はてなキーワード: 治安問題とは
そして彼ら(米国人)の日常生活での課題は物価高よりも治安悪化、これがメインテーマ。
バイデンのリベラルは犯罪の自由にまで踏み込んだ結果、米国ミドルクラス以下の体感治安は絶望的に悪化した。
つまり犯罪者にも自由!とやったら当然非犯罪者の生活は抑圧される。
もちろん民主党が直接的に「犯罪者にもリベラルな自由を」なんて標榜はしていないが、事実上言ってるんだわ。
アホかとバカかと
青から赤に変わった州、顕著なのがペンシルベニア州だけど、ここはバイデン政権でリベラルイケイケの結果破滅的に治安が悪化した州。
ペンシルベニアは2020年まで犯罪認知率は激減傾向だったのがバイデン政権以降に増加に転じた。
その他、青→赤州の治安悪化との相関は明白
共和党もそこを集中的に訴求した。
だからアンケートをとっても治安問題とはなかなか出てこない、バイアスがかかっちゃう
確かにインフレ率もアメリカ人を苦しめてるけど、そりゃ経済的な問題にすぎない。
そこそこ所得も上がってる。
こっちのほうがデカいのよ
高齢化が進む一方で、その福祉・医療のための費用がどんどん日本経済を圧迫していく
どうせ健康寿命はもっと手前だし、それ以上生きてたってボケたり動けなくなっていくだけだ。
80で死ぬと分かっていれば、老人が貯め込んでいるタンス預金も市場に出てくるだろうし、
80まで生きる分だけ蓄えればいいから老後資金の心配も随分減るし、その分年金を手厚くしたっていい。
現役世代の介護の悩みも大幅に減るだろうし、介護に回す資金を教育に回すことができるとなれば、
出生率のアップさえ望めるかもしれない。
はっきり言っていいことづくめ。
懸念があるとすれば、どうせ死ぬなら、と自暴自棄になった老人が無茶な犯罪を犯す可能性。
だからその場合は刑として生き地獄を1年くらい味わわせる必要があるのだが、
裁判→控訴とかしてたら寿命が先に来るケースも多そうで犯罪し得になってしまう。
なので一般の裁判所とは別に老人裁判所を作って殊更スピーディーな審理をすべきだろうな。
そこの治安問題さえなんとかなれば日本は経済大国として復活できると思うし、国民の幸福度は確実に上がるだろう。
留学、出張、旅行(含バックパッカー)などで20カ国以上自分の目で見てきた。
大学や職場でも欧米インドアフリカなどだいぶ多様な人たちを接してきた。
この国ガチャランキング、上位0.1%の富裕層に生まれるか一代で0.1%に食い込めるすごい才能を持ってるかで大きく変わるので0.1%になれる場合とそうじゃない場合で分けた。
国のチョイスは俺の主観だから入れるべき国があればコメで教えてくれ
S: アメリカ・中国・アラビア半島(サウジ・UAE・カタール・バーレーン)
※金があればとにかくやりたい放題。上流階級と一般市民は完全に別世界、楽園暮らしができる
※比較的しっかりした国だし、金があれば上流階級ならではのさらに良い暮らしが待ってる
B: ドイツ・北欧・その他西欧・シンガポール・ニュージーランド・カナダ
※国の水準は総じて高いが、金があるからと言って上流階級ボーナスが多いわけではないし娯楽も上位国に比べたら少なめ
C: スペイン・イタリア・トルコ・イラン・ギリシャ・ロシア(戦争前)・東欧
※生活水準は上位国に比べ劣ってくるが楽しく暮らすことはできる。金があるなら困ることはない。
※貧民層も多いし危険もつきものだが金があれば王様のような暮らしができる。治安も金で買える。
E: 中央アメリカ・アフリカ上位国(南アフリカ・エジプト・ナイジェリアなど)
※金があれば良い暮らしができるが治安や娯楽、インフラには限界がある
F: その他アフリカ
※金があっても国として大変なところが多いのであまり楽しい暮らしは期待できない
※生活水準は非常に高く安定感は抜群、だが娯楽に若干欠ける退屈な場所
B: ドイツ・日本・フランス・イギリス・アラビア半島(サウジ・UAE・カタール・バーレーン)・韓国
※生活水準、治安、国家安定性、娯楽などのバランスが良いが貧困の影が見え隠れしている
C: アメリカ・中国・スペイン・イタリア・ロシア(戦争前)・トルコ・ギリシャ・東欧・香港
※問題なく暮らすことはできるが貧困や治安問題、政治問題と向き合う量は多くなる。
