はてなキーワード: 陰謀説とは
Swing state Trumpの有権者からの何百時間ものインタビュー映像を調べた後、他の要因が選挙の結果に影響を与えたのと同じくらい、民主主義に亀裂を引き起こした私たちの崩壊しつつあるメディアの風景が最も責任があると確信しています。
戦後、ニュースは三つの主要なチャネルによって支配され、公平性の教義のために、各局は同じ話を報告し、各問題の複数の側面をカバーしました。 視聴者は、主にニュースアンカーの性格に対する好みに基づいて、どのチャンネルを視聴したかを選択しました。 もちろん、このモデルには問題がありましたが、結局のところ、アメリカ人は共有された一連の事実を扱っていたことを意味しました。
共有された一連の事実は、私たちが今日住んでいる世界ではありません。
私のインタビューを通して、陰謀説は横行していました、そして別々の州全体で少なくとも5つの別々の機会に、私はビルゲイツが私たちの食べ物を改ざんし、彼の医療投資をより収益性の高いものにするために私たちの果物と野菜にプラスチックを加えていると言われました。
有権者との会話では、どちらの側も彼らが気にしていた多くの特定の政策問題に名前を付けることができなかったようでした。
この行動は有害ですが、私は毎日のアメリカ人を責めません。 非難は、彼らを追放し、幻滅させ、そして誤った情報を伝えたメディアに落ちます。
旧NISAが開始した2018年の日経平均は23000円で、終了時に33000円だから大幅にプラスだ。
ダウも26000ドルから37000ドルでやはりプラス。NISAの趣旨を理解して、普通に積み立てができていれば問題はないはずだ。
新NISAはどうだろう。開始時の日経は33000円で、これを下回ったのが月曜の14時から15時までの一時間と、火曜の9時から9時半ごろまでの30分程度。
ダウの37000ドルは下回ってすらいないようだ。繰り返すが、NISAの趣旨を理解していれば、この程度のことは問題にならないはずだ。
つまり、ここで騒いでいる人はNISAの内容を理解していないか、新聞やテレビの雰囲気だけで知った気になって数値を確認していないか、どちらかだ。
新NISAの仕込みに6年かかるとして、PER7.0程度の会社は沢山あるだろうから、効果を確認したいなら割安の株を積み立てればいいだけだ。
投資にしろ投機にしろ、リスクを取ってそれに勝つことが前提なのだから、それがどうしてもできないという人のためにiDeCoまで用意してくれている。
それとも、貯蓄に回す金もないのにNISAもiDeCoも国民年金も生活保護もない世紀末のような世界が望みか?どうかしてるよ。
きっかけはコロナワクチン陰謀説(毒が入っているという)だったんだけど、ここ数ヶ月、すごい勢いで月刊ム○ばりの珍説を展開してとまらない。世界経済は宇宙人が支配しているとか、コロナウイルスは存在しないとか、地球は丸くないとか、あと、何においてもディープステート、悪の黒幕。
都市伝説を一緒に笑うのならいい。真面目な主張だというなら私と意見が違ってもいい。でもものすごい剣幕で、否定どころか検証も許さない。議論しようとすると大喧嘩になる。挙句は私にひどい言葉を投げかけてくる。時には娘にまで。
最初は自分や家族を守るために必死になっているのかと思ったのだけど、どうも少し違うみたいで、自分の知っている「真実」を認めさせるのが目的じゃないかと思えてくる。家族よりその「真実」の方が大事みたいに見えるのがやりきれない。
結婚25年。高校生の娘が一人。私は800人くらいの日本企業の技術職で、昨年部署の責任者になった。どうにか娘の学費の目処も立って、そろそろ老後資金のことを考え始めたところだった。
妻とはこれまでも散々喧嘩してきたし(家出されたこともある)、私の仕事だって順風満帆だったわけではない。メンタルをやられて休職命令を出されそうになったことだってある。貯金だって娘の学費分を引いたらほぼゼロだ。
