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Twitter「聞いていた運用と違う」 日本青年会議所の問題リツイートに苦言、「メディアリテラシー」めぐり炎上 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2002/13/news055.html
『「日本青年会議所が2017年12月に開設したTwitterアカウントで、左翼的な言論やメディア、政治家に対し不適切な発言を繰り返していた。同団体は18年2月に謝罪し当該アカウントを停止した上、「当会のコンプライアンス審査において、完成した成果物自体を入念に審査します」「当会及び関連HPやTwitterの投稿において、当会の理念や運動の方向性に違反した内容が掲載されていないかコンプライアンス担当で巡回審査を行います」と再発防止策を発表』
過ちを犯した法人・団体に対して、これ以上の謝罪や対策って何かあるだろう?
被害者(法人・団体・集団?)が許すまで永遠に謝罪を続けろ、ってどこかで聞いたやり方の気がするんだけど、気のせい?
今回の件で騒いでいる方々も、そういった「被害者が許すまで永遠に謝罪を続けろ」的な方々の肩を持っているような気がして、もにょもにょする…
足りないところは勉強します!ということだったし、面接やメールのやり取りも普通だったので、入社後に新人と同等か、それ以上の指導が必要だとは思ってもみなかった。
能力不足だけなら、心の底で「できなくて困ったな」と思うだけでよかったんだけど、ひょんなことから、成果物の中に公序良俗に反する行為が発見され、困ったなーで済まされなくなった。
聞き取りした結果、「できない」事実に集中してしまい、善悪の判断がつかなくなって、その苦痛から抜け出すために、容易に公序良俗に反する行為を行なってしまう人だということがわかった。
かなりヤバイ心理の持ち主だし、これを許したら、将来大ごとに発展する可能性が十分考えられる。
そこで、本人に通告することにした。
入社以降の指導の結果、将来的にも高度な仕事を担当できるまでは成長できないと判断し、それが心理的な負担になりそうだと考えた事。
今回の事件の発端になった心理状態を本人と確認した上で、心理的に負担になる仕事を取り除くことを決めた事。
…すなわち、客観的に見て負担になっている、本人が希望する仕事の担当を全て外し、アシスタント業務に仕事が変更になるという説明をした。
アシスタントになるので、今後の査定で給与は下がる可能性もある。
本人は、ここまでの話に発展すると思ってなかったんだろう。
「将来的に希望する仕事を担当できる可能性はありますか?」って聞いてきたけど、仕事のレベルが低いだけじゃなく、善悪判断がガバガバで信用を失った結果なのだ。将来においても、担当できる可能性は絶対にない。
それを聞いて「考えてみます」という話になったので、こちらからは「退職」の2文字を出さずに済んだ。
正直、チーム内の負担が大きくなりすぎて、特に直接指導していた役職者のストレスは酷い物だった。
このまま、こちらがやせ我慢すると崩壊しかねないところだったのだが、卑怯なことを平気でする人間だとわかったので、通告することにした。
でも、いい気分はしない。
希望する仕事が担当できない、将来も暗い…とはっきり言われてしまったら、絶望以外の何者でもない。
しかし、今回の事件の場合、公序良俗に反する行動に移る前にできたことがいっぱいあったのだ。
何度も指導していたし、相談せず勝手に進めて失敗したときでさえ、怒りをぐっと我慢して、本人に合わせた相談の仕方ができるように工夫した。
だから、自分勝手に作り出した苦痛から逃れるためなら、善悪判断もやめてしまう卑怯さにがっかりしたし、怒りも沸いた。
それに、今回の事件が判明した時、直接指導していた役職者に対しての謝罪がひとこともないことも、さらに怒りを増幅させた。
指導していた役職者も知らなかった事とはいえ、その責任は免れないからだ。
