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2023-11-28

年収330万の弱者男性だけど

ついにBIG3トータル500達成した。

 

身長178cm体重74kg

ベンチプレス:132.5kg

デッドリフト:200kg

スクワット:170kg ← new!

 

仕事ジム→サブスクアニメ映画ドラマ見ながらソシャゲ→就寝

を繰り返すだけの毎日だけど日々のトレーニング楽しすぎる。

ちなみに貯金は200万です。ヤッター!

来年中にトータル550を目指す。

2023-11-27

最近AVって

気持ち程度の変な演技の謎のドラマパートみたいなのってなくなったよな

需要がないのか金がかかるからなのか

歳を取ったせいかアイドルの顔がみんな同じに見える

アニメ女の子もみんな同じに見える。

最近ドラマもみんな同じに見えるし、最近音楽はみんな同じに聞こえる。

妻の料理毎日同じ。

朝、目が覚める場所もいつも同じだ。

いつも用を足す場所も同じで、時計毎日同じ動きをしている。

歩く動きも同じで、走る動きも同じ。

最近増田もどれも同じに見えてきて、最近は同じように同じ文章を読んでいる。

anond:20231104095837

身近じゃないことは気分悪くならないから、イジメ強姦は気分悪くなるけど殺人はならない(なりにくい)(描写による)

それでも実写ドラマだとやや苦手だったりするので、何でどう書かれてるかというにもよる気がする

anond:20231104102039

アメリカでもドラマゲームの影響で空き家強盗に入った子供が家主や警官、近隣住民を撃ったり、撃ち殺されてたりするやで。

日本特有問題とかじゃなくて、メディアの影響に暴露し続けると、馬鹿は影響されすぎてしまうってだけの話やで。

極右グループ市長州知事誘拐暗殺を企てたりしてるし、馬鹿が集まるコミュニティ階層では常人には理解できない世界が展開されてるだけやで。

anond:20231127072121

東野圭吾湊かなえ文学と言ってる時点でレベルが低いというか、普段読んでる本が知れるなぁ

女が読む小説ってほぼ恋愛小説ドラマ映画原作なんだよね

自分ジャンル内で低俗存在からと言って、他のジャンル全体を貶すのは下賤な人の行いだよ

2023-11-26

元アイドルや元ヒーローの姿を「この闇深鬱展開がリアリティなんだよなぁ(ニチャァ」みたいなノリ抜きで描いてる作品ってなんかある?

今そういうのを浴びたい気分なんだけど出てこないんだよね。

リアルノンフィクションで探しても「元プロスポーツ選手フィジカル話題性を活かして営業としてやってます」みたいなのか、完全に没落して失敗した時のしか出てこねえ。

昔すごかったはずの人間普通になってそれと向き合っていく話って需要がないのかな。

それとも一度でも成功するとその成功に呪われてもう普通には生きられない?

なんでこんな話を求めるかっていうと、職場新人がいつまで経っても学生時代全日本たことでけたた妙な自信をTPO抜きに常時振りかざしている感じでね。

まあもうそういうキャラだってことで妙な自信を持って突っ走ってくれるならいいんだが、どうも自信があるのは「俺は凄い人間なんだ。本当はこんなしょーもない仕事をやってる程度の器じゃないんだ」って部分だけみたいで、全体としては単に態度に謙虚さがないだけの奴で終わってるんだなあ。

どういう指導をしたら良いのか、変に指導せずこれはこういうキャラだってことで上手く使えないもんか考えてるんだが上手くいかんくてな。

別に本人に直接「こういう人もいるんだから君もこういう風になり給え」と言おうってわけではなく、こういうときにうまく社会に馴染めるパターンとしてどういうのが考えられるのかをいくつか見ておきたくてな。