でもどうにかここまで行き着いて、妻ともそれなりの信頼関係を実感していて、娘も一人前になってきて、自分の仕事も先が見えて落ち着いてきたから、趣味の時間を少し取り戻そうとか、夫婦で登山を再開しようとか、地域の寄り合いに顔を出す頻度を少し増やそうとか、そんなことを考えていた矢先だったのに。
最近の妻はほとんど一日中スマホかPCで陰謀論の画像や動画を漁ってる。画面は嘘の言い切りと雑コラと仄めかしのオンパレード。まだいちおう最低限の家事はやってくれてるし、機嫌がいいときは雑談や思い出話に付き合ってくれることがある。たまにね。
娘は呆れているようで、家では自分の部屋に篭っていることが多い。ちゃんと話を聞けと妻が怒鳴りつけることもある。半年前は居間で3人でテレビを見てたのに。
いまはなるべく妻との対立を避けるようにしている。戻ってくる場所を残しておくためにはそうした方がいいそうだ。でも曖昧に見える私の態度も気に入らないみたいで、機嫌が悪い時はひどい言葉をかけてくる。
遠からず私が我慢できなくなるか…「真実」を理解しない私たちに愛想を尽かした妻が出ていくか…
XやYoutubeが憎い。言論の自由は支持するけど、嘘を事実かのように伝えることは許容すべきではない。どうみても意図的にそれをやっているアカウントがたくさんある。あまりに下劣だ。
ジャニオタが嬉々として暇空を引用してるし、K-pop界隈の陰謀説も大分広まってる
暇空氏、ジャニーズ当事者の会に所属していた男性の死に「自業自得」「自死による要求や抗議は殺人による脅迫」という https://togetter.com/li/2258653
暇空氏、「ジャニーさんは無実の可能性がある」「嫌がるのを無理矢理ではなくメリット考えて耐えた人しかいないのでは」「芸能界って枕が蔓延ってんだろ」とジャニー喜多川氏を擁護
https://togetter.com/li/2183672
「フェミはジャニーズの性被害にはだんまり!!男性差別だ!!」→有名フェミニストたち「連帯します。声を上げます」→「利権ガー!!お前ら関係ないのに口出すな!!ジャニオタを敵に回したぞwwジャニーズ事務所頑張れ!!」
https://togetter.com/li/2138472
フェミニストが味方した途端にカウアン岡本をバッシングし始める人たち
https://togetter.com/li/2138971
「電波で思考を読まれてる!」とかそう言う陰謀論は前々から知ってたもの、そう言うことを信じてる人は一定数いるらしいくらいの感覚だった
それがコロナになって、「コロナはメディアの〜」とか「Qが〜」とかいろんな陰謀論が目立つようになり、普通にSNSしててもそう言うことを信じてる人たちの投稿が目に入るようになった。
実は母がストレスで統合失調症みたいな症状が出てた時期があり(今は溶解)、「この人たちはなんでこんな思考になったんだろう」と気になって、彼らの投稿を細かく確認してみた。すると、複数の陰謀論を信じてることが多いことがわかった。
フラットアース、ゴム人間、コロナメディア陰謀説、集団ストーカーなど。
フラットアースなんて何百前に覆された説だよと思ったけど、本人たちは真剣でクオリティの高い説明動画とかをあげてたりする。
そんなの信じちゃうの怖いなというのと、陰謀論の種類が多種多様過ぎてもし病んでる時に見つけてしまって1つでも「納得したら」私も同じようにいろんな陰謀論を唱えそうな気がして怖くなって調べるのをやめた。
*【#総選挙を控えて】「この2人が自民党の腐敗政治を延命させている元凶だ!」
... 衆参補選の結果でもわかるように、立憲の候補が自民党候補に僅差で負ける選挙が少なくない。
① 野党共闘を徹底すれば簡単に勝てたのに、わざと負ける闘い方をしている。
② 共産党が協力しても、日本が共産主義の国になるわけがない。いまはソ連やコミンテルンがあった頃と違い、反共主義など時代錯誤もいいところだ。
③ 「選挙区は立憲、比例区は共産、社民、れいわ」と大枠を決め、知名度や地盤で勝てそうな所では「共産、社民、れいわ」のどれかを統一候補とする。
われわれ一般の市民でもわかることが、どうしてこの2人にはわからないのだ?