今まで何があっても厳しい口調で問い詰めた事はなかったんだが、流石に今回はダメだった。
仕事ができない奴も嫌いだよ。でも、最も嫌いなのは、卑怯な真似を平気でできる人間だ。
自分は、そう言う奴だけはどうしても許せない。仕事できない奴の方が1億倍マシ。
世の中的に「不当に戦力外通告された、退職勧奨を受けた」って話が多いと思うんだ。
でも、それだけじゃないよ。
通告する方もパワーがいる。
悩みの種だった部下だったとしても、やっぱり気分の良い話じゃない。
あー…なんか疲れた。
コメントは全部読んだ。
ずるいけど、答えられるところだけ追記する。
公序良俗っていうと範囲がでかいと思うんだが、今回の話は損害賠償請求事案だ。
幸いにも、損害賠償請求される前に気づいたので、会社が賠償するところまでは至らなかった。
ただ、決して「幸い」な問題ではない。
自分は課を預かる管理職で、自分の上に部長、直下には非管理職の役職者が数名と、その下にヒラ社員が複数名いる。
通告された社員を「ヒラくん」と呼ぶけれど、かなり早い段階で、指導役の非管理職が精神的に参ってしまっていることに気がついた。
ひどい時だと、1時間に1回、相談したいと声をかけてくるのだ。
また、相談の内容は「1時間前に回答した内容をもう一度尋ねる」とか「相談から雑談に話が移り、ちょっと長すぎ」という、もうちょっとどうにかならんかね?という内容だった。
しかし、これほど頻度が多いのに、一番重要な「スケジュールが遅れそうなので、時間が欲しい」の相談は一切ない。
こちらが尋ねた事で、うまく進んでいないことがわかる時もあった。
ヒラくんが、うまく進んでいないことを認識していない時もあったし、認識している時もあった。
そういうわけで、「相談のタイミングと内容がうまくない」ということが問題になり、ヒラくんにも聞き取りをした。
曰く「焦ってパニックを起こすと、他のことが考えられなくなる」ということだった。
自分で落ち着く術を見つけろよ…って話なんだが、方法を見つけられないようだったのでアドバイスした。
「焦ってきたら、心がざわざわしてくるよね?そうしたら、落ち着けるような行動をしよう。お茶を入れるとか、席を離れるとか…人によってやり方は違うから、まずは、それを見つけよう」
心の落ち着け方は人それぞれで、「はてブ見たら落ち着く」って人もいると思うんだよ。
やり方を押し付けるとうまくいかないので、これをヒントに本人に見つけてもらうことにした。
で、その後、この話を1〜3ヶ月に一度くらいすることになった。それだけ「うまくいかない」ことが多かった。
その理由を聞き取るたびに「焦ってしまった」という言葉が返ってくるからだ。
あまりにも改善されないので、ヒラくん本人が「焦り」の正体をわかっていないのでは?という考えになった。
そう言う時は、対話で言語化するのが重要なので、その部分を掘り下げて質問すればいい。
ヒラくんの焦りの原因は「今まで仕事ができない事はなかった。それなのに、この会社では仕事ができない。難しいことを言われているわけではないのに。仕事ができるようになりたい」ということだとわかった。
前職の働きぶりは、どうあっても確認しようがない。
本人がそう言うなら、仕事は正常に回っているという認識だったのだろう。
ヒラくんの問題は、仕事がうまく回せていない=仕事ができないという事実に直面し、その一点に集中してしまうという事だった。
そして、集中するあまり、なんとしても切り抜けたいという欲望につながる。
その結果、「してはいけない」と認識していた物事に対するハードルが消失し、軽々とその一線を超えてしまうのだ。
自分は「無理な時は逃げてもいい」と考えている。
勝負事というのは、勝たなければ意味がないし、勝てないのなら一旦撤退するのも作戦だ。
ただ、欲しい物を手に入れるには、対峙しないわけにはいかないので、準備万端再戦するのが最善とも思っている。
ヒラくんは逃げた。
