はてなキーワード: セフレとは
あの頃は、めちゃくちゃセックスをしていた。
ゼロ年代後半、いわゆるオフ会が流行っていた時期。都内にいたわたしは、若さもあり、性欲もあり、オフ会で出会った人とスキがあったらセックスをしていた。不思議と(?)、同じ人と二回以上することはなく、どれもワンチャンに終わっていた。ごく稀に(たぶん2〜3人)、継続する関係の人もいたが、恋人でもセフレでも、なんら名前のある契約あるいは口約束を交わしたことはなかった。
オフ会以外のひとも、サークルコンパ、街コン、ナンパ、クラブであったひとともセックスした。楽しかった。
でも周りがだんだんとバディを作り始めるようになった。彼氏いない歴=年齢(当時)だった友達も、彼氏ができるようになった。遊ぶのはめちゃくちゃ楽しかったけど、就職したり生活が変わると同じように遊べなくなったし、なによりもやっぱり「ワンチャンはよくないよなあ」みたいな思いも募り始めた。
2017年は述べ2人しかセックスしてないし、2人目は3ヶ月くらい遊んだけど最後にセックスしたのは夏前だったと思う。(1人目はワンチャンだった)
今はワケあって海外在留中だけど、セックスがしたいとか彼氏が欲しい(彼氏は欲しいけど)とかじゃなくてもっと、ワクワクするようなことがしたい。「ワンチャンはしないほうがいい」とかそういう価値観が生まれる前の、あのドキドキが懐かしい。
あのころの価値観に戻れるわけじゃないけど、「やったほうがいい」「やらないほうがいい」とかの先入観に左右されずに、自分の感覚をもう一度研ぎ澄ませてエンジョイライフしたい。
とても憧れている人がいる。私はその人のことを影で「推し」と呼んでいるのだが、たまに本人にぽろっと言ってしまうことがある。
実際は部活の卒業生で、出会ったのはなんてことのない部活の忘年会だった。うちの部活は縦のつながりが強く、よくOBさんが来る。遅れて来たその人をちらっと見たとき、「めっちゃかっこいい」「仕事できそう」と思ったのと同時に「怖い」と思った。フルオーダーのスーツを着てツーブロの髪の毛をオールバックにして、GUCCIの眼鏡をかけた社会人が怖く見えないわけがない。
ずっと同期と先輩と話していたのだが、2つ上の先輩から言われて先輩と交替でその人の隣に移動することになった。仕事ができて怖そうな卒業生に一人で立ち向かう勇気は流石になかったので、同期を引き連れて挨拶しに行った。いざ話してみると結構フランクで面白かった。こんなに仕事できそうで見た目怖いのに話面白いってすごくない??とか思っていた。ギャップ萌えというやつだろう。
会話が弾み、現役生が3人しか参加しなかった二次会で、同じく3人だけになった卒業生たちとそれぞれタイマンで話すことになって、結局最初から最後までその人と話していた。2時間くらい。コミュ障な上に他人をひねくれた目で見がちなので、初対面の人と会話を続けることが結構苦痛なのだが、その人は話が上手くて面白く、ずっと話して(聞いて)いたかった。話の内容もかなりぶっ飛んでいて、「この人を人生の目標にすればいいんだな」と強く思った。6つ年上の社会人だからそういうこともあると思ったけれど、何度か別の卒業生と話しても同じ気持ちにはならなかったから特別感は増した。
初めて会ったその日に心臓をぶち抜かれて、なんとかして次の予定を作ってもらわないともう会えなくなる!と思って、ご飯の約束を取り付けた。
その後も1〜2ヶ月に1回とか2週間に1回とかのペースで会って、ご飯に行ったり遊びに行ったりした。
もう1年くらいこんな感じが続いていて、この間2人でディズニーランドに行った。何故!?と自分でも思うのだが、何回か推しがディズニーに行きたいと言っていたし、推し in ディズニーの絵面が想像できなかったのもあって魔が差してしまった。完全にデートだった。行動だけ見れば完全にカップルなのは百も承知なのだが、付き合ってもいないし、もちろんキスもセックスもしていないし、なんなら最近は終電よりも前に解散している。
ここまで恋人ごっこをしておいて言うのも気が引けるのだが、自分にとっては「推し」であって、実際に付き合いたいとかセックスしたいとか思ったことがないし、むしろこの人はこういう人と結婚するんだろうな〜と考えることが多い。もちろん推しだから、付き合ったらどんな感じなのかと妄想することはあるが、絶対に現実にならないからこそできるのだ。勝手に男性の芸能人が好きな感覚と似ていると思っている。もし違ったらごめんなさい。
今の関係がずっと続くとは思っていないが、向こうが何も言ってこない限り(終わりにしろ進展にしろ)ずっと続けたいと思っている。推しは結構モテるらしく(モテないわけがないのだが)、自分から告白したことはなくて、セフレのような人もいなくはないらしい。恋人は、割く時間が十分にないから就職してから別れた後は作っていないと言っていた。
