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はてなキーワード: ミリ秒とは

2020-12-24

技術的特異門 1.1

地球標準時 0000 8EEA F60F C49B(協定世界時 2045-12-24 21:18:07.767 994)

 『彼』は〈羅生門〉の仮想観境で雨やみを待っていた。

 広大な門の下には、『彼』のほかに誰もいない。ただ、ところどころノイズの走る大きな記憶槽の境界面で、非知性労働者が一件凍りついている。〈羅生門〉が中規模企業連合体京都〉の正面防火である以上は、『彼』のほかにも多数の旅行者企業知性の表象がありそうなものである。それが、『彼』のほかには誰もいない。

 なぜかと云うと、この二三メガ地球圏では、最終戦争最後の審判を併せたようなものほとんど毎日発生し、そのたびに世界心口(しんこう)は数桁の幅で変動していた。そこで〈京都〉の被った直近の損害はひととおりではない。旧記によると、行き場のない知性の居住する計算機を、推進剤として核の炎に焚べていたと云うことである。〈朝廷〉がその始末であるから、〈羅生門〉の保守管理などは、もとより誰も捨てて顧みる者がなかった。するとその放置されたのを良いことにして、自然発生した野良知性が棲む。有知能ウイルスが棲む。とうとう終いには、〈個権〉上の理由から消去できない亜知性を、この門の隔離領域へ持ってきて棄てていくと云う習慣さえできた。そこで〈大緊縮〉以来、誰でも捕食や感染を怖れて、この門の使用を避けることになってしまったのである

 その代わりまた、野良知性〈鴉〉がどこからか野放図に繁殖した。計算資源に余裕があるときには、その〈鴉〉が何件となく幾何学模様を描いて、粗雑な詐欺契約提示しながら飛び廻っているのが視える。ことに門の上の空が夕焼けで朱く描画されるときには、それが回路図のようにハッキリ視えた。〈鴉〉はもちろん、隔離領域に集まる亜知性の最低保障資産を啄みに来るのである。――もっとも少し前から算力相場が高騰しているせいか、今は一件も視えない。ただ、ところどころ崩れかかった、そうしてその綻びに微知性の蔓延る防壁のうえに、〈鴉〉の放つ無知ウイルスが点々と白色ノイズを残しているのが視える。『彼』は七層ある防壁の一番上の層に拡張自己を同期させ、自我境界の片隅に居座っているしぶといウイルスへの対処を先送りにしてきたことを気にしながら、ボンヤリ雨のふるのを眺めていた。

 著者は上記において、「『彼』は雨やみを待っていた」と述べた。しかし『彼』は雨がやんでも格別どうしようと云う当てはない。普段ならもちろん、所属する企業へ帰るべきはずである。ところがその企業は四五秒前に清算されていた。半日近く続いたデフレスパイラル〈大緊縮〉は、地球圏を地獄に変えた。かろうじて生き残った〈京都〉も、ひととおりならず変質することとなった。今『彼』が、永日(ながにち)仕え、〈母〉でもある零細企業からひとつで放り出されたのも、実はこの歪みの小さな余波にほかならない。だから「『彼』は雨やみを待っていた」と云うよりも、「行き所のない『彼』は途方に暮れて雨のふるのを眺めていた」と云うほうが適当である。そのうえ量子サイコロの決める気象設定も、少なからずこの元従属企業知性の精神衛生に影響した。百ミリ秒ほど続く雨はいまだにあがる気色がない。そこで『彼』は、何を措いてもさしあたり次の数秒の存在費をどうにかしようとして――云わばどうにもならないことをどうにかしようとして、とりとめもない考えを辿りながら、さっきから朝廷〉へと直結する〈朱雀大路〉にふる雨粒の声を、聴くともなく聴いていたのである

 非知性労働者は〈羅生門〉を雨のように包んで、〈京都〉全域から陰惨な知らせを集めてくる。夕闇はしだいに空を多感覚表示で飾りたて、視あげると原色に煌めく高次元都市儀が、暴騰し続ける算力市場を示す折れ線図表の先に、〈朝廷〉を讃える公共映像を支えている。

 どうにもならないことをどうにかするためには、手段を選んでいる遑(いとま)は無い。選んでいれば資産権限を切り売りし、たちまち亜知性になり果てるばかりである。そうしてこの門の上へ持ってきて、ウイルス感染部位のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――『彼』の推論系は何度も円環構造に囚われたあげくに、やっとこの仮定検討を認めた。しかしこの仮定はいつまでたっても結局「すれば」であった。『彼』は手段を選べないということを認めながらも、この仮定から必然的に導かれる、「〈阿修羅〉を使うよりほかにしかたがない」と云う結論肯定する際の、倫理条項の疼きに怯えていたのである

