はてなキーワード: チャーリーとは
20代女性の知人、この状況下における電車の「運転見合わせ」の意味がわからんらしい
おっかけているアマチュアミュージシャンのために暴風雨の中30分かけて駅まで出てきて駅で1時間以上待機してた
そのことをつぶやいていたので連絡を取り帰るように促したので恐らく無事だろうが
以前は彼女に近いくらいの体型だったこともあるしその手のことでネタにされていることは少なくなく
かつてそうだった自分から見ると言い様のないしんどさがつきまとう
チャーリー・ゴードンの心持ちはきっとこんなふうだったんだろうと思うとさらにしんどい
彼女の側に立たされる可能性について考えてもみないのとどっちが酷いのだろう
どっちがどっちというわけでもないような気もするが
一般的な常識=「親の躾」「周りを慮る余裕」「IQ」「人生経験値」「記憶能力」「職場での礼儀作法」
単にその人が馬鹿にしつづけたいだけか、平均値に上記のどれかの常識力が追いついてないせいでその人に精神的に負担かけているか
自称完璧超人が人生に余裕が無い時ってストレス解消に自分よりも力の欠けた下等超人を「愚か」だと言っていたぶりにくるのはSNSでもリアルでもガチ
それ見て「ごめんね~^^(ああ今余裕が無いんだな、よしよし~)」とさらりと流している 治せそうなものは治すよう努力しているけど
限界値と言う物はあるので至らないものは「生まれてきてあいすいません^^来世にご期待ください」と思っている
頭の良い人は「やる気を出せば人生が変わる」「ポジティブ至上主義」な事いっている時あるけど
頭がぽややんとしている下等超人が幾ら頑張ったって
「努力したところで一般的な常識(オレオレ基準)完璧超人の足元にはとうてい寄れない
だって完璧超人を下等超人がしのいでもその事実を完璧超人が認められるはずが無い
頭が良くない状態から急激に頭が良くなっても『アルジャーノンに花束を』のチャーリーと同じようになるだけ
完璧超人をおだてて気持ちよくこちらに都合の良い方向に動いていただけるように研いだ心と知能は隠しておこう
「普通」以上で「自己啓発」好きの人達は「普通」にはどうあがいてもなれない人の存在や他人の「ネガティブ」な気持ちなど
理解しようともしやしない 見ることさえここにネガティブなことを書くことさえウザがる そんなもんさ
その完璧超人は「常識が無い」というありきたりのテンプレ言葉で他人に常識を説く前に「人間」として無くしてはならないモノを無くしているね
いい曲だな。" We'll be glowing in the dark "で曲調に合わせて何となく腕を広げてしまった。
暗い室内で明るみはじめた空に何となく不安を覚え始めた今の自分には気分がぴったりだわ。
ところで、冒頭の元増田の訳なんだが、
その鍵で、負け組たちが集う都会の車に乗った。
これ、the lost boysって負け組じゃなくて迷子だと思うよ。
"負けた"ならthe losing boysだな。
思い出せよ、中二病の焦熱にじらされていたあの頃を(゚´Д`゚)
鍵を盗んで走り出した少年少女たちに重要な価値観は自分があるか、ないか、それだけさね。
まぁ、そんな訳をしたくなる気持ちもわかるけどさ。チャーリー...
追記:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1374592578
水曜日に行われるJDDを特別に予想、展望を公開したいと思う。
◆昇竜ステークス
1着に入ったクリソライトは道中2着に入ったエーシンゴールドをバッチリマークする形で直線に入り、エーシンゴールドを差し切った。内容自体は好内容で3歳ダート路線で実力のある所を見せつけた。
ただ、一つこの馬に関しては気になる点がある。
前走のレースで圧倒的に先着したソロルに1月に行われた黒竹賞で内容的にも負けているのである。
原因は中山ダートか輸送など様々な事があるかもしれないが考えるには距離が伸びると若干不安があるように見える。
またこの馬は成績的に常に安定してるものの、雨が降って重馬場以上になると弱い相手にも足元をすくわれているので、今回一番人気間違いない馬であるが不安要素が多い1頭である。
2着にはエーシンゴールドが入った。
道中外側に位置し、直線外からまくる感じで進出していったが、最後直線でクリソライトに差されてしまった。
自分から動く競馬で勝ちにいった分最後甘くなってしまったが、見所のある競馬であった。
クリソライトよりも内容的にも評価でき、3着以下を大きく離しているので高い評価をしたい。
また、前走古馬相手にも1着になっており、先行の競馬もできるので今回実力最上位とみることができる。
ユニコーンステークスからはチャーリーブレイヴ、ベストウォーリア、ケイアイレオーネが出走する。
1着にはベストウォーリアが入ったが道中好位の2列目に位置し、直線抜群の手応えで差し切った。
さて、ユニコーンステークス組の実力であるが、2走前の兵庫チャンピオンシップでこの馬は2着であったが、ここで1着であったコパノリッキーは、伏竜ステークスで1着に、ヒヤシンスステークスで3着であった。
伏竜ステークスは昇竜ステークスでクリソライトやエーシンゴールドに完敗したマイネルクロップやソロルが出走しており、マイネルクロップやソロルはコパノリッキーに0.0差でほぼ差のない感じであった。
そう考えるとユニコーンステークス組は昇竜ステークス組よりもレベルを下と見る事ができる。
3着のケイアイレオーネはドバイ帰りで叩き2走目で、前走は外を回しての3着だったので巻き返しはありうる
8着のチャーリーブレイヴも出負けと休み明けの分があり巻き返しはありうる。
しかし、この2頭はヒヤシンスステークスで好走したソロルとほとんど実力が変わりなくやはり昇竜ステークス組上位2頭が圧倒的な力を秘めている。
アルムバプタは見所がなく3着抑えで構わない。
地方組で注意すべき馬は3着抑えにユメノアトサキとダイリングローハルに注目したい。
この2頭は兵庫、九州ダービーチャンピオンでありJRA組と唯一対戦がない。
穴馬としてあげたい。
以上力関係を見ていったが、ユニコーンステークス組が重賞の成績がいいというだけで人気するとおいしい。
エーシンゴールドが一番実力があり、展開面に恵まれそうで人気しない場合には高配当が見込めるのでお楽しみに
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151101012
SFの古典であると言われる本書でありますが、そうでなくとも昔に話題になった作品なんじゃないでしょうか。ちょっと前に日本でもなぜかドラマ化されてユースケサンタマリア辺りが主演でやっていたようなかんじ。
海外SFを読み始めようと思って有名作品を手当たり次第よんでるねんけども、これも読みたいなぁと思っていて、ふと家の本棚を見たらあった。誰や買ったの。
内容としてはSFといえば宇宙だのタイムマシンだの思い浮かべる方が多いでしょうが全然そんなのではなく、純粋な空想科学小説であり、且つ、知能とは何かを問いかけるような哲学的な思想もふまえた作品である、とかいう感じでしょうか。
話は主人公であるチャーリー・ゴードンの手記(というか報告書)によって読み進められていくという形式になっている。
知能が高いと言うことは、果たして良い事なのか、等考えさせられる作品。そしてとても切ない気持ちにさせられます。
途中中だるみする部分もありーの、最初の方は読むのがしんどい部分もありますが、名書であると言えるんじゃないでしょうか。悲しくはなったけど、泣けはしませんでした。映像作品なら泣いてるな、と思った。SF初心者の方々は是非読みましょう。
なんか「○○に××を」みたいな題名ばっかりですが、筒井康隆の中期くらいの長編作品です。別にまだ生きてはるんで、中期もくそもないんですが。筒井康隆の名前はちょくちょくあがりますが、確実に言える事としては、短編やジュブナイルは読みやすいが、長編は読みにくい、という事。短編やジュブナイル(中高生の若者をターゲットに絞った小説のこと)が読みやすいのは辺り前といえば当たり前なんですが、筒井さんの長編は難解な事で有名でありまして、それが逆にファンを作ってる見たいな所があって、結構どたばたな内容で、よくわからんまま終わってしまうこともあるわけなのです。よくわからんってことも別に無いけど、想像力を最大限に働かせないとついていけないって所はある感じ。まあ普通の人が読んだら、何これ意味わからん、といって切り捨てるでしょう。「残像に口紅を」はそういった筒井長編の中では、かなり実験的な試みがなされている内容になっていて、有り体に言えば「一章を進む事に、1文字ずつ使える文字が減っていく」というトンデモな内容となっているのである。
当然文字が消えれば小説なので、その文字で表す事のできる事象、物、人物名などすべて表記が不可能となり、作中からは存在そのものが消えてしまう。消えたものは意識化では思い出せるが表現ができないので、それこそ残像のような形になってしまうのだ。
また、作中はメタフィクションな構成になっており、作中人物が、自分がいるのが小説の中であると言うことを認識して、文字の無くなった世界でこういう事をやってみるのはどうかなど、提案したりしてより実験度が明るみになるような内容になっておりおもしろい。
