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はてなキーワード: 獲得形質とは

2021-10-21

共産党と、ルイセンコ学説

かつてソビエト連邦では、メンデル遺伝学はブルジョア主義に基づく誤った学説であるとして否定され、獲得形質遺伝するというルイセンコ学説こそが共産主義に基づく正しい科学であるとされた。

ソ連国内メンデル遺伝学を正しいとする生物学者たちは、シベリア送りになって死んだ。

当時、日本でも共産党を支持する科学者の多数が、政治的理由からルイセンコ学説を支持した。その後、ソ連国内政治権力の変化によりルイセンコが失脚し、ルイセンコ学説に基づく農法に効果は無かったと明らかになった。しかし、ルイセンコ学説を支持した日本科学者たちは、自分たちの過ちを認めることはなく、まるで最初から支持していなかったかのように振る舞った。

共産党は何も変わらない。論理科学的な根拠ではなく、思想に基づく結論を先に用意し、現実の方を曲げようとする。今まさに、ルイセンコ学説と同じ過ちを再び、表現規制論でも犯そうとしている。

共産党及び協力政党政権を握ると、何が起こるか。

2021-06-12

「うわっ…私の科学リテラシー、低すぎ…?」

この記事なんだけど: 

  

「慢性社会的敗北ストレスは父マウスから子へ「精子にのって遺伝する」と明らかに」  

https://nazology.net/archives/90795 

  

明らかにおかしくね?  

  

この記事(というか元の実験)の主張は  

マウスストレスを与えた → 父の精子遺伝子(の発現活性)が変わった → (その結果として)子マウスストレスに弱くなった、

  

まり経験獲得形質)が遺伝した。ヤバイ宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。」ってことでしょ?

  

でも実際にやってるのは

複数マウスストレスを与えた → その結果に基づいて「ストレスに強いマウス」と「ストレスに弱いマウス」に分けた → 「ストレスに弱いマウス」を父マウスにして子供つくった → 子マウスストレスに弱かった

  

は? 

  

それってあたりまえじゃね?

ストレスに弱い父の子ストレスに弱かった」ってあたりまえじゃん。

遺伝したのは「ストレス経験)」じゃなくて「ストレスに弱い性質(生まれつき)」だよね?

親に与えたストレスが子に遺伝した(子の性質を変えた)って言いたいなら、「親にストレスを与える前に出来た子」と「親にストレスを与えた後に出来た子」を比べなきゃダメじゃん。なんでそうしないの?

  

なんかね、「経験遺伝した」の根拠として子マウスの行動(ストレスに対する反応)だけじゃなくて、父マウス精子RNAストレスで変化したってのもやってんだけど、これはちゃんと「親にストレスを与える前」と「親にストレスを与えた後」で比べてんの。精子採集して。

  

は?

  

なんでその「前・後の精子」で子マウスつくって子のストレス耐性比べないの?

ひょっとして比べたんじゃないの? え?もしかして結果出なかった?

それって「精子RNA転写活性はストレスで変わったけど、その変化は結局子に遺伝しなかった」ってことじゃないの?

たとえ子の行動を変えることができなかったとしても、子のRNAしらべればストレスによる変化が遺伝たかどうかは分かるんじゃね?

父の精子だけで子のRNAにはまったく触れてないんだけど。なんで調べないの? 

ひょとし(ry

  

なんでこんなんで「経験遺伝する」とか言っちゃってんの?

マジ意味わかんね。

2021-06-06

2年くらい経ってネイルが許せるようになってきた

ワシもな、職人畑の人間だったから、

ネイルしてる≒手先の器用さにデバフが掛かった状態って認識でおった。

加えてネイルってほぼほぼ自己満足じゃん? 撤廃を望むほどではないけれどもどちらかというと消極的否定派。


が、奴等は何故か反応が鈍くなる中高年のじじいよりもくら寿司その他でのタッチパネル注文が上手いし、

あんな長い爪でも実生活でそこまでデメリットを感じてない。

ラブホタッチパネルでこっちの感度が悪いのか結局任せてしまたことと、

スマホでの荒野行動で敵わないことで決定的になった。

彼女ら、彼らはネイルした状態に特化した進化を遂げてる。

多分この獲得形質遺伝する。

2019-11-29

anond:20191129105317

さては君、書いてあること理解してないな?

