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はてなキーワード: プラセボとは

2018-07-10

オキシトシン効果しか

自閉スペクトラム症の症状がめちゃくちゃ改善するみたいな触れ込みで、それこそ鳴り物入りみたいな感じで臨床試験やった結果、


プラセボと効き方に差異はない


ってなんだよ。

ほとんど効かないという結果は驚きだけど、結果に対するブコメにもあった通り、そもそもASD当事者の脳のオキシトシン受容体の量が少ないのだとしたら、こういう結果になるのも無理はない。

バカに付ける薬は無かった」とか厭味ったらしいブコメがあったが、皮肉としてはまあその通りかも。


そうなるともはや、脳に過剰な作用をもたらすような、かなり強力な薬物も検討しないとダメってことになる?

例えば、「エクスタシー」とか「ラブドラッグ」なんて呼ばれてるMDMAとか?

使うと溢れんばかりの多幸感で超ハイになって、夜の営みもキマりまくるとか言われるアレだ。それを利用してPTSD治療にも使われてる国があるなんて話も聞くし、一応ASD向けにも研究はされてるらしいし。

はいえ、このクスリ日本のみならず世界中非合法化されている向精神薬な上に長期の使用で耐性がつく(=次第に同じ量じゃ効かなくなって、最後は過剰摂取死ぬ)らしいから、実用化はほど遠いだろうけどな。

てか、そんな奴いないと思うがマジでダメゼッタイだぞ?使った結果どうなっても知らんってことで。


そんな事を思いついたくらいには、残念な結果だった。

2018-07-08

anond:20180708185301

そりゃそうだが、「効かないから衰退するはず」ということにはならないということ。

てか過去にも現在にも思い込みだけで売れて、使用者効果があると信じていて、実際にはプラセボしかないものっていくらでもありそうだが。ゲルマニウムとか。

2018-07-06

フォロワー12万人越えのツイッタラー

「頭が重くなったと思ったら低気圧か!」とか言っててくらくらする

まず第一に、今日東京の気圧は午前0時からずっと上がっている。

第二に、軽井沢あたりだと気圧は900hPaくらいしかないのだが、どんなに強い台風でもこんなに気圧は下がらないし、大抵の低気圧は980hPaにもならない。低気圧接近による気圧降下より新幹線軽井沢に行く方がよほど早い。「低気圧が近づいてくると体調が悪くなる」という人は、軽井沢に行ったりしたら体調が悪くなって大変なんだろうか。50秒で35hPaほど気圧が下がるスカイツリーなんかに登ったら死んでしまうかもしれないし、地上と比べて大体210hPaほど気圧が低くなる飛行機に乗ったら頭が割れしまうのではないか

何が言いたいかというと、「低気圧のせいで体調が悪くなる」は疑似科学だということ。

もちろんプラセボはあるだろうが。

2018-05-12

anond:20180512110814

生物的な性差もあるし、更にそこから社会的役割が男女で異なってることがあるから思考や行動はそういう社会性に影響される。

プラセボというか。「男なんだから泣くんじゃない」「女の子なんだからかわいくしてなさい」みたいな。

2018-04-15

anond:20180415205110

戦争で胴体に銃弾を受けて、致命傷でもないのに

死んでたのが5割いたって話もあるから

プラセボ馬鹿にしたもんじゃない

おばあちゃん

コンドロイチングルコサミンサプリを買ってるんだ

意味ない!って言って買うのを辞めさせたいんだが

果たして辞めさせていいのだろうか

本人にとってはプラセボでも効いていれば幸せなのではなかろうか

悩みは深まるばかり

2018-02-21

ビタミンBについて

ビタミンB2

エビデンスが見当たらない

ビタミンB6PMSに対しての有効性が示唆されている

RCT

・軽度~中程度のアルツハイマー患者409名 (平均76.3±8歳、試験240名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、葉酸5 mg/日、ビタミンB6 25 mg/日、ビタミンB12 1 mg/日を18ヶ月間併用させたところ、血中ホモシステイン濃度の低下がみられたが、アルツハイマー認識症状スコア (ADAS-cog) に効果は認められず、抑うつ傾向の増加が認められた (PMID:18854539)

・75歳以上の男性299名 (試験群150名、平均79.3±2.7歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、ビタミンB6 25 mg/日、ビタミンB12 400μg/日、葉酸2 mg/日を2年間摂取させたところ、BDI (Beck Depression Inventory) スコアによるうつ病評価およびうつ病発症率には変化が認められなかった (PMID:18557664) 。