でも探してみると、テレビ受けのいいステレオタイプばっかりに偏っていて、「挫折」「闇」「妥協」「小さな幸せ」の王道パターンばかりで飽き飽きしてきたんだ。

ゆーてそんな激しいドラマ職場でやられても困るし、そもそも本人だって「我社程度の人間とき」の前で自分の弱みをさらけ出そうなんて気は微塵もなさそうだしさ(少なくとも今は)。

なんか無いもんかな。

有名人個人ブログなんか探してみればあるんかな。

anond:20231126173559

ファウスト異邦人失楽園徒然草草枕は読んでるな。ツァラトゥストラニーチェ)は読めてなくて恥ずかしいが、ニーチェが多大なる影響を受けたドストエフスキー、彼の作品ではカラマーゾフの兄弟罪と罰白痴、貧しき人々、地下室の手記は読んでる。

漫画アニメドラマ映画で最低限の教養って他に何がある?

anond:20231126144123

ありがとう。言いたいことは何となく分かるのだけど、今回は文化資本についての話だから漫画アニメゲーム文学、また映画ドラマの話で、何を履修していれば最低限の教養があるとされるのか具体的な例を挙げてくれると助かる。

日本レコード大賞は「テレビ局タイアップ」外し説を検証

アイドル」が優秀賞を外したことで侃侃諤諤のレコ大だが、ひとつ思い当たることがあってタイトルの通り調べる

先に書くが説は不成立でした

なぜ「テレビ局タイアップ外し」を疑ったか

現在どうなっているかは調べていないが、ドラマ主題歌等は権利者としてテレビ局が名を連ねることがたまにある。バンドスコアドラマ主題歌が入ると、コピーライト表記テレビ局名前がしれっと書いてあったりする

あと特別賞に「呪術廻戦」が入っているし、問題の「アイドル」は作曲賞を受賞している(YOASOBIは特別国際音楽賞受賞)。

2023年日本レコード大賞 優秀作品賞

新しい学校のリーダーズ「オトナブルー

TikTokで人気が出たらしい。そもそも2020年配信で今年になってようやくアルバムに収録された。発売時にそれらしいタイアップがない

Mrs. GREEN APPLEケセラセラ

テレビ朝日系列「日曜の夜くらいは…」主題歌 つまり説は正しくありませんでした さらに言うと配信リリース物理リリースがないので、「オトナブルー」が今年ようやくCDになったから受賞したのかな?というのもない。"TikTok話題"の中国尻尾振り説まで出てくるぞこれ

Ado「唱」

こちらも配信USJハロウィンイベント合わせで制作されたと記憶している

純烈だってめぐり逢えたんだ」

新メンバー初のMV参加など、グループ的にはトピックたっぷりだが、シンプル新曲リリース

NewJeans「Ditto」

K-POPこちらも本年リリースではない。ちなみにグループ特別賞。露骨K-POP推しじゃねーか!と俺も言いたいが、界隈の熱で押し上げられた純烈がいるので微妙。2組目が出たら考えよう

JO1「Trigger

半分K-POP半分吉本ダブル手回しとか言われてそう。さっき言ったことについてはまだ1.5組目だしめんどくせえなこれ この曲はシングルカップリング

imase「NIGHT DANCER」

昨年8月リリース。というかimaseは物理リリースがない。一応instrumentalがタイアップしたが後付け

市川由紀乃「花わずらい」

演歌

BE:FIRST「Mainstream」

今年9月CDシングルが初1位

考察

アニメ外しの評価もやむなし、といえる一方露骨K-POP押しも微妙。なんというかレコード大賞関係者がそれぞれ知ってる良かったものだったり人気っぽそうな作品アーティストを集めたようなラインナップだな~というなんともネットニュース過熱とは真逆の「そんなもんだよこういう賞は」という考えに至った。TAMA映画祭とかブルーリボン賞みたいな同好の士が集まってたたえてるようなもんだなあと思う

