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2023-12-22

anond:20231222005827

2010年

9月7日 - 中国漁船海上保安庁巡視船に衝突。

9月9日 - 石垣海上保安部船長公務執行妨害容疑で那覇地検石垣支部に送検。

9月22日 - 早朝、中国温家宝首相から釈放要請があり、同日午前、検察首脳会議24日に行うことが決定された。

9月23日 - 外務省職員が仙谷官房長官了解のもと那覇地方検察庁へ出向き説明

9月24日 - 午前10時、検察首脳会議が開催され釈放が決まる。那覇地方検察庁船長処分保留で釈放と発表。

2022-10-25

anond:20221025101514

胡耀邦さんが民主的で偉大な人だったからな

その愛弟子である胡錦涛さんもそのマインドを受け継いだのだろう

オープンマインドだった 胡耀邦趙紫陽時代藤村 幸義)2011年4月

最近中国経済発展こそ著しいが、自由闊達雰囲気はあまり伝わってこない。それどころか政治民主化は遅れ、メディアへの規制は強まるばかり。経済面では国有企業勢力が再び増している。なにか時代に逆行している印象もある。

これまでの経済発展方式を転換すると言いながら、実際には大胆な改革に踏み切れずにいるのも歯がゆい改革・開放政策に着手してから30年余り。中国はいまいちど、この政策に着手したころ、胡耀邦趙紫陽リーダーシップをとっていたころのオープンで溌剌とした雰囲気を思い起こす必要があるのではないか

胡耀邦に初めて会ったのは、北京空港だった。筆者が特派員として北京に赴任してまもない1979年の半ばころだったと記憶している。すでに前年末の党中央委員会議で、中央政治局委員・党中央宣伝部長への就任が決まっていたが、我々外国人記者の前には姿を見せていなかった。

背が低くて頭は三分刈りくらい、なんとも貧相な男が、突然筆者の前に姿を現した。にこやかに笑っている。すぐに、これがあの胡耀邦だと分かった。つまり、筆者が復活後の胡耀邦の姿を見た最初外国人記者だったのだ。気がついた他の記者たちが寄ってきて、たちまちのうちに人垣を作ってしまった。

胡耀邦経済シンポ開催を

その後はとんとん拍子で出世していく。1981年6月に華国鋒のあとを継いで党主席就任した(1982年9月には党主席制の廃止に伴い、新しく導入された総書記就任)。

筆者がその自由闊達な人柄に直接触れたのは、1984年6月、日本経済新聞社人民日報との交流スタートさせ、北京取材代表団を送り込んだ時だった。人民大会堂で、胡耀邦と会見するチャンスを与えられた。初めて会った時の貧相な感じは消え、頭髪も長く伸ばし、威風堂々としていた。

中国首脳との会見では、相手側に一方的に喋りまくられ、こちから質問するきっかけを作りにくいのが通例だった。しかし我々は違った。儀礼的なあいさつは最小限にとどめ、日本経済新聞社の初代北京支局長だった鮫島敬治氏と筆者がタッグを組んで、次々と質問を繰り出した。

これに胡耀邦も応えてくれた。会見は予定時間を大幅に超え、1時間半にも及んだ。「今後10年間に外国から500億ドル外資を導入してもいい」と、手に持った鉛筆を振りかざしながら、対外開放に積極的姿勢アピールした。

このやりとりがよほど気に入ったらしい。最後胡耀邦は、同席した人民日報の秦川社長の方を向いて、「ことし秋に人民日報日本経済新聞が共催してシンポジウムを開くように」と指示したのだった。秦川社長も驚いた様子だったが、すぐに同意し、その場で日中経済シンポジウムの開催が決まってしまった。

かくて1984年11月に「中国の対外開放政策日中経済技術協力」をテーマにした日中経済シンポジウム北京で開催された。筆者は当時、国際部デスクだったが、数カ月ほどその仕事を離れ、シンポジウムの準備にかかりっきりになったのを覚えている。シンポジウムパネリストには、いま日本航空再建に采配を振るっておられる稲盛和夫京セラ社長(当時)にも加わってもらった。

シンポジウム終了後には、胡耀邦と再び会見できた。年に2回も会ったことになる。メディア単独で年に2回も中国首脳と会えたというのは、異例中の異例だった。

胡耀邦はこの時、韓国との直接貿易について「南北交流の進展を見ながら」との条件付きながら開始を示唆した。いまや中韓貿易は大きく発展しているが、当時としてはかなり大胆な発言だった。我々との2回目の会談胡耀邦も気を許したのかもしれない。

胡耀邦は1987年1月に総書記を解任されるが、日中経済シンポジウム継続され、1988年11月北京で第3回目が開催される。この時に会見したのが、胡耀邦の後任として総書記就任した趙紫陽だった。

●会見でビールを飲んだ趙紫陽

趙紫陽胡耀邦に負けず劣らず、あっけらかんとしていて、オープンマインドだった。ブルジョワ的との批判を恐れずに、いち早く背広を着こなし、ゴルフ場にも通った。

ある時、明の十三陵近くのゴルフ場趙紫陽とばったり顔を合わせたことがある。アウトの3番か4番だったろうか、ゴルフ場スタッフが駆け込んできて、「中国の偉い人がプレーするので、ちょっと待っていてほしい」と要請された。しばらくすると、趙紫陽がパターを手にしてやってきた。せっかちな仕草で、最後までボールを沈めずに、次のホールへと移動していってしまった。

会見では終始、ハイテンションだった。すでにこの頃になると、批判勢力攻撃さらされ、趙紫陽政治立場はかなり苦しくなっていた。会見が始まって間もなく、趙紫陽付き人ビールを持ってくるように要求した。外国人との会見で、中国首脳がビールを飲むというのは、おそらく前例のないことだろう。約1時間の会見中にコップ2杯を飲みほした。ビールに力を借りなければ、思い切ったことも言えなかったのであろうか。この会見の半年後に、趙紫陽天安門事件からんで失脚してしまう。

改革に前向きだった両首脳

胡耀邦失脚の際に、日中経済シンポジウム開催を独断で決めてしまたことが失脚の一つの理由になった、との報道もあった。しかしその後もシンポジウムは隔年開催で続けられ、日中交流の促進に役割を果たした。

胡耀邦趙紫陽ともに、中国の古くから悪弊を取り除き、新しい枠組みを作り上げようと一生懸命だった。やや性急なところがあったにせよ、常に前向きの姿勢を失わなかった。

中国はいま、経済成長の維持、インフレ抑制投資から消費中心への構造転換、という3つの難題に直面している。ところがこの3つの中で、どうしても優先しがちなのは経済成長の維持である。国際金融危機に際しても4兆元という巨額の財政投入によって、成長率を維持しようとがむしゃらになった。

その結果、GDP日本を抜いて世界第2位となるなど、世界から大いに注目を浴びたのだが、半面でその後遺症ともいえるインフレに手を焼いている。ましてや、投資から消費中心への構造転換になると、対策が後手に回りがちで、ほとんど効果をあげていない。胡耀邦趙紫陽のあの改革へのチャレンジ精神いまいちど、思い返すべきだろう。

特に胡耀邦清廉潔白なことでも知られていた。昨年4月、人民日報温家宝首相執筆した、胡耀邦評価する論文掲載している。その中で温首相は、「70歳を過ぎた胡耀邦が、食事睡眠時間も惜しんで人々の暮らしぶりを知ろうと、対話などに努めた」と胡耀邦地方視察に同行した時の思い出を披露している。暖房が効かない宿舎に泊まって風邪をひき、高熱を出したが、それでも仕事を続けたという。胡耀邦がいま存命ならば、腐敗・汚職蔓延している最近中国政治に何と言うだろうか。

ふじむら・たかよし 1944年生まれ 67年日本経済新聞入社 北京特派員 論説委員などを経て2000年退社 現在 拓殖大学国際学部教授 著書に『老いはじめた中国』(アスキー新書)『中国の世紀 鍵にぎる三峡ダム西部大開発』(中央経済社)など

2022-10-22

中国共産党20党大会(二十大)後の新人

中国共産党20党大会(二十大)後の新人

※習派以外はほとんど引退という人事になった。習近平独裁地位確立されたと見て良いのか?

 ソース記述は、wikipediaといくつかのニュースサイト、及び個人的観測に基づく。

1 総書記最高指導者

習近平最高指導者中共総書記国家主席中共中国中軍委(中央軍事委員会主席習近平

2 中央政治局常務委員(留任) ※記載序列

王滬寧(中共中央書記常務書記中共中央精神文明建設指導委員会主任。党内の理論担当で元々は江沢民に抜擢された)習近平

趙楽際中共中央規律検査委員会書記党大会代表資格審査委員会主席

この他に4名又は6名補充される?

3 前・中央政治局常務委員引退) ※記載は退任前の序列

栗戦書(全人大常務委員会委員長習近平

李克強国務院総理)反対派?

汪洋(政協主席)反対派?

韓正(国務院常務副総理)反対派?

※通常、元老として扱われる。元老としての序列不明だが、おそらく栗戦書と李克強温家宝の次、汪洋と韓正は末席に列するのではないかと思われる。


4 中央政治局委員以上(留任) ※記載姓氏簡体字画数の順

丁薛祥(中共中央書記処書紀、中共中央弁公庁主任総書記弁公室主任国家主席弁公室主任中央国家機関工作委員会主席習近平

李希(広東省党委書記習近平

李強(上海市党委書記習近平

李鴻忠(天津市党委書記習近平派?

張又俠(軍人人民解放軍上将)、中共中国中軍委副主席習近平

陳敏爾(重慶市党委書記習近平

胡春華国務院副総理団派胡錦濤派)。反対派?

黄坤明(中共中央書記処書紀、中共中央宣伝部部長)習近平

蔡奇(北京市党委書紀)習近平

5 中央政治局常務委員参加者(二十大以前の状況。この対偶が続くかは不明王岐山元老として扱われる資格がある)

王岐山(元常務委員国家副主席)反対派?(元は習近平派)党大会開会式欠席

6 前・中央政治局委員 ※記載姓氏簡体字画数の順

王晨(全人大常務委員会副委員長序列1位)、元中中央宣伝副部長、元「人民日報」総編集習近平派→引退

劉鶴(中共中央財経委員会弁公室主任国務院副総理習近平

許其亮(中共中国中軍委副主席習近平

孫春蘭(女)(国務院副総理団派胡錦濤派)?

楊潔篪中央外事工領導弁公室主任外交トップ習近平派?

楊暁渡(中共中央書記処書紀、中共中央規律検査委員会書記国家監察委員会主任習近平

陳希(中共中央書記書記中共中央組織部部長、中共中央党校校長国家行政学院院長。習近平とは大学で同室の親友習近平派、党大会代表資格審査委員会副主席

陳全国(元新疆ウイグル自治区委員会書記、元新疆生産建設兵団党委書紀)団派胡錦濤派)?習近平派?

郭声琨(中共中央書記処書紀、中共中央政法委書紀。司法トップ江沢民派。反対派?

7 正国級元老(元最高指導者、元常務委員)※記載序列

江沢民(元最高指導者江沢民派。反対派?党大会開会式欠席

胡錦濤(元最高指導者団派胡錦濤派)。反対派?党大会閉会式直前に追い出される

朱鎔基(元国務院総理)反対派?党大会開会式欠席

李瑞環(元国務院総理)反対派?党大会開会式で全く拍手せず

呉邦国(元全人大常務委員会委員長)反対派?党大会開会式欠席

温家宝(元国務院総理団派胡錦濤派)。反対派?

賈慶林(元常務委員江沢民

張徳江(元常務委員

兪正声(元常務委員

宋平(元常務委員1917年まれ建国以前から共産党員周恩来秘書胡錦濤温家宝を抜擢。胡錦濤江沢民後継者に推薦)保守派。反対派?

