はてなキーワード: 手続とは
http://anond.hatelabo.jp/20120407162253 に便乗して。
それなりに大きなとある会社のプログラマだけど、うちの会社のビルドシステムがおかしい気がする
あまりにも原始的なので違和感を感じるんだけど、自分にビルドシステムに対する知識が圧倒的に不足しているので、今やってる作業に本当に意味があるのかよく分からない。詳しい人に教えてもらいたい。
手動でコピーするからよく事故が発生するし、同じファイルが複数箇所にあるので全然履歴が追えない。
あと、中間ファイルや実行ファイル(.o とか .so とか) も含めてごちゃまぜにチェックインされているので、もっと訳がわからなくなってる。
「ビルドは成功しないのが当たり前」とかいう人ばかりで、正直発狂しそうになる
フォルダツリーがわかりづらいと思うので図を書くと
/ Main/ -- 共通ファイルディレクトリ foo/ bar.c driver/ common.c ProductA/ foo/ bar.c -- ProductA 用の変更が入ってる baz.c -- ProductA 専用ファイル driver/ common.c ProductA_Orig/ -- ProductA/ 内の ProductA用ファイルが丸々入ってる foo/ bar.c baz.c ProductB/ foo/ bar.c -- Main と全く同じ driver/ common.c ProductC/ foo/ bar.c driver/hoge.c ProductC_Orig/ driver/hoge.c
こんな感じになっていて、共通部分は Main/ の中とそれぞれの ProductA, ProductB, ... ディレクトリの中にすべてコピーされている。
チェックインするときはすべてのファイル、例えば bar.c を更新したら Main, ProductA, ProductB, ProductC の bar.c を手動で更新する必要がある。
ビルドするときは Main/ のファイルを ProductA/ にコピーして、 ProductA_Orig/ の中の機種依存ファイルをさらに ProductA/ にコピーする。これは、同名のファイルが Main にもあって、 ProductA のファイルが上書きされるかららしい。
ビルドできないので、最後の最後まで結合テストが出来ずに、みんなローカルPCで開発してる。誰かのPCが吹っ飛ぶとその人が開発していた差分が消失する。
「ツリーを共通部分と依存部分きちんと分けて、ビルド自動化しましょうよ」って上長に提案したら「この会社はこれでやってる。むしろバイナリが入っているのでビルドできなくてもテストできる」という感じであまり真面目に取り合ってもらえなかった。
これから書こうとしているのは、お寺に搾取される貧乏な檀家のお話だ。
秋田の片田舎に母の生家がある。元教員だった和尚さんのいるお寺は曹洞宗で、生家はそこの檀家だった。というかその周辺部落のほとんどの家が檀家だった。命日にはハガキで通知をしてくれるなど、聞いていると役所的役割を果たしているように思った。つまり、檀家と各檀家の仏様の命日がデータベース化されているのだった。
人望が厚く信心深かった叔母が婿を取って後を継いでいたが、数年前に病死した。信心深い人(あの世でより仏に近くに行ける人?)や長生きした人は、それなりの大そうな戒名を頂けるというのが慣わしだそうで、大そうな戒名を頂いたことを生家では誇りにしていた。
若くしてなくなった人やあまりお寺に縁のなかった人には位の低い戒名しか頂けない。55歳で亡くなった私の母もごく経済的な戒名で済んだ。
そしてココが問題なのだが、よい戒名にはそれに見合うお布施をお寺に納めるのが慣わしなんだそうだ。それも金額を聞いて驚いた。戒名料の相場で見るとまだお寺も気を遣ってくれたようだが、各宗派とも信じられないお値段だ。
数年後、癌で叔父が亡くなった。このとき問題が起きた。叔父は叔母と違ってごく普通の信者だったし、何より生家にはもう現金がなかった。まだ社会に巣立っていない子供にも学費や仕送りが必要だった。
しかし、叔母と同じ位の戒名を頂かないと、あの世で叔父と叔母は会えないとお寺に言われたそうだ。そしてそれは檀家の常識でもあり、同じ位の戒名を「買わないと」部落で親不幸者として扱われるようだ。
叔母亡き後を継いだ従姉もお婿さんをもらっていたのだが、お婿さんは遠慮して「お金がないから、そんな戒名は買えない」という一言が言えなかったそうだ。従姉にしてみれば、そう言って欲しかった、そうしないと家計が立ち行かなくなると思ったようだが、結果的にはお寺に押し切られてしまったそうだ。
だって、誰だってあの世で両親が会えないなんて言われたら、お金出すしかないと思う。信心深ければ深いほど…。
何故お金がないのに、これから子供たちにお金が必要なのに、そんな大金をお寺に納める必要があるのだろうか?