・経口摂取月経前症候群 (PMS) に対して、有効性が示唆されている。乳房の痛み、圧痛、抑うつなど、PMSの症状を改善するという知見がある。ピリドキシン50 mg/日および酸化マグネシウム200 mg/日、1ヶ月間の摂取により、PMSに付随する不安が軽減した (PMID:10746516) 。1日200~500 mgという高用量のピリドキシン摂取を支持する臨床医もいるが、1日50~100 mg程度の低用量で効果を示すと思われる。PMSに対する効果ビタミンB6の用量に依存しないため、効果のある最低用量で使用するべきである

ビタミンB12

RCT

・軽度~中程度のアルツハイマー患者409名 (平均76.3±8歳、試験240名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、5 mg/日の葉酸、25 mg/日のビタミンB6、1 mg/日のビタミンB1218ヶ月間併用させたところ、血中ホモシステイン濃度の低下がみられたが、アルツハイマー認識症状スコア (ADAS-cog) に効果は認められず、抑うつ傾向の増加が認められた (PMID:18854539) 。

・75歳以上の男性299名 (試験群150名、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、1日あたりビタミンB6 25 mgビタミンB12 400μg、葉酸2 mgを2年間摂取させたところ、BDI (Beck Depression Inventory) スコアによるうつ病評価およびうつ病発症率には変化が認められなかった (PMID:18557664) 。

抑うつ症状のある成人900名 (60~74歳、試験群447名、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、葉酸を400μg/日とビタミンB12を100μg/日、2年間摂取させたところ、抑うつ症状の自己評価 (PHQ-9) に影響は認められず、抗うつ薬の明確な増強作用も認められなかった (PMID:20805005) 。

統合失調症の成人139名 (試験群93名、平均45.3±1.1歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、葉酸2 mg/日+ビタミンB12 400μg/日を16週間摂取させたところ、陰性症状評価尺度 (SANS) 、陽性・陰性症状評価尺度 (PANSS)、Calgaryうつ病評価尺度のいずれも影響は認められなかったが、葉酸吸収に関与する遺伝子型を考慮した場合のみ、陰性症状評価尺度改善が認められた (PMID:23467813) 。

一般情報

・メチルコバラミンは経口摂取で、睡眠相後退症候群 (delayed sleep phase syndrome) の治療に対し、効果がないことが示唆されている。高照度光療法との併用の有無にかかわらず、メチルコバラミン原発概日リズム睡眠障害の人々の助けにはならないようである

ビタミンB12欠乏症でない精神病患者治療に対し、経口摂取でおそらく効果がない。

(PMID:25491145) Med Oncol. 2015 Jan;32(1):434.

(PMID:21867542) J Med Case Rep. 2011 Aug 25;5:413.

(PMID:26740832) Can Geriatr J. 2015 Dec 23;18(4):231-45.

(PMID:26147383) J Hypertens. 2015 Sep;33(9):1897-906; discussion 1906.

(PMID:25805360) Med Sci Monit. 2015 Mar 24;21:875-81.

(PMID:26786311) Ophthalmic Epidemiol. 2016;23(1):32-9.

(PMID:28248558) J Geriatr Psychiatry Neurol. 2017 Jan;30(1):50-59.

出典元:国立健康・栄養研究所健康食品安全性有効情報

ビタミンB2https://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?49

ビタミンB6https://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?48

ビタミンB12https://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?46

anond:20180221105635

ビタミンDについて

メタ分析

2013年5月までを対象に6つのデータベース検索できた無作為比較試験7報について検討したメタ分析において、ビタミンD摂取は、抑うつ症状 (7報) に影響は与えず、抑うつ症状のある患者 (2報) において、わずかに症状の減少と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きく、さらなる検証必要である (PMID:24632894) 。

2013年4月までを対象に6つのデータベース6月までを対象に1つのデータベース7月までを対象に2つの会議録で検索できた無作為プラセボ比較試験6報について検討したメタ分析において、ビタミンD摂取は、うつ評価スコア (6報) や発症リスク (2報) に影響を与えなかったが、試験バラツキが大きかった (PMID:24423304) 。

2012年10月までを対象に4つのデータベース検索できた無作為比較試験4報について検討したメタ分析において、試験内容に問題のない2報ではビタミンD摂取うつ病症状の改善と関連が認められたが、生物学問題 (ビタミンD摂取させていない、ビタミンD摂取させても25-OH-Dが増加していない、減少している、ベースラインの25-OH-D値を測定していないなど) を含む2報では症状の悪化と関連が認められた (PMID:24732019) 。

