はてなキーワード: MRIとは
健康診断の再検査で某総合病院(@田舎)行ったらヒデー目に遭った
都内の大病院ならいざ知らず、6時間かかるって無いわ。あり得ないわ
しかも「あとどれくらいかかりますか?」ってクラークの人に聞かない限り「何故待たされているか教えてくれない。何のアナウンスも無い」っていう
で、待たされてる理由ってのが
「病棟で容態悪化した患者が居て、外来の担当者がそっち行ったから。いつ戻るかわからない」
だと
そんなことあるの?
しかもさ今回の受診目的は先日の健診で肝臓の数値が突然悪く出て、その再検査の為だったんさ
なにそれ
でも腑に落ちないのは、同じ外来に「消化器内科医」が居るんだよ
なんでそっちが診てくれないわけ?事前問診で肝臓の数値悪いって言ってるんだよ?
消化器内科医は腎臓とかやべーやつしか診ないの?別に差し迫った症状が出てない肝臓の異常は誰が診ても良いってわけ?
謎
結局それだけ待って検査して「数値に異常無し」っていうオチだったから、それだけが不幸中の幸いだけど
(なんつーか…元々の健康診断の時、人の血液と間違えたんじゃあないだろうな!?て思った。そんなことあり得ないけどさ
個人病院での健診だったんだけども。今まで肝臓の数値なんて悪くなったことなくて、突然だったからさあ
全く酒飲まないし、飲んでる薬とかもずっと変わらないのになんで!?って思って再検査に行ったらコレよ
そんで、外来の呼吸器内科医に「突然数値上がるとかあるんですか?そんでまた下がるとか。これまで一度も肝臓に異常出たことないんですけど」って訊いたけど、捗々しい答えは得られなかったよ)
全部終わって「次回エコー撮ってください」って予約入れられたけど、もう行かない
今回の検査代すごく高かったし(以前同じ病院で頭部CTとMRI撮ったけど、その方が全然安かった。初診料入れても。まあ、えてして血液検査は高いもんだけどさあ。項目多いから)
あーあ。「検査なら総合病院が良いよね。何かあったらCTとかもあるし」と思ったけど、こんなことなら個人病院で診て貰えばよかった
看護師さんが「おまたせしてすみませんでした」っていっぱい謝ってくれたけど、そんなんいいから
「●●の理由で休診中です。お急ぎでない方は別日にお越しいただくか、状態の悪い方は他院を受診してください」
ってアナウンスが欲しいよ
椎間板ヘルニアだかなんだかで、坐骨神経痛かなんかになってしまい、痛い。あと風邪を子供からもらってしまい、くしゃみや咳でも坐骨?がいたい。当然足の痺れもある。ワシのは右足全体。あちこちの筋が締め付けられるように痛い感じ。長く座ることも立つことも歩くことも難しい状態。そろそろ車の運転も怪しいかもしれない。先日初めてブロック注射をカマしてみたがほとんど痛みは取れない。むしろ違う痛みが出てきた気がする。MRIでは一番下の軟骨が真っ黒だった。世の中自宅療養でも降りるような保険があったみたいたが、それには入っていなかったよね、残念!!!良い子のみんなは入っているのかな??それとも会社勤めなら入ってた?自営だからなぁ。
まともに生活できる日はくるのか…。
高市早苗 on Twitter: "腕の耐え難い痛みでMRI検査を受けている間に、不正確な情報が。日本には情報操作(偽情報)対策の法律が無いので、政府が調査をすることは出来ません。海外機関による調査情報の収集は可能ですが。国防上の懸念もあり、法整備検討の必要性は3年前に党から提案しました。"
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/takaichi_sanae/status/1577283220491866112
高市早苗支持者「なるほど!海外機関の調査情報を政府が入手して報告を受けたが、将来は政府が直接調査できるように法整備を提案してるのね!さすが高市先生」
アンチ「なるほど!政府は調査できないのか。あの小林がウソついてるんだな・・」
支持者にもアンチにも、上手く解釈できるツイートをする高市さんは凄い。
ちなみに、この件は、
義弟ついて
ただ頭が悪いだけなのか、いわゆるグレーゾーンなのかの判断がつかなくて悩んでいる
エピソード1つ1つは些細なことばかりで、ずっと見過ごされてきた感じだが、
実際に接していると何かしらの障害を疑いたくなるのだけれど、脳外科に行ってCTとMRI検査しても異常なしという結果だった
ただ、仕事の覚えが異常に悪いようで、簡単な作業(荷物をAとBに仕分けるなど)もテキパキとできないようで、
