はてなキーワード: 矢倉とは
それから一週間。
驚くべきことに、初心者向けのソフト相手に、まともに対局が成立している。
駒の動きなどは既に知っていたし、子供の遊びレベルでは指したこともあるので、
完全にゼロから学びはじめたわけではないが、それにしても長足の進歩だ。
多くの将棋初心者はこの段階にすら辿り着けず去っていくのだろう。
よって、かつて完全な初心者だった私が、いまだ完全な初心者であるあなたに、
将棋の何たるかを伝授しようと思う。
「1」はまあ頑張って覚えてくれとしか言いようがない。
ソフトで指せば、動けない場所にはそもそも動けないからわかりやすいはずだ。
「2」はいわゆる「囲い」というやつだ。
に大別され、
それぞれに「矢倉」「穴熊」「美濃」といった定番の囲いが存在している。
将棋の解説ページを読むと、矢倉や美濃にもいっぱいバリエーションがあって、
どうせ強くなるつもりも無いんだから何を覚えてもいいと思う。
「3」の中盤。ここがポイントだ。
はっきり言って「何をすればいいのかわからない」のだ。
囲いを組み終わったあと、
とりあえず全部の歩をひとつずつ前に進めてみたり、
よくわからないうちに負けるのが常だった。
将棋の極意を教えてあげよう。
それは「ひもを付ける」ことだ。
(角) | |||
---|---|---|---|
[角] | |||
[銀] |
こういう感じだ。
向こうの(角)でこっちの[角]を取られても、
こっちの[銀]ですぐに向こうの(角)を取り返せる状況になっている。
保険が効いている。そういうのを「ひもが付いている」というのだ。
を方針にすればいい。
それだけで中盤が「それっぽく」進行していくのだ。
先程の例なら「[角]を取られて(角)を取り返す」なのでプラマイゼロだが、
「(歩)で[角]を取られて(歩)を取り返す」だと大損だ。
「これは取ったほうが得だな」「まあ微妙に損だけど許容範囲か」
「4」の終盤について。
終盤というのは「いよいよ王将を取ろうとする」状況のことだ。
「これだけ駒を持っていれば王将も取れるだろう」と思っても
なかなか踏み込めないものだ。
だって王将を取りにいこうとすると、こっちの駒も取られまくるからな。
これはまだ俺もよくわかってないが、たぶん「詰将棋」をやればいいのだと思う。
「こうすれば相手の王将が取れる」というパターンを身につけるのだ。
以上だ。
こんな夢を見た。
棋士の先手。棋士は盤面の右上隅に石を打つ。定石通りのスタートだ。
それに対し、コンピューターは小考し盤面の反対側に「銀」を置く。
周囲の誰もが対局を止めないのを知った棋士は諦めたような手付きで、
あるいは挑むような手付きで、盤面の反対側に「銀」を打つ。
しかし解説の羽生は(なぜ囲碁の解説が羽生なのか)残念そうに声を上げる。
「あー、これぇは悪手ぅの可能性ぇー、が、あり、ます。例えば、ここに角を打つような手があって(と大盤の中央に打つ)
まぁ飛車とかで受けて(と石と銀の間に飛車を打つ)簡単ではないんですが、
これはすでにコンピューターの技が決まっている可能性がありますねぇ。ええ」
そうなのだ。このゲームは「銀を使っていい囲碁」ではなく「将棋の駒を使っていい囲碁」だったのだ。
そのことに棋士らは気づいておらず、羽生とコンピューターだけがそれを知っていたのである。
という夢を見たのだが、もしかしたら初めて強いコンピューターと対局した棋士たちもこんな気持ちだったのではないか。
夢の通り俺は将棋党なので将棋の話をするが、コンピューター以前の人間同士では矢倉91手組(91手目まで定跡化されている)のように、指し手のルールがある程度決まっていた。
そこにコンピューターが現れ、それまで存在したあらゆる戦法を根こそぎにし、新たな戦法を創造していった。
それは、それまでのルールで将棋を極めた人たちにとっては「囲碁で銀を打っていいと思ったらさらに他の駒もありだった」に匹敵するものだったのではないかと思うのである。
だからこそ「コンピューター将棋は将棋とは別のゲーム」(byハッシー)というような発言も出てきてしまったのではないかと思える。
しかし、いま俺が(願わくば読者も)思っているように、その「別のゲーム」はいかにも面白そうで、結果を見てみたいという欲を喚起する。
それが前のゲームよりも面白いかはわからないが、とにかくある程度は面白そうに見える。
この面白さは果たして「ルールがある」ことによるものなのか、それとも「ルールが無い」ところにあるものなのか、
この「ルールに従ってルールを書き換える」楽しみ、とでもいうものはきっとプロの棋士だけのものじゃなく、
日常の例えばくだらない会話などにもにも溢れているのだと思う。
俺はそれを探していきたい。
ジャンケンで先攻が決まるとかそういうのではない。
現代将棋は研究勝負である。相手がこうしたら、こうする…そういう「作戦」を大量に引っ提げて盤の前に座った時点で、勝負の半分は終わっている。
ところが将棋の戦形というのは無数にある。
大雑把に分けて、相居飛車、相振り飛車、居飛車対振り飛車(対抗系)。
相居飛車にも矢倉・相掛かり・横歩取り・角換わり・一手損角換わりとあり、それぞれにさらに無数の小分類がある。
全ての戦形について、無限に詳しくなることはできない。
棒銀ならこの人、四間飛車ならこの人、中飛車ならこの人。それぞれに得意戦法がある。
将棋の運の要素とは、「誰と当たるか」だ。
全ての戦法をちょっとずつ研究しても誰にも勝てない。人に勝てるレベルまで研究を進められる戦法は多くない。
自分がこれならいけるという戦法をぶつけて、相手がそれ以上に研究していれば?
