はてなキーワード: それが大事とは
夏休みになったが、彼女もおらず、友達も帰郷してしまったので新しくバイトをはじめることにした。バイト雑誌をぺらぺらとめくっていたら、まかない付き20時〜早朝5時、時給1800円というバイトを見つけた。深夜とは言え、かなりの高めの時給だったので、さっそく面接に行ってみた。
そこはホストクラブだった。僕は、年齢=彼女いない歴=DTで、けっこうなコミュ障。ホストクラブだって知ってたら、絶対受けないのにと後悔した。
受かるわけがないと思った面接だったが、翌日店長から電話をもらった。厨房&ドリンクスタッフで採用だった。ホストじゃないので時給が下がるのかと思ったが、1800円のままで良いという。僕は、そのラッキーなその申し出に、翌日からさっそく働きはじめた。
厨房の専任スタッフは僕だけだった。いままで厨房を担当していたホストの先輩から、器具の置き場と店のメニュー(フルーツもりあわせとか、おつけものとか簡単なもの)の説明を受けると、初日から一人で仕事をすることになった。
とても不安だったが、前に働いていたイタリア料理屋と比べれば全然暇だった。適当に切りものを盛りつけて、あとは皿やグラスを洗うだけ。カクテルも難しい注文はほとんどなく、お客さんのカシスオレンジを作るぐらいのものだ。実はお店には厨房スタッフがおらず、相当困っていたらしい。僕は、すぐに重宝され1週間経った頃には、職場になれた。
職場に慣れると、まわりの様子も見えるようになった。ホスト同士の仲は良かった。「ナンバー1争いで熾烈をきわめる」みたいなテレビのバラエティのようなことはなく、営業が終わると皆で飲みに行くこともしばしばだった。みんな酒が強かった。
僕はすぐに気を許してしまい、酔っ払って、うっかり自分が「童貞」であることを口走ってしまった。
そして、彼女ほしいと打ち明けてしまった。みんなニヤニヤと軽く笑っていた。
翌日、僕はナンバー1の翔さんに僕は呼ばれた。「おまえ、もてたいか?」翔さんは開口一番そう言った。
僕は、意味が解らなかった。が、すぐに昨日のよっぱらって口ずさんだ事だと気付いた。
僕はものすごい不安と、それを上回る好奇心でいっぱいになった。
ゆっくり首を縦に振ると「はい。。。」と声にだした。翔さんはふーっと息を吐くと
「よし。おまえ今日から俺の弟子になれ。3ヶ月後に絶対にもてさせてやる。その代わり、俺の言うことは絶対聞け。できないというのなし。」と言った。その日から、厨房スタッフ兼、ホストの弟子になった。
ホストの弟子は、厨房で見ていたころとは違い、とても過酷だった。お客さんに出すグラスのタイミング、話題をつなげるための相づち、たばこの火の出し方、すべてがすべてよく解らなかった。めちゃくちゃ優しかった仲間のホストたちは、手のひらを返したように「つかえない新人ホスト」の僕に厳しかった。
そもそもコミュ障の自分にとって、女性と話すことは不可能に近かった。
「よし、これから竹下通りを抜けるまでに50人の女の子に話しかけろ。無視されても、とにかく話しかけろ」僕は絶望した。サークルの勧誘すらまともにできないのに、いきなりストリートナンパをさせるという。しかし、わざわざ休みにつきあってくれている翔さんに申し訳なかった。というかびびった。僕は、あきらめて声をかけることにした。
50人全員に無視された。
僕は、その結果を報告した。すると、翔さんはもう一度50人に声をかけろと言った。やけくそになった僕はまた繰り返した。
やはり50人に無視された。
そして、そのことをまた報告した。翔さんは満足げな顔をして、今日は終わりと告げた。僕はなにがなんだか解らなかった。ただただ疲れただけだった。翌日店に入ると、厨房の仕事をそこそこに、新しいお客さんのサポートにつけられた。
僕は「今日暑いですよね。何か飲みますか?」とすぐに声をかけた。自分でもびっくりした。昨日までは、先輩ホストが話しかけるまで何も言葉が出なかったのに、自然と口をついて出た。その後、お客さんと楽しく話が・・・できるわけは無かったが、終止なごやかな雰囲気で送ることができた。
翔さんに、僕はその不思議な出来事を伝えた。すると、翔さんは言った。
「お前は、そもそも最初に言葉をかけるバリエーションがなかった。そして、度胸もなかった。だから、ドギマギして空気をブチ壊してたんだ。まずは、話かける準備ができるようになること。それが大事だったんだよ。最初、2時間かかってた50人への声かけが、次の50人では1時間になっただろ?それは、お前が慣れた証拠なんだよ。まあ、まだ長いこと話をするのは無理そうだけどな。そのうち、そのテクニックも教えてやるよ。」
僕は心と目頭があつくなるのを感じた。
むちゃくちゃ言う先輩だけど、この人について行こうと思った。。。
---------
たくさんの支援ありがとうございます。2時限目 書きました。
暴論だと仰るのは最もだし、世間的にその意見が大勢だろうとも思いますが、私はオーバースペックというのが本当に生理的にダメで、そういう背景を以って「歌にする必要は無い」と考えているので、この点については謝罪も撤回もしません。他人の自己承認欲求を満たす、あるいは自身のそれを満たすためのプラットフォームに、音楽は明らかにオーバースペックだと思います。
さらに、話を私の最初の投稿で述べたミクロマクロの話に戻すのですが、私自身(当然)日本は変わらないし(てゆーか変えられないように歴史上できてるし)、もっと言えば日本は暫くの内に高度経済成長を成し遂げた歴々の偉人様方々の為に倒れると思ってます。現代型厭世観が少し具体像を持った感じです。マニュアルに沿ってれば自分の人生は問題なく円滑に進むんだと学校で教えられました。実際に生活実感としてその通りだったし、あるいは今教育政策を策定しているのはそれが大事だと思っている人々だから、義務教育を修了している身としては当然の思想を持っていると思っています。だから、今ボカロで流行りの曲を作る人々は、公教育上大変優秀な産物だと思います。それがミクロな私の偽りない意見です。
ではマクロな私の偽りない意見は何かというと、それじゃマズいでしょ、というものです。一国が過去の人間の為に滅びるなんてマジでやってられないし、そんな歴史上の汚点を以って自分の国が滅びるなんてことになれば、全国に神社が建つぐらいの怨霊になる自信があります。大事なのは今現状が改善されて何か変わることじゃなくて(そんなことありえないし)、今まさにその過去の人間に現代の人間が飼い慣らされて下を向いてることで、どーせ倒れるんなら誇りの中で上を向いて倒れたいなーというものです。
それは当然ミクロな自分にも反映されてて、厭世的で近々日本は滅ぶと思ってるけど、別に日本が滅んでも自分は滅びないし、生きていたいと思うから、厭世的で前向きな曲が好きだし、マクロな自分としては、日本が生きにくいことと自分が生きていることは別の問題で、もっといろいろ無視して生きてほしいなぁと思います。
結局、死んだら元も子もないし、それを歌にして発するってのは、どっちかってーと日本という国から美味い汁吸い続けて今まさに日本を枯れ木にしようとしている人々による印象操作ではないかとさえ思えます。
あんまり文中にうまく表現できなかったので付言するしかないんですけど、この前向きに生きるってのは、従来のロックパンクのような「(よくない社会に対して)相対的に反発する」のではなくて「(社会が良くないのは最早仕方ない問題だけど、それでも自分自身は、自分のやりたいことに対して)絶対的に前向きである」といった意味合いで、結局’00年代辺りのロックポップなんかそうですけど、スキマスイッチ「ゴールデンタイムラバー」とかちょうどピンポイントでそんな感じじゃないかと思うんです。