そして、私は従姉夫婦の窮地に上記の馬鹿げたことを知らされずに何度か現金を無心され、その度に若い子供達の将来を思って叔母としてできることをしたつもりになっていた。
実はもっと混みいった事情がある。土地をなかなか相続できていなかったために、それを担保にJAからお金を借りることができずにいた。その手続きのための(司法書士などに支払う)お金すらないほど困窮していたのだ。相続できてお金が借りれたら真っ先に返してくれるという約束で幾ばくかを送金した。直後にまだ相続手続きが終わらないうちに、娘の年払い保険の期限が来てしまい、病気の娘(◯◯ちゃんは精神系の病気)にとっては(解約するわけにいかない最後の保険なので月曜締め切りのところを2日前の土曜日に何とか都合してくれと電話があった。◯◯ちゃんのためならと、これが最後と自分に言い聞かせて殺伐とした気分で送金した。
ほどなく相続&借金ができたようだが、連絡がない。◯◯ちゃんに聞いて初めて上記のような顛末を知ったのだった。
もう一つ納得行かないのが、よい戒名をもらうとそれなりのお葬式をしなければならず、それなりのお葬式にはそれなりの御霊前を持って行かねばならないという、これも慣わしなんだそうだ。そこいらは都会と違う。ご近所に数万円の御霊前を持って行くなんて聞いたこともない。
そして、いただいた御霊前の額はそのまま、その家のご不幸のときに返すのもしきたりなんだそうだ。それは理屈として通るが、困るのは3月の季節替わりにはご老人が亡くなる家が多いので、その分出費がかさむことになる。驚いたのは、この3月の近所のお葬式で15万円ほど消えたそうだ。
普通は頂いた御霊前をそのまま取っておけば済むだろうと思うが、それは葬式代を確保していた家の場合。昨年夏の叔父の葬式代は叔母に釣り合うよう100万円ほどかかったそうだ。御霊前はその他諸々の経費に消えてしまったというわけだ。無計画な従姉夫婦は、何の備えもしていなかった。なのに宗教の名の下に言われるがままに、お金を払ってしまった。
しかし、困窮したと駆け込んでもお寺が面倒を見てくれるなんてありえなさそうだし、明らかに何か矛盾している。
私がこの記事を記しておこうと思った訳は、この記事を読んだからだ。
Q&Aオウム真理教 ―曹洞宗の立場から― | 曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET
この記事の趣旨とあまり関係ない部分だけれど、以下の箇所に疑問を持った。
オウム真理教では、麻原教祖が行う「イニシエーション=秘儀」により「ステージ=段階」が上がり、「悟り」への道が促進される重要な儀礼として位置づけられていました。
:
:
一方では、そのために多くの「布施」を強要し、それに答えないと高い「ステージ」には上がれないとされていたのです。これは、一つの集金システムとして機能していたもので、極めて詐欺性が強いといわれています。
以上のようにオウムで言うイニシエーションは、段階的であり、布施の高低により不平等であり、なによりも仏教の教えからかけ離れたものであり、とても認められるものではありません。
:
:
またこうした「加入儀礼」としては、曹洞宗では「入檀式」や「受戒会」、僧侶の儀礼としては、「得度式」「立職」「伝法」などが広い意味で該当するでしょう。
しかし、これらの儀礼がオウムのそれと大きく異なるのは、檀信徒に平等であり、また仏様との縁を結ぶ自発的なもので、強制を伴ったり、ましてや何度も行うような性格のものではありません。
真っ当な宗派である曹洞宗でもそれは明らかにウソだ。理想は上記引用かもしれないが、田舎では狭い世間の目に逆らえず、お寺の言うがままになっている貧乏人が現に存在する。
言い過ぎを覚悟して言えば、結局間接的に私が若い子供たちのために送ったお金もお寺に吸い上げられてしまったようなものだ。
しきたりを知らない核家族&都会で育った私の戯言かもしれないが、宗教というものに、信心というものの具現化の在り方に矛盾を感じぜずにはいられない。
ただまあ、手動監視なんてのを真面目にやっていた現場にいきなり正論を持ち込むのはJCLとCOBOLと汎用機な世界にWEBの常識を持ち込むようなもので素直に通るわけ無いよな~と感じた。
君の説明でメール駄目な理由を考えると、多分管理者はちゃんと管理してないんだよ。監視して異常があったら大騒ぎするアラート機能を新人に求めてるんだと思う。だからメール送るだけじゃなくて、メールが期待通りに来なかったりメールが送ってくる内容に異常があったら爆竹が爆発するぐらいの提案じゃないといけないんだと思う。「ソフトウェアあんどん」みたいなやつ。
あと、台帳からぬけられないのは「いわゆるオフィスのIT化」が事務手続きの合理化じゃなくて帳票の清書から入るのと同じだと思う。IT企業でそれだってのは結構重傷だけど、たんなるオフィスのことだと思えば「ごくフツーのだめだめな展開」だと思うよ。段階を踏んで改善させないとこういうのって理解されにくい。
俺からの提案としては、
■転出入届け
一般的には引越しが決まれば転出する市区町村役場へ行って転出証明書を交付してもらいます。その後、転入先の役場に証明書を提出すると転入手続きが完了です。なお、転入届けは転出後14日以内に行います。
[郵送にて受付けてもらう場合]
転出届けは必ず窓口で……、という訳ではありません。転出届けを郵送にて受理してくれる市区町村もありますので、時間の余裕がない場合は該当する役所に尋ねてみましょう。概ね、準備するものは以下の通りです。
届出事項の記載
届出人の住所・氏名の記載
届出人の本人確認書類の写し
返信用封筒
住民基本台帳カードをお持ちの人は、郵送で転出の届出を行い、転入先の役所に住基カードを提出するだけで転出・入手続きが完了します。
国民健康保険は、居住している市区町村が保険者となります。したがって、引越しで他の市区町村に移るときは保険証を返納し、転居先で新たに交付手続きを行います。交付を受ける際には、印鑑、転出証明書などの書類が必要となります。届出の期間は引越し日から14日以内です。
■国民年金
転出手続きは必要ありません。ただし、転入先の市区町村役場に年金手帳(または基礎年金番号通知書)を持参し、国民年金の住所変更の届出を行いましょう。役場によっては住民票の住所変更を行うと、国民年金の住所変更手続を自動的に行ってくれるところもあります。
転出届けを出すと自動的に市区町村役場で登録された実印の抹消手続きが行われます。印鑑登録証もその際に返納することになるため、持参して行きましょう。
訴えて処分保留になるなら、訴える価値あったんじゃね?0じゃないから。
というか、罰則を受けたのに、なんで文句言われてるの?