テレビ中継するもんだからこんだけやいのやいの言われるだけで、これを見る限りでは「新聞記者」を選んだ日本アカデミー賞よりかはよっぽどマシだなというのが自分の所感です。バズって燃えてるだけ。以上

anond:20231125152619

「人付き合いの苦手なオタク男子自己投影やすそう」←こういうテンプレ自分で考えたかのように書いてしまう程度の教育しか受けてないと、フリーレン程度でも難しすぎる(必要文化資本が足りなすぎる)し、最低限の教養いか批評するのも無駄だよ。ステレオタイプ感情表現コピペした底辺向けのドラマ見て満足してろよ。

アメリカ映画とかドラマ日本人役に日本人殆ど出ない

いつも明らか日本人じゃないのが出てきて

一気に気持ちが覚めるのだが

日本語もカタコトだし

しかし、実写ワンピース新田真剣佑はよかった

このポジションまで東南アジア系だったら見てなかった

anond:20231119165522

アニメより、韓国ドラマ見てると必ず性格悪いやつが出るなって思う。

しろ出ないドラマがないぐらい。必ずカス中のカスが出てくる。

anond:20231125132348

アニメに限った話ではないと思います


 「おすすめ殺人事件推理小説あったら教えて?」

→『十角館の殺人(綾辻行人)読んだことなかったらお勧めするよ』

→「youtubeのまとめ動画10分で観たよ!すごいトリックだった!」

→『Σ(゜Д゜)?!』


物語ストーリーがあるものなら、小説でも、漫画でも、アニメでも、ゲームでも、映画でも、ドラマでも、

人にお勧めを聞いておいて、まとめ動画だけみて終了にするというのが私には耐えられなかったということです。


1~3話くらい観た上で、合わない、継続不可、であるならばそれはそれでしょうがないです。

挑戦してみてだめだったなら、それは無理強いするところではありませんから

その上で、内容だけでも知っておきたいならまとめ動画を観るのも良いと思います


友人が良い悪いではなく、私は今までにそのような行動をほかの友人たちに取られたことがなかったので、

まりの衝撃の強さに愕然とし、涙しただけなのです。

漫画原作ドラマ

今季もたくさんあります

否定派ではないにしろ最近漫画原作多すぎない?というのを思ってもう10年くらいたった気がする

特にこの数年はほどよく人間ドラマで重くなりすぎず食べ物料理を中心に据えた「ちょうどいい」ドラマになりそうな漫画制作側があたりをつけて探しているのかな……なんて想像してしま

しかしばかになんて全然できないもので、今年はちょっといろいろみてみようかなと思って全く期待せずに見た好きな漫画原作ドラマがよくできていた

ドラマ化にあたってエピソードキャラクターをいったん解きほぐして再構成再構築することによってむしろ原作の方を読んでいるときに感じていたキャラクターのブレや粗やテンポの悪さや画面のガチャガチャ感がうまいときれいに整えられていて、一部改変されている設定があるにも関わらずそれでいて原作エッセンスは損なわれてもなくそれぞれのキャラクターがより強固に立ち上がっていてなんか感心してしまった

役者さんもみんなうまいし浮ついたところもなくていい意味で本当に「ちょうどいい」ドラマになっていてあえて佳作って呼びたい滋味のあるドラマになっててとてもいいので続けて見ている どの作品とは言わないけど

一方でどの作品とはやっぱり言わないけどシーズン2でこんなにダメになる……?と個人的に感じてしまドラマもあったりしてそっちの方がより好きな作品だったので残念

キャラブレというか多分この人はこんなこと言わないんだよなっていうのが複数キャラクター連続したのと単純にとても頭がいいはずの人が喋る日本語が急に拙くなっていたりという面でがっかりするのと

どんな事情があったかはなんとなく察しはつくけどその改変はこのドラマでやる意味がないな……その改変にすることでとたんに陳腐にチープになる物語という感じになってしまって

