はてなキーワード: 業務スーパーとは
値段にしては、っていう枕詞がつくけど
ドラッグストアコスモスでも198はするけど業務スーパーは170円くらい
ぎょうすーのほうがすぐれてるのは粉末ソースに青のりも含まれている
味もコスモスより上
逆にその枠を狙った、特定のドラッグストアにだけおいてある「製麺所が作る焼きそば」という袋焼きそばは、糞まずい
業務スーパーまじですごい
いすもすこし処分できたし
洗濯もしたし
まあ外出とかほかのことやったこととのトレードオフだからしょうがないけど
今日も半額の助六かうの我慢してもやし買って袋ラーメンで済ませることができたし夜ご飯
節約もできてる
いっこ俺うんよすぎだろっておもったのは遠方にブックオフめぐりしたとき、
今ブックオフ閉店はやめてるとこおおいから、せっかく遠出したのにしまっちゃう~ってなりそうだったことがあったけど、
次の店は21時までだったから行けた
次の店は22時までだったから行けた
って感じで、奇跡的に行こうとしてた店が全部オレがいける時間まで開いててくれたんだよなー
いやまあおれんちが栄えてる場所にあるから、そこに近づくほど営業時間も長くなるのは当然っちゃ当然なんだけどさ
おれうんいいーってひとりでにやにやしてた
ふふ
たのしかったな
ゴールデンカムイを読んだりゲームやったりして明日はまったりすごす予定
あ、でも明日は業務スーパーにいって焼きそばの袋麺かいたいんだった
安いけどおいしいんだよなー
そもそも袋麺の焼きそばでやすいのって店においてねーからなあ・・・
安いだけでもありがたいのにおいしいからほんとありがてーありがてー
つまり充填豆腐と水が入った手作り豆腐とは両方正味の豆腐量が善良的なら記載されているはず。
とうふの表示に関する公正競争規約及び施行規則に基づく表示基準(必要な表示事項)(案)
http://www.zentoren.jp/about/minutes15_6.pdf
5. 内容量
豆腐を乾燥及び外部からの衝撃から保護する目的で容器包装内部に充填された水または調味液等を除
いた内容重量を、グラム(g)又はキログラム(kg)の単位で表示する。
内容量を一括して表示することが困難な場合には、その表示箇所を表示すれば、他の箇所に表示する
ことができる。
よって現在は業務スーパーの340g 30円の木綿豆腐が安くてたんぱく質が取れる食材として増田家庭の常食食品に採用されました。
年末年始位しか休みがほぼ無いブラック企業だったけど人間関係は良好で、仕事もやり甲斐があったし体調も問題無かった。
ある日ネットで、ニートが楽しそうに日々謳歌しているという内容の記事を見た。
毎日好きな時間に起きて、好きな物を食べ、好きな事をして、好きなだけ寝る、という何ら生産性の無い内容だった。
アホくさと思いつつ、社会経験が豊富な自分ならこのニートより楽しい事を、あんな事やこんな事する妄想をしていた。
妄想で終わらせておけば良かったのに次の日に退職届を提出していた。
その時はまだ、専門性の高い仕事だったから1年位遊んで暮らしてまた働けばいいやと軽く思っていた。
辞めてからの1、2ヶ月は、バイクでツーリングしたり、飲食店巡りをしたり、新しい趣味を探したりして充実していたが今思うと無理矢理ニート期間を楽しもうとしていたのかも知れない。
夕方に目が覚め、ウーバーイーツで倍ダブチを食べて、夜明けに眠るのがルーティンだった。
冬以外は裸で過ごし、頭の痒みが我慢できなくなったらシャワーをあびた。
まだ余裕と思っていた。
1年が過ぎた。この頃はなろう小説を読み漁り、田舎でスローライフ妄想するのがたのしかった。
主食は相変わらず倍ダブチだった。
体重が100㎏を超え、貯金が百万を切り、そろそろ働くかと思いはしたが、コロナが流行りだしたため就活は先延ばしした。