家族である飼い主を舐める生来行動

顔を舐める(A)か手を舐めるか(B)→子猫の頃の学習による差

獲得形質遺伝するなら生まれてくる子猫学習に関わらず(A)の子供なら顔を舐めて、(B)の子供なら手をなめる形になる。

anond:20191129105153

それを「本能」だとすると、獲得形質遺伝認めることになるんやで。

ワイは獲得形質遺伝するやろ派やけど。

2019-10-10

血液型性格が違うのはおかしいとか言うけど

生物種によって性格どころか人間への警戒心まで異なってくるわけで、先天的形質の違いが性格なんつー後付けっぽい獲得形質にモロに影響しているのは明らかなんだよなあ。

2018-07-06

anond:20180706121115

ミトコンドリア獲得形質遺伝しないのか。知らんかった」

葉緑体「そうなんだ。人間ってそうなんだね? でも例外だってあるよ」

獲得形質記憶も引き継いだクローンが作れたとしたら

死んだペット10ドルでよみがえる(文字どおり) クローン誕生現場に立ち会った【動画あり】

https://globe.asahi.com/article/11651419

この記事が気になった。

金持ちが、死んだ飼い犬のクローン製作を依頼して喜んでる話だ。

はてブでは

「いやそれ別のイヌから

自分と過ごしてきた記憶はそのクローンにはないじゃん」

的なコメントがついている。そりゃそうだわなと俺も思う。

では、DNAメチル化編集などの技術で、獲得形質も全てコピーできたとしたらどうだろう。

謎の技術革新で記憶も完全にコピーできたとしたら。

あなたは、かつてのペットと同一視できると思います

魂が違うのだろうか。

こういうの、ドラえもんどこでもドア思考実験も似たような話だっけ?

どこでもドアに入るときに量子分解されてるとして、入る前、入った後は同じ人間かっての。

2018-01-23

anond:20180120180731

なろうにおける「おっさん」っていうのは、意味的には「少年でも青年でもない」程度の意味だと思うよ。「少年主人公希望する読者」や「青年主人公希望する読者」をフィルタリングするための装置であって(なお老人主人公ってのはそもそもラノベ的には射程に入ってなかった。いまはおっさんの延長線上でまま存在する)、そのもの獲得形質存在しないんだと思う。

もうすこし補足すると、「少年性や青年性の喪失」であっても「おっさん性の獲得」ではないってことになる。

まあ、そもそものはなし、現実おっさん中年)も、現代においてはままそうなんじゃないかな。

少年期の全能感や幸福感や無限の体力はもはやなく、青年期の情熱や異性に対する期待や将来に対する不安希望ももうなく、じゃあ、その代わりに何かを獲得できてるか? と問えば手に入ったものは少ないのではないかな。少なくとも自分は、日々を大過なく過ごすための惰性めいた処世術とか、職を時間内にこなすための小器用さであるとか、その程度のものしか身についたとはいえない。

その程度のおっさんしかない自分が、少年青年のもの結晶化したような主人公や、彼らの物語を直接摂取してしまうと、内臓に負荷がかかってしまう(お腹痛くなる)ってのはある。出来が良ければフィクションとして切り離して楽しめるけれど、私小説としてそれを読んでしまうと痛い。

カリオストロの城において、ルパンクラリスとらぶらぶちゅっちゅにはならんでしょ。ルパンは「おっさん」だからおっさんから父性の混じった誠意をクラリスに向けられたし、あの物語において、あれこそが美しい。ただしくおっさん物語だ。

からおっさん」というタグは「エビや卵成分は入ってません」みたいな、食品におけるアレルギー表示みたいなものなんじゃないかな。

もちろん、なろうっていう場所混沌のものなので、書き手によってはそこまで考えてもいなく、ただ単純に少年青年主人公で展開された物語の骨子を、おっさんというテクスチャで再梱包しただけのものもあり、その場合アレルギー表記はむしろ罠として読者に襲いかかる。