こういうのがあまり供給されないのは、文脈の上では公教育批判とか作曲者の手抜きの指摘とかいう形で行われているとおりで、それが供給されて消費者が消費しないのは、現代型厭世観の問題で、私や元増田は、それがミクロではなくマクロになっていることに問題意識を持っています。
http://anond.hatelabo.jp/20111106092420
大学選びのコツ。
この先、キビしくなっていく世の中で「学歴」っていうのは非常にコスパのいい資格で、その一方ある程度以上の
ものがないと「無いも同然」になりかねないものだと考えた方がいい。具体的にはマーチ-駅弁未満の特色のない大学とか入るだけ無駄。あと、美大・音大に行く奴は夢と心中する覚悟を持っとけ。文系院志望は更にだ。東大でも進路に自殺が見えてくる。
「偏差値」が重要なのではなく、大学名の肩書きが重要だってことは覚えておいた方がいい。
高校生だとピンと来ないだろうけど、最早「まともな暮らしがしたければ学歴は絶対必須」って世の中に突入してる。
「普通の暮らし」って高校生が思う以上にハードルが高い。親世代のようには我々生きてけないだろうから。
①進路が明確な場合
例えば「船乗りになりてえ」とか「教員!」とか言うなら、それぞれベストに近い大学があるのでそこに行こう。出来れば、その界隈最高峰の大学へ行こう。教員なら学芸大、船乗りなら海洋大学みたいな「就職超強い大学」が一個くらいはある。しかし、この場合覚えてほいて欲しいのは「現場作業員」ならそのレベルでも到達できるけど、「日本郵船で新航路を開拓してえ」とか「日本の教育制度を改革してやらあ!」みたいな野望は、この手の大学ではかなわない。自分が現場で働く人になりたいか、それとも指揮をし企画する人になりたいかは、十分考えて進路を決めよう。ぶっちゃけ、進路が決まっていれば大学の段階でそれが叶うか否かは8割くらい決まる。スゲー大事。超悩もう。
②進路があやふやな場合
文系なら、とにかく必死こいて偏差値の高いところ。具体的に言えば、私大なら早慶以上、国立なら旧帝以上に入ろう。
学習コスパが高いのは早慶。三教科で受かる割りには社会的評価が高い。ぶっちゃけ、底辺国立に入る実力があれば早稲田慶応なんて入れちゃう気が俺はしてるんだが、何故こんなに社会的評価が高いんだろうか。その辺りを勘案しても早慶はお得感があるな。デメリットは学費。高すぎだろクソが。
理系の場合は、自分の適性に見合ったところに行こう。若干就職は文系に比べて有利だ。ただ、大学生活が文系に比べてダルいと聞くので、好き嫌いで選んだ方がいいんじゃないかと思う。俺文系だから知らないけど。
大学の価値は「肩書き」以外に、「人脈」っつーものがスゲー多い。例えば、俺は早稲田の出で起業した人間だけど、大学のときの人脈がなければ起業なんてまったく覚束なかっただろうと思う。借金抱えて早稲田に通った甲斐はあったと思ってる。
ただ、貧乏人が私大に行くとカネの面で相応のリスクになることもあるので、そこは自己判断、自己責任。
んで、一定レベル以上の大学は、金持ちの師弟が非常に多く、また一流企業に勤める人間も多いので、人生通してかなり使える。スゲー便利。また、学閥っつーキモチ悪いコネクションも日本社会には蔓延ってるので、これもかなり使える。どこの企業に行っても、東大・早稲田・慶応の門会は大体ある。俺も外資含めて企業3つハシゴしたけど、全部あった。特に早稲田。ゴキブリかおまえら。
たいていの人は初めての就職活動が終わって内定者の学歴を見たときに「うわ…学歴って大事なもんだな・・・」と思うだろう。
東・東・東・ハ・慶・東・東・東…みたいな学歴って大企業だとフツーだからね。「俺低学歴ワロタ」って感覚になる人も多いと思う。俺そうだった。
③学びたいものがあるが、それは進路には特に結びつかない可能性が高い時
「文学やりてー」とか思ってるヤツ。俺もそうだったけど、コレ辛い。
特に、大学でやりたいことをやるには必然的に「院」って選択肢が浮上してくるが、やべーこれ詰むぞ?って感じになるよね。
俺も修士出だから結構怖かった。これ対策は、「やりたいことをとにかく必死にやる」。ことしかないと思う。
だってさ、大学って就職予備校じゃねーんだからやりたいことをきちんとやらないと意味が無い。
じゃあ、どうするかって例えば俺は文学を専攻したんだけど、そーいうの必死でやれば普通語学くらいつくだろってことだよね。
院試で英語使うしさ、TOEIC800とかまで最低でも伸びるだろうと。一生懸命勉強して、結果として付加価値をつけるしかないと思うんだよね。それでも、結構な高確率で就職詰むけどさ。個人的に、就職のことだけ考えて大学を選ぶのは薦めない。おもしろくねーし。大学選びは「やりたいこと」でいいと思う。ただ、その中で自分の付加価値を発見するなり習得するなりしてけないと、この先しんどいだろーな、と思うよ。それでもダメなら公務員試験。あれもやりゃ受かるし。Ⅰ種の難度は過大評価されすぎてると思う。やれば受かるレベル。ただ、その先の面接は「俺低学歴ワロタ」になるから早稲田・慶応辺りだと場所によって辛いが。
なんにせよ、高校生に大事なのは「何がしたいか」「どうなりたいか」の明確なビジョン。
高校一年生なら、とにかくこの将来のビジョンを作ることに専念したらいいと思う。目標が出来上がってれば結果なんてついてくるし。
俺の場合、小説大好き⇒文芸批評家になりてえ⇒早稲田だったけど。こんな冷静になれば「それ食ってけると思ってたん?」って夢でも、大学受かるくらいのモチベーションにはなる。それが大事。今の高校生さんだと、多分大学入試のモチベーションも捻出できないと思う。1年生なら東大まで十分射程距離に入るし、よく考えてよく選んで欲しい。俺この歳になっても「二浪までなら東大目指せばよかったな・・・真面目に数学やってりゃ…」って思うことがある。東大・京大・一橋辺りは入試難度が別格なんで、高校3年の秋から勉強しても受かる時は受かる早慶とは比較にならんほど、早いうちに進路決めたやつが有利。逆に言えば、「三年ありゃ東大は受かるんじゃね?」と俺は思ってる。受かったことねーけど。受けたことはある。落ちた。日本は何やるにせよマジで東大最強伝説なので、東大いけるんなら進路なんて一ミリも考えなくてもOKってフシはあるんだよな。
高校一年生で進路も全く見えてないんなら「とりあえず東大目指す」ってのは戦略としてかなりオススメ。「自分は東大なんてムリだな…」と思うなら、早慶狙いの三教科特化に切り替える手もあるけど、ぶっちゃけオススメしない。旧帝狙いとかなら東大狙いがミスった結果で受かるだろうから、一年生は目標を大きく持った方がいいと思うよ。
単に、自分の知らないところで、男に裸を見られるのが嫌なんだと思う。
自己中だねーw
あくまで自分が隣にいれば普段着ないミニスカ履かしてもいいと思ってんだw 可愛い可愛いっておだてれば着ちゃうタイプなのかな。
バストがボリュームあるとか、身体が判りやすく女性的な女の子は下手にいやらしくならないようにファッションに気使うことって多いもんだけど。
つーか知らないところで見られるのがイヤなら一緒にサンバのスクール通ってショーに出るとかの選択肢もあるじゃんw
要は彼女さんが「オレのキライなものを好き」なのがイヤなだけでしょ。
議論になった時の覚悟はしてるよ。
むしろ、彼女がどのくらいの覚悟でやってるのかによる。
嫌われてでもやりたい、むしろその趣味を含めて私だと思って理解して欲しい、
ただ、習い事とかイベントとか、何となく楽しみでやってることのひとつなら、
こちらの意志を尊重して欲しい。
なんで「覚悟」とかいって、苦行みたいな側面見出そうとすんの? 楽しくてやってんだから、それでいいじゃん。
だいたい「楽しみでやってる」か「覚悟がある」かどうかの判定ってどうやってつけるの?
