はてなキーワード: プラセボとは
低用量ピル(ファボワール28。最後の一週間プラセボを服用するタイプ)を一年弱服用していた。彼氏と別れて避妊する必要がなくなったのでやめた。
数ヶ月前のことはコロッと忘れるからメモ代わりに。体調の変化など。
よかったこと
・ニキビができなくなった
髪の毛が触れている部分にも出来なくなった。
あと、肌の調子はよくなりました。
・いつ出血が来るかわかる
遊びの予定もね。デートとか。相手にあまり心配かけないようにしたいしね。
服用前は周期が安定せず、生理が半月とか来なくてストレスに感じてた時期もあったので、毎月きちんと決まった時期に来る安心感はとても大きい。
もともと出血量が多い方だったのでこれは嬉しかった。酷い時は夜用ですら間に合ってなかった。
よくなかったこと
生理前の精神的なおちこみが酷かったのだが、特に改善はされず。むしろひどくなった。
頭痛とか眠気はまあまあ少しは抑えられていた。
サークルで問題が続出し、ストレスマッハな生活を半年を過ごしてたのだが。服用末期は毎日死なない様にするので精一杯だった。
霧が一気に晴れた様な感じ。思考がクリアになった。涙のコントロールがちゃんと出来る。
まあそもそも辞める直前に適応障害の診断を受けて、サークルから離れたりカウンセリング受けたりしてたし…
明確な因果関係があるとは言えないけども。
これは良くもあり悪くもあり。
頭痛はそんなに変化なし。
ざっとこんなもんか。
一般名はタンドスピロンクエン酸塩で、1996年に発売された大日本住友製薬の抗不安薬である。
このセディールはggったらわかるのだけれども、びっくりするほど評判が悪い。
私はセディールに丸2年ちかく、1日3回世話になり続けた。
途中何度か油断して断薬したりもしたが、
その度に「やっぱりセディールがないとだめなんだ」と反省して飲み直した。
どれくらい飲んだんだろう。700日間飲んだとしたら2100錠だから、21箱?
私はセディールが好きだ。人生を救ってくれたと思っている。とても感謝している。
できれば1日3回の用法が煩雑なので徐放とか開発してくれないかと思っているのだが、
というわけで、ネットにセディール万歳記事が見当たらないと悔しいので、
どうせこの記事も埋もれるんだろうけど、それでも書きたい。自己満足です。
長くなるけど自己満足っていうことで許してほしい。
セディールの話をしているからには、私は抗不安薬を飲まなくちゃいけないような人間だ。
幼い頃はADHDのクラスメイトとセットで爪弾きにされて、彼女の失禁の面倒ばかりみていた。
その後不登校になって自殺未遂して、……まあ波乱万丈に鬱々と生きてきた。
受験生のときに、駿台模試の数学で偏差値103とったことがあるくらい。
他人にはほぼ無関心を貫いていた私も、さすがに驚いた。
「こんなに簡単な問題を解けない人がいるらしい」という方向に。
別に数学自慢をしたい訳ではなく、抗不安薬の薬効を褒めるに当たって
どういったバックグラウンドの患者であるかを説明したいのだが、
数学ができそうなことを書いてみたが、私は基本的にテストが苦手だ。
知らない場所へ行くのも大嫌いで、場所が変わったらただ硬直するだけの人になる。
たまたま前述の模試は知っている予備校の知っている部屋で開催されただけで、
別の部屋で開催していたら多分偏差値なんて40とかその程度に落ちていたと思う。
たとえば「月末に試験がある」とか、いつもと違う予定になってしまったら
食事も食べられないし、部屋の片隅でずっと猫のように丸まっている。
両親はいつも「私に物事を意識させない」ように気遣ってくれていた。
幸か不幸か、観察眼もないし日付や時間もよくわからない人間だったので
騙し騙し手を引けば、何にも気付かずいつも通りに過ごしていた。
「今日は一緒に出掛けよう」←よくあること
「この席に座って問題を解いてね」←よくあること
で、誤魔化すことが可能だった。
子供だましのようだが、子供だましが看破できないからASDなので仕方がない。
しかし、そんな風に一から十まで他人に面倒を見させる訳にもいかないだろう。
大学受験の段階で、かなりムリがあったと思う。
一般企業で働くのは無理だと気づいて、手に職をつけさせようとしたのだと思う。
という訳で、向不安薬の存在をはじめて意識したのは、大学の教科書の上だった。
そのとき、私はまだ精神科や心療内科の世話になったことはなかったのだが
セディールが、セロトニン5-HT1A自己受容体に部分アゴニストとして作用するとか、
受容体が脱感作してダウンレギュレーションを起こすことは何となく印象に残った。
他の多くの抗不安薬はGABAa受容体のCl-透過性をどうの、という作用点なので
「あー全然違うのが混ざってる、へー」程度だったと思うが。
まあいろいろあって、職場を追い出され、実家でもちょっとトラブルが起き
元々神経過敏であった私は、あっという間に鬱っぽくなった。
あくまで「鬱っぽく」だ。
適応障害と言われたが、私の問題は適応障害云々とは別のところにあった。
そりゃ何もなくても泣き出したりしたりしたけど。