李嵐清(元常務委員

曽慶紅(元常務委員江沢民派。反対派?

呉官正(元常務委員

李長春(元常務委員

羅幹(元常務委員)反対派?党大会開会式欠席

賀国強(元常務委員

張高麗(元常務委員江沢民派。2021年に性スキャンダル発覚

8 その他

王毅中央委員。留任)

2021-06-07

胡温体制

これを見るとやはり胡錦涛氏のような人物が続いていれば、中国はいまも大国の道を進んでいたと思う

そんな歴史を見ることができないのは残念である

しかしそれ(膨張・威圧非人主義)が最終的な中国人の民意なのであれば、しょうがないとも思う

理由なしにこの暗黒の8年間を導いたわけではないと思う

胡錦濤中華人民共和国国務院総理指名した温家宝とともに科学的発展観に基づき、1990年代以降に中国社会問題化した改革開放政策での高度経済成長に起因する格差の拡大や環境汚染による公害などに取り組み、「和諧社会」「小康社会」というスローガンを掲げて所得格差是正と安定成長に努めた。胡錦濤最高権力者になってからも、オリンピックとしても国際博覧会としても史上最大規模だった北京五輪上海万博代表されるように経済開発の重視は変わらなかったものの、輸出主導の大量生産社会から内需主導の大量消費社会に転換することを目指した[61]。また、胡錦濤体制では国有企業民営化の動きが停滞し、国家資本主義を支える国有公有経済管理と堅持が強調され、1990年代の「国退民進」と対照的な「国進民退」とも呼ばれた[62]。

胡温体制中国GDP国内総生産)は世界2位となり、2008年世界金融危機の際は当時の王岐山国務院副総理の主導で金融緩和とともに中国高速鉄道網の建設など4兆元の大規模な財政出動内需拡大十項措置英語版))を断行して世界最速のV字回復金融危機脱出させ[63][64][65][66]、中国は当時の世界GDP増加の過半数に関連したことからリーマンショック後の世界経済を救済したと評されるも[67][68]、この投資主導の政策人民元改革とともにバブル経済を加速させてバラマキ財政箱物行政のような無駄公共投資地方融資平台による不良債権などの課題も残したと批判する見方もある[69][70][71]。ただし、農村部住民の足かせとなっていた農村戸籍廃止地域限定で乗り出し、「新型農村合作医療制度」と「都市部住民基本医療保険」の導入で保険制度のなかった農村部都市部統合して2020年までの国民皆保険(全民医療保障)を目指した点は評価されている[72][73][74]。

就任当初多くのヨーロッパアメリカ為政者は胡に対して「隠れた自由主義者」という期待感を持っていた。実際に2002年発生した伝染病SARSに関して前任の江沢民政権ではほとんどの報道規制されていたが、胡就任後には感染経路等の詳細な報道がなされるようになり、胡耀邦の辞任や2008年に発生した四川大地震のような国民の関心の高い出来事に関する報道国内外わず江沢民政権時代に比べ開放路線へと向かった。

しかし、胡はインターネット監視と警告も行っており、江の時代よりも敏感な政治的検閲を行った。2008年チベット騒乱や2009年ウイグル騒乱の際は地域限定インターネット遮断も起きた[77][78][79][80][81]。

なお、2010年2月21日には人民日報運営するミニブログ人民微博」へ胡本人がアカウントを開設したと話題になったが、一言メッセージを残さぬまま、翌22日には非表示となった[82][83]。またことき、濤哥(胡錦濤アニキ、という意味)」という愛称で呼ばれている。

道徳規範

電光掲示板に掲げられた社会主義栄辱観

2006年3月中国国内における多数の社会問題への対応として、胡錦濤は、「8つの名誉と8つの恥」という題目の、中国国民に守らせる道徳規律・「社会主義栄辱観」を公開した[84]。「8つの名誉不名誉」として知られている代わりに、良き国民名誉と考えるものと、恥と考えるものとが要約された、8つの詩趣に富んだ政策が盛り込まれている。いよいよ脆弱になる社会構造の中で主に同世代中国人が関係している金と権力の掌握と、改革開放後の中国がもたらした、ますます増加する道徳心の欠如を、胡錦濤イデオロギー解決する方法として広く知られている。これは中国共産党指導者自身のための基準からマルクス主義者の理論に貢献するものへと変わった。また、各大学への「マルクス主義学院」の設置を推し進めた。

北京オリンピック上海国際博覧会の準備で教室に張られたポスター、街の通りにある旗、そして電子工学による展示板など、普及を促進している。胡錦濤政策は、前任者のイデオロギー、すなわち、江沢民の3つの代表鄧小平理論、そして、時代の中心であった毛沢東思想とは異なり、社会的・経済目標を課すことに反対して徳治主義的に道徳規範を成文化したものへ推移している。

外交軍事

2008年8月ジョージ・W・ブッシュ(右)、ジョージ・H・W・ブッシュ中央)と

2009年バラク・オバマ(右)と

2007年ウラジーミル・プーチン(右)と

2008年BRICsの首脳4人。左からマンモハン・シンドミートリー・メドヴェージェフ胡錦濤ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ

胡は外交政策として、後述する日本台湾の例にある通り江の外交政策修正に集中しており、世界のさまざまな国と関係を強化した[85][86]。

胡はアメリカ合衆国・中国朝鮮民主主義人民共和国三者協議さら近隣諸国韓国日本ロシアも加えた6カ国協議北京主催するなど北朝鮮問題積極的従事している点で、江とは異なる。北朝鮮にとって当時最大の貿易相手経済的に依存し[87]、中朝友好協力相互援助条約で唯一軍事同盟を結ぶ国であることから中国仲介要請した米国に対して江は二国間問題であるとして取り合わなかったが、胡はアメリカの起こしたイラク戦争の衝撃から仲介に乗り出したとされる[88]。当初金正日対話拒否するも、中国が3日間原油を禁輸したことで態度を翻したともされている[89][90][91]。胡は6カ国協議による多国間対話での平和解決基調としつつ北朝鮮への圧力必要性理解し、日米の提案した国連初の対北経済制裁である国際連合安全保障理事会決議1718にも賛成した[92]。

胡は中国和平崛起(英語版)を掲げて中国の台頭は平和安全寄与することを国際社会保証するとし、世界の様々な地域中国人民解放軍などから部隊派兵して平和維持活動(PKO)への参加を本格化させて中国国連常任理事国最大のPKO派遣国となり[93]、特にアフリカを重視してスーダンでの国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団の成立に主導的な役割を果たし[94]、リベリアでは平和維持軍に参加する中国国連への影響力を利用して台湾中華民国)との国交断絶リベリアに行わせたと台湾政府から非難された[95][96]。ソマリア海賊対策では中国人民解放軍海軍艦隊派遣して建軍以来初の実任務外洋遠征を行って真珠の首飾り戦略に基づいた中国海洋進出推し進めた[97]。アフリカ諸国への援助も積極的に行い、アフリカ諸国の首脳を北京中国アフリカ協力フォーラムで集めて胡が行った提案アディスアベバアフリカ連合本部中国資金企業によって建設された[98]。さらに「アメリカの裏庭」ともされてきたラテンアメリカ諸国に影響力を拡大し、中国米州ボリバル同盟南米諸国連合を立ち上げて米国と対決姿勢を強めていたベネズエラエクアドルの最大の債権国になり[99][100]、中南米諸国の首脳が集められたカラカスラテンアメリカカリブ諸国共同体設立会議議長ベネズエラウゴ・チャベス大統領米国批判して胡の祝電を読み上げている[101]。

また、胡は中国の持つ世界最大の外貨準備高活用してアジアアフリカ中南米発展途上国G77)での資源権益獲得だけでなく、アメリカ欧州日本などの先進国G7)にも対外投資を行う走出去推し進めた。中国が最大のアメリカ国債保有国や最大の貿易赤字相手国となって無視できなくなったアメリカでは、中国とあらゆる世界的な問題において協力できるとするG2論が流行するなど中国世界にもたらす影響は胡錦濤の在職中に増大した[86]。

2015-10-30

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日本

共産党幹部は、そんなに高級車に乗り、豪邸にお住まいなのですか?

日本共産党の”赤い貴族問題”と言う陰の歴史から続く党幹部の豪勢な生活は変わらない - 日本共産党の赤い貴族問題

ソビエトロシア東欧

共産貴族 - Wikipedia

その起源ロシア革命にまでさかのぼる。ボリシェヴィキ指導者たちは、貴族資本家から没収した邸宅を所有し、別荘や専用列車なども所有していた。レーニンは、1921年5月19日スターリン宛の書簡

ゴールキ・レーニンスキエ - Wikipedia

労働貴族 - Wikipedia

「全ての労働者平等」の実現をその最大の目的においた共産主義社会主義が発展する段階で、

中央労働組合などに所属する一部の労働者が、

その運動活動過程権力や財力を得て、「全ての労働者平等」とは懸け離れた状態、そのような行為を行っている人物を指す。

ノーメンクラトゥーラ - Wikipedia

ラヴレンチー・ベリヤ - Wikipedia

Amazon.co.jp: ノーメンクラツーラ―ソヴィエトの支配階級

Amazon.co.jp: 新しい階級―共産主義制度の分析 (1957年): ミロバン・ジラス

「赤い貴族」とスカーフの思い出

ニセ「左翼」暴力集団 - Wikipedia

ソ連の行った計画的飢餓「ホロドモール」が残酷すぎる

弁護士会の読書:暗殺国家ロシア

Amazon.co.jp: 暗殺国家ロシア: 消されたジャーナリストを追う (新潮文庫): 福田 ますみ: 本

Amazon.co.jp: ロシアン・ダイアリー―暗殺された女性記者の取材手帳: 本: アンナ・ポリトコフスカヤ,鍛原 多惠子

プーチン露大統領は「汚職そのもの」、米政府高官 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

プーチン露大統領の秘密資産 関係者の証言 - YouTube

プーチン氏は「汚職の皇帝」 反政権指導者が批判 - YouTube


中国

太子党 - Wikipedia - ウィキペディア

中国「太子党」ら、海外蓄財400兆円は氷山の一角だ!

