「秒速5センチメートル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 秒速5センチメートルとは

2019-07-30

「天気の子」を嫁と見た

本当は普通にやってるブログで書きたいところなのだが、微妙実名を調べられる名前でやってるうえに、嫁の安全のため「嫁の存在絶対実名の分かるオンラインには書かない」と約束しているので増田に書く。その分嫁成分も含めつつ。

これまでの10ちょっと新海誠と嫁と自分とはつかず離れずの位置にいた。べつに3Pしてたわけではないが、デートのあとに部屋に入って「笑顔」DVDを見たりもした。嫁にアニメ成分はなかったし俺にもそれほどアニメ好きはなかったが、ゲームをやり込むよりもアニメを一緒に見るほうがいろいろを説明するには楽だったので嫁はアニメ好きに変わっていった。いつの間にか俺が見たこともやったこともない「ひぐらし」のアニメを全話走破したりしていた。なんだかんだで飛行機が止まって1泊多めに泊まらざるを得なくなったとき狸小路アーケードをトボトボ歩いて見に行ったのが「雲の向こう、約束の場所」だった。夜の上映で女性は嫁一人、同類扱いされたくなかったがおそらく他の観客と自分はそれほど違うようには見えなかったと思う。パンフレットを事前に読んで設定を把握しないと意味のわからないストーリー感想は「三ツ矢雄二が監修してたんだね」「主題歌の♥って川嶋あいに似てるよね」という微妙ストーリーとは関係ない話に終始した。その後地元でも上映した「秒速5センチメートル」には嫁は誘わず一人で見て、そのあとでDVDを買って自宅で一緒に見た。「星を追う子ども」はまともには観ず、大成建設CMを見かけるたびに「新海パイセンらしいね」と話し、いつの間にか動画配信が始まっていた「言の葉の庭」を一緒に見て、その流れだったかは忘れたが「君の名は。」を先に見に行ってから「たぶん大丈夫だ」と改めて誘って劇場で鑑賞し「パイセン頑張ったね」とお互いに喜びつつ今に至る。

長くなったが今回の「天気の子はいずれ見に行く予定だった映画だった。アニメをよく見るようになった嫁とは言え、二言目には「犯人誰?」と聞く性だからこちらも最低限調べて「セカイ系らしいよ」とは応えた。「おおまかに言って、『彼女を救えば世界が滅びるし、世界を救うためには彼女を見殺しにする必要があるジレンマ映画』」と答えたのが正しい反応だったかはわからないが鑑賞の2時間前だ。劇場は8割の入りで、スクリーンを正対して見られる席の中央を予約してしっかりと終わりまで鑑賞した。

終わったあと、適当に入った喫茶店での感想は、「いや、『君の名は。』と同じかどうかはわからないけどそれなりに名作だとは思うけれど、微妙だよね」だった。ここのところ「入れ替わってる!?」と同じくらいにハモったと思っていい。何かが微妙だったのだ。同じ場所で「微妙」だと思ったかどうかはわからない。ただ微妙だ、と思ったことだけは一緒だったのだ。

なんだかんだで瀧くんは似た風貌だったけど嫁は「瀧くん居たね」と声で特定していた。三葉かどうかはわからないがMIYAMIZUの文字自分にも読めた。スタッフロールだけで確認した四葉は嫁もどこにいるか特定できなかった。犬の2度めがわからないのも一緒だった。未成年に酒を飲ませないのと何があってもシートベルトは締めるのは今どきらしいなとも思った。幻の魚はいまいち意味がわからなかったうえにそのうちいなくなっていた。

「それにしても言ってた『セカイ系』とあそこまで同じストーリーだったとはね」と嫁には言った。ものの流れで序破Qみていて「翼をください」のあのシーンも見ているから構図が全く一緒なのもわかるし、予告編では:||の新画像も出ているしそれは思ったことだ。水に沈んだとは言え、二人とも「ポニョ」に思いをはせなかったのは今考えてみれば不思議かもしれない。

まあでもさ、北海道滅ぼしたこともあるパイセンからさ、東京くらい滅ぼすよな、と自分は思った。実際に滅んだのは「ガメラ2」での仙台のほうが、もしくは糸守町のほうが大きいのかも知れないけれども。