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うが、
物音も人間の気配も何もかもが耐えられなくて、
外出してみたものの、机の下に隠れて出られなくなるような有様だった。
ちなみに、この時点でカウンセリングやテストを受けて、ASDが正式に発覚した。
また、これもよく知られていることだが、
私もその系統で、鬱や適応障害に投与される抗不安薬がほぼ使い物にならなかった。
たとえば、メイラックス(ロフラゼプ酸エチル)という薬がある。
成人なら1回2mgで1日1回服用の、長時間作用型の穏やかな抗不安薬だ。
高齢者などで1mgで投与されることもある。
1mg飲んだところ、2日間に渡って朦朧状態、ほぼ40時間ぶっ通しで爆睡した。
メイラックスは比較的コントロールできるので今も世話になることがあるが
初日に0.5mg(1mg錠を半分に割る)、以降1日おきに0.25mg(1/4に割る)。
この使い方は、自分の体感を頼りに半減期などを考慮して自分で計算して決めたものなので、
他の薬の感受性が高い人が同じ容量で効果を得られることなどを保証するものではない。
飲んだら千鳥足、からの爆睡。半日以上目が覚めない、そればっかりで、
とてもじゃないけれども、外に出ることを前提に使えたものではなかった。
なお、三環系や四環系、SSRI、SNRIなどは未経験である。
かろうじて大学だけは卒業したものの、卒業したところで私は立ち止まった。
そのまま部屋の外に出られなくて引きこもって終わる可能性も覚悟した。
そんな時に処方されたのがセディールだった。
効果は薄いかもしれないけれど、と抑肝散と共に処方されたそれを見て、
そして、こいつに即効性はないはずだ、と引きこもりの頭で考えた。
知らない。知らないけど、俗に作用発現に2週間と言われているということは、
とりあえず長く見積もって1ヶ月、高コンプライアンスを維持しよう。
とかなんとか。
目標は抗不安効果ではなく、セロトニン受容体を殴ることだと割り切り、
効果の体感がほぼない分、服薬忘れに細心の注意を払ったと思う。
で、2ヶ月くらい飲んだ頃、正直、「あんまり効果ないな」と思った。
依然として不調な時は不調だったし、
そこで面倒になった私は、薬のなくなるタイミングで勝手に断薬した。
2週間くらい放ったらかして、何だかイライラする頻度が増した。
落ち着かない感じというのだろうか。
その時にはすっかり忘れていた強迫行動がぶり返した気がした。
ベンゾジアゼピン薬の消費が増えかけたので、
その時即効性を感じた訳ではないが、数日後にぴたりと強迫行動は止まった。
日付感覚がないので、カレンダーにメモする癖がついていたせいだ。
そして、しばらくして十分に安定した頃合いに、
その直後はなんともないのだが、
数日するとまた覚えのある強迫行動がぶり返す。
退薬症状でいきなり強迫行動のような特徴的なものが発現したら、
何度か間をあけて飲んでは止め、を繰り返し、
たまに本気で飲み忘れる日も挟んで
カレンダーに出来上がった記録を見て、思った。
なんていう内容をやっていたので、熱心に信じることにした。
頻度は減り続け、今では月に1度も必要ない。
そのうち周囲の環境が変化してよくなったこともあってか、
こだわりも飛躍的に軽減した。
もちろん、今日も私は時計が読めないし、日付はよくわからない。
試験とか言われると倒れそうにはなる。
数字が大好きで、統計データを眺めてひとりでテンションを上げている。
でも、もしかして……?と思うことがある。
数年前より格段に増えた気がする。
「今は『じゅうしちすなわちごじじゅうにふんという時間』なんだなあ〜」と素直に受け入れて、
気にせずスルーすることができるようになった。
思えば、私はずっと怖かったのかもしれない。
歩く時は地面しか見ていなかった。
気づいたら増えていて、気づいたら減っている変なものによって
だから見なかったし、感心を払わなかった。
何歳になってもずっとポケモンを見ていた。
私はたいへん臆病だったのだ。
ところが、その恐怖心が、なんだかこの数年でスーッと、静かに
砂の山がいつの間にか溶けてなくなっているような感じで、小さくなっていた。
全てセディールのおかげかもしれないとまでは言わない。
私が単純に成長しただけかもしれない。図太くなったのかもしれない。
世の中に怖いものが増える、という感覚はやっぱり戻ってくると思う。
最近の私が服薬を忘れる時というのは、何かに熱中している時だ。
慣れ親しんだ恐怖心が平行するように顔を覗かせるのだ。
楽しい気分の時に忘れた時なんて、完全に意識の外へゆくはずだ。
でもそうじゃない。
ということは薬効は100%気のせいではないのではないか、と思う。
私はASDで、薬物過敏だし、普通の抗不安薬で昏倒する体質なので、
ベンゾジアゼピン薬を飲んでも普通に起きていられる人には、セディールは弱すぎるのかもしれない。
セディールは、私のような誰かにとって救世主になり得る良い薬だ。
読んでくれた人がいる気がしないが、もしここまでスクロールしてくださった方が
いたのだとしたら、ありがとうございます。
大日本住友製薬さん大好きだよ。
知ってるか?