罰則を受けた後に、それ以上の何がしかの罰則を与える権利は誰にもないよ?
訓戒を受けた 以上それで終わり。
不当だから訴えた、認められた、認められなかった。それで終わり。
そして 嫌なら辞めろは違法行為じゃね?
そういう時だけ、労働に関する法律を盾に権利主張するのはおかしい、というのはおかしいよね?
粛々と、手続きを踏んで処分するしか無いでしょ?ただ、それを理由に解雇できるか?というとそうでもないというのが裁判所判断っぽいけど?
で、終わりじゃね?
ちなみに、文句をいう権利はあると思うし、それに対して 増田が文句をいう権利もあると思う。すまんな、ツッコんで。
何度も言うが、起立はしろよと俺も思うぞ。
主張する自由はあるだろうが、法改正もされてない段階でいきなり起立拒否したら、それはただの「実力行使」じゃん。「俺が納得してないから」って理由で法律や規則を無視して良い理由なんて無い。
いきなり大勢が道路を占拠したら道路交通法違反でしょっ引かれるだけだぞ。
こういう言い方変だが、おかしいと思ったら 罰則を食らって 食らった上で 食らったことに対して裁判に及んだり デモに及ぶのは 正当な法律上の手続き。
でも教職員らは罰則自体を違法だと訴えてるわけだろ。過去の裁判で一つ残らず負けてるけどさ(処罰が重すぎるという理由で処分無効になった例はあるが、それでも起立拒否を合法とはしていない)。
当人に適性がないだけだろ。
年にせいぜい2、3回、時間にして1分か2分起立する程度の事すらまともに出来ない人間が、公務員としても教員としても適格かどうかはなはだ疑問だわ。
起立はしろよとは思うが・・・歌いたくないものを歌えという法が正しいとは申し訳ないが、疑問の余地を挟まざるを得ない。ただ、悪法も方だ。だが、その悪法に抵抗している各種法律も悪法だが法だ。
問題起こしてる教師達が、まさか国家権力か何かによって強制的に公務員にさせられてるとか思ってたりする?
ある日いきなり秘密警察が自宅に踏み込んできて、銃を突きつけて「○○市立××中学校で国語教師をせよ。拒否した場合逮捕する」みたいな経緯で彼らが教職員になったとでも?
いちおう法律で法律が違法だと思ったら文句をいう権利はあって、行使したからこその裁判なんだし、デモする権利も生活保障の権利も、法律で認められているんだが?