勤務2日目に怒られ、3日目には病院行った方がいいんじゃないかと言われて、結局続けられず退社に至るの繰り返しになっている
日常生活に支障をきたすような感じはなく、義弟宅から自分の家まで普通に電車を使って来ることはできるし、バイクで通勤も普通にできているのだけれど、
配達の仕事などで車を運転すると、決まったルート配達でも、途中で工事で迂回が必要になると、どうやって目的地に行けばいいかわからなくなるらしい
そんなエピソードを数え上げればキリがなく、1つ1つは誰でもあるよね、なレベル?(うちにあるウォーターサーバーの冷水とお湯のボタンがどっちか来るたびに間違える)で、
でも、些細なことが複数重なると、やっぱり障害かなとも思ったり
若い頃に数年ボクシングをやっていて、何度も脳震盪起こしてたと言っているので、いわゆるパンチドランカーの症状なのかもしれない
外国に比べ、感染者は少なく、人口当たりの病床数が圧倒的に多いにも関わらずだ。
問題を解決するためには、病院の統廃合などの医療行政改革が必要だ。
そのとき、日本の医療行政が現状のままでは、多くの国民が無駄死にすることになるだろう。
当然、次の選挙では、医療行政改革が焦点になるものだと思っていた。
しかし、国民の関心は低く、各党も具体的な公約を挙げていないようで、私は絶望している。
このため、各病院で、コロナ治療のための患者を受け入れる人的/経営的なな余裕がない。
これが「病床数には空きがあるのに、コロナには使えない」という状況を生み、医療崩壊を引き起こした。
病院の規模が小さいという状況は、コロナ対応だけでなく、救急車のたらい回しという問題も生んでいる。これも人の命を無駄死にさせる深刻な問題である。
また、現状は、各病院が医療機器を個別に配備する必要があるなど、設備投資の無駄を生む。この無駄は、医療費に過剰に転化されるため、最終的には私たちが負担しなければならない。
さらに、経営状態が不安定な病院では、必要以上の治療を行い、必要以上の期間入院させることで、患者から過剰に集金するということが行われている。これは患者にとっても、納税者にとっても全く不当としか言いようがなく、医者全体への社会的信頼を大きく失墜させていると思う。
当然、病院を統廃合し、一つ一つの病院の規模を大きくすることが、これらの問題の解決策である。しかし、業界が反発するために実行できない。
まず、現状で得をしているのは医療機器業界である。現状、たくさんの病院が個別にMRIなどの医療機器に設備投資するため、医療機器メーカーは儲かっている。要するに私利私欲である。
次に医療業界も反発している。本当にくだらないが、病院を統廃合すれば、院長などのポストが減る。これが気に食わない医者が多く、医師会という政治団体を通して反発している。これも、要するに私利私欲である。医者と言えば高学歴高収入で、社会的にも善のイメージが強い。しかし、実態は、一部の例外を除いて、薄汚い私利私欲で行動するくだらない人間の集団である。私たち一般人は、早くその事実を認め、薄汚い私利私欲である私利私欲を抑え込み、国民の命の安全のために必要な改革を行わせる必要がある。
MTFの人が女性ホルモン投与を始めると、性欲の低下、情緒不安定化というか泣きやすくなる、
といった変化を体験することが多いのね。逆にFTMの人は男性ホルモンによって、性欲が増したり、いろいろ変化があるという
ということは、男性脳女性脳の正体は、ホルモンの仕業なのでは?と個人的には思ってます。
ホルモンの働きは、MRIスキャンで把握できないから、脳の構造は同じでも挙動が異なることに矛盾はないでしょう。
脳に性差が全く無いと、そもそも、なんで男は女を好きになり、女は男を好きになるのか?疑問に感じます。
それとは別に、
背は低く、筋力も弱く、胸にはでかい重りがついて走ればぶらんぶらん揺れまくり、
毎月お腹が痛くなって血は垂れ流しになる肉体と、それとは真逆の肉体では、
ずいぶん昔には、女性の脳は、男性と比べて左脳と右脳を結ぶ脳梁が発達しているのでおしゃべりで感情的だとか、男性は空間把握能力が優れているとか、論理的思考が得意だとか言われていた。
世界的なベストセラー「話を聞かない男、地図が読めない女」は男性と女性の典型的とされる考えの違いをわかりやすく解説した本だ。その初版が発行されてから24年が経った。
最新の研究によると、脳をMRIでスキャンした結果の統計では、男女の脳で構造の差は、しかし存在しないらしい。かつて言われていた男性脳、女性脳はほぼほぼ幻想だったようだ。
