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はてなキーワード: 完璧超人とは

2020-12-29

anond:20201229100631

逆に最近作品だと完璧超人みたいなのが多くてそれもそれでどうなんだ…ってなる

2020-12-02

anond:20201202025408

完璧超人天才のが造形的に少ないのでは

好感度共感を得るために大抵は弱点や欠点を付加してある

物語上の天才の書き方

漫画でも小説でもなんでも創作された物語上の天才完璧超人みたいのが多いけど、歴史上の偉人は突出した才能はあるけどどこか苦手なところがあるのが普通

偉人比較するなという話ではあるけど、完璧超人天才を見るとどうしても嘘くさく見えてしまう。

2020-11-04

投稿テスト

才能がない訳では無いが、その才能は他の誰かの才能に劣っていたりするので結局何者にもなれない 。偏差値52とか、そういう世界にいる。Twitterの痰壺を覗くと頭も性格も悪い最悪のオタク散見されるが、それ以上に金と知性とコミュニケーション能力を兼ね備えた完璧超人がうじゃうじゃ居て劣等感ヤバい

2020-10-27

anond:20201027175249

スペック人間孤独に悩まされているというのに、孤独でいたい高スペックなんて完璧超人だぞ

2020-09-15

大量殺人鬼になりそうな主人公

https://twitter.com/10anj10/status/1304618369836933120?s=19

発端のツイートだとルフィゴン悟空得体がしれない、長男長男エマはそんなことないって言ってるけど

個人的には後者3人も含め全員何かが危ういキャラだと思う

思い返せばナルトも剣心も幽助も危ういところかるなあ

完璧超人ではない底のしれなさが主人公たちの魅力だね

あでも星矢キャプ翼やすじピンは主人公安定してても魅力的だな

要するに主人公はどうしても魅力的になるってだけかもしれないね

2020-09-02

ナギサさん最終回に思ったこ

ナギサさん最終回を見て思ったことを書かせて欲しい。今から書くことはわたしの家政婦ナギサさんを全部見た人でないと基本わからないのでその点は御承知おきいただきたい。

このドラマは確かにフェミニズム観点では良いドラマだったのだろう。仕事を頑張る女性自分理想にあった男性を見つけて結婚し、報われる。それ自体は良いと思う。

しかしこのドラマはマスキュリズム(=フェミニズムの男版)の観点では問題がある。なんでナギサさんは完璧超人かつ聖人君子でなければならなかったのか。

引っかかったのは主に2点だ。

・なぜナギサさんは家政婦でありながらも、主人公のメイよりも上位の業界首位MRで優秀な成績を収めなければならなかったのか。

・結局メイはナギサさんを結婚後も都合の良い家政婦として使っているだけでないかと思うがそれを是として良いのか。

他にも「なぜナギサさんは主人公おっさん罵倒されながらも、ああも寛大でならなければならんかったのか」とか言いたいことはあるが、物語の都合上しょうがないとして受け入れるとする。

初めになぜナギサさんは家政婦でありながらも、主人公のメイよりも上位の業界首位MRで優秀な成績を収めなければならなかったのか。

メイのアドバイザーとしての立ち回りを求められるのはしょうがない。しかし、ここまであからさまに上位でなければならなかったのか?

働く女性に対してナチュラル意見を言うためにはここまでのハードルが求められる社会果たして健全だろうか。(なおメイに意見を聞かれたから、ナギサさんは意見を述べただけで自分から押し付けがましく言ったわけではない)

・結局メイはナギサさんを結婚後も都合の良い家政婦として使っているだけでないかと思うがそれを是として良いのか。

メイがナギサさんにアプローチする理由ナギサさんが結ばれた後も描かれた生活でもナギサさんが一方的にメイに尽くしている。これは良いのか。これはかつての逃げ恥で述べていた「好きの搾取」の典型ではないのか。