秒速5センチメートルみたいなのを、主人公おっさん差し替えてやったらどうなるかって、それはなんかキモくなるだけだって話だね。

おっさん」というタグ物語を巡るいろんな問ってのはまだまだあるんだけど、個人的には、当面は以上のような理解で良いんじゃないかと思っております

2016-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20160622152829

最近は「やっぱ獲得形質遺伝あるんじゃね?」って言われてる

ただそれ以前に、ヘビに過敏に反応する奴が生き延びたっていうのは淘汰説でも一応説明できる

2014-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20140127175420

獲得形質が遺伝する」ってのも別に進化論が完全に覆されるレベル獲得形質ガンガン遺伝してるよ!」って話ではないだろ。

2014-01-25

菊池誠氏にとっての「ルイセンコ学説

ニセ科学」批判者として、一部の人には依然として高く評価されているらしい菊池誠氏がこんなツイートをした:

なぜ左翼トンデモに弱いのかと残念な気分になるけど、ルイセンコの昔からそうなのよね。日本左翼科学者は軒並みころっとルイセンコに騙された

( https://twitter.com/kikumaco/status/423788159189536768 )

当選、批判を受ける:「なぜ左翼はトンデモに弱いのか」? 「左翼がニセ科学に弱いのが残念なのよ。」? - Interdisciplinaryメタブでヤロビ農法の支持者が広範に及んでいたことも指摘されてる:はてなブックマーク - はてなブックマーク - 「なぜ左翼はトンデモに弱いのか」? 「左翼がニセ科学に弱いのが残念なのよ。」? - Interdisciplinaryリンク先。

ちょうどいい(悪い)タイミング有用微生物利活用推進議員連盟 - Togetterまとめはてなブックマーク - 有用微生物利活用推進議員連盟 - Togetterまとめなんてのも知られてしまった。左翼じゃないよね。

田崎晴明さんが指摘する、原発・反原発の議論に潜むヤンキー思考 - Togetterまとめも、なんか田崎氏らしくない、とブクマはてなブックマーク - 田崎晴明さんが指摘する、原発・反原発の議論に潜むヤンキー思考 - Togetterまとめ)で指摘されてるけど、あれは上掲の菊池誠氏のツイートに対する「強烈なアンチ・テーゼ」として捉えるべきだと思う。「ヤンキー」と「左翼」って対極に近いイメージでしょ。

でも、ここで私が言いたいのはそういうことじゃない。もっと基本的なこと。

『もうダマされないための「科学講義』(光文社新書)冒頭の「1章 科学科学ではないもの」で、菊池誠氏がルイセンコ学説についてどう説明しているか、見てみよう:

 これと似たような話がルイセンコ事件です。ルイセンコというソビエト連邦生物学者が1935年に、小麦の遺伝的性質を人工的に変えられるという主張をしました。これだけなら、奇妙ではあっても「学説」のひとつと言っていいのだろうと思います

(『もうダマされないための「科学講義』p.33

これが学説についての説明のすべて(確かめてみ)。

小麦の遺伝的性質を人工的に変えられるという主張

いや、これなら左翼右翼中道もなびくでしょう。私たち世界では「品種改良」と言うと思いますが。

試験で「ルイセンコ学説を説明しなさい」という問題に、上の答案がでてきたら○をつける人いますか?

『もうダマされないための「科学講義』1章って、ろくに準備しないでしゃべったのが丸分かりで、論旨が支離滅裂に近いけど、これは一番ひどい例。でも、仮に準備不足でしゃべったにしても、活字にするときにチェックしませんかね?

そして、仮にとっさに出た説明だとして、そういうときでも「しっかり理解できていたら」こんな不十分な説明にはならないんじゃないかなあ? 「獲得形質」「ラマルキズム」などがパッと出てこない、ってどういうことなの?

 
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