人間ドラマの方を偏重しはじめようとキャラクターにすべてを喋らせるのでさらにそれが加速する……みたいなとこが残念で次話はもういいかな、となってしまった

あと「私物化」っていうくらいすごい演じ方をする人のいるドラマって見るの結構疲れてしまうし

もう一つのドラマ結構がんばってるけど、主人公のお母さんがめちゃくちゃ解釈違いで残念だった

あの主人公のお母さんが普通におしゃれで品のいいマダムではだめだろう、それでは多分あの主人公内面現在人生にはならんだろう、彼女が育たないだろうみたいな部分で冷めてしま

原作の守らないと物語が180度とは言わずとも90度くらい変わっちゃう部分を変えられてしまうと違和感が出やすくて、そうでないところは大胆に改変しても作品テーマ人物の芯をとらえていれば根本が変わらないみたいなドラマづくりの巧拙のようなものを感じた2023年の秋冬です

どれがどれとは言わないけど

たまにドラマ見るの楽しい

なおもう一つのドラマ絶対なんかいたたまれない気持ちになりそうで最初から見てない

センセーショナルな要素だけすくって現実の絵面でやるとアクしか出てこなそうで原作の繊細すぎるほど繊細な部分全部なくなってそうで怖くて見れないよ、うまいこと作られてるかもしれないけど私は勇気なくて無理

大好きなあの先生作品何気に実写化率高い

2023-11-25

元々人間が苦手すぎて友達が一人もいない独身で、

入浴と食べる事と映画ドラマを見る事くらいしか楽しみがなかったんだけど

最近それらも楽しめなくなってきたな…

お金節約したいか風呂にもなるべく入りたくないし食べ物も食べたくない

映画ドラマを見ても現実が惨め過ぎて以前みたいに楽しめない

本当に何も楽しくない

2023-11-24

ゲームばっかやってると映画ドラマで泣けなくなる

映画ドラマとか見ても全然泣けることってなくて

まぁ「感動的だなぁ」ぐらいはあるんだけどそこまで心動かされない

からも「ホント泣かない人だね」とか言われるんだけど

最近FF9を久々にやってみて気付いた

小さい頃からゲームで長いストーリーを追いかけてるとほんの2時間とかそのぐらいじゃ泣けないんだな

ゲームって話の作りとかは粗いところもあるんだけど、とにかく接してる時間情報量が多いのでそこにどっぷり漬かり込んでしま

なのでエンディングとかでちょっと感動的なシーンがあればポロポロ泣いてしまうんだよね

最近だとThe Last of US : Part II とか、後半の心えぐられ感がヤバかった

とはいえそういうのに慣れてしまうと2時間ぐらいの映画じゃ「感動的だなぁ」ぐらいになってしま

タイタニックとか「お前ら出会って2日ぐらいで永遠の愛とか重すぎるわ」とかい突っ込み入れてしまうんだよね

なので、まぁ比較的長い時間を消費するアニメとか連ドラとかのシリーズものなら感動できるんだけど

ただただ受動的に長い時間過ごすのが辛くてあんまり見ないし

やっぱゲームになってしまうな

anond:20231124094343

リアルではまじで会ったことないわ。

友達でそういう人の話出たこともない。

ドラマとかでは見るし、昔はあったんだろうなとは思う。ラッキーだったんだな。


男女平等が行き渡ってそんなの恥ずかしってなったらなくなるもんかね。

性別関係なく、持ち物で自分を大きく見せる輩がいるうちは、似たような状況はなくならないか

イコライザーって映画あるじゃん

イコライザーって映画あるじゃん

あれって1980年代にやってたドラマザ・シークレット・ハンター」のリブート作品なんだけど

これに登場するロバート・マッコールってゴリゴリ白人なのね。

で、それがリブートされるにあたって、ゴリゴリ黒人デンゼル・ワシントンなっちゃったわけじゃん。

これってブラックウォッシュだよね。

 