※アメリカと中国だけは特殊。中の上ぐらいの階級ならBクラスに入るがそれ以下だとD以下まで落ちるため平均してCになる
※中流階級はどうにかまともな暮らしはできるが、治安の悪さは中流階級にもかなり迫ってきてる。自衛は暮らしの一部。
E: 中央アメリカ・アフリカ上位国(南アフリカ・エジプト・ナイジェリアなど)
※インフラ、治安、政府の問題で中流階級でもまともな暮らしができないことがありえてくる。
F: その他アフリカ
※インフラも娯楽も足りない、治安も悪い、政治も安定しない。どう生き抜くかのサバイバル術や処世術がものを言う世界。
ブコメで指摘あったが韓国は0.1%以上はかなり良い暮らしができる階級社会なのでAランに格上げした。
ついでに香港を忘れてたから入れといた。中国政治問題を除外すると香港0.1%以下でもBだったかもしれないが政治影響が大きすぎるためC行き
人工子宮ができても一般的な女性は出産と産休の1年が免除されるだけなので軽減できるコストは1年だけ。(人工子宮を必要とする立場の女性に関しては別の話)
育児ロボットができたら0歳児から6歳児まで対応できると考えると軽減できるコストは7年。
育児ロボットができたら、難度的には介護ロボットも自動的に解決できる・しやすいと思うのでそこでも軽減できるコストが発生する。
現代日本社会の抱える問題というのは、報酬の発生しない労働または報酬の対価を高く設定するのが難しい労働に対してそのコストを支払える人間が不足しているという問題がある。
育児という報酬の発生しない労働のコストを払うのは昔は専業主婦だったが、現在は共働きを求められているので夫側もコストを払うのが求められている。
夫側も労働賃金が下がっているので、そこに育児のコストを分担ということで二重に負担が増している。
妻側も一時的には産休育休でそれに専念することができるが、すぐに共働き体制に移行しなければいけない。妻側も育児と労働のコストを二重に並行して行わないといけないので負担が増している。
夫も妻も負担が増している。
その負担を解決したければ、ベビーシッターを雇ったりなどお金の力で解決するのが賢いのだが、労働賃金が下がっているのでそれができるカップルはほとんどいない。
労働賃金が下がっていることがさらに夫婦の負担となり、夫婦ともに三重の負担を抱えることになる。
若者の労働賃金が下がって、若者の負担が増している状況で、若者たちより多い老人のケアや負担をすること自体があまり余裕がない。
老人一人が若者一人を養えるなら成立しようはあるのだが、実際には若者一人の労働賃金を支払うためには複数の老人を相手にしなければいけない。
老人よりも若者の方が少ないのにだ。
夫婦や若者が負担すべきコストが多くなってしまっているので、そのコストを肩代わりして軽減するためのロボットを現代日本社会は必要としている。
一部の人は移民に労働を押し付けることでこの問題を解決しようと考えているようだが、人種問題や差別、貧富格差からの治安問題など新たな火種を抱えることになるのでその路線はやめた方がいいだろう。
日本の学校は、偏差値が高いほど、歴史が長いほど、進学校ほどオフィス街に近い都心部に隣接するため、電車での何本もの乗車待ちや治安問題による女性専用車両の存続が必要などの移動に支障をきたす混雑問題が存在する。今日では公共交通の混雑緩和や自転車利用の解禁及び校舎の移転の議論が度々行われている。
ところが、市民団体などから「学校の移転は都心部の学園空白地帯化に繋がる」などの批判が殺到した。一般市民は「学生の痴漢被害や都心一極集中のオーバーヒートから少しでも遠ざけリスクを除去したい」と説明したが、市民団体などは「一極集中の有難さがわかる日がかならずくる」と抵抗したため、計画が進んでいない。別の一般市民は「運動のエゴのために現実を盾にし、弱者を人質にしている。学生や都心が被るリスクを訴えていたのであれば真っ先に実行を考えるのが筋であるが、リスクと隣りあわせでいいというのか」と話す。
今、東京では学校そのものの都心一極集中が社会問題になっているが、小池都知事にしろ、自民党アンチ(私は純粋な地方や郊外への逆流にも反対だが)にしろ、彼らは東京が一極集中のやりすぎでオーバーヒートしてしまう事を心から期待しているのだろうか?