NTTの社長が入社式で「私たちは女性と男性は違うと考えています。人間という意味ではもちろん一緒ですけれども、能力や特性の得意な分野が違うと思います」と述べて猛批判を受けた。でも寄せられた批判のコメントを注意深くみると、男女の能力は当然違う、と性差を前提にしてるものが散見される。はてなブックマークでは男女の脳の性差はたびたび話題になっていて、その都度、必ずと言っていいほど「性差はあってもおかしくはない」という意見があがってくる。
いつだったか増田で、“男性にも読める”少女マンガが話題になった。ジェンダー論の発展した今日でもマンガの読者が性別で分かれているのには合理的な理由はあるかもしれない。
思い出を振り返ってみると、友だちの女子はすぐ泣く傾向はあったかな、と思う。だけど小学校以降で、男が泣いているのは、まったく思い出せないんだよな… 🤔 男は、何故か泣かない。
男女の思考の差が人々に根強く信じられている一方で、科学的な調査を重ねるほどに脳には差がないことの証拠が積み上がる。そうして脳の性差のナゾは深まっていく。
女性のプロ棋士はいない。インターネットなどの技術発達によってあらゆる趣味で、学びの高速道路が整備されているにも関わらず、将棋の最高峰でしのぎを削る女性はいまだ現れていない。
この理由については色々言われている。女性のプレイ人口が少ないせいで才能の山の高さも低くなる、とする説。より男性の比率が高い囲碁での女性の活躍を持ち出して、それを否定する説。虚心坦懐に女性の生理の影響を論じたブログ。男性には圧があると語る女性。脳構造ではなくソフトウェア面——脳の機能に違いがあるとする仮説もあったが、これは証明が難しいだろう。
先日、女流棋士の顔写真が並べられてサムネイルになっているニュース記事をみた。未成年のふたりの女子。コメントは、一方だけを美人だ、とする評価が人気になってた。少なくとも将棋では脳の性差は持ち出すまでもないと思う。
生まれつき本の虫ってやつで、本、新聞、インターネットのあらゆる記事、とひたすら文字を追うことが快感だったのに、ここ数年急に文章が読めない。
ネットの記事は見出しの太字しか目を留めない。しかも眺めるだけで、読んでない。
どう考えても異常事態。
転職を境にそうなった気がしていて、転職前が忙しかったから疲れてるのかなとも思ったんだけど
ホテルは中国人だらけで、ちょうど武漢で謎の感染症と言われ出した頃で、まだみんなマスクなんてしてない頃で、
スキー旅行の後一ヶ月くらい風邪っぽい微熱が続いたんだよなあ。
転職直後で疲れてるから頭が回らないのかなと、当時は思ったんだけど……。
あの長い微熱が無症状のコロナで、この頭が回らない、文章が読めない、暗算ができない感じがコロナの後遺症だったら嫌だなあ。
CTだかMRIだかでもしてもらって、脳が萎縮してないかとか調べてもらったらすっきりするんだろうか。
もやもやするなあ……
https://karapaia.com/archives/52310786.html
1日1杯のお酒でも脳が委縮
お酒の飲み過ぎが健康に良くないことは誰だって知っているだろう。最近の研究では、たとえ少量でも心疾患のリスクが高まることが報告されたが、新たな研究によると、たった1日1杯のお酒でも、脳が萎縮するという。
そのリスクは毎日飲むごとに、1杯飲む毎に大きくなる。飲めば飲むほど脳に悪影響を及ぼし、脳の老化が進むのだという。
1日1杯でも脳の萎縮を確認
ウィスコンシン大学マディソン校のレミ・ダヴィエット博士らは、英バイオバンクに登録されている成人3万6000人分のMRIデータを用いて、飲酒と脳の健康との関係を詳細に調べた。
その結果、1日に1杯だけでも、脳が萎縮することが判明。しかもお酒の量が増えるほどに、そうした悪影響が大きくなることがわかった。
「飲酒が脳に与える影響は、指数関数的であるという証拠があります」とダヴィエット博士。
お酒を飲む人ほど脳の萎縮が進み、白質の結合も少ないことが明らかとなった。1日の飲む量が増えるほどに、飲酒による脳萎縮効果が増大する。
お酒が脳に悪影響を及ぼすことは、これまでも示されてきたが、今回の研究ではそれが改めて確認された形となる。
vinicius-amnx-amano-V1zGiNVPumM-unsplash
Photo by Vinicius "amnx" Amano on Unsplash
お酒に適量はない?