でも、逃げるためにした事は、他人を欺き、他人が得られるはずだった報酬を奪ったことに他ならない。
「できない」という事実に目を瞑り、他人のものを奪ってでも「できた」ように見せかけようとする。
仕事ができない方が1億倍マシ。というか、比較するするのも嫌なくらいだ。
人を欺く会社員はいくらでもいるよ…っていう人もいるかもしれない。実際にそう言う人は存在する。
ただ、自分は、そう言う人間にはなりたくないし、それを許す人間にもなりたくないと思って社会人生活を続けてきた。
けれど、自分のズルさを隠すような、耳障りの良い言動や行動を繰り出すような真似はしない。
今回の件は、仕事の進め方がうまくない、スキルが向上しないだけなら、ここまで進む話じゃなかった。
それまでは「ヒラくんができる仕事を作るように」と宥める側に回っていた部長も、「そこまで仕事ができないのか…」と決断した。
損害賠償には至らなかったけど、やったことは重大だし、その要因も重大だ。
「焦ったら、善悪の判断ができなくなる」というのは、仕事において非常に危険な特性である。
また、信用を失っており、指導役が仕事を与えることができない。
ヒラくんは、この会社に在籍して、いつか指導役のように活躍ができることを夢見ていた。
しかし、指導役は「そこまで到達できない。どんなに時間をかけようとも、指導役がついていなければ、会社の求めるクオリティに達しない」と判断した。
正直、それは事実だと思う。
かつては直接指導をしていたのでわかるが、本人がどんなに頑張っても、スキルの向上が見込めないことがある。
それは環境もあるし、適性がないからでもあるし、要因はひとつではない。
ヒラくんが抱える問題故に、そういう部分もあったと思う。
本人から、思ったことを口にしてトラブルになることが多く、その経験から言いたいことを言えなくなったと告白されたことがある。
学生時代、無意識に不用意な言葉を口にして、他人から反感を買っていたらしいのだ。
ただ、ヒラくんには「不用意な言葉」を口にした覚えはなく、周囲から指摘されて詰められて、「身に覚えはないが、なぜか自分が悪いことになっている」と認識したらしい。
何を言っても「言い訳するな!」と恫喝されるので、いつの間にか言いたいことが言えなくなったとのことだった。
ただ、言いたいことが言えない=大切な報告ができない、というのは違うと思うのだ。
同じ環境ならそうなのかもしれないが、少なくとも学生時代のヒラくんが経験した環境と今は違う。
頻繁に声をかけても返答してくれるし、「そんなことも知らないのか」という反応をすることもない。
どんな物事にも、まずは理由を尋ねられ、それを「言い訳するな」と否定されることもない。
それがわかっていながら、「言いたいことが言えないんです」と言われても、どうすりゃいいのか…って話だ。
ここまでの決断をするのに、時間もかけたし、こちらができる改善策を探ってもいた。
ただ、残念なことに、うちの会社ではこれが精一杯で、これ以上のフォローはできない。
今回、こちらから「退職」という2文字を使わなかったのは、退職勧奨となった時に、転職活動のバックアップや解雇予告手当てなど、退職する側への心遣いを一切できない状態だったからだ。
ずるいのは確かだけど、できもしないことを「できるかも」とは言いたくない。
自分も従業員の身なので、役職権限でできることなんて多くない。
だから、相手の希望を増幅するような「耳に優しい言葉」だけは吐かない。
人間なんで、自分勝手で生意気な言動にはムッとくるし、仕事ができないよりは仕事ができる方を優遇したりする。
でも、自分が一番忌み嫌っているのは、仕事ができない事ではない。
仕事ができない自分を認識したくなくて、卑怯な真似をすることが大嫌いなのだ。
「お前はできない」ってストレートに言うわけだし。
前に出てるのは私だが、この意見は部長や指導役の総意でもある。
中には辛辣な意見もあるから、真実だとしても「そこまで言わなくても…」っていう部分もある。
