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はてなキーワード: ガントチャートとは

2017-03-09

仕事がうまくいきすぎて怖い

俺は、スケジューリングがクソ下手だ。夏休みの宿題計画的にやった試しがない。そもそも時間把握能力が末期的に低い。一週間が七日周期であることを実感できるようになったのはごく最近だし、一ヶ月がおおよそ四週間で構成されている実感にいたっては、三十代になった今でも依然ふわふわしている。多分調べれば何か名前のある症状なんではないか。少なくとも、俺自身自分時間把握能力の低さに、日々苦しんでいる。

もちろん、言葉にすればわかる。一ヶ月は四週間とちょっとだ。でも、その四週間というのは、つまり、その、つまるところ何週間なのだ? 大金すぎる金と一緒だ。俺は十億という金を具体的に想像できない。いったい、それはねるねるねるね何個分の金額だ? それはどのくらいすごいんだ? 同じように、一ヶ月という時間は、俺にとっては膨大すぎる。一年ともなれば、もはや天文学世界だ。そのくせ、膨大な割に時間はあっという間になくなる。そんなところまで金に似ている。

何よりも恐ろしいのは、そんな俺が今や会社で億規模のプロジェクト責任者であるということだ。かつ、俺のスケジュール回しへの評価が意外に高いことだ。冗談じゃない。ガントチャートに引かれた線への実感はいまだにない。二十人日ねるねるねるね何個分のすごさなのかは、今も闇の中だ。ただ、わからなくても、方法論は知っている。中国語の部屋の中で、規定されたプロセスに従って俺は反応する。人員の進捗状況がこうならこうする、ああならああする、そういうミクロテクニックと、「なんか先にこれやっといた方がいい気がする」という理屈レスのおまじない経験則の集合だ。その積み重ねで俺のプロジェクトは俺自身理解を置いてきぼりにしたまま安全に進んでいく。

でも、俺は腑に落ちない。もっといえば、不安だ。ドーバー海峡を溺れながら渡りきったみたいな気分だ。本人が一番どうやって渡りきったのかわかってない。再現性があるか保障がないし、いつか崩れさりそうで怖い。仮に再現性があったとして、いつでもドーバー海峡を渡れる保障があるとして、「よーし、今からちょっと溺れながらドーバー海峡渡ろう」という気分にはなかなかなれない。溺れるのは、疲れるのだ。泳げる人がドーバーするべきだ。しかし、ドーバー海峡を渡れるのは俺だけだという。泳げる人間ドーバーを渡れず、渡れる人間は泳ぎ方を知らない。だから、仕方なく俺は今日もよくわからないままドーバーで溺れている。

あと、俺は喋りがクソ下手だ。トークがつまらないという意味ではなく(否定はしないが)、吃音なのだ若い頃、ちょっと働きすぎて職場でぶっ倒れて以来、舌がもつれるようになった。おかげで、客にしょっちゅう聞き返される。こんな俺が客前に出て次期案件とか取ってくるのだから、世も末感がある。もっと喋れる奴が前出てくれとよく思う。俺の喋りを100%漏れなく聞き取れるのは、俺の把握している限り、二歳離れた俺の妹だけだ。

はいえ、不満があるかといえば、そんなにあるわけでもない。なんだかんだ会社は俺を評価してくれている。上長からの覚えもめでたく、現場士気は高く、仕事はこう書くと嘘くさいがやりがいがあるし、なんだかんだ楽しい給料は任されてる仕事に比べるとちょいと低めだが、あまり上がると責任もセットで追加されるので、悪くない塩梅だと思っている。悪目立ちするな、しない範囲で右肩上がれとおまじないをかけている。休日バンドボーカルしたり、同人描いたり、LT会に参加したり、友人と飲んだりしている。悪くない。全然悪くない人生だ。