というか、何でもかんでも律法しないと守らせられないほうがどうにかしてるって話だよ。
こういう言い方変だが、おかしいと思ったら 罰則を食らって 食らった上で 食らったことに対して裁判に及んだり デモに及ぶのは 正当な法律上の手続き。
だが、そこまでしないと、人間を納得させられない教育って一体何だ?という話だな。
君が代がおかしい、起立がおかしいといってるわけじゃないんだよ。裁判で言えば示談に持ち込めず法律制定した。という行為が 怪しい。といってるって話だよ。
たとえ公務員といえども、ひとりひとり説得するのが本堂で会って、命令するのは軍隊か?オマエラ。ってはなしだよね。
起立はしろよとは思うが・・・歌いたくないものを歌えという法が正しいとは申し訳ないが、疑問の余地を挟まざるを得ない。ただ、悪法も方だ。だが、その悪法に抵抗している各種法律も悪法だが法だ。
命令ならば仕方ない・・・って仕方がないで歌うものか?国歌は。望んで歌おうという方が本堂だと思ってるよ。異論はもちろん認める。
先日ウィルコムの端末を買った。
もともとdocomoのガラケーを持っていたのだが、ほぼ通話とメール専用だったのでそれならPHSの方が割安になると思ったためである。
私の事前の算段だと、噂の「どん引きキャンペーン」たるものを利用し、
基本料980円/月+誰とでも定額980/月+0円端末=1960円/月のプランで「他社とも通話&メールし放題」になるつもりだった。
家電量販店のウィルコムコーナーに行くと店員さんがやってきた。
端末の目星は付けていたので、すぐに契約する旨を伝えた。そしてさっそくテーブルに座り書類を読み上げていった。
1枚目の契約注意事項はすんなり済み、2枚目の契約時加入オプションの説明に入った。そこで問題が起こる。
「これらのオプションにご加入して頂くと、契約頭金2480円が無料になります」と言って店員さんは4つのオプションを指さした。
[だれとでも定額980円/月][留守番電話サービス105円/月][ウィルコム安心サポート315円/月][位置検索サービス315円/月]。
「これら」というのは「これらのうちどれか」ではなく「これらすべて」というニュアンスだった。そして店員さんはその4つをボールペンでくくった。
しかし、この4つのうち最後の一つ[位置検索サービス315円/月]だけが印刷ではなく手書きで付け足してある。
不審に思ったので私は聞いてみた。「これだけなんで手書きなんですか?」
すると店員さん「これも是非入って頂きたいサービスなんでー、ご案内しておりますー」
「え、これも入らなきゃ駄目なんですか?」
・・・狡い。加入が割引適用の必須条件の3つのオプションのなかに、あたかもそれも必須かのように見せて忍ばせてあったのだ。客を騙すとは・・・!
まあそれはともかく、必要なければ後ですぐに解除しても問題ないというので、最初から入るつもりだった[だれとでも定額]の他に[留守番電話サービス]と[ウィルコム安心サポート]に加入した。
しかし、これで契約完了かと思いきや、店員さんのオプション勧誘はまだ続いた。
そう言って出したパネルには、着うたサイト、占いサイト、ゲーム、などの月額課金アプリが並んでいた。各315円
「さっきのに加えてこれも必須ですか・・・?」私は再び食い下がった。
しかし今度は店員さん、謎に口ごもる「あー、そうですねー、一応、みなさん入って頂くようにご案内してますねーはいー」
私は店員さんのその必死な表情を見てたらなんだか申し訳なくなってきた。
よく知らないが、ノルマだとかマージンだとかに追われてるんだろうなと思うと可愛そうになってきた。
もうそれが必須かどうかとかを問い詰める気が起きなかった・・・。
仕方ないのでゲームサイトと着うたサイトを登録した。計630円/月。
そうしてようやく端末を渡してもらい家に帰った。貰った契約内容の控えをもとに余計に加入したオプションを解除していった。
さっそくウィルコムのオンラインサポートに会員登録し、サービスセンターにわざわざ電話し・・・だいぶめんどくさい。
そして、問題再び・・・。
ウィルコムの料金やサービスに関する加入オプションは書類にちゃんと書かれていたのだが、2つ登録した月額課金アプリについての記載がない。
その場で適当に選んだのでなんのアプリに登録したか覚えていないので退会のしようがない。
あの店員さんに「僕なんのアプリ登録したんでしたっけ?」とか聞けばいいのか?いや、これ以上絡むとクレーマーみたいで恥ずかしい。
結局、今月の請求の明細が出る来月まで待つことにした。こんなことなら素直に2480円払えばよかった・・・。
知り合いの女の子が「ウィルコム買うとき2000円くらいで持てるって説明されたんだけど、なんかよく分かんないけど実際毎月3000円以上払ってるよ~ひどくなーい?」とか言ってたのを思い出した。
さぞ店員に沢山の余計なオプションをつけられたのだろう。そして彼女は私と違っておおらかなのか知らないが、それを疑問にしないのだろう。
本日労働保険事務組合というところから指導員という人が来た。労災や雇用保険に入っていない事業所にそれらを説明するために。
自分の事業所は雇用保険に入る義務はないけど、労災には入らないといけない状況。それには異論がないし、繁忙期だけ人を雇う業態だからたいした額では無い。
厚生省の下部組織ですか、と問うと、いいえ厚生省から委託を受けた、半官半民のようなそしきです、という。