ただ、ぼかすとわからなくなるので、ヒラくんには、なぜそういう結論になったのか?という説明を交えて、ストレートに話した。
その中で耐えられず潰されてしまった常駐先があったので、その話をします。
IT業界に勤めて2年目くらいの頃の話です。ずっとWeb系のサーバー側の仕事をしていましたが、常駐先を切られ、組み込み系の客先に行くことになりました。
組み込み系はしたことはありませんでしたが、すでに自社から客先常駐している先輩社員がイチから教えてくれるということで、行くことを決意しました。
まさかの教育期間が3ヶ月もありました。ホワイトだと思いますでしょう?これが地獄でした…
なぜなら、教育期間が終わると、もう1人前扱いされるのです。
しかも教育で習ったことが全然活かせない。教育ではプログラムメインでしたが、実際の業務は資料作りばかり。
初めから業務をしていれば3ヶ月もすれば、ある程度一人でできるようになるのに、、、しかも周りからは3ヶ月も経ってるからもうできるでしょ、と言われるのです。教育は正直無駄でしかありませんでした。
組み込み系などしたこともなく、どんな資料を作るかも知らないのに、正確な見積もりを要求されました。スケジュールが1日でも遅延するとアウトな余裕のない案件でした。
…それ、見積もりの意味あります?なら上司が一括で見積もり出せばいいじゃん。
自分で作った見積もりでしょ?ならその時間内で終わるのは当然じゃないの?と言われます。
提出したものはレビューを受けますが、具体的な修正依頼は来ません。いろいろぐちぐち嫌味を言われますが、全て内容が抽象的でどう直せばいいか分からない。
一度、上司に「どう修正すればいいか(上司の中に)イメージはありますか?」と聞いてみると、それを考えるのはあなたの仕事だ、と言われました。そら、具体的な修正依頼は来ないわな。
詳細設計が不要な案件なのに、設計はしたのか?成果物のない設計は設計とは言わない!なぜ設計をしていないのか?などと言われたこともあります。
実装するなら設計は必須ですが、案件として詳細設計は作らない案件だと聞いたので詳細設計は作っていません、と説明しても理解してくれません。
最後には「詳細設計をしたのか?と聞いただけなのに、なぜそんないろいろ聞かされないといけないのか。」などと意味のわからないことを言っていました。
勘違いで私の実装をバグだと言ってきました。なぜそう思うのかの根拠は教えてくれません。猛々しくキレまくっていました。
実装を見てみると、バグではありませんでした。説明しましたが、理解してくれません。
でも次の日にはケロッとその話をしなくなりました。たぶん冷静になってから、バグではないことを理解したのではないか、と思います。
横の席なので会話はします。嫌味も聞きます。でも進捗などはメールやファイルのみで管理して、会議などで共有したりなどしないので、意思疎通できていない箇所が多々あり、緊急のタスクなどがよくありました。
残業すると「残業をいくらでもしていいわけではないんだよ」と嫌味を言われます。朝早く来ても嫌味、昼休憩に仕事をするとタイピングがうるさいと嫌味。でも期限には間に合わせろ、という。どないしろと。
ちなみに期限の延長は、「君の仕事はいつも遅れるね」とか嫌味を言われながらしてもらえますが、その後ずっと遅い遅い遅い遅いと言われ続けます。
ダブルチェックなので、よくない箇所や改善すべき点は指摘します。でも指摘すると嫌味を言われ、謎の弁解をずっと聞かされます。でもやはり修正することに決めたようでいつのまにか修正されています。
結局この客先は教育期間3ヶ月を含めて6ヶ月しか続きませんでした。
そしてこれがきっかけで、客先常駐から抜け出すことを心に決めました。クソ案件はどこにでもあります。クソ案件でしかも未経験の言語だと続けるのはもう無理です。
客先常駐死すべし。慈悲はない。
どんどんn活躍していて。
自分が応援できることは投げ銭というか、課金と言うか、お金出すとかファンレター書くくらいしかできん・・。