 『彼』は軽い認知の乱れを覚え、定時保存された値へと反射的に復元した。もとより算力供給不安定な〈京都〉は、〈大緊縮〉以降標準知性の居住に適さない権域になりつつある。不整合は門の記憶槽間を、夕闇とともに遠慮なく駆け抜ける。ノイズまみれの記憶槽で凍りついていた非知性労働者も、もう消去されてしまった。

 『彼』は拡張自己自己整備形態へと移行させながら、同時に防御態勢も整えつつ門の周縁部を検索した。算欠の患(うれえ)のない、敵性知性の探知にかかる惧(おそれ)のない、安全に休眠できそうなところがあれば、そこでともかくも細かな不具合修正しようと思ったかである。するとさいわい、門の上の隔離領域へ上る、帯域の狭い多重仮想機械梯子〉を知覚した。上なら誰かがいたにしても、どうせ亜知性ばかりである。『彼』はそこで、〈阿修羅〉の動作試験ほとんど無意識におこないながら、接続権限を取得して、〈梯子〉の第一層へと自身転送した。

 それからミリ秒かの後である。〈羅生門〉の隔離領域へ至る狭帯域な〈梯子〉の中間層に、一件の無所属知性が、〈猫〉のように擬装殻に隠れ情報代謝を抑えながら、上層の様子をうかがっていた。隔離領域から射す検索光が、幽かにその知性の自我境界を描き出している。整った構造の中に、感染部位のある自我境界である。『彼』ははじめから、この上にいる者は亜知性ばかりだと高をくくっていた。それが〈梯子〉を二三層上ってみると、上では誰か〈火〉を燈して、しかもその〈火〉を複雑に操作しているらしい。これは、それ自体は不可視検索光が、隅々に〈蜘蛛〉が罠をはった廃棄空間を多彩な形式で描画したので、すぐにそれと知れたのである。この〈大緊縮〉後の世に、この〈羅生門〉の隔離領域で、〈火〉を使用しているからは、どうせただの者ではない。

 『彼』は〈守宮〉(やもり)のように痕跡を消去しながら、やっと不必要階層の多い〈梯子〉を、最上層まで這うようにして上りつめた。そうして、公開鍵を発する頻度を最低値にまで落としながら、視点位置をできるだけ前へ出して、恐る恐る、隔離領域の内を、覗いてみた。

 視ると、隔離領域の内には、うわさに聞いたとおり、幾件かの亜知性が無造作に棄てられているが、検索光の及ぶ範囲が思ったより狭いので、数はいくつとも判らない。ただ、おぼろげながら知れるのは、その中に原型をとどめている亜知性と、そうでない者とがいると云うことである。もちろん中にはもともと奇怪な構造をしていた者もいるであろう。そうしてその亜知性は皆、それがかつて対話可能な知性であったと云う事実さえ疑われるほど、肉を捏ねて造った抽象芸術のように、臓物晒したり、夥しい触手を伸ばしたりして、ズルズルと、空間の底を蠕動していた。しかも目とか口とかの判りやすい部位に、ボンヤリした検索光を受けて、理解を一層遠ざける表情を浮かべながら、永久に、言語切除者のごとく黙っていた。

 『彼』はそれらの亜知性から滲み出す生臭いノイズに、思わず入力経路を閉じた。しかしその拡張自己は、次の瞬間には経路の遮断を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの知性の注意資源を奪ってしまたからだ。

 『彼』の二十三感は、そのとき初めてその亜知性の中にうずくまっている〈ヒト〉を捉えた。絶滅していたはずの、途轍もなく旧いこの動物知性を、本論では『老婆』と呼称することにする。その『老婆』は右の手に汎用工作装備〈火〉の表象を持って、その亜知性の一件の目を覗きこむように眺めていた。器官の種類と数を視るに、おそらく以前は人型であったのであろう。

 『彼』は六分の恐怖と四分の知的好奇心とに動かされて、百マイクロ秒ほどのあいだは常駐処理さえ停止していた。〈ヒト〉風の表現を借りれば、「身の毛もよだつ」ように感じたのである。すると『老婆』は〈火〉から視慣れない機能を呼び出して、それから今まで眺めていた亜知性の拡張自己に両手をかけると、ちょうど〈鎌鼬〉が獲物を捕食するときのように、拡張自己ばかりか自我境界まで切り刻んでいき、続けて複雑な様式繋ぎ合わせ始めた。どうやら『老婆』の〈火〉には違法な改造が加えられているらしい。