最終的にいくら払うのですかとの問いには、ざっくり年に64000円ですと言う。訪問を受ける前の電話アポの後に、ネットで調べた額と大分違う。
たしかウチの業種だと千分の四という割合。支払い給与の総額が約100万円なので、4000円ほどのはず。
それを問うと、月額5000円を、事務手数料として、当組合に支払っていただきます、とのこと。年に4000円の保険料に対して手数料が6万円とは法外だ。
自分で手続きをするからと断ると、それまでの超々低姿勢が、やや角度が変わる。
このままだと刑事罰の可能性もあるだの、今後も追加調査がある、かならず自分で手続きをすすめるように、など語気が強まった。
詐欺かと思い、帰った後、ネットで調べると、そういう団体は各地に存在し、厚労省も委託(認可?)をしているらしい。
しかしながら、完全に民間の団体、利益団体であって、手数料も各団体のさじ加減で決まっているようだ。中には詐欺ではないが悪徳商法だと断定する意見もある。
大き目の中小企業の雇用などならば、事務手数料年額60000円ほどは適正かもしれないが、たった四千円の保険料に対しては、やはり常識はずれの額だと思う。
半ば詐欺とまで言う人がいるような民間団体に対して、国の労災保険の手続きの許認可を出す厚労省も、どうかしていないか。
公的書類を代書して利益を取るなら行政書士以上の資格が必要だったような。その関連はどうなっているのだろう。
少し調べると労災保険というのは大分黒字のようである。財務諸表を見ると、何に使っているのか分からない特別会計に繰り入れている額もある。
それも何十億単位で。労災というのは、どうも天下り団体の食い物になっていないだろうか。
おそらく、先ほどきた指導員の組合にも、天下りが沢山下っているのだろう。そのせいで悪徳まがいの法外な手数料も、野放しなのではないか。
これみた。
「たかじんのそこまで言って委員会」の南京事件検証動画が秀逸すぎる。 | ねとうよ速報
http://netosoku.net/blog/others/takajin_nankin_kensyou/
南京事件否認論の恐怖。 - Something Orange
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20120308/p1
捏造写真や被害誇張が多すぎるとか、中国が国をまとめるためのプロパガンダとか、でも戦争なんだから規模はともかくやってるに違いないだろとか、外国人が書いた一次証拠もあるだろとか、これを全部正しいとしても関東軍の虐殺動機がよくわからない。たとえ数万人でも虐殺は軍の指示がなければ無理だ。関東軍は何か深い民族的恨みでもあったのか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6_(1937%E5%B9%B4)
南京事件(なんきんじけん)は、日中戦争(支那事変)初期の1937年(昭和12年)に日本軍が中華民国の首都南京市を占領した際(南京攻略戦)、約6週間から2ヶ月にわたって中国軍の投降した便衣兵、一般市民などを殺した事件。
でも、この前に満州事変とかで国作ってるんだよね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E6%B4%B2%E5%9B%BD
1932年から1945年の間、満州(現在の中国東北部)に存在した国家。
満洲国は建国にあたって自らを満州民族と漢民族、モンゴル民族からなる「満洲人、満人」による民族自決の原則に基づく国民国家であるとし、建国理念として日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人による「五族協和」を掲げた。
とすると、傀儡政権で日本人優位とはいえ中国人(満州族)とも一緒に暮らしてたわけだ。その後国を運営しながら5年かけて南京まで領土を拡大。ならなおさら軍命令で虐殺する意味がわからん。南京の人とも一緒に暮らすだろうし国民は国家の労働力ではないのか?
と思ったら、詳しい解説サイトがあった。
南京事件 初歩の初歩
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/shoho.html
まずよく誤解されるのですが、「南京事件」というのは、例えば数万人なり数十万人なりを一箇所に集めて、まとめて機関銃なり銃剣なりで殺した、という事件ではありません。基本的には、数多くの中小規模の「事件」の集積です。
また、「民間人巻き込まれの責任は便衣兵戦術をとった中国側にある」との暴論も見かけます。そもそも南京では「便衣兵戦術」の存在は確認されていないのですが、例え南京戦以前の上海戦での「便衣兵」を問題にするとしても、日本軍の責任は免れません。日本軍は「民間人混入」のリスクは十分に承知していたはずです。殺害しなければならない切迫した事情もなかったのですから、そのまま生かして「捕虜」としておけばよかっただけの話でしょう。
秦 南京事件の場合、日本軍にもちゃんと法務官がいたのに、裁判をやらないで、捕虜を大量処刑したのがいけないんです。捕虜のなかに便衣隊、つまり平服のゲリラがいたといいますが、どれが便衣隊かという判定をきちんとやっていません。これが日本側の最大のウィークポイントなんです。
秦 捕虜の資格があるかないかはこの際関係ありません。その人間が、銃殺するに値するかどうかを調べもせず、面倒臭いから区別せずにやってしまったのが問題なんです。