この、文章の力が弱まっている時代に。文章くらいしか一般スキルが無い自分がつらい。文章を書くのも、読むのも(読解力)、現代人は弱まってるので、文字のアドバンテージや影響力はどんどんへってるよなー。
お絵かきしたり音楽作れたりする人にあこがれる。音楽は少しだけ手を出したことがあるが挫折したしなあ。そうすれば推しに直接的に応援になるのに。
とりあえず手を出してなんか、やれば。いいのかも知れんが。最初の一歩が踏み出せない。
自分なりに愛情表現の仕方はいろいろある。文字以外には造形とか。それやりたいなーと思いつつも重いケツがなかなか上がらなかったり、基本的なタスク処理スキルが足りてない、という致命的な問題もあるなー。
社会って、なんか、視聴覚に訴えてわかりやすいことばかりじゃなくて。視聴覚にわからんけど重要な事やってることなんてたくさんあるわけで。インフラとか。
自分もその。一般人にはわからんし、そもそもそんなものの存在すら把握されないような仕事だし、そのすごさを伝えることも難しいのだろう。もちろん推しにも・・。
遠距離恋愛というか。なんというか
自分のテリトリーとするスキルを、推しがすごーいと言ってくれることは無いだろうカテゴリなんだよな。
自分自身よりも、自分の成果が評価されてほしい。でもその成果物の製作者は俺!ってわからなくても良い。(わからないほうがいい)
ただ俺は幽霊みたいに俯瞰して、「どや。俺の成果物、すごいだろ・・・」と空から腕組みして見守っていたい。みたいな。なんかそういうイメージ。
それはそれで半分くらいすでに実現してるんだけど、うれしさと寂しさが半々に襲ってきて複雑な感情すぎてよくわからない。
例えるならビットコインの開発者とされるサトシ・ナカモト氏みたいな存在。
それに近い存在っちゃそうかもしれん、たぶんこの記事を見てる人の家の中に俺の成果物がたぶんあるかも知れない、っていう。そういう成果物なので・・・。
どや。すごいやろ
タイトルには5chって書いたけど、正確にはVIPで人を集めてゲーム作った。
念のため説明しておくと、VIPってのはかつて2chで最大規模を誇っていた雑談板のこと。昔はとんでもなく面白い場所だったんだが、現在はなんJとかTwitterとか、他の勢いのあるところに押されまくってて寂しい。
実は2chでのゲーム製作には十年以上の歴史がある。昔の有名どころだと『しぇいむ☆おん』(2006年)とか『僕と君の夏休み』(2010年)なんかがある。他にも、当時問題になった企業名をもじった『姉は一級建築士』というセンス抜群のタイトルがあるし、最近では平成31年分のエロシナリオを用意することを目指した『平成のエロゲー』(2019年)なんてのもある。
凋落して久しいVIPではあるが、こういうクリエイティブな動きは細々と続いていたりする。
素人でも簡単に使えるゲームエンジンとか、凄いクオリティのフリー素材なんかはインターネットにいくらでも溢れているので、作ろうと思えば俺一人でもノベルゲームくらいなら作れる。でも、匿名で燻ってるクリエイターたちに何か作る場を用意することで、なんか面白いことができるんじゃないかなーと思った。「一人でもやれる人が集まるとそれぞれ個々人の予想を超えた何か面白いことが起きる気がする」って『フルサトをつくる』にも書いてあったし。
あと、ちょっとした話題性を狙ったのもある。無名の個人が作ってるゲームなんて今じゃ誰も遊んでくれないが、「匿名の変な奴らがなんか集まって作った」というストーリーがあると、少なくとも2chに入り浸っているは面白がって遊んでくれそうだ。それに、匿名のよくわからない奴らが集まって一つのものを作るという状況そのものも、なかなかカオスで面白い。
自分にできること、できないことを仕分け、できることについては全力でがんばる。できないことについては、VIPでスレを立てて人を集め、できる人に製作スタッフになってもらう。人が集まらなければ、フリー素材で済ます。これが大雑把な流れになる。