この2人が野党共闘を妨害する限り、相次ぐ不祥事で自民は多少減票になっても、野党は勝てず、自民党は笑いが止まらないだろう。
https://twitter.com/HiroshiMatsuur2/status/1691387216483008512
Hiroshi Matsuura
@HiroshiMatsuur2
ファシズムや反ユダヤ主義、差別や偏見の問題を研究。著作に『日本人の〈ユダヤ人観〉変遷史』(論創社)、『ユダヤ陰謀説の正体』(筑摩書房)、論文に「捏造される杉原千畝像」(岩波書店『世界』2000年9月号)など。尊敬する人物は杉原千畝。好きな作家はベルナノス、音楽家はバッハ。 記事依頼はメッセージ欄からお願いします。
という大前提が成り立っている。
というのは、これもまた自明の理であろう。政治家というのは支持を失えば落選し、すぐさま無職となる不安定な職業であり、継続的な当選を願う。
そして、
というのも、言うまでもなく自明の理であろう。個人レベルでは喜ぶマゾヒストもいるかもしれないが、マクロ的な総意として増税を喜び、支持率を上昇させる国民など存在しない。
という結論が導かれる。
というのは、明らかに理屈に合っていない矛盾した行為であって、
このロジックが正しい証左として、野党は現実に増税を叩き、支持率を上げることを希求している。このムーブは政治家として正しい行動であって、そこにはなんの矛盾もない。
では、与党はなぜ消費税14%などと言い出し、前項で述べた理屈に合わない行動をするのだろうか。
理屈と膏薬はどこへでも付く、とはいうが、これほどの矛盾に理屈をくっつけるのは容易ではない。
などの、具合の悪いくっつき方しかしない、やや無理やりな理屈しかくっつけられない。
もう少し軟膏の乗りをよくしようとすれば、
しかしながら、下段で挙げた(最後を除く)理由付けを理解しようとすれば、理解しようとする側にも知識を仕入れる努力が必要である。
そのため、数多くの増田やTwitter民は理解のしやすい上段のほうの理屈を頭から飲み込み、そして前項のロジックを無視しようとする。
会社の同僚。
ワクチン反対派というほどではないし陰謀説とか信じてるわけではないけどワクチン受けたくないんだって。
ワクチン受けて突然死みたいなニュースを異常に怖がっていて、自分がワクチン受けた時も「大丈夫だった?よかったわねー(死なないで)」と感激していた。
けどその割に気をつけて自粛している様子もないし、普通に昼食は外食してたりする。
自分だって受けずに済むなら受けたくはないけど、今の状況から見るとワクチン接種で死ぬ可能性よりコロナに罹患して死亡する可能性の方が大だと思うんだけどなあ。
お姉さんが看護婦で説教されたらしくて「怖いからしばらく連絡とらないようにする」だって。
ほんとどうしたいんだ。
俺は日本のコロナ対策が素晴らしいとは思えない。しかしドイツやフランス、アメリカやイギリスの対応と比べれば、相対的に「かなり優秀」「素晴らしい」としか言えない出来だと思う。
オリンピック無観客に対する各国の反応見ればわかるだろ?一年前は偉そうに「日本は危機管理が無い」「オリンピックで感染を拡大させる」とか言っていたが
既に外国よりかなり低い値で感染者だけでなく死者や重症者も推移してる。「こっちは脱コロナムードなのになにこのストイックさは」みたいに困惑してるだろう
こういう批判が大多数を占めているのが本当に理解できない。事実とは全く異なっている
こいつらは一体何を見てるんだろうか?コロナ陰謀説唱えてる人の方が相対的に頭が良くなってる
要はさ、こういう人たちは「情報を集めて批判する」という科学的なアプローチじゃなくて「批判の為に情報を集める」みたいな事を繰り返している訳だよね
「日本は遅れている」「政府は屑」という認知バイアスを強固にするために情報を摂取している
こういう層がこの日本の基幹を担ってると思うと、あゝこりゃ衰退するわって思うんだよな。こんな国でイノベーションも自由も生まれるわけないじゃんって