って話をこないだカフェでしてたんだけど、

相手リトルマーメイドアリエール黒人になったのをすげー批判してたのね。

なんでリトルマーメイドダメなのにイコライザーダメなのって聞いたら

イコライザーはカッコいいけど、アリエルはかわいくないかダメかなw」

って言ってて、結局ルッキズムやんけ舐めてんのかってなったわ。

その程度の問題意識差別問題語るなや、バカタレがよ。

2023-11-23

V系×二次元コンテンツバンギャの私には辛い

※ただの愚痴

私はオタクでありバンギャだが、V系×二次元企業が手をつけ始めてるのが辛い。

V系界隈、バンドマンもギャも高齢化いか若い子呼んで栄えたい気持ちは分かる。でも流行り廃りの激しい二次元コンテンツとは組んで欲しくない。また新しいジャンル確立するみたいだけど、私たちの周りでは「いつ自分の好きなバンドが手を出すか」ハラハラしている。

私の好きなバンドはもう関わってしまったが。

好きなバンドマンが曲提供した。最初は楽しみに聴いたけど、好きなバンドマン歌声や曲を背景音としたボイスドラマしかなくて、ショックだった。BGMいかよ。しかも曲自体は良い曲だからバンドでやって欲しかったという気持ちばかりだよ。権利的に普通バンドライブじゃ歌えないと思うけど。

もう一つ好きなバンドも関わってしまった。そっちはバンドの曲を声優キャラ)がカバーするタイプ声優は悪くないけど、ヴィジュアル系のヴィの字も知らない声優の「オレ様イケメンボイス」カバーが本当にキツイ。声の抑揚が特徴的な歌をのっぺり歌ってて無理だった。何度も言うが声優は悪くない。

また新しいV系×二次元コンテンツが出来るらしい。制作陣が某ラップコンテンツらしいので、今後様々なバンドマンが曲提供するだろう。私は上記ジャンルに手を出していた時期がある。なかなか面白いジャンルだったが、オタク同士で揉めてオタクお気持ち表明スマホメモスクショとか流れてくるのが本当に気持ち悪い。話ガバガバストーリー出すなど運営もやらかすし、ファン若いので定期的に学級会が起きていた。ライブで曲提供したラッパーが登場し数曲歌うシーンいらねぇやつまんねぇなんてツイート死ぬほど見た。こういうのを好きなバンドも言われるターンが来る。

普通声優だけを売り出したコンテンツが飽和状態から新規開拓V系が選ばれてるんだろうな。しかソシャゲライブ展開できる様に歌があるジャンル。ただのアイドルバンドじゃ売れないから他のジャンルを巻き込む形で使われている。最近大手女性向けコンテンツの息の根が止まるのを数回見た。こんな感じにコンテンツが急に止まった後、私の好きなバンドマン提供した曲はどうなるんだろう。逆に人気になって、元のバンドオタクパンピが沢山来て荒らした後どうなるんだろう。

自分の好きなV系使い捨てコンテンツに扱われるのが一番苦しい。

どんなにミューワードにしても、好きなバンドマンが参加し本人がRTする限り自分の目に入ってくる。

バンド過去アニメOPEDに使われた曲をそのアニメキャラクター担当声優カバーするらしい。そういうのだよ。ちょっと前みたいにアニメの曲担当レベルに戻ってはくれないか。ずっと憂鬱だ。

なぜ映画ドラマネタ切れになって、漫画アニメネタ切れにならないのか

やっぱ数の暴力だよな漫画って

漫画アニメ上場制度オタク界隈を伸ばしたんだと思ってる

面白いものほどメディアミックスする仕組み

2023-11-22

現代日本文化的奇跡

って漫画アニメだよな

これなかったら割りとつまんねー国だぞ

まあ無かったらドラマ好調だと思うけど

氷河期世代は何故闘わなかったんだ」と言われても

いつどこで見たかはすっかり忘れてしまったが、リベラル言論で著名な方が、以下のようなことを言っていた。

氷河期世代不況のせいにして就職できず流されてきて、今になって苦しいという。何故20代の時にお国と闘わなかったんだ。今更苦しいと言っても自業自得

仰っていることは尤もなのだが、しかし当時は連帯しようとかデモをしよう、国に掛け合おうなどという考えはないに等しかった。何故だろう? と氷河期世代たる増田は考えて、すぐに結論が出た。

