はてなキーワード: かわいい彼とは
「いらっしゃいませ!一名様ですか?空いているお席へどうぞ!」
メニュウを選択⇒ガリバーバーグディッシュ(レギュラー)!チーズトッピング!
「えっ、そうなんですか!」
「申し訳ありません」と彼女は深々と頭を下げる。その姿がまたかわいい。
「じゃあ、ガリバーバーグディッシュを今から作っちゃダメですか?」
「本当に申し訳ありません、フェア開始前なので…」
「うーんでも僕が作れば問題ないですよね?厨房少し借りますね」
「えっ、ちょっと!そんな!」
「すみません、でもガリバーバーグディッシュがどうしても食べたくて!」
「おいおい、何してるんだ!」と中のシェフたちが驚いた顔でこちらを見る。
「ダメです!すぐに出て行ってください!」
その時、さっきのかわいい彼女が涙目で「お願いです、やめてください…」と訴えてくる。
その表情にハッと我に返った。
「ごめんなさい、僕、取り乱してました…」
店長は深いため息をついた。「わかっていただければそれでいいです。ですが、今回はお引き取り願えますか」
「本当に申し訳ありませんでした」
外に出ると、冷たい風が頬を刺す。自分の軽率な行動に自己嫌悪を感じた。
「なんてことをしてしまったんだ…」
しばらく歩いていると、後ろから足音が聞こえる。振り返ると、あの彼女が息を切らしながら走ってきた。
「はぁ、はぁ…お客様!これ、よかったら…」
「これは?」
「まかない用のハンバーグなんです。量は少ないですけど、よかったら召し上がってください」
「そんな、どうして?僕はただ迷惑をかけただけなのに…」
「お客様が本当にガリバーバーグディッシュを楽しみにしてくださっているのが伝わりました。ですから、少しでも喜んでいただければと思って」
「僕が受け取っていいんですか?」
「もちろんです。ただ、次回は無茶をなさらないでくださいね。16日には正式にご提供できますから、その時を楽しみにしていてください」
「本当にごめんなさい。僕、自分が情けないです…」
「わかっていただければ大丈夫です。それに…」
「それに?」
「えっ?」
実は、私もガリバーバーグディッシュが大好きなんです。だから、お客様の気持ちがわかる気がして…」
(か、かわいすぎる)
「次は16日に、ぜひ一緒に楽しみましょう」と彼女は微笑んだ。
そう思いながら、足取りも軽く帰路につくのであった。
じゃん、と出てるおでこはもちろんかわいいのだが、たまに髪が崩れて前髪がはらりと垂れてくる。するともっと可愛くなる。というかに似合ってる。
もっと可愛いので、ふとした隙を狙って撫でるフリをして前髪を下ろしてみるのだが、すぐに手で上げられてしまう。
「下ろさないの?」と聞くと、「邪魔だし暑い」と言われ、じゃあ仕方ないね、となる。別にヘアスプレーはしていないから撫でて崩れる分には良いらしいのだが、それで目に掛かると俺の顔が見えなくなるから嫌だ、と言われてしまうと、本音かどうかはさておきその言葉の威力に吹っ飛ばされて、よし分かったもう勝手に下ろさないし下ろしてとも言わんよ、となる。
けれどやっぱりふとした拍子に前髪が下りると、とんでもなく可愛いな、となる。
割と気分屋の彼女だから、そのうち気が変わって、ふと前髪を下ろして現れるかもしれない。そうなったらメッチャ褒める。もちろんそれまでも可愛かったが、今の髪型凄い似合ってる、みたいな感じがいいだろうか。
まあ、そうなったら今度はおでこが出てる様子が恋しくなるのかもしれないが。
常に神様を信仰する清い心を持てば、きっとあなたのことをお守りしてくれるはず。あなたが女性にモテるために実行する努力に、神様の後押しがあれば、きっとかわいい彼女を作ることができるのでしょう。
モテモテやで
デートレイプ漫画が衝撃的なのはわかるし、こういう女の子の直面する問題とかはなんとかしていかなきゃいけないってのはすごくわかるのよ
でも正直いうと、家に彼女呼んでレイプしちゃうなんて状況にどれだけの男がリアルを感じるかと言うとさ、ほとんどの男がピンとこないはずなんだよ
いや、そういう現実がないって言ってるわけじゃないんだ
実際そういうことは起きているんだろう
でも、現実の男子高校生なんて、クラスの早い3人くらい以外は彼女とかセックスとか無縁なんだよ
セックスが実在してるのか疑ったり、セックスしなくても生殖する方法はありそうだよなとか真面目に考えてるくらいなんだよね
女の子は男の何倍も価値があってモテて誘われるし、年上の男の人とも遊ぶからさ
男子高校生の何十倍もそういう機会に直面するし、それが幸せな出会いなこともあれば犯罪の被害者になることもあるのだろう
だけどさー
彼女もいない、セックスもできるビジョンが見えないのが普通の男子高校生なわけでさ
彼らにとっては、女の子にモテたくて似合わないサングラス買ったり、さりげなく気弱に優しくして誰にも気付かれなかったり、みたいなのが日常でさ
そんな子たちに、クラスの女の子は同級生にレイプされてます、なんて言っても、それどこの異世界よ?ってなるの、わかってもらえるかな?