もしくは、自分がこれなら研究してきたという戦法をぶつけたつもりが、相手に早い段階で脇道に入られて、相手がその脇道をめちゃくちゃ研究していたら?
もしくは、脇道に入って相手の得意戦法を潰したつもりが、実は相手のほうがその脇道だけをピンポイントで研究しまくっていたら?
アマチュアのネット将棋のマッチングだとこのようなことが頻繁に起こる。
さすがにプロ同士の将棋で脇道を知らないということはありえないが、それでも研究量の差というのは出る。
得意戦法どうしの相性というのも存在する。
これを、運の要素と言わずに何と呼ぶのか。
そういった政治のゲームは、ある国ではクーデターであったり、内戦であったりと、
血なまぐさいことになっているのは周知の通りです。
そうじゃない場合は、四の五の言わずに選挙で戦おうじゃないか、てことになってると思います。
で、この選挙という制度ですが、制度としては多くの国で変わらないと思うんですけど、
ゲームのルールとして見るなら、かなり差が出ているんじゃないかと思うんですね。
将棋に例えると、平手で与党と野党が戦える国なんてのはまずほとんどなくて、
大体駒落ち将棋にあります。要するにハンデ戦。与党のほうが断然有利なんですよね。
とある国では角落ち戦だったが、別の国では飛車落ち戦かもしれない。あるいは4枚落ちかもしれない。
なので、とある国の定跡と同様に戦っても、野党が勝てるとは限らないんですね。
あ、ちなみに上手(駒落とす側)が野党で、下手が与党ね。大体与党に有利なゲームだから。
現代将棋の定跡は日々更新されているように、野党も以前と同じようにやってては絶対勝てない、と思うんですよね。
「矢倉は終わった」と言われるように、矢倉ばっかり指してたら、そりゃ勝てないわなってことになります。
戦略を変えないとならないんですよねえ。
私は国会前デモや官邸前デモが効果的ではないとは思っておりますが、
はっきりいいますと、与党側はその対策はばっちり研究していると思うんです。
例えば昨日の棋王戦で永瀬七段が
とっくに終わったと見られた角換わり棒銀を採用し、結果渡辺棋王にボロ負けしたわけですが、
恐らく永瀬七段は、何か新しい趣向を秘めつつ、あの形で挑んだのだと思います。
しかしながら、渡辺棋王は、それを上回る対策を持って臨んだというわけです。
ここで永瀬頑張ったね、次頑張ろうね、などと盛り上がることも悪くはないんですが、
もしかしたら反安倍政権の人たちは、デモをすることで「良いデモだったね」とか盛り上がってるだけなんでしょうか。
きっと、デモでは勝てない、という、そういうルールなんですよ、日本は。
そういう現実を見ながら、勝つ戦略を立てなければならないと思うんですよね。
連日将棋中継を見ていたら森友問題が盛り上がっていたので思わず書いてしまいました。
結局何をいいたいのかというと、
それがルールですから。「民主主義のルール」とかじゃないよ、日本のゲームのルール。
それがキタナイとか卑怯とか言ってちゃ、まあ言うのは勝手ですが、
あと他国の「民主主義なるもの」を引き合いに出して比較してガーガー言ってますが、
どうもその辺、いつも野党の側に物足りなさを感じてしまうんですね。
ついにやってしまいましたね。藤井聡太四段がプロデビューから負けなしの28連勝を飾ったことで将棋界のみならず大きな話題になっています。
ここまでくるともう勝つ度にニュースとなり全国を駆け巡るので、嫌でも将棋の話題を耳にする人も多いでしょう。
ただ将棋界・将棋のプロ制度は一般的にはあまり知られていない側面も多い業界です。
そこで将棋のプロ制度を全くご存知ない人のためにFAQ形式で学んでいく増田を書きました。藤井四段のみならず将棋界がニュースになった時に一役買えたら何よりです。
A.