プロとしてお金稼いでるとかの判りやすい指標がなきゃ、何であっても「楽しくてやってる習い事」の範疇から出られないんじゃない?
つまり自動的に「=オレのためにやめてほしい趣味」ってことになっちゃうじゃん。ずるくない?
最初から結論ありきで、結局「話し合って、受け入れる」っていう過程なんかない。
「自分がイヤなんですううううう」っていうのを押し付けてるだけでしょ。「嫌いになっちゃうよ、いいの?」って甘えてるだけだよね。
彼女さん、ダンスも好きだけど嫌われたくない…ってなったら、その葛藤を自分ひとりで引き受けて、しかも場合によっては即答しないといけない。
大人しくて可愛くて良い子なんだろうなあ。
「その趣味をオレは受け入れられません、キミがそんなのやってるのスゴくイヤです」って、緩いけどフツーに脅迫なんですけどw
彼氏が大好きだから尽くしちゃう感じで受け入れちゃうのかなあ。自分の好きなもの曲げるのは尽くすときはいいけど、冷めたら反動凄いからなあ。
その「良い遺伝子」はなんだって話だよ。どういう観点で「良い」を定義してんだ。
子孫のために家庭や経済環境を整えるのは愛情なのに、より良い遺伝子を与えたいと願うことが何故批判されなければならないのか。
例えば精子バンクを作って、「遺伝子がいいらしい男」の精子を女が自由に受精できるようにすればいいと。
とりあえず女の遺伝子の悪さは無視して、男だけでも良質な遺伝子を作れるようにしろ、そういうこと?
あるいは、女性の卵子すらもバンク化して人類総養子化でも望んでるの?
「しかたない」って言説はそちらへ進むことを良しとするわけではないのだけど、わかってる?
何を?
「良し悪し」をだよ。色覚異常は遺伝子が悪いのだから、後世に残さないためにも当代限りで終わらせよー(子供つくるんじゃねーぞ)って言ってるようなもんでしょ。だいいちそれら二つの先天的なものと、性格が歪んだ、画家の夢を諦めたとかの後天的なものを同列に扱ってる時点でどうなんですかね。(色覚異常は画家をやめる口実にしちゃ弱いだろjk)
色覚異常で車掌にはなれません、車の運転できませんってのはわかるよ。識別に難があるんだからね。それが大事故につながるかもしれない。
しかしそれは「現在の」社会生活に支障をきたしているに過ぎないし、それが原因で「遺伝子が悪い」というのはどうなんですか、という話をしている。
まさかこんなものをさも当然だという人が研究者にいるかと思うとゾッとするんだが。それともあれか。遺伝子分野の研究者はそういう恣意的な運用を気にしないMADな連中なのか。
プロポーズするほどの相手なら、相手の趣味嗜好くらい、いくらかはわかるもんじゃないの?
たとえわからなくても、わかるようになろう、探ってみようと思うもんじゃないの?
「理解できないのは相手の説明不足」って、原因を相手に丸投げするのはありなのか?
と、↑これが言いたいだけなんだけど。
自分の趣味を無説明で理解してほしいなら統一見解、コードをまとめなさい
↓
そんなことは無理ですよね
↓
きちんと説明すること、
それが大事でしょ
一般論として言いたいのであれば、大筋は正しい方向と言えなくもないと思うよ。
例が適切でなかったと思う。
日本のやりかたは、消えないんじゃないのー?
日本で通用しない人間が、たまたま海外で通用したから大きい顔してるって話であって。
グローバルになったからって日本の風習が消えることはないでしょう。
だって外人は今日までの仕事があっても平気で定時に帰るし、仕事は仕事であってプライベートに影響するものではないと思ってるから。
そういうのって、私よりも公っを重んじる日本人には馴染まないでしょう。
良好な関係を作って、飲みにけーしょん、みたいなね。
くだらないけど、それが大事で、それしないとうまくやっていけない部分もある。
や、でも、超長期で見たら少しずつは変わっていくのかな。
食とか、他の文化もそんな感じじゃん?
リンクを大量に貼っているので、選択的に読むのがいいと思います。
このエントリは、私自身が問題意識を持った上で数カ月かけて、雇用問題・解雇規制についての記事を読んで、本質的だと思われる部分を簡潔に書いたものです。そのため、主張の根拠だったりその理由だったりそれに付随する問題点が多々ありますが、(量が膨大になるため)あえて書いていません。そのかわりに、私の意見を代弁しているブログ等にリンクを貼っています。その主張について疑問があったり詳しく知りたい場合はリンク先の記事を読んでみると、このエントリについてもさらに理解が深まるかと思います。このエントリに関して全体的に納得行かないっていう人もいると思いますが(問題意識を持っていない人は特にそうかもしれません)、少しずつでも、一日数個リンク先の記事を読んでいけば、もしかしたら、一、二ヶ月後は意見が変わっているかもしれません。
-----------------------------------
今、俺ができるだけ多くの人に知って貰いたいと思っていることは「世代間格差」★1だ。 →グラフ参照★2
え? 知ってるって? まぁ、今の年金制度が積立方式じゃなくて賦課方式であることと、将来の人口分布予測★3を知っていて、まともに考える能力があればわかることだよね。 実際、殆どの若者もそれに気が付いているみたい★4だしね。
世代間格差についてインターネットではたまに見たりするけど実際周りで話してるのなんか聞いたことない、って言われても若者は投票に行かない★5わけだし。 だったら世代別選挙区★6でも導入っていうのはかなり有効な手段だと思うのだけれども、残念ながら政治の世界も年功序列なわけで、老人たちがみすみす自分たちの首を締めるような真似はしないだろう。
この年功序列・シルバーデモクラシー★1-1を崩すのはかなり難しいよね。
法律を変えることのできる政治家も、世間に大きな影響力をもつ大企業の経営者や幹部も年功序列で決まっちゃう。 テレビ・新聞も高齢者に迎合して、ルールや世間の潮流を作る側、体制側も年功序列で出る杭はガンガン打ちのめしているし★1-2★1-3、すでに高齢者に有利な世の中になってしまっている。 そう考えると、現在の日本の社会構造を変えるのはかなり難しい。
-----------------------------------
今の閉塞的な経済や景気に大きく左右される若者を中心とした雇用不安、サービス残業、ブラック企業が蔓延っている事などの原因を考えると行き着く先のうちの一つは厳しすぎる解雇規制★7★2-1があるだろう。 解雇規制が厳しすぎるので企業は簡単に正社員を首にできない。
また、年功序列型賃金であるため、ある程度年をとった職歴のない既卒者を雇い入れることが出来ない。 そうすると基本的に新卒からしか採用しようとしない。 新卒採用で正社員として採用され働くことが出来なかった人は将来、正社員に返り咲くということが極めて困難だ★2-2。