「女の子にモテてみんなにチヤホヤされたい、かわいい彼女欲しい」程度の欲求が童貞男子で、彼らには「女の子連れ込んで無理やりしちゃおう」なんて発想はないのよね
実際のイメージで言えば、40人クラスで女の子が20人、男が20人なら、性犯罪に現実味を感じるのは女20男3というところ
俺も大人になり、彼女ができて、初めて女という生き物がどんな存在か知ったし、結婚して、家庭ができて、ようやく性犯罪の脅威を現実に自分の家庭に関わり得るものと認識できるようになった
世の中の人は、こういう漫画を男子高校生に読ませたいのだと思うけど、自分の実感としてはそこじゃない気がするんだよな
ほとんど性が無縁でピンとこない元童貞たちが、ようやく性犯罪の存在を実感できるようになった、俺のような人が読むべきなんじゃないかなと
30-40歳くらいが読むべきなのでは?
実際に性犯罪するような一部の男に、犯罪する前に読ませたい気もするけど、ああいうやつらはちょっとネジが外れてるから、漫画読ませたところでな
それなのにあれを教訓にしたがるのは、本当に性犯罪を脅威に感じている人だけなんだろうなと思う
女きょうだいもおらず、女って生き物がまるでピンときてない人間には、あんなのわかりようがないんよ、残念だけど
分かる手がかりを待ち合わせてないんよ
年頃の妹がいるお兄さんとかは若くてもピンとくるのかもね
告白どころか付き合ったことさえないのだ。このまま行動を起こさなければ生涯独身なのは間違いない。そんな四十過ぎの自分が街コンに参加したのは半ばやけくそで、五千円を捨てるつもりで行ってきた。
会場に入ると五分前だというのに席は埋まり、受付で料金を払うと席に案内される。
お見合い形式の街コンで、向かいの席には綺麗な女性が座っていた。二十代だろう。黒のドレスがとても似合っている。
それから街コンが始まり、司会が進行の流れを説明し、これから向い合わせの異性と五分間の歓談タイムを設けるという。
俺は焦った。こんな美人さんとは一切関わりのない人生を歩んできたのだ。何を話せばいいのかまったく分からない。俺の動揺に構うことなく歓談タイムは始まり、俺はまごついた。
すると彼女の方から「ご趣味は何ですか?」と聞いてきた。だが俺にはこれといった趣味がない。あるとすれば酒を飲みながら増田を眺めるぐらいなもので、無趣味といっても過言ではない。
そういった自負と自信から、俺は臆さず「増田が趣味です」そう堂々と告げた。
彼女はきょとんとしていたので、俺は増田のことを詳しく説明し、そこに入り浸っているのだと言った。これで終わりだろう。彼女も俯いてしまった。あーあ、残りの時間どうしよう?