しかし、使える文字が半分以下になっても、しっかりと文書を構築できる筒井さんの語彙の深さには恐れ入るばかりなのです。小説家を目指す人はこういう事ができるようにならないと行けないらしいので、一度読んでみましょう。
これかなああああああああああああああああああり前から気になっていて、映画化されたやつも見たかったけど、見る機会なくてやっと文庫買って読んだってやつ。前にも書いたよね。よね。ですよね。でもないんですよね、どこにも。
内容は松本清張や宮部みゆきが書きそうな感じのミステリって感じで、二転三転する展開構成はおもしろいです。話もうまいこと出来てます。後は、現在の日本の死刑制度とか裁判制度とかそいうった所に焦点をあてていて、まあ社会派サスペンスって部分も兼ね備えている大人のミステリって感じですね。
読んだ後少し陰鬱な気持ちになるような感じかしら。そうでもないけど。
しかし、話はようできていておもしろいです。一度読んでみる価値はあり。二度は必要なし。
これはなんとも新しいというかなんというかな設定の本です。この西澤さんという人は、SF的な設定での「縛り」を設けて、その設定の中でミステリを書くというすごい人らしい。本作の主人公はパラレルワールドを関知できる、というと語弊があるが、時間の繰り返しを認識する事ができるという能力を持っている。これは同軸時間上に異なる次元が平行で存在するという科学的概念があってこそ成り立つ仕組みなんでしょうが、要は同じ日が何度も繰り返されてしまい、その事に気づいているのは自分だけであるという設定になる。このSFばりばりな設定上で、主人公の祖父が殺されてしまい、祖父を助けるべく時間が繰り返される度に試行錯誤を繰り返す、といった物で、まあミステリといってしまうと、そんな物でもないんですが、ラストには驚くべき謎が残されていたりして、そんなこととは思わず読んでいたらびっくり、てな具合でした。
設定もおもしろいが、話も計算されていて、尚かつヒントや複線はそちこちにちりばめてあるという素晴らしい構成。いや、こういうのすごい好きです。SFとミステリが同時に楽しめるのだから二倍お得。文章はちょっとライトノベル風って感じではありますが、さらっとギャグがはいったり、随所で笑わせてもらえます。
他の作品もそれぞれ違った縛りが設定されているので、今後西澤さんの本も読んでいきたい所。
いや、これはすごい。この作品はメフィスト賞受賞作品の中でも評価が高く、所謂叙述トリックものである、という前評判を知っていながらもまんまと騙されて、頭が混乱させられた。
まあミステリたくさん読んでる人からしたら大したことないわって感じなんかもしれませんが、これは京極夏彦並、とまではいかんけど、宮部みゆきよりはすばらしいです。あ、比較対象がわるくてあんますばらしくないかも。
設定も斬新で、「ハサミ男」とマスコミから呼ばれている連続殺人犯である主人公が、次に殺人しようと狙っていた女学生を、別人に自分がしてきた手口とまったく同じやり方で、先に殺人ををされてしまい、真犯人を見つけるべく捜査を開始するという、トンデモ設定であります。
「ハサミ男」というとジョニーデップのシザーハンズなんかを思い出しますが、こちらの方はハサミをのどに突き立てて惨殺する連続殺人犯という設定なのだから、いったいどう収拾つけるのか、展開がまったくよめずハラハラドキドキで、最後にドーン、みたいな。
綾辻行人とか、本格推理系が好きな人は一度読んでみて下さい。これは絶対読み返したくなる。ざったい。はざみ。すみとみ銀行。
言わずと知れた、待ちに待った京極夏彦です。発売当日に買って、一ヶ月もかけてやっと読み終わりました。
いやはや、うーん。何はともかく京極ワールドといった所なんでしょうが、やはりこの京極堂シリーズは少し迷走しているというか、方向性が変わってきてる感がぬぐえない。
ただ、今回は「小説」としては楽しめるんじゃないでしょうかね。毎度の妖怪うんちくや、蓄積された謎と複線の解明とか、そういったモノがないといえばないんで、京極ファンとしてはちょっと肩すかしって感じでしょうか。
話にしても構成にしても、人間がたくさん出てきて、時間軸が読めなくて、不思議がもわもわ沸いてくるという辺りは毎度のごとく、さすが京極というような内容ではありました。どちらにせよ京極夏彦のすごい所は単発の話のおもしろさは当然の事ながら、内容の連鎖制というか繋がりというか、壮大的な世界構成といった所にあると思うので、やっぱり最初から読んでるファンじゃないと楽しめないよなぁとつくづく思うわけである。
でも、巷説百物語シリーズとかはほんまに名作だと思うので、まわりに薦めて行きたいけど、それを読むには前知識として、他の京極堂シリーズ等を読んでいる必要があるので、少しハードルが高めなのが残念。
なんかたくさん書いたよ。まったく。書く意味あんのかな。
それはそうと寿司が食いたい。すししししししし。
握るやつでもまわるやつでもなんでもええわ、と思ってしまうあたり
基本無料のゲームなのだが、レアカードを有料課金の仮想ガチャガチャで獲得できるというえげつないシステムで大人気。
http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20120209/p1
を読むとずいぶん酷いらしい。
モバイルSNSゲームが儲かる本当の理由。かーずSPはなぜ15万もつぎ込んだのか?
こういうことを続けてたら早晩社会問題化し、課金システム自体が法規制されちゃうじゃん?という気がするのは当然だろう。
社会問題にならない程度のほどほどの稼ぎでずっと長期間やってったほうが最終的に収益は大きい。
一年二年でドバっと稼いでも、法による規制がかかっちゃったら意味ないじゃん?なんでそうしないの?と思っていたが、謎が解けた。
ソーシャルゲーを作っている彼らは、そもそもこの大量課金時代が長続きするとは思っていないのだ。
ユーザーに途方もない課金を課す(馬から落馬だけどいい言い回しが思いつかないから許して)システムは、ユーザーの射幸心を煽る仕組みで成り立っている。
ソーシャルゲームのメーカーはたくさんある。サードパーティである彼らがこのゲーム市場の先行きをどう見ているかがこの問題の鍵になる。
ちょっとだけ寄り道して「囚人のジレンマ」という命題を見てみよう。
二人が逮捕された罪は微罪で、黙秘していれば二人とも懲役1年にしかならない。
「もしお前が自白して、相棒が黙秘していたらお前は司法取引で無罪放免にしてやる。
しかしお前が黙秘して、相棒が自白した場合はお前は懲役5年だ。
二人とも自白した場合は、まあ情状酌量の余地があるから懲役3年だな」
アリス黙秘 | アリス自白 | |
---|---|---|
ボブ黙秘 | アリス懲役1年,ボブ懲役1年 | アリス釈放,ボブ懲役5年 |
ボブ自白 | アリス懲役5年,ボブ釈放 | アリス懲役3年,ボブ懲役3年 |
アリスもボブも黙秘を貫いたほうが明らかに総体としての利益は大きい。
二人で合計2年の懲役で済むのだから。しかし、自分が黙秘していても、相手が自白したら?
その疑念がアリスとボブに自白に走らせ、結果として二人で合計6年の懲役を食らうことになる。
なんてこった。二人ともが「合理的」な判断をした結果、最悪の結末に達してしまうとは。
アリス社とボブ社というソーシャルゲームメーカーがあったとして、各社には二つの選択肢がある。
自制してほどほどの課金で我慢する。この場合10年間毎年1億円の利益が得られる。
ユーザーからかっぱぎまくる。この場合、年間3億円の収益が得られるが、社会問題化して2年後から法規制が入る。以後は収支トントン程度にしか稼げない。
アリス自制 | アリスかっぱぐ | |
---|---|---|
ボブ自制 | アリス10億円,ボブ10億円 | アリス6億円,ボブ2億円 |
ボブかっぱぐ | アリス2億円,ボブ6億円 | アリス6億円,ボブ6億円 |
アリス社・ボブ社ともに自制して稼いだほうが収益総額は多いのだが、自社だけ自制して他社にかっぱぐ戦略を取られたら最悪の結果になってしまう。となると、結局はかっぱぐ戦略を採ったほうが得…というよりも利益は期待できる。
実際はアリス社・ボブ社以外にもチャーリー社やデボラ社といった複数のゲームメーカーが参入してるので単純化はできないけど、一社でも「かっぱぐ戦略」を採ったら法規制は必至。
なんてこった。各社が「合理的」な判断をした結果、最悪の結末に達してしまうとは。
それはソーシャルゲームのプラットフォーマーであるところのモバゲー社が自主規制をすることだ。
プラットフォームを提供しているモバゲー社がゲームメーカーに「自制する」戦略を強制することによって最悪の法規制は回避できるだろう。
「自制」戦略と「かっぱぐ」戦略の収益はそれぞれの100倍だとして
モバゲー自制 | モバゲーかっぱぐ | |
---|---|---|
グリー自制 | モバゲー1000億円,グリー1000億円 | モバゲー600億円,グリー200億円 |
グリーかっぱぐ | モバゲー200億円,グリー600億円 | モバゲー600億円,グリー600億円 |
なんてこった!モバゲー社とグリー社が「合理的」な判断をした結果、ソーシャルゲーム市場が衰退してしまうなんて!
