2022-10-19

スーモの反映が遅い訳

賃貸マンションスーモ掲載されているのに「あ、これちょっと前に決まっちゃいました」「更新タイムラグがあって、、」って言い訳業界からしたら、クリック一つで更新できるのにそんなに反映が遅い訳ないだろ、あえてやってるんだろうな。って思われがちだけど、本当に悪意なくやってる事も多々ある。

原因としては貸主側の業者と、スーモ広告を出している業者が別会社で、ここの情報共有がうまくできていないことにある。そして広告を出す業者の方が立場が弱いことも要因だ。

例えば物件の貸主≒大家不動産業者Aに賃借人募集(と月々の管理)をお願いしているとする。

Aが直接スーモ募集広告掲載することもあるが、スーモ無料じゃないので、別の業者業者B、業者C…)に広告掲載許可して誰かが借主を連れてきてくれるのを待つことも多い。

そもそもAが管理だけやってて、仲介業務としてやっていないケースもけっこうある。Aに個人から直接内覧希望が来ても対応できないから、広告も出さないケースも多いのだ。

その後Bが連れてきたお客さんで契約が決まった場合も、AからCに「この物件契約になりましたので広告を取り下げてください」とは連絡しない。基本、放置されており、BからAに問い合わせない限り状況を教えてはくれない。

なぜならばBやCは、Aにお願いして物件広告を「出させてもらっている」立場から情報元が強いのだ。

BやCは基本的毎日または何日かに一回、Aに対して「この物件まだ募集中ですか?」と問い合わせはしているが、

Aが大手である場合は回答も早いが、地域密着のおじいちゃんがやっているような会社だとなかなか電話がつながらなかったり、電話しても担当者不在だと何回もかけなきゃ状況が把握できない。

借りる方も借りる方で、心が決まってないのに、とりあえず押さえとこ、で申し込み入れたり気が変わってキャンセルしたりするから、よけい現状の情報共有がぐちゃぐちゃになる。

よくわからない状態掲載されたままになっている物件はこうして誕生する。

ちなみにレインズ一般公開されれば解決、みたいな意見もよく見るが、レインズには全ての物件掲載されているわけではないし、レインズ掲載されていても電話で最新の募集状況を問い合わせるのが通常だ。(その程度の情報精度)

もし解決方法をあげるとしたら、大家管理会社仲介会社が全部合体して直接借主と契約すればよいが、個人大家零細企業が多すぎるので道のりは遠いだろう。

  • あれは現状うまくやってるほうだと思う あと20年くらいしたら「スッキリ」するんだろうけどね

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