そんなことを考えていると「ふふっ」という笑い声が聞こえ、彼女を見ると微笑むように笑っていた。
そして「実は私も、よく見ます」と言う。
えっ?と驚いていると彼女は興奮したように増田のことを語り、「初対面なのに忌憚なくこういうことを話せる人、素敵だと思います」そう言って俺のことを見つめてくる。
結局、五分間ずっと増田の話題で盛り上がり、五分が経過すると席替えタイムとなって彼女とは別れてしまった。
席替えが一周すると気になった異性の番号を記入し、提出する。もし向こうもこちらの番号を書いてくれていれば、晴れてカップル成立というわけだ。俺は駄目元で彼女の番号を書いた。そして最後のカップル発表の時間。司会は最初に数組のカップルが誕生しましたと拍手し、それから番号を読み上げていく。その内で彼女の番号が読み上げられ、男性側の番号は…なんと俺だったのだ!
夢かと思った。うそだろ…マジかと暫く放心しており、そのまま街コンが終了すると彼女が俺のもとに来て笑顔を見せた。「これから、よろしくお願いします」と笑う彼女に、思わず俺も笑った。
そうして俺には彼女ができた。もったいないくらいの美人で、かわいい彼女が。
今でも夢のようで、でも現実のことだ。
きっかけはもちろん増田で、あのとき増田の話題を出さなければこうはならなかっただろう。
だから今ははっきりと言える。
https://anond.hatelabo.jp/20230224185550
どうせ「嘘つけデブ」と言われるのが関の山だし、自分自身、今でも夢ではないかと疑ってる。
でも「俺に彼女ができた」のは紛う事なき真実である。正直この文章を書くのも既にめちゃくちゃダルい。
前回の増田を書いた時、主にブコメを中心として肥満体型に関する罵詈雑言を相当な数、投げつけられたからだ。
叱咤激励という体で人の容姿をからかって嘲り笑うような手合いに、改めて自分の時間を割いてやる義理も道理も俺にはない。
こんな増田書いてるくらいなら彼女に電話して小一時間、他愛もない冗談を言い合ってた方がよっぽどか楽しいしな。
ただ数こそ少ないながらも丁寧かつ真剣に助言をくださった方もいらっしゃったし、
自分自身が相談の場に増田を選んだ以上、結果を報告しておかねばと思い、筆を取った次第である。
といっても微々たるもので、まだBMI25にギリ届かないくらいだし、そもそも今の彼女は太ってる時代から知り合いだ。
少し痩せて格好良くなったから付き合おうとなったわけでもない。なので少し痩せた事が今回の結果に結び付いたのかは疑問。
まあ運動習慣ができて健康に一歩近づけた事、多少であれマシな見た目になった事は素直に喜ばしいことだと思う。
まあ一般論としてデブより痩せのがそらモテるだろうよ。そんなことは俺でも分かっとるわい。
ただ彼女は見た目とか気にしないよ、性格が好きだからと言ってるけどな!ブコメ連中と違って心もキレイ、天使かよ。
このまま友達がどんどん増えつづけるのかな、とも思ったが一人の人間の可処分時間や
行動範囲なんてそもそも有限なのだから、そのうちよく会うメンツも固定化された。
ちょうどこの頃、同僚がマッチングアプリ経由で結婚したという話も耳に入り、
やっぱ自分もマッチングアプリを始めるしかないのかな、と思い腰を上げようとしていた。
そんな中、よく行くイタリアンバルにかわいいバイトちゃんが入ってきた。
かわいいと感じるのは付き合ってるお前の贔屓目だろうと言われそうだがそれは違うと思うね。
都心の繁華街という治安の良くない立地上、しばしば訪れるイケイケ系の兄ちゃんや
同伴出勤の見目麗しいお水系の方々に「お姉さんアイドルやってたりしますか?」とかマジ顔でよく聞かれてたから。
それがお世辞やイジりに聞こえない感じ、ガチで。
まず前述したような目を引くかわいさ、そして年齢も一回り違う、この時点で脈があるなんて欠片も思いもしなかった。
なので普通に年の離れた兄のように接した。
俺が店に行く時間帯は少々特殊なので、他のお客さんが居ない事がままあった。