この疑問についてはプロへの道程から説明しなければなりません。
将棋のプロ棋士になるには日本将棋連盟の棋士養成機関・新進棋士奨励会(通称「奨励会」)に入会するのが最も一般的なルートです。
奨励会に入会すると、師匠推薦などで多少の上下はありますが基本的には6級が与えられ、他の奨励会員たちと対局して昇級・昇段を目指していきます。
ちなみに奨励会の6級はアマチュアの四段に相当すると言われています。これは地方のアマ大会であれば上位を狙える棋力です。
そうして6級~1級~初段~二段と昇級昇段を繰り返し、三段に到達した奨励会員は同じく三段の奨励会員たちを集めた「三段リーグ」という地獄、もといリーグ戦に参加します。
約半年をかけて行われるこの三段リーグの上位2名が「四段」に昇段し、晴れてプロデビューとなります。
藤井聡太くんも上記のルートを辿って最年少で三段に到達し、三段リーグ初参加で1位(13勝5敗)となって四段昇段・プロデビューを果たしました。
つまり、将棋界では四段からがプロ棋士キャリアの始まりなのです。
A.
プロ棋士の段位はレーティングのように上下しないので、確かに棋力を示すものではありますが、それと同時に積み重ねたキャリア・実績を示すものでもあるというのが私個人の見解です。
したがって、今現在勝ち星を挙げているからといってすぐ段位に反映される類のものではありません。
プロ棋士の昇段規定については連盟サイトに詳しくまとめられています。
https://www.shogi.or.jp/match/dan_provisions/
いきなりこんなん見せられてもよーわからんという方のために解説すると、昇段条件には大きく分けて2種類あります。
棋戦(大会)での成績に伴う昇段です。
「〇〇戦×組昇級」「◎◎ランキング戦2回連続昇級または3回連続優勝」「全棋士参加棋戦優勝」「タイトル挑戦」などと書いてあるものです。
デビューしたての四段でも勝ち続けてタイトルマッチに挑戦すれば五段になれますし、
将棋界最高峰タイトルの「竜王」に挑戦すれば七段、「竜王」奪取に成功すれば八段へジャンプアップすることも可能です。
これらの条件を達成すれば昇段に値するというのは、詳しくない方でもなんとなくお分かりいただけるかと思います。イメージとしては「J2だけど天皇杯で優勝したのでJ1に昇格!」みたいな感じです。違うか。
段位への評価を難しくしているのがこの勝数規定の存在ではないでしょうか。
タイトルや優勝に縁がなくとも、公式戦で勝ち星を重ねればいずれは昇段が(理論上)可能です。
これはつまり勝率が.333の四段でも200敗して100勝すれば五段になれるということでもあり、純粋な強さを示しているとは言えないでしょう。
ただ、先日の加藤一二三 九段のように成績による強制引退の制度がある以上、脚光を浴びることはなくとも安定して勝利を積み上げる棋士への評価軸として、勝数規定は一定の機能を果たしていると私は考えます。
ちなみに勝数規定のみで九段に達した棋士はゼロ、八段に達した棋士はこれまでにわずか6名しかいません。彼らは皆スターとなる機会は少なくとも、安定して長く勝ち続けてきた棋士たちです。
棋士の段位と実力は、上記2つの評価軸や勝率、現役生活の長さなどの要素をバランスよく取り入れたうえで語られるべきでしょう。
A.
「レーティング」→「棋士ランキング」と進み、現在のトップ10を見てみましょう。(2017/6/22)
順位 | 名前 | レート | 増減 |
---|---|---|---|
1 | 佐藤天彦名人 | 1883 | 2 |
2 | 羽生善治三冠(棋聖・王位・王座) | 1869 | 18 |
3 | 豊島将之八段 | 1855 | 13 |
4 | 稲葉陽八段 | 1841 | 2 |
5 | 菅井竜也七段 | 1841 | 37 |
6 | 久保利明王将 | 1834 | -4 |
7 | 渡辺明竜王・棋王 | 1832 | -27 |
8 | 永瀬拓矢六段 | 1802 | -7 |
9 | 斎藤慎太郎七段 | 1799 | 30 |
10 | 糸谷哲郎八段 | 1784 | -14 |
このランキングであればおおよそ世間的な評価と近い結果が得られるのではないかと思います。ここ数年で羽生を除く羽生世代の棋士たちが一斉に順位を下げ、若手強豪がトップ10に多く名乗りを挙げていますね。
では藤井聡太四段のレーティング増減も見てみましょう。新人四段のレーティング初期値は1500です。
年月 | 順位 | レート | 増減 |
---|---|---|---|
2017年6月 | 35 | 1692 | 62 |
2017年5月 | 49 | 1630 | 35 |
2017年4月 | 61 | 1595 | 34 |
2017年3月 | 77 | 1561 | 25 |
2017年2月 | 87 | 1536 | 27 |
2017年1月 | 97 | 1509 | 6 |
2016年12月 | 104 | 1503 | - |
わずか半年で35位へジャンプアップしています。まあ公式戦通算28勝0敗なので当然ですが。
ちなみにこのサイト、対局情報のみならずレーティングに基づく期待勝率や両者の対戦成績(2001年度以降に限る)も見られるというデータ厨垂涎のサイトとなっています。
盤面データを見ながら観戦するのも面白いのですが、このように棋士たち自身のデータを見ながら観戦するのも…こう…非常に…楽しい…です…フフ
「でもソフトには勝てないんでしょ?」とすぐ言いだす人にはこういう対人競技としての面白さがあまり理解されないのでちょっと寂しいですね…。
A.