【中国高官・財閥】バカ息子 in USA 車はフェラーリ・ランボルギーニ・ベントレー・BMW【太子党・民青団】

紅の党〔4〕 フェラーリ事故で見えた現代中国エリートの肖像(朝日新聞) - WEB新書 - 朝日新聞社(Astand)

中国 海外逃亡公務員は2万人で持ち逃げ不正資金は17.8兆円│NEWSポストセブン

ロスに出現した中国“愛人村”、富裕層が高級住宅を買いあさり―中国メディア

先進国の移民歓迎政策と中国富裕層の不正蓄財処理が見事に合致

蓄財1.5兆円、周永康は中国一の汚職役人か:日経ビジネスオンライン

中国共産党幹部、京都・河原町に不動産保有、蓄財7000億円

中国の温家宝首相一族が巨額蓄財、総額27億ドル以上=報道 | Reuters

NEWSポストセブン|江沢民氏の孫が1500億円資金調達「金儲けに国家加担」と批難

中国次期最高指導者、習近平氏親族の資産3百億超か 米メディア報道

中国人気紙「急成長を遂げた」鄧小平氏の親族企業を報道「赤い貴族にも反腐敗のメス」 - (大紀元)

中国共産党“失脚”幹部が賄賂で買い漁った割烹旅館の行方は(社会)

「令計画失脚」に見る「赤い貴族」の栄光と没落:野嶋剛 | 中国の部屋 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

【パナマ文書】中国資産の密やかな流出 党幹部の親族も - BBCニュース

【パナマ文書の衝撃】習近平氏から毛沢東まで大物の名が続々 中国は慌てて隠蔽に走り、共産党機関紙の社説まで削除したが…(1/3ページ) - 産経ニュース

【パナマ文書の衝撃】中国の新旧指導者の親族らの名が 故毛沢東主席の孫の夫も 権威利用のビジネス風土(1/2ページ) - 産経ニュース

マンガで知るチベット問題

ルポ「亡命中国人」~電気棒で拷問。強制送還寸前で平穏を奪われた、ある男の告白

バンコク亡命中の中国人「共産党への怒りだけが生きる支え」│NEWSポストセブン

【閲覧注意】中国共産党による人民大虐殺 …『六四天安門事件』(写真65枚)

町山智浩アメリカ日記---「インチキというものは、放っておくと、トンデモないことになるという話。」

NEWSポストセブン|天安門事件ヒロイン柴玲氏 映画の裁判で5100万円支払い命令

香港、「反中」書店関係者相次ぎ失踪の謎:日経ビジネスオンライン


民主化自由化

[HowTo]中国のグレートファイアウォールを突破する方法 学術的アプローチで自由なインターネットに挑む「VPN Gate」

2011-06-11

中国の人物名の中国語読み併記について

http://togetter.com/li/146741

http://alfalfalfa.com/archives/3527728.html

ヤンキー先生教科書で例えば「毛沢東マオツートン」と併記することについて

日教組偏向教育だと言って、賛否両論、話題になっている。

基本的に漢字というのは伝統的に現地読みで読むことになっていて、日本人日本語読みをする。

それは中国人日本人名前中国読みしているのと同様だ。

小泉って知ってる?」って聞いても中国人は誰も知らないが「シャオチュエン」と言えば分かるだろう。

「I'm from 大阪.」って言っても分からなくて、こいつ日本のこと何も知らないな、と思うかもしれないが「ダーバン」と言えば分かる。

「どうせ、カタカナで習ったって発音が通じないのだから教えたって無駄だ」と言う意見もあるだろう。

ならば、漢字を書けばいいのだ。それこそが漢字を用いる日本人の持つ武器だ。

まあ簡体字があるから、また話はややこしいのだけれど。

しかしながら、実際のところこれが大きな問題となるのは

海外の人たちと中国人名前が話題になったときである

Mao Zedong,、Deng Xiaoping,、Wen jiabao,、Hu Jintao。

これらが誰を指しているのか分かるだろうか。会話で、あるいは海外ニュースで出てきたときに分かるだろうか。

からないのは多分日本人だけで、「Who is Hu?」なんて聞いたら笑われる。

それぞれ、毛沢東、鄧小平温家宝胡錦濤中国語読みであり、世界共通語だ。

それは地名でもそうで、北京=Beijingあたりは分かるだろうが、四川=Sichuanなど大抵の人には分からない。

他の国に比べて日本人中国都市名や人名を知っているのに、いざアルファベット表記になるとほとんど知らない。

中国をバックパックで旅行中、外国人と話しているときに、地名が出てこなくて馬鹿にされたのを思い出す。

まり、「武漢西安そっから四川に行くんだ」と言いたいのにWuhan、Xian、Sichuanがぱっと出てこないし、言われても分からないのだ。

俺は漢字が読めて書けるんだぜと言いたかったが、彼らにとってそんなのはどうでもいいことだ。

実際、鄧小平に関してこんな話もある。http://www.silverboy.com/silverboy/op200022.htm


このような中国人名、地名中国語読み全部を義務教育で教えるべきだとは言わない。

ただ「毛沢東=マオツートン」と併記することで、中国では漢字の読み方が違うんだという重要な知識を教える一歩になると思う。

実際、かなりの人は「モウタクトウ」と言えば、「シセン」と言えば、通じると思っているのではないだろうか。

これは、中国経済的にも文化的にも政治的にも存在感を増していくなかで

日本が共通の漢字を使っていることで生じている重要な問題のうちの一つだと思う。

_________________

《追記》

id:menaが教えてくれた平凡社中国語表記ガイドライン。つい最近だね。ありがとう

学術的な根拠も含めて色々面白い。是非読んでね。文化雪かきhttp://www.heibonsha.co.jp/cn/

2010-12-26

会計財務、もっと根本的には資源の配分というマインドに弱い人はリーダーになれないし、なるべきでもない。
2010年12月26日 ー 日本は発信後手で援助外交脱皮ならずー~アジアエネルギー最前線

2010年12月26日 ー 日本は発信後手で援助外交脱皮ならずー

日経の記事だが,「国力が衰えても,外交力はしばらく高止まりする。英国は影響力をうまく保った一つのだが,はたして日本はどうなるか」,と問いかけている。米国の陰に隠れて生き延びるのか,しか米国も全く実力がない国との同盟には,熱意を持てないだろう。人口も減ってくる。10年前には,我々の感覚としては,ベトナムタイは7,8千万人で,それに比べ日本は1億,と言う感じだったが,タイベトナムと肩を並べることになる。

私は,カンボジアミャンマーを見ていて,もう中国の資金力には太刀打ちできない,諦めた,と思っていた,多くの私の友人もそう思っていただろう。昨日のNHK海外ニュースアフリカアンゴラが出ていた。私の友人がJICAの仕事最近アンゴラに出かけていたが,何を今更,と思っていた。完全に中国経済に抑えられたアンゴラにJICAが出ていっても仕方がないだろう,と。しかしそうではなかった。

2008年7月には原油が最高値バレル140ドルをつけていた。このときアンゴラに対する中国経済介入が最高に達した頃だ。その後,あっという間に原油価格は下がり,2009年初めには40ドルまで急落している。この時点で,アンゴラはこれ以上中国元の支援が得られない金融状況に追い込まれた,返済できなくなったと言うことか。慌てたアンゴラ政府は,支援先の多様化を模索した

この事情を見た米国クリントン長官は,アンゴラを訪問して,金融面で一カ国に頼りすぎる危険を説いた。この新しい情勢に刺激された日本企業が,アンゴラへの積極的進出に出始めた。テレビでやっていたのは双日担当者で,どうしても会えなかったアンゴラ工業大臣が,やっと双日との面談を受け入れた。アンゴラには,このような意味で,新しい風が吹き始めているようだ。

その後,クリントン長官カンボジアプノンペンを訪問して,経済的に一つの国に頼りすぎることの危険性を説いて回っている。あの時は,長官は何を根拠に,と思っていたけれど,昨日のテレビを見て,クリントン長官アンゴラの例からカンボジアに注意を喚起しようとしたのだと分かった。あの当時,カンボジアのフンセン首相は,経済的にも政治的にも,中国以外の国には口も聞かない状態に陥っていた。

特に中国場合は,余りにも無条件の経済支援に,申し入れを受けた国々は,何の疑いもなく中国の資金力の膝下にひれ伏している。インドネシアも一時危なかった。カラ前副大統領北京を訪問して,「中国政治体制は最高だ,見習うべきだ」,ととんでもない発言して,第一次クラッシュプログラム,10,000MWの80%の資金を中国元で決めている。その後,中国姿勢に変化があり,インドネシアはその危険を自覚した

タイが攻め込まれている,北のノンカイからバンコクを経てシンガポールまでの高速鉄道建設を迫られている。タイ鉄道大臣北京に呼び寄せられて,何を躊躇しているのか,資金も技術人材も,何も心配することはない,後は着工するだけ,早く決定してくれ,と迫られている。さすがにタイである,この中国の申し入れに対して,タイ国会が首をかしげている,一体誰がこの高速鉄道の客になるのかと,即ち採算無視である

インドも無謀な中国の申し入れに困惑している。インドタイは,カンボジアミャンマーと違って魂まで中国に売ることはしない。石炭火力の超臨界機器を売り込み,リライアンスの4つの石炭火力で,15,000人の中国人ビザ受け入れを迫られ,内務大臣が唸っている。一カ所の発電所に3000人の中国人が必要,と上海電気が説明しているのである

実は我々は,強大な中国の資金力と,人権環境に条件を付けない中国アジア進出に打つ手なし,と諦めていた。Jパワーなどは,中国が出てきたところで,ダム石炭火力からは手を引く姿勢を示していた。しかしここ一週間ぐらいで,情勢は大きく動いている。資金面で国際協力銀行が大きく動く気配を示している。JBICの独立は,政府JBICの政策に沿って,日本金融資産などをベースに大きく起債できる可能性が出てきた。

「兆円オーダーのプロジェクトを年間20兆円レベル投資」,と言う政府の端的な考え方は,十分に中国現場で戦えるレベルである。ただ人権環境が大きな日本の壁ではあるが,これは逆に日本武器はなかろうか。中国が,人権環境はおろか,プロジェクト経済無視の姿勢で押してくるなか,開発にはどの様な考え方が必要か,日本側は相手国に説明してかかる,必ず先方政府には理解出来ると思う。

中国に比べて日本には資金力がない,と言うのは妄想はなかろうか。個人の金融資産年金基金郵貯基金など,これらを動員する理論の欠如や受け皿機関が収縮してしまっていたのではなかろうか。少なくとも,国家財政の半分以上は海外活動で調達しなければならない現実の前,何を恐れる必要がある,インドの超臨界機器タイの高速鉄道ミャンマーカンボジアダムインドネシア石炭火力等々,

中国の向こうを張って戦うべきではないか中国は無条件だ,と言うけれど,その無条件に従って中国依存に突っ込んでいくと,将来どの様な困難が待ちかまえているのか,何も遠慮することはなく,説明してあげてはどうか。採算無視の政治案件旧ソ連崩壊を招いたように,中国の言うとおりに進めると,自己破産に繋がる可能性が高いと。とにかく,JBICを先頭に立てて,大義名分海外投資の体制を立て直して欲しい

私が,日本国家を論ずるときに,企業海外進出が必要,と言っているのは,日本国内での成長は望め得ないと言うことと,日本の周辺に年率10%近い成長を続ける経済環境存在するからである国内だけ考えると,日本人はまます小さくなって行く。日本政府は本当に無茶苦茶である税金が40兆しかないのに90兆の国家予算である,誰も文句を言わない,90兆全部を国債で賄っても,鈍感な国民は何も言わないのか。

国債1000兆まで積み上げても何も起こらないのであれば,国家予算は当面全額国債で賄ってよいのではないか増税対応,と言っているけれど,出来る増税は焼け石に水だろう,増税しても意味はない,今年も来年も45兆ぐらいの国債,2年で90兆を発行する覚悟なのだから,今年90兆の国債を発行しても,大きな違いはなかろう。要するに,税という古来の概念国債に変えるだけである

国債を買える人が国家財政を支える国,とうものがあってもよいと思う。今年も国債の売れ行きは順調のようである国民は貯蓄の一つの形態として国債を買う,好きなとき日銀に行けば,いつでも現金化できる,日銀にどれだけお金があるのか,どれだけ紙幣増刷できるのか,それはブラックボックスであるインフレ数字だけを気をつけて見ていればよい,と言うことになる。野田さんは44兆に抑えたと言うが,何の意味もない。

パキスタンに対して,米国テロへの対策が生ぬるい,と非難している。中国温家宝首相は,パキスタンを訪問しパキスタン国会で演説をして,パキスタンテロ対策は素晴らしい,とブチ挙げた。余りに無責任温家宝首相に,米国は怒っている。途端に大規模な自爆テロ,43人が犠牲になっている。温家宝は何を考えているのか,と言わんばかりにオバマ大統領が非難声明を出した

中国は,自分国境回りを一生懸命属国化しようとしている,中華思想の根幹なのである北朝鮮問題など,如何にも真面目に6カ国協議のなかで処理しようとしているかに見えるが,北朝鮮韓国と対峙させながら軍事大国にしようとしている,と考えれば,中国北朝鮮への弱腰が理解できてくる,見せかけの弱腰で,朝鮮半島統一など,中国ある限り,夢のまた夢だろう。パキスタンミャンマー問題も皆同じだ。