バイトちゃんが暇そうならドリンク入れてあげて、身の上話やK-POPの話を延々聞いてあげてた。
そんな日々が続くうちにやがて向こうは敬語を使わなくなり、話す時の距離感がやけに近くなり、
こちらに好意を示すような行動言動が増え、お店が終わった後も会うようになり、
貴重な休みの日にも会うようになり、最終的には表題の通り、付き合う事になった。
「付き合ってると思ってるのはお前だけだろ、この糞ストーカー豚!」
待て、そうはやまるな。そこはさすがに俺も男だ。
ちゃんと然るべきタイミングに然るべき場所(ベタだがディズニー)で意を決して告白してOKを貰っている。
今年の年末年始には関西の彼女の実家にも足を運び、彼女の両親にも挨拶を済ませている。
確実に年の差の事を言われるだろうと危惧していたが、そもそも彼女の両親が我々以上に年の差婚で
そのあたりは全く気に掛けていなかった様子。
俺的には彼女と結婚したいと思っているし、幸い向こうもそう思ってくれているようだ。
こうやって改めて時系列で書くとマジで質の悪い創作にしか見えないな。
いやでも案外、皆こんな感じで彼氏や彼女とか作ってんじゃねえの?サンプル数1だから分かんねえけどさ。
まあ、別に嘘松認定でもなんでもしてください。こっちは一足先に幸せになってますので。
わざわざ時間割いてまでこんな悲しい嘘つかんて。てかそもそも彼女できてから増田なんかほぼ開かねえしな。
さて、そろそろこの辺で筆を置くことにするか。
僕は現在無職です。ここ数ヶ月は彼女の家で引きこもっています。僕の彼女は看護士です。ナースなのです。
僕のここ数年は「就職する→やめて退職金を貰う→金が尽きるまで無職」の繰り返し、いわゆるだめ人間です。毎日は、だいたいパソコンするか音楽を聴くかの生活です。
ところで、よく友人に制服プレイをするのか聞かれますが、僕の場合、母が看護婦をしてるため、ナース姿では勃起できません。彼女は制服でしたいみたいですが、射精の瞬間に母の顔が浮かぶことほど気持悪いことはありません。
先日彼女がヤンマガを買ってくるのを忘れたため、僕が殴ったあざです。次の日の昼休みの合間に彼女が一旦帰宅してヤンマガを置いて笑顔でまた仕事に戻っていきました。
とても優しくてかわいい彼女です。
彼女の両親は気の弱い人ですが、彼女の兄が赤井ヒデカズみたいなやつで、話し合いの途中「彼女が中に出してって言ったんですよ?」と言ったら僕は突き飛ばされて馬のりでビンタされました。
きみが妊婦になったら気持が冷めると思う、と告げると彼女は子供をおろしました。
なんてタフな女なんだろうと思いました。
けれど、おろしてから一ヶ月は性行為禁止ということで僕はネットで知り合った女の子をチャットで一生懸命口説きました。けれど2回の待ち合わせには誰も来ませんでした。
帰りに風俗へ行きました。
ヘルス嬢が「私ね、のど感染しちゃってるから、口じゃなくて本番しよう」と言ってきてのどの奥を見せてきました。のどちんこの辺りに虫の卵のような白いブツブツがたくさんあってテラテラ光っていて、僕はそこで朝食べた杏仁豆腐をリバースしてしまいました。
リバースした後、本番だけはして帰ってきたことを思い出しました。
近くの自動車修理店が朝からすごい音で車を修理していて、うるさくて寝れません。
ああ、うるせークソッ
ああ、うるせークソッ
ああ、うるせークソッ
ああ、うるせークソッ
今日は休みの彼女がシャワーをあびると言ってお風呂場へ行って、気付くと2時間以上が経っています。彼女はいつも風呂は長いんです。
バスルームのドアをノックし、ドアごしに「はらへったんだけどー」と言うとジャーっというシャワーの音がしました。
一瞬いらだちましたが、たまにはキレずに優しくしようと思い、そっとドアをあけると、彼女はしんでいました。
彼女は首の静脈だか動脈だかをカミソリで一気に切ってしにました。
そんな23歳です。
次はできれば看護婦じゃない人がいいです。
好きな人はいる。「抱いてみたいな」くらいに思われたらもうこの人生上がりだと思う、実際抱かれなくてもいい。