できすぎです。(断言)
とはいえ、はてな推薦図書「ヒカルの碁」をお読みになった皆さんならお分かりの通り、碁でも将棋でも各人の棋力がどの段階で成長するかはなかなか推し量りにくいものです。
碁会所巡りや洪秀英との戦いを経て短期間に急成長を遂げた進藤ヒカルのように、三段リーグからプロデビューにかけて藤井四段の棋力が更にワンランクアップしたと考えるのもさほど不自然ではないように思います。
何より彼は奨励会時代から注目されていたので、先輩棋士からの教えを得る機会も多くあったのではないかと推測します。才能と環境がバランス良く備わった結果が今こうして表れているのではないかなと、いちファンとしては感じています。
A.
いるともいないとも断言できませんが、棋戦は基本的にトーナメント方式であり、勝てば勝つほど収入(対局料)が入ります。
また、藤井四段は新人なのでトーナメントの最下層からのスタートです。
たとえ頂点まで勝ち進むことは難しくとも、目の前の予選1回戦・2回戦をわざわざ連盟の話題作りのためにみすみす逃す棋士がいるかというと…正直ちょっと考えにくいです。特に藤井四段と当たる可能性の高い若手棋士たちなら尚更です。
私も一部の棋譜をチェックしていますが、盤石な内容ばかりではないものの藤井四段自身の強さは疑いようがありません。
それに加えて本人の勢い、対局する両者へのプレッシャー、加熱する取材、それらの要素が何かしら組み合わさってこのような記録が生まれたと考える方がより自然です。
A.
順位 | 名前 | 年齢 | 肩書(当時) | 連勝数 | 達成年 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 神谷広志 | 26 | 五段 | 28 | 1986~87 |
- | 藤井聡太 | 14 | 四段 | 28(継続中) | 2016~17 |
3 | 丸山忠久 | 24 | 五段 | 24 | 1994 |
4 | 塚田泰明 | 22 | 六段 | 22 | 1986 |
- | 羽生善治 | 21 | 棋王 | 22 | 1992 |
- | 山崎隆之 | 22 | 五段 | 22 | 2002~03 |
7 | 有吉道夫 | 49 | 九段 | 20 | 1984 |
8 | 羽生善治 | 17 | 五段 | 18 | 1987~88 |
- | 中田宏樹 | 26 | 五段 | 18 | 1991 |
- | 丸山忠久 | 28 | 八段 | 18 | 1999 |
- | 羽生善治 | 35 | 四冠(!) | 18 | 2005 |
- | 永瀬拓矢 | 18 | 四段 | 18 | 2010~11 |
上記ランカーたちの多くが四段ないし五段という低段時代に記録を達成しています。
これはどういうことかというと、まあ身も蓋もないですが「強豪との対局が少ない」です。
裏を返せば「勝てば勝つほど強豪と当たる」という当たり前な事象があり、このあたりに羽生善治三冠の連勝記録が意外と伸びていない理由があるものと思われます。
とはいえそれでも歴代トップ10に3回もランクインしてたり、そのうち2回はタイトル保持者として強豪ばかりをなぎ倒して達成していたりと、十分ヤバい棋士ではあるんですけどね。
また、デビューから間もない低段棋士は対局相手にあまり研究されていないというアドバンテージもあるでしょう。
合計12の連勝記録トップ10のうち、3つは10代、7つは20代で達成されています。
将棋は思考力を試されるゲームですが、プロとして対局を消化するのは体力勝負でもあります。タイトル戦ともなれば「一人あたりの」持ち時間は3時間~6時間にも達します。
対局の度に盤の前で何時間も考え続けて勝利をもぎ取る体力、これを10何局20何局と積み重ねるためにはやはり若さが大切なのかもしれません。
実際、棋士の力のピークは20代から30代半ばであるとしばしば言われます。この数字だけ見るとアスリートに似ていますね。
そしてランキングに戻ると有吉道夫九段の49歳20連勝が光り輝いて見えます。羽生四冠35歳18連勝はもはやチート。
当たり前のことですが、強くないとそもそも勝てません。以上です。
…というのもアレなので、連勝記録トップ10ランカーたちの通算勝率を並べてみました。(現役棋士のみ)
順位 | 名前 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | 最多連勝数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 藤井聡太四段 | 28 | 28 | 0 | 1.000 | 28(継続中) |
6 | 羽生善治三冠 | 1916 | 1370 | 544 | 0.716 | 22 |
11 | 永瀬拓矢六段 | 337 | 237 | 100 | 0.703 | 18 |
20 | 山崎隆之八段 | 855 | 558 | 297 | 0.653 | 22 |
29 | 丸山忠久九段 | 1346 | 856 | 490 | 0.636 | 24 |
54 | 中田宏樹八段 | 1216 | 722 | 494 | 0.594 | 18 |
88 | 塚田泰明九段 | 1320 | 721 | 599 | 0.546 | 22 |
139 | 神谷広志八段 | 1164 | 557 | 607 | 0.479 | 28 |
プロ将棋では通算勝率が6割あれば実力者とみなされることが多いです。この辺は通算対局数や個々人の主観によっても変わってきますが。
ちなみに対局数1000以上の棋士で7割勝ってるのは羽生善治三冠ただ一人です。恐ろしい恐ろしい。
こうして見ると連勝記録ランカーたちは通算勝率もおおむね5割後半~7割をキープしており、また神谷八段と藤井四段を除く全員にタイトル挑戦ないしタイトル獲得経験があります。
したがって、勝率の高い、強い棋士が連勝記録を出しやすいと言えるでしょう。まあそりゃあそうよね。
【低段】【若い】【強い】
藤井四段はこの3つを兼ね備えているので、デビューから負けなし28連勝も当然の結果ですね!!(藤井連勝ストップ予想を書いた紙を破り捨てながら)
A.