左翼の皆さん、我々の世代に嫌われてたんだよ。左翼にも色々あると言われそうだけど、あの頃の左翼的な思想を持った連中なんて、どれもこれも十把一絡げで嫌われていた。

日教組のせいである。

昭和50年代生まれの我々は義務教育間中、一度や二度はいわゆる日教組アカ教師と遭遇し、嫌な思いをさせられている。かつて学生闘士と呼ばれていたような、親より少し年上の定年間近の老教師が、特に地方の、子供も少なく1クラス30人にも満たないような増田学校にも必ず1人はいて、何かと教育現場を引っ掻き回していた。最近まり聞かれなくなった式典での国旗掲揚不起立や教科書君が代ページを貼り合わせる問題が、周囲を田んぼと山に囲まれたど田舎の我が母校でも起きた。

増田担任にはならなかったが、当該クラスPTA会長の子供もいたことで、その後大人たちの間では大変な騒動にもなっていた。

教師体罰がまだ当たり前だった時代アカ教師は手こそ上げないものの、従順女子児童への露骨な依怙贔屓や反抗的男子児童への横暴な発言は、学年を超えて伝わってきて嫌われていた。

その頃はインターネットがなく、テレビ新聞が主な情報源だった。番組改編時にはよく衝撃映像昭和の記録映像として東大講堂での騒乱やよど号ハイジャック事件あさま山荘に鉄球をぶつけるシーンがよく流れていた。その度に「かつての日本は荒れていたのだな」「その原因を作ったのはあのアカ教師の仲間なんだな」と、幼心に刷り込まれていたのかもしれない。

あの頃は、一部のメディアにも左翼活動忌避する空気が作られていたのかもしれない。いわゆる自虐史観が幅を利かせていた教育業界に新しい教科書を作る会が出てくる一方で、司馬遼太郎によるドラマティックな司馬史観がこれでもかともてはやされている時代でもあった。

高校大学(増田が通ったのは地方駅弁ですらない田舎にあった)と進学するにつれ、ますます左翼的な勢力は目につかなくなっていった。教師教授陣にそれっぽい思想を持っている人がいなかったわけではないが、押しつけることはなく、オルグされる同世代も見かけなかった。他の大学学園祭に行った時、明らかに学生らしくない数人のおっさん垂れ幕の前で9条がー、と威張り散らしているのを見かけたくらいだ。

ちなみに阪神・淡路大震災増田学生時代に起きた。燃え落ちた街、横倒しになった高速道路映像はあまりにも衝撃的だった。現代でこんなことが起きてしまうのかと呆然としたのを覚えている。救援活動に来た自衛隊批判する勢力は、露骨に白い目で見られていた。

オウム真理教問題を起こしたのも同じ年だ。あの頃のマスコミの狂乱は、今の統一教会報道の比では無かった。テレビには毎日のように信者が登場してめちゃくちゃな言動を繰り広げ、一般紙からスポーツ新聞までが彼らについてあらゆることを書き立てた。氷河期世代過激新興宗教に拒絶的な態度をとりやすいのも、オウムや、その他宗教団体が原因である

オウムだけではなく、当時はあらゆる新興宗教団体がしつこい勧誘で嫌われていた時代だったのだ。少し大きな駅に行くと、手相の勉強をしていると称する者は壺や印鑑を売ろうとしてくるし、あなた幸せを祈らせろとつきまとってくる者もいるし、選挙があれば○○党に投票しろ新聞をとれとうるさい。個人情報ダダ漏れ時代ということもあり、これらの勧誘を掻い潜るのは至難の業だった。

