友達に、「お前には自分の意志はないのか?」と言われた。
僕の意志。それは大体以下のような物だ。
前向きになりたい。
もっと前向きになりたい。
逃げたくない。
自分のために生きたい。
誰かの為じゃなく。
でも、そう書いてみても、自分が本当にそう思っている様には感じられない。
本当に大事な事は、自分を知る事ではない。
自分を知る事は不可能だから。
書く事では「本当」には近づけない。
考えるだけでは「本当」は見つからない。
何故なら「本当」もまた、虚構であるから。
虚構は世界を形作っている。全ての虚構が否定すべき物である訳では無い。
でも、虚構はどこまで行っても虚構だ。
僕にとって何が大事なのか、それが大事だ。
同語反復だけど。
それは論理では導けない。
それは殆ど信念の問題だから。
人は信念によって動く。
僕の信念は?それならわかる。
それは、こんな風にして、カッコつきの「本当」について知ったりする事。
「本当」を知っている人間になる事。
何故僕はそれを信じるのだろうか?
多分、カッコイイからだと思う。
険しい道のりだなぁ。
お前の求めるものはネットには無いよ。
>友達に、「お前には自分の意志はないのか?」と言われた。 そこは「無いよ。僕は自動的なんだ」と言い切ってみせなきゃ。 上遠野浩平っぽく。