どうでもよくないです。これはとても大切なことです。もちろん彼が出前を注文した店に殺到するような行為は厳として慎まなければなりません。
しかし将棋ファンにとって「棋士の食事」は一大コンテンツでもあります。メインコンテンツとまで言うとさすがに過言です。
古来から将棋の棋士たちは盤面のみならず食事面でもしのぎを削ってきました。その元祖と言えるのはかの加藤一二三 九段でしょう。
対局の度にうな重を平らげ、板チョコをまとめてボリボリ。近年もカキフライ定食とチキンカツ定食のダブル注文で中継を沸かせ、故米長邦雄との"みかん対決"は今なお語り継がれています。
上の連勝数ランキングに登場した丸山忠久九段も大食漢で知られています。一部のタイトル戦では1局に2日をかけて戦うのですが、緊迫感が最高潮に達する2日目の夕食にステーキを注文した鉄の胃を持つ男。
竜王戦の昼食ではカツカレーと味噌ラーメンのダブル注文を決めて健啖丸山を高らかに宣言し、三浦弘行九段の騒動で揺れる将棋界に一時の安寧をもたらしました。
(一方、その裏では解説の加藤一二三 九段が麻婆豆腐+かに玉+中華粥を注文していた)
かの羽生善治もタイトル戦で「寿司とジンジャーエール」という新手を残しています。一見奇抜な組み合わせだが、ガリの生姜成分をジンジャーエールで補強しようという意欲的かつ独創的な指し回しだと話題になりました。
ちなみに、将棋の棋士は比較的しっかり食べる一方で、碁の棋士は少食派が多いのだとか。そういえば塔矢アキラも対局日は昼食をとらないキャラクターでしたね。
この辺はいずれどなたかにしっかりとしたデータを取っていただきたいものです。データ厨なので。
A.
やべーやつです。
増田康宏四段(19歳)。26歳以下・六段以下のプロ棋士や三段リーグ上位者などが参加する「新人王戦」を昨年10代で優勝している期待の若手です。
プロデビューは16歳。彼も三段リーグ在籍時に藤井四段と同じ「現役中学生棋士」となるチャンスがありましたが、上位直接対決での黒星が響いて失敗。中学生棋士と中学生棋士になりかけた男の対決です。
増田四段のELOレーティングは1712。藤井四段の期待勝率は47%ですがこの数字は現状あまり当てにはなりませんね。
先月単独インタビューが公開され、「矢倉(戦法)は終わりました」「("興味のある戦法は?")ないです」「("好きな将棋の格言は?")特にないです」「(研究会は)行くのが面倒」「詰将棋、意味ないです」
https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=73003
彼はAbemaTVの企画で非公式戦ながら藤井四段に敗れ、「初めて年下に平手で負けた」と悔しさを露にしているため、次戦を増田四段のリベンジマッチとして観戦するのも面白いでしょう。
A.
藤井vs増田の戦いが行われるのは将棋界で「名人」と並ぶ最高峰タイトル「竜王」への挑戦権を争う竜王戦決勝トーナメントです。
https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/hon.html
上から1組~6組のクラス別予選を勝ち抜いた棋士たちによる変則トーナメントで、藤井四段は一番下の6組予選で優勝、増田四段は5組予選で優勝しての参加です。
ちなみに竜王戦決勝Tは対局料が公開されています。トーナメント表に書いてある数字がそれです。
藤井四段は6組予選優勝で既に93万円を獲得しており、
勝ち進んで挑戦者決定戦に進めば450万円。
挑戦者になればたとえ敗れても1,620万円、
「竜王」のタイトルを奪取すれば4,320万円です。(将棋界最高額)
もう一つ言うと、竜王戦6組予選はアマチュアにも門戸が開かれています。夢がありますね。(なお、プロ並みに強いアマチュアに限る)
さて、天才たちのことばかり書き連ねていたら疲れました。
平日も残すところあと一日。われわれ凡人は今日も地に足をつけて、やっていきましょう。
「世界は『今がすべて』」とそういう風に感じているんだろうか?