RCT

・70歳以上の女性 2,258名 (試験群1,131名、オーストラリア) を対象とした二重盲検プラセボ比較試験二次解析において、コレカルシフェロール500,000 IU (10錠) を毎年1回、秋期から冬期の同じ日 (前後2週間以内) に、3~5年間摂取させたところ、精神状態 (SF-12GHQ-12、PGI-I、WHO幸福度指数) に影響は認められなかった (PMID:21525520) 。

季節性情動障害医療従事者43名 (試験群22名、平均44.2±11.5歳、デンマーク) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、ビタミンD70μg/日を冬期に3ヶ月間摂取させたところ、うつ症状の評価 (SIGH-SAD) 、精神健康状態 (WHO-5) 、体重ウエスト径、血圧、欠勤日数に影響は認められなかった (PMID:25125215) 。

健康な若年成人128名 (試験群63名、平均21.45±2.96歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為プラセボ比較試験において、コレカルシフェロール5,000 IU/日を6週間摂取させたところ、認識機能や気分に影響は認められなかった (PMID:22073146) 。

出典元:国立健康・栄養研究所健康食品安全性有効情報http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail44.html

anond:20180221105635

2018-02-11

鬱か甘えかの判断基準

軽度の鬱には、少なから運動を推奨するんたが

それを拒否して、鬱なのに運動なんてできるかと他責思考を展開する人は甘えらしい

そもそも軽度の鬱に運動プラセボ以上の効果があるのは医学的根拠がある

当然、その効果を測定するのにあたって鬱病患者運動してる訳で、軽度の鬱は運動制限するものじゃないことは証明されてる

それを自分重症だとアピールしたりして拒否するのは、鬱とか関係なくシンプル人格的な未熟さからくる甘え以外の何ものでもないんだとよ

2018-02-03

anond:20180203123534

その主治医、この辺の論文を知ってるのかどうか確かめたほうがいいですね

研究は、市販抗うつ薬有効性をプラセボ偽薬比較したもので、9~18歳までの5260人を対象にした臨床試験成績34件をまとめたものです。

その結果によりますと、プラセボ薬よりも高い抗う作用がみられたのはフルオキセチンだけしかないことが明らかになりました。

http://d.hatena.ne.jp/Drhase/20160705

2018-02-02

anond:20180202134232

極論を言えば、うつ病病院に行かなくても自然寛解する病気なので(抗うつ薬による治療寛解に至る期間を短くするくらい)、「これをしたら効果があったよ」という個人体験談ホメオパシーと同等レベルです。