まだ余裕と思っていた。
1年半が過ぎた。この頃から昔の出来事がフラッシュバックするようになったが基本的には楽しかった事で、たまに黒歴史を思い出す程度だった。
貯金が70万を切ったが、コロナが猛威を振るっていたため就活は先延ばしした。
自堕落な生活だったが、焦燥感や自己嫌悪とは無縁だった。まだ余裕と思っていた。
2年が過ぎた。
この頃から死んだ母の記憶がフラッシュバックするようになった。
公園で一緒にシーソーをし、ゴーカートで競争し、街灯のない雪が積もった道を手を繋ぎながら歩く光景をよく見た。
役所に保険の減免手続きをするさい、人と目が合わせられず、舌が回らず、思考が纏まらなくなったことに気付いた。
貯金が50万を切ったが、自分みたいな人間は誰も採用しないだろうと思い就活は先延ばしした。
焦燥感や自己嫌悪まみれでも自堕落な生活は辞められなかった。まだ何とかなると思っていた。
2年半が過ぎた。
小学生の頃周囲に実は嫌われていたとか、
あの時職場で小声で話していた同僚は自分の陰口を叩いていたとか思うようになった。
父から数年ぶりに連絡があった。定年退職する報告とその会社のお局と再婚する報告だった。
前妻の物が気に触るらしく、自分に母の遺品やアルバムを送ってきた。
体重が120㎏になり100m程歩くだけで息が切れるようになった。
このままではまずいとママチャリを買ってサイクリングしようとしたが購入初日にパンクしやる気がなくなった。
貯金が30万を切ったが、面接会場に行くことさえできないと思い就活は諦めた。
焦燥感や自己嫌悪まみれでも自堕落な生活は辞められなかった。もうどうにもならないと思っていた。
3年が過ぎた。
重い腰を上げて家の大掃除をした。
メルカリやジモティー、不用品回収を利用し、10年過ごした家にはアイロンテーブルと毛布一枚と貴重品を入れる金庫と日記以外何もなくなった。
換気扇にはいつも雀が巻き込まれるし冷蔵庫のしたには誰かの気配を感じるようになった。LEDは勝手に調光するし養命酒がいつも空になっている。
思考がおかしくなっているのを自覚しているのにもしかした本当の出来事と思っている自分もいる。
3年前とは別人で笑ってしまった。
最初は万年筆をつかい内容もその日した事や感じたことを綺麗な字で、漢字で書いていたのに
途中からは、クリップペンシルやホワイトボードマーカーでその日見た夢や妄想を汚いひらがなカタカナで書きなぐっていた。
日々、脳が縮小していく。
人の目が見れず、人の目が気になる。
自分がこんな醜悪な生き物に成り下がるとは思ってもいなかった。
・プライドを捨てるな、恥を捨てるな
・歯を磨け、毎日磨け
・酒を飲むな、タバコは控えろ
・タクシーをすぐ使うな
後は思いつかん。
ブコメで書かれていた高還元率カード(セゾンパールアメックス)を発行してウキウキで乗り換えようとしたけど、
自分の周りでアメックスが使えない場所が結構多かったので、QUICPay専用のサブカードに降格と相成った。
まぁそれでも今までよりはお得だからいいんだけど。
・マクドナルドモバイルオーダー(VISA, Master, JCB, ダイナーズ/何故か実店舗ではアメックス使える)
・PayPay(VISA, Masterだけ)
・丸源ラーメン(VISA, Master, TSキュービック(何故か))
・DLsite(商材が商材だから?:VISA, Master, JCB)
これがないと始まらない。このご時世なんだからあって当たり前過ぎるがまずこれがないと何も始まらない。今更語る必要もないがないと全ての前提が崩れるのでまずは記載しておく。