例えば俺はシナリオとプログラムなら書けるが、絵は描けないし、曲も作れないし、デザインの知識もない。よって募集する人員は絵描き、音屋、デザイナーということになる。
当然だが、基本的にスタッフはなかなか集まらないと思った方がいい。まず、目的となるスキルを持った人員の母数が小さい。特に音屋はなかなか捕まらない。今回俺は音楽については早々に諦め、フリー素材で済ませることにした。
まずは企画立案をする。こんなゲーム作りたいなーってのをざっくりまとめて他人に説明できるようにする。俺は次のようなことを考えて企画を練っていた。
どうせ作るなら多くの人にやってもらいたい。しかし現在は無料で遊べるソシャゲとか動画サイトなどの隆盛に加え、優秀なゲームエンジンやプラットフォームの登場によって、ノベルゲーム界隈はレッドオーシャンと化している。そんな中で無名の素人が目立つことは難しい。かと言って、作ったゲームが誰にも遊ばれないんじゃつまらないし、集まってくれるであろうスタッフにも申し訳ない。
そんなこんなを勘案して俺が考えた企画のコンセプトは、超短期決戦だった。現実のイベントに合わせて、お祭り的に展開できるゲームを作るのだ。遊んでもらえるのは恐らくイベント期間のみに限られるだろうが、元々ロングテールは狙えないのだから、短期的にでも目立てることを目指す。ユーザーの可処分時間の奪い合いをしているような戦況で、あんまり長くて複雑なノベルを書いても敬遠されるだろうから、さくっと遊べるわかりやすい短編にする。スタッフの労力も少なくなって人を集めやすくなるだろう。俺が企画を考えていたのは10月上旬。製作期間を考えると、発表できそうな時期のイベントとしてはクリスマスがある。じゃあクリスマスを舞台にした短編ギャルゲを作ろう。こんな感じで計画を立てた。
次に、シナリオ作業と並行して、スタッフ集めのための募集スレを立てる。と言っても、匿名の奴に「一緒にゲーム作ろうぜ」と誘われてもなかなか信用できないのが普通だろうから、企画立案者は何かしら信頼してもらえるための材料を用意する必要がある。それは特別なものでなくて構わない。絶対に完成させてやるという熱意だったり、現状できあがっている企画書や成果物を見せるとかでいい。俺は誰も集まらなくても完成させるつもりだーとか言いながら全レスしてた。また、早々にシナリオの初稿を書き上げ、「もうシナリオほとんどできてるから後は素材当てはめるだけで完成だぜ」アピールもしてた。これなら傍から見ても完成する確率はそこそこあるように見えるだろうし、自分の作ったものが無駄になる可能性も低いと思ってもらえるだろう。あと当たり前だけど、やってもらいたい作業や作業量も事前に具体的に明確に伝えましょう。
今回の企画で集められたスタッフは、イラストレーターとデザイナーと賑やかしのギャラリー。彼らを集めるまでに掛かった期間は数週間程度。思ったよりもスムーズにスタッフが集まってくれた。
VIPは雑談板なので人を集めるのには向いているが、スレはすぐに落ちてしまう(書き込めなくなってしまう)ため、作業をするのには向かない。よって、他所に作業をするための安定した場所を用意する必要がある。2ch発の企画なので、したらば等の外部板に専用スレを立てるのも趣があるが、今回の企画では利便性のため、discordのサーバーを立て、そこでスタッフ間のやり取りを行った。もうこれVIPでのゲーム製作って言っていいのかわかんねえな。
毎週末には進捗報告会をすることにした。必要な作業量はそこまで多くないので、そんな頻繁に会議を行う必要はないっちゃない。実際、素材の提出も「公開予定日にさえ間に合えばおkだよ~」というスタンスでアナウンスもしていた。ただ、あまりにも締め切りまでの期間が長いとだれてしまう。コンスタントに集まる機会を用意するとそれを防げるし、モチベーションの維持にも役立つ。
そんなこんなで無事ゲームが完成した。
https://novelgame.jp/games/show/2684
15分もあれば終わる全年齢向けブラウザゲームだ。もちろんスマホからでも遊べる。最近のゲームエンジンは凄い。