ただ、そういう意味での不満はないが、思うのは、皆もそうなの?ということだ。ドーバーで溺れているのは俺ひとりなのか。意外にみんな一ヶ月は十億円と同義なのか。身体的ハンデと戦いながら、客前に立っているのか。あんなさりげない顔をして。みんなも実はそうなの? おまえは俺なの? もしおまえが俺の同族だとして、俺はこんなだるんだるんな俺がうまく立ち回っていられてる仕組みが全然わかんないんだよ。この惑星公用語は、俺の言語帯と全然さらないよ。被さらないまま、なんでか先頭を走っているこの状況の不思議さだよ。世界にかつがれてる気分だ。いつかハシゴが外されそうで怖い。

でも、そうなったら、少し安心する気もする。

2017-01-28

優秀な外国人技術者使い捨てSIer

むかついているがどうにもできない。そのことにさらにむかついている。

背景

俺は新卒で入ったSIerに勤めて数年になる。

うちの会社社員数も売上高も数千の中規模SIだ。いつからかわからないが中国にも支社があり、現地の技術者採用したりもしている。(こうした実績からグローバル企業を謳ったりもしている…)

新卒でも中国人採用していて俺の同期には5人いた。

同期の中国人技術者の優秀さ

この会社に入って最初の合同研修期間で彼らと接することになったのだがまずスペックの高さに驚いた。

まず3ヶ国語を扱える。中国語はもちろんネイティブ英語ビジネスレベル習得しており、個人差はあるもののみんな日本語での日常会話に支障はない。外国人に難しいとされる日本語の読み書きも、漢字をある程度知っているだけあってアルファベット圏の人々より習得が早いらしい。

全員バリバリコンピュータサイエンス出身

俺は文系学部出身だが在学時からプログラミングを始めてWebサイトをいくつか趣味で立ち上げたりしていて、同期の間ではコードが書ける方だろうなどと思ったりもした。半数を超える文系学生と真面目に勉強してこなかった理系学部生・院生の中ではその自己評価はあまり間違っていなかったが、彼らには到底かなわなかった。コンピュータのことを深く理解していて、俺がにわか知識や付け焼き刃で語っている内容に「それはどうやって動いているの?」「既存のあの技術との違いは?」と鋭い突っ込みを何度もくれた。

彼らとの会話は刺激的だったし、一緒に行ったプログラミング研修は楽しかった。研修後の配属先はバラバラになるが「いつかまた一緒に開発しよう」と話していた。

しかし、それから数年が経ち、彼らはみな会社を去ってしまった。

彼らが辞めた理由

俺が地方に飛んでいた数年の間に彼らと会話ができたのは数えるほどだった。社内報退職情報欄に彼らの名前が載る度に「何があったんだろう」と思ってはいたが、開いた距離積極的に埋めることはしなかった。

ところが最近、辞めた中国人同期のうち2人が俺の住んでいる地方に来るというので久しぶりに会おうという話になった。数年ぶりに再会した彼らの日本語さらに上達していて、日本人とは遜色ないぐらいで驚いたのを覚えている。

だがそれよりも驚いたのは、彼らが在籍時に会社が彼らをいかに扱ったか、という話だった。

SIerでの業務いかなるものであるかは世に多くの体験談があるので詳細に書くことはしない。が、一言。うちの会社も例に漏れExcel仕様書を使い、一時代時代も遅れた技術を使い、技術者よりも管理者大事にする会社だとは言っておく。

日本新卒よりも遥かに優れた技術者である彼らが業務においてコードを書いたのは数えるほどだったという。

ある一人は会社代理店契約を結んでいるMicrosoft製品サポートをひたすらやらされ、英語ができない他の社員の代わりにサポートデスクメールをしていた。Microsoft日本サポートも充実しているらしいがなぜそういうやり取りが発生するようになったのか誰もわかっていなかったというし、理解しきれない製品を売っていることも不可解だった。

またある一人は1年目から3年目まで巨大プロジェクトテストをひたすら任され、それが終わった後には小さな開発案件サブリーダーとして派遣社員への指示やガントチャート管理をするようになった。技術者としてプログラムを書いたり研究に没頭したいという主張をしたが受け入れられなかったらしい。この会社にとってプログラマ外注で十分だし、その頃の彼は「テスト歴2年の若手」としか映らず、活かす道はそのまま凡庸な「SE」ぐらいしかないと思われたのかもしれない。