コレも参考にしました
http://www.youtube.com/watch?v=Xxh-sS8Qoco&feature=player_embedded
1911年12月14日 ロアール・アムンセン、南極点に到着。
1914年6月28日 サラエボ暗殺事件から第一次世界大戦勃発
1915年4月22日~1915年5月25日 初めて毒ガス使用
1916年2月16日~1916年12月20日 ベルダンの戦い
1919年1月5日~10日 スペイン風邪の流行が頂点
1921年11月9日 アルベルト・アインシュタイン ノーベル物理学賞受賞
1922年10月27日~31日 ベニート・ムッソリーニのローマ進軍
1927年3月20~21日 チャールズ・リンドバーグがパリへ向け飛行
1928年11月18日 蒸気船ウィリー初演(ミッキーマウス初登場)
1929年10月29日 1929年のウォール街大暴落「暗黒の木曜日」
1930年6月30日 第一回サッカーワールドカップ(ウルグアイにて)
1932年 ワイマール共和国崩壊
1934年10月27日 毛沢東の長征
1939年9月1日 第二次世界大戦勃発
1942年9月13日~1943年2月2日 スターリングラード(現ボルゴグラード)の戦い
1944年6月6日 ノルマンディー上陸作戦(オペレーション・オーバーロード)決行
1945年11月20日~1946年10月1日 ニュルンベルク裁判
1951年 朝鮮の人口?
1954年6月4日 西ドイツがワールドカップで西ドイツが優勝「ベルンの奇跡」
1956年10月29日~1957年3月 スエズ危機(第二次中東戦争)
1959年1月1日 キューバ革命の勝利
1961年10月27日 チェックポイント・チャーリーでの対峙(ベルリン危機)
1964年8月2~4日 ベトナムでアメリカ爆撃される(トンキン湾事件)
1967年6月5日~10日 六日戦争(第三次中東戦争)
1970年4月 カンボジア侵攻
1972年9月5日 ミュンヘンオリンピック事件
1973年10月6日~26日 ヨム・キプル戦争(第四次中東戦争)
1977年3月27日 テネリフェの惨事(テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故)
1981年3月30日 ロナルド・レーガン大統領暗殺未遂事件勃発
1985年3月11日 ミハエル・ゴルバチョフ氏、ソビエト共産党書記長に就任
1988年12月21日 ロッカビー事件(パンナム機爆破事件)
1990年8月2日~1991年5月5日 「砂漠の嵐」作戦(第1次湾岸戦争)
1992年4月1日~1995年12月14日 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争
1997年7月4日 マーズ・ローバー(火星探査車) 火星に着陸
2000年1月1日 ミレニアム
2001年9月11日 911攻撃(アメリカ同時多発テロ事件)
2005年8月29日 ハリケーン・カトリーナ ニューオリンズを破壊
2008年10月 金融危機
2010年4月20日 メキシコ湾原油流出事故 ディープウォーター・ホライズン炎上沈没事故
2012 ?
10分どころか、6時間くらいかかったorz
それに、作ったの多分アメリカ人だから、日本にとっての重大事件(オウムとか)は入ってないんだよね。ハイチ地震があるのに、阪神・淡路大震災がないのも明らかに片手落ちでしょう。
(調べてみたら、どちらもM7クラス)
トム・クルーズが若い頃、たしかトップガンの次の次ぐらいに出た作品で、アカデミー賞を取っている。
△△△
主人公のチャーリー(トム)は、父の遺産相続問題をきっかけに、自分が物心つく前から施設に入ってて存在すら知らなかった兄のレイモンド(ダスティン・ホフマン)と再会して、施設から無理やり連れ出してはみたものの、自閉症のレイモンドが次々にやらかす奇行にすっかり参ってしまう。飛行機で移動しようと空港に行けば、「ABC航空はダメ、19xx年x月x日どこどこで墜落○○人死亡。DEF航空?ノー!19xx年x月x日○○人死亡……」と百科事典のように正確な記憶力を見せて暴れ回る。
弟がいくら確率を持ち出して説得しても兄のパニックはおさまらない。
根負けしたチャーリーが数千キロもの行程を運転して行こうと高速に乗れば、今度はハイウエイの死亡事故統計を口走って「いやだー!死ぬー!」と絶叫するレイモンド。
「どうすりゃいいんだよ!」とキレたチャーリーは、名前のない田舎道ばかりを走って西をめざすことに。野原の真ん中のうらぶれた安宿で熱いバスにでもつかろうと湯の栓をひねると、「ダメーーー!そんなことしたら赤ちゃんが!」とまたしても半狂乱に。
△△△
映画だと、レイモンドのこの熱い湯船トラウマをきっかけにして幼かった兄弟の心の触れ合いの記憶が少しずつ呼び戻され、そこからしみじみと感動的なラストに向かって物語が動いていくのだけれど、別にここでなつかし映画語りがしたかったわけじゃない。
書きたかったのは、あの日以来、俺の嫁がレインマンになってしまったってことだ。
たぶん俺の嫁だけじゃない。日本中で、いや、遠く韓国や中国、欧州にも、突然たくさんのレインマンが生まれてしまったんだ。
△△△
「大丈夫だよ、この説明を見てみなよ」
「そうは言うけど、実際言われてるような事態にはなってないじゃん」
等々、いくら条理をつくして話し合ってもダメなのだ。
嫁は怖いのだ。
安心より、怖いという気持を選んだのだ。
だから、科学的にマユツバだと言われようと、自分の原始的な恐怖心にフィットするものばかりに注目し、耳を傾ける。そして言う。
「ほら、ご覧なさいよ!みんなそう言ってる」
嫁がブックマークしているサイトやフォローしているツイッターの発信者名を見て、俺は失神しそうになった。
俺のTLでは、「○ン○○」だの「○ル○」だのと認定されている名前がきら星のごとく並んでいる。そう、微生物がコロニーを作るみたいに、彼らはお互いに引かれ合って堅固なオピニオン集団を形成しているのだ。
嫁が俺じゃなくて○○○○や○o○の行進についていく。
マジかよ。
勘弁してくれ。
△△△
映画のチャーリーとレイモンドのような取っ組み合いにはならなかったけど、来る日も来る日も絶望的な言い争いが続いた。
わが家の食卓からはいくつかの食品が完全に姿を消し、子供は給食の牛乳にかえて水筒を持参するようになった。俺自身の親兄弟との関係もぎくしゃくしている。嫁が何か新しい心配の種を仕入れてくるたび、子供に新しい命令/禁止を下すたび、俺と嫁は決着のつかない論争を繰り返した。
△△△
でも。
俺には嫁を放り出すことはできなかった。
「愛してるから」かと聞かれても、正直うなずけない。
そんなきれいごとにしがみついていられるには、醜悪なものを見過ぎてしまった。
でも、俺がここで見切ったら、嫁には行くところがない。
子供は俺一人でもなんとかなる自信はあるが、子供は俺のことも嫁のことも愛している。
もちろん、俺も嫁も、それぞれの人として限られた能力の限りを尽くして子供を愛している。
△△△
四捨五入すればもう五十になろうっていうこの年で、いきなりレインマンと暮らす羽目になるとか、誰に想像できただろう。
ここで「考えや感じ方が違いすぎて落としどころさえ見つからない相手」をレインマンと呼ぶ俺には、全方向からごうごうたる非難が浴びせられるだろう。
嫁のコロニーからは「人をバカにするな!」と言われるだろうし、
俺のTLで気を吐いている闘士たちからは「ダスティン・ホフマンのようなほのぼのキャラに喩えるなどぬるいわ!」と批判されるだろう。
そしてなにより、現実に自閉症の人々と生活し、関わっている人たちからは、「偏見もいいところのとんだ愚か者」と指弾を受けるに違いない。この文章は、何の関係もないそれらの人々を引き合いに出す意図で書かれたものではないが、だからといって失礼が帳消しになるわけではない。そういった方々には心からお詫びしたい。
△△△
ただ。
映画の前半で「何やってんだよ!」ってキレまくって、少しでも兄に普通の行動を取らせようと無駄な努力にきゅうきゅうとしていたチャーリーが、レイモンドの目に映っている世界を、レイモンドの視点から理解して、彼に共感はできないものの、たった一人の肉親としてずっとそばにいようとするようになっていく過程を思った時、そこにはこれまでの俺の文字通りハゲになりそうな苦しみに、なんというか一条の光を投げかけてくれるヒントが潜んでいるんじゃないかって思ったのだ。
レインマンの奇行を迷惑がって、施設に追いやってしまうことも一つの道だけど、
そうはできない家族にとって、できることはなんだろう。
チャーリーは、自ら悩み苦しみながら、レイモンドへの愛を見つけて再生できた。
俺はまだ、嫁への愛を見つけ出していない。
△△△
うちのレインマンは、雨の日を極端に恐れている。
雨が降ると、家族全員に外出を禁止する。
雨じゃなくて、嫁に降り込められたうちの中で、俺はダスティン・ホフマンの顔をしたどこかのラスボスに祈りを捧げる。
――なあ、レインマン。
――ここに来て、歌ってくれよ。
――心に火傷を負った俺たちみんなのために。
忘れた頃にブクマがついたのでその後を書く。こういうニーズもやっぱそれなりにあるのね、ということで。楽しくのんびり続けることを最優先に選んでる。
NBC Today ←普通の朝のニュース、雰囲気が明るい。天気予報の黒人のおじさんがやたらテンション高い。最初にヘッドラインで言ってたニュースは「詳しくは後ほど」とか言うくせに最後までは流れなくて、どうして「30分(強)」だけなのよォオオオ~~~ッ!! と思う。続きはどっかで見れるのかな?