作ってみて感じたのは、今でも匿名掲示板にはクリエイティブな人間はそれなりにいるということ。層の厚さはゲームの出来にも現れているんじゃないかと思う。ヒロインの立ち絵はなかなか可愛いし、デザインもこじゃれている。往年のVIPクオリティには及ばないかもしれないが、衰退期に入って久しいVIPでは多少は健闘できたんじゃないかと思う。
それと、匿名の書き込みの裏にはちゃんと人間がいるということ。普段は匿名である彼らと顕名でコミュニケーションを取るのはなかなか愉快な経験だった。
あとは、今回の企画の裏テーマとして、落ち目であるクリエイティブ系匿名文化を盛り上げたいというのもあった。それが成功したのかどうかというと、まあ微妙なわけだが、こういうノリはまだ死んでないってことくらいは示せたんじゃないかと思う。
古参のはてな諸氏におかれましては、恐らくニュー速出身の方が多いだろうから、俺とは肌が合わなかったかもしれない。しかし、匿名で長文を投稿して読んでもらえるwebサービスというと増田くらいしか思いつかなかったので、こちらで書かせて頂いた。最後まで読んでくれてありがとう。VIPPER兼増田の次回作にご期待ください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191220/k10012223011000.html
職業安定分科会雇用対策基本問題部会
https://www.asahi.com/articles/ASMDM4V51MDMULFA017.html
使用者側の委員は、仕事の成果が著しく低い場合でも契約を続けるのかと指摘したが、厚労省はこれまで明確な回答を示せていない。
マジかよ
自分は間違いなくコミュ障である。だから社会における自分の価値を「有能である事」としてきた。
自分で言うのもなんだけど、昔から幸い人よりも地頭や要領が良かった。
小学校の時、仲間内で同時期に始めた習い事で一番成績やランク(段位や進度など)が上である事が殆どだった。
中学校の時、クラスで一番成績が良かった。部活もレギュラーだった。
高校生ぐらいになるとネットの世界に出る事を覚えた。凄いなと思ったものを真似してみたらすぐに成果物は出来てそれなりに見てもらえた。
大学生になってバイトを始めると、やはり仕事を覚えるのは早くて、店のエースだと持て囃された。
新卒で会社に入社すると、すぐに同期で一位の成績になって、近年稀にみる逸材だとか噂された。
なので人生都度都度、褒められてきた。
「増田さんは〇〇が出来るなんてすごい!」とか「増田さん本当に頼りになる!」とか「増田さんのお陰で〇〇が出来た!」とか「増田さんが皆のお手本になってね」とか。
褒められて気持ちいいってのもあるのだが、それ以上に自分はここに居て良いという事に安心していた。
だが、小学校から……いやそれより前、生まれてこのかたコミュ障が治らない。
先天的ド陰キャなのである。要領は良いのに、悲しい事に人間として基本的にダメだ。
コミュニケーションといっても、業務的な報連相をするのは超得意科目だ。
友達いるっちゃいるけど、類が友を呼んでるので友達も大抵コミュ障でおひとりさま属性だ。
いつもどこかの段階で、気付いたらなんだか浮いた存在になってる。
同期には成績では勝っていても、人間として確実に敗北している。
特に一生かけても勝てる気がしないっていう、コミュ力の化け物みたいな子がいる。
どうしてそんなに上手に会話が出来るのか。こんなコミュ障とも上手く会話をすり合わせて溶けるように会話が出来るのか。
会話テクニックと優しい気遣いの出来る性質が相乗効果を起こしている。こんな風になりたいけどなれない。
コミュ障なのにこれで「役に立つから」という理由でそこに居場所を作ってもらえる。
だけど有能でなくなったら、上手くいかなくなったら、自分はコミュニティからきっと切り捨てられてしまうんだろうなといつも思う。
それが恐ろしくて、今日も頑張って足掻いている。