それにしても新宿再現具合は驚いた。大ガード越しに東口方面ネオンなめる画面、どれも架空名称には見えなかったから。もしかしたら意識外で架空名前に変えられていたものがあるかもしれないけれどね。あとK&Aプランニング新宿から(区はいっしょだけど)微妙に離れて、主な地域田端になるの、新海誠引っ越したのが理由だったりしたら笑うね、たぶん違うとは思うけど。

そういえば全国を巡回していた新海誠展にも別件での用事を作って嫁とは見に行ってたんだった。高校卒業してから大学入る前に1年の空白ができるの、あの頃の大学進学希望高校生にはありがちだったけどなんとなく親近感を持ったな。まとまらない話だけど、こんなところで。

2019-07-28

天気の子秒速5センチメートルとその他作品など

位置

ボーイミーツガールやって別離・再会やるなら定番

大人

"大人"を振りかざして感情に蓋をする感じは典型という感じか

此岸彼岸

天気の子の非常にうるさいプロダクトプレイスメントが効果的で良かった

草原に寝転ぶ女の子

これについてはまた考える

大丈夫かどうか

2019-07-25

よく考えてみれば秒速5センチメートルってキモかったね

送るつもりのないメールを打つとか意味わかんねーよな。

2019-07-24

anond:20190724230729

新海誠秒速5センチメートル最後の方山崎まさよしの曲をかけながら初恋のすれ違いみたいなのをやってて

それ以降性欲異常者シンカイが自身性癖を詳らかにする事を、まさよしする、という文化圏があるんだ

変な絡み方してすまん……

海賊

秒速5センチメートルで近づきながら「君の名は」と名前を聞いてくる天気の子(天気を操る悪魔の実能力者)

2019-07-20

「天気の子感想

他の人の感想批評を目にする前に、見たばかりの自分が感じたことを雑に書き留めておく。雑に。

結論からいうと面白かったし、楽しめた。

君の名は」のような複雑な構造をもたない、テンプレ的な物語を新海なりの作画演出で見せる映画

良い意味で頭の悪いボーイミーツガール

新海誠自分のことを利口に見られたいタイプかと思ったけれどそうでもなかった。

とくにこじらせている感じもすかした感じもしない少年少女の恋の物語

不思議少女出会う、その少女不思議な力を使うことで一時の幸せが訪れ2人は惹かれ合う、

しかしその少女が力を使いすぎたせいで悲しい別れが訪れる、

少年童貞力でミラクルを起こして少女との再会を果たす。

本当にどこにでも転がっているような話。

君の名は」がヒットしすぎて次回作ゆっくり練っている間もなくて

開き直って小細工なしの王道勝負しようと新海誠が思ったのかどうか知らないが、

個人的にはその試みは成功していると思う。

クライマックス、再会を果たした少年少女が2人で空から落ちていくシーンにはけっこうじんと来るものがあった。

どうやって着地するつもりなんだとはらはらもしたがカメラ変わったら廃ビル屋上鳥居の前にちゃんと戻されていた。

いいんだ、この映画は頭の悪い恋愛ストーリーなんだ。

帆高が家出をしないといけなかった事情だとか、

母親病気で死んだぐらいしかからない姉と弟の2人暮らしとか、

誰でも好きに侵入できる廃ビルなんか東京のど真ん中にあんのかよとか、

東京に雨を降らし続けている謎の存在の正体だとか、

なぜ晴れ女が人柱になったら雨がやむのかだとか、

とくに説明はされないけど、時間がなかったのかやけくそなのか前作で意図したことがちっとも客に伝わってなかったからなのか、

理由はともかく削ってよかったと思う。

空っぽにして作画演出の美しさを楽しむことができた。

ひなさんかわいいですね。ブヒ

公開前に新海が賛否両論になるといったのは、

帆高と陽菜が雨を止ませることよりも自分たちの幸せを選んだことについてだと思うんだけど、

それはべつに賛否を呼ぶようなことでもないような。

世界を敵に回しても僕は君一人を救うことを選ぶ、みたいなのセカイ系でさんざん見てきたんで

それに比べたらこんなのぜんぜんマシ、常識範疇

秒速5センチメートル」でも「君の名は」でもない、

童貞力はそのままに批評余地もあまりなさそうな頭悪いエンタメに走った新海についてという話なら

それは賛否両論あるだろうなとは思うけれど、自分としては楽しめたからよし。

前作が売れたからと個人的趣味に走って退屈な作品になりさがるようなのよりかずっといい。

もっと身悶えするような気持ち悪い新海が見たいという需要もわからないではないが。

『天気の子』は劣化君の名は。』な駄作だった

公開直前のインタビューで新海は「賛否が分かれるものを作った」と語った。

それを見て、「あ、いつもの新海に戻るのかな?」と思った。『君の名は。』で釣った客にポエム自己完結の新海ワールドをぶつけて全面戦争を仕掛けるのか! と。しかしそんなこたー全然なかった。蓋を開けてみれば『天気の子』は単なる劣化君の名は。』に過ぎなかった。がっかりだ。