自分としてはかなり可愛がってもらっている後輩というポジションにいたいのだが、最近外堀を埋められているような気がして、そうも言っていられなくなった。プレゼントやご飯から帰ったあとの母の反応を聞いてきたり(母には推しのことをほとんど話しておらず、推しと出かけるときは嘘をついて家を出るので期待された回答はできなかった)、ディズニーのお土産を家族や友達に渡したり(案の定お友達には根掘り葉掘り聞かれたらしい)、インターン先の紹介のために弟さんに紹介されたり(これは必要だからだけれど)した。
また、ここ数ヶ月で頻繁に一緒に旅行に行こうと言われるようになった。国内外色々提案されたが、行ったら最後なし崩し的にセックスして、なし崩し的に付き合うことになるのは目に見えているので(失礼なのはわかっているのだがそれが推しの手法(本人に聞いた))、一緒に旅行には行ってみたいが断り続けている。
少なくないお金と時間を投資してもらっているのに進展させたくないと思っているのはわがままだし、付き合う気がないのなら言うべきなのかもしれないが、関係性についてはお互い口にしないので言わずに済んでいる。
友人や後輩にこの話をすると必ず「そこまでしておいて付き合っていないのはおかしい」「いやもう付き合っているだろう」と言われるのだが、それでもキスやセックスはしたくないのだ。なんなら推し含め異性に性的魅力というのをあまり感じたことはない。エロいな、とかセックスが上手そうだな、とかは思うのだがそこ止まりで自分とどうこうなるところまで考えられないのだ。想像力はなくはないので、推しが綺麗でスタイルのいい女の人とセックスしている想像は十二分にできる。エロい。実際に見たいくらい。でも、どうしても自分に置き換えられないのだ。自分が未経験だからなのかもしれないが、当分経験する相手も見つからない。
推しはそのことを知っているので「そのままでいいんじゃない?」と言うが、自分は世の中の人のほとんどがしていて、なおかつ繰り返しできるほどハマっているセックスを体験してみたいと思っている。正直相手は推し以外なら誰でもいい(セックスの先にお付き合いがなければ推しともしてみたい)のだが、推しより優先順位の高い人ができると思えない上に恋人を作る気がないので選択肢はワンナイトラブかセフレしかない。ワンナイトにもセフレにもいまいち踏み切れない理由は、未経験であることに尽きると思っている。そこらへんの薄っぺらい人間に自分を明け渡したくはない。それにセックスはコミュニケーションだから、心を開けない相手とハマるほど気持ちのいいセックスはできない。知らんけど。妥協して初体験を思い出す日が来たときに頭を抱えたくない。初体験だからこそ妥協すべきなのかもしれないが。
ここまで推しが外堀を埋めてくるのでなければ、推しとセフレになったってよかったのだ。なにしろませた小学生の頃から理想の初体験は「取っ替え引っ替えしていてセックスの上手い、恋人でない異性の知り合いと」だったのだ。推しは最適解だったはずなのにチキって断ってしまった半年前の自分を殴りたい。
なんだかもう付き合えばいいのではないかという気持ちになってきたし、なんかもうセックスとかノリでよくない?求められたら拒まずで。もし無理なら別れて本当の偶像として崇拝するしかないんじゃないかな。
なんで同僚とやってしまったんだろうか。
よりによって1番関わりの多い同僚なんかと。
なんで私は彼女になれなかったんだろうか。
やりたいだけだったような気もする。
展開が早すぎて、少し前の態度と比較しては、好きじゃないのかも、いやでも好きなのかも、とずっとループしてた。
答えなんて出るわけないのに。
態度やLINEの内容に一喜一憂して、憶測で相手の気持ちを決めつける。
でもできなかった。
自分に自信がなかったし、こんな男好きじゃない、と強がったんだと思う。
かっこよくもないし、話が面白いわけでもないのに、なんでこんなに好きになっちゃったんだろう。
たまに甘えてきてかわいいのほんとずるい。
結局、付き合っているようないないような関係がダラダラ続いた。
男はやったら興味がなくなるということは、長く恋愛していなかったせいですっかり失念していた。
今更、あーすべきだった、こーすべきだったと言ってもしょうがない。
関係を終了させた今、前に進むべきということはわかってる。
どうにもならない相手のことを想っても意味がないことも理解している。
恋愛終了後のさみしさで、相手に固執してしまっているだけな気もする。
気がつくと彼のことを考えている。
すっきりしたくて関係を終わらせたのに、できた瘡蓋を剥がしては新たな傷を作るというようなことを繰り返している。
会社で毎日一緒に仕事をしなきゃいけない相手のことを忘れるにはどうしたらいいんだろう。
話したくないし、顔も見たくない。
態度に出ないように気を遣っていたけれどそれも限界。
全部投げ出してどこか遠くへ行きたい。
ヤリモクの皆さんはヤる相手に「君ヤリモクでしょ」とか「ヤリモクだったら言って」とか言われた場合どう答えます?