アトピー性皮膚炎の薬はここ1-2年のうちにこれまでの治療とは全く異なる新薬が次々出るんだぜ?
内服とか外用じゃなくて注射剤だけど、一言で言うと個人のアレルギーに係る免疫機能を調整してアトピーの治療をするんだよ。
ここ1~2年だけでも3-4社の製薬会社が全国の病院で開発をやっていて、当時はあちこちで患者を募集していた。
議事録が載ってるから、そこの病院で実施してるわけ。結構たくさん出てくるだろ?
ちなみに、俺もいま治験に参加中。
ここからは、体験談という名の自己マン報告だが、人生変わったぜ。
これまでの30年近い治療は、顔や全身にステロイド塗るのは当たり前、眠れないからマイスリーを処方してもらうのも当たり前。
幸いプレドニンを使う程ではなかった。
ところが、かれこれ2年近くやってるけど、「なんじゃこりゃー!」って絶叫するほど良くなったよ。
これ、アトピー患者にしかわからないと思うが、すぐに分かったのは部屋が汚れなくなったこと。
部屋に落屑が無くなったんだ。
布団も汚れない。友達や彼女の家に泊まりに行くとか何にも気にしなくて良くなった。
ヒートテック来ても痒くないし、風呂だって残り湯がそんなに汚れなくなった。
海も入れるどころか、人前で水着になったり銭湯に行くのだって抵抗がなくなったぜ。
自分でも、いままでの皮膚はなんだったんだ!?ってぐらい柔らかくなったことが分かる。
親は泣いて喜んだよ。
彼女も目ん玉ひん剝くぐらい驚いて、「ツルツルしてるー!」ってめっちゃ触ってきた。
まぁ、健康な人から見ると、違いはまだまだ一目瞭然なんだが、何しろ自分の中で劇的な改善があるから驚くほど気にしなくなる。
気持ちが明るくなったよ。
パフォーマンスも挙がった
昼間痒くないのはもちろん、熟睡できるから昼間眠くなることないし、今まで味わったこと無いぐらいの熟睡感があった。
いま参加してる治験は国内で販売する限り続けられるプログラムなんだ。
だから少なくとも1-2年はタダで受けられる。注
射剤だから、面倒なのと若干痛みがあるが、そんなのアトピーの身体的・精神的苦痛に比べればの屁の河童。
詳しい話をするとプラセボとかあるんだが、それでも賭けてみる価値があるかどうかはお前自信が一番よく分かるはず。
悪いことは言わないから、おまえも今参加できそうな治験やってる病院探せ。
下のブログも参考になると思う。
ちなみにここまでの話は胡散臭いと思うかもしれないが、上のブログで紹介されているデュピルマブって薬、
これ、アメリカFDAで年間数種類しか指定されない画期的新薬に指定されている。
他の薬は必ずしもそうではないらしいが、効能効果は同じだから、空いてる治験があればやってみるといい。
他増田が煽ってくるかも知れんが、お前はお前の眼で確かめてみるのがいいと思うぜ。
それだけの価値はあると断言する。
ねーよwww
わかってるよ
薬とレメディを区別する論理や検査法を持たないお前の素敵な王国の話はわかった
一生そこに住んでろ
ちょっとまって
そうじゃなくて鍼はほんとに効く
鍼で直後にフニャフニャになるんだぞ
鍼は厳密に「なんで効くのか」がわかってないらしいけど
ホメオパシーについて何ら擁護する気持ちはないが、薬理作用のある薬ならプラセボ+薬理作用でレメディより必ず効く、というもんでもないと思う。
値段の高い薬の方がプラセボ効果が大きく出るという研究もあったようだし(ソース失念。すまぬ)、プラセボ効果をより大きく出せるシステムとしてホメオパシーの理論や手順が機能している可能性はある。
ならば、(薬理作用が気休め程度の薬+標準的な医療の手続きで得られるプラセボ効果)<(薬理作用のないレメディ+ホメオパシーによるプラセボ効果)となる場合もあり得る。
ホメの理屈がそれっぽいと思う人にはより効果的だろうし、逆に怪しいと思う人には効果が薄いだろう。理論や手順だけじゃなく、施設の雰囲気とかも関係あるかもしれない。
一番いいのは、標準医療とホメオパシーそれぞれの枠組みで、薬理作用のある薬とレメディをそれぞれ処方して比べることだと思うけど、まあやらないよね。
薬理作用が火を見るより明らかな感じの薬については、やはりプラセボの及ぶところではないと思うけど、風邪薬くらいだと微妙なんじゃねーかな。