慣習として終身雇用であるために、新卒採用の時点でその人が生涯賃金(企業が支払う公的年金の分も含めれば3~4億以上)に見合うだけの価値があるかどうかの無茶な判断に企業は迫られるわけ★2-3。 当然、景気の良くない現在では特に企業は二の足を踏み新卒採用を絞る。 なので、生まれた年代と大学卒業時期の景気だけで、その世代の人は何も悪くないのに、特定の世代だけ格差が極端に大きくなり★1-4、組織の構成員の年齢分布も歪になる。 そしてそれが世代間格差をさらに広める。
これは、現代の奴隷制度・身分制度★8★9★2-4★2-5ではないだろうか。 驚いたことにカースト制度と酷似している★10くらいだ。 社会に適応できなかった人★1-5や新卒採用で漏れた人間は一生、ワーキングプアや派遣・フリーターの非正規雇用で暮らさなければならない★2-6。
正社員から非正規雇用者に成り下がることはあったとしてもその逆はありえない。 また、正社員職にあぶれて非正規雇用で働いている人だけでなく、新卒しか採用しないことによって、つまりは既卒者を締め出しオッサン達の雇用を守った上で若者世代に無職・ニートを作り出している。 正社員といえども一部の大企業以外では、ブラック企業★11、サービス残業つまり労働基準法違反が蔓延している。それは労働市場の需給バランスが異常で、恐ろしく買い手市場になってしまっているから。 終身雇用が前提で、どんなに酷い企業だとしても辞めたら他の仕事を見つけるのが難しくなる。 つまり、労働者が労働サービスを企業に不当に安く買い叩かれている★12からブラック企業なんかが存在し続けてしまう★2-7。
そういった問題に加え、人材流動性の硬直化によって、一企業内だけでなく社会全体として、新しい産業への人材移転が起きにくい。 太平洋の向こうでは、流動的な雇用のおかげで基幹産業を製造業からIT・金融へと変えて★13まだまだ成長し続けているバケモノもいる。
-----------------------------------
こういったことを変えるために、革命的な変化が世の中に起こって欲しい、そういう意味で戦争を希求する気持ちもわかる★14。すごくわかる。
今、日本は危機的状況にあると思っている。アジア通貨危機みたいな極端な経済危機がおきて、2013年とか2020年くらいに日本が凋落するっていう見方もあるらしいけど★15、そうならないとしても“今”変わらなければ、じり貧になってじわじわと衰退していく。それはKOされずにずっとボディーブローを食らい続けるボクサーのように。
民主党に政権交代したのは日本が変わらなければならない、と国民が感じているからに他ならないと思っている。むしろ変わらないといけないという危機感がないと本当に日本は没落する★2-8。民主党がまともな政治をできているのか★16は別として。
俺が、戦争を望むという思想、つまりある種の革命に共鳴するのは、社会がリセットされるからだ。ガラガラポンでリセット、再出発。解雇規制緩和から始まり、終身雇用、年功序列型賃金、年功序列型人事、新卒採用主義などを根こそぎ変えないと、日本に未来はない。ただ衰退していくだけ。反対する人の多いこの状況★1-6でこれらを自発的に変わらなければいけない。自発的ではなく強制的に変えざるを得ない状況に陥った場合というのは、もう一回日本が焼け野原になっている状況だと思っている。
-----------------------------------
今の日本人の目標ってなんだろう、日本人はどんな幸福を求めているんだろう、って考えると難しい。
二十数年前までは、所得倍増計画だ世界第二位の経済大国だジャパン・アズ・ナンバーワンだなんだ言ってたけど、今はそういう時代じゃないっていうのは誰の目にも明らかなわけで。そういった考えがバブルと一緒にポンとはじけて、目標を見失ってさまよい続けたのがここ20年なんじゃないの?もういっそのことイタリアみたいな国目指せばいいじゃん★1-7。 いやマジで。日本人がお互いに抜け駆けをを許さず無駄に拘束しあって★17疲れてんのが今の日本★18でしょ? ときには消費者★2-9として。 もしくは会社の同僚や上司や取引先として★19★20。 ゆっくりしていこうよ。 どうせ経済はこんな体たらく★21なんだし。
ただ、確実に不幸だと言えるのは、今まで父親は馬車馬のように働いて日本を経済成長させた代償として家族を大事にしてこなかったこと★22★23を“社会が”若い世代にも押し付けてくること★24★25と、 そして一昔前までは当たり前だったけど、今のこんな雇用環境では真っ当に働いて普通に結婚して普通に子供のを作って普通に暮らすということ★26が、ものすごく難しくなっていること★27★28だ。 え? 俺らが若い頃なんか終電まで働いて休日出勤も当たり前だったんだから、ちょっとやそっとのサービス残業くらい我慢しろって?ダメダメ! そんなこと言い出したら縄文人が勝っちゃう★1-8んだからw そんなことを言うくらいだったら、お互いの対立軸★1-9をハッキリさせましょうよ。 そうした上で建設的な議論をしましょうよ。
-----------------------------------
日本的雇用 -終身雇用・年功序列・新卒採用- を撤廃させるには、つまり雇用が流動化されるには少なからず混乱が起きるだろし、 落ち着きを取り戻したとしても決して全員の給料が良かった時代には戻れないだろう。 雇用流動化によって損をするのは既得権をもった人★29だ。誰も損をしない革命★30なんかありえない。 彼ら、いやあなた自身が血を流さなければ状況は全く変わらない★1-10。
収入が減ってもふたりで働けばいいじゃない。 専業主婦なんて一世代くらいしか続いてないわけだし★31。 家も買う必要はない。 ていうか、こんな激しい時代でん家買うなんてこたぁ無理★1-11。 いい意味で人生を諦めたほうがいい★1-12。 別に借りればいいじゃん。 モノを買わなくったって。 所有することが目的★1-13じゃなくて、使うことが目的なんだから。 持ってるとお金かかるだけだし★1-14。
企業の方も終身雇用を求めている★1-15っていう意見もあるけど、床上手な処女を求める★32★33のも凄く矛盾してるよね。 確かに、明日から解雇し放題ですよ、なんてしだしたら混乱するだけってのは重々承知なわけです。 意識改革をして解雇規制を試験的にでも導入★2-10する、それを実行する為の議論の素地を作ること、それが大事なんです! 変わるっていっても一朝一夕で変わるわけないんだから、少しづつでも変わんなくちゃいけないの! 時間ない★34んだから!
今変えない限り、未来永劫変わらないんだよ?そんな社会がいつまで続くと思っているの?