ただ、その「抱いてみたい」に至る、相手にそう思わせられるすべを知らない。
普段の自分は、よく喋る、面白い、みたいな感じのイメージだと思う。わからんけど。
本を読むのも映画を観るのも好きだし、お笑いも好きだ。痛くない程度に日常会話にそれらから得た「おもしろエッセンス」を散りばめている。つもりだ。他者からの評価はわからない。
でもそれは、友達と、知り合いと、だから発せられるし、効果があるものだ。「好きな人に」じゃない。
これまでに二人の男と付き合い、セックスまでする関係になった。けど、何かよくわからないままに別れた。どっちも20代前半だった。
その二人と付き合ったとき、二人きりでいるとき、いやらしい雰囲気になったとき、致しているとき、自分は「何かで見た、読んだ」行動しか取ってない。
「かわいい彼女」っぽい行動は、全部小学校の頃に読んだりぼんやら姉が読んでたマーガレットやらから得た言動のコピーだった。
「致すときのセクシーな感じ」は、映画とか面白半分で見たAVで見た行動の模倣だった。
結局自分は「何かしら見たこと聞いたこと読んだことあるもの」からしか「ハマる」会話とか流れとかを学べない。そしてそれしか知らない。
二十代前半ならまだ、まだギリ許されたんだろう、だから恋人ができた。
しかし今、四半世紀以上生きた状態で繰り出す「りぼんとかマーガレットの主人公っぽいかわいい行動」は、ただの「痛い女」で、同世代とかそれ以上の人には響かない。年下にも引かれる。AVはリアルじゃない。
好きな人は10歳年上で、優しくて、おおらかな人だ。私から見たらめちゃくちゃ大人だ。そんな人にりぼんやらマーガレットに載っているガキのテクニックは通用しない。
りぼんもなかよしもちゃおも、付き合ったら終わりだった。マーガレットとか別フレとかも付き合うまでのプロセスと付き合ってからの悩みを描いて終わりだった。たまにセックスしても、そっから主人公が何か精神的に成長して終わりだった。
アラサーの、働く女が好きな人に意識してもらって、「抱きたい」に至るまでのプロセスを描く漫画なんてなかった。リサーチ不足かもしれないが。
そもそも「何かしらの媒体から得た知識」を基に恋愛してコミュニケーションして抱き合うに至るのが間違いかもしれない。
誰かの模倣ではなく、「好きな人」その人を知り、話し、聞き、探り、それでやっとその人の「好きなタイプ」になれるんだろう。
三十前後にもなって、「ありのままのわたしを愛して」なんて思わない。
こんな人間の嫌なところを抽出して人型に成形したようなクズを愛する変態なんていない。
飾らない自分を愛してなんて思わない。
化粧しなきゃ外に出られない。
けど、じゃあ誰が私を抱いてくれる。
どうやったら私はあの人に抱かれる。抱きたいと思わせられる。
空いてる席は「男性とも対等に渡り合える(マンスプレイニングに対抗できる)賢くて話が面白い人」ポジションだけだった。
けど、それじゃ私はあの人に抱かれない。あの人を抱けない。
私はあの人を抱きたい。抱かれたい。
いい女と思われたい。
また会いたいと思われたい。
せめてキスだけでもしたいと思わせたい。
あの人に求められたい。
だからオタクの敵になりたいとかそういうつもりで書いてないし、自分の問題提起が正しいかもあやふやだ。そこも含めて聞きたいと思っている。
言いたいことは題名の通りで、漫画やアニメの異常な表現は見直されるべきだと思う。
これはお気持ちの問題もあるが、実際に女性がコンプレックスを持つ原因になるのではと危惧している。
それは、アジア人ではまずいないレベルの巨眼女性が普通であるかのように表現されて、
特に若い世代が現実ではあり得ないくらいの巨眼を理想としてしまっていることだ。
少年漫画平均くらいの目の大きさならともかく、少女漫画は顔の四分の一くらいが目に支配されていることも多い。
さらには女児漫画だと顔のパーツの7割くらいが目で構成されているキャラクターが度々登場する。