秦 捕虜としての権利がないから裁判抜きで殺していいということにはならない。自然法に照らしても不法でしょう。古代の暴君ならともかく、こいつは悪い奴だから、その場で処刑していいというのは、文明国がやることではない。捕虜の扱いはお互い様ですから、それなりに尊重し、労働をさせれば一定の給与を与え、自国の兵士と同程度の食料を与えるのは交戦国の義務でした。
中村粲氏
武器を棄てて我軍の権内に入つた段階では捕虜なのであり、秩序や安全を脅かすことのない限り捕虜として遇すべきもので、重大な理由なく処断するのは戦時国際法違反になるであらう。
軍司令官には無断で万余の捕虜が銃剣刺殺された。それを「便衣の兵は交戦法規違反である」と強弁してはならず、率直に(それは)戦時国際法違反であり、何より武士道に悖る行為であったことを認めねばならぬ。
原剛氏
しかし、本来、捕虜ならば軍法会議で、捕虜でないとするならば軍律会議で処置を決定すべきものであって、第一線の部隊が勝手に判断して処断すべきものではない。
松本健一氏
捕虜でないからという理由で捕まえた敵国兵士を戦場で裁判にもかけずに勝手に処刑することは国際法上からも容認されていないはずです。
北村稔氏
筆者の見るところ、「ハーグ陸戦法規」の条文とこの条文運用に関する当時の法解釈に基づく限り、日本軍による手続きなしの大量処刑を正当化する十分な論理は構成しがたいと思われる。
私見ですが、「安全区掃討」の是非は、「国際法」のややこしい議論に突入するまでもなく、「常識」で考えればいいことだと思います。もう戦闘は終了しているのに、戦闘意欲を失った元兵士を片っ端から引っ張り出し、そのまま何キロも歩かせてまとめて殺害する。しかもその中には誤認連行された民間人も大量に存在している。「虐殺」だと感じれば、普通の感覚でしょう。
南京事件 初歩の初歩、了解。
ひとつ思いついたけど、この国際法を守る「普通」の感覚があれば、中国軍が世界を支配できる簡単な方法がある。10億人中の数十万人を各戦場に投降させたらいい。そしたら敵軍はその「捕虜」を戦時中に食べさせて管理して働かせても、食料を作る時間的な差で補給がままならなくなり、暴動が起こらないような高度な管理にも相当な軍人を割かなければいけない。その間に本隊で攻撃をすれば勝てる。相手が国際法を守るなら。
当時の中国がちょっと「普通」じゃないのは、ケタ違いの人口を誇るのに日本と比べて近代的な武器を持ってないこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E5%A4%89
戦力
大日本帝国陸軍30000 - 66000
16万の軍隊が、3万から6万6千の関東軍に負ける。ランチェスター戦略ではまずありえない。
「捕虜」の感覚も「普通」だと人数の少ない軍隊が負けて、戦いに生き残った少数が「捕虜」になるという感覚なんだが中国相手だと
南京事件 初歩の初歩
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/shoho.html
「南京事件」中、最大規模の「捕虜殺害事件」として知られている事件です。
第十三師団山田支隊は、南京城北部を進軍中、大量の投降兵に遭遇しました。その数は、当時の公式発表に従えば一万四千人余りと伝えられます。この捕虜群はいったん幕府山周辺の建物に収容された後、12月16日から17日にかけてほとんどが殺害されてしまいました。
12月13日、日本軍は南京を占領しました。逃げ場を失った中国軍兵士は、大挙として軍服を脱ぎ捨て、難民が避難していた安全区に逃げ込みました。
14日から16日にかけて、日本軍は、避難民の中から元兵士とおぼしき人物を選別し、そのまま揚子江岸などに連行して殺害しました。歩兵第七連隊の戦闘詳報によれば、その数は七千人弱、と伝えられます。その選別方法はアバウトなもので、その中には大量の民間人が混入していたものと見られます。
さらに17日の入城式後も、「安全区掃討」は続きます。佐々木到一少将によれば、1月5日までに、さらに二千名が摘出されました。
結果、数万人虐殺してるんじゃないかという予測ですが、普通の感覚なら戦時中とはいえやはり全員ちゃんと食わせて、ひとりひとり裁判にかけて、きちんとした管理の中、この数万人を戦争が終わる8年間(1945)まで捕虜として扱うべきだったのでしょう。虐殺するほど軍人最低限のモラルもなくなるでしょうし。
たかじんの動画でありますが、台湾攻撃した時は虐殺なんかしてない。満州事変のときも、満州族とその地域を一度に支配したのでその必要がなさそう。南京陥落のときは戦闘継続中の「中国軍」だったので一気に中国を支配できなければ投降は「捕虜」にするかその数万人を扱う余力がなければ虐殺するしかないということでしょうか? 日本軍には「投降」という概念がなさそうで、なおさら大量の捕虜を信用出来そうにもないという文化の違いもありそうですが。
南京事件の初歩の初歩までの理解ですが、右の言う捏造写真や被害誇張が多すぎるとか、中国が国をまとめるためのプロパガンダとか、動機がないとか、虐殺する弾薬や労力が無駄とか、左の言う、でも戦争なんだから規模はともかく心壊れてどこかでやってるに違いないだろとか、外国人が書いた一次証拠もたくさんあるだろとか、これは結局、関東軍が対人口比の極端に多い中国に勝ち進んだという「普通」じゃない状況が大量の「捕虜」を扱いきれず一般人も巻き込んで虐殺したことで、「普通」の時代の人から批判されまくってるという解釈で初歩の初歩はOKですかね?