まぁ、何が言いたいかっていうとあまりに都合の良い男を求めすぎで気持ち悪いって話。

2020-07-28

anond:20200725124812

世の中には完璧超人がいるものだね。

超人の魅力は形ばかりの法律婚など簡単に突き崩す。

しかしそれほどまでの人間から言い寄られる増田自身の魅力よ。

2020-07-18

母親らしい母親を開放する母親を称賛する母親

最近母親になる前は子どもを産んだら慈愛溢れる母になるものだと思ってたけどそれは幻想だった」みたいなことを言う母親ツイートに何万もいいねがついていたりして、大抵はそれを賞賛する同じ様な母親なのだろうと思うが、アホかいな、と思う。

そういう人たちも大抵は母親に育てられたのになんで母親完璧超人みたいな幻想を抱いているのか。彼女らの母親はそんなに完璧超人だったのだろうか?

どんな人の母親もいいところ悪いところがあるのだから、なんでそういう人が母親だったのに「母親らしい母親」の幻想に囚われ、苦しみ、そうした母親像を開放する言説になびくようになってしまうのか。

2020-06-10

結婚、そろそろ考える歳だなーと思うと同時に、自分身の回りのこともできてないのに人と暮らせるわけないじゃんという思いもある

結婚に踏み切れる人って完璧超人なのかな

2020-05-20

anond:20200520221044

差別だろうが、区別だろうが

見た目が気に食わないだろうが

病気持ちは将来が不安だろうが

個人問題からどうでもいいしどっちでもいい

思想の自由

お高く、お綺麗な良識人でなければいけない決まりはないし

法も犯していない

ただ完璧超人なんていないか

何かしらの問題となりうるポイントは誰だって持っているので

自分ではどうしようも無いポイントで人を拒絶して悪びれないなんて、人間性クズだな」

って友人が思うのも自由だし

そんなこと言ってくる友人と関係を断つの自由

ただ文章情報だけで判断すると

すんごい打算的で利己的で

付き合っていると損ばかりさせられそうなので

アンタは嫌い

大多数の人も同じ理由あなたに対し非好意的だと思う

でも別にそのまま生きていくのも自由

2020-04-04

anond:20200403192322

かにはじめちゃんカワイイ記号を持っているが、

の子なんか本質を見抜く完璧超人すぎて怖くなってくるだろ。

2期とか「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態だし。

2020-03-29

トンキン民息してるか?

圧倒的な人口を誇る素晴らしい首都に住めて羨ましいなあ!

イラたちの住んでるド田舎辺境じゃ山に生えてるイモをかじって生きるしかないっていうのに、スーパーティTOKYOに住んでる都民さまは家からチョッと出たらなんでも手に入っちゃうんでしょ?

すごいなあ〜っ!!本当に尊敬ちゃうよッ 

そんな素晴らしいところに住んでるんだからモチロンオイラたちのいる人外魔境になんてかけらの興味もないんだろうなァ ちょっと病気流行たからって出てくるわけないよなあ

なんせ鋼鉄の肉体と崇高なる魂をもつ完璧超人現人神にあらせられる都民先生大統領陛下だもんなぁ!

出てくんじゃねえぞカス 東京死ね

2020-03-11

はてな民って間違えたことないの?

よく謝ったら死ぬのかとか煽ってるけど

はてな民が誤ってるの見たことないんだよな

ひょっとしてはてな民って絶対に間違えない完璧超人の集まりなの?

多分、政治家やったら3ツイート目でボロ出すレベルの人だらけな気がするけど

2019-12-27

ベストアニメ10落選作品供養

こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくいかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品ベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。

偽物語』(2012年

足の作画にこだわった実にフェチ映像化であり、映像不可能と言われていた歯磨きプレイ完璧原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で化物語2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……

戦姫絶唱シンフォギア』(2012年

2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(2012年

アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンド無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンド無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……

え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。

氷菓』(2012年

なんとも評価に困る作品である氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部シリーズにああいEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニイメージ台無し」とか「またアニメ実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメきっかけによねぽ作品全部揃えたとかい友達いるか安易否定するのはよくないのだが、高校図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部シリーズ横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。