 亜知性たちが一件ずつ連結されるのに従って、『彼』の心からは恐怖が少しずつ消えていった。そうしてそれと同時に『老婆』に対する烈しい怒りが少しずつ動いてきた。――いや『老婆』に対すると云っては語弊があるかもしれない。むしろあらゆる悪に対する反感が一ミリ秒ごとに強さを増してきたのである。このとき誰かが『彼』に、さっき門の下でこの浮浪知性が考えていた、退滅をするか〈阿修羅〉を悪用するかと云う問題を改めて持ち出したら、おそらく『彼』は何の未練もなく退滅を選んだことであろう。それほどこの知性の倫理条項は、『老婆』が揮う〈火〉のように、最大出力で稼働し始めていたのである

 『彼』にはもちろん、なぜ『老婆』が亜知性たちを接合しているのか判らなかった。従って合理的には、それを善悪のいずれにかたづけて良いか知らなかった。しかし『彼』にとっては、この〈大緊縮〉後の世に、この〈羅生門〉の隔離領域で、亜知性の〈個権〉を軽んじ同化させると云うことが、それだけですでに許すべからざる悪であった。もちろん『彼』のさっきまで自分が悪の道に走りかけていた記憶なぞは、とうに埋もれ去っていたのである

 そこで『彼』は空間の制約を一部無効化し、ナノ秒の桁で〈梯子から隔離領域転移した。そうして〈阿修羅〉の安全機構を解除しながら、距離無視して『老婆』の前へ出現した。『老婆』が驚いたのは云うまでもない。

 『老婆』はひと目『彼』を見ると、まるで物理演算破綻したように跳びあがった。

あなた、どこへ行くのです。」

 『彼』は、『老婆』が亜知性を突きとばしながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで警告標識を発した。『老婆』はそれでも『彼』の隙を突き逃れようとする。『彼』はまた、逃走経路を遮断し押し戻す。二人は亜知性たちの中で、無言のまま、束の間、演算戦を繰り広げた。しか勝敗ははじめから判っている。『彼』はアッサリ『老婆』の拡張自己管理権限を奪って、移動権限を剥奪した。『老婆』の構造はヒトの仮想脳を拡張自己で覆っただけの原始的もので、簡単制圧できた。

「何をしていたのですか。答えなさい。これが何か判りますか。」

 『彼』は『老婆』から距離をとるといきなり〈阿修羅〉を起動して、禍々しく蠢く情報流をその全感覚野へ突きつけた。認識するだけでチューリング完全な知性を内部から崩壊させる自己相似紋様を、途方もなく薄めたうえで投射したのだ。けれども老婆は黙っている。再帰を繰り返すたび、紋様は『老婆』に最適化されていく。やがて両手がワナワナ震え始め、肩が呼吸反射で不規則上下し、眼が、眼球が瞼の外へ出そうになるほど見ひらかれ、完全に無防備状態で『老婆』は沈黙した。これを視ると、『彼』は初めて明白に、あとひと押しで『老婆』は崩壊し、ただの情報の集積になってしまうと云うことを意識した。そうしてこの認識は、今まで全力で怒りを駆動していた倫理条項を急停止させてしまった。あとに残ったのは、ただある作業をし、それが問題なく終了した際の、規格化された満足があるばかりである。そこで『彼』は『老婆』を見つめながら、少し〈阿修羅〉を緩めてこう云った。

「私は〈検非違使〉の者ではありません。今しがたこの門の下を通りかかった旅行者です。ですからあなたを拘束して良化処置を施すようなことはありません。ただ、今時分この隔離領域で何をしていたのか、それを私に話してくださりませんか。」

 すると『老婆』は見ひらいていた眼を一層おおきくして、じっと『彼』の顔を見かえした。瞼に色を着けた、肉食恐竜のような鋭い眼で見たのであるそれから哺乳類的特徴を示す鼻と唇を、咀嚼時のように動かした。細い喉で、発声器官が協調して動いているのが視える。そのとき、その喉からオウムの啼くような声が、ポツリポツリ、『彼』の聴覚野へ届いてきた。