ダメな点は色々あるがクリティカルだったのは物語感情がまだらになってるところ。ようは暗いシーンのあとにやや明るいシーンが来るのだがまた暗いシーンになるためどういう感情でいればいいのかが凄くわかりにくかった。

これは『君の名は。』と比較すれば差は歴然だ。

君の名は。』はややおセンチモノローグから始まるが、すぐに入れ替わりのコメディシーンにつながり、テンポの良いそれは見ていてとても楽しい

楽しい気分にひたっていてやや飽きを感じ始めた頃に瀧と先輩のデートが失敗し、「なぜか。もう二度と。俺と三葉との入れ替わりは起きなかった」という“謎”が提示される。

そして瀧は直に会おうと糸守を訪ねるが、そこで彗星の落下によって三葉がすでに死んでいることを知る(シリアス)、という感じだ。

君の名は。』のストーリーはこれ以上追わないが、コメディ→謎→シリアス目的明確化彗星が落ちる前に皆で避難する)→歓喜(かたわれ時の再会)→暗転→奮闘→大団円、と今どういう感情でいればいいのかということを物語が迷わせないつくりになっているし、『君の名は。』はそういった完成度を持った作品だった。

RADWIMPS楽曲も、シーンの移り変わりや強調に使われて非常に効果的だった。

翻って今作である

冒頭、ヒロインが天気の子になった経緯を説明されたかと思うと、家出してきた主人公新宿歌舞伎町世間の冷たさを味わうシーンに続いていく。いきなり説明→暗いシーンをカマされ気分は上がらない。

その後やや明るいシーンになるが、主人公ヒロイン生活環境がアレなので底部に流れるテンションは暗く、そしてそれがやがて表面化(その最たるはヒロイン消失)する。

その表面化も事前に予測がつくように設計されてるため、明るいシーンを見ていても「どうせ後で……」と落ち着かない。つまりずっと消耗させられっぱなしなのだ。これはキツい。

もうひとつキツいのは主人公が幼稚すぎて感情移入しづらいという点だ。

子ども主人公がなんだからそらそうだろ、という話はあるのだが、“学校”がフィールドだった前作とは違って家出してきた少年フィールドは“社会”になるためアテもなく家出してきたことやそれが故に困窮しても「帰りたくない」と言い張る姿はやはり幼く映る。

特にコイツやべーとなったのはヒロインが消えた理由理解しない周りの大人にキレ散らかすところだ。普通こういう情報格差によって周囲が無理解な時、視聴者としては主人公側の心情に立つものだが今回は中々そうなれない。何故か。それは視聴者主人公の側にも情報格差があったかである

俺は基本的主人公視聴者情報格差はない方がいいと考えている。視聴者が得ている情報によってこうすべきと思う行動を主人公が取らないと苛立つからだ。もし主人公視聴者情報格差を作るならフォロー必須だと思ってる。『天気の子』はそのいずれでもない。

ヒロインが消えると視聴者は早い段階で予測できる。そういう設計になっている。しか主人公はそれを察しないし、決定的な情報提示されたときも反応が鈍い。それなのに自分は周囲にキレ散らかすのだけは忘れない。ただのやべーやつである

主人公がそんなだからヒロインと再会し、気持ちを確かめ合うように互いの名前を呼ぶシーンも冷めた目で見てしまった。『君の名は。』のかたわれ時やラストシーンのよっしゃ感とは雲泥である

そろそろまとめに入ろう。最初に『天気の子』は劣化君の名は。』と言ったが、『君の名は。』とは何でどう劣化しているというのか。

君の名は。』とはひょんな出会いを果たした少年少女が超常現象によって引き裂かれ、残された側は相手ともう一度出会うために必死にもがいてそれを果たす“エンタメ作品である(『言の葉の庭』と『秒速5センチメートル』以前は“エンタメ作品”ではない)。よく見かける構造といえばそれまでだがいずれにしても『天気の子』はその形を踏襲している。しかし肉付きが圧倒的に劣る。