ぶっちゃけコレ。最強。1,2週間自分がいなくなっても「じゃ。あとよろしく」で済ませられる状況に日頃から持っていけてるかどうかで休んでる間の気の持ちようが違う。これが出来てないとガンガン電話が来て寝ることもままならない。逆に出来てれば連絡も体調報告ぐらいで済むので療養期間の後半は単に外出できないだけの休日になる。
変な咳が凄い沢山出るので医者に貰った喉の薬だけだと苦しくてのたうち回ることしか出来なくなる。咳が酷すぎて血の混じった痰が普通に出る。とにかく喉スプレーを上限まで打ち込み続ける。少しでも喉の負荷を減らすために鼻の穴もスプレーで大開きにして鼻水は全部鼻から出られるようにしてやるのも重要。解熱鎮痛剤で消せるタイプの痛みじゃないので咳のケアは最優先
ウーバーイーツ派と意見は分かれる所だが、ウーバーは結局見せで調理してるオッチャンがコロナだとコロナループを食らう可能性ががあるのでまだお取り寄せグルメの方が安全だと思ってる。普通に通販で飯買うだけじゃ駄目なのって思うかもだが、まあアレだよ飽きるんだよ。業務スーパーのエリアに入ってたとしても同じ店の同じ味付けのものばっかだと絶対飽きる。だからもう割り切ってグルメを取り寄せる。つうか保存食って食い続けると本当に美味しくないね。野菜スープとか美味しく感じたの最初だけだったわ。グルメ取り寄せるカネがない奴は桃缶でも食ってろ。美味いぞ。
文字読むのもゲームやるのもダルいし仕事も勉強もする気なくなるので漫画ぐらいしか娯楽はなくなる。今は無料のWEB漫画が沢山あるからそれで時間を潰せ。ツイッターとかで「期間限定 全巻無料」とかで打ち込むと今ならゴールデンカムイとかが引っかかるからそれを読んで暮らせ。間違っても匿名SNSとかでレスバするのに時間使うなよ。病人がやるような遊びじゃねえからアレ。本当の「病人」になっちまうぞ。
4位と逆じゃね?って思うかも知れないが音楽は漫画と違って自分のペースで消費できないので体調崩しているときは思ったより疲労する。ただ漫画をずっと読んでると目が疲れてくるし、そんなときにじゃあ寝るかと寝ても寝れなくて辛いだけなので目を閉じて音楽を聞く。妥協案として音楽を聴く。そして疲れが溜まったら寝る。瞑想でいいじゃんって思う人は瞑想しててくれ。俺はモーツァルト聞くけど。
石焼鍋なんて洒落たものはないからフライパンに油敷いて白飯を敷き詰めて上からキムチ、ほうれん草もやし人参やらで作ったナムル、焼肉のタレで味付けした豚こま肉を交互に載せていく
卵とコチュジャンを真ん中の窪みに落として食卓に持っていって良い感じの写真を撮ったらコンロに戻して混ぜながらお焦げを作っていく
正直ビビンバってどうせグッチャグチャにするから写真撮るとかでもなければ盛り付けとか適当でいい気がする、二度手間感が凄い
レシピサイトで見るとビビンバ風丼ってあるけど丼鉢でビビンバするのって結構微妙な気がする、石焼き鍋かフライパンとかで作らんとお焦げがつかないじゃんって
量は多分2人前分以上、弱者男性は朝昼適当だから夜はめっちゃガッツリ食う
これだけで面倒くさい洗い物が2つ出る事を意味する。
ついでに、包丁を使う場合、分量の配分が細かくて材料に余りが出る可能性が高く、残った材料を保存して置いて後日別の料理に使わなければならないような手間もかかる。
しかも包丁を使う食材はたいてい生もので、一週間放置すると腐ったりするものが多い。
包丁を使わず、後腐れなく材料を使えて初めて、簡単レシピと呼べるのだ。
という事で、一人暮らしを20年続けた俺が、真の簡単レシピを紹介する。
・冷凍肉
・トマト缶
・材料を全部鍋にいれて水入れて煮る。
以上。
・冷凍肉
・トマト缶
・シチューの素
・材料を全部鍋にいれて水入れて煮る。
以上。
・冷凍肉
・トマト缶
・カレーの素
・温泉卵