小池にしろ東京都心一極集中賛美論者にしろ、彼らは学生を盾にして東京のオーバーヒートを野放しにしようとしているのが明白。「学園空白地帯化に繋がるから学園の分散反対」と主張する彼らは何も学生や都心のことなどは考えていない。オーバーヒートが顕在化して欲しいとする彼らの言動、思想信条、いざ問題が深刻化したときの言動、どれをとっても最終的には「一極集中は行きすぎだ」という結論に繋がるがそれも無視する。小池は他の大都市の学校の立地がどうなっているのかを調べてそれを学んで実行してほしい。
http://anond.hatelabo.jp/20160228063606
イギリスでもそうだし左翼に騙されて移民難民を受け入れていたヨーロッパはどこでもそうだが
イスラム教の移民難民を受け入れ続けてきた末にどうなったか、これからどうなるかの未来予測を調べてみるといい。
イスラム教の人間らの出生率は凄まじく、民主主義によって、ヨーロッパの国々をイスラム教の国にしようとしているし、実際にその未来は濃厚になっている。
イスラムのもと、女性がどういったルールで縛られるか詳しく調べてみるといい。
移民難民を受け入れた国の治安問題についても、いろんな言語で詳しいレポートがある。だいたいが悪化してる。
総合的に考えれれば、日本の文化を持つ、日本の言語を話せる日本人、を増やすための政策にカネを使うのが合理的なんだよね。
そしてヨーロッパの治安は、例外なく日本より劣悪で、強姦、強盗、殺人、詐欺、誘拐、人身売買、あらゆる凶悪犯罪の指数が高い。
日本が不良な移民難民を排除してくれたことに感謝するべきだね。
結局は日本の言語を話す日本人を増やすための『出産、子育てを補助する施策』にカネを注ぎ込むのが合理的なんだよ。国の維持発展のためにはね。
そして、それは難民問題で苦しめられている各国の、対難民移民政策の抑制、引き締め化を見れば明らか。
ドイツではよほどの専門知識を有する移民難民じゃなければ国外追放するように"進化"した。結局、むちゃくちゃな難民受け入れは国を乱すんだよね。
それはドイツもようやく認めたところ。
日本は朝鮮難民受け入れで相当な苦労(強姦殺人が多発した)をしてきたから、今の、不良難民移民を徹底排除する合理的な施策が断固として維持されてきた。
移民難民積極受け入れ国の惨状を調べてみるといい。その未来予測も併せて。
日本共産党・社民党、民主党が早期実現しようとした『外国人参政権』が、なぜ『国家転覆法案』と呼ばれたかを考えてみるといい。
結局は、自国(日本)の言語を話し、自国(日本)の文化を理解する日本人を増やすのが得策であり、日本人の子育て政策にカネを使うのは、治安を維持しながら国を維持発展するためには、絶対に必要なことなんだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20151201220634を見たのでなんとなく書いてみた。
なお、筆者はミャンマー情勢に大して関心を持ってないので、日本語の新聞と日本語のニュース番組程度の情報しか得ていません。以下の内容はその限定的な情報をテンプレ応答に放り込んだだけです。
今回、表現の自由に言及しているのは宇都宮氏ただ一人となっている。
だから、ダンス規制反対派で消極的に宇都宮氏に票を投じるつもりの人も居ると思う。
そういう人に伝えておきたいがためのエントリーです。
だ、結果に責任は持たないので参考意見として読んで、自分で考えて入れてね。
少しだけ自己紹介しておくと私はクラブが好きな自称元お巡りさんです。信じるか信じないかは各自判断して下さい。
今回は無所属が異様に多いのだけれど、誰をどの党が推薦しているかはみんなちゃんと見ていると思う。見てない人は見て下さいね。
宇都宮氏は日本共産党、社会民主党、緑の党、新社会党が推薦しています。所謂「左」系ですね。
一番勝利に近いと目される舛添氏は公明党、自民党東京都連の支援を受けています。それを追う細川氏は民主党、生活の党、結いの党の支援。みんな無所属ではありますが、正直どの候補もパッとしない以上は、政党で選ぶ人が多いでしょう。ちなみに、マックさんはスマイル党。