ネパールのアッパーセティ水力に,ADBが詳細設計の資金を供与する,2012年まで作業が必要と。ネパール政府は,乾期に電力不足が起きるのは,貯水池式水力が少ないから,として,この水力を頼りにしている。ネパール貯水池計画には難しいところがある,大量のヒマラヤからの流砂である。超大規模なら流砂対応は可能だが,このアッパーセティには,規模から見て,設計に難しいところがある。

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

2010-11-29

http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news.htm

2010年11月28日 ー パキスタン温家宝に150億ドル期待ー

パキスタンの人は,個々には優秀な人が多い。昔のイスラマバードのJICA事務所でも,彼等を重く使っていた。事務所に入ると,ずらりと窓側に並んだパキスタンスタッフが立派な髭を蓄えて悠然と座っている姿を見ると,一見,日本人スタッフが使われているような錯覚に陥る。私たちをパキスタン北部の辺境に案内してくれたパキスタンスタッフは優秀で,かなり突っ込んだ議論が出来る。

雪の降りそうな初冬だったが,パキスタンの山奥深く分け入って,雪に霞む村落を眺めていると,人口1億を超すパキスタン構造が見えてくる。どこまで入っても人が住んでいる。チトラルを見上げるところまで入ったが,最後は泊まるところを捜して,一軒家を見つけ,電灯のないところで長靴を履いたまま一晩,眠られぬ夜を過ごした。帰途,スワット平野ホテルが,随分立派に見えたことだった。

この間,殆ど女性の姿を見ることはなく,途中ですれ違っても,顔を見せずに隠れて去って行く,イスラマバードに帰ってきて,顔を見せて颯爽と歩いている女性を見ると,こちらが恥ずかしいような錯覚に陥る,あの平和スワット平野は,今はアルカイダで厳しい状態が続いているという。イスラマバードホテル、奥さんを現地で亡くした日本人観光客に会ったが,奥さんは唐天竺を求めて来られた,幸せでしょう,と慰めてあげたことだった。

それほど奥の深いパキスタンであるが,しかし一方で,政府官僚傍若無人,無法な社会に戻ると,思わず印象は一変する。北西辺境州で州政府中央官庁が頭から対立していて,日本ODAの訪問も,その対立の前では忘れ去られる。結局あるプロジェクトの協定書に署名が出来ず,ペシャワールからイスラマバードに引き返したが,救急車が来るたびに,おい,サインを求めて追っかけてきたぞ,と冗談を言っていた。

帰国の空港についてパキスタン航空のチェックインカウンターに行くと,チケットの再確認の欄がペンで書いてある,無効だという。何を言っているのか,と大げんかをして手続き進めたが,単独出張のOECFの方は,結局載せて貰えなかった。当時はビジネスクラスで,機内に乗り込むと,軍人らしきグループが席を占めている,席のない軍人パイロットの横に潜り込んでいる,彼等を載せるために,我々のチケットを無効にしようとしていた。

アフガニスタンの問題が起こってから,米国を初め西側諸国はパキスタン支援を強化して行き,日本ODAでこれを支援する姿勢にあったが,JICAの緒方理事長もあるインタビューで,パキスタンは我々は入れない,と難しい治安問題を語っていた。しかパキスタンは,無尽蔵とも言えるような中国の資金攻勢に完全に征服されかかっている。結局,ミャンマースリランカカンボジアのように,心も売り渡す状況にある。

パキスタンのザルダリ大統領は,3ヶ月に一度は必ず北京に行く,と宣言して,北京で幹部に会って貰えないときは,雲南省昆明上海に回って,中国企業との会談に明け暮れている。パキスタンは電力不足で,政府国民を宥めるために大規模ダムの推進を喧伝しているが,なかなか資金が集まらない。それでも,中国企業によるダム建設約束が進んできている。原子力も含め,中国はそこまでパキスタンを支援出来るのか。

中国は,ミャンマーインド洋への進出拠点を求め,スリランカに手を差し伸べて,資源ルートの開発を進めており,最近は,ラオスを経てカンボジアに至るルートも開発している。パキスタンはそれこそ中国にとって,インド洋進出への第2のルートなのであるカラコルムハイウエーは実質中国が開発したものだが中国領の新疆ウイグル自治区jからこのルートを経て南下が可能である

これに,南西部のグワダール海港を繋げば,立派なエネルギー回廊が完成するわけで,この意図パキスタンの利害とも一致している。パキスタンは,イランからのガスパイプライン完成が一つのであるが,協力が出来そうな雰囲気であったインドへのパイプライン延長は,結局,パキスタンへのインドの警戒と米国が,イランインドとの繋がりを警戒して反対に回り,結局インドイランからのガスパイプライン構想から離脱した。

中国温家宝首相が,この12月半ば,イスラマバードを訪問する。今日パキスタン紙の記事では,パキスタン外務省が殆どの関係省庁に文書を回し,至急,中国との間で結ぶべきプロジェクトの協定書を準備せよ,と要請した。それはエネルギー問題と道路建設が主題で,電力では,タールの石炭火力,チャシュマの原子力インダス川上流にある大規模ダムなどで,パキスタンは150億ドルに上る支援または投資を期待している。

パキスタンが特に重要視しているのは,中国意図に沿ったエネルギー回廊の完成である。それは,中東の目の先に位置するグワダール港の整備,グワダールからケッタまでの道路整備,これをアフガニスタン方向とカラコルムハイウエー方向に連携する道路の整備,そうして究極は,イランのガスをイスラマバードを経由して中国新疆ウイグル自治区に繋ぐことであるパキスタンも,身も心も中国に売ることになる。

パキスタンの電力事情は厳しい,長期に亘って計画停電が続いている。政府は,大ダムが出来れば問題は解決する,もうすぐだ,と国民を宥めようとしているが,大規模ダムがそう簡単に出来るわけはない。それでも今日パキスタン紙は,電力の関する目標値を詳しく記事にしている。出所は,国家送電公社NTDCの資料のようである,折角だから,ここで順を追って数字を拾っておきたい

政府は2011年末の発電設備を,22,697MWとしており,これに対応するピーク需要は,21,705MWである。このピーク需要を満たすために必要な発電設備は,2,7131MWで,不足分は,4,434MWである。2012年には,ピーク需要は,2,3441MW,必要な設備は,29,301MW,不足は5,513MWに広がる。2013年には,ピークは25,306MW設備計画では,26279MW,必要設備は31,633MW,不足は5,354MWである

.同じように,2014年では,ピーク,27438MW,計画は,29,405MW,必要は,34,298MW,不足は,4,893MWである。2015年では,ピークは29463MW,計画は,33,630MW,必要は,36,929MW,不足は,3,199MWである。2010年時点の現状は,設備が,19,246MW,有効出力は,17,779MW,夏期の有効は,14,840MW,冬季になると激減,12,482MWである

WAPDAの水力設備は,6,444MWであるが,夏期には,6,250MW,更には冬季には,2,300MWに落ちる。GNCOSの設備は,4,829MWで有効は,3,580MWであるが,夏期には,2,780MW,冬季には3,222MWに落ちる。IPPは,設備が,7,911MW,有効が,7,695MW,夏期には5,750MW,冬季には,6,900MWであるレンタルは,約60MWである

明日から,黄海に於ける米韓軍事演習が始まる。中国の警戒に対しては,米国は一応公海上,として強硬の構えである。今後,南シナ海東シナ海制海権に対して,どの様な示唆があるのか,注目するが,中国で建造中の空母が完成すると,話は一変するのか。ベトナムにしても,マレーシアにしても,フィリッピンにしても,インドネシアにしても,目の前に中国空母を見ながら,石油生産を行うことになるのか。

昨日も書いたが,中国に言いたいのは,北朝鮮ミャンマーに対して,彼処までコミットしながら,北朝鮮の核,北朝鮮の砲撃,北朝鮮拉致ミャンマーの核開発などに対して,何も言えないのか。返って中国弱腰を追求する必要がある。説得できないなら,中国グルなのか,と言われても仕方がない。そんなに弱腰なら,経済的支援や目に余る投資を止めるべきだ,という世論が興るだおる。

この一触即発の東アジアの状況の中で,フィリッピンアキノ大統領韓国からの5万人のフィリッピン人の避難を受け入れて欲しい,と言っている。これは面白いいかである。まだ起こっていない状態を材料に,日本踏み絵を迫ったような感じ。広くフィリッピン看護士を受け入れる体制に日本はあるが,本気かどうか試されることになる。5万人を日本国内で自由にするのか,出来るのか,日本にとっては難問である

2010-10-30

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101030-OYT1T00527.htm

日中首脳、ハノイの会場控室で10分間会談

 【ハノイ向井ゆう子】菅首相は30日(日本時間30日)、ベトナムハノイで開かれた東アジア首脳会議の会場の控室で、中国温家宝首相と約10分間会談した。

 福山哲郎官房副長官によると、両首相は29日に日中首脳会談が行われなかったことについて「残念」との認識を共有し、今後改めて時間を取って会談の機会を調整することで一致した。両国戦略的互恵関係を推進することなども確認した。

 日本側は中国語英語通訳が同席。中国側は英語通訳だけだった。

2010年10月30日16時47分 読売新聞

ここで菅直人温家宝に「トラストミー」とか言ってたりしたら笑えるんだが。

2010-10-26

http://www.hokkaido-365.com/news/2010/10/post-1359.html

 「BNNプラス北海道365」は、毎週新たなテーマを設け、読者のみなさんが参加する「365アンケート」を実施しています。

 中国は、沖縄県石垣市尖閣諸島沖で9月7日に中国漁船海上保安庁の巡視船に衝突、船長逮捕された事件を機に、東シナガス田開発に関する日中条約締結交渉を延期するなど、さまざまな「対日強攻策」を繰り出し、日中関係は一時"一触即発"の様相となりました。

 しかし、10月4日、菅直人首相温家宝首相ブリュッセルで会談、戦略的互恵関係を進展させることを確認、河北省で拘束されていた建設会社フジタ」の現地法人社員高橋定氏も10月9日解放され、収束に向かっています。

 船長の釈放は、中国の強攻姿勢に屈服した格好ですが、政府与党は、漁船衝突時に海上保安庁撮影したビデオを全面公開せず、一部の国会議員に限って開示する方針で検討しています。

 365アンケートは、10月11日から17日までの1週間、「尖閣諸島漁船衝突ビデオは公開すべきですか?」のテーマ実施しました。

 アンケートの期間中、726人の方に参加していただきました。設問と投票結果は以下のとおりです。

 (1)海上保安庁撮影したビデオは公開すべきですか。

 ・全面公開すべき 707票

 ・公開は一部の国会議員で良い 5票

 ・公開すべきでない 10票

 ・無回答 4票

 (2)「全面公開すべき」と答えた方にお聞きします。次の中から最も妥当な理由をお選びください。

 ・非はすべて中国側にある 220票

 ・今後、同様の事件を起こさせないため 155票

 ・領土問題存在しないことを知らしめるため 41票

 ・その他(自由記述) 291票

 <「全面公開すべき」と回答した方の主な自由記述

 「何が起きたかを知ることがその後の対応の前提となる」

 「なにが真実かを明らかにするため」

 「非は全て中国側にあると思うが、そうなると話が終わってしまうから、そこはこらえてビデオに映った映像に冷静に語らせるべき」

 「衝突の経緯を客観的に判断するため」

 「特に現在政府や一部の政治家の判断にゆだねたるべきでないと感じている。皆、真実を知りたいと思っている。広く公開し、専門家映像解析結果や、国内外の人々の意見を問うべき。事実を隠蔽し議論を封じ込めるのでは、某国と同じになってしまう。より良い関係を構築していくためには、歪曲、推測ではなく、事実に基づいて議論を重ねることが必要だと考える」