どの時代に生まれようとも、今ある社会を持続可能な社会として子供たちに引き継いでいくのが大人の役目でしょ。
書いてて思ったけど、明治維新や第二次世界大戦後みたいに外圧がないと変われないのかもね。
日本社会は、ある意味でもうかなりヤバい★38★39★1-16のかもね。
実際、老害の糞ジジィどもは自己中★1-1★40だしね。それが良い方に向かうか悪い方に向かうか知らんけど。
ただ一つ救いがあると思えたのは、真っ当な感覚を持って、真実を語ることができる政治家が(少なくとも一人は)日本にいるということだ。それは自民党中川秀直★41だ。そういった政治家が普通にみられるようになるためには、どれくらい時間がかかるかは……考えたくもない。
http://www.nakagawahidenao.jp/archive_qa2009_01.html 参考→★2-11
Question
今の政治についてのお考えは?人を助けるという政治であってほしいですね。仕事が無くなる、住む場所が無くなると言う現状を見ると、今こそ政治の出番では ないでしょうか?国民のために少しでも灯りが灯る政治に決断が必要ではないでしょうか?きっと、神様は悪いことばかりを与えられることはないでしょう。し かし、国民も努力をすべきだと思いますが、少しでも明るい日本にするために、中川さんはどのようにお考えでしょうか?自民党は貧乏人を殺してしまうので しょうか?お答え下さい。(島根県、63歳、女性)
Answer
厳しいご指摘をしっかりと受け止めたいと思います。いまは世界中が新しい社会に向けた転換をめざして、「産みの苦しみ」の中にあります。それは、「まとも な社会」への転換なのだと思っています。助けあい、いたわり合い、分かち合いの社会にするための政治でなければなりません。非正規雇用の方についてのご指 摘と思います。非正規雇用の方を切り捨てて守ろうとしているのは、経営者の利益だけではなく、実は正規雇用の方の雇用であり賃金です。つまり、ひとつの家 庭の中で、お父さんの雇用と賃金を守るために、お母さんのパートが切られ、新卒の子供が正規雇用につけないという状況が生まれているのだと思います。こん なことで、お父さんが首切りにあったらこの一家はどうなってしまうでしょうか。私はここ数年、正規雇用と非正規雇用の差をなくして、全員が職務給をもとに 働くべきだと思っています。この制度への最大の抵抗は「自分は若いときに安月給で働いたのだから、仕事以上の給料をもらう権利が私にはある」と思っている 中高年齢の男性正規社員の一部のみなさんです。しかし、それが青年たちの雇用を脅かし、日本社会全体を弱体化していることに思いを寄せていただきたいと思 います。一家の家計は、家族全員で分かち合いをしていくべきではないでしょうか。政府も、経営者も、正規社員の労働組合も、非正規雇用のために「三方一両 損」の努力をすべきと思います。オランダでもそうした合意をしたことがあります。なお、政府・日銀はすべての人が安定した雇用が維持されるように政策運営 をする使命があります。そのことを絶対に忘れてはいけません。
それは、正社員と非正規雇用者では給与以上の断然たる格差があるということ。 言い換えると、正社員という既得権★42に対しては手厚く保護されているが、非正規雇用者に対するセーフティネット等があまりにも貧弱、というかないに等しい。
まぁそれはわかるとして、今、非正規で雇われてる人で反対してる人っているの?正社員の人が解雇規制緩和に反対というのは心情的にはわかるけど、結局正社員の人が反対することによって格差を助長させるだけ★1-10じゃないの? 仮に今後ずっと反対したとしても一緒に潰れるだけ★2-12なんじゃないの?もしかして、非正規雇用者だったりワープアなのに、雇用流動化反対!!なんて思っちゃってる人は、規制すること★2-13★1-17しか頭にないんじゃないの? 賃貸住宅しかり★2-14、保育★43しかり。
(mojixさんは兎も角としてchikirinさんもそうじゃないかと勝手に判断してるんだけど)それは俺の思想的立ち位置が小さな政府を支持していて、リバタリアン★44的な考えにかなり近いから。 ここまで読んでそれがわからなかったらただの馬鹿。 馬鹿は言い過ぎかもしれないけど、少なくとも自分自身の思想的立ち位置は自覚してないんだろうね。 それをはっきりさせてから自分の意見を表明してください→★2-15★2-16★2-17
んな訳ないwこんな糞なげぇ文章を増田なんかに書いて、ちまちまリンク貼っつけるような時間があるのは俺が暇人だからに決まってんだろjk。 言わせンな恥ずかしい。 なんで、そんなニートが偉そうに、解雇規制が~ とか終身雇用が~ とかのたまってるのかって? そりゃ、全体最適化=オレ様最適化★1-18だからに決まってんじゃねーかよw 二年半前はこんなこと★45書いたら非難轟々だったらしい★46けど、もし今も変わらないようだったら本当にお先真っ暗ですわ。 話す前から頭ごなしに否定して罵詈雑言を浴びせるんじゃなくて、せめて雇用流動化の何がどういうふうに問題なのか建設的な議論がしたいですよね。
そういう話がないなら、これから議論すればいいじゃない→★2-18★47
このエントリを書こうと思ったきっかけは、某便所の落書きで自分の考えを書いていったときに、ある程度まとまったカタチで発信したいと思ったから。 自分自身で考えを総括したかったからっていうのもある。俺はブログもやってなくて丁度いいから増田に書く事にした。
宝くじでも当たんねぇかなぁ…。
ついった→ ★
http://anond.hatelabo.jp/20110129073446
http://anond.hatelabo.jp/20110206190916
正確には、起業とはいえないんだけどさ。読む人が読むとわかっちゃう確立高いけど、まあ、バレても俺が恥をかくだけなので。いざとなったら、知らんぷりすればいいかな。
僕の前職は、アメリカの某社の仕事だった。その会社自身がフリーダムすぎる社風で、上司に恵まれてすごい楽しかったし、自分も思った事を実行する事が実績になるという状態だった。でも、リーマンショックで一部人員削減、上司にはvery high qualityと評価されつつ、首切りにあった。
そんで、日本で就職活動をするものの、フリーダムな感じが抜けきれず、数ヶ月経っても決まらないままだったので、「一人で仕事する環境を作るしかないのかな」と思って、意に染まぬまま独立するという感じになった。それを知人に伝えたところ、ある人を紹介された。その人は一流企業の営業を長く勤めた人で、その会社が嫌になって先日辞めたという人。
で、その人と一緒に活動するものの、半年以上経っても一円にもならず。最後には別れて、今俺はフリーター。貯金なんかとっくになくって、借金で食べている。月いくらという返済に追われ、余裕なんか全くない状態。
細かく書くと問題もあるので、ここで得られた教訓(?)をいくつかピックアップする。
失敗の最大の原因は泥臭い事を避けた事だと思っている。営業先はそれほど多くなかったし、泥営業を避けていた。どんな仕事だって、最初は肉体労働的に仕事をしたり、営業をしたりするはずだよ。奇麗な仕事だけなんてあり得ない。意図的に例を出すけど、Googleだって、最初は検索エンジンのライセンスを売るのに苦労していた。それでYahooに拾われて、やっと今のGoogleがある。自分はGoogleを目指した訳じゃないけど、Googleの創業者よりも優れてない人間がGoogleよりも苦労せずに儲かる訳がない。