そして最もひどい扱いを受けた一人。彼は1年も俟たずに辞めたがその理由もさもありなん。

彼は同期の中国人の中で最も日本語ができなかった。とはい日本人の平均的な会話スピードであればリスニングはできるし、スピーキングも落ち着いていれば悪くない。少なくともグローバルカンパニー標榜するうちの社員悲惨英語力に比べれば圧倒的にマシだった。

しかし、その時点で配属先の部署は彼を役立たず扱いした。「カタコトの日本語では客先に連れていくことはできない」「派遣請負の方と話すときも伝達の齟齬仕様ミスを生むかもしれないから必ず上長を介して」などといって、所属しているはずのプロジェクトでも何も仕事を与えられなかった。代わりに経費で購入された日本語学習本を読むことを一日数時間強要された。彼は一日でも早くその状況から抜け出そうと努力し、1ヶ月でJLPT N2日本語能力試験の上から2番目)を取得するにいたった。そしてプロジェクトに溶け込もうとしたが、こねくりまわされて複雑怪奇になったドメイン知識やそれを体現するExcel仕様書JLPT N1より遥かに難しかったという。

彼らの後悔

「"君たち優秀なグローバル人材技術力が欲しい"と言われたか移住してまで入社することを決めたのに、中国語英語技術力も何の意味もなかった」

日本企業で働かなければ純粋日本を好きなままでいられた」

中国同期生は僕がSIerで役に立たない技術カスタマーサポートExcel仕様書のために時間を費やしている間にキャリアを積み上げている。面子大事にする中国に戻れば"出戻り負け組"として侮蔑的な態度を取られることもある」

彼らの言葉から後悔の念を読み取るのは難しくなかった。

告発

そんな話を聞いて俺はむかついている。

総合職採用業務内容は適正に応じて決められる」

業務において能力の不足がある場合会社から補助する」

会社は嘘をついていないし、やっていることに違法性はないらしい。過度なパワハラと訴えることが精々だろうか。その程度では人生の一部を無駄にしてしまった彼らの無念と後悔は晴らせないかもしれない。

優秀な外国人技術者使い捨てSIer実態。「すべてのSIerがそうじゃない」「主語がでかい」と誰かが必ず言うだろう。俺もそう思う。きっと彼らが行くべき会社は他にあったのかもしれない。

でもどうか知ってほしい、こういう会社があることを。

そして止めて欲しい、こうした不幸な選択をする人が身近にいたら。

直に、俺も会社を去る。

2016-11-16

ガントチャートを見ると目眩がする

大量のチケットガントチャートを見ると「うわああああああ」ってなる

要素が多すぎて理解できない

たぶん頭が悪いんだろうけど、困る

並行スケジュールはせいぜい3本くらいしか理解できない頭の悪い子も居るって知ってほしい

2016-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20160202145614

そんな誰でも思いつくテンプレストーリーで解決したら苦労しないんだって

エンジニアだろうがなんだろうが、組織で働くならチームプレイ必要でしょ?

ガントチャートとか作って締め切りがいつで作業ブレークダウンがどうでみたいにどうしてもなるでしょ?

そんで歳食って来たらそれらの管理業務とかをどうしてもやらざるを得なくなってくるでしょ?

2014-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20140919122500

 Excelガントチャート書くなんて義務教育で習ったか

 その会社では入社時に全員がExcelガントチャートを書くのを習ったのか?

 

 そうでないなら最初Excelガントチャートを導入した増田独りよがりしかなく、

それによってExcelガントチャートの利用についてという最悪の学習コスト強制されかけた後任が

危険が危なかったとしか言えないヨ。

2014-08-22

小6夏休み残り10日でガントチャート作らせた。

・1日にこなせる量の見積もりが甘い

・「今日の」「AMの」予定が狂うとその後すべてが崩壊しますよ?

・全体に漂う「ガッツだぜ」または「気合いだ」感

……を踏まえてohとなったのでおとうさん日ごろから何も教えてきてないことを反省

2014-02-12

何でソフトウェア開発の手法って上手くいかないの?