紹介するならせめて二重盲検ランダム比較試験を行って、臨床的に有意な差が認められたもの限定したほうが誠実なのではないでしょうか。

抗うつ薬ですら臨床試験プラセボ有意差を示せず敗退していったものがいくつもあるわけで、それくらいプラセボというのは強力な作用があります

ここに示されたいくつかもプラセボ効果だった可能性が排除できていません。

元増田に悪気はないのでしょうがはてなでは、メンタルヘルスに関する話題だとエビデンスがなくても食いつきが良い傾向にあります

それくらい精神科医療に関するリテラシーが低い人たちに対して情報発信をする際には慎重の上にも慎重をきすべきだと思います

2018-01-23

anond:20180123164022

水素水の1番の効果は、水を飲む習慣がつくってことだからな。

水を必要量飲むことはプラセボ以上の健康効果があることが証明されてる。

そして普通の人は水分をジュースコーヒーとかから摂っててそれが習慣化してると色んな弊害がある。

水素水でそういう弊害を避けて水を必要量しっかりとる習慣が付くならそれに越したことないよ。

年寄りなんかは水素水長寿水と解釈してガブガブ飲んでるよ。

間違いなく年寄りに有りがちな水分不足を解消してる。

2017-11-30

それでも運動瞑想睡眠野菜が好き

ここ数日のxevra御大へのバッシングに本当に心を痛めている信者の一人だ。

御大を崇め奉る信者として、その心境を率直に語りたい。以下は教義PRです。

以前、自分はいわゆるブラック企業に勤めていた。

ポンコツ自分が職を選ぶ立場になんてなかった。

その後数年勤めるも、心を病んで退職し、引きこもりになった。

どこにでもある、ありふれた話だ。

そんな自分がまた社会に復帰できるようになったのは、運瞑睡野のおかげだと間違いなく確信している。

運瞑睡野の根源にある考えは、自分へのいたわりという視点だ。

仕事に全力投球するのはもちろんいい事だが、しかし同時に自分の体も脳も心も、休めるべき時には全力で休める。

その為のセルフケアの具体的な指針が、運瞑睡野なのである

ヘトヘトに疲れているのにオフタイム運動なんて勘弁してくれよと思うかもしれないが、これが驚くほど効果がある。

運動すると妙に気分がよくなり、くよくよ悩んでいた事がバカらしくなってくる。

肉体を意図的に疲れさせる事で、逆に肉体が頑張らねば!と元気が湧き出てくる。

瞑想もいい。

過去の嫌な経験や、やり直したい事について延々考えてしまう負の思考ループ鬱病はこうした反芻思考に陥る病気である

これを断ち切る具体的な方法の一つが瞑想だ。

あるがままの自分状態を見つめる。浮かんできた感情客観的に眺める。

負の思考ループに陥りそうになったら瞑想していた事を思い出す。心を鎮めて、また自分を見つめる作業に戻る。

瞑想については色々なやり方があるから各自に向いた実践方法を探すといいと思う。

それから睡眠大事だ。野菜大事だ。

書く作業に飽きてきたので省略するが、これらは全て自分癒し、いたわり、

また明日から元気に楽しく日々を送る上で非常に有用ライフハックなのだ

瞑想はまだデータ不足ではあるが、運動睡眠野菜効果については科学的なエビデンスも多い。

オカルトと思うかもしれないが、何より自分自身、本当に効果があると実感している。プラセボでも効果があるなら上々だ。

もちろん御大に思う部分もある。野菜は350gでは足りないと思うし、もっと全体の栄養バランスについて考えるべきだと思うし、最適な運動量の考え方についても自分とは違う。

だがそれでいい。運瞑睡野をどう実践するかは各々考え、自分ライフスタイルに落とし込む作業必須だ。

ここで唐突に冒頭のありふれた自分語りを思い出して頂きたい。

自分ブラック企業でうまく立ち回れず、大脳が壊れたメンヘルになってしまった。

当然至らない部分があったのは自分の未熟さ故だ。

だが、自分のような大脳の壊れたメンヘルを量産するようなブラック企業、歪な社会構造

立場の弱い小作人一方的搾取されるような権力者中心のビジネスモデルは、

果たして看過されていいものだろうか?大脳の壊れたメンヘルの末路を、自己責任で終わらせていいものだろうか?

御大過激物言いはたしかに万人受けはしない。

いきなり名指しで、上から目線批判されたら反発するのが人情というものだろう。

だが、御大日本社会への批判は、大脳の壊れたメンヘルをこれ以上生み出すなという強いメッセージ性が根底にある。

メンヘルに陥りかけている人間に手を差し伸べている。おせっかいと言われようとも目の届く範囲でも救いたいという意思を感じる。

それが、大脳が壊れてメンヘルになってから知った、世界自分が一度挫折していなかったら決してそうは思わなかっただろう。

から罵詈雑言を浴びながらも手を差し伸べ、メンヘルを生み出す社会構造をひたすら批判する御大の事が好き。

ちなみに運瞑睡野の素晴らしさについては自分で調べて知った事なので、xevra御大から教わった事は特にありません。

あとオピニオンリーダーと言えば社会派っぽい雰囲気ますが、実際にはタンク役とかメイン盾とかそんな扱いです。

2017-10-25

歯ブラシ

ソラデーがいいと思ってんだけどプラセボだろうか

実際昔より歯が綺麗(白く)になった気がする

まあ煙草やめたりもしてるからなんともだが

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828181431

日本うつ病学会インチキ扱いするのは完全にトンデモですね…。

うつ病に薬が効かないのではなく軽症うつ病にはプラセボ有意差がないという研究結果が出ているだけ。

中等症〜重症うつ病には抗うつ薬による治療第一選択です。

もちろんプラセボよりも効果がある(有意差あり)という結果も出ています

もっといいのは薬物療法認知行動療法の併用ですが、それもガイドラインに書いてありますあなたは読まないで批判しているでしょ?)。

あなたのようにニワカ知識デタラメを書き散らし、本当に困っている人たちを医療難民にさせるのは迷惑なのでやめてください。

2017-07-30

ダメだなぁ

また風邪ひいたっぽい。

昨日はたっくさん寝て、食事もしっかり摂って、マルチビタミンミネラルも飲んだのに。

P Trackerを見ると生理開始予定8日前とのことで、それが関係してるのかな。

今回は、メンタル対策として抑肝散陳皮半夏をきちんと服用しよう。

今まで「でも漢方薬ってエビデンスないんでしょう〜?」と思って、処方してもらったのに一度も服用してなかったのだ。

エビデンスなくてもプラセボでもいいから効いてくれて楽になれればそれでいいんだよ。

それくらい毎日メンタルが辛いんだから

2017-07-29

治験増田

https://anond.hatelabo.jp/20170729065340

ブコメの反応が全部見当違いで、はてなの知性が疑われる。まず元増田治験に参加して不快な目にあったのだから治験会社対応問題があったことには異論がない。

しかし、ブコメの主な反応である製薬会社の期待した効果が得られなかったか隠蔽しようとしている!」みたいのは本当に頭が悪いしか思えない。また、「プラセボと取り違えた」なども、おそらくこれはPhase Iでプラセボははじめから用意されていないだろうから取り違えが起きる可能性は低いと思う。