・レトルトごはんと温泉卵以外の材料を全部鍋にいれて水入れて煮る。
以上。
以上
・カップラーメンを作る。
・カップラーメンを丼にあける。(ラーメンのスープがドレッシング替わりになって便利)
冷凍野菜や冷凍肉の種類と、スープやシチューの素の種類を工夫することで、相当なバリエーションが確保できるため飽きもこない。
洗い物は「鍋(またはフライパン)」「おたま」「丼」だけである。(箸は割りばしを使う)
※なお、手持ちのレシピは当然これだけではなく、冷凍大根おろしとスーパーの総菜コーナーの天ぷらを利用したおろし天玉そばや、冷凍ホウレンソウラーメン、まぐろのたたきとしらす丼など、和洋中問わず数々の国の料理をマスターしている。
これらの材料は、ほぼすべて業務スーパーで手に入るため、買い物もらくちん。
我ながら独身力高い。
ネタとシャリの間にわさびが入ってる程度の寿司をたらふく食べたい。
いわゆる100円寿司各社がわさびを別添にするようになってどれほど経っただろう。
あれもそんなに嫌ってもないのだが、しかしわさびはネタとシャリの間にいてほしいし、ネタとシャリは横倒しにしても分離しない程度に握り固められていてほしいものである。
このささやかな願いに同調してくれる人は決して少なくないと信じているが、しかしこれを叶えることは存外容易でないものである。
百円寿司で一旦ネタを剥がしてわさびをつける戦略は思いの外満足度が低かった。
上記が叶う程度の回転寿司は採算がアレなのかコスパが良くなく、何よりレーンの中に板前が居たりしてコロナ禍において通いづらかった。
宅配寿司は1人前をなんとなく頼みづらかった。
持ち帰り寿司は最も理想に近かったが、ヘビロテすると飽きが来た。
ついでに言うと俺は今ほぼリモートワークなのだが、1人前の寿司を買いに日参するには絶妙に店舗立地が遠かった。
ここに至って俺は認めざるを得なかった。もはや自分の寿司は自分で握るしかない。
業務スーパーで冷凍のサクを買う。今日は寿司だと思い立ったら冷蔵庫で解凍し、白米を炊いてすし酢と合わせてええ感じに握る。これだ。これしかない。
今どきは便利なもので、寿司の握り方はyoutubeでいくらでも調べられた。
ちなみにこの過程で家庭向けの寿司を握る補助具的なものがないか調べたが、結果は芳しくなかった。
百円寿司のシャリ玉ロボットの人力版みたいなものはあったが、肝心のネタとシャリを一緒に握れる機能はなかったのだ。
アイスクリームスプーンのしゃもじ版みたいな奴は工夫次第でいけるんではと買ってみたが、逆に面倒だった。
とはいえはじめの数回は酷い出来だった。初めて作った寿司はずっしりと重く、太く、齧れるほどだった。
細くしてみたら底面が崩れて、自立しなくなった。
力を抜いて軽く握ったら形が整わず、あちこち米粒が飛び出した。
いい感じに出来たと思ったら握れておらず、箸で持つと折れた。寿司飯にして1.5合喰った。
もともと刺身はサクで買う主義だったので柳刃包丁は持っていた。しかしここでも問題が発生した。
狭いアパートでスーパーのサクを切るくらいしか想定していなかったので、柳刃と言いながら刃渡りが20cmしかなかったのだ。
平造りしかしないのであれば正直十分だった。だが寿司ネタを切りつけるには指四本よりもやや長い幅を切らねばならぬ。
我が家の包丁は三徳と出刃と柳の3本だったので、実はイワシや小アジを捌くのも多少不便だった。
なのでこの20cmの柳は片刃のペティというか小魚用の身卸というか、小刃でもつけて多目的に使うことにして、
9寸くらいの柳刃を追加しようと思った。しかしなかなか好みの包丁が見つからない。
あれは伝統的には朴の木で出来ていて、穴をくり抜いて口輪を付けて刃を挿すものだ。
口輪は経年で縮んで締まる水牛の角がいいとか、サビ防止に刃を挿す前によく熱して中を焼くとか、