私は大規模・小規模、それこそものすごい人数でのチームや、自分一人のプロジェクトまで経験してきた。化石のような連邦事務局でもクールシリコンバレー会社でも働いたことがある。私は12種類以上のプログラミング言語を学び使っていた。私の時代には ウォーターフォール/BDUF (big design up front), 構造プログラミング, トップダウン, ボトムアップ, モジュラーデザイン, コンポーネント, アジャイル, スクラム, エクストリーム, TDD, OOP, ラピッドプロトタイピング, RAD, その他思い出せない様々な手法が生まれた。 でもそれらで上手くいってると思えるものは一つもなかった。

( 注:ここで書いてある「ソフトウェア開発手法が上手くかない」の意味について説明させてほしい。それらはソフトウェア開発のプロセスや、ソフトウェア開発そのものについて予測性や再現性を提供していないという意味だ。ほとんどのソフトウェア開発手法プログラミング工学風のプロセス提供してくれる。しかし、上記の理由でそれだけでは不十分だ )

ソフトウェア開発手法が上手くいってる」っていつ言うことが出来るの?

チーム生産性幸福度メンバーのつながり・1日あたりのコード量・人月コード品質・製造された成果物、、、そういったもの以外でソフトウェア開発手法が上手くいってるか、いってないかを図るものはあるのだろうか?

もちろんどんな手法だって、それに合わせた正しい指標を使えば上手くいってるか・いってないかが計測できる。しかし一番肝心の問題  ーー予算と期限内で要求を満たす事ーー について定常的に結果を図れる開発手法を見たことがない。

上記は私の経験則だけど、僕の知ってる殆どプログラマは同じような事を経験している。それらの話から言えるのは「ソフトウェア開発手法について厳密な研究存在しない。なぜならソフトウェア開発上のすべての要素をコントロール事が出来ないからだ」

こんな思考実験をしてみよう、

つのプログラマのチームがある。どちらも要求・期間・予算はしっかり確定していて、同じ開発環境プログラミング言語・開発ツールを使うとする。一つのチームはウォーターフォール/BDUFをつかう。もう一つのチームはアジャイルテクニックを使う。

この思考実験にはもちろん意味がない。メンバー一人ひとりのスキル性格、お互いにどんなコミュニケーションを取るか、そういったことの方が開発手法よりも大きな影響を与えるのは明らかだ。

アリスター・コッバーンが2003年に"People and methodologies in software development" (http://alistair.cockburn.us/People+and+methodologies+in+software+development) という記事でまとめている。

" 人と人の間で、更には刻々と経過する時間の中で変化するメンバーキャラクターこそがチームの振る舞い、結果に影響する最初の要因だ。 "

私達の最大の敵

私がプログラミングを始めた1970年当時、開発体制プロジェクトマネージャービジネスアナリストシニアプログラマと言った階層構造ガッチリ管理されていた。開発言語やツールを選ぶことは許されていなかった。私はいくつかの大きく複雑なプロジェクトに関わっていたが大体上記の様な働き方だった。成功したプロジェクトもあれば上手くいかないものもあった。

今は開発言語やツールに合わせて、開発手法・働き方をプログラマが選ぶのが当たり前になっている。アナリストやらがプログラマ監査することは殆どなくなった。プロジェクトマネージャーは"リーダー"・"スクラムマスター"という形で矮小化され、管理職権限は無力化され「チームの意見をまとめる事」以外は何も出来なくなっている。

ガントチャートスケジュールドキュメントを使った「厳格なマネジメント」は"ユーザー"や"ステークホルダー"の関与を省かせて、"ユーザーストーリー"を要約していた。今や私の周りではまともな大人が監督してるとは思えないプロジェクトばかりだ。プログラマのカウボーイスタイルコーディングを放っておいてるのに、彼らは自分好きな手法適用するか作るかさせて、1980年代以上に決め事・儀式だらけだ。 

実際、今のプログラマは1970年代COBOL現場以上に手法論について厳格で、盲信している。実際私が最近関わるプロジェクトは、大体の場合何も価値を生み出さないのに一人か二人のメンバーが開発したプロセスや"ベストプラクティス"を背負わされてるものばかりだ。

プログラミングチームが手法論を採用する(多くの場合チームの数名か、一人のいじめっ子が決めるのだが)と、やがて厳格に従うように要求を始め、やがてそれは宗教になる。そうなることではじまる無自覚な攻撃が、手法論やテクノロジー生産性を高めるより早く、チームの生産性を下げてしまう。

で、何がうまくいくの?