というのも彼氏(そういうことになっているはず)がなーんかヤリモクっぽいんですよ
だから最初のヤる流れになった時に「避けたり嫌いになったりしないからヤりたいだけならちゃんと言って」って言ったら「なんでそんなこと言うの、勇気出して告白したのにそんなこと言われるの嫌」って言われた
主な根拠は
・付き合うきっかけが他の女との恋愛相談。ラインで恋愛相談のってて詳しく聞くためにサシ飲みしたら告白された。ちなみに他の女は彼女ではなくセフレとのちに判明。
・上記のサシ飲みの時もだし、2人で飲んだときは毎回彼の家に誘ってくる。(はじめ2回は行ってない)
・私を好きな理由が「やさしくてかわいい」。ちなみに私はお世辞にもやさしくもかわいくもない。
というのが一定数いるのはわかった。
「ダメ男が好きな自分が好き」みたいな部分もあるのだろうけど、
自分はそういう女が好きなようで、
見事にフラれてきたわけだけど、
フラれてきたことにどうこうではなく、
「また今回もダメ男、クズ男に負けた」というのがものすごく精神的に参る。
・アル中
そういうのに負け続けてきた。
勝ち負けじゃないとはわかっているけど、
同じ男として「そんな男に負けたのか」という気持ちが湧いてきてとてもきつい気持ちになる。
じゃあ自分がダメじゃないかと言われたらもちろんダメな部分もあるとは思うが、
セフレが居るでもなく、普通に働いていて、自慢になるかは分からないが仕事上の実績もあり、いわゆる「借金」も奨学金の返済と車のローンくらい。滞ってるわけでもなく苦しいわけでもない。
酒も好きだけど強くはない。趣味もあるしお金も使うけど生活を破綻させるほどではない。イケメンだとは思わないけど身なりは年相応に気にしてる。
逆に言えばまぁどこにでもいるタイプのつまらない男なのだろう。
そういう女たちが口を揃えて「◯◯くんには私なんかよりもっといい人いるから」という、
違うんだよお前がいいんだよと強く言っても響かないこともわかった。
そんな男より絶対幸せにするって言っても響かない。色々試した。
結局、クズでもダメでも庇護欲みたいなものを掻き立てられる男ってのが一番モテるんだなって思った。
そしてクズ男やダメ男に負け続けた自分はクズ以下でありダメ以下なのでもはや価値など無いんだなとも思う。
もし「ダメ男やクズ男が好き」という女性がこれを見ていたら少しだけ考えてほしい。
「ダメ男やクズ男が好き」であることで、彼らよりも社会的にはマトモに生きてる人たちが
クズ男ダメ男以下なのだという気持ちになって悲しんでいるということも知ってほしい。
という愚痴でした。
A子ちゃんとB男くんは一度付き合って別れた関係だった。かつてはお互い人生一番の恋愛をした同士だった。しかし2年の交際期間を経て別れ、友達関係に戻った。仲はよかった。
ある時2人は他の友達と一緒に朝まで飲んだ。酔っ払ったB男は、A子にこれから泊まりに行こうよ、と誘った。「絶対何もしない、本当に寝るだけ。俺はこのあとこの辺で用事があるから、家に帰るよりもシャワー浴びてここで寝たいんだ。」と。
A子は恋愛に対して真面目で、元彼と体の関係になることは絶対に嫌だったため強く断った。しかしどんなに断ってもB男は引かず、1時間以上固く手を握ったまま誘い続けた。別れて以来初めて手を握っていた。A子は眠気と疲れで判断能力が鈍り、断る気力も無くなって、朝の7時半頃「絶対に何もしないからね」と言いながら、ついにB男に手を引かれるままにホテルに入っていってしまった。
はじめは約束通り寝ていた。しかし途中から様子がおかしくなる。B男からの手が伸びて来た。話が違う、そう思ったA子は抵抗した。B男の手を振り払った。やだ、やめて!と叫んだ。しかし必死の抵抗虚しく無理矢理キスされ、服は脱がされた。そうしているうちに、好きだった時の記憶が蘇ってくる。B男の匂い、キスの感触、触れ合う時のドキドキ、楽しかった思い出、色んな感情が複雑に混ざり合って込み上げて来て、遂に抵抗出来なくなってしまった。それと同時に、「ちゃんと話もせずにこんなに適当な流れで体の関係に持ち込むなんて、それを良しとするなんて、きちんとやり直す気はないの?ただセックスしたかっただけ?私は都合良い女として扱われているの?」という不安が溢れ、涙がただただ流れた。B男はそれに気付かずフィニッシュし、そのまま一人寝てしまった。
A子が眠れず一人泣いていると、B男が目を覚ました。泣いているA子を見て「どうしたの?」と尋ねる。A子は勇気を振り絞り、「どういうつもりでこういうことしたの?」と聞いた。するとB男は黙ったままA子の頭を撫で、また眠りに落ちた。A子は訳が分からずいっそう泣いた。
それ以降、A子はB男への恋愛感情を思い出してしまった。「うまくいかないからもうやめよう」と思って忘れたはずなのに、その気持ちは復活してしまった。二人の仲は親密になった。泊まった日を境に、ラインは毎日するようになり、長電話も、3,4日に1度デートもするようになった。手を繋がれても、キスされても、そしてたまに泊まりに誘われても、A子は受け入れた。本当に仲が良かった。「付き合いましょう」「良いですよ」という言葉での確認をしていないことを除いて、別れる前の状態に完全に戻っていた。関係性の表面だけを見たら自分がただの都合よくセフレにされた女である事は分かっていたが、B男を見ているとどうしてもそのようなゲスな心があるとは思えず、B男だけはそんなことしない、と信頼していた。B男は実質的な彼氏だと思っていた。告白のないアメリカ式なんだ、と思い込んだ。