これまで挙げてきた要素はその筆頭格だし、その他にもふたりが再会するシーンのアイデア演出にも歴然とした差がある(「かたわれ時だ」は非常に美しい)。「忘れないように名前書いとこうぜ」からの「好きだ」のようなぐっとくる演出コメディ部分で手に名前や苦情を書いて伝えていた、という点とつながるのが良い)もないし、ラストシーン拙劣さは『君の名は。』に比べると目を覆わんばかりだ。「天気って不思議だ。ただの空模様にここまで心を動かされてしまう」という主張も正直「だから?」という感じで刺さらなかったというのもある(けっきょく大事なのは天気ではなく大事な誰か、という結論だし)。

君の名は。』がヒットしたから次もそれで、というのは理解できるし、これ以外でどうやれというのかとすら思う。ただ肉付きでここまで劣ってしまうなら違う構造の話にチャンレジして死んだほうがまだマシだったのではないか

というわけで『天気の子』はがっかりするほどの駄作だった。クソミソにけなしておいてなんだけど俺は新海誠ファンなので悲しい。

ほしのこえ』で新海を知り、『秒速5センチメートル』で「これは新海の集大成だ!」と吹き上がった過去を持つ俺でも『君の名は。』のPVを見たとき「あ、これは売れる」と素直に思った。実際その通りになったし(もちろんあそこまでの大ヒットになるなんて思いもしなかったが)、そんなクソウザ古参でも『君の名は。』が新海作品の中で一番面白いと胸を張って言える。

新海誠はいつまでも過去やどうにもならない何かに拘泥する男を描くだけのクリエイターじゃなくなっていた。それはとても喜ばしいことであり、同時に階段をいくつも上ったんだと確信した。『天気の子』のPVを見て嫌な予感はしたが、押し殺して封切り初日映画館へ向かった。嫌な予感を信じるべきだった。だって君の名は。』はPVからして面白そうだったんだから

前作の半分、悪ければ1/3ぐらいの興収だろう。口コミも広がらず、けっこうなコケ方をすると思う。

新海誠は新海的なものとの決着を『秒速5センチメートル』でつけ新境地を切り開こうとした。しかしそうして出来上がったのはジブリ劣化コピーだった。『言の葉の庭』という中編で再起を果たし、『クロスロード』という小品で手応えを得た新海は金字塔を打ち立てた。しかし次に作ったのは前作の劣化コピーだった。

新海はこの先、どこに向かうんだろう。今作が劣化コピーだったという認識なくして前には進めないと思うが本人も周囲もそれをひた隠して次なる場所を目指すんだろうか。

それでも俺は、そのたどり着いた場所を、わずかな恐れとともに待ちたいと思う。

2019-05-22

深夜のネットカフェで見たら死にたくなる作品教えて

昨日の夜中は秒速5センチメートル見て死にたくなった

今日も通う予定なので教えてほしい

別にアニメじゃなくてもいいしなんなら動画じゃなくて漫画でもいい

とにかく深夜のネットカフェで見たら死にたくなれる作品教えてほしい

2019-01-05

anond:20190105153044

詳しくは分からんけど『秒速5センチメートル』っぽいなと

この映画主人公(男)は初恋彼女が忘れられなくてその後惨めな人生を送っていくんやで

彼女は家庭持ってとっくに主人公のこと忘れてるのにな

2018-10-26

普通に幼馴染がいて、普通に高校に入って、普通に大学に行って、普通に就職して、普通に結婚する

何でこれが出来ないのかな。

どうしてできなかったのかな。

これって普通なのかな。

よくさ、あの花の~とか、秒速5センチメートルが泣けるって聞くけど

あいつらって普通だよね。でも、その普通になれない人たちはあれを見ても感動なんてできないよ。

だってただただ羨ましいだけだし。

普通になるって難しいなあ。ネットにもいっぱい普通な人がいるけど、普通ってすごいことなんだよね、きっと

2018-07-31

成功率の高さを考えると飛び込みって確かに最強だな

自殺方法としてよく言われるヘリウム首吊りは案外上手くいかないらしい。

首吊りは角度が重要となるので素人が1人でやっても上手い具合にゴキっとならなくて物凄い苦しいけどずっと死ねないだけだとか。

楽な自殺代名詞ことヘリウムは濃度が極めて高い必要があるためちょっとした装置の異常で死ねないし後遺症率も高く実はリスキー

飛び降りはもしも下にクッションとなるものがあったら駄目。

リストカット練炭自殺はその苦痛に耐えられずに死ぬより前の所で失敗する事が多い。

入水や凍死も失敗しやすいし凄い苦しい。

服毒自殺王道に見えるけど、大量の毒を用意しても人間の体は勝手に毒を吐き出してしまうので案外難しいらしいですよ。

その点、飛び込みは凄い。

圧倒的パワーによる一撃必殺。

苦しむ暇もない驚異の破壊力で木っ端微塵。

残された家族他人迷惑を一切考えないならこれほど強力な方法はない。

最強!