私の経験から言わせると、アリスター・コッバーン論文やフレデリックブロックスの「銀の弾丸はない」http://www.cs.nott.ac.uk/~cah/G51ISS/Documents/NoSilverBullet.html で述べられているように、プロジェクト成功させるにはチームメンバーが共通のビジョンを共有する事(その本では「コンセプトの統合」と呼ばれている)が必要だ。特に何かの手法論を指しているのではなく、これと言ったプロセスがない場合でも同じだ。私はプロジェクト管理ツールの「完了ボタンクリックするだけのチームで働いことがあるが、何故か分からないがBDUFアナリスト監査の元で働いていた昔よりも気分が悪いものだった。

私はプログラマ様式やツールにこだわるより、同僚の話にもっと耳を傾け、もっと一緒に働くことに注力したほうが良いとおもう。そしてプログラマ手法論やプロセスについてもっと疑って掛かった方が良いと思う。そうすればみんな魔法の様に生産性が上がる、間違いない。多分プログラマが社交的なスキルを高めるのは他の職業より大変な事だと思う。(私は必ずしもそうだと思っていないが。)でもそういったスキルを鍛える事は、手法論を試すより事よりはるかに元が取れる、間違いない。

これの翻訳です。

http://typicalprogrammer.com/why-dont-software-development-methodologies-work/

注1 '14/02/11 まだ半分しか翻訳してません。(明日完成予定)

注2 '14/02/12 翻訳完了しました。コメントの指摘に対応して文章を一部直しました。ありがとうございます

2014-02-10

自殺を考えてる

小学校の頃は両親の離婚を辞めさせるために自傷行為に走り。

中高とずっとイジメられていて、殴り殺されたら楽になるのにとずっと考えていた。

当然友達なんて一人もいなかった。

その頃は毎日毎日死ぬことばかり考えていた。

けど、ToHeartこみっくパーティーToHeart2アニメを見るために、東映KANONアニメを見るためにとりあえず生きていた。

P/ECE音楽を入れて電車の中で聞く時間けが救いだった。(叩かれそうだから、ボカして書いてるけど色々察し欲しい)