 「日本人海上保安庁名誉の為」

 「100パーセント非は中国にあり、我が国が中国に配慮する必要は、全く無い。ビデオを公開して、中国人にも真実を知らしめるべきである。数千人規模の国民が参加した中国に対する抗議デモを全く報道しなかった日本マスコミ。一体この国は何時からこんな腰抜け国家になったのか暗澹たるものがある」

 「今更ビデオを公開しても遅すぎだ! はっきり主張するところは主張しないと中国になめられる。しかし、遅すぎてもビデオの公開はするべきだ。今後の対中国外交のためにも、中国側が主張してきたことが間違っていることを世界に向けて発信する必要がある」

 「チベット問題はもう忘れたのか?(黒を白と平気で言える国だぞ)賄賂権力蔓延する国です。自分の非を認めることはない。民主的思考が通じない相手に民主的解決など無理な話」

 「恐らく公開したとしても中国は難癖をつけるか、もしくはビデオの件をスルーして領土問題に話を戻すだろう。けれども、公開しなければ後々に、ことあるごとにこの話を持ち出されるだろう」

 「中国勝手に、自分達を正当化する嘘の衝突を既成事実化しようとしている。自分達の論理正義

 「こんな当たり前の事もできない民主党はさすが反日政党だ」

 「公開しない限り、国民政府への不信へと繋がるのは明らか」

 「『知る権利』はどうなった、民主党さん?」

 「ぶつけられた時直ぐに公開すべきであった」

 「悪徳中国相手の領土問題ですから当然公開すべきです」

 「このビデオを公開したら。さまざまな事態が生じる。それに対して今の政府責任逃れをしている」

 「日本外交力にはウンザリ

 「公開しない理由がわかりません」

 「有利な外交を進めるためのカードだ。慎重論者は外交音痴はなはだしい」

 「国民に知らせないのは中国のやり方」

 「領土問題国民には知る権利あるでしょう。次の選挙をきちんと考える上でも必須のアイテム

 「10.2尖閣渋谷2600人デモ当然や。なぜ報道しない大マスコミ

 「船長逮捕した事が、体当たり危険行為を犯したことを明確にすることにある」

 「中国への配慮は必要だが、それ以前に、既知の内容が公開されないのは国民主権の原則からしてもおかしい。オープンな議論がなければくすぶりが増えるだけ」

 「中国犯罪行為を世界に知らしめるべき」

 「単に菅氏と仙石氏が自己保身を図っているだけ」

 「公開しないと日本捏造したのではと世界から疑われる」

 「全世界に同時発信してごらん!我国にそんな度胸無しと思っている敵は世界を相手に必ず困窮する」

 「国民が判断してやるから公開せよ。反日民主党には任せられない!」

 「海上保安庁が撮ったビデオ納税者である国民が見る権利があると思う。すぐやれ」

 「前線で領海を守った正しい行動をなぜ隠すの?」

 「国民に嘘をついて開き直る民主党国民を愚弄するのもいい加減にしろ!」

 「決断ができないんだ。グズグズしてる間に機会を失う」

 「日本の領土・領海内での出来事でしょう。一刻も早く、国民に公開するべき!!!

 「国会菅さんが、まだ見てない発言には驚いた」

 「政治の醜悪な部分ばかりを見せられますね。たとえ醜悪であっても、それが国民利益になるような醜悪さならまだいいのですが、ただ低劣でみっともなく、みじめなだけの醜悪さなど、これ以上見せられるのは御免被りたいところです」

 「市民運動出身だろうと何だろうと、要は社会常識、一般常識、世知の類があれば分かることが、現政権上層部には全く分からないようだということが問題なのだと考えます。私はむしろ、外交は人と付き合う当たり前のルール、原則、姿勢を踏まえていればそれでできるものだと思います。要は、彼等はそういう社会人としての当たり前のことすら理解できていないのだろうと・・・」

 「ノーベル平和賞ニュース、『ざまあみ中国!』の気持ちで聞きました(笑)中国に留まりながら現政府を批判するのは中々出来ることではありません。私は中国人があのメンタリティを変えない限り民主化も他国との平等な関係もムリだと思っていますが、今回のニュースは傲慢な独裁国家に鉄槌をくらわす良いニュースだと思います。仙石さんがどう発言するのか聞きたいですw」

 「誰が問題を起こして、誰に責任があるかはっきりさせるため」

 「諸外国に対して日本に非が無いことを明らかにするため」

 「真実を隠すと言う意味では日本中国も同じか」

 「情報を発信しないのは敗北と同じ」

 「民主の発想の逆やっておけば間違いない気がするんだが」

 「後ろ暗いところがないなら、さっさと衝突ビデオを出せ。事は民主党党利党略を越えてるぞ」

 「普段『権力のチェック機関』を自任してるマスコミの皆様はなぜビデオ公開を政府に要求しないのでしょうか?」

 「民主党による日本国益バーゲンセールですね。実際はバーゲンどころかタダでやってんだけどw」

 「この問題、不起訴不当って事で検察審議会に提訴出来ないのかな?」

 「もはや民主主義国家じゃないね。国民感情を、政府の都合でコントロールするために情報統制するなら、それは最早戦前日本と変わりない。これに追随している大手マスゴミは、民主主義において、国民の知る権利のために戦うべきジャーナリストとして、最低限の矜持すらないのか。恥を知れ」

 「支持率急低下→民主嫌々ビデオ公開。これが国民にとってのベストシナリオだと思う。保身の為なら中国とのビデオ非公開の約束裏切りそう」

 「ビデオを見せればますます支持率が低下すると思ってるから見せないんじゃないか?」

 「犯罪者はどこにでもいる。日本にも中国にも。犯罪者犯罪を犯すことに対していちいち国民感情燃え上がるわけなどなかろう。国民感情は、犯罪者を釈放したバカな政府に対して『ふざけるな』と燃え上がるだけだ」

 「日本国民感情は、どうでもいいわけだ。民主党の政策スローガンは、中国国民の生活が第一なのね」

 「ここまでの売国をやられちゃ、日中戦争より日本国民vs民主党内戦勃発が先に起きるな」

 「"非公開"じゃなく"隠蔽"って言葉 使っていこうぜ」

 「劉氏をあえて選ばなくてもいいのに選んだノルウェーとえらい違いだね。公開しなきゃいけないのに中国様のために隠蔽するんだから」

 「日本人に残されたオプション政権転覆ぐらいしかないんじゃないのか。我々の意志とは異次元政治だろ」

 「早く公開しなさい。公開しないから中国があんな強引な態度とっているんだよ。ノーベル平和賞で追い詰められてる中国に追い討ちをかけるチャンスじゃないか。散々追い詰めといて、こちらに有利な外交を進めるのが賢いやり方だよ」

 「どちらの言い分が正しいか見極める為、長くても全録画を公開するべき」

 「ビデオ日本がぶつけたのか、中国がぶつけたのかをハッキリさせるため。今の時点で、中国が悪いとは言い切れない」

 「中国の主張とビデオの内容を比較し、世界的に法治国家では無い中国依存する危険性を伝えるため」

 「民主党ビデオ公開とともに、中国人船長を釈放した理由を日本国民と全世界に対して明確に説明する責任があるから。『国民1人1人が自分の問題として捉え』るべきと首相が訴えるならば、その国民事実を公表するべき。また、中国側の主張の正当性についても、ビデオ公開による事実の公表がなければ判断は不可能。現時点では中国のみが主張しているために、諸外国からも『日本に非がある』と受け取られかねない。この状況を一刻も早く脱し、日本側の主張に筋を通すべき」

 「中国政府日本の巡視艇がぶつけてきたと国民向けに発信し、それを信じた中国国民反日思想が高まっている。全てを明らかにし、その上で日本政府対応を含む全てを検証すべき」

 「客観的事実を知らしめるため。政府情報公開責任がある。また中国側の主張に対して証拠を世界に示すことで西側を中心としたメディアを通じて中国の今回の対応がいかに異常であったかを知らしめる必要がある。結果彼らからの『中国脅威論』を中国自身が一番嫌うため日本に対しての態度や行動の抑制になっている事実は今回の件でも明らかである」

 「菅首相は8日の代表質問では『最終的に外交の方向性を決めるのは主権者たる国民だ』と言いながら、ビデオ公開には後ろ向きの姿勢でした。これほどの欺瞞はありません。国民の目に目隠しし、事実を知らせないでおいて、外交責任政府国民で分かち合おうと呼びかけるなんて、なんて厚かましくも卑怯なのか。『何でこんなに明らかなのに、今まで隠匿していたんだ』という国民の怒りが自分たちに向くのを恐れているとしか思えません。政府には前非を悔い改め、一刻も早く、ビデオを全国民の目に触れる形で公開することを望みます。それとも、また卑怯な手段でごまかそうとするのでしょうか」

 「国民を信用するのであれば、ビデオを公開すべきです。公開すれば、全ての国民正義民主党に向かい政権が無くなるを恐れているとしか考えられません。日本国存亡の時、馬鹿民主党政治家なんぞに国の行く末を、曲げられてはたまらない!」

 「のらりくらりと逃げまくった挙句、結局出さないでしょう。臆病で胆力のない人間政治家になるのは駄目です。今の日本はそういう輩が官房長官首相になっています」

 「検察外交判断した案件を理解する為」

 「柳腰・・・民主党外交政策を端的に表している言葉ですね。鳩山首相ルーピーに続いてしっくり来ます。船員の解放中国に媚を売ったつもりが、更に要求が強くなり、譲歩を繰り返す拙劣外交柳腰外交と称しているのでしょう」

 「これまで万年野党議員をやってきた者が、昨年から政権与党になったが、内閣あるいは政権与党の一員としての自覚など皆無という事ではないか。民主党政権政権をナメているとしか思えない。かれらにこの国の現在そして未来に対して責任が取れるのか、あるいは責任を持つ覚悟があるのかどうか聞いてみたい」

 「犯人を釈放し証拠として不要になった以上、原則公開すべき。これは見せるとまずいから非公開などと勝手に決め込んでるが、何様のつもりかと言いたい。それでも断固非公開にすべきという考えがあるのなら、その明確な理由を堂々と気概を持って説明すれば良い。それもしないでこそこそとお茶を濁すなら、卑怯者内閣と呼ばれても仕方あるまい」

 「相手は無数の核兵器を保有した一党独裁体制であり、国境線すら認めず、他国には堂々と内政干渉をし、その一方で自国の批判は決して許さない、という我々が通常認識している『国家』の範疇には入らない『バケモノ』なのだということを、一人でも多くの人に認知して頂かねばならない。そして、そのバケモノの顔色を窺い、媚びを売る『柳腰外交』を信条としているのが、民主党内閣であるということを」

 「何もやましい事が無いのなら世界に向けて日本の取った行動は間違いではなかったでしょう?と世界にアピールすべきです。同じ日本人でも政府の行動が理解できないのに外国人が理解できるとは到底思えません」

 「尖閣ビデオの公開要求が衆院予算委で決議されましたが、政府内ではまだ隠蔽の方向で検討がされているようです。公開するかしないかの判断権地検にあると思っていたのですが、最終権限は政府にあるのでしょうか。今回のようなケースは過去前例がないので正直なところよくわかりませんが、捜査権や起訴権限を持っているのは地検であるのに、ビデオ公開の権限が政府にあるというのはおかしい気がします。仮に政府にあったとしても、首相でもない仙谷官房長官に判断を一任という対応も全く理解できません。政府内でも反日政策の急先鋒である仙谷氏に一任ということは、公開しないという判断とほぼ同意です」