結論から言うと、ダンス、クラブ、DJを続けたいクラバーは自民党と公明党が支援する舛添氏に入れましょう。何しろ左翼系に入れるのは愚策も愚策ですから注意しましょう。理由を説明しますね。
ダンス規制には2つの面があります。1つは「風営法」問題。そしてもう1つは「治安」の問題です。後者は地域住民との関係性と言っていいでしょう。
【風営法】
風営法の問題に目を向けると、基本どこに入れてもいいでしょう。宇都宮氏に入れたからといって何か変える力はないですし、舛添氏に入れたらはなから変えるつもりはありません。長い目で見れば、政策決定能力に優れる自民党を勝たせておいた方がいいんではないでしょうかね?というのが私の個人的な意見です。ただ、ここはそれぞれに思う所があると思います。
一応気にしておいたほうがいいのは、万が一風営法が改正されて深夜のダンスがOKになっても、クラブとそれ以外のダンスでそれ以外はOKだけどクラブはダメ!と云われる可能性についての議論が既にあるということです。実際に活動をしている人がその危機感が一番強いと思います。これの理由が治安問題です。
【治安】
今回はクラブが治安を悪化させると言いたいわけではないので、政治的なところだけかいつまんで説明します。
クラブで爆音でイベントをやるとどうしても音が外に漏れます。free dommune、メタモルフォーゼ、渚音楽祭のような野外イベントでは尚更です。これらの苦情受付窓口が110番で、これが鳴ったらお巡りさんは出動しなければいけません。幸い私はそういうことで出動したことはありません。そして、最悪は風営法で摘発なのですが、とりあえずは警察の指導が入ったということで、苦情を言った側の人と調整しなければなりません。つまり地域住民です。
共産党、社民党を始めとする左翼の方々は原則的に「市民」の味方です。共産党は労働者の味方だったはずですけれど、いつの間にか広く市民の代弁者だと自分たちを勘違いするようになりました。反対に自民党は「事業者・経営者」の味方なんです。というのは、極論ですが何が地域にとって得になるのか?についての発想が違うのです。
共産党は端的に「市民」が迷惑だ!という声に敏感です。特にそれが「事業者」による商行為の結果もたらされるものであった場合、これに強く反発します。「市民」に我慢を強いて「事業者」が不当に利益を得ているという発想です。高度経済成長期の公害問題と同じ構造です。クラブから発せられる騒音は"公害"なんですね。いや、私もそれに異論は唱えません。興味が無い人にとっては公害でしょう。公害を撒き散らすものは規制しましょうというのが彼らの発想です。本来、規制強化は左の人たちの得意分野なのです。
自民党はどうかというと、その「事業者」が事業を行うことで地域にお金が回って潤っていくのであれば、それはよしとします。その上で、問題が少ないように調整しましょうというのが彼らの論理です。規制緩和というのをよく聞きますね。できるだけ「事業者」に自由にやらせて経済的な利益をあげてもらってそれを「市民」に還元しようという発想です。
風営法が改正されても、されなくても、早晩ダンス規制の問題は治安の問題として見直されるでしょう。その時に、どちらが見方になるかというと、おそらく後者ではないでしょうか。海辺にカジノができたり、都内のバスや電車が24時間動くようになった時をイメージしてみるといいかもしれませんね。
【おまけ】
治安の問題にくっついた話ですが、おまけ。
クラブは◯暴と那珂が良いですね。日本一大きいあそことか、その次に大きいあそことか、その近くにあるあそことか。キリがないです。公安のリストに入っている経営者も多いですし、ここだけの話有名なDJでもリストに載っている方がいます。その人が構成員ということではなく、念のため載せているのです。