あれこれあまり知られていないノウハウがあったりなかったりするものだが、これらは基本、その時代の工夫というものだ。
朴の木を使う理由にしたって、自然の木材の中では水に強いという程度のことでしかない。
耐水性の高いハンドル材がいくらでも選べ、ステンレス包丁なら中子が錆びる心配もない現代において、
敢えて朴の木に鋲もネジもなしに摩擦力で留めるだけの柄を使い続ける理由はなにもないと思うのだが、
何故か頑なに和包丁には朴の木のハンドルを使うというのが常識となっているようである。
しかもアレ大抵白木だから、魚の血や肝とか砥石の研ぎ汁とか付着した日には金たわしや最悪紙ヤスリなどで削るんである。
なんぼなんでも、あまりにも前時代的だと思うのだがなんとかならんか。
閑話休題、そういうわけで柄が積層材、鋲止めで刃はステンレスで口金もついて9寸の柳刃を探し回るのであるが、
これがまあ見つからないこと。なんとか探し当てても鋼材がなに使っているのか非公表だったりしてそれも気に入らない。
世の中にモリブデンバナジウム鋼と分類できる鋼材が一体何種類あると思っているのか。
まあ包丁問屋が日本鋼って鋼材がガチで在ると思い込んでいたりとかなくもないらしいのでその類なのやもしれぬ。ファック。
流石にそこまでいくとマニアックすぎないかと思われた向きもあるかもしれないが、これが結構実害があったりするんである。
例えばAmazonの検索アルゴリズムとか。「モリブデンバナジウム鋼」の包丁が合金鋼と表記されてるせいで(※間違ってはない)、
検索ページの絞り込みで「材質:ステンレス」にチェックを入れると表示されなくなったりとか、いざ遭遇すると割とびびる。
Amazon内で検索するのがマジで役に立たないので、色々辿ってメーカーのカタログから作ってることは確認した上で購入方法を
調べてみたらAmazonで普通に売ってた(でも検索からは出ない)とか、本当に勘弁してほしいものである。
包丁噺ついでにさらに脱線するが、和包丁の鋼への信仰心とでも言うべきものにも戸惑うものがある。
俺は趣味で切出しや肥後守とかも使うので炭素鋼の切れ味と扱いやすさは理解している。ついでにフライパンは鉄製に限る。
だが包丁についてはステンレスで統一する主義だ。たしかに差はある。他はまだしも出刃だけ(柳だけ)は鋼、と言う意見もわかる。
けれどそれは刃持ちに妥協できない業務用途に限った話ではあるまいか。
家庭用の包丁では、刃持ちを妥協して柔らかい鋼材を使う、と言う選択肢が取れるためだ。
正直な話、HRC56の謎ステンレスとHRC62の青紙だったら、ステンレスのほうが研ぎやすい。
粗悪な刃物だとカエリがペラペラしたりするのも知ってるが、今どきそこまで酷いのは中華の偽ブランドナイフくらいのものである。
わざわざ水気に弱いものを水に濡らして使うくらいなら、多少ヘタリが早くともステンレスを使ったほうが手間がないと俺は思う。
しかし、どうやらそういうのとは無関係に「鋼の包丁」という情報を食う連中がいるようで不気味なんである。
よくいる初心者には白2鋼おすすめ!などと勧める奴も、真に受けて購入した包丁を錆びさせる奴も大概アレであるが、そうではなく、
ちゃんと扱えたとしてもいらん苦労でしかないような怪しげな包丁をやけに目にするのである。
職人が手作りで仕上げた白2の包丁が必要な場面というのはもちろんあるであろう。
板長が本焼きを持っていることがステータスになる世界だってあって全然構わない。
だがこの異常に安い、4桁円で買えるが白1鋼という包丁は一体誰向けに作られているのだ…?
それはかけた手間に見合った性能を引き出せているか?ただ錆びたり柄が腐ったりするだけの包丁ではないか?