 「隣国には外交という概念が無い。当然、友好という概念も無い。あるのは、四方は全て獣であり、その『中』央に位置する民族だけが『華』である、という自己中心主義の極みともいうべき病的発想である。『中』『華』民族が、獣と交渉するはずがない。友好関係を持とうなどと考えるはずがない。彼等には、世界中の国々が認めている『国境』という概念すら無い。彼等は、国の境を『辺疆』と呼び、その独特の歪んだ発想を他国に押し付けている」

2010-09-26

やっぱ鳩ポッポって駄目だな

どうも女々しくて政治家としては好きになれないな。

下記は本日までの彼の発言等。


総理大臣を務めた場合、退任後の衆議院選挙には出馬せず議員辞職する」と発言

 ↓

総理就任

 ↓

普天間問題でボロボロになる(自業自得

 ↓

総理を辞任(当然の流れ)

 ↓

北方領土問題を含め、外交をやりたい」と言い出す

 ↓

議員辞職の件もあいまいになってくる

 ↓

民主党代表選で妙な動きをし、「いったい僕はなんだったんだろう」と不思議な事を言い出す

 ↓

今回の尖閣諸島の問題で「自分首相の時代に温家宝首相との間でホットラインを作った。それは菅首相に引き継がれているはずだ」と、まるでホットライン自分の実績だと強調する始末

 ↓

そして「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国温家宝首相と腹を割って話し合えた」と後出しジャンケン発言


そもそも恩があるから小沢を総理にしたいなんて話は国民不在のど~しようもない考えで、そんな理由で総理を決められたらたまらん。仲良しグループ学級委員長を決めるんじゃないんだからさ・・・・・・

2010-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20100924184046

自民党ならむしろ火種が大きくならないうちに送還して、中国に貸しを作っておくだろうな。

民主は騒ぎを大きくした上に、温家宝まで出てきたら釈放した、みたいな印象を世界に振りまいたな。

しかも、那覇地検の「日中関係に配慮」と名言させた。こんなのただの地方検察庁が本当に主体的にやったとしたら越権行為でしかない。

そこは上手くごまかしとけよ、と。

2010-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20100120111537

ごめん、僕もよく分からない。

聞き取りで、日本語読みと英語読みの「音」が違うことに困惑することとか、

(たとえば、「オン・カホウ」と「ウェン・ジバオ(Wen Jibao)」、「ペキン」と「ベイジン(Benjin)」)、

読み取りで、漢字表記は見慣れてるけど英語表記に見慣れてなくて困惑することとか、

(たとえば、「温家宝」を字を見て(ここから追記)、オンカホウとか読めそうだなー、あっ、(ここまで追記)中国の偉いさんかーとか「北京」の字を見て中国首都かーとかは直感で分かるけど、

「Wen Jibao」や「Beijin」の字を見ても、えーっとこれって英語だとこれで日本語だと、あーアレかーと思い出す時間が必要)

そういうのはあるけど、聞き取りの時にイチイチ漢字を思い出しながら理解する経験が、僕には殆どないので、あなたの感覚がよく分からない。

(追記)

と、いったん書いたあとで元の投稿を読み直してみたら、たぶん上の僕の言ってる感覚と似てるのかもしれない。

読み取りで、字面から意味を理解するまでのプロセスが、日本語の場合と英語の場合で変わるから、ちょっとメンドクサイって話ね。それは理解できる。

http://anond.hatelabo.jp/20100120111537

日本人漢字を読んで「温家宝=温かい、家の宝」で「おんかほう」と

まず意味から認識するから

?????

中国語英語にすると意味がまるまる抜け落ちる

英語ニュースを読んでてWen Jibaoって誰よ?思ったら、

温家宝のことだった

日本人漢字を読んで「温家宝=温かい、家の宝」で「おんかほう」と

まず意味から認識するから、ウェンジバオなんていきなり音を出されても

当惑する

英文で中国関連のニュースを読むのは非常につらい

2009-10-24

小鳩政権の「東アジア共同体」って、もはや時代遅れじゃありませんか?

注目の新語登場。「ASEAN+1」って何だ? 

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前にも書いたが、鳩山首相がNY国連総会出席のおり、到着してすぐに会ったのが胡錦涛主席だった。予定を一時間ちかくオーバーして、「東シナ海友愛の海に」とか、美辞麗句を並べた。

とりわけの注目は「東アジア共同体」である。

鳩山首相の説明を胡は「ふむふむ、聞いておるぞ」とひややか、その日、筆者は中国にいて中国報道ぶりを見ていたが、東アジア共同体論議は、すでに中国では「終わっている」という印象を抱いたのである。

おそらく中国日本の主導権を排斥し、独自のアイディアを抱いているに違いない、と踏んだ。

なにしろ2020年中国海軍空母二隻体制となれば、東シナ海南シナ海中国が支配し、いずれ半世紀もしないうちにハワイで東西を米中が分かち合う、と中国は本気で考えているのだから。

アジアの海は中国の海、そしてアジア中国通貨共同体へ。

やはりでてきた。

国際政治新語が登場したのだ。

人民日報10月22日)をご覧あれ。「温家宝首相は『東アジア首脳会議』へ出席」という見出しの下に、こう書いている。

東アジア諸国と協力基調を保ち、世界金融危機に積極的に対応している(中略)。今後の発展に道を開き、ASEAN(十ケ国)+1,ASEAN+3,および東アジアサミット。。。。。。。。」

ASEAN+1とは中国のことである。順位は次に「ASEAN+3(日中韓)」と来る。

衣の下の鎧が見えた。

ASEAN中国が主導し、域内の経済ヘゲモニー中国が握り、つぎに日本韓国も協力させようではないか。アジアは「中華共栄圏」としますよ、という宣言が、しずかに、なされているのである。

日本のいう東アジア共同体構想に、突如として中国が冷淡になった背景が、透き通るように見えてきた。

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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

     平成21年(2009年)10月23日(金曜日

         通巻2748号  (増ページ特大号)

2009-10-01

国慶節前夜、温家宝首相が七つの産業で新規投資を禁止

アルミ精錬、セメント、鋼材など生産過剰で在庫急増

フィナンシャルタイムズ(9月30日付け)によれば、中国生産過剰による経済構造の悪化を調整するため、向こう数年、鋼材、セメントなど七つの分野で新プロジェクトの禁止を決定した。

 

合計4兆円の景気刺激策は、建設部門だけに過熱をもたらし、高速道路地下鉄橋梁鉄道などはブーム、人手不足が続いているが、民間部門はさっぱり。

きょうの国慶節を終えるや、中国は景気冷却に突入するとみられる。

現在北京にいる友人からのネット情報に依れば、北京戒厳令下、軍事パレード一般国民は参観できないほど長安街の警戒は厳しいという。

  

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   「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

      平成21年(2009年)10月1日(木曜日

         通巻第2727号 

2009-07-10

「7・5新彊事件」が暴いた権力闘争の醜態

新彊利権構造にメスを入れようとした団派を江沢民派が強く妨害

9・11テロ事件」に由来するかのように新彊ウィグル自治区騒擾を「7・5新彊事件」と多くの華字紙が命名し始めた。

民族対立の根深さが露呈したが、一方において中央の権力闘争がある。

その醜悪な側面はこうである。

すでに小誌が分析したように「新彊覇王」こと、王楽泉・党書記は腐敗の象徴、新彊のプロジェクト利権を総覧し、政敵をばったばったと倒し、山東省閥で周囲を固めた。北京五輪前後から、そのあまりの腐敗ぶりを「団派」(胡錦涛主席の出身母体)が攻撃目標としてきた。

胡の右腕・李克強(政治局員)は手勢の秘書軍団のなかで、ふたりの副官のスキャンダルを賀国強に握られ、胡錦涛が不在中に賀ら上海派は習近平ら太子党と組んで、李を追い詰める手はずが組まれていた(博訊新聞網、7月9日)。

このスキャンダル情報温家宝首相側近からもたらされ、内蒙古赤嶺山西省臨分、遼寧省本渓、黒竜江省鶏西などの銀行口座に李克強の手勢らの不正蓄財の口座の証拠が挙がっているという。

表面的には広東省書記の王洋と新彊ウィグル自治区の王楽泉との対立があり、このバランスを崩すためにも、不正蓄財の材料は、それがでっち上げであれ何であれ、重要ファクター、一気に政局を変えることが出来る。

かつて1979年、トウ小平四人組追い落としのために葉剣英、華国鋒の力を梃子とした。89年天安門事件は李鵬ら守旧派にとって、目の上のたんこぶ=趙紫陽追い落としの絶好の機会を与えてくれた。

上海江沢民残党」「広東の反王洋(アンチ団派)」が、この場合、呉越同舟した。

江沢民に近い王楽泉のポストを守り、むしろ厄介者の王洋を失脚させる。そのためにはスキャンダルでっち上げてでも、李克強の政治力を弱める。そして胡錦涛イタリアのG8サミットに出かけた隙を突いて、留守番チームが団派の政治力をそぎ落とすという筋書きだった。

公安筋を牛耳る周永庚も、どちらかと言えば上海派である。

上海派が張り巡らした利権構造上海メガロポリスから北京中南海をも猖獗し、正義より腐敗を、公正より不正を愛する権力亡者らが党の権威を嵩に、やりたい放題の金儲けに没頭してきた。

上海派のモットーは「何事も政治的事件がおこらず平穏にカネを稼ぐ」。

正義感の残る団派の若手にとっては許し難い奴らである。

王楽泉が蓄財した金額は天文学的であり、新彊ウィグル自治区の武警、軍はもとより党組織の末端細胞にまで腐敗のお裾分けが配られ、あたかも王楽泉の私党、私軍とまで言われるほどだった。

9日、胡錦涛北京に帰国し、九人の政治常務委員全員が出席するという異例の会議が開催された。

東トルキスタン独立は夢か

新彊ウイグル自治区歴史的にも文化的にも文明的にも、もともとウィグル人の土地であり、1944年から1949年まで「東トルキスタン」という独立国だった。

中国植民地獲得を目的東トルキスタンに侵略し、ウィグル指導者宗教指導者多数を殺戮し、新たに漢族の入植を政策的に進めた。

東トルキスタン独立死滅せられ、「新彊」という土地名がつけられた。新しい辺境、という意味である。

侵略軍は1949年から53年にかけて新彊に進駐し、農地を開墾してそこにどっかと居座る。この駐屯部隊は北京天津江蘇省湖南省そして山東省の兵隊から成り立っており、合計33万人の軍隊が駐屯を開始した。

以後、1962年から66年にかけては上海若者およそ十五万人が送られた。

他方、1949年から1984年にかけて、300万の漢族ほかの異民族が移住し、ウィグル自治区の北部一帯をしめる。シルクロードの北側、天山山脈の雪解け水に恵まれ、古くからオアシスが多い。当時、新彊ウィグル自治区人口は約1000万人。三分の一が漢族となった。

ただし新彊ウィグル自治区の南方は土着の民が多く、漢族の入植はきわめて少ない。理由は核実験場と、工業化に向かない土地だから。

98年からの西部開発政府プロジェクトは、この北部の漢族居住区が対象とされ、ガス、石油開発、高速道、橋梁鉄道、官舎、駅舎などのプロジェクト漢族企業が独占し、ウィグルの民は農業に従事しているだけだった。新田開発も、移住してきた漢族にのみ供与された。

ウィグル農民と漢族の都会生活者との所得格差はますます開いた。

警察、軍、金融銀行石油化学、ガス、行政組織教職等々、近代化に必要な職種はほぼ漢族が手中とした。

ウィグルの民には現場労働やリキシャ、個人商店、羊肉レストランいがい、進出できる職場もなく、まして教育現場北京語強要され、ウィグル語しか喋れないウィグル人は教師の職も追われた。

「とくに原油、ガス、石油化学従業員にはひとりのウィグル族もいない」(BOXUNNEWS、7月7日付け)。

アルカィーダやアラブイスラム原理主義過激派は、貧困が原因である。

ウィグルから多くの若者国境を越えてアフガニスタン入りし、アルカィーダの秘密軍事基地で訓練をうけていた。

新彊ウィグル自治区のウルムチ市内は戒厳令下、街は静寂を取り戻した。街のいたるところに軍隊が駐屯して目を光らせている。力による平定。これが平静である。

それが如何に表面的なことかは共産党自身が知っている。

2009-07-09

ウィグル動乱。王楽泉書記を更迭か?