CBS Evening News ←かなりおカタい雰囲気のニュースだけど特集はコンテンツ的に濃かったりして見ごたえがある。
New York TimesのWorld News ←数分の、淡々としたナレーション付きのドキュメンタリーショートフィルムっぽいの。相変わらず世界の様々な話が面白い。
CNN Larry King Podcast ←いろんな人を呼んできてインタビュー。ラリーの老人っぽい声は聞き取りにくいけど、むしろ訓練にはいい。
【新しい項目】
Slate V ←短い日替わりコンテンツ。新作映画の詳しい紹介、視聴者からのお悩み相談(みのもんた級のベタな内容だが親近感はある)、その他もろもろ。
AFN Europe Video Podcast ←American Forces Network Europe。軍隊がらみの短いドキュメンタリーを毎日、数本。米軍だけでなくドイツ軍とかイタリア軍とかの話もある。イラク軍に訓練法を教えてるとか、軍隊のクリスマスとか、軍隊の中の洗濯係の女性兵士とか、各国軍一緒に砂漠でマラソンやったとか、(プロパガンダだろうけど)本当にいろんな話があるので興味深い。
TIME Magazine Video Podcasts ←日替わりコンテンツ。インタビューや取材の映像。時々How they trainという番組があって、スポーツ選手がオフシーズンにどんな練習してるの?を見せてくれる。雪の無いスキージャンプとかリュージュとか面白かった。
The CNN Daily ←かなり早口。1年前はほとんどイミフだったが、毎日見てたおかげでTOEICリスニングぐらいは余裕になった。関係ないけどメインのハイジたんは実は毎日ちょっとだけメイクや髪型が違う。
CNN News Update ←かなり早口のラジオ。歩いてる時とか画面を見れない時に聞く。
Big Ideas ←学者、作家、どっかのCEOとかが1時間程度の講演をしてる。
Monocle ←cultureとdesignの話題。ファッションや建築のデザイナーにインタビューしたり。更新が少ない。
ABC World News ←メインのチャーリーおじさんが退職しちゃって、ベテランのダイアン・ソイヤーに交代。topicごとの頭出しもできなくなったけど一応毎日見てる。
Good Morning America ←メインだったダイアンがWorldNewsの方に行って、今は若めの4人がリゾートとか週末のお楽しみ紹介とかしてる。たまにまじめなニュースもあり。
Cranky Geeks H.264 Video ←geekな話題で新しいサービスとか新しいガジェットとか紹介してる。自然な会話としてはニュースより役に立つだろうけど、複数人で同時に喋って聞き取れなかったり、話題ごとにダラダラ会話してるので短気な自分は飽きた。
Real Time with Bill Maher ←音声のみで1時間ぐらいある。通勤時間がほとんどこれだけで潰れてしまうのでやめた。
Rumor Girls ←ギャルのくだけた会話だけど内容がつまらんのでやめた。
Harvard Business Video IdeaCast ←経営やらマーケティングやらの本書いたインテリとかが出てくる10分程度のインタビュー番組。あまりにお堅い内容なので飽きた。
ブコメで教えてくれたみなさんありがとう!早速トライしてみるよー。とりあえず登録がてらチラっと内容を見た感じで書いておく。
TechCrunch ←かなり早口。音声のみ。
H&M Fashion Video ←動画。映像的に結構面白そう。
NPRのTalk of the Nation ←音声のみ。
スタンフォード大学の講演Podcast speaker ←大学のはほんとに大量にある。
Planet Japan Podcast ←コメディ?音声のみ。面白そう。
NewScientist ←動画。月に1~2本ぐらいの模様。
CNN student news ←CNNはstudentじゃない方を視聴してるので・・・ごめん。
単語をコツコツ勉強するのがめんどくさいから。スクリプト探すのもめんどいし、映像とセットの方が単語とイメージが結びつきやすいと思う。複数のニュースを毎日見ていると数日間にわたって同じ話題が続いたりするので、自然といくつかの単語が耳に残るようになるんだけど、いちいち調べないで何となく意味とつづりが推測できるようになってからまとめて調べてる。コツコツ毎回やると数が多くなって忘れちゃう。ゆっくり確実に、でも楽して覚えたい。
自然に覚えた一例(印象に残ってるもの):
ぱんじーすきーむ ←金融屋のおじさんたちが悪いことした?…Ponzi Scheme
でべすてーてぃん、でべすてーてっ ←不況とか解雇とか自然災害とか悲惨な状況でよく言ってた。…devastate
みりとぅんつ ←なんか物騒な人々と戦ったらしい。…militant
じぇぺでぃー ←なんかやばい時とか?…jeopardy
はっきりと喋ってくれる人、人前で話すことに慣れてる人の話は聞き取れるけど、一般人のボソボソした話は分からないこともある。
聞き取ることに問題は少しずつなくなってきたが、しかし全然喋れないまま。語彙が少しずつは増えてるけど自然に口からは出てこない。
あと、聞けるスピードに比べて文字を読むのがすごく遅い。Webで記事も合わせて読むといいかもしれない。
また面白いの見つけたら書こうと思う。
TOEICのスコア上げたい人は英会話レッスンものを見ればいいが、そうじゃなくて、特にせっぱつまってないけどある程度は英語分かるようになりたい人として、飽きずに抵抗無く続けて見られる面白コンテンツがもっと知りたい。英会話レッスンくさくない、かつ初歩的過ぎないものというワガママなニーズ。
ゆっくりレッスンものはビジネス英会話とかのお勉強にはいいんだろうけど、話自体がつまらん。飽きて見なくなるから、内容的に色々あって飽きないやつ。ラジオも聞いてるだけじゃ飽きるからビデオしか見てない。こういうニーズもあると思うんだけど、なんでpodcastの内容についてのユーザーレビューがあんまりないんだろう。利用者はまだまだ少ないんだろうか。iTunesが重くてpodcast探すのもめんどくさいのに。
ABC World News Webcast ←普通のニュースだけど、メインのチャーリーおじさんの声や喋りがすごく当たり障りなくて耳に心地良い。
NBC Today ←普通の朝のニュースだけど、キャスターが2人以上いてキャスター同士の会話もあるので雰囲気が明るい。
Good Morning America ←色んな人のインタビューがあって飽きない。この間ブルース・ウィリスが出てた。
CBS Evening News ←かなりおカタい雰囲気のニュースだけど特集はコンテンツ的に濃かったりして見ごたえがある。
CNN Larry King Podcast ←アフマディネジャドやらチャベスやら呼んできてトークとか素敵すぎw MJが亡くなったときも彼の親近の人を呼んできたり、誘拐された女の子の母親とかも出てきて、話題的に面白い。
New York TimesのWorld News ←数分の、淡々としたナレーション付きのドキュメンタリーショートフィルムみたい。中東とかアフリカとかの、あんまり大々的には伝わってこない現状をチラ見できるのが面白い。
Harvard Business Video IdeaCast ←経営やらマーケティングやらの本書いたインテリとかが出てくる10分程度のインタビュー番組。
Cranky Geeks H.264 Video ←geekな話題なら聞いてて飽きないかも。
Monocle ←まだよく分からない。cultureとdesignの話題もあるらしく映像が面白そう。
Real Time with Bill Maher ←この人、昔Politically Incorrectって番組やってた?話題に期待。
Rumor Girls ←ギャルのくだけた会話を聞いてみる。口語に慣れるのに効果あるだろうか。
The Economist ←なんか雰囲気が暗い。
単語工場 ←イントロの「タンゴーーーーコージョーーー」てのがイラッとくる。ゆっくり丁寧だしいわゆるお勉強にはいいだろうけど内容的には全然面白くない。
NewYorkTimes Front Page ←淡々としすぎてて退屈。てゆーかキャスターの肺活量が多いのか息継ぎが少なくて聞いてるこっちが息苦しくなってくるw
Showbiz Tonight ←あまりにもゴシップくさくてつまらん。海外セレブ好きならはまるんだろうか。
他に何か面白いあったら教えてください。
毛布を引き摺っているのはライナス・ヴァンペルトだよ。
卵アレルギーの人に卵を食べさせる事も、
ライナス・ヴァンペルトが引きずっている“薄汚れた毛布”を無理やり取り上げる事も。
http://anond.hatelabo.jp/20090402142657 ←これを書いた横増田。
id:cambrian (http://anond.hatelabo.jp/cambrian/)
マンナンライフ事件やアレルギーの件については id:Terra-Khan 氏のエントリーが詳しいのでそっちを参照してください。
http://d.hatena.ne.jp/Terra-Khan/20090310/1236615975
(Double Side ~こんにゃくゼリー問題について2側面からのエントリ~ 当直医の警告)
http://anond.hatelabo.jp/20090402172919の増田には悪いんだけれどもね?