いつもは反ホロコースト否定論活動報告みたいな投稿してるけど、ちょっとだけ視点を変えてみようと思った。
地球平面説の広まりを知ったのは、Netflixにある「ビハインド・ザ・カーブ」を何年か前に見た時くらいからだと思う。いわゆる、トンデモ説を信じる人が昔から絶えないのは知っていたけど、まさか地球平面説を現代で信じる人がいると言うのは私にとっては衝撃的だった。科学万能の時代に生きていて、スマホには当たり前にGPSを使った地図アプリがあり、毎日の天気予報には観測衛星のデータが使われ、そんな人工衛星が宇宙ゴミになるほど衛星軌道上に存在してて、海外旅行では時差を合わせなきゃならないし、ネットを使って海外の人とリアルタイムでやりとりすればこちらは昼でもあちらさんは夜なんてよくある話――と地球が球体でないと考え始める理由が見つからないほど文明人全員が地球が球体だと知っていると思っていた。
そんなフラットアーサーたちが拒否する考え方である「地球が球体である事実」を何故、現代文明人のほとんどが受け入れているのかをアーサーたちに言わせれば、それは「NASAの陰謀」らしかった。アーサーたちは例外なく、たくさんの他の陰謀論を信じている。9.11は当然アメリカ政府の陰謀だし、人類は月へなど行ってないし、イルミナティだのロスチャイルドだのシオンの議定書だのと言ったよくある陰謀説をいくつも信じている。もちろん、ホロコーストだって連合国とユダヤ人による陰謀だ。アメリカン・アーサーのオキニの映画は『トゥールーマン・ショー』である。理屈的に言えば似たような発想である『マトリックス』にならないのは、正直、知性の問題だとしか思えないわけだが、アメリカン・アーサーの直感にピッタリなようである。(ほんの少しだがレベルが上がるとマトリックスの「白ウサギを追え」が合言葉になるQアノンになるけれど)。
どうも、それはないようである。アーサーにも色々な人がいて、積極的に「地球は平面か球体か?」を科学的に調べようとする人たちもいる。200万もする高精度ジャイロを使ったり、あるいは遠距離でレーザービームを飛ばしてカーブを調べようとしたりするのだけど、自分達で調べておいてその「球体である」と証明されたはずの実験結果を都合よく平面説の方に合わせてしまうのだからわけがわからない。私は、ネットを通じて何人かの人に聞いてみたのだけど、一様にその回答者全員が「信仰を変えさせるのは無理」との返事だった。都合の悪い様々なエビデンスは無視するか、何かが間違っているからだとか、都合よく解釈して平面説に無理やりに合わせてしまうので、どうしようもないらしい。
何故そうまでして平面説にこだわるのかを聞いてみると、直感に反するから、だけのようである。例えば、科学的に説明される「地球は赤道上で時速1700kmで回転しており、太陽の周りを時速10万8000km、太陽系自体も銀河系を時速85万kmで移動している――だなんてアンビリーバボー!」なんだそうだ。確かに、そんな速度で動いていたら人間はひとたまりもなく吹っ飛ぶ説を覆そうとすると、それらが相対速度であったりすることを「科学的に」説明しなければならなくなるので、アーサーの知性の方が早々に吹っ飛んでしまうだろう。
そんなアーサーは海外だからこそ見られる現象なのかなと思っていた。特にアメリカは、進化論を否定する人たちが大勢いることもよく知られているし、アメリカ人はアメリカこそ世界の中心だと思っている人も大勢いて、地球平面説が受け入れられやすい土壌があるから広まっているんだと普通に考えていた。しかし流石に日本は海に囲まれた島国だし、「日出る国」と呼ばれるからこその「日本」でもあるし、なんとなくイメージ的にフラットアーサーは皆無に近いと思っていたのだけど、そんなことはなかった。こんな本がとうとう日本にも。
地球平面説【フラットアース】の世界 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/2