で、これの何が問題なのかと言うと、現実の女性がその漫画アニメ表現に合わせようとしていることだ。
例として学生時代に彼女とプリクラを撮った際のことなのだが、出力された写真の目がデカ過ぎて宇宙人みたいになっていた。
キモいから40秒くらいの加工タイムで補正を切るコマンドをさり気なく探していたが、
そういうボタンは無かったし、彼女は「かわいい〜♥」とテンションが上がっていたので何も言わなかった。
「まぁプリクラってそういうもんか…」とスルーしたのもつかの間、俺の世代では「SNOW」という写真アプリが大流行した。
これは写真を撮る前から人顔を認識し、自動で肌補正や巨眼加工などをやってくれるアプリだ。
その結果、学内の奴等がSNSに挙げる写真は目が異様にデカく、肌も筆で塗ったみたいにボヤっとしていて、鼻の部分に猫の鼻みたいなバカなエフェクトが乗っているのがデフォルトになってしまった。
加工が一切ない写真を撮っていたのは俺だけで、共に旅行した友人は皆SNOWで撮っていた。
おかげでLINEに共有したアルバムの8割に変な鼻エフェクトが乗って宇宙人みたいな顔になっている。
時が経つにつれて最早SNOWでなくても加工撮影アプリを平然と使う世になってきた。
大学の友人は「かわいい彼女いるんだぜ」と顔が巨眼に加工された女性の写真を見せてきた。
サークルの先輩は「これが合コンのメンバーなんだが行くか?」と顔が巨眼に加工された女性の写真を見せてきた。
ルームメイトの後輩は「いやぁ〜マッチングアプリの写真に騙されましたよ〜」と顔が巨眼に加工された女性の写真を見せてきた。
百歩譲って見栄を貼りたい女性の立場を受け入れたとしても、ほぼ絵みたいになっている加工写真を男性側が受け入れて品定めするようになってきた。
完全に俺はついていけなくなり、頭がおかしくなりそうになった。
そんな折、俺は加工写真に理解を示すべく、相変わらず写真補正アプリをデフォで使ってくる彼女に対して、「これ使ってると人の顔が絵みたいになるよね〜」とアプローチをかけてみた。
すると「だよねだよね!少女漫画の主人公みたいでカワイイ〜」と返してきた
………な…なるほど〜……と思った。
確かに異様にデカい目、ツルッとした肌、点みたいにちっちゃい鼻
彼女の家には大量の少女漫画があったし、昔からプリキュアを見続けているとも言っていた。そういったモノへの憧れなのか…それとも目が小さいというコンプレックスが刺激されてしまったのか…
今や補正撮影アプリも使用したところで何か言われるような世ではすっかりなくなった。
人々がこのアプリを使う理由は必ずしも俺の彼女と同じとは限らないだろう。
しかし現日本は公共にアニメ絵が溢れ、日本人は幼い頃から目が大きなアニメキャラを自然と見てきている。
そういったモノに対して、最早意識して憧れを抱くまでもなく、大きい目が自然で理想的だという無意識が若い世代に芽生えているのではないのだろうか。
………と、ここまで書いたが
どこかしら変な所があるとは思う。
それとぶっちゃけこれを書いた主目的は学生時代に体験したSNOW大流行という恐怖体験の本質は何だったのかを知りたいだけなんで
これは自分の心境の整理のために書くものであって、誰かに読ませるためのものではないことをあらかじめ記載しておく。
男の子の遊びが好きで、運動が嫌いだから外遊びこそしなかったけれど休み時間は女子よりは男子とつるんでいた。
家族から「女の子なんだから」「いつか将来彼氏ができたとき」「その服かわいいね」と言われるたび違和感があった。
それで、「性同一性障害」と――少なくとも当時はそう教えられた――呼ばれる概念を知ったのが小学校5年生の秋頃。性同一性障害という単語を知って数日後に、突然自分がそれに当てはまることに気が付いた。
気付いたときは混乱した。今まで自分は女として分類されていたし、身体が女なんだからそれを疑いようがなかった。だから赤いランドセルを大事にしていたし、シナモロールの筆箱を黙って使っていたし、将来の夢は幼稚園の先生だった。体育の着替えも使用するトイレも、女子たちと一緒でも何も思わなかった。