いやうん、そりゃ飛び込んで死ぬわ。

早い(痛みが一瞬)

確実(失敗して後遺症ルート心配なし)

すぐ出来る(電車ダイヤ調べるだけ)

圧倒的ユーザービリティやで。

自殺王様だよ。



ところで

飛び込みによって生まれ経済的損失ってどれぐらいなんかねー。

だいたい200人ぐらいなんだよね。一年で飛び込むの(秒速5センチメートルみてーな言い方するなよ)

その200人分も含めた2万人の自殺者を処理するのにかかる損失って安楽死制度作ることで軽くなったりせんのかな。

ただ部屋で死なれるだけでも清掃とか必要になるし、全部足したら案外日本のどこかでまとめて死んでもらった方が国としては負担が軽いんとちゃうかな、ってふと思った

2018-03-05

秒速5センチメートルクズの本懐NTRではない件

秒速は中学時代付き合ってた彼女高校で別れ別れ(自然消滅)になってそのまま他の誰かと結婚して主人公が途方に暮れるだけ。

クズ共闘した奴ともども相手告白して玉砕、その後共闘した奴とセックスして傷の舐め合い、一方告白された側はそれ同士で結婚



からNTRではない。振られた(振った)相手に未練たらたらってのまで入れたらそりゃNTRってなるわ。

2018-02-16

秒速5センチメートル

寒くて厳しい冬を耐えてきた

あと1ヶ月もすれば春の兆しが訪れる

今,秒速を見ると,まるでこの数ヶ月積もり積もった何かが心のなかに溜まっていたのを気付かされるかのように精神的にやられる

私は春から就職,そして初めての一人暮らし

この人生の節目に,こんな鬱鬱とした感情を持っているなんて

何もかも新しい環境に身を置く前に,何度も何度も見た映画を再び見直すことに意味はあるのだろうか

社会人とはなんだろうか

遠野貴樹の社会人としての描写は,学生時代とは打って変わって暗く,ひとりぼっちだった

私もそうなるのだろうか

なるべくは,できるだけ明るく生きていきたいもの

2018-02-05

秒速5センチメートル次回予告(ボトムズ風)

明里との再会を果たした貴樹を待ちうけていたのは、種子島への転校だった。

宇宙を見上げる人々の心に住み着いた夢と野心。

潮の香りロケット燃料匂いとが混ざり合う南海の島。

ちゃちな信義とちっぽけな優しさが、悲しみの傷口を広げてゆく。

そう、気づかぬうちにじわじわと。

次回「コスモナウト」

波の向こうから少女は微笑む。


何もかもが、摩天楼に消えた

抱き続けた想いも、芽生え欠けた恋も

全てが振り出しに戻った

貴樹は死んだ魂を疲れた身体に包んで、蜃気楼の街をさ迷う

愛を夢見たのが幻想なのか

心の渇き幻想を生むのか

想いの果てに愛を見るのが幻想に過ぎないことは、誰もが知っている

では、線路の向こうにいるのは誰だ

次回「秒速五センチメートル

その時、貴樹は振り向いた

2018-01-23

anond:20180120180731

なろうにおける「おっさん」っていうのは、意味的には「少年でも青年でもない」程度の意味だと思うよ。「少年主人公希望する読者」や「青年主人公希望する読者」をフィルタリングするための装置であって(なお老人主人公ってのはそもそもラノベ的には射程に入ってなかった。いまはおっさんの延長線上でまま存在する)、そのもの獲得形質存在しないんだと思う。

もうすこし補足すると、「少年性や青年性の喪失」であっても「おっさん性の獲得」ではないってことになる。

まあ、そもそものはなし、現実おっさん中年)も、現代においてはままそうなんじゃないかな。

少年期の全能感や幸福感や無限の体力はもはやなく、青年期の情熱や異性に対する期待や将来に対する不安希望ももうなく、じゃあ、その代わりに何かを獲得できてるか? と問えば手に入ったものは少ないのではないかな。少なくとも自分は、日々を大過なく過ごすための惰性めいた処世術とか、職を時間内にこなすための小器用さであるとか、その程度のものしか身についたとはいえない。

