今そういうのを浴びたい気分なんだけど出てこないんだよね。
リアルのノンフィクションで探しても「元プロスポーツ選手がフィジカルや話題性を活かして営業としてやってます」みたいなのか、完全に没落して失敗した時のしか出てこねえ。
昔すごかったはずの人間が普通になってそれと向き合っていく話って需要がないのかな。
それとも一度でも成功するとその成功に呪われてもう普通には生きられない?
なんでこんな話を求めるかっていうと、職場の新人がいつまで経っても学生時代に全日本出たことでけたた妙な自信をTPO抜きに常時振りかざしている感じでね。
まあもうそういうキャラだってことで妙な自信を持って突っ走ってくれるならいいんだが、どうも自信があるのは「俺は凄い人間なんだ。本当はこんなしょーもない仕事をやってる程度の器じゃないんだ」って部分だけみたいで、全体としては単に態度に謙虚さがないだけの奴で終わってるんだなあ。
どういう指導をしたら良いのか、変に指導せずこれはこういうキャラだってことで上手く使えないもんか考えてるんだが上手くいかんくてな。
別に本人に直接「こういう人もいるんだから君もこういう風になり給え」と言おうってわけではなく、こういうときにうまく社会に馴染めるパターンとしてどういうのが考えられるのかをいくつか見ておきたくてな。
でも探してみると、テレビ受けのいいステレオタイプばっかりに偏っていて、「挫折」「闇」「妥協」「小さな幸せ」の王道パターンばかりで飽き飽きしてきたんだ。
ゆーてそんな激しいドラマを職場でやられても困るし、そもそも本人だって「我社程度の人間ごとき」の前で自分の弱みをさらけ出そうなんて気は微塵もなさそうだしさ(少なくとも今は)。
なんか無いもんかな。
最近出た井上尚弥の対戦相手にインタビューして回ったノンフィクションなんか割と当てはまってそう 井上と対戦するってことはそれなりにみんなトップクラスの選手なんだけど、 「そ...