私が知らないだけで、昔にもあったのかもしれないが、レビュー欄を見て二度目にびっくり。一つだけ引用してみよう。
Eden Mediaというチャンネルで、CGIで宇宙を偽装している動画を見てから、フラットアースってありかもと思っていました。地球がとんでもないスピードで移動していることを、本を読むまで全く考えたことがなかったのですが、数字を見たらありえないスピードです。私はめまいがするメニエール病で苦しんだ経験があるので、考えただけでも気分が悪くなるような異常な速さの高速移動。こんなのあり得るの?と思いますが、実際に現実の地面は全然動いている気配がしません。あと重力とか引力とかが、単に仮説だったとは。とにかく自分が常識だと思っていることが、実は真実ではなかったという驚きの連続で、とても面白いです。
南極条約の不自然さがとてもよくわかりました。きっと南極条約で世界中がウソをつくことに契約したんだろうなと思います。騙されていたことに腹が立ちますが、新しい世界が見えてきたようで、なんだかすがすがしい気分。フラットアースはオカルトでもスピ系でもなくて、自然をちゃんと観察して出した結論だと思います。自分でも太陽や月を観察してみたいです。とにかく本当の世界が知りたいと思いました。
「南極条約で世界中がウソをつくことに契約した」だそうである。わたしゃ、南極条約というと、ファーストガンダムで「捕虜の扱いは南極条約に則ってくれるんだろうな?」のコズンのセリフしか思い浮かばなかったけど、そっか、南極の向こうは地球平面の縁だったもんな、アムンゼンの偉業は嘘だったんだね、――ともかく、結局そういう陰謀論で解決するんだと呆れた。
知性レベルが低いのは必要条件ではあっても、十分条件ではないとは思う。個人的に思ってるだけの話だけど、知性レベル(教育レベルであるとか元々の頭の回転の良さであるとか、特に定義があるわけではないが)が低くても、ほとんど大抵の人は自分が知らないことに対しては思考をシャットダウンする。例えば、私は歴史に非常に弱いのだけど、そうした知らない歴史の話が出てくると、普通に私は知らないだけなので話に加わることはほぼ出来ない。実際、誰もが知らないことがたくさんあるのが当たり前だし、そうした無知な世界に対しては、ほとんど大抵の人は考えること自体は無いはずである。極端な話をすれば、私の飼ってる猫のプリンが、地球が球体であるか平面であるかなど考えることがあるとは信じられない。
私たちは、そうした考える必要がなかったり、考えても知らないだけの事に対しては、普通は思考をシャットダウンするのではないのか。この話については、AIの領域の話で、「フレーム問題」ってのがあって、簡単に言うと「ありとあらゆることについて考えないと行動に移せないのであれば、そのロボットは永久に止まってしまう」というパラドクスである。私たち人間はどこかで思考をシャットダウンするからこそ行動が出来ているのである。例えば、道路交通法では自動車運転手は今から運転する自動車を最低限の点検しないことには運転してはならないはずだが、ほとんどの人が運転開始前の点検などしないはずだ。これを極端に考えて、自動車のありとあらゆる部分について点検しないと安全を保てない、などと考え出したら、一生かかってもその自動車を運転することは出来なくなるはずである。「ガソリンに異物が混入していないか」「バラして点検した後に組み付けた時に何かミスはしていないか」「何か部品に時間的な劣化はないか」等々。
一言で言えば「余計なことを考えるな!」だけの話ではあると思うのだけれど、その余計なことを考えるように仕向ける「自分の頭で考えてみろ」というアドバイスをする人がいるから困る。著名な哲学者ルードウィヒ・ヴィトゲンシュタインは「語りえざることについては沈黙すべし」と言ったが、私に言わせれば「考えても無駄なことは考えるな」と翻訳したいところである。