ウィグルの争乱を「テロリストが扇動した」と一方的な情報で原因を分析して見せたのは王楽泉・新彊ウィグル自治区委員会書記(つまり新彊のボス)だった。

ところが中央政治局常任委員は誰も、王の意見に同意しなかった。かといってすぐに結論を出せず「胡主席の帰国をまって決定」という次第になったと多維新聞網(7月9日付け)が報じている。

同紙のインタビューに応じた民主活動家中華連邦制を主唱する王軍涛は「温家宝首相がひとりだけ暴力弾圧に反対したが、習近平は自らの考えを表明しなかった」と言う。

だからイタリア重要サミットをうっちゃって胡は慌ただしく北京へ戻った。

王楽泉は評判すこぶる悪く、過去十六年、新彊ウィグル自治区の党書記をつとめ独立活動家テロリストと言い張って血の弾圧を強化し、一方で弟など山東省人脈を周囲に固めて利権を掌握、あらゆる汚職のドンと言われた。

とくに王楽泉が強い批判の的となってのは数万のウィグル娘を山東省工場へ送り込み、低賃金で働かせた上に山東省男性との結婚強要斡旋したり少数民族への差別的扱いである。

王は年初から更迭の噂が流れていた。

2009-06-09

マレーシア首相北京で語る。「もうドル決済はやめよう」

暴言かリップサービスか・・・マレーシア華僑に配慮か?

マレーシア首相のナジブ・アブドラ・ラザク北京で言い放った。

中国マレーシアは二国間貿易での決済を人民元マレーシア通貨で行うことを熟慮している」。

ザクマレーシア財務相も兼ねる。

ドルは減価する一方であり、赤字を埋め合わせるために米国財務省は輪転機を回しているだけだ。世界通貨としてのドルを代替するためにも、ドルリンクした通貨体制にいつまでの身を置くより率先して中国マレーシアの二国間貿易には、お互いに当該通貨で決済すればいい」。

この発言は6月3日、ラザク首相温家宝首相と会談後に行われた。

 

二日前に、ガイトナー財務長官北京を訪問して「ドルは安全、米国債権は投資対象として安全だ」と講演したところ、会場から失笑漏れたばかり。

 

天安門追悼二十年に世界各地で「なつかしい顔見せ興業」。

6月4日は様々な出来事が世界各地で起きた。

香港では「天安門事件犠牲者を追悼する」集会が開催され、15万人が集まった。

米国ワシントンでは、在米華僑留学生が集会を開き、王丹にくわえて、柴玲が会場に現れた。

二十年前の彼女は「天安門ジャンヌダルク」と言われ、学生運動ヒロインだった。香港から外国亡命し、米国に定住した。同棲相手がヘッジファンド経営していた。

柴玲は、二十年後にはふくよかに太り、中年のオバサン、久しぶりに民主化運動へ現れたのも、日和見主義との批判を畏れたのか、「ビジネスが忙しかった。違う分野でも民主化運動に協力できる」と言って彼女会社からのカンパだと100万ドル寄付金を持ってきた。

 

学生運動の象徴だったウアルカイシ(吾爾開希)は、過去数年来定住していた台湾から、マカオへ現れ、中国への入国を拒否された。一晩、パフォーマンスを示した後、台湾へ送還された。

天安門事件は風化したのか?

2009-03-02

中国軍幹部、依然として江沢民派が上層部を抑え込む

参謀本部、軍の動員を江沢民派の同意を待って命令

中国人民解放軍で、軍の移動、出動を命令するのは総参謀部である。

現在、総参謀部長は陳徳丙(上将、66歳)。胡錦涛辞令により、就任してから一年になるが、実際の権力をまだ発揮できない。前総参謀部長の梁光烈が、ことあるごとに出しゃばって、陳徳丙を妨害するからという。

 四川省大地震における災害派遣にしても、軍の出動要請温家宝首相から、胡錦涛主席(軍事委員会主席でもある)につたわり、胡が軍に出動を命令したが、総参謀本部高官らは、依然として江沢民派が多数を占め、そのトップだった前の部長(つまり梁光烈)の顔色を窺うため、指揮命令系統時間差が生じた、という(博訊新聞網、2月27日)。

梁がことあるごとに妨害するのも、陳徳丙とは僅か一歳しから年齢が違わず、人事に不満を抱いているのが原因という。梁は67歳、引退にはまだ早いと言うわけだ。

陳は江蘇省南通の出身で、上海に近いが、こうした理由で上海派の仲間には入れず、かといって軍の内部の影響力がいまも薄い胡錦涛に100%の忠誠を誓うのは危険という判断も働いているらしい。

党に従属するはずの軍でも、いまや指揮系統が迷走状態。軍内に反日タカ派が勢力を扶植中なのも当然といえば当然だろう。

2009-02-12

世界不況下の中国並びに日本外貨事情

 1月末、春節休暇で帰国中のかつての部下3人が拙宅を訪ねてきてくれました。

2人は中国での支店長経験を経て銀行退職。今は日系メーカー中国生産現地法人責任者として各々香港、深せん(土へんに川)で働いており、他の1人は銀行上海支店で働いています。3人が最近中国情勢について見解を述べ質疑が交わされました。その中で以下の点が印象に残りました。

○ Lehman Brothersの破綻以降のアメリカ発の世界不況中国の輸出は激減、生産縮小が続いており、人員解雇が行なわれている。

中国当局外国企業を含め人員解雇についてはそれがスムースに行なわれるようにしており協力的である。

 ○温家宝首相は頻繁に地方を訪れており広東省など華南への訪問が目立つ。

 ○政府内需拡大による景気刺激策として4兆元の支出を公表しており更に積極的な金融緩和を望んでいるが中央銀行人民銀行)は極めて慎重で両者の間に軋轢が 生じてる

 ○当局は従来ホット・マネーの流入を監視・規制の姿勢であったが、最近はホット

 ○マネーの流出への警戒へと監視・管理対象は転換した。

 ○ 従来中国企業による海外投資奨励されていたが最近では抑制が強まっている。

以上は世界経済俯瞰するためには不可欠な情報と思われます。

ここで大雑把な数字を挙げながら中国日本、そして最期にアメリカの現状にアプローチしてみたいと思います。

昨年の中国GDPは30兆元で1元13円 で換算すると約400兆円と日本GDPの8割にまで達しています。輸出はその35%以上ですから約10兆元、内2兆元約3000億ドルが対米輸出です。

外貨準備は2兆ドルに近づいています。

こうした外貨準備の源泉は貿易黒字などと中国への海外からの直接投資、その他資金 流入などです。今回の世界経済不況はこうした図式に大きな影響を及ぼしました。

中国の成長を支えてきたアメリカ向けを中心とする輸出は大きく減少し、どうやら資 金も流入から流出へと変調を示し始めているようです。

ここでは外貨準備に絞ってアプローチしたいと思います。

中央銀行が為替市場に全く介入しない場合には外貨準備の増減はありません。

中国外貨準備世界第一位になったのは、輸出額が巨大なものとなり、為替市場で輸出業者の持ち込む外貨中央銀行外貨高・元安相場で買い取り続けた結果です。

これはアメリカの非難を浴びていたために中国は徐々に元高方向に動かしてきたことはご承知の通りです。

中国生産活動を行なう外国企業投資資金を持ち込み為替市場外貨を持ち込み売却しますからこれを中央銀行が購入すれば同様 に外貨準備が増大するわけです。元が徐々に切り上がる状態だから今後 も元は上るであろうという予測でホット・マネーが流入するというのが今までの情況でした。しかしそれが今変わりつつあるようです。

輸出激減、工場操業率の低下、人員解雇外国企業の撤収すら懸念される。

そんなことを避けたいために当局も人員整理には協力的なのでしょう。

このような変化に、入り込んでいたホット・マネーも元安を懸念し始めます。

昨年12月一時的に元安に相場が動いたのもこうした資金の流出の証となるものでしょう。

その後、相場は元の水準に戻ったそうですが、それ以降中央銀行は介入を今までとは 逆に外貨売り元買いに転換している可能性が強いのです。介入は外貨準備を減少させることになります。 中国当局がホット・マネーの流入への警戒から流出への警戒に変化し、奨励していた対外投資抑制にきりかえたのも外貨準備の減少への懸念からであり、中央銀行金融緩和に慎重なのも緩和による元の流動性の増加が元売りドル買いの要因になりうるといった懸念からです。

こうしてみると今後中国外貨準備の増大は余り望めそうもありません。

したがって仮にアメリカが今後発行が予想される巨額の米国債中国に引き受けを依頼してもそれはかなり難しいことになるでしょう。

日本はどうでしょうか。

07年の日本の輸出は83兆円、輸入は73兆円、それが08年には輸出77兆円、輸入73兆円と貿易黒字は縮小しました。(貿易外収支を加えた経常収支では黒字は16兆円)この間円安から円高に移行していますが、これは今回の危機が始まる前には各国の金利に比べ日本金利が低く、所謂「Yen carry」のためで、金融危機後各国が金利を引き下げたために日本金利 との格差が縮小し「Yen carry」が消滅したからです。ここ数年日銀は介入を殆ど行なっておらず、外貨準備米国債の保有も増加していません。

今後も外貨準備が増大し米国債の購入余地が増えるとは考え難いのです。

アメリカ国債政策》

アメリカは膨大な国債を発行しておりそのかなりの額が中国日本に引き受けられていることはご高承の通りです。

金融危機とそれに伴う不況に対してアメリカは積極的な対応策を進めようとしているようです。金融機関からビッグ・スリーにいたるまで広範囲な救済策が講じられ、つい最近は8250億ドルの景気刺激策下院を通過しています。

問題はこうした政策の財源となる長期国債をどのようにし引き受けさせるかと言うことです。

巷間言われていることは結局中国日本に奉加帳がまわされてくると いうことです。

しかしどうでしょうか。

以上見てきたように日本にも中国にももう今までのような余裕はありません。 そこでアメリカは今後増発される国債を自国内で引き受ける枠組み に作り変えつつあるのではないでしょうか。

以下三つに分けてアプローチしていきます。

!) 先ず金融機関企業への資本注入に係わるものです。

当局は再建が可能であると認定した銀行保険会社、その他の企業に対して資本注入を 行なうでしょうが、こうしたケースでは次の様に行な われるのではないでしょうか。先ず政府資本注入する。資本注入を受けた金融機関企業はその資金で政府から国債を購入し、そこで一応完結する。

ここで当該金融機関企業バランス・シートは資産勘定には国債が記帳され、資本負債勘定には政府出資が記帳されます。

一方、政府バランス・シートでは資産勘定には出資金が、負債勘定には国債が記帳されます。

この方法ではFRB国債保 有は無く、したがって紙幣の増発によるハイパワードマネーは生まれません。

金融機関への資本注入の目的資産の劣化による損失の発生による自己資本の減少がBIS自己資本比率規制により自動的に資産圧縮を生み貸し渋り貸しはがしをもたらすことを防止するためのもので、この国債を用いての自己資本注入で十分目的は達成せられます。

この方法は既にアジア通貨経済危機の際にIMFの指導にもとインドネシアで実施されています。因みに私は1999年から2001年の間貿易金融再建のためインドネシア中央銀行派遣されその間のIMF施策について東京リサーチインターナショナル東京三菱銀行子会社)の月刊誌アングル」に寄稿しましたが、このスキームについても触れまし た。