ここにも左と右とどちらが今後のクラブを良くしてくれるか?考える材料があると思います。クラブが発展するにはこの人達を追い出す必要があります。右と左どちらが上手く追い出せるか。単純に◯暴を嫌っているという点では共産・社民です。でも、嫌いすぎていて対話ができません。それから、現場で動くのは警察の人たちですが、左の人たちは警察とも上手くやれない人たちです。直接対話もできず、警察とも話せないのです。
自民党の人たちも最近はそっち系と直接話すのは嫌うでそう。けれど、警察とは付き合いが長いのです。警察に対して図っている便宜も蓄積があります。警察っていうのは、意外と貸し借りで動いたものです。警察の偉い人にしたら、自民党にはそこそこ貸しも借りもあるけれど、共産党や社民党には貸ししかないし、ほとんど焦げ付いてる!みたいな感じじゃないでしょうか。新宿の一斉摘発は警察がかなり頑張りました。
そんなわけで、一応参考になればと思ってまとめてみました。
あと、更にオマケすると、音楽に限らず地域の野外イベントみたいなのをやる時には必ず地元の警察の許可が必要で、そういうのはなかなか民間事業者だけでは通りづらいのですが、そういうことをやるのを理解して行政や警察を説得する政治家は共産・社民と自民では自民党の方が多かったですね。それよりも多いのは公明ですが(笑)
http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news.htm
2010年11月28日 ー パキスタンは温家宝に150億ドル期待ー
パキスタンの人は,個々には優秀な人が多い。昔のイスラマバードのJICA事務所でも,彼等を重く使っていた。事務所に入ると,ずらりと窓側に並んだパキスタン人スタッフが立派な髭を蓄えて悠然と座っている姿を見ると,一見,日本人スタッフが使われているような錯覚に陥る。私たちをパキスタン北部の辺境に案内してくれたパキスタン人スタッフは優秀で,かなり突っ込んだ議論が出来る。
雪の降りそうな初冬だったが,パキスタンの山奥深く分け入って,雪に霞む村落を眺めていると,人口1億を超すパキスタンの構造が見えてくる。どこまで入っても人が住んでいる。チトラルを見上げるところまで入ったが,最後は泊まるところを捜して,一軒家を見つけ,電灯のないところで長靴を履いたまま一晩,眠られぬ夜を過ごした。帰途,スワット平野のホテルが,随分立派に見えたことだった。
この間,殆ど女性の姿を見ることはなく,途中ですれ違っても,顔を見せずに隠れて去って行く,イスラマバードに帰ってきて,顔を見せて颯爽と歩いている女性を見ると,こちらが恥ずかしいような錯覚に陥る,あの平和なスワット平野は,今はアルカイダで厳しい状態が続いているという。イスラマバードのホテル、奥さんを現地で亡くした日本人観光客に会ったが,奥さんは唐天竺を求めて来られた,幸せでしょう,と慰めてあげたことだった。
それほど奥の深いパキスタンであるが,しかし一方で,政府官僚の傍若無人,無法な社会に戻ると,思わず印象は一変する。北西辺境州で州政府と中央官庁が頭から対立していて,日本のODAの訪問も,その対立の前では忘れ去られる。結局あるプロジェクトの協定書に署名が出来ず,ペシャワールからイスラマバードに引き返したが,救急車が来るたびに,おい,サインを求めて追っかけてきたぞ,と冗談を言っていた。
帰国の空港についてパキスタン航空のチェックインカウンターに行くと,チケットの再確認の欄がペンで書いてある,無効だという。何を言っているのか,と大げんかをして手続き進めたが,単独出張のOECFの方は,結局載せて貰えなかった。当時はビジネスクラスで,機内に乗り込むと,軍人らしきグループが席を占めている,席のない軍人はパイロットの横に潜り込んでいる,彼等を載せるために,我々のチケットを無効にしようとしていた。