あの当時、数十人の管理人でも数万人の「捕虜」が暴動起こさないような設備とシステムを作って、人権も守りながら低コストで、食料もすぐに自給自足管理させ、ひとりひとり裁判もできたら良かったんでしょうけどね。
Amazonで「お届け日時指定便」というオプションがあるのに気が付いた。
一人暮らしで、いつも配送物の不在届けの手続きが面倒だった自分は、来週の土曜日を指定した。
配達料金が350円かかることに気が付いた。
1,500円以上の買い物なので、日時指定なしの「通常配送」なら配達料金は無料
おそらくいつもみたに仕事から帰ったら不在届けが入っているのだろう。
そして何もしなくても配達員の人が気を利かせて土日に勝手に持ってきてくれるのだろう。
無駄手間取らせる配達員の人には気が引ける。
でもオイラは悪くないと思う。
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=footer_shiprates?ie=UTF8&nodeId=642982
suterukami 事件, 司法
殺せ殺せの大合唱に負けた司法。此の件は事件の中身よりも司法側の方針の方が優先され過ぎている気がずっとしてる。そしてそのとおりの結果になった。2012/02/20
なあに、誰も証明責任なんか追及して来ませんよ。適当な気分で叫んどきましょう。」
sink_kanpf 不適切なブックマークを通報する 事件, 司法
結局、法で決したというより、多数決で決したという感じの裁判だったという感想。世論的には「理屈とか手続きとかどーでもいいからとにかく吊るせ」一色だったし。 2012/02/20
上記ソリューションのおさらいです!
「裁判制度について無知なアホのコメントみたいに見えるですって?
『印象』とか『感想』とかイノセントを装う言葉を選んでおきましょう。」
sillyfish 光市母子殺害事件, 司法, 死刑, 一部ブコメがひどい
人をくびり殺すことを「法相は"仕事"しろ」なんて表現する感性と"犬の交尾"がどれほど違うのか、私にはわからない。殺し屋モノか何かのつもりなの?/法相と刑務官にはサボタージュを呼びかけたい 2012/02/20
敵側が合法だったり適正だったりして言いがかりをつけにくい場合は
→とりあえず情感たっぷりに言い変えてみる。
→ばかばかしいと思うなかれ、なんでもやるだけやってみるのさ。
ex.
切断した死体の肉を噛み裂き血を啜る行為を「食事」なんて表現する感性、私にはわからない。
"犬の交尾"
(※突然「交尾」とか何の話してるのかわからない人のために解説すると
>犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか
のこと。
http://anond.hatelabo.jp/20120218231810
ええええ?
夫が死亡して、生まれてから死ぬまでの戸籍が必要になったんで、どんどんさかのぼっていって、最後にたどりついた役所に「これこれこういう事情なんですが、そちらに戸籍ありますか?」と問い合わせたら、あるから書類送ってこいって言うんだよ。で、書類を送ったら「こっちには戸籍はありません。どこでもいいから市役所の人に書類を見せれば、こっちに無いことは一目瞭然だから、無駄手間かけさせないで近所の市役所で聞いて」と書類が送り返されてきた。
息子が地方の大学に行くことになったんで、住民票を移したんだが、その際、「国民健康保険は新しい町で新たに入ることになりますから、転入届を出すときに手続きしてください」と窓口で言われたんだよ。そしたら、転入先では「有効期限はあと半年あるんで、半年経ってから手続きに来てください」と息子が言われたんだ。こっちでは「出たら保険の資格は無くなります」って言ってたから、びっくりしてこっちの市役所で確認したら「現在、お子さんは無保険です。前の窓口の説明とは違うかも知れませんが、この場合、学生特別措置で、お母さんの保険に入れますから、転出元であるこちらか、転入先であるあちらか、どちらかで保険に入る手続きをしてください」だそうで。
どっちも(こっちは、そっちの言う通りにしているのに、なんでこうなるの?)と思ってたんだけど。
なんだ、市役所の窓口、今、ド素人が座ってるのか。怖いから、予算、市役所に回してくれないかな。年金問題以上に、いろいろゴタゴタが起きそうだ。くわばらくわばら。
複雑に考えすぎ。もっと単純に考えればよい。
たとえばこれ。
預かったお金を貸した結果、いざ利用者が金を引き出そうとした時に「ごめん今他の人に貸してるんだー」じゃ利用者が困るわな。
「利用者が金を引き出そうとした」という仮定は議論しなくてよい。
なぜなら、引き出しの意思表示が示されるなら、その時点で「休眠」ではなくなるから。
引き出しの意思表示が示された時点で、その口座は「休眠口座」ではない。だから、その口座に存在するお金は所有者に引き出される。問題ない。
引き出す権利を持つ人が金を引き出そうとしないままになっている口座のお金をどうするのかが、休眠口座のテーマ。