そして、ToHeart2アニメを通じてラジオという人間が生み出した最高の娯楽と出会い、少し前向きになり、

そのラジオで話されていた「同性愛」というものに興味をもち、ジェンダーについて学びたく大学進学のために勉強をはじめた。


大学は第一志望には通らず、第二志望の学校になった。

そして大学生の頃からは本気で幸せだった。

相変わらず友達は一人もいなかったけど、教授院生の先輩たちと仲良くなった。

最初教授外国語講義で興味をもって、その教授交通学の講義をとって、その教授ゼミに入って、

そこで交通シミュレーションプログラムに触れたのが、僕が動いているプログラムに触れたはじめたの体験だった。

教授自身に興味をもち、交通学に興味をもち、そしてプログラムっていう仕事に繋がる楽しいことが見つかった。

論文を書いて学会に出たはいいけど、質疑応答でしどろもどろになって、ホテル教授に慰められたのもいい思い出だ。

回生の先輩の卒論用のプログラムを代わりに書いていたら、気づくと卒論の本文までほとんど僕が書くことになったのも

自分が四回生になったときに、ゼミの人たちのプログラムの大半に携わっていたのも、大変だけど本当に楽しかった。


そのあと就職してからも楽しかった。

大学でやっていたFortranとは全然違う.Netをはじめとするマイクロソフト技術に触れたことで、より一層プログラムが好きになった。

特にSilverlightを使って3DアニメーションUIを開発したときは、大学の時に学んだ数学がこんな所で役にたつのかあ、とシナプスが繋がる楽しさがあった。

プログラムだけじゃなくて、自分で企画したWebアプリプレゼン資料の準備をするのも楽しかったし、

夜遅くまで企画会議と題して先輩たちとダベるのも楽しかった。

派遣でいった先で、Flexに触れて、暇なときパフォーマンスチューニングゴリゴリやって、レスポンス10倍ぐらい早くできたとき

自分この仕事向いてるんじゃないかな?」とか天狗になって、そのあとそのパフォチューのせいでバグが見つかって大目玉を食らったけど

それでもやっぱり、楽しかった。(本番環境デプロイする前で本当に助かった)