アレルギー離婚(http://bakatumi.hp.infoseek.co.jp/ar_1.html)に出てくる子供のような目にあうのは、小学校低学年の頃までは割りと良く有ったのだよ。日常茶飯事とは言わないけれど、2回や3回じゃぁ納まらない。おかしなもので、蕁麻疹の出る食べ物というのが毎年ように違ったから、その度にアレルギーで蕁麻疹を発生させては寝込んでいたものだ。
最初が牛乳、次の年が卵、山芋(とろろいも)なんて事もあったっけ。
最初の1回は止むを得ないでしょ?誰も知らないし、分かってなかったんだから。だけれども、蕁麻疹が出るから嫌だと言っているのに、「アレルギーだなんて只の言い訳だ」「甘えてるんだ」「残していいと思っているのか」とか言われて無理やり食べさせられて、後で死ぬほどのた打ち回った事も2回や3回ではない。
担任が変わる度に、あるいは団体行動で監督する人間が変わる度に同じ事が繰り返されてきた。アレルギーで苦しんでいるのを見てきたはずの周りの連中が何かしてくれたかというと、黙ってみているだけだった。だから、「無知や無理解、無関心」が原因で人死にが出得るというのは、実体験としてよ~く分かっているともさ。
まぁそんなわけで、軽々しく「べき」や「教条主義」を振り回したがるような種類の人間に対しては恨み骨髄。おきてしまった事を今更如何こうしてくれとは言わない。そんなことは誰にも出来ない。
知らない事が無礼だなんて事がどこに書いてあるのかね?>http://anond.hatelabo.jp/20090402192746
繰り返しになるけれども、
「知らない事は理解しようがない。理解できていない事は実践できるはずも無い」
これが事実であり、真理。知らなかった事は防ぎようが無いけれども、それが原因で取り返しが付かない事態のトリガーを引いちゃったら、その罪悪感や後悔は「トリガーを引いちゃった人」が背負う事になる。
誰も肩代わりは出来無いでしょ?違うの?
ライナス・ヴァンペルトやアレルギー離婚については、いずれまた改めて書くことにしましょう。
追記:http://anond.hatelabo.jp/20090403000323
毛布を引き摺っているのはライナス・ヴァンペルトだよ。
指摘があったので修正しました。記憶違いで面目ない。
ごめんよ。チャーリーの知人として、謝っとく
ただ、知ったかぶり的なトークとか、
自分の立ち位置計算とかをどうしても常にやりすぎてしまう人なので
たまに、なんか、そういう虚栄心みたいなところが変に出てしまって自壊する。
よくも悪くも脚光を浴びていますが、私も一言書かせてもらいます。
私は、2000年問題があった頃に入社し、7、8年間、この会社にお世話になりました。
IBM時代は、SE(社内ではITエンジニア、ITスペシャリストなどと言っています)で、
いくつかの業界のシステムを構築したり、運用したりしていました。
前職を客観的に見ることもできます。(福田前首相みたいですが)
思うことを書きます。
別に擁護したり、批判したりするつもりはありません。
■社風について
正直言って、非常に働きやすかったと思います。
そのとおりだと思います。
もちろん、マスコミ向けに上手に宣伝している感があるのは、否定しません。
有給休暇も簡単に取得できます。
私なんかは、毎年夏休みを2回(1週間ずつ)取得してました。
私の評価は平均ないし平均よりちょっと上だったと思いますが、
普通に仕事して(PBCで2以上)、きちっとお客さんについて仕事があり、
コストがつき、稼動していれば、全く問題ないはずです。
そんなに難しいことではありません。
■リストラについて
正直なところ、常時これはあります。
私も見ました。
できない人を、どう考えても特性とあっていない部門にほうりこみ、
心身ともどもぼろぼろにし、退職させていました。おそらく、故意でしょう。
そこには、半外資(ようは、アメリカ親会社のいいなりってとこでしょうか)の
恐ろしさが見え隠れしていました。
評価3(一昔前は、Cだったので、チャーリーとか言われていました)が数回続くと、
■給与体系
未だに、謎です。
誰が一体いくらもらっているのか、全くわかりません。
難解な方程式みたいなことになっており、銀行で記帳するまでいくらかわからない、
非常に非常に不透明なものでした。
ボーナスを計算するExcelが作られたりしていたほどです(笑)
それでも、違ってましたが(笑)
社員間でも、給与の話をするのは論外という、暗黙の了解がありました。
実感としては、30才までは安月給、
主任になると人並みの幸せ、それ以上になると1000万円コースってところでしょうか。
ばりばり働いている若手が安い賃金なのに、
そこには非常に不公平さを感じました。
とにかく、不透明、
社員を欺いているとしか思えません。
ここは、この会社の悪いところでしょう。
■評価方法
いろいろな所で書かれているように、PBCなるもので決まります。
それを、一人の上司が判断するわけです。
容易に考えが及ぶと思いますが、
周りの人の評判、風評で決まっていました。
いい加減な側面は否定しません。お友達人事などと言われていたと思います。
とにかく、ラインの権限が強いです。
■今回のリストラについて
社内には、昔は仕事をいっぱいしていたんだろうが、
時代も変わり、暇そうにしているおじさんがたくさんいました。
中には、知識もろくにないのに、事業所にいついているおばさんまでいます。
あと、昼飯だけ食べにきているのではという人や、
やたらと色々なフロアで見かける人(うろうろして、談笑しているだけなのです)がいます。
アドバイザーみたいな職位で、若手よりよい給与をもらい、半分遊んでいるのでしょうね。
ですので、こういう方たちが一掃されるのであれば、
まじめに勤務している私の同期、先輩にはよいことだと思います。
優秀な人はたくさんいました。
なので、必要以上の無理なリストラさえしなければ、
今回の措置は不可欠だと思います。
■まとめ
定年までいる人をあまり見かけたことがないのが、ちょっと異常ですが。
極悪非道のえげつない会社だと判断するのは、少し違うと思います。
やり方はもうちょっと変えたほうがいいかもしれません。正直、思います。
以上です。何かの参考になれば。
マル激トーク・オン・ディマンド400回放送記念特別番組のお知らせ
http://www.videonews.com/news/001450.php
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1227864462/
173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:03.98 ID:hXOXCJQF0 メンヘルきたな 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:11.42 ID:UB6uRkq40 kagami? 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:18.54 ID:pquEwHKE0 きたきたw 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:19.25 ID:jlfE3mXj0 ちゃんと選別しろよw 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:20.00 ID:Hr18y8Mw0 めんへるwwwwwwww 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:20.05 ID:nO+HS+tJ0 おいおいw 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:26.26 ID:zxCu75XW0 こいつはやばそうだwww 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:26.83 ID:qx39h4/Y0 やばいのきたな 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:33.23 ID:Wy8xjXRb0 メンヘラーか・・・ 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:45.07 ID:A/WMxW8C0 何を言ってんだw 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:51.39 ID:0PycCW7o0 うわwwwwwwwww 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:54.20 ID:hXOXCJQF0 ねこねこブログ 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:02:56.60 ID:UB6uRkq40 偽者kagamiだな 189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:00.14 ID:zxCu75XW0 爆笑w 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:04.84 ID:nO+HS+tJ0 もうきってーーーwww 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:17.91 ID:jlfE3mXj0 切っちゃえw 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:18.29 ID:xzde4LWJ0 あーやべぇ・・・。 これはやべぇ・・・。 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:24.19 ID:Wy8xjXRb0 なんか困った・・・ 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:36.17 ID:pquEwHKE0 こいつ社会学板で暴れてる奴だろw 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:41.94 ID:xzde4LWJ0 切れ 切るのだ 神保 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:46.08 ID:zpeYX+zd0 切んないの? 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:47.34 ID:jlfE3mXj0 映像の背景に ごーーーーーーーん 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:47.62 ID:EbjW9ZqR0 神保はやく切れ!!!!! 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:47.51 ID:Hr18y8Mw0 切れwwwww 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:03:51.46 ID:nvpklgYoO いやああああぁぁぁ 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:06.04 ID:9dZP8tGX0 もう切ってもいいだろ 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:08.86 ID:nO+HS+tJ0 もうやめってええーーーーww 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:14.50 ID:KQlmc7pJ0 こいつやべwwwwwwww 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:15.25 ID:hXOXCJQF0 じんぼwwwwwwwwwww 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:27.77 ID:jlfE3mXj0 さえぎったw 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:34.22 ID:y3bQ86mD0 キモイ(笑 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:35.32 ID:0PycCW7o0 わわわww 210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:36.53 ID:A/WMxW8C0 完全にデムパじゃねーかよ。 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:37.55 ID:xzde4LWJ0 ねこねこブログ - livedoor Blog(ブログ) ttp://nekodayo.livedoor.biz/ こういうブログを書いてる奴の人格がよくわかった。 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:45.35 ID:y8dIRCrX0 こういうのを待っていた 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:46.29 ID:1VpJfqMo0 真面目に答えるんかい! 