もともとA子は恋愛に対してかなり真面目だった。多くの男性と食事デートこそすれど、付き合っていない人とキスしたことも、セックスしたこともなかった。好きじゃない人とそのような行為をすることに強い抵抗感があったため、付き合った人数も少なければ経験人数も少なかった。相手が自分のことを本当に愛してくれていて、自分も相手のことを本当に愛している、そんな関係であって初めて踏み出したいと思っていた。だからより一層この状況は不安だった。
B男はA子に性的アプローチをし続ける割に、はっきりとした告白、誠意のある意思表示はしてくれなかった。その上、「俺のこと好き?」なんて調子に乗ったことを聞いてみたり、他の女の子に好意を寄せられている話をしたり、泊まった際に「やっぱり性格キツイんだね」などと嫌味を言ってみたりして、「遊びだよアピールをしているのかな…やっぱり本気でやり直す気はないのかな…」とA子の心は揺さぶられ続けた。
関係を積極的に決定的に縮めてきているのはB男であるにも関わらずなぜそのようなことをするのか、A子は分からなかった。仮にA子のことが好きで、やり直したいがためにアプローチをしているのであれば、全て受け入れている時点でA子からの「脈あり」サインは感じ取れているはずだった。ここで誠意を持って押せばいける、そんな状況だった。にもかかわらずその感情は全く表に出してくれないB男のことが分からなかった。
追うなら追うで、最後まで追い切って欲しい。それが普通の恋愛の流れだ。それにもしB男が本気じゃないなら、ザ・都合のいい女A子から好意を見せるなんて迂闊なことをしたら傷付くだけだし、相手をより調子に乗らせるだけだ。A子は割とモテてきたため、自分から男性に好意を見せるなんて人生で一度もしたことがなかった。そのため、A子はB男からの決定的なアクションを、誠実さの表明を、待っていた。
そんな中、A子の誕生日が迫ってきた。もしB男がA子のことを本気で好きでやり直したいと思っているなら、または言葉がないだけで実質的に「彼女」だと思っているなら、A子の誕生日を祝わないはずはない。こんなに好意を伝える絶好のチャンスはない。このカップル同然の状態で祝わなかったらA子がショックを受けるのはB男の目にも明らかなはずだ。つまり、祝わないとしたら、それはA子のことが本気ではなかったときだ。A子はその日に祝われ、気持ちを告げられ、きちんとやり直すことを期待していた。
そうは言っても不安もあった。だから、さまざまな言葉で「当日に祝う」というゴールに繋がるレールを敷いた。A子のことが好きならば祝わない選択肢はない、そんな状況に持って行った。「当日は祝日で混んでいるから別日にしよう」と言われた時は、混んでいる位で後回しにされるほど優先度が低いのかと不安になり腹も立ったが、「当日じゃないと誕生日じゃないよ」と言っておいた。
誕生日の前日一緒に遊んだ夜、B男は「眠いからA子の家で昼寝させてほしい」と言ってきた。A子は何かあるのかな、と少し期待した。家に誰もおらず、一人で誕生日を迎えるのも寂しいので、泊まって行きなよと言った。これで誕生日一緒に過ごせる、なんて思惑もあった。B男は「お金がないんだよね〜」という話をしていたが、A子は別にお金を求めているわけではないので気に留めていなかった。A子は高いご飯が食べたい訳でも高いプレゼントを求めている訳でもなかった。ただ、B男が一緒に誕生日を過ごしてくれるだけで、一緒に家で夜ご飯を食べてくれるだけでよかった。帰り道に買ったケーキで祝ってもらうだけで良かった。その気持ちが、誠意が欲しかっただけだった。B男からちゃんと愛されていることを確認し、安心したかったのだ。
そしてB男はA子の家に泊まり、誕生日当日を迎える。その日の朝、B男はA子に出されたご飯を食べ、一緒に学校に行き、「最近お金がないんだよね〜」なんて話をし、授業のために別れ、そのまま連絡が取れなくなった。
夕方くらいまでは期待していた。授業が遅くまであるのかな、なんて僅かな希望を抱いていた。しかし、18時を過ぎても、20時を過ぎても、23時を過ぎても連絡は来なかった。
あ、ヤリ逃げされた。裏切られたと思った。目の前の出来事が信じられなかった。世界が白黒になった。くらくらして、重力が100倍になって立ってられなくなった。やっぱり本気じゃなかったんだ。私は遊ばれてたんだ。家に泊まっておきながら誕生日を祝うという恋人関係を決定的にする行動は避けるんだ。お金がないなんてどうにでもなる理由をつけて誕生日にヤリ逃げできる位の存在なんだ。今までの数ヶ月はなんだったの?というか今までの2年半はなんだったの?あんなに信頼していたのに?私は一体何をしていたの?なんで心を開いちゃったの?あの行動は、あの言葉は、全部嘘だったの?あーでもやっぱり客観的に見たらただの都合いい女だよな?でもだったらなんであんなに時間使ってくれたの?なんで優しかったの?なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんで?あーもう死にたい!