RIAだけじゃなくて、WindowsFormsでガントチャートをなんのライブラリを使わずにつくる仕事も楽しかった。

D&Dの実装はメンドイし、お客からは「この線を船の形にしてや!」なんて無茶振りにこたえるのも楽しかった。


そのあと、確かSilverlightが実質終焉を迎えた頃、事件があった。

女性社員と個人的にもめたのが拗れて、裁判沙汰になり、和解金を払い解決した。

その事件のせいで、就職した会社はいられれなくなったものの、タイミングよく独立する上司がいたたため、

その人についていって、仕事に困ることはなかった。


本当に楽しかった日々は、それ以来ツラいだけの日々になった。

うちの地方方言でいうとエラい

なのに、今僕は中高生のツラかったあの日々よりも、ツラいと感じている。

何も理由はない、転職したけど仕事にも不満はない、友達は相変わらずいないけど、Xboxをつければフレンドのアバターが迎えてくれる。

はてなログインすれば、お知らせのところの赤い丸数字承認欲求を満たしてくれる。

なのに、今ただただツラい。

アニメラジオの声がまったく理解できず聞いてられない。

大好きだったゲームミュージックもただの雑音としか思えない。

本や漫画を読んでも、文章がブロック単位で入ってこない、ただの一文字一文字の羅列としか思えない。

ゲームをしていてもコントローラーを持つ手がいうことを聞いてくれない。

仕事もあれだけ楽しかったプログラミングがただの穴を掘って埋める意味のない作業にしか思えない。

特に女性の声は聞くだけで発狂しそうになる、タオルを口につめないと大声をあげてしまいそうになる。

ただただ、ツラい。

足を動かすのが、トイレにいくのがツラい。


それでも、その上司のことを考えると自殺するわけにはいかないと思い頑張ってきた。


けれど、どうももう僕がいなくても、大丈夫になったと思う。

そう思えたときから、ツラい日々が「どう自殺するか?」を考える日々になった。

今請け負っている仕事が終わるのが三月末。

そろそろ退社の意思を伝えて、六月ぐらいに退社して、自殺しようと思う。

嘘です。

自殺なんてしたくない。

死にたくない、ラジオを聞きたい。

ゲームがしたい。

アニメがみたい。

本が読みたい。

プログラムがしたい。

でも、その全てが楽しくないんです。


誰か僕を見つけてください。




追記

http://anond.hatelabo.jp/20140408220559

2013-10-05

道具に拘るエンジニアはだいたい無能

http://d.hatena.ne.jp/Yamashiro0217/20131004/1380855545

プログラマー仕事は、

ほぼ、考えることだ。

これは正しい、正しいがゆえに

場合によっては駒の重さが30kgぐらいある。

どんだけ優れた将棋指しでも、30kgの駒を100回とか動かしたら、

疲れて頭回らなくて素人にも負けてしまうかもしれない。

30kgもある駒を動かすのは大変だ。

からプログラマーエディタ工夫したり、

開発環境工夫したり、色々して駒を軽くする。

この下りは、大嘘または大間違いだ



俺の周りにいる国際学会で発表するような研究をしてきた同僚や

Googleなどの世界的な企業活躍する、畏敬する人々は得意な道具こそあれ

道具の差や環境の差で、パフォーマンスが落ちたりしない

なぜならは

プログラマー仕事は、

ほぼ、考えることだ。

ということだから

研究であれば重要仕事殆どは調査や新しいアルゴリズムの考案だし、

システム開発であれば設計こそが最も重要な作業ということになる

手を動かす段階になれば、時間がかかる仕事重要な部分の殆どは終えている。

その段階で慣れた道具か?そうでないかの差で生まれるパフォーマンスの違いは

それほどの割合にはならない。

出来るエンジニアが最も求めるのは、深く考える事が出来る環境と、

周到な議論を繰り返せる優れた同僚に他ならない。

道具などは、プレゼン用や出張用に貸与されるようなノートPCに、そこらのエディタですら困らない訳だ

もちろん慣れた道具があれば越したことはないけど、それが全てでも最重要でも全くない

手を動かす作業が早くなることが能力証明所詮コーダーのドカタさんorただの社二病

プログラマになりたてのお子ちゃまが、無駄テンプレートデザインタンを使いたがって

パフォーマンスの悪い糞コードを乱発するくらいに質が悪く、筋が悪いことだ。

ということで

道具に拘るのは無能の証で、恥ずかしいからやめた方がいいよw

聞く人が聞けば、鼻で笑われて、相手にされなくなる



雨の土曜だし、人気のブコメコメント返しとくか

id:ybc

煽りタイトル。中身は釣り。もう見飽きました。

認めたら自分が壊れる意見は、釣りにしといた方が心は楽だな

id:zz_sexy

はあ。メモ帳コマンドプロンプトだけでIDEと変わらない効率コード書けるってことですか。そりゃ優秀ですなあ。/酷い道具でも効率落ちないのって無能過ぎて既に効率が0だからじゃないの?

DDD位は使わせてくれるんなら余裕でできるよ。

プリントデバッグのみじゃ、さすがに苦しいけど、その環境に叩きこまれたらバグ出さないように手を動かす前に考えぬけばいいだけ

そもそもエラーハンドリングなんて、IDEなくたって幾らでもやりようあるだろ

id:grandao

おめえエクセルテキストボックスひとつ動かすのに5秒掛かるPCガントチャート作ったことあんのか?地獄だぞありゃ。/経営者の皆様、社員の方々にはちゃんとした道具を使わせてあげてください。

その段階になったら、普通プログラム書いてエクセルコントロールしてチャートを作るんだよ

エクセルGUI使って直接作ることにこだわってんだ?だからエクセルサクサク動く環境でなければダメなんて奴は無能なんだよ

id:hedachi

パンチカードWebサービス作ったらその主張を認めてやるよ

id:tnishimu

バカな人がエンジニアに低スペックPC海賊版ソフト仕事させるのを正当化するのによく使う言葉

合理的な極論に飛びつく奴は例外なく低能

id:hylom

ところが実装してみなければ分からない問題ってのが往々にしてあるわけで、だからPDCAサイクルといった手法があるのよね。設計だけしかやってないSE(笑)だったら道具にこだわらなくてもいいのかもしれないけど。

設計が簡単だと思ってる時点で笑える。しかも実装しなければ、分からないって、手を動かす前に考えろよ無能

id:STAR_ZERO

考えた結果、効率上げるために環境を工夫するんだよ。

からそう言ってるだろ、あればあるに越したことはない、慣れた道具で作業すれば楽にはなる、が大事なことじゃない

id:m-matsuoka

良い道具を知らない人ほど、道具に拘るなと主張する。

色んな道具を知ってるから拘らないんだよ

もちろん、慣れた道具で作業できればそれに越したことはない


ま、こんなところか。

2013-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20130710224412

気配りが得意なのは個人レベルの末端のコミュニケーションだけであって、

それはプロジェクトアーキテクチャレベルUXを作り込む頭の良さとは正反対だから

ガントチャートマニュアル作りと接待仕事だと思ってるPMもどきを見てりゃわかるよな。

あれでなんとかなるのはコンビニ店長まで。

2013-06-12

SIerに向いていない人の特徴

拝承できない人の特徴は、よくネットテレビで見かけますが、SIerに向いていない人の特徴 はあまり見かけたことがないので、10個挙げてみました。

いくつか似たようなのが含まれてますけど。

過去出会った人々(自分も含め)の中で、「SIerに向いていない」と思った人々の特徴をあげていってみました。さすがにこの特徴を全て満たしている人には会ったことないですが、近い人はいた気がします。(自分も含め)