最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃん舞台1990年代のままにしていたこの世の果てで恋を歌う少女YU-NO2019年)は賢明判断だった。

新世界より』(2012/2013年

文明崩壊世界原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。

ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。

さくら荘のペットな彼女』(2012/2013年

単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。

Z会クロスロード」 120秒Ver.』(2014年

アニメを使ったCM最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。

ヤマノススメ セカンドシーズン』(2014年

映像としてのクオリティ百合作品としての密度キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作完璧超人なキャラアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものなっちゃうじゃん……

響け!ユーフォニアム』(2015年

良い作品なんだけどちょくちょく原作描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいい漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからんあんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別人間なんかじゃない、という意味原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写原作と違う……ぐぬぬ)。

ガールズ&パンツァー劇場版』(2015年

ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。

君の名は。』(2016年

俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠『天気の子2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝かいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこたらみたいな論を立てるめんどくさいオタク大人気だった新海誠国民アニメ監督になる日が来るだなんて2010年自分に言ったら失笑されるだろうと思う。

この世界の片隅に』(2016年

映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍空襲という暴力には屈しない→植民地食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場から自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……

けものフレンズ』(2017年

すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。

で、こういう話をするならけものフレンズ2』2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまりけものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティ問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……

あと私もたつき監督作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきあくまアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音たつき対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督対立しているのなら普通原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?

リズと青い鳥』(2018年

単体で見ればとても良い出来なのだ希美みぞれ関係性あるいは夏紀とみぞれ関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックス台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし相手あんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……

キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美キャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美モンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。

銀河英雄伝説 Die Neue These』(2018年

良いアニメ化だけど迷った挙げ句に落とした。

今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイス人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタク性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作描写完璧再現してくださっている……! しかCV神谷浩史流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。

ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。

荒野のコトブキ飛行隊』(2019年

空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……

2019-12-24

anond:20191223005722

母の事を思いだした。

母は専業主婦だけど家事苦手で、父は仕事でも出世して家事超得意。

仕事から帰ってきてバリバリ家事やってる完璧超人の父がいるか愚痴れなかったろうな。

結果的自尊心が傷つけられたのか母はろくでもない老い方したけどね。

2019-11-06

キングダムおもしろいね

絵柄がイマイチだなと思って敬遠していたが、つい最近読み始めた。

思っていたよりも人がスパスパ死ぬおもしろい。

さて、キングダムにはさまざまな魅力的な武将人物が出てくる。

キングダム史実をもとにアレンジしている。当然と言えば当然であるが、そのアレンジ歴史の流れを理解する能力がなければ魅力的な人物を描くというのは大変難しいと思う。

中国に伝わる物語アレンジした漫画といえば封神演義を思い出すが、あちらに関してはどうやって物語を着地させるのか、そっちが気になって仕方がなかったのを覚えている。ただしキングダムに関しては仙術のたぐいはほとんど出てこないので、超技術でどうこうという話にならないのが確定的な分、安心して読んでいられるのが救いと言えば救いか

さてそんなキングダムキャラ、読者はそれぞれお気に入り人物がいると思うが、私なりにいろいろ考察したことをつらつらと書いていこうと思う。ちなみに私は史書原作)を読んだことがないので悪しからず。


・信

三国志なんかでもそうだが、古代中国人物名前は概ね姓名各一文字の二文字名前が多く、稀に姓が二文字人物が出てくる、という感じだ。

その中でも漂や信は下僕であったので、姓がない・・・のかと思ったが、騰はまだしも貴族の出である壁など、意外と一文字人物が出てくる。

彼は最初、政を助けた後に将軍職を望むが、説得されて結局は戸籍と家をもらうことになる。あまり細かくは語られていないが、これはかなり重要なことだと思う。

物語が進んでいくとよくわかるが、各将軍には有能な副官、部下がいる。彼らの働きこそが将軍たちを支えているのであり、将軍単体でまともな仕事をする人物というのはなかなかいない。ヒョウコウはとくに優秀な副官らしい人物は出てこずヒョウ公自身がひっぱっている感じで描かれているが、その裏では岳雷をはじめ彼のことを理解し補佐する副官たちが存在したはずだということはわかる程度になっている。