治験側は、参加者に薬を飲ませて、許容範囲外の悪影響が出るか出ないか確認したいのだ。参加者がちゃんと薬を飲んだかどうかは投与した薬物の血中濃度を測ればわかる。元増田血液から投与した薬物が検出されなかったのなら①元増田が飲んだふりをして実際には飲まなかったか②薬が別のものに入れ替わったか血液が別のものに入れ替わったか、ということになる。

治験はかなり厳格なシステムのもとで行われるので②③が起こる可能性はかなり低い(ゼロではないが)。しかし、①は、参加者治験薬によってもたらされる悪い影響を回避して、参加報酬を得られるというメリットがあるため、参加者に「血中濃度でちゃんと飲んだかわかる」という知識がなければ十分起こりうるものだ。

治験施行者の方からすれば、治験が進んでから、もしくは発売されてから悪影響が発覚した方が被害が大きくなるのだから、早期の段階で異常を見つけたい。だから、結果を誤魔化して治験を進めよう、発売しよう、なんていう考えは起きないし、治験会社にしたって結果によって報酬が変わるわけではないのだから結果を誤魔化そうなんて考えも起きない。

元増田は稀な②③にあたってしまったのかもしれないし、わざわざ会社名を出して攻撃を促すあたり、①の可能性もあると思っている。

はてなーにはもう少し知性がると思っていたが。

Re: 治験なんて絶対するもんじゃない。

元増田告白からクリニカリサーチ東京病院CR病院)の問題点ざっと挙げてみた。

CR病院対応は、決められた法令の不遵守が疑われるレベルだと思う。

逸脱事項の捏造

被験者参加者)の故意による治験の手順からの逸脱をでっちあげようとした。

これにより、CR病院に落ち度はなく、偶発的な事象して記録すると同時に異常値として解析データ不採用に仕向けようとした疑いがある。

金銭による被験者誘引

治験において金銭授受はあるが、それは謝礼ではなく被験者負担軽減目的として支払われる。しかし、その金額や支払いで治験参加を誘引してはならない。また検査の結果にかかわらず、治験を完遂した場合には全額を支払われるもので、減額を含めた支払い条件は同意説明文書記載されている。

同意説明文書の未記載事項の口頭同意強要

治験参加者自由意思に基づく書面での同意必須であるが、その同意強要されてはならない。しかし、負担軽減費の支払い条件の変更を口頭同意強要したことが伺える。

同意説明文書への治験依頼者名の未記載

これは法令不遵守ではないが、増田を欺いたことが分かる。

参加者同意説明文書という、治験に関する情報網羅した書類が必ず渡される。治験薬や治験を依頼している製薬会社情報、行う検査の内容、メリットデメリット参加者権利などが細かく書かれた書類だ。

2015年時点では、この文書製薬会社名を入れることはほぼ全国的共通である特に治験専門病院であるCR東京採用していないわけはない。おそらく、増田製薬会社名を尋ねた時点で同意説明文書を手元に持っていないことを気づき自分に有利と判断したと思われる。

ところで、ブコメから治験薬とプラセボを取り違えて投薬したのでは?とあるが、おそらくこれはない。

なぜなら、もし投薬違いがあるとすれば、プラセボ投与集団から薬物が検出されるからだ。

しかし、プラセボ集団からは検出されなかったから、病院側が慌てて増田に詰め寄った。(そもそもプラセボ使っていない可能性大)

10日間の入院×2回ということから、1回の入院中に複数回飲んだ試験と思われるが、増田血液から一切薬物等が検出されなかったのだろう。

この場合考えられるのは、

  1. 口に入れたけど飲んでない
  2. 飲んだ後、毎回吐いていた

の2パターン

前者は通常飲んだことを確認するために、口の中を舌の裏やほほの内側まで懐中電灯を当てて調べるし、その記録に残すので可能性消去された。

しかし、意図的嘔吐して薬物が吸収されないようにする非協力的な参加者まれにいるのも事実で、複数回飲んだにもかかわらず薬物が検出されなかったために、服用後短時間で吐いたと増田疑惑の目が向けられたと言える。