実ははてなだって、コンシューマーだけでは収益が上がらずに http://www.hatena.ne.jp/help/business ビジネスはてなってのをやっていた過去がある。近藤さんは最初受託的な仕事をいやがっていたけど、れいこんさんに説得されてやっていたんじゃなかったっけ(ほかの話とごっちゃにしているかも)。
特に僕に特殊な領域の経験があったので、それを最初売りにしていたけど、マッチングが悪かったのか、その経験は活かせる場所が見つからなかった。お客さんがついて来れないのだ。新しいものを提供するにしたって、お客さんにとってわかるものを提供するのが正しい。自分がいくら頭が良くっても、相手から乞われるようなコンサル事業でもない限り、大してお金にならない。真面目で誠意があることは価値になっても、お客さんの理解を越えてはダメ。
また例を出すと、GoogleやYahooの検索エンジンは、バカでも使える。創業者と同じ頭脳を持ってなくても十分利用できる。それが大事。
これは特殊な事例かもしれないけど、実は、僕は年上すぎる人がいると、萎縮してしまう。自分で言うのもなんだけど、人の上に立つ方が能力を発揮できる。自分で背負って指示を出す方が得意(そういう実績もある)。普通に見れば「一流企業の営業+アメリカ帰りの特殊技能の持ち主」って、ゴールデンコンビのように見えるけど、実際はその萎縮が解けなくて、参ってしまった。もしかしたら、僕ではなくて、平凡でも他の人と組んだ方が、その人はうまくいったかもしれない。そう思うと、性格というか、相性って大事だなと思う。
念のため言うと、これは起業ブームに水を差したいわけじゃない。どちらかと言えば、応援したい。だからこそ、僕と同じ轍は踏んでほしくない。有力なコアコンピタンスを持つのも大事だけど、それと同じくらい「お金を稼ぐ」ことも大事。自分の知っている若手社長がいるんだけど、彼の会社は、自社製品は売れてないけど受託的に仕事して食っている。それで会社を少しずつ大きくして、最近は自社製品を売る営業も雇ったらしい。正直、彼は見た目は頼りなさそうで、頭脳だってお世辞にもすごいとは言えない。でも、誠意で頑張って支持を得て、普通の人よりも楽しそうな生活をしている。
起業しても、一年、二年の間に全ての夢を叶える必要はない。どちらかと言えば、起業の最初数年は「夢を叶える資金集めをする時期」と割り切った方が良い。そうすれば、起業した価値があるというもの。夢を叶えるのは、それからでも遅くはない。
追記:
はてブで200越えしたぜ、イヤッホー
どうなるかと思っていたけど、なんとなく書いてくれた人のコメントを見て、応援コメントもあって、少し元気になった。どうもありがとう。心から感謝します。
再起云々はまぁ、無料で出来るとあるプロジェクト(?)をやっている。これは金目当てじゃなくて、自分の立ち位置を確立するためのもの。どうなるかは、もちろん未知数。やらないよりはマシという状態。
どうも、みなさん、ありがとう。こんなダメ記事でも、誰かの役に立てているなら、嬉しいです。
----
ごめん、もうちょっとだけ。
「頭がいいのは武器にならない」といったけど、「バカの振りをする」ってのは、少し違う。
頭がいいのが役に立つのは、組織内でミッションや問題がある程度明確になって、実行、解決する必要がある時。例えば、サーバーの速度が遅くて、ボトルネックを見つけてそれを解消する時とかは、当然腕っこきのエンジニアが必要になる。でも、お客さんの前で「うちにはすごい技術者がいるんですよ」っていっても意味はない。そういうことをしても、感心はされるけどお金にはならないし、得てして「奥が深い症候群」になりがち。自分の失敗もそこにある。
実は、この部分、DeNA南場智子の受け売りでもあったりする。彼女はMBA持ちのコンサル上がりなんだけど、「コンサルの時は頭のいい振りをしていたけど、社長になったら何の役にも立たない」という趣旨のことを言っていたりする(出典を忘れた)。最近も、ブログで「私はマッキンゼーに10年以上在籍し、ひとさまの事業に「べきだ」を連発してアドバイスするうちに、自分もやればできる錯覚に陥って起業し、とんでもない失敗をフルコースでやらかして4年間も赤字をぶっこいた。」と言っている。 http://ameblo.jp/nambadena/entry-10056108610.html
なので、「バカの振りをする」必要はないけど、頭が良いとうことを活かす場所は間違えない方がいい。良くある大学教授のビジネスの失敗もほぼ同じ理屈だと思う。もし、頭のいい人と組みたいと思ったら、雇用関係を作り、指揮系統を明確にすること。パートナーにすると、その人の頭の良さに惑わされてしまうんじゃないかな。
ま、そんなところです。
ちょっと背中が痛かった。
ただそれだけで、眠かった。
一人でも僕は歩き出すから。
遠くまでずっと見つめていてね。
大好き。友達ってなんだろう。
勇気。夢ってなんだろ。
愛。無愛想。
優劣。
ひぎしい。
さみしい。
かがんがしい。
どぴゅーんどぴゅーんwwwwwwwwwwwwww
It's automatic
それでも私は望み続けるよ。
ぎゅるりんぎゅるりん。
はじけた♥はとどまることを知らない。
さぁ、果てのない冒険へと旅立とう。
夢は人間の数だけあるのだ。
幸せの海の中を泳ぎまわろう。
さぁ、この快楽に溺れて、
好き勝手生きてみよう。
そのまま、そのままが一番だ。
そのままに生きよう。
思いついたまま、それが大事。
さぁ、走りだそう。
走り出すのは今だ。
そのきになれば僕ら、空だって自由に飛べる。
そう、世界の果てまでも自由に旅してまわって。
いつまでたっても子供みたいにはしゃぎまわっていたい。
強くなるということは、ロールプレイングゲームの
レベルアップと同じ。
相手から受ける攻撃の絶対的なダメージは変わらないけど
相対的なダメージは変わってくる。
5の攻撃を受けると、かなり痛く感じるかもしれない。
スライムから、5の攻撃を受けても
何の心配もないし、何も心配しなくなる。
これは例え、受ける攻撃が同じであっても
相対的にみると、5/10=1/2のダメージだったのが、
5/5000=1/1000に変わるからだ。
つまり絶対的なダメージは変わらないけど
相対的なダメージは変わる。
これは、分母が大きくなったからであり、
人生も同じ。
子どもの頃、大きく傷ついたことがあっても
大人になってレベルアップすれば、それが
大したことないと感じることは、たくさんある。
全然気にしなくなるし、攻撃のたびに
そしてそれは、生きてさえいれば誰でも可能。
生きてさえいれば、それなりにレベルアップする。
スライムの攻撃を気にしなくなるときがくる。
だから今受けたダメージが全てだと思わずに
生き抜くこと。それが大事。
友達に、「お前には自分の意志はないのか?」と言われた。
僕の意志。それは大体以下のような物だ。
前向きになりたい。
もっと前向きになりたい。
逃げたくない。
自分のために生きたい。
誰かの為じゃなく。
でも、そう書いてみても、自分が本当にそう思っている様には感じられない。
本当に大事な事は、自分を知る事ではない。
自分を知る事は不可能だから。
書く事では「本当」には近づけない。
考えるだけでは「本当」は見つからない。
何故なら「本当」もまた、虚構であるから。
虚構は世界を形作っている。全ての虚構が否定すべき物である訳では無い。
でも、虚構はどこまで行っても虚構だ。
僕にとって何が大事なのか、それが大事だ。
同語反復だけど。
それは論理では導けない。
それは殆ど信念の問題だから。
人は信念によって動く。
僕の信念は?それならわかる。
それは、こんな風にして、カッコつきの「本当」について知ったりする事。
「本当」を知っている人間になる事。
何故僕はそれを信じるのだろうか?