アフガニスタンの問題が起こってから,米国を初め西側諸国はパキスタン支援を強化して行き,日本もODAでこれを支援する姿勢にあったが,JICAの緒方理事長もあるインタビューで,パキスタンは我々は入れない,と難しい治安問題を語っていた。しかしパキスタンは,無尽蔵とも言えるような中国の資金攻勢に完全に征服されかかっている。結局,ミャンマーやスリランカ,カンボジアのように,心も売り渡す状況にある。
パキスタンのザルダリ大統領は,3ヶ月に一度は必ず北京に行く,と宣言して,北京で幹部に会って貰えないときは,雲南省の昆明や上海に回って,中国企業との会談に明け暮れている。パキスタンは電力不足で,政府は国民を宥めるために大規模ダムの推進を喧伝しているが,なかなか資金が集まらない。それでも,中国の企業によるダム建設の約束が進んできている。原子力も含め,中国はそこまでパキスタンを支援出来るのか。
中国は,ミャンマーにインド洋への進出拠点を求め,スリランカに手を差し伸べて,資源ルートの開発を進めており,最近は,ラオスを経てカンボジアに至るルートも開発している。パキスタンはそれこそ中国にとって,インド洋進出への第2のルートなのである。カラコルムハイウエーは実質中国が開発したものだが,中国領の新疆ウイグル自治区jからこのルートを経て南下が可能である。
これに,南西部のグワダール海港を繋げば,立派なエネルギー回廊が完成するわけで,この意図はパキスタンの利害とも一致している。パキスタンは,イランからのガスパイプライン完成が一つの夢であるが,協力が出来そうな雰囲気であったインドへのパイプライン延長は,結局,パキスタンへのインドの警戒と米国が,イランとインドとの繋がりを警戒して反対に回り,結局インドはイランからのガスパイプライン構想から離脱した。
中国の温家宝首相が,この12月半ば,イスラマバードを訪問する。今日のパキスタン紙の記事では,パキスタン外務省が殆どの関係省庁に文書を回し,至急,中国との間で結ぶべきプロジェクトの協定書を準備せよ,と要請した。それはエネルギー問題と道路建設が主題で,電力では,タールの石炭火力,チャシュマの原子力,インダス川上流にある大規模ダムなどで,パキスタンは150億ドルに上る支援または投資を期待している。
パキスタンが特に重要視しているのは,中国の意図に沿ったエネルギー回廊の完成である。それは,中東の目の先に位置するグワダール港の整備,グワダールからケッタまでの道路整備,これをアフガニスタン方向とカラコルムハイウエー方向に連携する道路の整備,そうして究極は,イランのガスをイスラマバードを経由して中国の新疆ウイグル自治区に繋ぐことである。パキスタンも,身も心も中国に売ることになる。
パキスタンの電力事情は厳しい,長期に亘って計画停電が続いている。政府は,大ダムが出来れば問題は解決する,もうすぐだ,と国民を宥めようとしているが,大規模ダムがそう簡単に出来るわけはない。それでも今日のパキスタン紙は,電力の関する目標値を詳しく記事にしている。出所は,国家送電網公社NTDCの資料のようである,折角だから,ここで順を追って数字を拾っておきたい。
政府は2011年末の発電設備を,22,697MWとしており,これに対応するピーク需要は,21,705MWである。このピーク需要を満たすために必要な発電設備は,2,7131MWで,不足分は,4,434MWである。2012年には,ピーク需要は,2,3441MW,必要な設備は,29,301MW,不足は5,513MWに広がる。2013年には,ピークは25,306MW,設備計画では,26279MW,必要設備は31,633MW,不足は5,354MWである。
.同じように,2014年では,ピーク,27438MW,計画は,29,405MW,必要は,34,298MW,不足は,4,893MWである。2015年では,ピークは29463MW,計画は,33,630MW,必要は,36,929MW,不足は,3,199MWである。2010年時点の現状は,設備が,19,246MW,有効出力は,17,779MW,夏期の有効は,14,840MW,冬季になると激減,12,482MWである。