!) 次は今米国で検討されている景気刺激策8250億ドルなどのために発行される国債の引き受け先です。考えられるのは年金基金、保険会社などの機関投資家、個人です。

所謂"金融ハイテク商品"の多くが投資対象から消滅していることもあり、国債はそうした商品にかわりうるものであり、奨励策もとられるでしょう。

金融機関自己資本の減少による貸し出し余力の減少、貸し出し審査の厳格化、貸し渋りもあり従来の借金による高い消費性向は急激に低下しており、借金返済が進んで いますが、同時に貯蓄性向は向上する筈であり、国債の保有の余地も拡大して行くで しょう。

!) 第三点ですが、今回の100年に一度と言われる世界不況の中で最も注目されるアメリカ経済 政策なるものはFRBによる国債引き受けです。

ややもするとこの中央銀行による国債引き受けは景気刺激策のために発行される財源として、つまり受身のものとして議論されます。

しかし今アメリカで行なわれようとしているFRBによる国債引き受けは景気回復のための重要金融政策の手段としてつまり景気回復の「決め手」とアメリカの政策当局に位置づけられているのです。今度の金融危機経済不況の最も重要な要因は、金融システム破壊され銀行部門による信用創造機能が働かず流動性が収縮し経済マネーという"血液"がまわらなくなっていることとされます。

こうした非常時に国債FRBが引き受けることで紙幣増発によるハイパワードマネー供給経済を立て直すというものです。

1929年ニューヨーク株式市場暴落に始まる世界大恐慌に際してこうした政策を採用して成功したのは日本高橋是清蔵相であったそうです。

大恐慌労働力設備などが余剰になっている状態のときにはこうした政策が有効であったとされます。

その後、我国では戦時中に戦費を賄うために日銀による国債引き受けをおこないますが、完全雇用の下で実施したために戦後のハイパーインフレーションを招いたとされます。(高橋洋一著「さらば財務省」)FRBバーナンキ議長は大恐慌研究第一人者だといわれていますが、彼の上記のような理論に基づくFRB国債購入の方針は1月28日FRB金融政策にも公表されています。

中央銀行による国債引き受けは学問上の議論の段階から実施される段階に移ったのです。

今後発行される膨大な米国長期債はこのFRBの引き受けを軸に展開され、既述の資本注入を受ける金融機関企業による引き受けなどを含めあらゆる手段が動員されるで しょう。

それは従来の中国日本による引き受けに依存する枠組みからは全く異なる自国内中心とするものとなると考えられます。

1月末アメリカ議会下院は8250億ドルの景気刺激法案を可決しました。同法案には法案に基づく公共投資使用される鋼材はアメリカ国内からのものとするとされ、保護主義的であるとの非難の声が海外で上がっています。

そこには「自分の金はどう使 おうが勝手自分の国の鋼材を買って何が悪い」といったものが窺えますし資金は自国内で調達するということを裏返しているように見えるのです。

《変化する経済システム世界政治

アメリカ政府が今後発行する膨大な長期国債の引き受け先が従来の中国日本ではなくFRBの引き受けを含むアメリカ国内での消化に移ることで、今までの世界経済システムは極端に変わらざるを得ないでしょう。

長い間、世界アメリカが垂れ流す貿易赤字により流動性を拡大し成長してきました。

そのスキームが変わろうとしているのです。

それは衝撃的な変化であることは間違いありません。

このことはさらに国際政治にも大きな変化をもたらすことになります。ポールソン財務長官が揉み手をしながら巨額のアメリカ国債を引き受けてくれる中国を何度も訪問していた図式もすっかり変わることになります

 中国、「もう海外投資はしない」はずの金融路線を再転換、積極攻勢か

 英紙「フィナンシャル・タイムズ」(2月12日)によれば、中国国有企業の「シナルコ」(CHINALCO)は、豪州最大の鉱山リオ・テント社の窮状を救うために現金で195億ドルを投じると報じた。

引き替え条件はレアメタル鉄鉱石、銅山、石炭などの鉱区。転換社債とも引き替えるので、CHINALCOは、いきなり9%から18%株主になる。

 コンゴにも90億ドルという天文学投資を続けている。

 道路鉄道学校病院建設北京政府は90億ドルもの資金を投入しているが、交換条件は、ずばり銅鉱山だ。

鉱脈に付帯するのがレアメタルの代表=コバルト。これがないとハイブリッド車エンジン触媒や高速輪転機の裁断機などが生産出来なくなる。

 つまり戦略物資の独占的確保である。

かつてコンゴ内戦コバルト鉱山の権益をめぐって争われ、ベルギーフランスなどが落下傘部隊を投入してコバルトを守った。

 

また中国銀行AIGアジア部門の買収に乗り出すという。

 総額200億ドル、世界一保険会社AIGアジアビジネス部門をごっそりいただこうと言うわけだ。

 倒産かどうかで揉め続けているベルギー最大の銀行フォーティスにも中国触手を動かしている報道がある。

 ともかく金融危機直後から中国の首脳は「もう海外投資はしない」と言ってきた。

 温家宝ロンドンで「米国債継続的にさらに購入するのは熟慮する」と消極的な姿勢を見せた。それから十日も絶たないが、「米国債の購入継続は規定の方針。中国は購入をやめると人民元高騰に陥るためやむを得ず、米国債購入を続けざるを得ないようだ」(同フィナンシャル・タイムズ。同12日付け)。

 中国は積極路線に再転換した可能性がでてきた。

2009-02-06

中国の次の爆発点は5月4日6月4日

 旧正月が明けた。田舎から都会へ戻って、やっぱり予想通りだった。会社はつぶれていたのだ。

 とりわけ沿岸部の輸出基地

 もう一つの悲惨な現場建設現場サブコントラクター(下請け、孫請け企業)に働く労働者の夥しい群れ。

 不払い賃金を要求しようにも経営者はいない。典型的ケースでは、偽装倒産して、違う会社名に代わっていて「前の半分の給料なら雇ってやる」。

 ▲次の爆発点は5月4日6月4日

 英誌『エコノミスト』(09年1月31日号)の数字でも新卒大学生の65万人(全体で550万)に就労チャンスがなく、「中国共産党は、今年は5月4日が五四運動90周年、6月4日は天安門事件20周年と『厳戒態勢』を強いて臨むが社会不安はおさまるまい」。

 温家宝首相大学へ出かけていって学生に言った。

「君たちは心配だろうが、私はもっと心配しているのだ」

 河北省石家庄は毒入り餃子悪名をとどろかせたが、毛皮、皮革製品ならびに花火生産でも有名。

 北京からクルマで四時間の距離。

 石家庄の中小企業の多くは旧正月より貳ヶ月も早く従業員に休暇を取らせ、付近の農村に返した。

 輸出の落ち込みで大不況を感得してきた従業の多くは旧正月が明けても戻っていない。

 同様に、中国全土で都会に出稼ぎにでる農民の数は、およそ二億人と見積もられ、この内の少なく見積もっても10%は職がない。

 たしかにSARS騒ぎのときも地方からの出稼ぎは故郷へ強制的に帰されたし、北京五輪のおりも同様な措置が執られたが、いずれも数週間の措置だった。

 ▲特筆すべきは、国有企業退職者ならびに中間層の反乱である。

 天安門事件以後、学生の反乱を取り締まり、法輪功など新興宗教ならびに民主諸派の同行を気にしてきた中国公安も、今度ばかりは勝手が違う。

 第一は国有企業リストラ組には年金住宅が保障されてきたため、取り立てて強い党への不満はなかった。それが国有企業が被買収の脅威に晒され、これまでの優遇措置がハズされそうな懸念の広がり。

 第二に外国企業、とりわけ華僑資本メーカーに働いてきたホワイトカラーという「中間層」は、その収入増によって余裕資金を株式投資不動産投資にまわした。

不動産株式も07年第三四半期から突然崩れ去り、雇用も喪われると、そこはことなく支持してきた共産党への不振が拡大する。

 第三に散発的だったブルーカラーの反乱が本格化し、頻発し、大規模になり、この列に学生が加わると治安の維持が難しいばかりか、あまつさえ退職警官退役軍人が、社会擾乱に加われば手がつけられなくなるだろう。

 あくまでも中国共産党の関心事は独裁体制の維持、党の恒久的支配が目標であり、それ以外の関心度は薄い。

 米国中国観察で有力なシンクタンク「ジェイムズタウン財団」が発行する『チャイナブリーフ』(09年2月4日号)によれば、失業の実態は下記の通り。

 

企業タイプ別        レイオフ

~~~~~~      ~~~~~~~~~

輸出機軸企業       6・5%-9%

中小企業         5% -10%

建設企業         5・5%-11%

=======================

合計          17-30%

 この結果、中国の公式発表である『失業』は2000万人だが、実態は3000万人だろうと、前傾報告のピーターベテリエは言う。筆者はかねて推測してきたようにGDP13%(07年)から4・8%(09年第一四半期推定)で4100万の失業があると踏んでいる(根拠はGDP1%減ると、中国では500万人が失業する)。

 大変な事態がすでに中国を襲っている。

2008-12-23

池田大作ってそんなに変なことばかり言ってるか?

いつも不思議に思うんだが、何かにつけて池田大作在日だとか、「フランスではセクト指定」みたいな言い草であの人の教団を一笑に付す人居るよね。

俺の職場にも一人居たんだが理由を聞いてみると、中国温家宝首相と会談したときの「庶民の王者」発言が気に入らなかったらしい。それ以来カルト宗教としてレッテルを貼っているようだ。あの学会は確かに末端のレベルではおかしなことをやってる(たとえば選挙直前になると同じ学校だっただけで話したこともない奴から投票依頼の電話が来るとか)が、一個人があのレベルまで信者を押し広げて政治を動かせられるというのは俺からすれば賞賛に値するし、あんなアジテーターが経営陣に居たら俺は安心して仕事ができる(直属上司としては何とも言えんけど)。あの定額給付金についてここでどうこう言うつもりは無いので置いとくとして、俺が言いたいのは、なぜ人は政治家宗教人の発言だと容赦なく辛口になり、ともすれば重箱の隅をつつくことに尽力するんだろうかとうこと。

プロで三割ヒットを打てば優秀な打者と評される世界がある一方、100政策中100政策で突っ込みどころの無い正論を実行できない政党が三流だと言われる世界なんだろうか。みんな名誉会長を仏様か何かと勘違いしてないか。ただのおっさんだぞ。

あめちゃんのCMじゃないけど、彼らにとって池田大作はどうやら特別な存在らしい。10割打者であるべき聖職者が、たまに変なことやってると許せないんだろうか。聖職者に対する劣等意識根底にあることは間違いないとは思うけど、それにしても何の反論にもなっていない脊髄反射ブコメを見てると情けなくなってくる。威勢よく啖呵切ってる奴がいるかと思うと、そいつの投票行動は大抵棄権だったりするし、あんな脊髄反射コメを1行書いただけで鬱憤が解消できるのだとしたら随分と人生楽にやっていけるだろうな。反論はできないけど、なんか気に食わないからとりあえず「政教分離」だとか適当に本筋とは別のところからダメ出ししときゃ気が晴れるっていうのもお手軽な精神構造だなぁ。羨ましいよ、「そうかそうか」って6文字書いておくだけで気持ちに折り合いが付くんだもん。俺の場合反論できないと悔しくて夜も寝られん。

新興宗教でも民主主義国なら政治のことでもどんどん好きなことやりゃあいいと思うんだけどな。学術活動のつもりでやってるわけでもないでしょうに。政治を楽しんでるよあの人。みんなは票を入れるときに、候補者宗教や所属組織がどうだとか、そんなつまらないことが足かせになって投票を躊躇するの?

http://anond.hatelabo.jp/20081223100819

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