その程度のおっさんしかない自分が、少年青年のもの結晶化したような主人公や、彼らの物語を直接摂取してしまうと、内臓に負荷がかかってしまう(お腹痛くなる)ってのはある。出来が良ければフィクションとして切り離して楽しめるけれど、私小説としてそれを読んでしまうと痛い。

カリオストロの城において、ルパンクラリスとらぶらぶちゅっちゅにはならんでしょ。ルパンは「おっさん」だからおっさんから父性の混じった誠意をクラリスに向けられたし、あの物語において、あれこそが美しい。ただしくおっさん物語だ。

からおっさん」というタグは「エビや卵成分は入ってません」みたいな、食品におけるアレルギー表示みたいなものなんじゃないかな。

もちろん、なろうっていう場所混沌のものなので、書き手によってはそこまで考えてもいなく、ただ単純に少年青年主人公で展開された物語の骨子を、おっさんというテクスチャで再梱包しただけのものもあり、その場合アレルギー表記はむしろ罠として読者に襲いかかる。

秒速5センチメートルみたいなのを、主人公おっさん差し替えてやったらどうなるかって、それはなんかキモくなるだけだって話だね。

おっさん」というタグ物語を巡るいろんな問ってのはまだまだあるんだけど、個人的には、当面は以上のような理解で良いんじゃないかと思っております

2018-01-06

anond:20180105234421

10年前に"現代"を扱っていた秒速5センチメートルを古いとはまだ感じないか10年程度なら保つのでは

2018-01-05

シャンプーはおいしいか否か

ちょっと前に、声優が使っているシャンプーだかを飲んでレビューした同人誌が、実際はワインレビューコピペしただけだったということも含めて微妙話題になったが、私は気が気ではなかった。

というのも、私は、シャンプーを食べていたかである

十年程前に、私も十歳の頃だが、あややこと松浦亜弥シャンプーCMをしていた。セクシーなのキュートなのどっちが好きなの、のやつである

それが我が家にもやって来た。イチゴ香りである

それまで、メリットだのなんだのテキトーなにおいのシャンプーを使っていた私にとって、このイチゴ香りものすごいものだった。本当にすごくいい香りなのだ

ある日、お風呂に入っていて、シャンプーしている時、ふと、これは、もしかしたら、おいしいんじゃないかと思った。こんなにいいにおいがするし、味も甘いのでは?と。わたパチとかあるし、と。

そこで、シャンプーを泡立てて、食べてみた。

結局、おいしいかと言えば、おいしくはないのだが、逆にまずくもなく、いいにおいの泡(本当に泡である)で口の中がいっぱいになってシュワシュワ消えていくのを飲み込む感覚は、悪くない。

そういうわけで、私はシャンプーを食べるようになった。

終わりを迎えたのは、一ヶ月後くらいだったか。定かではないが、少なくとも二、三回ではなくもっと定期的に食べてはいた。

なんで食べるのをやめたかと言えば、いつものように泡立てて口に入れた時、全くおいしくなく(いつもと同じなのだが)、「私は何をやってるんだろう」と思ったかである。その時、初めてシャンプーを吐き出し、シャワーの水でうがいをした。

こうして私の食シャン生活は終わりを告げたのである

時は過ぎ、ネットで飲シャンレビューを見て、「私はさすがにそのままは飲めなかったのにすごいなあ、原液だと苦味が強いのか」などと思っていたが、少なくとも飲シャン本についてはデマらしいので、がっかりした。

シャンプーを食べていた過去は、さすがに自分でも変かなと思い本当の黒歴史と化しているが、今でも、私以外に本当にシャンプーを食べていた(飲んでいた)人はいいかと、探してしまう。秒速5センチメートルである

しかしたら、ネット上で飲シャンの話をしている人は、皆本当にシャンプーを飲んでいるのだろうか? それはそれでうれしい。

2018-01-03

新海誠に毒されて

タイトル詐欺です。要はただの自分愚痴で,だらだらと読みづらいことをご承知ください。

投稿者は21歳の理系大学生のようでそうじゃない人間です。

はじめに

君の名は地上波初放送 今日の夜9時からですね。それを祝して1/1と1/2の深夜に新海誠監督作品放送されたことをご存知の方もいらっしゃるかと思います

私は関東圏なので,『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』が放送されて全部観ました。(あとでほしのこえも観ました)