俺は、困惑している。
テレビ電話すらカクカクで、そういう感じで戸惑っていた時代だったわけだ。
10年前には、まだ30年くらい前の価値観を持っていた。俺が生まれる前の時代から続いてきた世界が少しずつ変わっている、その速度で覚悟をしていた。
学問を志していたが、僕の志した学問は完全に情報化の波にのまれた。
具体的には医学だし、医者にもなったけど、まさかこんなに製薬会社の言いなりに統計を出すだけなんて。
科学が学問ではなく、統計結果に対して理屈付けする学問ではない何かになった。
将棋では、AIが出した答えを人間がどうにか解釈するというものになりかけているらしい。
昔は人間が考えて学問のようになっていたと思うんだけど、現代は答えが先に出て、理屈を後からつけるようだ。
俺は、この変化に正直乗れていない。
10年前に医学部に入ろうとしていた時は、「細胞生物でも研究して、なんかDNAとかいじる感じ」だった。
それは確かに正しいといえば正しいが。
現状はIPSの発展しだいだが。
この時点でかなり予定がずれた。
いや、しかし、どうなんだ。
確かに、世の中進んでいて、早送りで結末見てるみたいで、効率いいなーって思うけどさ。
医学なんて、統計が出るたびにドンドン学問自体が変わっていく感じで。
昔は10年で半分とかのペースで変わっていたんだけど、最近では、数年で半分変わる。10年後には、半年で半分変わるとかいうレベルらしい。
本当かよって思うんだけど、マジっぽいから困る。
統計で血圧140以下に下げた方がいいってのがでると、それに付随した薬がでまくって、それに付随した研究論文でまくって、それに付随した治療の結果報告ができて、って感じでガンガン出てくる。
もうなんというか、学問が血圧いくら以下にしましょーってのを予想していた時代とかもう懐かしいレベルなんだよね。
あと、ゲームね。
スーパーマリオから、バーチャファイターで超絶未来を感じていたんだが。
エロゲーも『KANON』で文学を感じていた。『クロスチャンネル』とか、もう哲学だねって。
やりすぎコージーかよ。
もうさ、わけわかんないんだよ。
エロゲーとオナホでいまだに未来を生きてると思ってるレベルなんだよ俺の脳みそは。
なんだよ、VRとかって。
頭おかしくなるわ。
あと、スマホね。
確かに便利。
しかし、メールですら、10年前になんとなく追いつけそうで追いつけなかったんだよ俺。中学の時は返信の仕方がわからないし、メールで怖い思いするのいやだった。
どれもこれも、10年前なら、「これは大事件ですよ!これどうやって扱ったらいいのか?」って数年は取りざたされるレベルだった。
いやいや、俺が小学校のころは、20年くらい前だけど、プログラミングなんてなんのためにしてるのかわからないレベルだったんだよ。
よくわからない亀が20歩歩きますみたいな授業でやって、「それがだからなんなんだよ_?」って時代。
実際俺は今日、まったくバンドやったことなかったが、行ったこともない町に行って、バンドマンに会って話をした。
話をしながら、なんだ?って思いながら。
家に帰って、よくわからないネット運動家とツイッターで議論した。
本屋でバンドの本を読んで、家でネットでピアノの人がキーボードを扱う方法を検索。
そしてすぐ、あったこともない、ネットの思想家のツイートをRTして、「なるほどこんな考えもあるんだな」と、
そして、ネットでバンドマンから聞いたバンドマンのピアノアレンジを見て楽譜を覚えだす。
ある程度引けそうになったら、ネットでおっさんがやってる実況プレイを見ながら、同人ゲームをやる。
どうなってんだ?
俺は、いまだに今の生活を受け入れられていない。
俺が10年前に予想していた生活は、「図書館で論文を読みながら、世界について思いを巡らし哲学(現在はネットである程度世界の実情が見れるため哲学に頼らなくて不安にならなくなった)」
俺が20年前に予想していた生活は、「教授の下で働きながら、結果がでるかどうかもわからない中で、研究。情報収集で資料とりよせにはがきだしたりする」そういう感じだ。
その変化に正直、ついていけていない。
今の時代に生まれた子供なら、変化するのが当たり前でなんか、俺とは違う感覚のような気がする。
変化することを前提として、生活できているんじゃないか?今の子たちは。
俺は、わからない。なぜこのような不安を漏らす意見が少ないのか。
いや、多いのか?みんな戸惑っているのか?
わからない。
この世界にサクッとなじんで行動している人たちの頭が知りたい。
俺と同じで、行動は未来人(過去からみた未来人って意味で)だけど、脳みそは過去のままで違和感感じながら生活しているのか???
<追記>
やっぱ、納得いかない。
怖えよ。俺はいまだにこれらが怖いんだよ。
なんか、一線どころじゃなくて、100線くらい超えちゃってない?
