッチパッドのようないらないデバイスもなくせる。
入力デバイスは手と指みたいなものがダイレクトに使えるといいだろうし、物理フィードバックが必要なキーボード以外はVRに押し込めて現実と隔絶した世界でモクモクと何かを作ったりするようになりたい。
https://bitbucket.org/druidsbane/ibex
なんかできることないか読んでる
追記
http://otakulifehack.com/archives/1008636965.html
これ読んで思うところがあったから書き残す。
俺自身はアニメにはあんまり興味なくて、ジブリかエヴァくらいしか見たことないんだけど、高校とか大学の同級生にアニオタの友達が何人かいる。
みんなそれぞれ働いてて、仕事も熱意を持ってやってて、人としてしっかりしてる。
ただ趣味のひとつに「アニメ」があるだけだ。もちろん自分の趣味を他人に押し付けるようなことはしない。
それでも、「アニメが好きな友達がいる」と俺が話すだけで「うわぁ。。。」って顔をする人が結構いる。
確かにいい年して1日じゅうモニタの前でアニメ見てブヒブヒ言ってるような人だったら俺も好きになれないとは思うよ。
でも、どんな人かなんて会ってみないことには分からない。
そういうことを考えずに脊髄反射的な反応をされると、「嫌かどうかは会ってから判断すればいいじゃないか」と萎えてしまう。
タバコみたいに、「副流煙が煙たくて辛い」とか物理的な理由があって脊髄反射するのは分かるけど、
目の前にいる人がアニオタであっても、それ自体は何の害にもならない。
(その後ひたすらアニメの話されたりしたら嫌になるだろうけど、それはその人のパーソナリティの問題)
アニオタに偏見がある人は、「アニメが嫌い」という価値観を押し付けようとしてるだけ。
モニタに向かって悪口を言えば向こう側の誰に届くかも分からない。
向こう側にいる人は、別の誰かとつながっているから、
特定の誰か・特定の集団・特定の属性に対してネガティブなコメントをすることが、全く関係のない見知らぬ人を傷つける。
そういうことが分からない人が多すぎて、まあこれは人間の性と思うんだけど。
「リアルが嫌でネットに逃げ込む」とか言う人多すぎるけど、はっきり言って欺瞞というか、言葉が足りないよね。
正しくは、(誰かを傷つけたいけどあまりにも不自由だから)リアルが嫌でネットに逃げ込むんでしょう。
インターネットは、誰かを傷つけることに最適化した便利な道具だ。
まさしく今、わたしも「自分の欺瞞や嘘に無自覚な人、見て見ぬふりをしている人がこの文章を目にして、傷つけばいいのに」と思って書いている。
みんな、生きてるっていうそれだけで万死に値するわけだ。