実ところ、適度とされる酒量であっても健康に悪いのかどうか、これまではっきりしていなかった。
中には軽く飲む程度ならむしろ健康にいいとする説があったくらいだ。
しかし英国健康保険サービス(NHS)は、習慣的に週に14単位以上(1単位 = 純アルコール 8g)のお酒は飲まないよう推奨しつつも、完全に安全な飲酒量などないと述べている。
1杯毎に脳へのダメージが増えていく
脳への影響は、毎日飲むほどに増えていく。量が増えるとリスクも上がり、次の1杯は前の1杯よりもダメージを与えるという。
たとえば50歳の人では、1日に純アルコール量8g~16gを飲む習慣があると、飲まない人よりも脳が2歳老化していることが判明した。
これをビールに換算するなら、コップ1杯から2杯(180ml~360ml)、日本酒ならおちょこ2杯~4杯(60ml~120ml)に相当する。
さらに、さらに毎日16g~24gのお酒を飲むと、3.5歳脳の老化が進むことになる。日本酒なら1合くらい、ビールなら大びん1本くらいだ。
※タイトルはあくまで時間軸的な前後関係を示しています。因果関係の有無を論じるものではありません。
この日記には、あくまで私の私見しか書かない。この日記をもって、何かをディスってやろうとか、政治的な動きをやろうなどという意図は持っていないことを先に記す。
8月半ば、私は流行病のワクチンを接種した。何の病かは、前後の文脈や記事の投稿時期を見て察して欲しい。自治体の集団接種会場でP社のものだった。1度目の接種はあっけないほどにすぐ終わり、副反応も「接種した側の腕を動かしにくい」というような、軽微なものだった。
9月初旬、2度目のワクチンを接種した。もちろんP社製である。しばらくすると1度目と同様に腕が痛くなり、今度は37.5℃程度の微熱が出た。しかし2日ほどですぐに収まった。「39℃近くの熱が出た」とか「全身が痛んで辛すぎる」とか、SNSで見かけるようなことは全くなかった。用意したレトルトパウチのお粥やスポーツドリンク、解熱剤も結局使うこと無く押し入れに閉まってしまった。
「あっけなかったなぁ」
そんな感想しか抱けないくらいには、何もなく接種後の時間は過ぎていった。できればそのまま過ぎて欲しかった。本当に……。
2度目の接種から5日後、頭の左側から「にぃーん」とか、「にゅいーん」とかいう音がした。耳鳴りの発症だった。ニイニイゼミの鳴き声をうんと高周波にしたような音だ。都会でたまに聞くネズミ避けのモスキート音という例えでも適当かもしれない。遠くで聞こえる遮断機の音よりもうるさい。下手をすると、風呂場の換気扇の駆動音よりは少し小さいかも……くらいの音量だ。
その日は爆弾低気圧が来ているらしいことを天気予報が言っていたので、最初は気圧のせいに違いないと思った。しばらく様子を見ようと思い、いつも通りに1日を過ごした。
翌朝。目覚めると、耳鳴りはまだはっきりと聞こえていた。昨日と変わらない音程、音量でそこにあった。明らかにおかしいと思った私は、近くの耳鼻科に駆け込んだ。
耳鼻科に入ってすぐ、私は聴力検査室に通された。その検査結果を踏まえ、医師は私に「低音障害型感音難聴」と診断を下した。左耳に聴力低下があったのだ。もっとも聴力低下の度合いがあまりにも小さいので、本来の診断基準では難聴の枠にすら入らない程度の出来事らしい。
彼は「このタイプの難聴は突発性難聴よりも、ずっと予後が良いよ。薬を飲めば治るよ」と言った。私は医学部生でもないので、それを信じるしかない。アデホス、メコバラミン、ストミンA、そして途中からイソソルビド。耳鼻科で処方された薬はこの4種類だった。
一ヶ月後、医師の言うとおり「難聴」は治った。聴力検査の結果は左右の耳が同程度にまで回復していることを示していた。けれども、耳鳴りは鳴り続けていた。
最終的に医師は「君は気にしすぎなんだ。耳鳴りなんて探すから気になるんだ」と言い放つと、そんなに心配ならと脳神経内科への紹介状を書いた。脳の問題からも耳鳴りは生じるらしいので、その観点で診てもらうといいとのことだった。
結局、それ以来その耳鼻科には行っていない。難聴が治ったならと薬も止められたし、もう来なくて良いとまで言われたのだから、言われた通りにしたのだ。
数日後、私は耳鼻科の医師に書いてもらった紹介状を手に、総合病院の脳神経内科へ向かった。いくつかの問診の後、MRIの撮影を行った。