布団から出られずずっと泣いた。泣いていたらお腹が空いたから一人賞味期限切れの納豆ご飯を食べ、虚しくてまた泣いた。こんな誕生日は初めてだった。
A子がお昼に不安に襲われながら送った「ご飯食べよ!」というラインに既読がついたのは日を跨いでからだった。
翌日、「ごめん電源切れてた、おめでとう!」との連絡が入った。その調子の良さにA子の怒りと悲しみは爆発した。頭がおかしくなり、怒っては泣き、泣いては怒った。最低!と罵倒した。本当は、「ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだ、好きだよ」って言って欲しかった。
しかしB男から返ってきた言葉は、「だって俺たち付き合ってないじゃん」「今までの期間はA子がまた付き合える人間かどうか試してただけだよ」「就活の時間を割いてあげてたのに無駄にされた」「俺は別にすぐ他の女の子に行ける」という、A子の頭を駆け巡っていた最悪の予想を裏付けるものだった。
やっぱりそうだった。私はただの都合のいい女だった。本当は分かってたのに。なんて馬鹿だったんだろう。
人生で一番好きになり、信頼していた相手にこれだけの仕打ちをされ、あまりの辛さと自己嫌悪でA子は1週間布団で泣く以外のことができなくなった。
落ち着いてきた頃A子は気持ちを懇切丁寧に説明した長文ラインを送った。すると、B男は理解したようで謝りたいと言ってきた。
会うと、B男はプレゼントを渡して謝ってきた。以前デート中に、A子が値段を見て諦めたものだった。
B男の言い分は、「付き合っていないから祝う必要があると思っていなかった」「誕生日当日の重要性を理解していなかった」「就活後でお金が本当になかった」とのことだ。
正直あまり意味はわからなかったが、B男は悪気なく本気でそう思っていたことが伝わった。A子はB男のことが好きで信じたかったため、なんとか納得した。
B男はそれと同時に、A子とまた付き合いたいと思っていることを伝えた。
A子は嬉しかったが、誕生日という一年で一番楽しみにしていた日に地面にあれだけ強く叩きつけられた直後のことだ。心の整理がまだ付いていなかった。B男のことを心から信頼することができなかった。誕生日ディナーをやり直すと言ってくれていたので、一度そうしてB男の誠意をきちんと見せてもらい、ひどく傷付いた心をリセットしたいと考えていた。誕生日の思い出を塗り替えたかった。A子のことが本気で好きであることを目に見える形で表明して欲しかった。
また、やり直すならばしっかり区切りをつけてからやり直したいと思っていた。別れる前、喧嘩が絶えず話が永遠に平行線となり、どうにも上手くいかないと思ったから別れたのだった。そんな二人がやり直すなら、建設的な話し合いが必要だと思った。
まずご飯に連れて行ってね、その時に話そう。そう伝えた。
それ以降仲直りした。A子はB男がすぐにご飯に連れて行ってくれると、そこで一からやり直せると、そう信じていたからだ。
しかし、待てど暮らせどB男はそれをしてくれなかった。たまに「今年まだ誕生日ケーキ食べれてないの寂しいな、ケーキ食べたい!」なんてアピールをしてみたが、B男は笑うだけで何も言ってくれなかった。
そんな中、B男が「俺たち付き合ってるってことで良いよね?」と聞いてきた。結局まだご飯にも連れて行ってくれていないのになんだそれ、と思ったが、誕生日から1か月ほど経ちA子は意地を張るのも疲れてしまっていた。やけくそで「良いんじゃない、もうそれで」と言ってしまった。
そうして晴れて「付き合う」という体裁を得た二人だったが、A子の不安は増すばかりだった。
どれだけ時が経ってもB男はご飯に連れて行ってくれなかった。A子はいつまでたっても心の傷が癒えないまま、B男への不信感が拭えないままだった。その頃には頻繁に「ご飯いつ連れて行ってくれるの?」と聞いていたが、B男は「お金がない」と言って頑として連れて行こうとしなかった。A子は何度も「自分にとってはご飯に連れて行ってもらうことがどれだけ重要か」を説いたが、やはり約束をしてくれることはなかった。
それほど大金が必要になることを要求しているわけではない。バイトを1日すればできることである。しかも、お金がなくなった元凶である就活の時期はとっくの昔に過ぎていた。「お金がない」という言い訳をするのは、A子のためにバイトを1日多く入る、または友達との飲み会を1回我慢する、それすらもしたくないという意思表示のように思えて、B男への不信感は募っていく一方だった。
A子はだんだん普通なら許せる小さなことすら怒ってしまうようになった。何かあるとすぐにそれが起爆剤となって「まだきちんと誠意を見せてもらっていない。あの時辛かった気持ちをリセットできていない。自分からした約束を守ってくれていない。これだけ私の辛い気持ちを伝えているのに、あんなに訴えたのに、それでもなお、ご飯に行くというただそれだけのことをしてくれないなんて、私は結局蔑ろにされている。」という怒り・悲しみがこみ上げた。A子が怒るとB男も必ず応戦するため、喧嘩が絶えなくなった。かなり傷つけあった。何度もひどい喧嘩をし、その度A子はご飯に連れて行ってくれないから誕生日の時のまま辛い気持ちであることを伝え、B男は最終的には決まってご飯に連れていくね、と約束してくれた。その度A子はB男を信頼し、仲直りした。しかしその約束は果たされないまま同じことを繰り返し、時は過ぎた。
誕生日から3か月ほど経ち、何度も喧嘩を通り過ぎ、なんとかようやくご飯の約束を取り付けた。A子は嬉しかった。この辛かった日々がようやく精算できる、そう思った。すごく楽しみにしていた。