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:48.15 ID:Hr18y8Mw0 チャーリーうまく拾ったwwww 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:50.84 ID:Wy8xjXRb0 流石生放送 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:52.68 ID:pquEwHKE0 やっぱ神保さんすげー 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:04:55.87 ID:UB6uRkq40 チャーリーの高速火消しきたわあああああああああああああああああ 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:05:12.33 ID:zxCu75XW0 こういう人の扱いはみんな慣れてるっぽい 219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:05:25.31 ID:nvpklgYoO ここはチャーリー力で対処だ!! 220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:05:36.74 ID:0PycCW7o0 あードキドキした 221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:05:44.45 ID:xzde4LWJ0 まぁ宮台はこういう奴は慣れてるだろう。 今までもそんな奴たくさん見てきたと思うし。 222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:05:47.21 ID:UB6uRkq40 ねこねこブログ http://nekodayo.livedoor.biz/ 病人の名を騙ってネタにすんなヴォケ していいこととしちゃダメなことの区別つかんのか 223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:04.38 ID:rQ5RzvzH0 コールインの醍醐味だね。こういう人は。 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:18.09 ID:JqVK8I/10 キチガイwww 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:29.35 ID:KQlmc7pJ0 ロリコンファイル !!! 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:35.88 ID:zpeYX+zd0 さすがだな! 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:37.97 ID:jlfE3mXj0 しかし、ちょっと盛り上がったw 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:41.10 ID:zxCu75XW0 こんなの相手してたら東もそりゃハゲるわ 229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:06:48.97 ID:hXOXCJQF0 でも真面目に応えてるやん 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:07:46.79 ID:y8dIRCrX0 自殺されたら困るからね 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:07:52.03 ID:lb10tasP0 腹へって焼きそば食ってる間に祭りがあったようだな。 親切な人、何があったか教えてくれ。 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:08:00.80 ID:1VpJfqMo0 基地外への回答とは思えないw 無視するのは不味いんだろうな さすが扱いを知ってるね 233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:08:10.58 ID:KQlmc7pJ0 普通にひろってるw 萱野へるぷwwwww 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:08:15.75 ID:zpeYX+zd0 平均的日本人はコールインしないのか? 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:08:49.90 ID:0PycCW7o0 さっきの部分は後でアップされるときにカットされるのだろうか 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:09:08.30 ID:hXOXCJQF0 困ってるんだよw 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:09:15.67 ID:UB6uRkq40 うわ かやのさん真面目に応答してる 238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:09:16.14 ID:xzde4LWJ0 >>232 リアルに心身衰弱の人でしょ。 病院とかも行ってるはず。 基地外とか言うてやるな。 しかし、よくつないだな。 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[sage] 投稿日:2008/11/28(金) 21:09:42.02 ID:KQlmc7pJ0 萱野その方向はまちがってるぞ! 240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:10:29.99 ID:0PycCW7o0 共産党に頼むとよくしてくれるとか 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPが実況します[] 投稿日:2008/11/28(金) 21:10:38.40 ID:hXOXCJQF0 そら宮台はエリートだし 俺らとは違うよ という視点はいるわな
彼が生電話で何を言ったのか、非常に気になる所である。
「読書感想文に決して書いてはいけないこと。」で,読書感想文について触れられていたので少し.
「本を読むことで人間は変わる」
……という物語なのです。
「この本を読んだことで私はこのように変わりました」
……という、美しい物語を描いてください。
何を考え,感じたのかを「ありのままに表現してください」とか言われても,困る.
心の内側を,赤の他人になんか見せたくない
僕は,大切なことは心にしまっておきたいんです.
不特定多数の他人なんかに,教えたくは無いんです.
そこで僕は考えた.
ストーリーは単純明快で,「ひ弱な主人公(ナード)がある日突然強力な力を手に入れ,世界を守る」というものである.
このような構図は,例えばマトリックスやトランスフォーマーなど多くのアメリカ映画に見れるが,何故だろうか.
アメリカの中学生,高校生を理解するのに不可欠な概念として,その階層構造が挙げられる.
この階層構造は,主に体育会系の支配者層(Jock;ジョック)と,非体育会系,日本で言うオタクなどに相当する被支配者層(Nerd;ナード)で説明される.
またこの背景には,スポーツを趣味とするのが是であり,それ以外の文化系の趣味に勤しむことは変人である,というアメリカ的価値観などが関係していると言われている.
多くのアメリカの映画,ドラマではひ弱な主人公(ナード)と,その主人公の邪魔をする嫌な奴(ジョック)が登場し,また最終的にはひ弱な主人公(ナード)が何らかの活躍をするものが多い.
これは作品の消費者,つまり国民全体に占めるナードの割合が多いこと(一般的に非支配者層は,支配者層より人数が多い),作品の監督など文化人にナード出身が多いことが理由であると言われる.
さて,このような階層構造を理解した上でこの映画を眺めてみると,………
(ここまで:514文字)
主人公であるチャーリーの日記という形で物語は進んでいき,チャーリーが白痴から天才へ,そしてまた白痴へと戻っていく過程を鮮やかに描いている.
本書はダニエル・キイス著「Flowers for Algernon」の訳書であり,翻訳はアイザック・アシモフ著「I, Robot」(邦題:われはロボット)などの翻訳で有名な小尾芙佐氏が行っている.
本書でも,時間経過(知能の変化)によって変化する日記の文体など,氏の文章構成力が光っており,恐らく氏以外の翻訳ではここまでこの小説が有名になることは無かったのでは無いかとすら思わせる.
しかし残念ながら,物語の発端となるチャーリーへの人体実験については,その非科学的なリアリティーの欠如から,物語を素直に楽しむことができなかったのもまた事実である.
物語中では,ネズミのアルジャーノンの結果が出る前に,チャーリーへの実験を開始しているが,動物実験が終わっていない治療方法を,人体に試すことがあるだろうか?
こうした常識的な「科学的考察力」の欠如は,現代社会における様々な問題の一因ともなっているとも言える.
マイナスイオン,水からの伝言(水に「ありがとう」というと綺麗な結晶ができる,という都市伝説),血液型占いなど,これらは基礎的な科学の心得があれば,疑ってしかるべきものである.
SF小説では,いかにしてアイディアに科学的リアリティーを持たせるかが重要な鍵の一つであり,例えばアーサー・C・クラークは軌道エレベータ,………
(ここまで:620文字)
つまり物語そのものだけじゃなくて,その周辺情報について解説・評価すれば,自分自身の内面世界を全く描写することなく,楽々と(しかもそれっぽく)文字数を稼ぐことができる.
先生受けも,それなりに良い.
例:作品が書かれた社会背景と作品の関連についての解説,著者の他の著書や業績,社会に与えた影響,作品の一部分を抜き出してその社会現象について解説する,…
問題は,普段からのそれなりの読書量,周辺知識が無いと書けないこと…かな.
TRACK8(INSTRUMENTAL)
トゥルルル、ガチャ。
「はい、もしもし。----ですけど」
「あたし、分かる?」
「うん。どうしたの?突然に」
「別にどうもしてないんだけど、忙しい?」
「いーや。何もしてないよ。暇だったけど」
「…あのね、さっきテレビで怖いドラマ見ちゃってそしたら電話して言いたくなっちゃった」
「どんなの?」
↓
「別にそんだけ。用はないんだ、じゃぁね」
ガチャ。
TRACK9
待ち合わせ。と、いう行為は非常に楽しいことであると同時にとてつもない苦行でもある。その日は僕は極小Tシャツにデッドストックのブーツカットジーンズ、エナメルのビルケンのサンダルという出で立ちでひたすら彼女を待っていた。風のない日でおまけに正午、じりじりと僕を責めたてるものが太陽でなかったら一体なんだろう。焦燥、字面からしてもう、焦がれている。遅れること20分彼女はやってきた。いつもパンツルックの彼女がスカートを履いている。吉兆と緊張。
昼食はでたらめに飛び込んだ店でとった。その割にはまぁ、美味しかったので、良い気分で店を出て電車に乗って移動する。ガタンゴトン。語っとこう、肩の力抜こう、と聞こえる。従い、彼女と語る。
彼女の話は長いので省略。
「へー。そうなんだ」
とりあえずのところそんな風にあいずちを打っておけば問題ない。一応、カタルシス。
「いつもはね、汚れちゃうからパンツなんだけど。足太いからあんまし履きたくないんだけどさ、今日はね。あたし、デートのときしかスカート履かないんだよ。どう?」
「いいね」
色々いい。色も良いし、もっと履いたらいい。
様々な店がひっきりなしという感で立ち並ぶ雑多な、滅多に歩かない、街の通りを見て歩く。それはもう本当に様々で、古着屋、雑貨屋などをはじめに目に入った順に立ち寄った。僕も彼女も何も買わないし、何か目あての物があったわけではないのだが非常に楽な気分になれた。肩の力が抜けたという感じか、顔を合わせるのが3度目とは思えないほど僕達はリラックスし、それ以上に親近感が2人の周りの空間を包み込んでいた。呑み込んでいた。淀みが飛んでいた。
夕方になると幾分風が、心地良く吹き始め、人々の頭髪を、柔らかく揺らす。僕の崩れた頭髪も、あっちも、こっちも。いつもおろしっぱなしの髪をバレッタで巻いて揚げた隣の彼女をも。もう。
「はぁー。疲れたね」
「うん、生き返った」
喚き、歩き疲れた僕達はファーストフードの店に入りその体に飲み物をひとしきり流し込んで、そう交す。まるで仕事後のサラリーマンが居酒屋でやってるみたいにだ。彼女の話を聞いていた。彼女はとてもおしゃべりな子で、そうそう黙り込むことはなかった。ハンバーガーを食べていた僕の口の周りはもはや壊滅的状況といった装いで、その被害情況は両手、トレイにまで及んだ。僕はハンバーガーだのがうまく食べられたためしがない。だったら食べるのよすのが良いんだけど。
「もう。汚いなぁ、あたしが食べちゃおうかな」
と言って大きく口を開けてかじりつくふりをする。ライオンみたい。
やっとのことで食べ終えた僕は、
「そういや、何か用事があるんじゃなかったっけか。何時に何処?もうすぐでしょ?」
と尋ねた。外れない。
「そうなんだよねー。あーあ、どうしよう」
「すっぽかすのはまずいでしょ」
「うん…」
力なくそう答えてからいつも元気な彼女は次の瞬間しゅんとなって
「…もっと一緒に居たいな」
ぽつり。
ここは駅付近、駅構内へ向かう人出て来る人どちらの人も皆せわしなく歩いている。足音だけが彼等の存在証明、そして僕等も、その存在を立証すべくお互いに優しく注意深く手を振る。彼女はもうすっかり笑ってそのたてがみの様な頭髪をゆさゆさと差し込む陽光で金色に光らせて今もう一度手を振った。もう1度揺すった。
僕達は一体どうなるんだろう。願望だけが宙に浮いて。振り向いて。
真夏のライオンキング。
TRACK10
僕と彼との一旦。
暑い暑い気が触れる寸前の夜、俗にいう熱帯夜。基本的には気が滅入ってヤダ。でも、ちょっと素敵じゃない?