協調性とかコミュニケーション力に起因する項が多めですね。

あくまで「SIerに向いていない」なので、納品しない受託開発などの場合にはこの限りではありません。

他にもたくさんあると思うので、これぞという特徴を思いついたらぜひ教えてください。


http://anond.hatelabo.jp/20130611130854

http://anond.hatelabo.jp/20130611231619

2012-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20120808234745

Excelセルの色手動で変えてガントチャート作ってる会社見た時は目が点になってアゴが外れて脱糞した

スケジュール変わったらセルの色も手動で変えてた

上場してる大手ITマジキチ

2011-07-06

東京電力には、工程管理できる奴が一人も居ないのか

東京電力に望む物。

さらに願わくば、各ステップ見積もり費用

何かが発生したときに生じた追加費用(水漏れが起こったら、それをチェック・改修するのにかかった費用)。

これは、なんだかんだ言って国民負担するしかないんだからな。

何かのミスで追加費用10億かかりました、なんてのを隠すんじゃないぞ。

これらを最低1日1回更新しろ。

もう事故発生から4ヶ月近く経つのに、いつまで情報発信できずにいるんだよ。

2009-08-10

EXILEEXCELの違い

1)伝説を作るのがEXILE、伝票を作るのがEXCEL

2)ダンスで表現するのがEXILEマウス表計算するのがEXCEL

3)セールスを記録するのがEXILEセルに記録するのがEXCEL

4)新曲はヒットチャートなのがEXILE、進捗はガントチャートなのがEXCEL

5)真っ黒のサングラスをかけるのがEXILEマクロの線グラフをかけるのがEXCEL

6)行列が出来るのがEXILE、行と列で出来てるのがEXCEL

7)Choo Choo Train なのがEXILE、=Choose() =Choose() =Trim() なのがEXCEL

8)レコード会社契約するのがEXILEレコード単位編集するのがEXCEL

9)ボーカルがデュエットなのがEXILE、テーブルがピボットなのがEXCEL

10)ZOOから移行したのがEXILEOOoに移行されるのがEXCEL

11)立て続けにCDリリースするのがEXILE、立て続けにSPリリースするのがEXCEL

2008-10-26

プロジェクトピンチの時にやる気のでる台詞を考えてみた

その技術不具合を払う銀の弾丸

絶望と悲しみの海から生まれでて

戦友たちの作った、血の池

涙で編んだコードを引き

悲しみで鍛えられたライブラリを振るう

どこかのだれかの顧客のために

システムに機能を

収支に夢を取り戻そう

われらは そう 働くために生まれてきた。

それは新人のころに聞いた話。

誰もが笑う御伽噺。

でも私は笑わない。

私は信じられる。

あなたの職歴を見ているから。

はるか未来へのガントチャートを駆け上がる

あなたの腕前を知っている。

今なら私は信じられる。

あなたの作るシステムが見える

あなたの差し出すツールを取って

私も一緒に駆けあがろう

幾千万の私とあなたで

あのデスマーチに打ち勝とう

どこかのだれかの未来のために

マーチを歌おう

そうよ未来はいつだって

このマーチとともにある

ガンパレード・マーチ

ガンパレード・マーチ

オール!ハンデッドガンパレード!

 オール!ハンデッドガンパレード!

 全軍!残業

 たとえ我らが過労死しようとも

 この戦争、最後の最後にシステムが動けば我々の勝利だ!!

 全軍!残業!どこかの誰かの未来のために!』

そうよ未来はいつだって

このマーチとともにある

私は今一人じゃない

いつどこにあろうと

ともに歌う仲間がいる

過労死すらも超えるマーチを歌おう

時をも超えるマーチを歌おう

ガンパレード・マーチ

ガンパレード・マーチ

関連

プロジェクトキックオフで使える演説

http://anond.hatelabo.jp/20081026171308

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