元々、治験薬とプラセボ(使っていたとすれば)が入れ替わっていた可能性もあるが、その線もほぼない。

これも同様の理由で、一組だけ入れ替わっていたとすれば治験薬なのにプラセボグループに使われた薬の存在問題になる。通常の製造工程から考えて、1剤だけ治験薬のラベルが貼り間違えられたことも考えにくい。(※Phase1なので非盲検・単盲検が前提)

元増田が負った怒り・不安失望に対して、一業界関係者として申し訳なく思う。

増田のように健康なのに治験に参加してくれる人がいるおかげで、すべての薬は世に出てきた。

この先、増田が飲んだ薬が世に出るかどうかは分からないが、それを必要としている患者がいるのは事実で、増田の協力を無碍にしたことをお詫び申し上げたい。

治験モルモットと言われてしまうのは仕方がないと思う。治験とは、治療のための試験からだ。

からこそ、参加してくれる人の安全確保と参加の意思尊重大原則に治験を行うことで、医療機関製薬会社他、業界関係会社団体参加者を守ってきたし、それがブレることはない。

それだけに、CR病院アイロム社の対応は極めて残念で、願わくば関係者は適切な処分を受けて欲しい。

https://anond.hatelabo.jp/20170729065340

https://anond.hatelabo.jp/20170729094317

Phase Iならプラセボなんて通常含まれないし、プラセボが割り当てられる可能性がある試験なら血液から検出されなくたって通常の試験結果なんだから増田おかしい、みたいな反応は起きない

知らんけど。

https://anond.hatelabo.jp/20170729065340

2015年に、新宿クリニカリサーチ東京病院治験新薬実験バイト)を受けた。

今回の件で思った。治験なんて絶対にするもんじゃない。

自分が受けた試験の内容は、飲み薬で確か病院に10泊を二回して約25万円ぐらいをもらえるような試験だったけど、受けたあとが最悪だった。

最近フェーズ1の内容は正直分からないが、(一回投与→お休み→連日投与→お休み)☓2回みたいなのが期間にあったか

どちらかは実薬、どちらかはプラセボだが・・・・・・、一切実薬が飲まれてない、という事は本来ありえない試験デザイン

治験ナビ−治験・医薬用語集<クロスオーバー比較試験>

本来は、単回投与試験とあって、その次に連日投与試験というのがあって、また薬の用量を推測する為のステップ試験というのがあって、なんだけど、被験者を集めるのに費用がかかるというい事もあって同時に複数目的を盛り込んだ試験フェーズ1には多い。まあ、例数もギリギリに押さえ込む。増えるとお金かかるんだよ(被験者への礼金が25万だとしても、施設に支払われる金はもっとかかるし、試験を分けるとPMDAの人と打ち合わせする費用も増える。そっちの方が大きい。三十分で20万だっけ?伝聞なので大変怪しい(最近製薬企業での治験には絡んでない))

試験が終わって一週間ぐらい経ってから自分携帯東京クリニカリサーチ病院から連絡があった。

どうやら、自分試験結果におかしなところがあったようだった。(自分医学的なことは詳しくわからないけれど、薬の成分が血液から検出されなかったようだった。)

試験終了後一週間でキーオープンされたという事か。

普通血液検査尿検査臨床検査という)は、その施設で行われたり、検査機関に持ち込まれたり(普通診療所でも最近診療所装置がない)する。治験の薬の薬物動態は、テンプレ臨床検査機器では測定出来ないので、その製薬会社研究所に持ってかれたりする。

薬の成分が云々というのは、本来正しく実施されていれば、前期後期どちらかで薬物が検出されている(当該有効成分、その代謝物)という話。

電話口にでたスタッフはすごく威圧的な口調で、不正をしただろ、不正をしたことを認めないと25万円の謝礼を支払わないぞ、と脅しのようなことを言ってきた。

もちろん、自分不正なんてしていないし、試験中は穏やかだったそのスタッフが急にそんな威圧的な態度を取ってきたことに驚いた。そのスタッフの本性を見たような感じだった。

それはおかしいだろう、支払わないのであれば裁判をする、というとあっさり25万円は振り込まれた。

まず最初に。

薬を飲んでいないようので、特に薬による健康被害心配しなくてよい。いや、乳糖であろうが錠剤飲まされるので気分悪くなる人はいるよ。胸がムカムカするとかよくある。だけどまああまり重症にはならないので心配しなくていい。

ちなみに、もうこの時点でこの治験は「失敗した事を報告せざるを得ない」ような状況である

大体例数はギリギリ

多分、施設側が勝手忖度しているかと思う。製薬会社としては、言い繕いが難しいのもあって患者不正を疑うとはちょっと思えないので。いや、一週間強吐き続ける人ってどういう事?って聞かれるよね。そんな説明って持ってけないよ流石に。多分、治験実施契約での、被験者足りないとお金しませんよ未達なのでとかって、製薬会社施設契約に絡んでると思う。