仮にあの時点で信がポンと将軍職をもらっていたとすると、部下のいない将軍が出来上がる。それでは夢の大将軍にはなれないので、イチから始めなさいと言われたわけだ。

それと重要ポイントが、彼はバカである

当時は下僕に限らず、よっぽどの家に生まれない限りはまともな教育など受けられないはずだが、それを差し引いて考えてもおバカなのである

物語上、登場人物にとっては当然のこと、常識であっても読者にとってはそうでないことを説明させるのに便利なのだキングダム内に置いては、特に地理説明などに重宝していると言えるだろう。また、序盤はそうでもないが、それなりに話が進んでくると登場する人はたいていそれなりの役職にいる人=優秀な人であるので、説明せずとも理解しないで話が進んでしまうこともままある。それでは読者が置いてけぼりになってしまうので、主人公、あるいはそれに近い人物が物を知らないのは大事なのだ。他の作品で言うと、ワンピース主人公ルフィおバカなので、要所要所でナミやそのほかの人に解説を受けている。(その多くをルフィ理解していないが)


・昌文君

言わずと知れた秦国王の一の臣である

彼と王の出会い、心酔するに至るエピソードは明らかになっていない。あえて言うなら紫夏の回想のくだりで初対面を果たしているはずだが、その部分はあの話にとって重要ではないのでまったく語られていない。

彼は王騎が評した通り、物語を通していぶし銀な働きを続ける。

登場時点ですでに文官に転じているため、基本的戦闘シーンはない。時代的にも文官からといって剣は持たないというようなこともないので、ちょくちょく佩剣しているのを見かけるが、信のように一騎打ちするシーンは出てこない。

(元)武官らしい働きをするのはサイの防衛戦くらいか。彼が武官としてどの位置まで上がったかも今のところ語られていないが、風向き有利な西壁において抜かれている辺り、やはりそんなにでもないのかな・・・なんて思ってしまう。

文官としても、時折シシに諫められていたり、超一流ではないことを伺わせるシーンが折々に挟まれている。リシに頭を下げるシーンなど、彼が文官として(も)頂点に上り詰めるほどの才がないことを強く感じさせるが、そんな完璧超人でない部分が重要人物であるように感じる。完璧でないからこそ彼の脇を支える壁やシシの働きが際立つのであろう。

からも「オッサン」と呼ばれ侮られている感があるが(盟友である漂を殺される原因となった人物であり、諸手をあげて尊敬することはできないだろう)、その信も昌文君こそが政を支え、自分も手助けしてくれる存在であることを認知している。特に冒頭に述べた「一の臣」であることを信すらもが認めていることがわかるシーンがある。加冠の儀を終え、アイ国軍鎮圧したあとの「あんたの口から言ってくれよ」というセリフだ。あのシーンは呂不韋との政争勝利宣言であるが、勝利宣言というのは勝った側の、頂点に立つ人が行うものである。つまりあの場にいる一番は誰なのかという問題であった。殺されてはならない王族を救った信でもなく、実際に反乱軍鎮圧するのに必要不可欠であった将を打ち取った昌平君でもなく、政に長く寄り添い、支え続けた昌文君に託され(しかも信から)、彼の口から行われることに意味があった。バカな信でもそのことを理解していた。

長年の苦難を回顧し、その一部を共にしてきた読者にとって、勝利を実感している彼の姿はやはり感動的なものがある。映画版がどこまで話を追うことができるかわからないが、このシーンはぜひとも再現して欲しいと思っている。