多分、カッコイイからだと思う。
険しい道のりだなぁ。
とりあえず、これ読んでみ。
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/09/post_90.html
ちなみに、週刊朝日は4月10日号で上杉隆氏のリポートを載せている。当時代表だった、小沢一郎氏の会見でのやり取りだ。公約の証拠として以下に引用する。質問者は上杉氏自身である。
「ジャーナリストの上杉隆と申します。3月4日の記者会見以来、代表は説明責任を果たそうと、わたしのようなフリーランス、雑誌記者、海外メディアに記者会見を開放し続けてきたことについて、まずは敬意を表したい。一方で、自民党、首相官邸など全官公省庁は、わたしのような記者が質問する権利はおろか、参加することすらできない。そこで質問です。仮に、政権交代が実現したら、民主党政権は今までと同じように記者クラブを開放し続けて首相官邸に入るのか。あるいは、これまでの自民党政権のように記者クラブをクローズにしてしまうのか?」
これに対して小沢代表は、こう答えた。
「わたしは政治も行政も経済社会も、日本はもっとオープンな社会にならなくてはいけない。ディスクロージャー、横文字でを使えばそういうことですが、それが大事だと思っております。これは自民党の幹事長をしていたとき以来、どなたとでもお話をしますよということを言ってきた思いもございます。そしてまた、それ以降もとくに制限はまったくしておりません。どなたでも会見にはおいでくださいということを申し上げております。この考えは変わりません」
会見後、小沢氏のこの「答弁」を引き出した上杉氏の前には、海外メディアやフリーランスジャーナリストらが握手を求める小さな列ができたという。「ありがとう」「素晴らしい質問だった」と称賛の言葉が飛び交った。小沢氏の答弁は、それほど重要なことなのだ。
上杉氏は、鳩山氏の代表就任会見でも同様の質問をした。それに対する答えは、
「(前略)わたしが政権を取って官邸に入った場合、(質問者の)上杉さんにもオープンでございますので、どうぞお入りいただきたいと。自由に、いろいろと記者クラブ制度のなかではご批判があるかもしれませんが、これは小沢代表が残してくれた、そんな風にも思っておりまして、私としては当然、ここはどんな方にも入っていただく、公平性を掲げて行く必要がある。そのように思っています」
こんな大見得切ってるわけさ。そしてめでたく政権交代して、これでフリージャーナリストやネット系メディアも大手を振って記者会見に出席出来るかと思いきや、
方針は変わっていないと思うが、断定はできない
いつ分かるかも分からない
なんて事を言ってるわけよ。手続きとか事務的な問題で即日実現するとは誰も思っちゃいないさ。でもこの件に触れられたら具体的で前向きな回答をするもんだと思うだろ?なのにこのていたらくじゃあ「話が違う!」とブチ切れる奴が出てくるのは当たり前だろ。最近の党代表が二代続けて公言し続けてきた事だぜ?
フェチは「自分の好み」をまず追求する。「相手」を余り考えない。自己完結型。
変態は、相手との関わり合いを追及する。それがどんな繋がりであってもいい、いや、むしろ繋がりが変であるほどいい。「○○プレイ」は、ご主人様と奴隷がいて成り立つ。
---
例えば靴下。
主人公が少女の靴下をスーハースーハーしちゃうエロ漫画を描く、というのが命題だとする。編集者から「もう次の君の読みきりは靴下って事で決まったから」と断定されたとする。
---
「変態系」だと、まず困るところから始まる。
靴下?靴下で俺は変態行為が出来るのか?オナニーできるのか?いや、普通じゃ出来ない。普通だと無理だ。
なら、どうする。どこまで堕ちれば俺は靴下と性を結び付けられる?と妄想する。
まず、靴下の匂いをかいでスーハーしてる自分を思い浮かべる。何故スーハーしてるのか?好きな女の子の靴下だから、と補完する。
自分が大好きな少女。少女の靴下。でも、単に少女の靴下が手に入っただけじゃ、それでスーハーなんてしない。
じゃあその少女がフェロモン体質で、靴下からでさえもフェロモンプンプンで嗅いでるだけでイッちゃいそうになる靴下なんだ、と思う。いやいや、それだと靴下モノじゃなくフェロモン少女モノになりそう、とりあえず思いつかなかった時の保険にしよう、と思い別ルートを模索。
例えばその少女がイケイケSで、こちらがMで、命令されるとか。「靴下の匂いを嗅ぎながら私の前でオナニーしなさい」とか。ああ、俺は靴下なんかでオナニーしちゃう変態なんだ、少女に命令されてこんな卑しい事を、なんて考える。前より「靴下モノ」に近いな、これもSMメインで靴下サブだから保険にしておいて、別ルートだ。
と、様々な事を考える。
圧倒的な妄想の量、その中からやっと1つの漫画のストーリーとして使えるのを持ってくる。
これは妄想の量を自慢しているわけではない。
靴下1つで変態行為を行う事に対して、裏付けが欲しいのだと思う。そして誰かを想っていたいのだと思う。
---
「フェチ系」はそれが必要ない。
「靴下で欲情なんて当たり前じゃないか」という、悪い言葉で言えば思考停止気味な一言で片付ける。
だから妄想も底が浅いというか「少女の靴下スーハースーハー最高!」な人間がそれをただ描くだけなので、妄想がそもそも要らない。
---
どちらがいい、というものではないかも知れない。
俺自身が妄想タイプなので、自分とは違う生き物のフェチ系を排除したい、と幼稚に思ってるのかも知れない。
ただ、俺には、フェチ系の言ってる事は「底が浅い」ように感じてしまう。
そして時代が経つ毎に、変態系漫画家は減っていく。フェチ系漫画家が増えていく。ノレない話が増えていく。
時代の多様性、と考えればいいのかも知れないが、何か納得できない。
---
好みのシチュエーションやら台詞回しやらを追求し、妄想を深くしなくてもその台詞回しだけでイケちゃうというタイプをフェチタイプ。
とにかく細部まで妄想しないと気が済まない、最終的に描かないかも知れないけどその世界である事は一応全部妄想してから描く変態タイプ。
と分けられると思う。
例えば部活メンバー全員で一斉下校してた時に、とあるカップルがいきなりキスしだしたりする場面があったとしよう。
そこで一様に「えーっ!?」と全員で驚いてしまう、それがフェチ系。とにかくキスが一番名目であり、キス以外の情報は「邪魔」。みんなの前でキス、それが大事。
変態系は「えーっ!?」と驚くやつもいれば「ああ、とうとうやっちゃったか」と思うやつもいる「ああ、若いねぇ」と思う先輩もいれば「がーん」なんて片方に思いを寄せてた後輩もいる、とバリエーションを増やす。「キス」が大事なのではなく「キスが及ぼす更なるドキドキ」が大事なのだ。
---
そこまで妄想してしまうから、絵じゃ足りなくて漫画にしてしまうわけで。
逆に、フェチ系の方々はよく漫画が描けるな、と思う。たかが○○が大好き、そんなのだけで漫画描いてたら、数作描いたら行き詰まりにならないか?と心配する。
妄想を最初にしておけば、サブルートもたくさん考えてあるし、一人一人にスポットを当てればそこからまた新たなストーリーがいくらでも作成できる。変態であれば漫画を描くのに困らない(絵を描くモチベーションとかそういうので困るかも知れないが)。
---
先に書いたが、どちらが優れているというものでは無いんだろうな、と思う。
俺自身はフェチ系にはノれないし底が浅いと感じてしまう。
底が浅い、妄想が足りない作品が多く出回っている。この台詞を使いたいが為に作品全部を歪ませました、なんて公言して自慢する作家もいるぐらいだ。
まぁ、絵が良けりゃそれでいいからなぁ、漫画なんて。
オサレを目指してるわけじゃないけど、多少は見栄えのいい格好をしたい(無難という意味で)、でも、どうしても鈍くさい格好から抜け出せない、そんなあなた向けのエントリ。
とりあえず、無難なカジュアルならジーンズ1択で良い、というのが私の結論だけど、しかし、ジーンズには大きな落とし穴がある。そのお話をしよう。
「ケミジーじゃないから恥ずかしくないもん!」
などと思っているならそれは大間違いだ。いや、「ケミジー=恥ずかしい」という認識は間違ってはいない。あれは、(良くも悪くも)黄金聖闘士(ゴールドセイント)クラスが身につけるものであって、青銅聖闘士(ブロンズセイント)候補生程度でよいです、というあなたには必要のない代物だ。
しかしだ、ジーンズはケミジーになったから突然レベルが上がるというわけではない。ユーズド感が増せば増すほど、レベルは上がっていく。スレの感じ、ヘタリ具合等々ユーズド感にあわせた着こなしが必要になる。破れができた日には、さらに要求水準は上がる。というか、破れ方がアレなら何をやってもダメだし。
なんてことを自分に言い聞かせちゃいけない。そいつはユーズド感をうまく着こなしに活かせる奴の台詞だ。夏にTシャツにあわせるとかならいいんだけどね。冬にコートに合わせるときに、やっちゃったー、って人が少なくない。
「まだはけるし勿体ない…」
まだ言うか、んの野郎!「夏は暑いから、ポリス沙汰にならない範囲で服を着なくても平気だよね!パンツだけど恥ずかしくないもん!」なんて言えないだろ!