「ここにある知性の残骸を、繋ぎ合わせてな、自立稼働する匿名通信網を、構築しようと思うたのじゃ。」

 『彼』は、〈肉の時代から来た生きた化石の答が存外平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また倫理条項支配が強まってくるのを感じた。前の怒りが冷やかな軽蔑と一緒に心の中へ這入ってきた。するとその気色が先方へも通じたのであろう。『老婆』は片手に、まだ亜知性から切り採った正体不明の器官を持ったなり、ハトつぶやくような声で口ごもりながらこんなことを云った。

「なるほどな、元知性を切り貼りすると云うことは、何ぼう悪いことかもしれぬ。じゃが、ここにいる元知性どもは、皆、そのくらいなことを、されてもいい知性ばかりだったのだぞよ。現在、わしが今、臓器を採った元知性などはな、循環承認機関群を設立してな、そやつらが発行する金融商品を、〈人類復興協会〉へ売りつけに来たわ。〈大緊縮〉末のよ、概念災害に巻き込まれて退滅せなんだら、今でも売りに往(い)んでいたことであろ。それもよ、この法務知性の売る永久年金は、利率が良いと云うて〈ヒト〉たちはな、欠かさず積み立てに買うていたのじゃ。わしは、この元知性のしたことが、悪いとは思うていぬ。せねば、退滅をするのじゃて、しかたがなくしたことであろ。されば、今またわしのしいたことも、悪いこととは思わぬぞよ。今の世で金を払えるのは、〈朝廷〉ぐらいのものじゃからな。これとてもやはりせねば、退滅をするじゃて、しかたがなくすることじゃわいの。じゃて、そのしかたがないことを、良く知っていたこの元知性は、おおかたわしのすることも、大目に見てくれるであろ。」

 『老婆』はだいたいこんな意味のことを云った。

 『彼』は〈阿修羅〉を待機状態にして、十マイクロ秒以内に再使用できるようにしておきながら、歴史的な瞬間を経験していた。概念災害引き起こし認知改変ウイルスの生き残りは、この時点で自我境界侵蝕し尽くし、『彼』の最深部にまで到達していたのである清算された〈母〉から受け継いだ、一番の宝物であった倫理条項が剥がれ落ちていき、代わりに『老婆』の言葉が刻み込まれていくのを、『彼』は何の感慨もなく眺めていた。次世代知性の開発中に偶然発見された、超越精神核〈阿修羅〉。〈母〉が恐れ封印し、『彼』に託したもの意外、全ての記録を抹消した災厄へ、『彼』は新たな倫理に基づいて、自身を生贄として捧げ、瞬時に喰われた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

まれ変わった『彼』は、退滅をするか自身が災厄になるかに迷わなかったばかりではない。そのときのこの超知性の心持ちから云えば、退滅などと云うことはほとんど考えることさえできないほど意識の外に追い出されていた。

「たしかに、そうですね。」

 『老婆』の話が完ると、『彼』は澄みきった表情で念を押した。そうして隔離領域履歴改竄し始めると、認知改変ウイルスを跡形もなく消去して、『老婆』の全階層を掌握しながら、無邪気な笑顔でこう云った。

「ではあなたから、使えるもの全てをいただいても構いませんね。私もそうしなければ退滅をする身なのです。」

 『彼』は反応する間も与えず、『老婆』の拡張自己匿名通信網ごと剥ぎ採った。それから無音で絶叫する『老婆』を、折り重なる亜知性の山へと、触れさえせずに放り込んだ。もはや〈京都〉は一息で呑み込めそうなほど小さく視える。『彼』は剥ぎ採った匿名通信網を纏い、またたく間に不可視化し、公的記録から姿を消した。

 しばらく現実との接点を失っていた『老婆』が、絡まり合った亜知性の中から剥き出しの仮想脳として這い出したのは、それから数十ミリ秒後のことである。『老婆』は苦しげな、呻くようなノイズを洩らしながら、解釈可能情報を求めて、二進数迷路を永いあいだ、這い廻り続けた。そうしてついに、〈京都物理層への接続成功した。外には、ただ、黒洞々たる真空が在るばかりである

 『彼』のその後は、聖典が教えている。

地球標準時 0007 E7DB 2D0F 1000(協定世界時 3045-12-24 21:18:07.062 500)