この手の話の通報窓口はないし、正直チクられない為に製薬会社の事隠してるんじゃないかとは思う。

まあ、ちょっと業界進歩してないのはあるねえ。

真相はどうだったか? 

 https://anond.hatelabo.jp/20170729065340

 

 この真相はどうだったか

 考えてみる。

 

>薬の成分が血液から検出されなかったようだった。

 

 ということから増田プラセボを処方されたと推定できる。

 実際、「不正をした」という疑いは、「薬を飲まなかった」(飲まなくてサボったのに飲んだことにした)ということだろう。これなら、「検出されなかった」ということに合致する。

 

 要するに、この事例は、「実際にはプラセボを処方されたのに、記録上では試験薬を処方したことになっている」という不一致だろう。何らかの手順ミス(薬の取り違え)があったと推定される。

 

 以上は私の推定だが、違う考えもあるかもしれない。反論を求む。

 私の書いた話は、議論ベースとして役立ててほしい。

治験なんて絶対するもんじゃない。(追記あり) クリニカリサーチ東京病院株式会社アイロムについて

2015年に、新宿クリニカリサーチ東京病院治験新薬実験バイト)を受けた。

今回の件で思った。治験なんて絶対にするもんじゃない。

ネット上でよく治験が楽なバイトとして治験が紹介されているけど、あんなのアフィリエイト広告費がたっぷり出てるからブロガー無責任に勧めているだけだ。

自分が受けた試験の内容は、飲み薬で確か病院に10泊を二回して約25万円ぐらいをもらえるような試験だったけど、受けたあとが最悪だった。

試験が終わって一週間ぐらい経ってから自分携帯東京クリニカリサーチ病院から連絡があった。

どうやら、自分試験結果におかしなところがあったようだった。(自分医学的なことは詳しくわからないけれど、薬の成分が血液から検出されなかったようだった。)

電話口にでたスタッフはすごく威圧的な口調で、不正をしただろ、不正したことを認めないと25万円の謝礼を支払わないぞ、と脅しのようなことを言ってきた。

もちろん、自分不正なんてしていないし、試験中は穏やかだったそのスタッフが急にそんな威圧的な態度を取ってきたことに驚いた。そのスタッフの本性を見たような感じだった。

不正はしていないと言っても、そのスタッフ不正をしていたことを認めろ、そうしないと謝礼を支払わないの一点張り

要は、たとえ嘘でも私が不正をしていたことにして、今回の試験結果がおかしかったことを誤魔化したいのかなと思った。

自分不正はしていない、謝礼を支払わないなら裁判をする、そして自分試験結果がおかしいのであれば、医療的な保証をするべきではないのか、というとそのまま電話は切れた。

数日後、その上司だというスタッフから先日のスタッフの態度に対する謝罪とともに今回の試験の結果がおかしいことに心当たりはないかという連絡があった。

もちろん、自分に心当たりはない。

そのことを伝えると、その上司はこれまでの試験の経緯と、私たち質問に答えてくれないか、といってきた。

上司質問は、私が薬を吐き出したりしたことはなかったか、薬を飲んで気分が悪くなったりしなかったか

などという、試験結果がおかしくなった理由をさぐるような内容だったが、わたしはそんな覚えはないので、吐き出したりはしていない、通常通り試験を受けたと返事をした。

返事をすると、その後その上司から連絡は全くなくなった。メールを送っても返事がこない

私は、25万円は期日通りもらえるのか、私の健康大丈夫なのかという連絡をしたが返信はなし。試験結果がおかしいのだから、きちんと私に検査をさせるべきではないのかとも伝えたければ返信はない。

それから数日後、その上司からまた当日の体調がどうだったかなどという質問があった。

こちらの質問には返事をしないのにそちらばかり質問をするのはおかしいのではないか、というと上司は平謝りをしてきた。

しかし、上司から質問に答えると、またその上司とは連絡が取れなくなった。

返信をしてくれ、と言っても返信は全くない。

その後、一週間ほどしてから上司から連絡があり、また試験当日の体調がどうだったかなどという質問があった。

自分は前回と同じく、こちらの質問にはきちんと答えないのにそちらの質問ばかりするのはおかしいのではないかというと、また平謝りをして、どうかこちらの質問に答えてくれという。