お前ら人間じゃねえって感じ。
おいおい、そんな大切なこと、どうしてそんなアッサリ受け入れてるの?
つーか、人間として受け入れられる話なのか?
いやいや、俺も時代についていけなくて、一生独身だろうなーって思うけどさ。
脳内では、「やべえよやべえよ」ってなってるんだよ正直。
皆、なんで動いてくれないんだ。俺も動けないけど、1人くらいいるだろうって待ちゲーしてんだけど。
いやー。
どうして。なぜ、そんなことに。
人間ってそんなアッサリ変わるもんなんだなあってその可塑性の良さにびっくりする。
正社員→派遣。未婚率上昇。職場に女性社員増えます。起業率下がりまくってます。個人事業主激減。
こんなのそんなアッサリ受け入れられるんか?って余裕でみんな変わっちゃったね。
本当に変わっちゃったらしい。昔の感覚はサンクコストに引っ張られた判断になっちゃってる。
しかし、サンクコストっていうが、みんな、その感覚を前提に生きてたんじゃないのかよ。
現在すら処理できないのに、こっから加速して、この手の不安がたぶん5年に1回、3年に1回とだんだん間隔狭めてやってくるんだろ?
どうなん??怖いよ。頭おかしくなりそう。
<追記追記>
つーか、増田でこんな不安を書くなんて未来に俺が、こんな風に不安を吐露するなんて。
<追記追記追記>
おいおい!マジかよ!
俺のほうがおかしいのか?
じゃあ、なんでみんな、バーチャファイターで驚いていたんだよ。
それが、1年に数回レベルで起きてるってるのに、「大して驚いてませーん」って人たちさ、じゃあバーチャファイターの時の驚きはなんだったんだよw
いや、マジで、えっとさ、嘘だよね?
バーチャファイター、xvideos、なんでもいいけどさ、その時の衝撃がすごかったのに、
それがバンバンバンと何度も出てくるようなこの世界に驚き桃ノ木じゃねえの?
俺がネイチャーとか読んで、「マジかよ!!!ジャイロ効果って嘘なん!!!??」って思ったり、やたらいろんな分野知りたがって、「将棋でAIだって?」とか、「居角左美濃で矢倉絶滅かも!!!???」とか、「嘘だろ、ハロウィンってこんな流行るとかマジなん???」とか、「ポーカーがネットで?しかもネットプロが速攻できまくる?」とか、そういういろんな分野での新しい進化みたいなの見まくって驚きすぎなのかもしれないか?
まあ、単に医学自体が、1年で基本的な抗菌薬の使い方すら変わる(サンフォードってやつが毎年改定になって、毎年それみて参照しなきゃいけない)とか、これまで治療できなかったものが治療できるとか(C型肝炎はインターフェロンで微妙な治療効果だったのが、今は95%行ける)とか。もう常識が毎年変わるんだよね。
だって、肝炎とかって、何千年前から(ウイルスの発見は最近だけど)あるんだよ?抗菌薬なんてほんの50年くらいだっけ、それでこんだけ毎年イタチごっこやってて医療の主役とかマジ?
耐性菌とか毎年毎年出てきて割合が報告されて。それに対する統計でてきて、覚えて。
皆、各分野でそれぞれビビってるんじゃないの?
ビビってない人たちって、じゃあ、バーチャファイターが出たときも、現代の10分の1くらいの驚きだったの。
嘘だろーそれはー。
https://twitter.com/nnnn330/status/423953954267856897
あまりにも誤解を招きやすい言い回しだったのが炎上の火種でしょうねコレ。本人のいうとおり、言い方が本当によくない。どこをどうみても上から目線がちらつきます。とにかく本質的にイラってなる文面ですが、それについて本人がまったく無自覚なのがもうヤバイです。物書きとしてのセンスに少々難を抱えているのやもしれません……。
「パッと見では底辺っぽい人ほどご馳走様と良い添えてから牛丼屋を出てゆく。サービス的には本来そんな礼儀は必要はないのに。興味深い現象だ」とでも言っておけば……………いや、やっぱダメだこれ。これでも誤解招くわ…。140文字じゃこれ伝えられん。
こいつの主張そのものはこの際どうでもいいんす。問題はそのあとで、『ぼっくんがこんなに誤解されているのは、お、おまいらの読解力がノミにも劣るからでしゅ!ツイッター民は脊髄反射ばかりで救いようがないでしゅね!ぷんすこりん!』とでも言わんばかりにツイッターとブログをフル活用してぶーたれているという点です。いいね……実にいい。この自意識、この逆切れ感! 胸が踊ります。じゃ何でわざわざツイッターでパナしたのというツッコミが速やかに脳裏をよぎります。このまま炉端で天日干しにしたらいい味の珍味になりそうですね。