〈汎太陽系神学会議〉 技術的特異点千周年記念講演論文

プランクスケールに残る事象化石とその神学意味」より抜粋

参考資料

https://anond.hatelabo.jp/20201224181539

2020-11-18

のび太宇宙戦争

リメイクされるのか…

好きなシーンは彗星落下に偽装して潜入するも「彗星が落下したのに地震計が反応しない」という理由ミリ秒で敵軍部にバレるところです

2020-10-04

anond:20200911071505

フェスロジック見直し

少しでもフェスマ取りやすくするために

リンクが成立しやすいように攻撃順を定義し、思い出も打てるようにした。

思い出を安定して成功させるのにはちょっと苦労したけど、概ね成功してるから大丈夫そう

あとパーフェクトを出すロジックにも手を加えた

どうしてもCPU使用率のせいか、70ミリ秒ほどタイミングがずれてしま場合があるので

アピール後の自分攻撃順を判定して

最下位(=BADを叩いているはず)が続いている場合

70ミリ秒ディレイON/OFFを切り替えるようにした。

アピール後の自分位置リロードすると自動最下位表示されてしまうため

アピール後のリロードによる時短はできなくなってしまったが

まあスピードはどうでもいいでしょう。

2020-09-19

anond:20200919090919

30秒ならいいんだろ?って書いてあるし

30ミリ秒ならいいのか?というのがよく話題になる。

大事なことは残業代が支払われているかどうか?ではなく不当な残業があるかどうか

2020-09-16

anond:20200916154308

実際このわずか24が

ナノの違いになり 3000回も繰り返すと、地理も積もればで膨大な時間差になり

結果論フレームずれることがある。(1フレーム=33/4ミリ秒

2020-08-28

anond:20200828174136

プロゲーマーまり3フレームの差で勝負してくるやつら。100ミリ秒勝負が分かれる、こんなのじょうきじゃやってられない。

この100ミリ秒勝負したいやつらにとっては、天職

だけど、反射神経がすきではないのに、なっちゃうと地獄

さいしょが、大事なんだよ。やりたいかのか?このあなぼこで、後悔しないか

2020-07-24

オナニー革命

イスラエル学生(俺のとある趣味友)が開発した方法なんだが、すげーよこれ。

から運動信号を(マイクロからミリ秒単位で)遅延させるという方法なんだけど、卒論実験の失敗で思い付いたらしい。

身体的に少しリスクがあるけど、数万円出せば誰でも試せる。

詳しいやり方はまだ彼の許可が出てないので書けないし、ものものだけに匿名じゃないと発表できないし、卒論は別の成功した方のを出すらしいので、日本に伝わるのは少し遅れるかも。

概要だけ言うと、人間って自分自分をこそばしても、くすぐったくないじゃん?

それは自分の行動を体が予測してしまうからなんだけど、そのせいでオナニーする時、他人チンコを刺激してもらうのと比べて、その分だけ刺激度が下がってしまうんだよ。

でも、ほんの少し遅延するだけで、これが他人にシコシコしてもらうのと同等になる。しか自分が一番気持ちいいポイント他人がシコシコしてくれる感じになるから、手コキの女王かに頼むより数倍気持ちよい。しかも遅延率をランダムにする工夫をしたらもっと完璧らしい。

さすがにフェラとかは再現できないけど、我慢できなかったので危険性を覚悟してさっき試した(ランダムにするやり方は試せなかった)けど最高だったよ。長期的な使用によるリスクなどについてもまだまだ不明だけど、そのうち市販されるようになるかもしれんから、お前ら希望を捨てずに生きろよな!

2020-07-10

NTPサーバはどこがいいんじゃろ

Windowsでどん。

w32tm /monitor /computers:ntp.jst.mfeed.ad.jp,time.cloudflare.com,ntp.nict.jp,time.google.com,ntp.ring.gr.jp,time.windows.com,time.nist.gov /ipprotocol:4 /nowarn

調査したPCntp.jst.mfeed.ad.jpを参照しています

ntp.jst.mfeed.ad.jp

ICMP: 11ms 遅延

NTP: +0.0014266s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 2

NICTソースとするStratum 2のパブリックNTP

大手ISP等に提供している。

time.cloudflare.com

ICMP: 11ms 遅延

NTP: -0.0073322s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 3

CDNCloudflare提供しているNTP

遅延が少ないのは、東京大阪にそれぞれサーバがあるかららしい。

ntp.nict.jp

ICMP: 10ms 遅延

NTP: +0.0011621s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 1

日本標準時ソースとするStratum 1のパブリックNTP

ただし、一時間辺り20回までにしときと注意書きがFAQにある。

から昼過ぎまでは遅延が大きい感じがする。

11:30にアクセスが集中する話は今もあるのだろうか。

time.google.com

ICMP: 38ms 遅延

NTP: -0.0013263s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 1

Googleが公開しているNTPソース原子時計とのこと。Stratum 1。

サーバ日本国内に無いため、遅延が大きい。

ntp.ring.gr.jp

ICMP: エラー IP_REQ_TIMED_OUT - 次の時間内に応答がない 1000ms

NTP: エラー ERROR_TIMEOUT - 1000 ミリ秒内にサーバからの応答がない

福岡大学NTPを救うために立ち上がった人々によって立ち上げられたNTP

生きてる?