しかし当日、A子がカフェで約束の時間まで暇を潰していた時、B男から「体調が悪くなった」との連絡が入り、延期となった。
事情はわかる。わかるが、なんでこの日なんだ、なんでこの日の夕方なんだ。ここまで信用して我慢して泣いて待って待って待ち続けて、結局ドタキャンなんて。一言言いたくなったA子は、数日後B男と電話した際に自分の気持ちを涙ながらに語った。すると、電話口から寝息が聞こえてきた。
信じられない。そう思ったA子は、怒りのラインを送った。自分の気持ちを荒々しくぶつけた。それ以降、B男からの連絡は来なかった。
連絡が取れないまま約束し直した日になった。その日の夜、A子から電話してもB男は出なかった。やけになって何度も何度も何度も電話した。途中から着信拒否された。そうしてその日が終わった。
そして翌日、B男から連絡が入った。
見てみると、「A子は自分に甘く人に厳しい。人間として尊敬できなくなったからもう終わりにさせて」との内容だった。
もう涙は出なかった。
ある日目が覚めたらホテルにいた。元カノのA子が横に寝ていた。酔っ払っていたため前の晩の記憶は無い。でもそれ以降A子がやけに親しげに接して来るようになったから、きっと流れで上手いこといったんだと思う。
B男はA子がまだ好きだった。未練があった。だから、電話もしたしデートもしたし、相談にも乗ったし泊まりにも誘った。なぜならそうしたかったし、楽しかったから。
しかし、A子は全く感情を表に出してくれないため、B男は不安だった。B男は一度振られている状況だ。ここで告白してもう一度振られるのが怖かった。泊まった夜、勇気を出して「俺のこと好き?」と聞いてみたが、「ううん」と言われた。それ以降、何も言えなくなってしまった。
A子の気持ちはよく分からないが、一緒にいるのは幸せなため、その関係を続けていた。
そんな中、A子の誕生日が近づいてきた。A子はよく誕生日の話題を出し、楽しみにしているようだった。B男はA子のことが好きだったため、祝おうと思っていた。しかし壊滅的にお金がなかった。付き合っている訳ではないし、A子が自分のことを好きであるかどうかも分からないため、当日に祝う必要性があるとは思わなかった。そのため、「当日は祝日で混んでいるから次の週あたりに」と苦しい言い訳をしてお金が入る頃に約束を取り付けようとしたが、「当日じゃないと誕生日じゃない」と断られてしまった。A子はB男に祝われることをそんなに期待していないらしい。
A子の誕生日の前日遊んだ際、眠かったし少しムラムラしたので「ちょっとA子の家で昼寝したい」と言ってみた。すると「家に誰もいないから泊まって行きなよ」と言われたため、その言葉に甘えて泊まりに行くことにした。一応「お金がない」という話はしておいた。
翌日、A子は誕生日であると盛り上がっていたが、B男はお金が本当になかった。期待されることを避けようと、一緒に登校してそのまま別れ、A子からの連絡には既読をつけなかった。
翌日「電源切れてたごめん、おめでとう!」との連絡を入れたところ、A子はなぜかブチ切れた。「人として最低!!」なんて、すごい剣幕でB男のことを責めた。
正直そこまで切れることか?と思った。なんで彼女じゃない人間の誕生日を祝わなかっただけで、ここまで人格否定されないといけないのか。しかも別日に祝うつもりはあったのに。A子が自分のことを好きじゃなかったとしたら祝うお金は無駄になるけれど、それでも祝うつもりはあったのに。付き合ってもいない人間に、誕生日を当日に祝わなかった、ただそれだけのことでここまで責められる義理はないはずだ。
A子が自分勝手なことであまりにも怒るから、B男もつい応戦してしまい、「また付き合えるかどうか試してただけだよ」とか「就活の時間を無駄にされた」とか「俺は別に他の女の子にすぐいけるけど」とか思ってもいないことを言ってしまった。
その後、ひどく泣きながらどれだけ誕生日を大事に思っているか説明され、想像以上に傷付けてしまったことがわかった。後日無いお金をはたいて買ったプレゼントを渡して謝った。当日お金が本当に一銭も無かったこと、誕生日当日の重要性を理解していなかったこと、付き合っていないから祝う必要性があるとわかっていなかったことを伝えたら納得してくれた。
そしてまた改めて食事に連れて行くね、と約束し、同時に付き合いたいと思っていることも伝えた。しかし、その答えは保留されてしまった。
それから仲直りは出来たが、告白の答えはなかなかくれなかった。
そのくせ、「ケーキ食べたいなぁ」なんてアピールはしてきた。付き合う気が無い男に対して、高いご飯を奢らせようとしているのか。B男は不安だった。そして、お金は本当になかった。
A子は告白の返事こそくれないものの、自分のことが好きなように見えた。1ヶ月半ほど経った時、いよいよその関係性に耐えかね、電話をしている時に「俺たち付き合ってるってことで良いよね?」と聞いてみた。すると、「じゃあもういいんじゃない、それで」なんて適当な言葉が返ってきた。B男はその適当さに不安を覚えたが、何も言わなかった。そうしてヌルッと寄りを戻した。
時が経つにつれ、A子は細々したことでキレるようになった。B男のほんの小さな間違いに対してひどく怒り、決まって最後には誕生日を祝わないことを責めた。
B男はA子の悪いところもたくさん許しているのに、なぜ毎度毎度こんな小さなことで強くキレられないといけないのか。この喧嘩の繰り返しに、B男は疲弊していった。A子のその自分への甘さと他人への厳しさに、A子への不信感が募り、恋愛感情がだんだんと冷めていった。どんなに言われても、いや言われれば言われるほど、お金をはたいてA子の誕生日をやり直してあげる気力が起きなくなった。