「いらないね。酒を飲むときは何もいらないんだ。しいていえばピスタチオくらいあれば申し分ない」
「そうだった。じゃ、ピスタチオも」
ウェイターにそう告げると快くカウンターに入っていった。無音で「いい」って言った。えらく少ないオーダーに嫌な顔をする店というのは結構世の中にはたくさんあるものだ。そんな中にあって稀少といってもいい店。だからよく行くお店。
「最近さ、どうしてんのさ」
「別に。どうもしないさ」
「でも呼び出したからには何かあったんでしょ。少なくとも」
「ただの世話話だよ」
世話話というのは世間話のことだ。
少し遡ろう。ちょっと盗聴っぽく。
「はい?」
電話に出た僕の耳に聞こえてくるのは紛れもない彼の声だ。
「あのさ、ちょっと出れない?」
「いいけどオールとか無理だぜ。君と違って明日も学校があるんだから」
「あるのは知ってるさ。毎日ある。さらに言うなら君が行かないことも知ってる」
「わぁったよ」
「場所は分かってるだろ。何時に来れる?」
「8時」と、僕。
「ということは9時だな」
彼の失礼な言葉で電話を終わらせ部屋に戻り飲みかけのコーラを飲んでしまうとそのあとでゆっくりとマールボロを吸う。ゆっくりと支度をした。
「ごめん、遅れた」
時計は8時45分を指している。
「いいや時間通りだよ」
こういうことを分かっている存在だ。ぞんざいか?
「また夏が終わるよ。1人者の夏が」彼。
「そうかい。嘆くことでもないと思うけどね」と、僕。
「まーね、君は顔がいいからね」
といつも言う口癖を言って5杯目のカクテルを飲み干す。とはいっても彼の飲んでいるのは全てショートカクテルの強いものばかりだ。僕だったらもうストップなのに彼はまだ飲むつもりらしい。積もることでもあるらしい。
「オーダーいいすか?チャーリーチャップリンとスレッジ・ハンマー」
「ああ、俺、結構キいてきたよ」
「でも飲めるだろ?」
「俺何か食おうかな。あ、これ頼んで。ナスとミートのオープンオムレツ、これ食いたい」
「オーケー」
僕は吸いかけの煙草を灰皿で揉み消し、新しい煙草に火を付ける。僕も彼もはっきりいってチェーン・スモーキングに近いのだ。そして料理を食べる。僕達は当初の予定通り身のない話を山ほどした。見ない未来の話や、なにか、そういう意味では今日のノルマはクリアしている、現実的にも比喩的にもお腹一杯だ。だけどどんなに話し合っても分からないことだらけだったし、どんなに飲んでも食べても飢えも渇きも消えなかった。僕はそろそろ答えを欲している。そして、バックグラウンドはレゲェミュージック。ワン・ラブ。笑う。
「どうだい?」
「どうだろう?」
夜はまだまだ終わらない。
僕たちはまだまだ笑い終えない。
TRACK11(INSTRUMENTAL)
僕は今まで数多くのものを憎んだけれど、このときのベスト1は美術予備校の講師だ。僕は天秤にかけられ、結果彼女に拒まれた。それだけだ。だけど秤に乗せられる気持ちなんて秤に乗ったことがある人間にしか分からない。僕は偉大なる日々から日常へと帰っていく。
あるいは僕が憎んだのはこの僕自身だったかもしれない。もう忘れた。
TRACK12
僕ともうちょっとマシなものとの会話。
『ほら、言わんこっちゃない』
「何が?」
僕は怒っている。
『分かったろ?』
「だから何が?」
『僕が話したいのはそんな君じゃないんだけどな』
「いいよ、あきらめついたから」
『そう?』
「拒絶したい奴はすればいいさ。僕はそれほど何もかもに関心があるわけじゃないんだから」
『ただの負け惜しみにしか聞こえないけど。未練たっぷり。直視出来ない、まともに見れん』
「それも1つの見解でしかない」
『まだ他人がうらやましい?忘れた?あの日、君は道標を見つけたんじゃなかった?なら進めよ。君が今嘆いているのは大前提の事実だぜ、うかれて足元すくわれただけだろ。だいたい何をうかれてんだよ。君は何も知らなかった、それだけだろ。大きな勘違い』
「裏切られた気持ちを知らないからだ」
『なら言ってやる。求めればあたえられるっていうのはナメてんだよ。子供か?何でも向こうからやって来るのを待ってんのか?耳かっぽじれ。求めよ!渇望せよ!そして進め。これが本当だ。この先はない。与えられん』
「…」
『泣いたってだめだよ』
「どうしたらいい?」
『大丈夫、きっとうまくいくさ』
その夜、誰も見てないのを確認してから泣いた。
TRACK13(INSTRUMENTAL)
そらで言える電話番号を押して彼女に電話をかける。時の流れと一緒にプレッシャーも流動しているのだ。なぜならもう合格発表の時期だからだ。
「どうだった?」
僕と彼女では専攻が違うのでこの聞き方はおかしい。まるで一緒に受けたみたいだ。
「そっか、俺の方もだめだったよ。今度のはいつ発表?何処?そんときにまたかけるよ。じゃぁね」
別に彼女の恋人でなくともできることはたくさんある。あるいはただ未練がましいだけかも知れない。それはそれでかまわないのだ、僕に重要なことは正しいベクトルであること。これだ。
××美大の発表の日、僕はすぐには電話をかけることができず少々ごたついてしまい結局かけることができたのはその何日か後になってしまった。胸を早く打ちながら、受話器があがるところを想像したが電話に出たのは彼女ではなかった。
後にも先にもこれほど途方に暮れたのはこれっきりである。
TRACK14
時の流れはきっと冷たいんじゃないかと思う。非情という意味ではなくて体感温度として、ちょっとした心象表現だ。下らないことを言ってみたかっただけ。そして、今だ僕の体もその流れの中にある。聞き流して。
いや、溶かして。
ハイ・シエラの谷でとれた水の冷たさで僕の右手はもはや麻痺し、何も描けない。はっきり言って逃げ出したかったけれど一体僕は何処へ逃げたらいいんだ?そんなわけで僕は日常の中で小さな現実逃避を繰り返しては、ぶりかえしては、熱病に執拗に、連れ戻されていた。
僕には浪人という立場があり、やるべきことがきちんとあったがその答えをまるで別の方向で弾きだそうとするみたいに足掻いた。足掻いて、足掻いて、その跡で凍傷で焼けた赤い手を見て、そして、そのことからまた逃げるように他のことで代償行為としたのだ。言ってみればこの時にひょんなことで出会った娘と何度も、映画を見るための2時間限りのデートを繰り返したのだってその一環でしかなかったかも知れない。
良く晴れた平日の昼間に近場の公園で文庫本を読みながら、溜め息をついた。いまだ、僕の右手はかじかんだままである。
あがけばあがくほどより深い溝にはまってゆく、それが僕に限った話かどうかは知らないけれど。アリジゴクっていうのがあるけどとても悲惨なネーミングだ。もう、本当に。誰がつけたか興味ないけれど、そんな名前をつける奴こそが深い溝の底で未曾有の苦しみを味わうがいい。
僕は予備校にまた通い出した。大好きなマイナーなクソ映画もあらかた漁りつくし、しまいには見るものなくてフェリーニまで見た。夜な夜な飲み歩き、好きでもない酒を知らない人間と飲むのももううんざりした。近所の公園なんて僕の縄張りみたいなもんだ。やるべきことをやる時期、そう判断したのだ。ゆらゆら、ゆらゆら、クラゲのように気楽に海水と愛の巣をつくる話は破談した。求愛する相手も無くし、色んな居場所を追われたけれどラッキーなことに僕にはまだやらなければいけないことが残っていた。僕はついてる。
相変わらず判で押した様に定時に行くことは無理だったけどそれでも少しは救われた。
ピリピリという擬音が聞こえてきそうなほど押し差し迫った空気の中、僕は浪人2度目の受験を迎える。そんな中に在っても僕はふっきれないまままるでコンクリートのプールで泳ぐ気分だった。
具合が悪くなるくらい考え事をして僕は生まれ変わる夢ばかり見た。1度だけ大学生に生まれ変わる夢を見た。勿論、笑い話だぜ。
TRACK15(INSTRUMENTAL)
いよいよ試験の日程も押し差し迫るといった最後の前日、友達がお守りをくれた。実際に彼が身につけ、数々の合格をむしりとったラッキーお守りだからといって僕にくれたのだ。