WAPDAの水力設備は,6,444MWであるが,夏期には,6,250MW,更には冬季には,2,300MWに落ちる。GNCOSの設備は,4,829MWで有効は,3,580MWであるが,夏期には,2,780MW,冬季には3,222MWに落ちる。IPPは,設備が,7,911MW,有効が,7,695MW,夏期には5,750MW,冬季には,6,900MWである。レンタルは,約60MWである。
明日から,黄海に於ける米韓軍事演習が始まる。中国の警戒に対しては,米国は一応公海上,として強硬の構えである。今後,南シナ海や東シナ海の制海権に対して,どの様な示唆があるのか,注目するが,中国で建造中の空母が完成すると,話は一変するのか。ベトナムにしても,マレーシアにしても,フィリッピンにしても,インドネシアにしても,目の前に中国の空母を見ながら,石油生産を行うことになるのか。
昨日も書いたが,中国に言いたいのは,北朝鮮,ミャンマーに対して,彼処までコミットしながら,北朝鮮の核,北朝鮮の砲撃,北朝鮮の拉致,ミャンマーの核開発などに対して,何も言えないのか。返って中国の弱腰を追求する必要がある。説得できないなら,中国もグルなのか,と言われても仕方がない。そんなに弱腰なら,経済的支援や目に余る投資を止めるべきだ,という世論が興るだおる。
この一触即発の東アジアの状況の中で,フィリッピンのアキノ大統領が韓国からの5万人のフィリッピン人の避難を受け入れて欲しい,と言っている。これは面白い問いかけである。まだ起こっていない状態を材料に,日本に踏み絵を迫ったような感じ。広くフィリッピンの看護士を受け入れる体制に日本はあるが,本気かどうか試されることになる。5万人を日本国内で自由にするのか,出来るのか,日本にとっては難問である。
私は移民政策に反対だ。日本のように今まで単一民族でやってきた国家に労働者階級としての外国人を入れることは、治安問題において重大な懸念となるからだ。しかし今大学で学んでいるゼミの先生によると、日本人は古くから移民を招き入れていた雑種民族だというのだ。単一民族だと思われがちな日本人には実は渡来人や南方ポリネシア系の民族などの血が混ざっているという。けれどもそんな彼らは今は立派な『日本人』になってしまったというのだ。
それは時間がそうさせたのか?と質問した。
しかしその先生によるとそうではなく、彼らは日本語を話すようになって『日本人』になってしまったというのだ。
日本語は論理だった言語ではなく、『空気』を察することを前提とする非論理的な言葉だと言う。その『空気』を読むことを要求する日本語を扱う力が日本人を日本人足らしめているというのがその先生の論だ。だからたとえ労働者階級の移民であってもしっかりと日本語の教育をすれば、ドイツやアメリカのようにゲットーが発生したりして社会問題化することはないという。
その先生はドイツへの6年ほどの留学経験のあるドイツ語の先生で、東洋哲学の研究者というよく分からない履歴を持った方だ。ドイツでは社会問題になっている移民問題を直接目にしてきただろう。その経験を経てなお前述のような主張をされるところに驚愕する。移民国家のアメリカのことを私が子供の頃は『人種のるつぼ』といっていたが、人種は混ざりあわないという理由で近年は『人種のサラダボウル』と言い換えている。そんなアメリカやドイツの現状をふまえてもなお、日本語というツールは人種間の壁を溶かしてしまうというのだ。
この先生の論を積極的に支持する勇気は私にはない。もしこの論が間違いだったならそれは日本にとって取り返しのつかない打撃を与えるからだ。しかしその一方でこの論に魅力というか希望を感じたりもするのもまた事実である。日本人は外国の風習を日本人になじむように取り入れるのが非常に上手い。その外国の文化を自国風に取り入れてきた実績が、移民をも日本風に取り込んでしまう可能性を示しているということは確かにあるのではないか?そしてそのための非常に大事なツールが空気を読むことを前提とした、なぁなぁな日本語だというのは確かにあり得るのではないか?