そもそも、誕生日プレゼントもあげているのに、未だにこんなことで強欲に怒り続けているのが理解ができなかった。A子は強く怒ってばかりで、B男は想われているようにも、大切にされているようにも感じない。なぜB男ばかりが与え続けなければいけないのか。
あまりにA子がご飯をおごれとうるさく言うので、約束をした。しかし運悪く約束の日に熱が出てしまった。悪いことをしたとわかっているが、B男も体調が悪く辛いのに、電話でA子はそれを気にかけることもせずにB男を責めた。やはり人にばかり厳しい人間だ。自分ばかり辛い辛い言うのを聞くのも疲れたな、なんて思っているうちに寝てしまった。
起きるとA子から沢山のラインが入っていた。B男を責める内容だ。B男はもう疲れてしまい、連絡する気が起きなかった。そのままリスケ日になったが、このような精神状態でご飯をおごる気にもなれず、自己中なA子に会いたくもなかったため無視していたら、沢山の着信が入った。その自分のことしか考えていないメンヘラ具合に怖くなり、着拒した。
さらに、新規女子から告られた罪悪感から、まいっていた。(まいったフリをしていたのだろう)
そして、それを悩み相談という形でぶちまけられた。
現状把握と課題整理、スケジュールなどなどを書き出し、目的を明確にしてA4のPDF2枚にまとめた。
私は、「全て清算するなら許す」というA案と、「完全なる破局」のB案を提示した。
彼は「分かりやすい!」と感動し、A案に向けて動いていたが、急に悩みはじめた。
ここまで書かせた俺は罰せられるべきだと。一度みんなから捨てられて一人ぼっちになるべきだと。
古代より、「怒らない女がモテる」「進むべき道がわからず、迷う女がモテる」と言われているけど、
「昨今はそうでもないのかな?」と勝手に判断し、相手をきちんと見ず、感情で突っ走った結果がこれだ。
いや、私が何しても同じだったのかなあ。
ナルシズムに走ってないで、これからの未来を考えて仲良くしようや、と言ってるんだが、、
穏やかな日常をもう一度やり直したいだけなのに
彼女はパパ活をしているJKである。つまり、売春しているJKである。バイト先のJKリフレの常連客だった「パパ」に水揚げされ、セックスのたびにお小遣いをもらう形で、これまでのべ500万ほど貢いでもらってきた。JKはそのお金を使い、韓国で大規模に成形してきた。なぜ韓国で?と思う人がいるかもしれないが、韓国では外国人だから親の承諾なんていらないし、まだ効果もわかっていない「最新の」手術をバンバンやってくれるからだ。そうやって彼女が整形するのは、ひとえにある男のためである。JKは大学制までの男をガキっぽいと信じている。だから24歳のその男とセックスしている。雪の中で真夜中まで四時間も待たされても、セックスしないならあわないと言われても、JKはお酒を飲んでセックスしてタバコを吸うという「大人っぽい体験」ができる彼に夢中だ。彼にぞんざいな扱いをされるのは私が附子だからだ。そう思い込んで、JKは韓国の医者が進めるままに高額な整形をやってきた。
そんなわけだから、JKは学校に居場所がない。クラスメイトは休みがちで出席したと思ったら顔がパンパンに腫れている彼女を遠巻きに見ているし、担任ですら彼女を笑う。家族はすべてを受けいれてくれているが、家庭は自分を満足させてくれる場所ではない。そんな時間があればパパとセックスして金でも稼いだほうがマシである。そう思いパパにあったら、パパは関係の解消を申し出てきた。この間やった大きな整形手術韓国のせいで、顔が不自然に歪んでしまい、もう会いたくないというのだ。JKは韓国の病院にクレームを入れたが、相手にされないまま終わった。今はセフレの男だけが心の拠り所だが、こんな顔では嫌われてしまうと、また、手術の予約をした。全身麻酔で骨を削る大手術で、半数は麻痺やしびれなど機能障害が残る大博打だ。もう治すところが骨しかない。手術は一週間後。今はただ整形が成功した自分を思い描くことで自分を落ち着かせている。
25歳の男です。
自分の場合は、美的感覚は正常で、ブスをしっかりブスと認識したうえで、性的対象と見ているんですが、生きてきて今まで、同じようなフェチ?の人間に出会ったことがないので、こんな人間もいるんだよっていうのを共有したかったので書きます。そして、もし良ければあなたもこのフェチへ。
テレビで見るようなブスを武器にしている女芸人(例:ゆにばーすのはらさん)とかは自分的には小奇麗すぎてブスさが足りないくらいです。
年齢や体形的な線引きはあるものの、ブスすぎてこの人は無理!となった経験はなく、そのストライゾーンの広さは、おそらく他人が見ればドン引きするほどだと思います。(自分はあくまでブスが好きなので、年上すぎ、太りすぎはタイプではありません)
自分がブスのどんなところに欲情するかというと、大きく分けて「①ブスの容姿、②ブスの送ってきた人生、③ブスの感情の発露」の3ポイントです。
ます①ですが、これは先述のとおり、自分はモデルやアイドルのような整った容姿に対して、綺麗、美しいという感情は持つものの、それに対して欲情することができず、ブスの不完全で崩れた容姿に興奮してしまうのです。
こういった価値観になった理由は全く思いつかず、おそらく生まれつきのものなのかなと思っています。
次に②ですが、ブスの送ってきた報われない学生生活、または現在進行形で送っている切ない社会人生活に思いを馳せるのです。