仕方ないので質問に答えると、またその上司とは連絡が取れなくなった。

その後、また数週間後ぐらいに上司から連絡があり、今回の試験結果がおかしかった理由がわかるまでは25万円は支払わない、という連絡があった。

それはおかしいだろう、支払わないのであれば裁判をする、というとあっさり25万円は振り込まれた。

その上司対応があまりにもおかしいので、クリニカリサーチ東京病院治験を紹介している(株)アイロムという会社に連絡をした。

するとアイロムスタッフはまた平謝りで、今回の件について確認をして、その上司とともに私の家に謝罪に来るということになった。

しかし、謝罪の日程を決めるまでに何ヶ月も時間がかかり(メールを送ると、その返事に一週間以上かかる)、結局謝罪のためにうちに来ることはないという連絡があった。

しかも、なぜか文章威圧的だった。

治験に参加をすると、治験倫理審査委員という機関を紹介されて、そちらが施設参加者との間のトラブル仲裁するということだったけれど、相談をしても何もしてくれない。

今回の治験主催である製薬会社も社名を伏せられていて、製薬会社を教えてくれと問い合わせても教えてくれない。

試験の結果がおかしいのであれば、自分健康をきちんと確認してちゃんフォローをするのが筋だろうけれど、そういうこともなかった。

労基署消費者相談センター厚生労働省相談をしたけれど、治験は通常の労働とは違うということもあってきちんとした対応はしてくれない。どこも、クリニカリサーチ東京病院と話し合ってくれというばかり。

クリニカリサーチ東京病院からしたら、参加者はただの金儲けのための実験台で、その後何かおかしいところがあっても誠意を持ってフォローをするという気持ちは全くないんだなと感じた。

治験なんて絶対にするもんじゃない。あんなの、ただのモルモットだ。

クリニカリサーチ東京病院特殊だったのかもしれないけど、あんなめには2度とあいたくない。


追記

色々と反響があり、こちらも考えさせられました

寄せられたコメントの中で、私の説明不足だった部分があったように感じたので記載しておきます


→どうやら、自分試験結果におかしなところがあったようだった。(自分医学的なことは詳しくわからないけれど、薬の成分が血液から検出されなかったようだった。)

という記載について、薬の成分が全く検出されなかったわけではなく、想定される量が検出されなかったようです。そのため、私が飲んだ薬がプラセボだという可能性はありません。

想定される薬の量がどうなのかという詳しいことは、電話で伝えられただけできちんとした説明データなどを当方のもとに送られてきていないのでわかりません。



→今回の治験主催である製薬会社も社名を伏せられていて、製薬会社を教えてくれと問い合わせても教えてくれない。

こちらの記載に関して、治験参加時に配られた書類には書かれているはずだから、私がその書類を無くしただけだろうという記載がいくつかありましたが、私はその配られた書類をきちんと手元に保管しています

そちらの書類を私なりに何度も何度も読み込みましたが、製薬会社がどこなのかという記載はありませんでした。

問い合わせをしても、製薬会社は教えられないと言われました。そのため、私はこの状況を製薬会社に伝えるすべがありません。クリニカリサーチ東京病院以外の、第三者立場でこの状況の相談を受けてくれる組織がない状況です。

以上、追記させてください。

みなさんのコメントはとても参考になっていますありがとうございます

2017-06-13

プラセボ無双

精神科で処方されるような薬に

薬漬けにされるぅぅぅぅ副作用がぁぁぁぁぁって必要以上にビビリまくってる場合

ビタミン剤ですよー、ここから始めていきましょうねーっつって錠剤渡して飲ませたら

副作用なしで超元気になるパターンとか案外多そうな気がする

逆に効果の出る仕組みの説明をしっかりしないとあんま効かない場合なんかもありそうだけど

プラセボというか、プラセボ副作用の発生を防ぐというか……

偽薬に打ち勝つほどの効果をもって薬に認定されてるんだから、逆にこれはビタミン剤ですと言われて飲んでもちゃんと効果出るよねみたいな

自分自身が体の内側には正露丸、外側にはマキロンで大体治った気になるし実際楽になるお手軽な性質からそう思うのかもしれないけど

法律的あんまそういうことできないようになってそうだけど

病んじゃってるような人には普通以上に効果ある割合が高そうなイメージ

こういうの、誰か調べてないのかな?普通に治験で調べる範疇なんだろうか

2017-05-23

クレアチンとは

http://www.dnszone.jp/magazine/2013/1101-119.php

http://www.glico.co.jp/laboratory/health_science/sports/sports06_1.html


クレアチンクレアカリン

https://twitter.com/i/moments/799826862226608128


http://musclearuaru.blog.jp/archives/4374869.html

このサイトではクレアチンクレアカリン比較実験を行ったよ


結論

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