何回か見た作品もありましたが,Twitterの実況を流し見してると「小説版もいいぞ」という声が多い多い。なので,特に印象に残った『言の葉の庭』と『雲のむこう、約束の場所』を買いました。

このダイアリーは『言の葉の庭』を読んでいたら、自分のことをつらつらと殴り書きたくなった、活字もまともに読めない残念な人間愚痴です。

はいプロローグおしまい

本題

ここから自分を振り返ってみようと思います。(〇〇しようと思いますって表現だいきらいだけど)


そもそも投稿した目的は「病んだ人間自分の中に溜めきれなかった気持ちを吐き出そう」なわけです。

去年の8月末ぐらいに「全般性不安障害」と診断されました。ざっくり言えばうつ病の手前です。

医者へ行くきっかけになったのはある人(以下Aさんとしましょう)にメールで「他人気持ちを考えてやりとりをしなさい(曖昧)」と言われたことでしょうか。

当時はインターンシップ(企業じゃなくて大学研究室に行くっていう稀なやつです)やら学会発表やらでなにかと忙しかった。そんな中でこのメールが来たわけです。

その晩はずっと泣きました。そのあとは医者に行って薬もらってマシになりました。(いまは効きがイマイチに感じる 変えるべきかなぁ…)


で、今に至るまで病気を引きずってるわけですが、ここで新たなストレス就職活動」がやってきます。(病気きっかけで院進は向いてないなときっぱり諦めました)

ビッグサイトでやるような大規模イベントにも行きました(DaiGoお話タメになったなぁ)。 企業の人と面談にも行ってみました。

いわゆる情報系なので就職するならSEとかそっち系だろうと思い込んでいたわけです。でも色々やってるうちに「どうやら以前からプログラミングは好きじゃないと思ってたことは正解だったんだ」と気づいていきます

最初に書いたように大学生のようでそうじゃない立場人間なので、同級生には就職してる人もたくさんいます。でもみんなつらそうだなぁ…と

そんな考え達が余計に自分を迷わせます。ある同級生保育士目指しだすし、自分がなにをしたいのか余計にわかりません。


私は、洋服の青山就活セールCMダメージを食らい、SNS就活広告でも神経をすり減らすようなメンヘラです。

孝雄くんは「靴職人」っていう立派な夢があっていいなとか、雪野先生も色々あったけど歩き出せていいな…とか観たり読んだりしてて思うわけです。

から趣味ベースとかやってて「楽器弄るの楽しいなぁ」と思っていた時期もありました。この前友人に言われた「楽器工房で働けばいいじゃん」の一言がずっと頭に残っています

まぁでも今からだと遅いわけです。18歳以前ならその道も選択肢ひとつだったでしょう。でもここまで来てしまったので引き返すには相応の勇気必要だなと思って結局決断できません。

ハナから見れば「若造がな~に遅いだのなんだのうだうだ言ってんだよ」って話ですが、いろいろ考えは浮かんでも決断は出来ないわけです。視野が狭い分出てくる考えも浅いことばかり。


ここまで読んでくださった方、周りの人には「仕事なんてつまんないよ」って言われます仕事を探すときに「楽しいかどうか」って考えちゃいけないんでしょうか。

というか皆さん今の仕事どうやって決めたんでしょうか。

5年・10年・20年先を考えても仕方がないのに考えてしまうのはどうしたらいいんでしょうか。

研究もさっぱり手がつかないし、就活もこんな状況です。


あ~~~~~~~~~~~~~~~さっさと死にてぇなぁ クソったれ

おわりに

長文失礼しました。

もうここでまでくると人間不信スパイラルです。名前も顔も知らない皆さんに罵詈雑言でも何でもいいからどうすりゃいいのか教えてくれよと思って書いた次第です。

投稿読んでてつらくなったので『言の葉の庭』の続きを読んできます。では

2017-12-28

ハッピーエンドから好きエンドへ

anond:20171227085551

これを読んでというわけないじゃないが、最近(でもないが)ハッピーエンドとかバッドエンドとかがわからなくなった。

例えば、『秒速5センチメートル』とか、私はハッピーエンドだね~と思ったけれど、世の中では胸糞らしいし、『かぐや姫の物語』も私はすごい上級ハッピーエンドじゃん……!と感動していたら、ツイッターものすごいバッドエンドって言っている人がいて驚いた。