さて話を戻して、そうして多方面を呪いながら包丁を都合すると、道具の面ではもうあまり不足がない。
飯にすし酢をあわせるのにボウルでは不便だと思っていたが、これは代用できるものが見つかった。
どこでも手に入る土鍋である。市販の鍋セットをそのまま突っ込める大きめサイズを買っていたのが幸いした。
米自体を土鍋で炊くほど拘りはしない。炊飯器で炊いたのをお櫃代わりに鍋に移して酢と合わせる。おこげは寿司に出来ないのでこれでいい。
土鍋は保温については文句がない。調湿は流石に木の桶とは比べ物にならないが、ステンレスのボウルに比べれば水気を吸う。
むしろ木桶は水を吸いすぎるので事前に濡らしておくというくらいだから、土鍋でも十分なのではないかと思う。
そもそもシャリが一人分なのでそれほど乾く心配はしなくていい。何かの理由で台所を離れなければ行けない場合は
濡らしたペーパーを被せておいて、それでも足りなければ濡らして絞ったペーパーを直接触れない位置に置いておくとか、工夫次第である。
何より手入れに手間がいらないのが良い。ものにもよるが食洗機に突っ込むことだってできる。
ただ、冬場は冷えすぎるので事前に軽く温めたほうが良いみたいではあった。
自分で寿司を握ってみると、寿司というのは米料理なのだなぁと言う思いを強くする。
わかりやすいのは水分量の管理で、米を1合炊いてすし飯にした場合、最初と最後の1貫は米の状態が顕著に異なる。
米の状態を見て手につける手酢とかも調整していく必要がある。でないと米が手についたり寿司がベシャベシャになったりする。
反面ネタの方は自分で喰らう分には割と融通が効く。多少大きさが不揃いだろうと人に出さないなら問題ないし、
なんなら小さく切って1貫に二切れ使ったって良い。シャリはリカバリできない。
握りの技術については、未だにわからないことが多すぎて文章にできない。
ただ握り寿司にした米の総量でみて、大体1升を越えてくると、当初の目的であった
「ネタとシャリの間にわさびがあって、横倒しにしても分離しない程度の寿司」については達成できたと思う。
最初は量をこなさねばと思って一度に1合半とか2合とか炊いて喰っていたので、自宅寿司8回目とかでクリアした格好だ。
ただ本末転倒なことに、この達成水準の寿司は俺を満足させなかった。
何よりもわさびの風味が駄目だった。本わさび使用と大書された高級ラインでも、チューブわさびは寿司に向かないと知った。
わさびの味自体に問題があるというより、油脂などに由来する滑らかさが違和感の原因ではないかと思う。
脚を伸ばした遠いスーパーに本わさびのちょうどいい感じにすごく小さいやつが売ってはいたが、毎回それはしんどい。
いろいろ試したが未だ納得がいっていない。粉わさびを都度練ると良いらしいので次はそれを試すつもりだ。
ネタは切りつける上では自由でいいが、買ってくるときは悩ましいことが多い。
一貫分のネタの大きさは解説する人によって千差万別で、総合すると10g~15g、シャリの量は10~20g
ばらつきが大きすぎて正直参考にする気が起きない。
おそらく職人の技としては狙った大きさで握れることが要諦で、何グラムにするかと言うのは店舗経営の領域なのだろう。
歴史的には、江戸の屋台で売られてた頃はシャリだけで40gあってこれが右肩下がりで小さくなってるとか。
戦後の一時期に限れば米1合=10貫だったのでシャリは30~35gくらい(水分量による)だっただろうとか。
どっちかと言うと自宅寿司やる際に考えるのは、魚をサクで買うときに何グラム分買うかということである。
何度か試した限りだと、俺が適当に握る場合「端っこを除いて」200gの刺し身に米1合使っているっぽい。
そしてこれは多分、この比率は結構ネタが小さくて薄いパターンである。
よく商品画像的なもので見る、ネタの先端が地に付きそうな寿司を握ろうと思うと、ネタをかなり増やして考えないといけないと思う。
アジやイワシやその他の魚をまるまま買って捌く場合はまた考え方が変わる。
イナダを一匹買ってくれば小さいのでもデブ3人前くらいのネタが取れるので、下側の身は翌日塩焼きにでもしようか
みたいな悩み方をすることになる。
小さい魚の場合は魚体の身を2分割または4分割して考えることになる。
イワシなら手開きにして上身と下身それぞれ半分に切れば1尾から4貫取れるな、とか。
アジは血合い骨をいちいち処理したくないので、節を渡して半身から4貫取れればいいけど、そこまで大きくないならさてどうしよう、みたいな。
隠し包丁で骨を抜かずに切って済ませる、とかもあるみたいだがベストプラクティスは発見できていない。
何れにせよ、分量的にも予算的にも、何種類ものネタを一回で準備するのは難しい。
どうしてもやりたければ刺身の盛り合わせなどを買うことになるが、用途からして寿司ネタ用ではないのでいまいちである。
ただこれはバリエーションとクオリティの向上で克服できる課題だと考えている。
要は今日は寿司を食べよう、ではなく、今日はこれを握ろう、と考えるようにして、
その上で握った寿司の満足度が100円寿司の10皿を超えていれば良いのである。
あるいは冷凍庫に投資するのも一考の余地があるか。チルドで流通するサクを50gくらいに切り分けてからホームフリージングできれば理想ではある。
ただそこまで行くと引っ越すべきな気もしてくる。