前述の通り、「お金下ろしたい」という意思が示されるなら、その口座は「休眠口座」ではない。「お金下ろしたい」という意思が示された時点で、お金は所有者に引き出される。問題ない。
そもそも休眠口座は、何らかの事情で取引手続きができない人の預金を想定している。取引ができる人を想定していない。
取引行為ができない人というのは、具体的に言うと次のような人。
まず死者。正確に言うと、相続されない死者の口座。
口座所有者が死んだあと、その財産を相続する人が相続手続きをせず、国庫にも入らずに、凍結したまままの口座がある。
相続人が皆無の財産は国庫に入ることになっている。しかし相続人がいる場合は国庫には入らない。通常、相続人は相続手続きをして、死者の預金を受け取るなら名義変更するなりの手続きをとるが、なんらかの事情で相続人が相続手続きができない(しない)ことがある。
相続手続きをしない理由は様々だが、相続人が相続すべき口座の存在を知らないために手続きを行われないという理由がまずひとつある。たとえば、故人が通帳などの書類を紛失し、再発行手続きをする前に死んでしまったりすると、相続人はその口座の存在を知ることが困難になるので、その口座の相続手続きが進まない。
典型的な事例が、震災による死亡で発生する休眠口座だ。阪神大震災の時にも発生したし、東日本大震災でも大量に発生している。家が津波で流されたとか、家が倒壊したとかで口座所有者が死んでしまうと、通帳などの書類もいっしょに消えてしまうことが多い。相続人は通帳などを探すが、簡単には見つからない。火災による預金者死亡の場合も、通帳が一緒に燃えてしまうので口座が休眠になってしまうことが多い。
もう一つの典型は、犯罪者が犯罪行為などによって取得した財産が眠っている場合だ。
犯罪で手に入れた財物は、普通、なんらかの方法で資金洗浄して現金に換金し、それを隠し口座に入れておく。通帳などの書類も隠しておく。そういう状態のまま犯罪者が死んでしまった場合は、隠し通帳・隠し口座の存在を相続人が発見することは極めて困難だ。
組織暴力団に限らず、普通の会社役員とかが組織に黙って裏でシノギをやって裏金を作っていた場合、組織が知らない口座ができてしまうので、そういう役員が死んだり組織から離れると、休眠口座が発生する。こうした裏金の休眠口座の金を全部集めると、巨大な金額になると言われている。
それから、金額は多くは無いが、普通の人の病死でも休眠口座が発生する。
孤独死事案では、いわゆる“特殊清掃”の業者が通帳を発見できずに、廃棄物にまぎれて通帳などが消えてしまうことがよく発生する。また、相続人はいるけれど連絡がとれない、連絡をとる身内がひとりもいない、などの理由で相続手続きが中断し、相続人も死んでしまって休眠状態になるケースもある。
孤独死者の口座が休眠になるか発見されるかは、“特殊清掃人”の練度によって大きく左右される。練度の高い“特殊清掃人”が探せば発見率は高くなるが、最近は“特殊清掃人”への依頼料金が高いので、家主が清掃費用を出し惜しみして自分で始末してしまうこともある。そういう場合は、口座が休眠になってしまう可能性は高くなる。
それから、死亡犯罪者や災害死や孤独死とも関係するが、逃走犯罪者、災害行方不明者、失踪者が持っていた口座も、通帳紛失などの理由で、休眠になってしまうことがある。
逃走犯罪者は、逃走の足取りを隠すために、通帳を紛失しても再発行手続きをとらないことがある。
災害行方不明者の場合は、「みなし死亡」制度で死亡による相続手続きをとることはできても、通帳消滅などの理由で相続手続きが不能になりやすい。
失踪のケースで相続手続きが進まない理由の多くは、遺族が「まだどこかで生きているのではないか」などという気持ちを持っている場合だ。
失踪者の相続は、まず失踪者遺族が失踪手続きを進めて裁判所が死亡宣告を出さなければ相続手続きを進めることができない。
遺族が通帳の存在を知っていても、遺族自身が失踪手続きを拒否している場合は、当然に相続手続きも進まない。凍結した通帳だけが「いなくなった肉親の生きている証」になっていることがある。
そういう失踪者口座のお金を遺族に黙って使ってしまうのは、遺族にとっては酷なことなのでなんらかの救済措置が必要だという議論がある。しかし、だったら早く失踪手続きを進めてお金を相続すれば、失踪した人のお金を手元に置いておけるしみんなそうしているじゃないかという議論も当然ある。それについては、遺族の中には「自分は必ず戻ってくると信じている。戻ってきたときにお金ではなく口座を渡したい」と思う人もいるという反論があって、そういう人に対する何らかの制度的な配慮は必要かもしれないという議論もあるけけれど、それは仮定に仮定を積み重ねた議論で実際にはそんな奴はほとんどいねえよという反駁があるのも事実だ。
いずれにせよ、法律上も、実体上も、休眠口座については、「利用者が金を引き出そうとした場合」を積極的に議論することの意味は、ほとんど無いと言ってよいだろう。休眠口座について議論すべき点はあるが、そこではない。