増田宗教2世である同級生から勧誘辟易とし、家族の闘病について信仰心が足りないからだと言われた時には速やかに絶縁を申し出た。元同級生が悲しそうな顔をしていたのを、今でも覚えている。かつてはスニーカー文庫を貸しあった仲だったのに残念だった。

働きだしてから、といっても増田就職できずフリーターになったのだが、ようやく田舎にもインターネットというものが普及してきた。2ちゃんねるが登場したが、そこでも左翼馬鹿にされる対象しかなかった。制服強要されているのが虐待だと国際的な場で主張した政治家の息子が笑われたりしていたのもその頃だ。

からその後、若者を中心としたSEALDsが出てきた時はびっくりした。いつのまにか、増田の親世代ですら触れたがらないアカ思想にばっちり染まった彼らは、SNSでつながることに抵抗を持たない世代としての強みを活かし、あっというまに増えていった。いつのまにそんな思想が、もう絶滅したと思っていたアカ若者の口を借りて復活するとは予想外だった。

30歳を超えた増田には、SEALDsの輝きが眩しくうつったが、羨ましくはなかった。主張があまりにも幼く感じたからだ。かつてアカ教師に仕込まれ児童湾岸戦争時の自衛隊派遣に絡めて「戦争には反対です。憲法9条に反するから自衛隊はやめた方がいいと思います」と言わされていたのを思い出させた。このとき自衛官親族に持つ子供が他の学年にいて、家族学校クレームを入れて大問題になった。

増田ネット匿名文化にも浸っていたため、「学生のうちにこんなに顔を晒し発言していたらこの先大変だろうな」と思ったりしたものだ。

結局SEALDs解散したが、その後、リベラルと言われる勢力は以前よりも目につくようになってきた。だがやはり、氷河期世代の姿は少ない。

そんな中で発せられたのが「氷河期世代は何故闘わなかったのか」である

正直に言おう。

我々の世代に、国と闘う余裕はなかった。そんな暇があれば働くことを選んだだろう。

そして、あの横暴で陰険な、アカ教師のような人になりたくなかったのだ。

その結果、「闘わなかった」と怒られる。

今の視点で見れば、何とでも言えるよな。あの頃のリベラルなど、今よりずっと情けなかったのに。

ここからは余談。

数年前、増田が住む街の施設日教組全国大会があり、警察規制線を張っていた。警察が守っているのは、会場へ向かう年老いてしょぼくれた、とっくに定年退職を迎えて何年も経た老人の群れである。みんな「日教組○○県支部」と書いた幟をもって、俯きがちにトボトボと歩いている。総じて服の色は地味で、男女問わず髪の毛もボサボサで、見た目にも元気がない。

その規制線の外、ギリギリ場所愛国的なことを叫ぶ街宣車が止まっていた。車の上から老人たちに向かって元気に「国賊」などとがなりたてている中年男性は、増田と同世代か少し上くらいに見えた。

どこにも若者がいない。交通規制を促している警察官が一番若いくらいだ。

かつてはヘルメットかぶりゲバ棒を手に機動隊に向かっていたかもしれない人々が、中年にどやしつけられ(ほぼ因縁だが)、国家権力に守られながらトボトボと歩いている。

どんな気持ちで歩いているのだろう。会場には共産党代表する大物政治家が来場するとポスターにあった。世代交代を頑なに拒み、トップに君臨し続けているその政治家を見て、彼らの心は慰められるのだろうか。

だが天下をとれなかった彼らも、闘わなかったと言われる氷河期世代も、下の世代からは同じに見えているのかもしれない。これを書いている増田に、左翼日教組共産主義新左翼革マル中核派赤軍派リベラルも、まるで区別がつかないように。

仕方ない、そういうものだ。

これを読んでるみんなは、俺たちのようになるなよ。

anond:20231122141101

実写ドラマ俳優宣伝映像から仕方ない

出来が良いのが出てきたらラッキーぐらいの感覚

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