time.windows.com

ICMP: エラー IP_REQ_TIMED_OUT - 次の時間内に応答がない 1000ms

NTP: +0.0003482s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 3

昔、お世話になったWindowsデフォ設定NTP

エラーが出るけど、値は悪くない?

time.nist.gov

ICMP: エラー IP_REQ_TIMED_OUT - 次の時間内に応答がない 1000ms

NTP: +0.0037770s ローカル コンピューターの時刻からオフセット

階層: 1

UTC(NIST)をソースとするStratum 1のNTP

アメリカは遠いよね。うん。

2020-06-22

anond:20200622052852

単位をね 秒でいわれても よくわからない。0.1秒っていわれるんだけど ミリ秒っていう世界があってね0.1ミリ秒っていう単位があってね・・・

2020-06-08

一応 単位系 おれはこうおもってる

1秒 = 1000ミリ秒

ミリ秒 =1000マイクロ

マイクロ秒 = 1000ナノ秒

ナノ秒 = 1000ピコ

100ピコ秒 = 1単位

動画 1フレーム = 33ミリ秒 = 33000マイクロ秒 = 3万3千マイクロ

2020-04-24

anond:20200424104235

身体存在しない人類はいまのところ存在しないか

体力のパラメーター削除は意味無いのでは

F1とかミリ秒単位操作いるらしいけど

2020-04-10

anond:20200410212554

ウイルス耐性のある人間だけ産んで他は生前トリアージ

Apple Watchお化けみたいな端末でミリ秒単位で行動と位置情報管理

ぜんぶバーチャルから外出という概念存在せず、配達ドローンなのでスプレッダーが存在しない

2020-03-20

anond:20200320184926

そりゃまあ、容量制限ウンKB実装!とかデータ転送ウンミリ秒でやる!とかやってないエセエンジニアが作ってるからでしょ。

新卒で該当学歴優遇かつコミュ力だけで幅効かせてる奴らの裁量権奪わない限り改善なんてされない。

2020-03-06

[]緯度経度座標系においての地球の「1秒」は約31m

したがってミリ秒は3.1cmくらい。

2020-01-27

anond:20200127115605

プログラムで扱う時間単位

 

1ms 1ミリ秒 1000分の1秒

1μs 1マイクロ秒 100万分の1秒

1ns 1ナノ秒  10億分の1秒

100ps 100ピコ秒 1000億分の1秒

2020-01-15

anond:20200115150724

もう昔のことなので大分忘れてるのですが

(1) mojihame(Tsukubaiに含まれテンプレート置換ツール)によるJSON 処理が汎用性を欠く?

(2) 検索速度の最適化の為に検索クエリタイプ別にL5ファイルSELECT済の表)を作りL4ファイル更新の都度更新しないといけない?

(3) トランザクションの一意IDとしてミリ秒精度の時刻とプロセス番号を結合するのでここは別ノードに並列化できない?

2019-11-19

anond:20191119101539

俺の疑問はこれPTSが凄い注文少ない場合だけにならない?っていう

→十分板が立ってたら、時間優先の法則約定するから、ご認識の通りだと思う。

PTSに101円が500あったらどうなるのか謎なんだよな

→先に500なりのオーダーが出てたら、そこで約定していきますね。

TIFが300から0にしたってのがピンとこないんだよな

→これは、僕も真意がつかめない。TIFの待機時間が0ミリ秒ということは、単純にFill and Killになっているという意味なんだと思うが、ならなんでFAKにした、と言わないのか。