撮影の結果、私の脳は画像上、まったく異常が無いことがわかった。脳神経内科の医師は「まぁ、そのうち良くなりますよ」と慰めの言葉をかけてくれた。が、それ以上何もなかった。以来、その病院には行っていない。
頼る病院がなくなり、途方に暮れていた私だったが、SNS上でLong-COVID外来を行っている医師が、ワクチン接種後に体調を崩した患者の診察も行っているとの情報を目にした。
藁にもすがる思いで、私はLong-COVID外来を行い、かつワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察した実績のある医師を探し始めた。
そのとき問題だったのが、医師の信頼性だった。先に挙げた条件に合致する医師は数人ほどいるが、中にはエビデンスに乏しい治療法を採用していたり、発言が過激だったりで信用できるか怪しい医師もいたからだ。
しばらく考え、最終的に首都圏でLong-COVID外来を行っている、とある医師に診てもらおうと決意した。
数日後、私はその医師がいる病院を訪れた。外来は大人気で、数時間待ちが当たり前のような状況だった。
そんな状況のためか、医師も相当に疲労困憊である様子が見受けられた。かなり大変そうであった……どうか、医者の不養生にならないようにお気をつけを……。
処方は漢方薬がメインで、触診や舌の様子の診断を通して、Long-COVID患者に準じた2種類の漢方薬を処方してくれた。柴胡桂枝乾姜湯と真武湯だった。
同時に、EAT療法というものが効果的であるとのアドバイスがあった。鼻の奥側にある上咽頭を、塩化亜鉛を含ませた綿棒で擦る治療法だそうだ。Long-COVID患者はしばしば強い上咽頭炎を併発しており、その治療に効果的とのことらしい。
またLong-COVID患者もしばしば耳鳴りを訴えるそうだが、EAT治療などを行っているうちに症状が消えることも少なくないらしい。
それから数週間後、先の医師から勧められたEAT治療を受けてみた。細長い綿棒で、鼻と口から上咽頭をぐりぐりと擦るのだ。痛い。めちゃくちゃ痛い。治療後は血痰が2日近く止まらなかった。
以上の経過を経て、現在に至る。
現在、耳鳴り発症から約3ヶ月ほどが経過した。定期的にEAT治療(週一くらい)を受けながら、処方された漢方薬を飲んで過ごしている。
耳鳴りの具合はというと……正直、発症当時から大して変わらないというのが本音である。時間経過で多少慣れたような気がしないではないが、非常にうるさいことこの上ない。
慢性化した耳鳴りは難治だと言われているそうで、治療は基本的に困難であるらしい。しかしながら、どうにかなって欲しいなぁという思いが強い。というかどうにかなってくれないと困る。
一応TRT療法というものもあるが、これは耳鳴りに対する馴化(慣れ)を生じさせるものであり、根治とはほど遠い。いくら慣れが生じたとしても、こんな生き地獄がずっと続くのには耐えられそうにもない。
また、現在受けているEAT治療は、一定の臨床例の報告こそあるが、日本発祥で国外での実施例に乏しい + 一時はかなり怪しい治療扱いされていた(現在は免疫学などの進歩により、一部機序が説明可能になってきたため再評価されつつある……らしい)ため、強力なエビデンスに乏しい。
そういう意味では、エビデンス作りのための治験を受けているようなもの(と勝手に思い込んでいる)でもあるため、どれだけ今の医師を信じていいのか……という考えもわずかに脳裏をよぎる(エビデンスのある治療を受けたくて医師を選んだはずが、結局のところ"まだまし"な選択肢しか選ぶことしかできなかったことへの無力感が近いかもしれない)。
ワクチン接種後に耳鳴りが発症したということもあり、同様の症状を訴える人がいないか個人的に気になり、調査をしてみた。
するとアメリカにて、ABCニュースのアリゾナ局とサンディエゴ局が興味深いニュースを配信していた。
1. ABC15, Unheard Concerns: Thousands blame COVID-19 vaccine for hearing problems (2021/9/17)
https://www.abc15.com/news/local-news/investigations/can-the-covid-19-vaccine-lead-to-hearing-issues