それと同じ。機能性ではなく、身だしなみの問題として考えてみよう。マミーが買ってくれた8年もののジーンズとか、それはもう諦めれ。それが無理なら「せめて無難な格好を…」なんて願望を諦めれ。そういう生き方も嫌いじゃないぞ。ユニクロだろうが、リーバイスだろうがもうダメだよそれは。年に1回、きれいなのを1本買う。それが大事。
http://anond.hatelabo.jp/20090117140437
こちらの増田さんもオススメしているけれど、そんなにお金をかけたくないというあなたなら、ユニクロのジーンズが良いかも。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/170567-65-030#colorSelect
安いときは2990円くらいで買える。シルエットもすっきりしていて悪くない。このブラックなら合わせやすいし(カラーデニムのブラックじゃなくてブラックデニムの方をオススメしたい。デニムっぽさがあった方が無難かな)、これなら年に1本はいけるよね?飲み会1回分程度だと考えれ。
で、ここからが大事。買うときはちゃんと店舗に行って、納得いくまで試着して、丈つめをしてもらうこと。できればそれと合わせる靴を履いていって、それを規準に合わせてもらうのがベター。
一回きっちりやっておくと、丈の長さを自分で測ってネットでオーダーすることもできる。楽ちんでしょ?(でも、想像していたのから1cm前後の誤差はあるだろうから長め、短めで丈つめしてもらった場合には、気をつけた方が良いかも。)
あともう1つ大事なこと。
特にユニクロのものは色落ちやスレがそれほどきれいじゃない。多分、2年が限界。だから年に1本というよりは2年はいたら捨てろってことなんだけど、年に1本捨てる、ジーンズ供養日を作るってのは、新しいジーンズを買うためでもあるのよね。ライフハック的ではあるけれど、ジーンズを捨てると言うよりは、「まだはけるし勿体ない…」という気持ちを捨てるってとこね。
多分一番いいのは、頻繁に会って、一緒に遊んでやること。
趣味が合わない、頻繁に会えないなら諦める。
説得する権利は増田にはないって事だ。
彼女は今は地元に帰ってきているので、折に触れメールで連絡したりはしてるんですが「体調が悪くて…」と会うに会えない状況です。あっちがそうな以上、こっちから手を出すこともできず、説得どころか、単に話をすることもできません。
鬱かどうかは一目じゃ分かんないけど、
鬱だろうが、鬱になりそうだろうが、一番いいのは一緒にいてあげて、
下らない話もいっぱいして、相手の話聞いてあげる事だよ。
間違っても増田から「説得」する事じゃない。
今後の身の振り方よりも、鬱こじらせる方が一時的かもしれないが、絶対辛い。
くっつきすぎない、でもけして離れない。それが大事。
自分はこれが足りなかったかなあ。
くだらない話、っていうのが全然できなくて…お笑いの話とかも全然わかりませんし。
あと、鬱っぽかったらそれこそ「ガンバレ、どうにかしろ」は禁止ね。
でも、徹底禁止してる!ってのがバレバレなのもこれまた本人に負担だから、ま、適度に。
自分も鬱だった時期があるんで「ガンバレ」とか「どうにかしろ」という言葉は絶対に使いません。その経験から、普段使うのもあまり好きじゃないですし。ただ禁止すると語彙が減ってしまうからそれもまた難しいんですよね。
鬱って、自分で考え込んで背負い込むのが一番特徴なんだから、
「鬱っぽいし、今後が心配だから説得したい!」ってのはそれこそ全く正反対の話だよ。
多分一番いいのは、頻繁に会って、一緒に遊んでやること。
趣味が合わない、頻繁に会えないなら諦める。
説得する権利は増田にはないって事だ。
鬱かどうかは一目じゃ分かんないけど、
鬱だろうが、鬱になりそうだろうが、一番いいのは一緒にいてあげて、
下らない話もいっぱいして、相手の話聞いてあげる事だよ。
間違っても増田から「説得」する事じゃない。
今後の身の振り方よりも、鬱こじらせる方が一時的かもしれないが、絶対辛い。
くっつきすぎない、でもけして離れない。それが大事。
あと、鬱っぽかったらそれこそ「ガンバレ、どうにかしろ」は禁止ね。
でも、徹底禁止してる!ってのがバレバレなのもこれまた本人に負担だから、ま、適度に。
鬱って、自分で考え込んで背負い込むのが一番特徴なんだから、
「鬱っぽいし、今後が心配だから説得したい!」ってのはそれこそ全く正反対の話だよ。
Iは布団をしき終えると、そろそろねよっかと言った。
僕ももう眠くなっていたところだし、酒もこのくらいにしておかないと、こっちまで前後不覚になってしまう。
それから二人で部屋を片付けて、簡単に顔だけ洗って、歯を磨いてから床につくことにした。
彼女はそれまでとうって変わって、あまり喋らず、黙々と仕事をこなしていた。
どのようなことを考えていたかは知らないし、そのときはそれが大事とはおもわなかった。
二人で布団の中に入ると、ほのかな暖かさがつたわってきた。もう寒い時期ではなかったが
ぽかぽかとした身体は気持ちよかった。
つい1時間前の饒舌な彼女にすこしうんざりしてきていたから、それは驚きだった。
大変だ、とIは言った。どういうこと?と聞き返すと急に家のドアが開いて誰かが部屋に入ってきた。
間違いない。妖怪あかなめだ。風呂桶ということばがもう廃れてしまった今、あかを求めてさまよいそして
私が戦い続けて12年になる本当の意味での宿敵だ。
私は風呂から飛び出すと、右のパンチと左のキックを順序良く小刻みに震えるくちびるの中から繰り出した。
その結果あいつは倒れ、そのまま逃げていった。
私は彼女を抱きしめると、これで結婚ができるといわんばかりに、抱え上げ、元の布団に戻した。
私は結婚をするためにこの部屋に来たと思った。だが、運命の終わりを決定付けたのは彼女のほうかもしれないと思った。
もう外は夕暮れだ。私はひらりとバイクに飛び乗るとその町を後にした。