今なら自分の持ち物は親が買ってきたものなんだから選択の自由なんてはなから無かったと言えるし、小学生の言う将来の夢なんて知っている職業から無理やり捻りだしているに過ぎないとわかるし、身体が女なら周囲の人間や自分自身の安全のために女子更衣室や女子トイレを利用するほかないことぐらいは当然理解できるのだが、小学生の自分は「男か、女か」という固定概念に囚われ、自分の在り方が大いに矛盾したもののように感じられた。
その日学校から自宅に帰ってきて、初めてうちの母に「俺」という一人称を使ってみたいと言った。母は怒り狂った。そんなはしたない言動をしていいわけがないだろう、痛々しい。女の子なんだから俺なんて言葉を使っちゃいけません。テンプレみたいな行動だった。
母はパソコンで「俺っていう一人称使う女イタいよね」みたいなスレのまとめまで引っ張り出してきて、「ね?みんな気持ち悪がってるからやめなさい」と言い出した。「中二病乙って感じ」「マジで気持ち悪い」「(暗黒微笑)とか使ってそう」みたいなレスならまだよかったが、中には「僕っ娘かわいい彼女にしたい」とか「ぶち犯して女であることを理解させたい」のような性的な物まで混ざっていた。多分母も頭に血が昇っていて内容まで細かく精査する余裕はなかったのだろうが、だとしても小学生に読ませる内容ではない。まして自分の性別の違和感に気づき、勇気を出して親に打ち明けた小学生に読ませる内容では絶対にない。……と今なら反論できるだろう。繰り返すようだが当時小学生である。心理的に非常にショックを受けたが、それを言語化できない。
母も修羅場だったんだろうなと思う。私が早めの中二病を発症して、このまま矯正しなければどんどん品性の無い振る舞いを覚えるようになるのではと危惧したのだろう。こちらの心理を勝手に決めつけて行動さえしなければ正しい教育方針だったんじゃないだろうか。結果的に大惨事が起きてるけど。この出来事は親への信頼を損なった思い出として大いに心に残り、このことを父親に言えたのは今年の7月に入ってからだ。
それから中学校・高校と、友人の前では男として行動し、先生や家族の前では女として行動する生活が続いた。当然友達はいなかったが、そもそも友達と一緒に遊ぶよりは一人で過ごす方が好きだったので大した問題は無かった。精々中学校で変わった奴認定されてひそひそ陰口を叩かれたぐらいだ。それなりの偏差値の高校に行けば止まった。
今通っている大学では、自分の身に降りかかるありとあらゆる出来事にある程度妥協ができるようになったつもりなので女として過ごしている。就職したら準備が整い次第すぐ母親から離れて、私生活では男として過ごすつもりだ(就職活動を女としてやってしまったので就職先ではどうなるかわからないが……)。
まあ妥協できたつもりになっているのはあくまで「つもり」でしかないので、未だに自分の性別がどちらかわからなくなるし、女として振る舞いたくなる時も稀にある。だけど基本的に私の性別は男で、身体の性別が重要になる場面以外では男として扱われたい。いちいち説明するのもめんどくさいので、身なりを変えられるようになるまでは女として過ごしているだけだ。
結局何が言いたいのかわからなくなってしまった。誰かに読ませるための文章でないことは冒頭に記述した通りだが、こんな怪文書を最後まで読んでくれた根気のある人に強いて何か伝えるとするなら、何も言わず普通に接すること以上の配慮はないということだ。個人的な意見だが、性的マイノリティに対して特別な配慮が必要なわけではないのだ。ただ、こっちがどんな一人称を使っても、どんな服を着ていても、突っ込まず昨日までと同じように普通に話してほしいだけ。内心でどう思っていようが、面と向かって馬鹿にされない限りはこちらも気にしない。「その服おかしくね?」とか「何その喋り方」なんていう問いは、自分で自分自身に向けて散々発しているのだ。今更他人に問われたくない。