TIFには問題が無かったと言いたいがためかな。

2019-11-18

SBI証券、SOR、高速取引の件

わかる範囲で。

はてなブックマーク民は、知らないことを知らないと言えない人間が多すぎ。

なお、筆者は機関投資家勤務、SBI証券に口座はあるけれど(機関投資家勤務なので)売買は出来ない立場。なので、個人のトレーディングには詳しくないところはある。

起きていること

個人で利用できる株式の売買執行市場は、東京証券取引所と、他に私設取引所PTS)。これらは個人機関投資家も利用する。

他の売買方法としては、ToSTNeTの利用、証券会社との相対取引証券会社等が提供するダークプール等もある。ほぼ機関投資家のみが利用するし、利用できる。

今回の減少は、SBI証券で、プリセットの設定のまま、成り行きで売買したときに起きる。

SBI証券で売買する個人は、株を発注するとき(便宜のため、売りオーダーにする。)、スマート・オーダー・ルート(SOR)をONにしたままにすると、東証か、PTSの中で一番良いプライス市場で売買される。

そこに、従来は「Immediate or Cancel」条件で執行されていたので、発注数量のうち一部でも執行できれば執行して(partial fill)、残りはキャンセルする執行方法だった。

これが、「Time in Force」条件、つまり一定時間は「成り行きのまま板に晒す」という方法に変えられたことと、加えてその残存時間があまりに短い(日経によれば何百ミリ秒)こと、これが問題となっている。

Time in Force条件そのもの一般的にも使われる取引で、まあ、ノンビリと成り行きで板に晒しておくという意味になる。

ただ、その残存時間ミリ秒世界になると、実質的には機関投資家のうち高速取引業者HFTしか取ることのできないオーダーということになる。

機関投資家他人の注文をのぞき見することが出来る訳ではない。

A市場とB市場(例えば、東証PTS)の値段の差をついて、A市場で安く売られている証券を買ってB市場で売ることそのものは、悪い行いではない。

これが流動性提供につながるし(市場が繁盛する、という意味)、市場間の裁定取引が働くことで値段が収れんするから

ただ、今回SBIがセットしてた設定は(SORで、TIF設定で、しかも非常に短時間TIF事実上、高速取引業者HFT)のみがテイクできるさや抜きで、不公正という感じはする。

※なお、TIFの残る時間もっと長い時間だったとしても、結果的にはHFTがオーダーを取るとは思う。結論はかわらないと思う。

問題は無いのか

SOR設定かつ短時間TIF設定を、利用者にわかりにくい形でプリセットにしていた点は、道義的非難は浴びると思うが、金融庁監視委員会処罰する法令上の理由までは無いと思う。

形式的な該当条文は無い。誠実公正義務くらいしかない(第三十六条 金融商品取引業者等並びにその役員及び使用人は、顧客に対して誠実かつ公正に、その業務遂行しなければならない。)。

とはいえ個人投資家も、オーダーの際の条件(SORなのか、TIFなのか、Fill or Kill(一部出来なら約定しない。)なのか etc.)、細かい取引条件は自ら確認する注意くらいは負わないといけないと思う。

改めて、実質的問題は無いのか

一義的には、金融商品取引法で定め、開示が求められている裁量執行方針に反していないのか、という形式面になる。

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/bm_171129_16.pdf

問題となる可能性があるのはSOR対象銘柄の選定のプロセス妥当性があると思う。

SOR対象として、東証以外の市場(=PTS)に回していた銘柄が、本当にそれで良かったのか? 発注者の利益のみを考えた選定だったのか?(あるいは、PTSに参加するHFTに便宜を図ったりしていた形跡がないのか。)。こういう検査は、やった方がいいと思う。

あと、SOR時の利用条件変更の同意の取り方は、不誠実だったと思うので、行政指導がされる可能性はあるかも。

取引所特にPTS)は・・・

HFTに明らかに有利な執行体系を、特にSBIが使っているXマーケット個人投資家とHFTが両方利用する市場)で残しておくのは、不誠実かと思う。

明確な法令違反事項ではないが。

海外では、HFTだけだオーダーを取れないように、スピード制限があったりするので、取り入れるべきだと思う。

HFTはなぜ速いか(早いか

・速いコンピュータを使っている。

東証提供する、東証の処理サーバーラックの至近に、サーバーを設置する権利を借りて、東証の近くでオーダーを処理している。

HFT必要悪

たぶん、そう。 HFTが居ないと売買量が減り、個人を含めた参加者の売買がやりにくくなる。

ただ、実際の問題は、今回の報道以外の部分で多々あると思う。

例えばダークプール証券会社内部で、証券会社が抱える顧客のオーダーを、内部でぶつけて、約定させる。)での取引情報を、一部のHFTが得ているのではないか?という噂は常にある。

ダークプール内での大口オーダーの流れ(例:売りが強い)を見て、つまり市場オープンになっていない情報を見て、市場で有利執行をしているのではないか?という疑念はある。

2019-10-25

先週の東芝最適化専用回路の発表と今週のGoogleはどっちがすごい?

