自閉スペクトラム症の症状がめちゃくちゃ改善するみたいな触れ込みで、それこそ鳴り物入りみたいな感じで臨床試験やった結果、
ってなんだよ。
ほとんど効かないという結果は驚きだけど、結果に対するブコメにもあった通り、そもそもASD当事者の脳のオキシトシン受容体の量が少ないのだとしたら、こういう結果になるのも無理はない。
「バカに付ける薬は無かった」とか厭味ったらしいブコメがあったが、皮肉としてはまあその通りかも。
そうなるともはや、脳に過剰な作用をもたらすような、かなり強力な薬物も検討しないとダメってことになる?
例えば、「エクスタシー」とか「ラブドラッグ」なんて呼ばれてるMDMAとか?
使うと溢れんばかりの多幸感で超ハイになって、夜の営みもキマりまくるとか言われるアレだ。それを利用してPTSDの治療にも使われてる国があるなんて話も聞くし、一応ASD向けにも研究はされてるらしいし。
とはいえ、このクスリは日本のみならず世界中で非合法化されている向精神薬な上に長期の使用で耐性がつく(=次第に同じ量じゃ効かなくなって、最後は過剰摂取で死ぬ)らしいから、実用化はほど遠いだろうけどな。
てか、そんな奴いないと思うがマジでダメゼッタイだぞ?使った結果どうなっても知らんってことで。
そんな事を思いついたくらいには、残念な結果だった。