――ていうか、そこまで珍妙な主張でも無いですよね。高収入っぽいヤツほどなんか飯屋でエラそうだしね! なのでまあこの人も「自分も言い方が悪かったっすわ!めんごめんご!」とでもしておけば、やがては鎮火する程度のボヤ騒ぎだったと思います。しかしながら7,000フォロワーに裏打ちされてお餅のごとく膨れ上がったプライドが邪魔でもしたのでしょうか、「これはツイッター特有の脊髄反射・ディスコミュ・炎上である。くりかえす。脊髄反射、ディスコミュ、炎上である。ぼっくんは悪くない」という文脈に位置づけてみのまもりを固め、賛同意見ばかりを矢倉囲いのようにRTしまくるなどなど、まぁド定番もいいところの展開を見せており、興味深いです。個人的には牛丼屋の消費者層よりよほど興味深いです。もちろん反対意見にまったく耳を貸しません。まるでゲンロン界(笑)の英傑めいた高邁さであります。わざわざツイートについての解説エントリーを立ち上げて、なんでぼっくん炎上してるの?おしえてインターネット!と自分から尋ねておきながら「身なりで他人の属性を判断すんな」だとか「挨拶が本来不必要だというのはおかしい」などのまっとうな指摘を200%ガン無視してますからねえ。そんなブルドーザーのごとき氏のご活躍に今後とも期待してゆきたいです。ええ。
https://twitter.com/nnnn330/status/424050279617544192
オチ。安い挑発にのっかって自らの価値を急速に貶めていくスタイル。
どうやらブログを非公開設定にした模様です。意味がわかりません。「責められるようなことはなにひとつ言ってないと自負」しているのならブログを閉める必要なんてないのでは? おそらく応対が面倒になったから元を断ったんでしょうけど……。しょせんコイツのことばの重みなんてこの程度だと、言うだけ言ってみるけども炎上したなら消しちまえと、そういう性根であったということか。俺も面倒になってきたからひとまずそういうことでケリをつけるといたします。お疲れ様でした。
みたいな感じ? まあ、調子とか、運とか、あるけどさ。
2ch名人 っていう将棋の2chまとめサイトにハマって2ヶ月のにわかなんだけど、こんくらいの認識やけど?
大地、中村、菅井、天彦 とかの若手強豪? あたりの実力はよく分からない。
一二三とか、教授(勝又)、森下、あたりの有名どころの現状の位置付けはよく分からない。
昔名前をよく聞いた、
あたりもよくわからない。
1位 森内(名人戦以外は勝率5割という名人らしからぬ成績だが、名人戦の7局だけでは他の戦いで隠していた研究手や手法を一気に解放のパターンで名人を羽生さんに渡さない)
3位 羽生(羽生マジック、序盤定石はずし、中盤無理責めから手が無くなって負け とファンタジスタ)
正直、定石を覚えるのがめんどうで将棋の魅力まったく分からなかったけど
①序盤
定石がいくつかあって、「横歩」「矢倉」「居飛車アナグマ」等々
覚えると、プロが、『新手』を指したとき興奮するし、どの戦法を出すかという『読み合いや、研究してきた隠し技、必殺技』の押し引き(格ゲーでコンボを覚えたあとにどこでコンボをだすか? 新しいコンボの瞬間を使うか? ってのに似てる)
玉の囲いにも、だいたいどの囲いがどれくらいの手数でどれくらい固いか?が分かっていて、その堅さが終盤の責め合いでの盾になる。 盾の堅さを取るか、相手の盾をはぐことに力をいれるか、盾放棄して責めるかがおもしろい。
②中盤
発想力、駒の損得、お互いの攻めの着想。
だいたい、これらを読み切った上で、「ミスが少ない手順」を踏みあう。 という形が多い。
③終盤
序盤作った囲いの堅さと、その突き崩し合い。
攻め手を潰しきったらほぼ勝ち。
このあたりは、「詰み」、「詰めろ」、「必死」、「詰めろ逃れ」などの合理的な読み合いになる。
中盤は3手先も分からないが、終盤では、「19手詰め」「35手詰め」などが発生するので、それらを合理的に読み切る。ここがプロはすごいw
今はソフトで、「あ、詰みが発生した」って分かるけど、本当に詰みなのか、分からない。 だが、プロは本当に19手詰めとか読み切ってるw
だいたい、19手詰めが始まって、13手詰めあたりになって、投了が発生する。(つまり、詰みが発生しても気づいていないことも結構ある、だが、詰み筋はちゃんと攻めている)
詰み逃しは、そこまで多く無い。
どーも、戦法はよく分からない。
若干、
「昔は居飛車アナグマでz(絶対に詰まない)をつくって、終盤有利に押す」→「藤井システムによって、アナグマが組まれる前に攻める手法によって、振り飛車側が有利に」→「居飛車側の対策が進んで藤井システムが下火」
「横歩取り戦法(角道を止めたはずの歩を取ることで、歩1枚の得を主張) は難しい」
「ゴキゲン中飛車 は強い」
「右四間 はアマチュアでは雑魚狩りで好まれるけどプロは使わない」
くらい?
最近は、囲いの堅さより、終盤の攻め合いで手順を決められるほうが有利っぽい? だから、攻める側(=攻めるタイミングを一方的に作れる)ほうが有利?