・壁

昌文君を大王政の一の臣と評したが、その昌文君の一の臣である

文官となった昌文君に代わり、「武」を司る人物となるべく存在しているはずだが、実際のところそのあたりはだいたい信に取られてしまっている。王センに捨て駒にされたり、食料を焼かれたりと頼りないシーンが多く、出番の割に見せ場は少ない。合従軍戦でも当て馬にされている。

しかいぶし銀な働きで大王を支える昌文君を支えるだけあって、地味だが必要仕事をこなし続ける。合従軍戦においてはヒョウ公と信と共に南道に入り、ヒョウ公を討たれ激情に駆られた信を諫め王都に向かい、サイの守城戦では信の南壁に続く東壁を守り抜いた。また、アイ国戦においては本人の出番はないが、旧友に根回しして軍を率いる将を確保している。

今後の彼に見せ場はあるのだろうか。

・龐煖

ある意味において面白みのないキャラだな、という感じはする。個人的には最初から最強のキャラはかなり好きなのだが、非常に自分本位なキャラであり、どうしても強さ以外に魅力がない。

が、おもしろいなと思う部分はある。彼自身が信が説得され諦めた「ポンと手に入れた、部下もいない大将軍」なのである。幸いなことに李牧という強力な参謀の駒として動くことになるためついてくる部下がいるが、もし彼がいなければ本当に裸の大将だっただろう。

そういう対比という点においてはよいキャラだと思う。


あとは気が向いたら

2019-10-28

anond:20191028112745

あれはむしろ兄貴がやれるのにやらない完璧超人から見ていてイラつく

まぁ元増田がどういう意味仕事ができないって言ってるかだけども

2019-09-24

生きてくってなんなの

結婚するのも、子供育てるのもいや。

途方もなくめんどくさいし、どこまでいってもこれがモデルケースだよ!ちゃんとやんなくちゃダメだよ!って言われそうで。

その度に嫌な自分とうまく行かない現実と向き合うハメになる。

誰かと一生懸命に向き合いたくない。向き合えば向き合うほど裏切られるし、自分も思い通りにできない。

でも、仕事だけして一人で生きていくのもいや。

そんな人生虚しすぎる。というか、休日が暇すぎて寂しすぎて死ねる。

かといって仕事に向かいすぎて仕事人間になってもウザがられて、そんなん誰も望んでないよって言われて社会から放り出されそうな気がする。

本当のこと言うと、一人でいると40〜50になった時、寂しすぎて狂うと思う。

なんかみんなは器用に人生生きててちゃーんと家族作って幸せそうにやってそうで。

というか実際そうなって来てる。

あとそれだけじゃなくて、金がとにかくない。

社会人6年目なのにまとまった金が全然ない。貯まらない。それどころかちょいと借金

税金もどんどん増えてくみたいだし、老人もどんどん増えてくみたいだし、国自体もお先真っ暗。

どうやって生きていけばいいのこれ。

でも、なんとなくわかってる。

ちゃんとやれるんだ本当は。

投げ出しさえせずにきちんとマジメに一個一個折り合いつけてやっていけば。

形は完璧じゃなくてもそれなりにやれるんだよ。

だってみんなそんな完璧超人じゃないから。

でも、それなりじゃ嫌なんだよなあ。

それなりでなんとなく窮屈に諦めて生きたくないんだよなあ。

愛し合ってる人と最愛の子どもを生んで、やりがいのある仕事をしてみんなから認められて、そんでお金もいっぱいもらって何不自由ない暮らしがしたい。

親の面倒も見たいし、子ども大学まで育て上げたいし、奥さん死ぬまでイチャイチャしたい。

どうすりゃいいんだよこれ。

真面目に生きようと思えば思うほど無理ゲーすぎることに気づいていくよ。

死にたくもなるよなこれじゃ。

でも生きていたいよ。希望持ちたいよ。

泣いちゃいそう。

2019-09-17

anond:20190917224252

もともと研究脂肪なんじゃないの

完璧超人だと反感を買うから弱点を捏造しているんだと思う

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