2. ABC15, UA Professor examines possible link between COVID-19 vaccine and tinnitus (2021/9/22)
3. ABC10, In-Depth: Can the COVID-19 vaccines cause ringing in the ears or tinnitus? (2021/9/22)
これらの記事は、アメリカにてワクチン接種後に耳鳴りを訴える患者が少なからずいること(接種者のうち1万人以上)、それについて、アリゾナ大学の教授が調査を行っている事を報道している。
しかし同時に、ワクチン接種が多くの命を救っていることや、耳鳴りとワクチンの関係について評価をすることが難しいことも述べられている(自然に発生する耳鳴り患者も多いので、接種期間における1万人の耳鳴り患者の増加は必ずしも多いとは言い切れないため)。
アメリカにおけるCOVID-19による死者数は同国における第二次世界大戦+朝鮮戦争+ベトナム戦争の累計戦死者を超えているそうで(https://www.yomiuri.co.jp/world/20210223-OYT1T50156/)、そのような状況においてワクチン接種が多くの命を救っている事実は疑いようがない。一方で僅かな人数かもしれないが、(因果関係は別として)ワクチン接種後に耳鳴りの発症を訴える人がいるのも事実のようだ。
近頃、国内でもワクチン接種後の体調不良を訴える人々が出てきている。以下の記事などが例であろう。
4. 河北新報, 「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える (2021/11/17)
https://kahoku.news/articles/20211116khn000045.html
5. 河北新報, ワクチン「後遺症、私も同じ」 社会的サポート求める声、全国から多数 (2021/11/30)
https://kahoku.news/articles/20211129khn000033.html
6. 中日新聞, 倦怠感、1カ月超の声 長引く副反応つらい (2021/12/2)
https://www.chunichi.co.jp/article/375877
これらの記事では、内容はあくまで患者の声を届けるに留まっている。ワクチン接種と症状の因果関係について深く論じることはしていない。
また、日経メディカルはワクチン接種後に体調不良を起こした患者を診察している医師についての記事を掲載している。
7. 日経メディカル, 谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」 「ポストコロナワクチン症候群」は存在するか (2021/9/22)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/taniguchi/202109/572000.html
さらに、ワクチン接種後の体調不良を起こしている患者が厚生労働省などを相手にオンライン上で調査を行うように嘆願書を提出しようとしている。
8. chage.org, 長期化する新型コロナワクチンの副反応に対する調査と結果の開示、報道と理解を求めます!
アリゾナ大学の教授が行っている研究のように、今後も国内外でワクチン副反応やワクチン後遺症(ワクチン接種後の長期的な体調不良について、適当な表現が考えつかなかったため、このように述べる)についての事実や統計をベースとした検証・研究が進んでいくことを期待したい。
現状、ワクチンと体調不良を明確に関連付けるエビデンスのある資料を見つける事はできなかった。ワクチンが与えるベネフィットを考えれば、リスクは十分小さいと評価することは妥当だと考えられるかもしれない。マクロの観点から見れば接種を推進することに利がある(社会全体や経済を守り、少しでも多くの命と生活を守ることができる)のだと思うが、因果関係については別としても、接種直後に何らかの不調が慢性化しつつある身としては、接種後の体調不良を訴えるだけで「デマ」と言われかねない現状は、なかなか心情的に飲み込むというのは難しいというのが本音だ。
耳鳴りや体調不良は何もしなくとも発生する(健康だった人が突然倒れることもありうる)としても、この状況をすぐに受け入れろ、飲み込めというのはなかなか無茶な注文に思える。