自分はブスとセックスを行う前には、必ず一軒は居酒屋を挟むか宅飲みをして、ブスの愚痴、または自分語りを聞きます。
ブス故にパッとしなかった学生生活の話、ブス故に報われない恋の話、ブス故にうまくいかない仕事の話などいろいろです。
そういった話を聞いた後にセックスをすると、なんというかそのブスだけではなく、ブスの人生ごと抱いたような満足感を得られるのです。
最後に③ですが、今まで多くのブスと接してきたうえでの個人的感想なのですが、ブスは普通の容姿の人に比べて喜怒哀楽を抑えて生きてきていると思います。
その普段の生活では抑えているはずの喜怒哀楽を、ブスが自分の前で溢れ出させてしまった瞬間に、とんでもなく興奮するのです。
その感情の発露が一番大きく出るのがセックス中であり、自分はブスのセックス中の圧倒的な感情の放流に、なんともいえない美しさと快楽を感じてしまうのです。
最近ではブスへの思いがさらに深まっており、現在セフレ関係のブスが2人いるのですが、その2人の喜ぶ顔が見たく、そこそこ良いレストランへ食事に行ったり、今後の人生では縁がないであろうデートスポットに行ってみたり、人生初であろうネックレスや靴なんかをプレゼントをしてみたり、かなり入れ込んでしまっています。
はたから見ればマテンロウのアントニー似の小太り女性と、蛭子能収似の身長170cm高身長女性にここまで本気で入れ込んでいる人間はどのように映っているのか気になり、友人に打ち明けてみたところ、幽霊でも見るかのような表情とともに、「正気の沙汰じゃない」との返答をもらいました。
なんて言ったってライバルが圧倒的に少ない。それに自分の好みの女性がかなりの割合で、めちゃくちゃオトしやすい状況に置かれているので、もう楽園ですね。
あぁまだ出なったことのないブス。
もし独りで生き辛い人生を送っているのなら、俺が優しく抱きしめてあげたいなぁ。
世界中のブスに幸あれ。
私は貞操観念に厳しい家に生まれたが、不幸にも好奇心が強く、小学生の頃から親の目を盗んではアダルトサイトに入り浸っていた。婚前交渉するなという母からの教えは、大学に入って早々に破ってしまった。
当時の彼氏は早く処女を脱したい一心で作っただけだったので、そんなに好きではなかった。あと今思い返すと、彼はセックスが下手だった。
でも、彼はとてつもない変態だった。私の変態の蕾を花開かせたのは確実に彼だった。端的に言えば彼はドMだったのだ。私のサービス心は彼の手により加虐心へと変化していった。
そして、私は立派なS女になった。
その彼のことはかなり好きだったし、最初はこの人となら結婚したい!なんてことを考えていた。本当に好きな人とするセックスは夢のような快楽だった。
でもそのうち、セックスしかすることがなくなった。趣味も性格も違い、共通の話題も少なかった。性欲でしか繋がっていない関係だった。
加えて、彼はとてもノーマルだった。その時既に変態性に目覚めていた私は、彼のノーマルっぷりに頭を抱えていた。私の鍛え上げられた加虐心が顔を出し、引かれることもままあった。
自分が結婚に向いていないことを完全に自覚してから、若い女という称号がまだ使えるうちに遊んでおくのが懸命だと考えるようになった。そして、特殊な性癖の人間が集うサイトでセフレを募集した。
そのサイトで私は、小学生から蓄積された性癖を余すことなく羅列した。自分でも引くくらい変態的な文章ができあがった。すると、そんな変態を求める男性から大量の返信が来た。
私は感激した。私以外にもこんなに変態がいるんだ!皆気持ち悪い!人間ってすごい!
セフレは、とても楽だった。すごかった。どんな要望でも口からスラスラ出てしまう。こんなこと言っちゃって引かれるかも、みたいなことを考えなくていい。だって相手も変態だからだ。
変な駆け引きも要らないし、気を使って演技をしなくてもいい。あと、無駄な期待を持ってしまったり、ちょっとしたことにイラついたりしない。
しかし、私は危惧している。セフレはあまりに楽しすぎる。これでは恋人ができない。
変態だって恋がしたいのだ。純愛とかすごい憧れるのだ。シーブリーズが似合う恋とかしたい。福原愛さん夫婦とか超羨ましい。
ただ、私は変態だ。エロいことばっか考えている。この人はどんなセックスするんだろう、と一番に考えてしまう。
それに、最初から人間性に惹かれ、きちんと好きになったとしても、結局は性的な問題が絡んでくるではないか。結局自分の変態性から逃れられない。
変態にはもう、セフレから恋人を探すか、脳みそをシーブリーズで洗い流すしか残されていないのだろうか。
それか、変態であるがゆえの業として、愛している人には自分のことを隠し続け、変態性を解放してくれるパートナーを別に持ち続けたりする器用さが求められるのか。
ああもう、隠れ変態のヒロインが、自分が変態であることを忘れさせてくれるような王子様に出会って幸せになる少女漫画が読みたい。
少子化とか子供とか女に産めとかいう前に、男が結婚しろよって強く思う。
女に逆プロポーズさせといて断ったり、交際中の彼女のことセフレ扱いしたり、けっこんするつもりないんですとか言う男、なんなの?
罪深すぎるしお前らが少子化の全てだと思う。
男の結婚しない自由を棚上げして少子化って言ってることが良く分かった。
そんな考えじゃそりゃ女も結婚できたとしても子供産みたくなくなる子供産まないのも当然自由だ。
少子化の話が出たら結婚しなくてもいいし結婚を強制されることと同じくらい子供を産めと言われるのは酷なことだと返そう。