というか、見る側にとっての、ハッピーエンドになるための目標スコアが高まりすぎていて、なんでもバッドエンド扱いにしすぎじゃないのか?という。

で、結局、思ったのは、私の思う"ハッピーエンド"ってハッピーどうこうよりただの私の"好きエンド"なんじゃないかってことだ。

物騒な言い方だが、私は人の死ぬ話が好きだ(スプラッタものとかではなく)。報われない話が好きだ。結ばれない恋の話が好きだ。

で、そういう要素があると、私的には"ハッピーエンド"になるのである

逆に、たぶん世間的にハッピーエンドなんだろうなあと思っても、個人的に好きではない話とかももちろんある。そりゃ誰でもそうだろって話ではあるが。

例えば、『ゆりかごを揺らす手』とかは、ベビーシッター金髪美人の思うままになって終わったらそれはそれで好きかもと思うし、『耳をすませば』も『秒速~』みたいにウダウダして何もないまま終わってたらもっと好きだった気がする。

ただの、アンチハッピーエンドなのかもしれないが、とにかく、個人個人ハッピーとかバッドとか変わる基準ではなく、これからは「私が好きなエンド」基準で生きていこうと思った。

2017-12-09

君の名は。』で新海誠は死んだ

俺は『秒速5センチメートル』を新海誠最高傑作だと信じて疑わずにいる人間だということを、予め言っておく。

君の名は。』、去年の夏に公開されるまで、久々の新海誠の新作映画ということで心底楽しみにしていた。

公開前に発売した『小説版 君の名は。』は発売日に買ってその日のうちに読んでいたし、神木隆之介も好きだったから、これはもう間違いない、

秒速5センチメートル』以来の大物が来る、と期待を胸に公開を待っていた。

でも、その時から、心の片隅で、ほんの少しだけど嫌な予感はしていて、それは公開後に的中した。

俺は新海誠の、あの陰鬱で薄暗くて救いようのない世界観が好きなんだ。

ドロっとした恋愛観で語られる男主人公背中が好きで、やっぱり俺は『秒速5センチメートル』が大好きなんだと思う。

遠野貴樹に自分を照らし合わせて、たまらなくなる。

そうして、公開直後に胸をときめかせて見に行った『君の名は。』にはかなりのショックを受けた。

これまでのような人を選ぶ作風ではなく、エンタメに富んだ、大衆的で王道の展開に、ベタベタラブコメディをぶち込んできた。

開始30分ぐらいでそれがはっきりとわかると、目を背けたくて、我慢できなくて外に出たくてどうしようもなかった。

でも、これはしっかりと目に焼き付けて、この事実自分に刻み込まなければならないと、拷問に近いような感覚最後まで見届けたのを覚えてる。

これまでと一貫しているのは、背景美術の美しさだけであった。

背景美術は確かに、素晴らしかった。前作の『言の葉の庭』以上だったと思うし、とどまることを知らないようだった。

この酷い映画を見終わった、劇場からの帰り道、俺は少しずつ「新海誠は死んだ」ということを理解し始めた。

過去作を全否定した『君の名は。』、しかし俺とは反対に世間評価は大絶賛だった。

世間はこの酷い映画を"新海誠代表作"と称し、過去作には目もくれずにエンタメ監督としてもてはやした。

違う、そうじゃないだろ。

君の名は。』を見て、それを新海誠だと思っている彼らのほとんどは、馬鹿である阿呆である

君の名は。』を気に入ったミーハーな彼らは、同監督の『秒速5センチメートル』を見て、失望するのである

鬱だ、暗い、つまらないと吐き捨てる。全くもって、ありえない。

ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』を経て、『秒速5センチメートル』は完成した。

本来はこの過程こそが新海誠なんだ。

どうしてこんなにも変わってしまったのか、困惑するばかりである

2017-09-19

anond:20170919120612

在りし日のネトウヨ新海ファンの姿

中国の人気アニメが「秒速5センチメートル」に酷似ネットで話題

秒速5センチメートル」に酷似 中国制作側:構図が似てもストーリーが違う

韓国お茶CMが『君の名は。』をパクリ? 韓国人日本アニメだと思った」

韓国君の名は。」のパクリCM「キムの名は。」

(そのうち消すかも知れないけど)わざわざこんな文言を入れている人なので、推して知るべしな感じしかしない。

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