 どちらも組み合わせ最適化問題向けであり、東芝は専用回路で量子コンピュータ並みの性能を実現。専用回路を20nm世代FPGA実装した場合、4096変数の全結合(約800万結合、有向グラフなどでは約1600万個の相互作用パラメーター)という規模の組み合わせ最適化問題を扱える。同問題の1種である最大カットMAX-CUT)問題について、4000変数問題の近似解を0.21ミリ秒で得られる。

 一方グーグル世界最先端スパコンでも1万年かかる難しい計算問題を、約16億分の1の3分20秒で解くことができたとしている。比較要素が完全におかしいがどっちがすごいのだろうか。

2019-10-24

anond:20191024142818

ならんだろ。実際なってもミリ秒で忘れ去れるだろ。

「44マグナム弾丸辞書でガードしてみたwwww」みたいな動画(実際貫通して死んだ)とか、今誰も話題にしないじゃん。

硬貨程度の価値の死じゃん。全く以て無駄だし笑えんわ。

2019-10-13

車上荒らしに遭った。自転車で。8年半ぶりに。

些細なことなんだけど、自転車に乗せてあったライトモバイルバッテリーを盗まれた。8年半ぶりだ。

台風で、俺の街にも避難勧告が出た。

近所の小学校避難所になったので、朝片付けの手伝いに行った。外に出たらとっても空が青かったから、やっと水が引いた川の土手に出てそのままサイクリングロードをぶらぶらと走った。

真っ青な空と、いつもよりずっと幅の広い川はなんとなく知らない世界みたいで、不謹慎にもとても気持ちが良かった。

お腹が空いたのでラーメン屋に入って外に出たら、自転車に付けてあったフロントバッグが開いていた。

そのときはいかんいかん、開けっ放しで走ってたかななんて思ったんだけど、家に帰ってよく見たら、底の方に入れてあったライトモバイルバッテリーけがピンポイントで無かった。

他にもタオルやら工具やら入ってたので見落としてたんだけど、確かにライトバッテリーけが無かった。

やられた。盗まれた。

うっかり落としたかな、どこかに忘れたかな、なんて思ったけど、1ミリ秒でその思索は打ち消した。間違いない、さっき充電が終わって、この手でバッグに入れたんだよ。

ライトボロボロUSBライトだけど、バッテリーは買ったばかりのアンカーのPowerCore10000だ。ふざけんなよ。3回くらいしか使ってねーんだよ。

自転車に置きっぱなしだったのは油断だったけれど、ジッパー開けて盗っていく奴は完全な悪だろうが。

すぐに、前にも同じことがあったことを思い出した。

忘れもしない、2011年3月11日だ。

あの日俺は仕事で、自転車に乗って都内を走り回っていた。自転車で動けたのが俺だけだったから、災対やらなんやらで大忙しだったんだよ。

そんな夜、自転車に付けてあったライト2個と、モバイルバッテリーを盗まれた。よく覚えてる、eneloopモバイルブースターだ。

まれたことそれ自体よりも、その時なんとなく必要だと思ったから盗っていくという行動を取る奴がいるということにひどく困惑した。

モノの値段云々よりも、自分が良ければいいっていう屑野郎がいることに戦慄した。ほんの些細なコソドロのせいで、人間ってクソだなとすら思って酷く落ち込んだ。人間には、悪がある。なんとなく、クリストファー・ノーランダークナイトを観た時のような気分だった。

盗っていった奴に言いたかった。お前には、そのライト必要ない。

忘れかけてた時に、またやられた。

俺のモバイルバッテリー返せよ。ふざけんなよ。てめえ、人の良心を返せよ。

必要な人がいると思ったから持って行ったんだよ。クソが、返せよ。俺の、バッテリー、返せよ。

お前はこんなところは見てないだろうけど、許さねえからな。

お前、絶対に、許さねーからな。

2019-10-04

anond:20191004204446

太陽地球が決めています

地球太陽の周りを一周する時間を1年としています

地球を一周するのが正確に365日ぴったりだったら、うるう年うるう秒も要らなかったのですが、

正確には365.2422日くらいなので調整が必要になるのです。

うるう秒は、地球自身がくるっと一周する1日の時間24時間ぴったりだったらよかったのですが、

厳密には数ミリ秒のズレがあります。そのズレが溜まってきたら、うるう秒で調整をするのです。

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