そして、僕は合格した。拍子抜けした。
TRACK16
僕は大学生になり、あくせくと大学生をまっとうし、わだかまりとアクセスしたけれどそれが何だっていうのだろう?僕は考えられないほど学校に通い恋をすることもなかった、何事もなかった、暇がなかったわけでもないし余裕がなかったわけでもない。浪人中に比べればさほどの欝没も感じない。歳をとったせいか、はたまたそんな時代なのか知んないけどな。
ただ僕は絵を描いていた。派手に遊ぶこともなく前から付き合いのある友人と付き合い、本を読み、そして絵を。辛かったことを忘れないように、嬉しかったことをかみしめるように、恥ずかしい自分を戒めるように、何よりも自分自身の僕という存在の力を知りたくて。
そして、まだ、在りたかった僕になりたくて。
TRACK17
蟻はただ働き、そしてそういう自らを肯定した。そのおかげでかつての僕を知る人などは変貌ぶりに驚嘆の声など挙げてみたり、またある人は近づき難しと距離をおいた。何も考えない、蟻は死など恐れない。死への行進、日付だけが更新。そんなの怖くなかった。ただ、そのシステムが変わるのが恐ろしかった。何かが変わるのが恐ろしかった。でも、案の定何かが変わる。
僕はある女の子と出会った。それは特別にマーキングしておかなければとても目立たないような特徴のない毎日に降ってきた、だから僕はその娘が特別だとは少しも思わなかったのだ。
電話が鳴る。その内容はとても事務的に終始しつつ意図の分からないものだった。予想外の人物、ただの1度以前に引き合わされただけの人物が電話の主とはいえ、特徴のない平穏な毎日の中にある僕はこの出来事の持つある種の特殊性に気付かずにいたのだ。
そして2度目の電話も鳴る。
「もしもし 覚えてますか?」
消え入りそうな声。
「ええ、覚えてますよ」
遥か、遥か遠くから語りかける言葉。
そう。堯倖に等しい毎日はとても当たり前の顔をして始まったのだ。キングダム。
実際に会った彼女の中の王国は、かつて様々な人の中に垣間見たような理解の範疇を超えるような代物ではなかったし、逆もまたしかりだったのではないだろうか。
なんとなく信じられないのは、今こんなふうに生きていること。ただその喜びは宙に浮かんで輪郭もはっきりとすぐ鼻先にあるみたいなのだけれど、蜃気楼みたいに決して届くことはないのかもしれない。物事は現実的であればあるほどそのリアリティを失っていく。誠実であろうと思えば思うほどそれが叶わないようにだ。
世はなべて。僕は儚む。
そして、一筋の光明。
TRACK18(INSTRUMENTAL)
最初に体を重ねてから数ケ月経ったある日、僕達は共同作業を終えた。それは本当に思い掛けないぐらい突然にやってきた。僕はこの時やっと誰しもが容易に掴み取ったであろうリアルを手中に収めたのだ。
彼女は笑った。
僕も笑った。
何かが起こりそうな予感がする時は必ず何かが起こる。僕の得た貴重な経験則のひとつだ。
TRACK19
人は忘れる生き物だから、人は忘れる生き物だから、人は忘れる生き物だから。
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男は言った。
「信じているか?絶対の、完全無欠の、無制限の、無条件の」
TRACK20
夕方4時頃目が覚めた。
頬をつたう涙の正体は一向に分からなかったが、多分コンタクトを外さずに寝たせいだろうと解釈した。大学は夏休みに入っていて特にすることがないのだが埒のあかないことにいつまでもかかずらっていることはあまり好みではないからだ。さてどうしようと考えて外食しにいく事にした。
身支度をして部屋のドアを閉める。
僕は随分と長い間喋り続けた後のような疲労感と、倦怠感、凄絶とも言えるかつてない空腹に襲われていた。そしてあまりに腹が空いて相当笑えてもいた。炎天下の下、こんな体を引きながら繁華街まで出るのはどう考えても億劫だった。駅に行くまでには定食屋だってあったし、それこそラーメン屋や各種飲食店の類は数え上げたら切りがないほど存在したのだけれど、何故か僕の足は駅に辿り着き、そして疲弊しきった体はというと、駅のホームに立ち、新宿行の電車を待とうとしていたのだ。辟易とした。
平気?いや、平気じゃない。今何故か僕の体は睡眠から覚めたばかりだというのに随分と疲弊していて、風邪をひいたのか何か分からないけれど異常な倦怠感があったのだ。喫煙所でバカスカ煙草を吸いながら、僕は癇癪を起こしそうだった。どんな解釈も無用だった、もう、電車がホームに入ったからだ。どうも僕は乗る気らしいし。
新宿の街で食べたものはといえば、それが果たして自分の住む近所で食べたこととそうも結果が変わるとも思えないようなメニューを選択してしまったし、それでなくとも、まともに考えればわざわざ新宿に電車に乗って飯を食いに来る意味は何なのかと、自分に問うていた。腹が朽ちるとそれも馬鹿馬鹿しくて良い方向に笑えてくる。満腹になった今でいえば、そんなわけの分からない自分が、少し気に入ってきつつもあったのだ。
大学が夏休みに入ってからというもの、怠惰な生活に、対話なき生活に、僕はすっかり馴れてしかも親しんでしまっていた。基本的に自炊で食事を賄う僕としては外出することもなかなかなくなっていた。まぁ、念願叶うといってはおおげさだが、いい機会でもあった。
ファッション・ビルの1番上から順に眺める。店舗に入る服屋を物色する。僕は必要に迫られない、狭められない、そんな買い物が好きだった。もう、若い者ではない僕には最先端の流行は必要ではない。購い者でもない。
ひとしきり人ごみを満喫し、ポケットから煙草を取り出して、目的もなく歩く。人の流れにうまく乗り、集団の中手に、苦なく波に乗り、咥えた煙草に火をつけた。映画の巨大な看板を目にして、胸に何か去来する。僕には何も、分からない。
信号の青い点灯を待たずに、跨がずに、すぐ手前の白線を踏む。人の織り成す濁流が交差して、甲翳して、ふたつの流れの交わるところで僕は前方から歩いてくる若い女性の姿が目に止まる。歳の頃も同じぐらいで、髪が肩よりも短く、白い開襟のシャツを着ていた女だった。堪らない程多くの人間といっぺんに交錯するようにすれ違う。目を覆うようにして翳した手の甲の影から、急に涙が込み上げて、歩きながら振り返ると個と解けた濁流は散り散りになっていずこへと消えた。
僕は吸いかけの煙草をもう1度大きく吸ってから、迷うことをやめた。
「アルジャーノンに花束を」チャーリーは喜んで頭を良くする手術を受けた。
知的障害は彼が望んで選んだものではないし、危険な実験は教授のエゴによるものだ。
彼が望んでいたのは、それなりの幸福?それなりの不幸??
地上波でやったし、もうネタバレしても問題ないと思うけど、一応アナウンス。
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ファンタジックでハッピーエンドな作品だってことは知ってた。でも、こんな形だったなんて。
ウォンカみたいな生き方してきた俺には、見てて辛かった。
ウォンカが「両親」って言葉を使うときに言いよどむのもよく理解できる。
ウォンカが「辛いとき癒してくれるのは?」って聞いて、チャーリーが「家族」って即答したとき、ウォンカが「グッ」っと言葉に詰まったような表情するシーンも我が事のように見た。
俺もうつ病患ってて、しかも親には頼れないから……
俺もいつか家族と和解できる日が来るんだろうか。今は、それが信じられない。
ウォンカに感情移入してたのに、「家族なかよく暮らしましたとさ、めでたしめでたし」というラストには疎外感を感じてしまった。
「ビッグ・フィッシュ」の時には「ホラ吹きのお父さんっていいじゃん、なんで許せないの?」と思ったので、同じ「親子の和解」でも、ふつうの物語として見られた。
けど、俺の親はウォンカの父親と同じ、「あれをしろ、これをするな」というタイプ。「子供を守ろうとしている」と解釈するのは俺にはとても無理だ。
いつか、俺にも親を許せる日が来るんだろうか。